JP2009254422A - テーマパークにおけるアトラクション制御システム - Google Patents

テーマパークにおけるアトラクション制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】確実に安全を確保することが可能で、設備の損傷を最大限に抑えることができるテーマパークにおけるアトラクション制御システムを提供する。
【解決手段】ゲストが車両などの乗り物に乗り込むようなライド系アトラクションでは、アトラクション制御装置110が緊急地震速報送受信機100から制御信号を受信すると、サブ制御装置200へ制御信号を送信し、サブ制御装置200が、受信した制御信号に応じてアトラクション駆動装置210を制御対象とする制御動作を選択して実行する。たとえば、地震波の予測到達時間が十分にあれば、車両を避難しやすい位置(例えば乗降場)まで走行させるか、最寄りの緊急停車ゾーンに停止させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、緊急地震速報に基づいて、設置されたアトラクションの動作を制御するテーマパークにおけるアトラクション制御システムに関する。
テーマパークには、アトラクションと呼ばれる遊戯設備が広大な敷地に分散して数多く設置されている。アトラクションは、種々の遊戯施設、娯楽施設を含み、多くの乗客や観客を収容する設備である。
地震などの自然災害や、火事などの人的災害が発生した場合、施設に収容された乗客や観客を安全に避難させることが必要である。
地震は、テーマパークの敷地全域に被害を及ぼす可能性が高く、地震発生時には、特に乗客や観客の安全を確保する必要がある。
しかしながら従来、地震が発生した場合には、テーマパークにおけるほとんどのアトラクションでは、施設内設備のオペレータおよびその他の従業員スタッフが地震の発生を認識して遊具の非常停止操作を行ったり、乗客や観客の避難誘導を行い、安全を確保している。
電気およびガスなどのインフラストラクチャに関しては、地震の発生を地震計で検出し、検出結果に応じて自動的に配線部分および配管部分おいて遮断動作を行っている。
また、パーク内での放送設備などを介して行われる音声による地震発生の報知や警報等は地震発生後に改めて行われている。
テーマパークのアトラクションが対象ではないが、特許文献1,2には、緊急地震速報を受信して、地震波の予想到達時刻を算出し、エレベータかごの停止動作を行うエレベータの制御システムが開示されている。
特開2006−143354号公報 特開2007−161378号公報
アトラクションには、ジェットコースターのように動作状態で地震の影響を受けた場合に、脱線・衝突等の人命に関わるような重大な事故が発生する可能性があるものがある。これは地震が発生してから非常停止操作をしていたのでは間に合わないこともあり、回避が困難な問題である。
この点については、気象庁から発せられる緊急地震速報により、主要動が到達するまでに数秒〜数十秒の時間が確保できる可能性があり、単なる停止操作であれば間に合う可能性が高くなっている。
しかし、地震が発生した場合の非常停止操作は人的操作が必要となる点において、操作時間が確保されたとしても不確実さも存在する。
またアトラクションには、複数種類の設備が混在しており、非常時の操作において単なる停止操作だけでは、不十分な場合もある。
たとえば、乗客が乗った車両を非常停止操作させた場合、停止位置によっては、その後の避難が非常に困難な状況になったり、稼動可能状態に復旧する為に多くの時間と手間が必要となる場合がある。
また、インフラストラクチャに関しては、地震計を使用した地震発生後の遮断動作では、調理場でのガス器具による火災、ゲストや従業員の怪我を防止する効果は低い。
本発明の目的は、確実に安全を確保することが可能で、設備の損傷を最大限に抑えることができるテーマパークにおけるアトラクション制御システムを提供することである。
本発明は、緊急地震速報に基づいて、設置されたアトラクションの動作を制御するテーマパークにおけるアトラクション制御システムであって、
緊急地震速報を受信し、受信した緊急地震速報に基づいて地震の主要動の予測到達時間と予測震度とを算出し、算出結果に基づいて各制御装置へ制御信号を送信する緊急地震速報送受信機と、
