JP2007161378A - エレベーターの地震管制運転システム及びエレベーターシステム - Google Patents

エレベーターの地震管制運転システム及びエレベーターシステム Download PDF

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Abstract

【課題】地震発生前に確実にエレベーターかごを停止状態にすることができ、地震動発生中の走行によって起こるかごと昇降路内機器の接触やひっかかりによる機器の破損を回避することができるエレベーターの地震管制運転システムを得る。
【解決手段】地震の震源、震源の深さ、及び発生時刻を少なくとも含む緊急地震速報に基づいて、登録されている建物の位置に応じて地震波の予想到達時刻を計算する地震情報配信装置100と、前記建物に設置され、インターネット1を通じて前記予想到達時刻を受信し、地震波が前記建物に到達するまでの時間である地震到達余裕時間を前記予想到達時刻に基づいて計算する地震情報受信装置200と、エレベーターかご600が避難階方向へ走行し、避難階へのかご呼び登録が存在し、かつ避難階停止時間が前記地震到達余裕時間より小さい場合には、前記かごの避難階への停止動作を行うエレベーター制御盤と300を設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、地震が発生した際、或る建物に設置されたエレベーター内の乗客を早期にかごから降ろすための地震管制運転のなかでも、特に地震がエレベーターに到達する前に、乗客の安全を確保し、機器の損傷を最小限に抑えるための、エレベーターの地震管制運転システムに関するものである。
従来のエレベーターの地震管制運転システムは、初期微動を検知するP波地震感知器、または主要動を検知するS波地震感知器を設置し、上記地震感知器が動作するとエレベーターを最寄階に停止させたり、S波地震感知器により震度の大きな地震を検知した場合は急停止させたりするといった管制運転を行う。
このような地震管制運転システムのなかには、地震感知器の動作情報を建物から管理拠点に転送し、管理拠点から制御指令を配信することによってエレベーターに管制運転を行わせることによって、地震感知器の数を減少する工夫や地震管制運転を確実に実行できるようなシステムも知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、地震管制運転のなかには、建物に設置された地震感知器が動作してからではなく、全国各地点に設置された地震感知器の動作をインターネット経由で配信し、地震情報を事前に取得することによって、地震波が到達する前に乗客を避難階もしくは最寄階においてかごから降ろすエレベーターの地震管制運転システムも知られている(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
特開2002−46953号公報 特開2004−284758号公報 特開2004−224469号公報
従来のエレベーターの地震管制運転システムでは、地震感知器の動作後に地震管制運転を行うため、地震動が発生し、昇降路内の機器が衝突したり、ロープが激しく震動している状態であってもエレベーターを動かさなければならず、そのため、レールや昇降路内機器の破損を引き起こす場合が多くあった。
また、地震情報のインターネット配信による地震管制運転システムにおいては、地震情報を受信した際に避難階停止可能な場合は避難階停止動作を行うため、避難階方向と逆方向に走行中の場合でも方向反転して避難階へ走行し、そのためには一旦かごを停止することが必要であり、一旦停止しているにも関わらず再度走行を始めるという問題点があった。
加えて、最寄階停止の可不可に関わらず最寄階停止を実行するため、急行ゾーンのような最寄階停止に時間を要する状況においては、地震波到達までに最寄階停止が完了しない可能性があり、地震波到達時にエレベーターが動いている状況が発生し、昇降路内の機器の破損を引き起こしてエレベーターの急停止による閉じ込めや、復旧を遅らせる原因ともなるという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、地震発生前に確実にエレベーターかごを停止状態にすることができ、地震動発生中の走行によって起こるエレベーターかごと昇降路内機器の接触やひっかかりによる機器の破損を回避することができるエレベーターの地震管制運転システムを得るものである。
この発明に係るエレベーターの地震管制運転システムは、地震の震源、震源の深さ、及び発生時刻を少なくとも含む緊急地震速報に基づいて、登録されている建物の位置に応じて地震波の予想到達時刻を計算する地震情報配信装置と、前記建物に設置され、通信網を通じて前記予想到達時刻を受信し、地震波が前記建物に到達するまでの時間である地震到達余裕時間を前記予想到達時刻に基づいて計算する地震情報受信装置と、エレベーターかごが避難階方向へ走行し、避難階へのかご呼び登録が存在し、かつ避難階停止時間が前記地震到達余裕時間より小さい場合には、前記エレベーターかごの避難階への停止動作を行うエレベーター制御盤とを設けたものである。