前記緊急地震速報送受信機から制御信号を受信し、受信した制御信号に応じて、アトラクションの動作を制御するアトラクション制御装置とを有することを特徴とするテーマパークにおけるアトラクション制御システムである。
また本発明は、前記緊急地震速報送受信機は、算出した予測震度および予測到達時間と、震度閾値および到達時間閾値とをそれぞれ比較し、予測震度が震度閾値以上かつ予測到達時間が到達時間閾値以上であった場合は第1制御信号を出力し、
前記アトラクション制御装置は、制御対象が、乗客の乗り込むアトラクションであり、前記第1制御信号を受信すると、乗客の避難が容易な状態にアトラクションを動作させることを特徴とする。
また本発明は、前記緊急地震速報送受信機は、算出した予測震度および予測到達時間と、震度閾値および到達時間閾値とをそれぞれ比較し、予測震度が震度閾値以上かつ予測到達時間が到達時間閾値未満であった場合は第2制御信号を出力し、
前記アトラクション制御装置は、制御対象が、乗客の乗り込むアトラクションであり、前記第2制御信号を受信すると、アトラクションを緊急停止させることを特徴とする。
また本発明は、前記緊急地震速報送受信機は、算出した予測震度および予測到達時間と、震度閾値および到達時間閾値とをそれぞれ比較し、予測震度が震度閾値以上かつ予測到達時間が到達時間閾値以上であった場合は第1制御信号を出力し、
前記アトラクション制御装置は、前記第1制御信号を受信すると、地震の揺れに対して耐性を有する状態にアトラクションを動作させることを特徴とする。
また本発明は、前記緊急地震速報送受信機から制御信号を受信し、受信した制御信号に応じて、電気およびガスの供給を制御するインフラストラクチャ制御装置をさらに含み、
前記緊急地震速報送受信機は、算出した予測震度と震度閾値とをそれぞれ比較し、予測震度が震度閾値以上であった場合は第3制御信号を出力し、
前記インフラストラクチャ制御装置は、前記第3制御信号を受信すると、少なくとも電気またはガスの供給を停止することを特徴とする。
また本発明は、前記緊急地震速報送受信機から制御信号を受信し、受信した制御信号に応じて、テーマパークの放送設備を制御する放送設備制御装置をさらに含み、
前記緊急地震速報送受信機は、算出した予測震度と震度閾値とをそれぞれ比較し、予測震度が震度閾値以上であった場合は第3制御信号を出力し、
前記放送設備制御装置は、前記第3制御信号を受信すると、一斉に地震発生に関する放送を行うことを特徴とする。
また本発明は、前記緊急地震速報送受信機から緊急地震速報を受信し、受信した緊急地震速報に基づいて地震の予測到達時間と予測震度と含む予測情報を算出し、算出結果を出力する地震データ解析装置をさらに含み、
前記地震データ解析装置は、テーマパークの従業員が利用する端末装置とデータ通信可能に構成されることを特徴とする。
また本発明は、前記地震データ解析装置とデータ通信可能に構成され、前記地震データ解析装置が算出した予測情報に基づいて動作する回転灯警報器をさらに含むことを特徴とする。
本発明によれば、緊急地震速報送受信機が、緊急地震速報を受信し、受信した緊急地震速報に基づいて地震の主要動の予測到達時間と予測震度とを算出し、算出結果に基づいて各制御装置へ制御信号を送信すると、アトラクション制御装置が、前記緊急地震速報送受信機から制御信号を受信し、受信した制御信号に応じて、アトラクションの動作を制御する。
これにより、緊急地震速報を活用し、確実に安全を確保することが可能で、設備の損傷を最大限に抑えることができる。
また本発明によれば、地震波の到達までに時間がある場合は、乗客の乗り込むアトラクションに対して、乗客の避難が容易な状態にアトラクションを動作させる。たとえば、予め設定された乗降場にまで走行させる。
停止せずに敢えて動作させることで、地震波の到達までの時間を有効に活用し、より確実に安全を確保することができる。
また本発明によれば、地震波の到達までに時間がない場合は、乗客の乗り込むアトラクションに対して、緊急停止させる。
停止状態のほうが被害が少ないので、時間がない場合は、緊急停止させることでより確実に安全を確保することができる。