この発明に係るエレベーターの地震管制運転システムは、地震発生前に確実にエレベーターかごを停止状態にすることが可能であるため、地震動発生中の走行によって起こるエレベーターかごと昇降路内機器の接触やひっかかりによる機器の破損を回避することができるという効果を奏する。
また、避難階へのかご呼びが存在し、避難階方向へのエレベーターが走行している場合を避難階停止の妥当条件とし、避難階停止の可不可判定を行う動作を設けたので、乗客が避難階へ向かおうとし、且つかご方向反転のような無駄時間が発生しない場合に避難階停止を行うため、乗客の意思を反映した管制運転となり、乗客が長時間かご内に滞在する不安を軽減することができるという効果を奏する。
さらに、時間的に最寄階停止が可能かどうかを判定し、不可能な状況においては緩停止を選択する動作を設けたので、特に階高が大きく最寄階停止に時間がかかる急行ゾーンにおいては、地震が発生している間かごを走行させることを回避し、昇降路内機器の損傷を軽減することができるため、地震後には早期にエレベーターを復旧することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムについて図1から図7までを参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムの構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、緊急地震速報は、地震が発生した際に現れる初期微動を分析することで得られる、地震の震源、震源の深さ、発生時刻、規模(マグニチュード)などの情報を含む。気象庁もしくは一次配信業者からインターネット1を介して配信される緊急地震速報は、地震情報配信装置100で受信され、登録されている各建物へと配信される。この地震情報配信装置100は、メインサーバPC101とVPN(Virtual Private Network)ルータ102から構成される。メインサーバ101は、緊急地震速報をもとに、登録されている建物2の位置に応じて地震波が上記位置に到達する時刻である地震波の予想到達時刻、地震波の予想最大加速度(PMA(Predict Max Accelaration))、及び予想震度を計算により求め、VPNルータ102を介し、インターネット(通信網)1を通してVPNによって該建物ごとに配信する。
なお、『予想到達時刻』は、次のようにして求める。気象庁から配信される緊急地震速報に含まれる震源位置(緯度、経度、深さ)と、配信対象となる地点の位置(緯度、経度)を用いて震央距離(地表面距離)を算出する。そして、司・翠川氏の計算式(日本建築学会構造系論文集第523号63−70)から求められる地震波の最大速度を用いて、震源から対象地点まで地震波が到達するまでの時間を求める。さらに、緊急地震速報に含まれる地震発生時刻と、震源から対象地点まで地震波が到達するまでの求めた時間を加算することにより、配信対象地点までの予想到達時刻を求めることができる。
また、『予想最大加速度(PMA)』は、緊急地震速報に含まれる震源深さ、マグニチュードと、前述した計算により求められる震央距離から、司・翠川氏の計算式により求める。
地震情報配信装置100から配信された予想到達時刻、予想最大加速度(PMA)、予想震度などを含む緊急地震速報は、各建物に設置された地震情報受信装置200によって受信される。この地震情報受信装置200は、VPNルータ201とローカルサーバPC202から構成される。ローカルサーバ202は、地震情報配信装置100からVPNルータ201を介して受信した上記予想到達時刻に基づいて、地震波が建物2に到達するまでの時間である地震到達余裕時間(ANT(earthquake Arrival Need Time))を計算し、地震到達余裕時間(ANT)や予想最大加速度(PMA)とともに、予想到達時刻、予想最大加速度(PMA)、予想震度などを含む緊急地震速報を建物2内のエレベーター制御盤300に配信する。
なお、『地震到達余裕時間(ANT)』は、求めた予想到達時刻と、ローカルサーバ202のもつ現在時刻の差により求める。
エレベーター制御盤300は、地震情報受信装置200から受信した地震到達余裕時間(ANT)と予想最大加速度(PMA)をもとに制御信号を作成し、エレベーターかご600の動作を制御して管制運転を行う。このエレベーター制御盤300は、エレベーター制御装置400と伝送インターフェイス500から構成される。エレベーター制御装置400は、地震情報受信装置200から受信した情報をもとにエレベーターかご600を制御するための制御信号を作成し、伝送インターフェイス500を介して、エレベーターかご600へ送信する。伝送インターフェイス500は、エレベーター制御装置400とエレベーターかご600や入出力装置3の間で、データの円滑な伝送を行う。
また、エレベーターかご600内においては、かご操作盤800に設けられた呼び釦801〜806及び戸開閉釦821、822の操作を、かご呼び登録装置700により処理し、釦情報をエレベーター制御盤300に伝送する。
また、エレベーター制御盤300は、地震の初期微動または主要動を検知して信号を送信する地震感知器4からの信号を、入出力装置3を介して受信して地震感知器4による管制運転も行う。
図2は、図1に示したエレベーター制御装置の詳細な構成を示す図である。
図2において、この実施の形態1に係るエレベーターを制御する手段となるソフトウェアコードは、ROM402に格納され、また、制御を行うためのパラメータは、RAM403に格納される。エレベーター制御装置400においては、マイクロコンピュータ401において演算を行うことで制御データを生成し、伝送インターフェイス500を介してエレベーターかご600に制御信号を伝送する。
また、入力ポート404において、地震情報受信装置200から伝送された地震の予想最大加速度(PMA)及び地震到達余裕時間(ANT)を入力してRAM403に格納し、これをもとに管制運転動作を決定する。
図3は、図1に示した伝送インターフェイスの詳細な構成を示す図である。
図3において、伝送インターフェイス500は、データ伝送を制御するマイクロコンピュータ501により動作し、ROM502から通信用プログラムコードを読み出し、RAM503からパラメータ等のデータを取り出してデータ伝送処理を行う。
図1のエレベーター制御装置400から伝送される制御信号は、一旦2ポートRAM504に格納され、順に取り出される。そして、シリアルインターフェイス505によりデータの変換を行い、ドライバ507によって図1のエレベーターかご600へと送信される。また、エレベーターかご600から送信されるデータは、レシーバ508によって受信され、シリアルインターフェイス505、2ポートRAM504を介してエレベーター制御装置400へ伝送される。図1の地震感知器4からのデータは、入出力装置3を経由し、レシーバ510によって受信され、エレベーター制御装置400に伝送される。
図4は、図1に示したかご呼び登録装置の詳細な構成を示す図である。
かご呼び登録装置700は、マイクロコンピュータ701により動作して、ROM702からプログラムコードを読み出し、RAM703からパラメータ等のデータを取り出して伝送処理を行う。かご操作盤800により操作されたかご呼び登録釦の信号は、入力ポート704を介して、伝送インターフェイス500へと送信される。
図5は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムの昇降路内及び乗場の概略を側面から見た図である。
図5において、エレベーターかご600は、メインロープ5によって吊られ、巻き上げ機6の回転によって上下動する。また、カウンターウエイト7によって、エレベーターかご600とのバランスを取ることにより、巻き上げ機6の負荷を軽減している。
また、各階の乗場11〜17は、それぞれ1階から7階の乗場である。例えば、エレベーターかご600が上方向に2階を走行しているとき、エレベーターかご600の最寄停止階を4階としている。図5においては、最寄停止階(4階)の乗場14を太線で表している。また、例えば、建物2の避難階を1階としている。図5においては、避難階(1階)の乗場11を二重線で示す。
図6は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムのエレベーターかご内を示す図である。
図6において、表示器810は、エレベーターかご600の上下走行方向を示す方向灯(矢印)と、現在いる階床を表示する。例えば、図6においては、かごが2階を上方向に走行していることを示している。また、呼び釦801〜806は、エレベーターのかご内呼びをエレベーター制御装置400に登録するための釦であり、例えば1階から6階までの呼びを登録するためのものである。さらに、5階の呼び釦805が操作されていることを示すため、呼び釦805を太く表示している。また、かごの扉601は、戸開釦821を押すことによってかごが停止している状態においてのみ開き、戸閉釦822を押すことによって、かごの扉601が開いている時のみ閉まる。これらかご呼び登録釦801〜806、821、822及び表示器810はかご操作盤800に実装されている。
つぎに、この実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムの動作について図面を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムのエレベーター制御装置の管制運転選択動作を示すフローチャートである。
ステップ901〜902において、平常運転を行っているエレベーター制御装置400は、気象庁または一次配信業者から配信される緊急地震速報を地震情報配信装置100及び地震情報受信装置200を介して、エレベーター制御装置400まで受信したか常時判定し、受信しない限りは平常運転を継続する。