また本発明によれば、地震波の到達までに時間がある場合は、地震の揺れに対して耐性を有する状態にアトラクションを動作させる。
これにより、設備の損傷を最大限に抑えることができる。
また本発明によれば、予測震度が震度閾値以上であった場合は、少なくとも電気またはガスの供給を停止する。
これにより、火事などの2次災害の発生を防止することができる。
また本発明によれば、予測震度が震度閾値以上であった場合は、一斉に地震発生に関する放送を行う。
これにより、避難誘導などが確実に行え、より確実に安全を確保することができる。
また本発明によれば、テーマパークの従業員が利用する端末装置とデータ通信可能な地震データ解析装置によって、地震の予測到達時間と予測震度と含む予測情報を出力する。
これにより、従業員に視覚的な警告を発することができる。
また本発明によれば、回転灯警報器を動作させることで、従業員に視覚的、聴覚的な警告を発することができる。
本発明は、テーマパークにおけるアトラクションを制御するシステムであり、緊急地震速報を利用して、各種アトラクションの動作を制御することを特徴としている。
本発明におけるアトラクションとは、種々の遊戯施設、娯楽施設を含み、多くの乗客や観客を収容する設備である。具体的には、人を乗せた車両が固定レール上を滑走するコースターや、スクリーンに映像を映し出し、映像の内容に連動させて観客を乗せた座席を揺動させる、いわゆるライド系のアトラクション(以下では、単に「ライド」と呼ぶ場合がある)、演劇や映画上映を劇場内で行うシアター系アトラクション(以下では単に「シアター」と呼ぶ場合がある)が含まれる。
図1は、テーマパークにおけるアトラクション制御システムの概要を示す図である。アトラクション制御システムは、緊急地震速報送受信機、各制御対象を制御するための制御装置とを含む。
緊急地震速報送受信機100は、緊急地震速報を受信し、受信した緊急地震速報に含まれる情報を解釈して地震の主要動の予測到達時間と予測震度とを算出し、その算出結果に基づいて、各制御装置へ複数種の信号を発信する。
アトラクション制御装置110は、緊急地震速報送受信機100からの緊急信号を受信し、緊急信号に含まれる情報を判断してアトラクション施設の動作を制御する。
インフラストラクチャ制御装置120は、緊急地震速報送受信機100からの緊急信号を受信し、緊急信号に含まれる情報を判断して電気およびガスなどのインフラストラクチャの動作を制御する。
パークワイド放送制御装置130は、緊急地震速報送受信機100からの緊急信号を受信し、緊急信号に含まれる情報を判断して警報の放送や、避難誘導の放送など放送内容を含めた放送設備の動作を制御する。
地震データ解析装置140は、緊急地震速報送受信機100から緊急地震速報を受信し、受信した緊急地震速報に含まれる情報を解釈して地震の主要動の予測到達時間と予測震度とを算出し、視覚・聴覚的に警告を発する。
地震データ解析装置140は、主に従業員が利用する社内LAN(Local Area Network
)に接続されており、社内LANには、回転灯警報器150、従業員用コンピュータ(PC)160などが接続されている。
緊急地震速報は気象庁の設備1から送信され、プロバイダ2を介して緊急地震速報送受信機100が受信する。緊急地震速報には、高度利用者向け緊急地震速報と一般向け緊急地震速報とがあり、より詳細な制御を行う場合には、高度利用者向け緊急地震速報を受信することが好ましい。
高度利用者向け緊急地震速報には、地震の発生時刻、地震の発生場所(震源)の推定値と、地震の規模(マグニチュード)の推定値と、推定される最大震度が震度3以下のときは、推定される揺れの大きさの最大(推定最大震度)と、推定される最大震度が震度4以上のときは、地域名に加えて震度5弱以上と推定される地域の揺れの大きさ(震度)の推定値(予測震度)およびその地域への大きな揺れ(主要動)の到達時刻の推定値(主要動到達予測時刻)と、が含まれる。
一般向け緊急地震速報には、地震の発生時刻、発生場所(震源)の推定値、地震発生場所の震央地名と、強い揺れ(震度5弱以上)が推定される地域及び震度4が推定される地域名とが含まれる。