次に、ステップ903〜904において、エレベーター制御装置400は、緊急地震速報を受信すると、現在のエレベーターかご600の状態を検出し、かごが停止中であると判定した場合は、その階床にて戸開及びアナウンス(AAN)による発報動作を行う。この動作により、乗客を地震到達前に早急にかごから降ろし、また、かご操作盤800に実装されたスピーカ(図示せず)により音声による注意喚起を行う。なお、『かごが停止中』であるか否かは、かご600に設置されたセンサスイッチ602が、昇降路内の各階の乗場側に設置されたプレート603に機械的に接触すると、センサスイッチ602からON信号が出力され、各階の停止位置にかご600が存在していることを検知し、エレベーターの運行を管理するエレベーター制御装置400が停止状態を管理する。
次に、ステップ905において、エレベーター制御装置400によってかご600が停止中でないと判定した場合には、かご600が避難階方向へ走行中であるか否かを判定する。例えば、図5に示すように、避難階である1階に対してかご600は2階を上方向に走行しており、避難階方向とは逆方向に走っていることになる。このとき、判定はNOとなる。なお、『避難階方向へ走行中』であるか否かは、エレベーター制御装置400のRAM403に記憶されているかご600の現在位置(階床)と設定された避難階11の階床、及びエレベーター制御装置400により管理するかご600の走行方向(UP/DOWN)から導出する。
次に、ステップ906において、かご600が避難階方向へ走行中である(YES)場合には、避難階へのかご呼び登録が存在するかどうかを判定する。例えば、図6の場合は、かご呼び登録釦801〜806のうち、5階へのかご呼び登録釦805のみが登録(太線表記)されているため、避難階へのかご呼び登録はされていないことになる。このとき、判定はNOとなる。なお、エレベーター制御装置400のRAM403により、かご呼び登録釦801〜806のON/OFF信号を記録し、設定された避難階11に対応する階床のかご呼びが登録状態である場合、避難階11へのかご呼び登録が存在すると認識する。
次に、ステップ907〜908において、避難階へのかご呼びが存在する(YES)場合には、緊急地震速報に含まれる地震到達余裕時間(ANT)をもとに、避難階停止可能か否かを判定する。具体的には、避難階停止時間(SST(Safety-floor Stop Time))が地震到達余裕時間(ANT)より小さい場合は、避難階停止可能であるとしている。避難階停止が可能であると判定された場合には、ステップ908で避難階への停止動作を行う。
なお、『避難階停止時間(SST)』は、次のようにして求める。エレベーター制御装置400は、エレベーターの出発階と目的階(避難階)間距離から、図8に示すような走行時間に対するエレベーターの走行速度パターンを作成し、速度パターンから求められる出発階から目的階への到達に要する時間(td−ts)と、出発階からの走行時間(tc−ts)から目的階到達に要する時間(td−tc)(避難階停止時間(SST))を算出する。
次に、ステップ909において、ステップ905における判定がNO(避難階方向へ走行中でない)であるか、もしくはステップ906における判定がNO(避難階へのかご呼びが存在しない)であるか、もしくはステップ907における判定がNO(避難階への停止が不可能)である場合には、避難階停止を行わず、緊急地震速報に含まれる地震到達余裕時間(ANT)をもとに最寄階停止可能か否かの判定を行う。最寄階停止が可能である場合には、ステップ911で最寄階停止動作を行う。具体的には、最寄階停止時間(NST(Nearest-floor Stop Time))が地震到達余裕時間(ANT)より小さい場合には、最寄階停止可能であるとしている。
なお、『最寄階停止時間(NST)』は、避難階停止時間(SST)と同様にして求めることができ、避難階(目的階)を最寄階に置き換えて算出できる。
次に、ステップ910〜911において、最寄階停止が不可能である場合には、緊急地震速報に含まれる予想最大加速度(PMA)をもとに、地震動発生中に走行可能な大きさか否かを判定する。具体的には、予想最大加速度(PMA)が地震感知器4の低ガル相当(LGAL(Low GAL))未満である場合には、エレベーターに大きな損傷が起こらないと判定し、最寄階停止動作を行う。
なお、『低ガル相当』は、建築基準法に定められる地震感知器設定値規定と同様とする。具体的には、建物の高さに応じて設定する感知器の設定ガル値(高さ60m未満時120gal、高さ60m以上120m未満時60、80又は100gal、高さ120m以上時40、60又は80gal)と同値とする。
ステップ912において、予想最大加速度(PMA)が地震感知器4の低ガル相当(LGAL)以上である場合には、そのまま稼動すると昇降路内機器やエレベーターかご600に重大な損傷が発生する可能性があるため、階間であっても緩停止動作を行う。
このようにして、緊急地震速報を応用して、地震波が到達する前に極力、乗客をエレベーターかご600から降ろし、かご600を停止することによって昇降路内機器やかご機器、レールなどの損傷を軽減する効果が得られる。
なお、本実施の形態1では、ステップ910において、予想最大加速度(PMA)の程度によって最寄階停止動作と緩停止動作の判定を行っているが、このステップ910を削除してもよく、この場合はより機器の損傷が低減される効果がある。
また、ステップ910において、判定基準に用いている緊急地震速報に含まれる予想最大加速度(PMA)は予想震度であってもよく、上記と同様の効果がある。
また、ステップ905若しくはステップ906において、判定がNOであった場合、ステップ911の最寄階停止動作完了後、かご内に人がいないことを確認した上で、再度、地震到達余裕時間(ANT)を判定し、より機器の損傷を軽減できる位置にかごを移動させる動作を付加してもよい。
さらに、ステップ912の緩停止動作を完了し、予想最大加速度(PMA)及び地震到達余裕時間(ANT)がリセットされ、かつ地震感知器4が解除された場合、昇降路内機器の損傷を自動検知して異常を検知しなければ、低速自動運転を行って最寄階へ移動する動作に移行してもよい。
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムの構成を示す図である。 図1に示したエレベーター制御装置の詳細な構成を示す図である。 図1に示した伝送インターフェイスの詳細な構成を示す図である。 図1に示したかご呼び登録装置の詳細な構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムの昇降路内及び乗場の概略を側面から見た図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムのエレベーターかご内を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムのエレベーター制御装置の管制運転選択動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの地震管制運転システムのエレベーター制御装置の走行時間に対するエレベーターの走行速度パターンを示す図である。
符号の説明
1 インターネット、2 建物、3 入出力装置、4 地震感知器、5 メインロープ、6 巻き上げ機、7 カウンターウエイト、100 地震情報配信装置、101 メインサーバ、102 VPNルータ、200 地震情報受信装置、201 VPNルータ、202 ローカルサーバ、300 エレベーター制御盤、400 エレベーター制御装置、500 伝送インターフェイス、600 エレベーターかご、700 かご呼び登録装置、800 かご操作盤。

Claims (4)

  1. 地震の震源、震源の深さ、及び発生時刻を少なくとも含む緊急地震速報に基づいて、登録されている建物の位置に応じて地震波の予想到達時刻を計算する地震情報配信装置と、
    前記建物に設置され、通信網を通じて前記予想到達時刻を受信し、地震波が前記建物に到達するまでの時間である地震到達余裕時間を前記予想到達時刻に基づいて計算する地震情報受信装置と、
    エレベーターかごが避難階方向へ走行し、避難階へのかご呼び登録が存在し、かつ避難階停止時間が前記地震到達余裕時間より小さい場合には、前記エレベーターかごの避難階への停止動作を行うエレベーター制御盤と
    を備えたことを特徴とするエレベーターの地震管制運転システム。
  2. 前記エレベーター制御盤は、前記エレベーターかごが避難階方向へ走行せず、避難階へのかご呼び登録が存在せず、もしくは前記避難階停止時間が前記地震到達余裕時間より小さくない場合に、最寄階停止時間が前記地震到達余裕時間より小さいときには、前記エレベーターかごの最寄階への停止動作を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの地震管制運転システム。
  3. 前記地震情報配信装置は、前記緊急地震速報に基づいて地震波の予想最大加速度を計算し、
    前記エレベーター制御盤は、前記地震情報受信装置を通じて前記予想最大加速度を受信し、前記最寄階停止時間が前記地震到達余裕時間より小さくないときに、前記予想最大加速度が前記建物に設置された地震感知器の低ガル相当未満である場合には、前記エレベーターかごの最寄階への停止動作を行う
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベーターの地震管制運転システム。
  4. 前記エレベーター制御盤は、前記予想最大加速度が前記建物に設置された地震感知器の低ガル相当以上である場合には、前記エレベーターかごの緩停止動作を行う
    ことを特徴とする請求項3記載のエレベーターの地震管制運転システム。
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