図2は、緊急地震速報送受信機100のメインフローチャートである。ステップA1で緊急地震速報送受信機100が、高度利用者向け緊急地震速報を受信すると、ステップA2ではテーマパークの現在地に基づいて、テーマパーク、すなわちアトラクションを含む各施設に主要動が到達する予測到達時刻と予測震度と含む予測情報を算出する。
算出結果によっては、たとえば予測震度が小さく、アトラクションなどの制御対象を制御する必要がない場合があるので、ステップA3では、各制御装置において制御が必要かどうかを判断する。
制御が必要であると判断された場合は、ステップA4に進み、各制御装置に対して制御信号を送信する。必要がないと判断された場合は、そのまま処理を終了する。
ステップA3における判断処理について説明する。まず、判断処理は、一括判断であってもよく、個別判断であってもよい。一括判断は、高度利用者向け緊急地震速報に含まれる内容、および算出された予測情報に対して予め定める閾値を用いて閾値処理を行い、閾値を上回るような情報であった場合は、制御が必要であると判断して全ての制御装置に対して制御信号の送信を行う。また、閾値以下であった場合は、いずれの制御装置に対しても制御信号を送信しない。
個別判断の場合は、高度利用者向け緊急地震速報に含まれる内容、および算出された予測情報に対して、制御装置ごとに閾値を設定しておき、制御装置ごとに閾値処理を行う。閾値を上回った制御装置にのみ制御信号を送信し、閾値以下であった制御装置には制御信号を送信しない。
一括判断の場合は、閾値を全制御装置の最低レベルに合わせて設定し、最低レベルを越えれば、全ての制御装置に制御信号を送信するようにしておき、詳細な判断は、制御信号を受信した各制御装置が行う構成とすることが好ましい。一括判断の場合は、緊急地震速報送受信機100の処理が単純化され、負荷を分散することができる。
個別判断の場合は、制御が必要な制御装置を選択して制御信号を送信するので、受信した制御装置は、必ず何らかの制御を行う。個別判断の場合は、制御装置での判断が単純化されるので、各制御装置においては処理が高速化する。
なお、緊急地震速報送受信機100から各制御装置に対して、制御信号ではなく、算出した予測情報を送信し、受信した制御装置において、予測情報に基づいて制御の要否判断、および制御内容の選択を行ってもよい。この場合、送信する予測情報には、上記の高度利用者向け緊急地震速報に含まれる各種情報の一部または全部を含んでもよい。
以下では、各制御装置における制御内容について詳細に説明する。
図3は、アトラクション制御を説明するための図である。緊急地震速報送受信機100から予測情報が送信されると、アトラクション制御装置110がこれを受信する。アトラクション制御装置110は、アトラクションごとに少なくとも1つ以上含まれる。
本実施形態では、ライド系アトラクションであるアトラクションAとシアター系アトラクションであるアトラクションBの2つのアトラクションについて説明する。
アトラクションAでは、アトラクション制御装置110からさらにサブ制御装置200が設けられる。サブ制御装置200は、制御対象であるアトラクション駆動装置210ごとに設けられる。
アトラクションBでは、アトラクション制御装置110からさらに音響制御装置220、照明制御装置230、自動ドア制御装置240が設けられる。音響制御装置220は、スピーカ250を制御し、照明制御装置230は、照明器具260を制御し、自動ドア制御装置240は自動ドア270を制御する。
緊急地震速報送受信機100は、あらかじめ複数設定された震度閾値と到達時間閾値とを有している。算出した予測震度および予測到達時間と、震度閾値および到達時間閾値とをそれぞれ比較し、比較結果に応じて制御信号をアトラクション制御装置110へ送信する。例えば、予測震度が震度閾値以上かつ予測到達時間が到達時間閾値以上であった場合は第1制御信号を出力し、予測震度が震度閾値以上かつ予測到達時間が到達時間閾値未満であった場合は第2制御信号を出力する。
アトラクション制御装置110は、緊急地震速報送受信機100から受信した制御信号の種類によって異なる制御動作を行う。
図4は、アトラクションの制御処理を示すフローチャートである。ステップB1で、アトラクション制御装置110が緊急地震速報送受信機100から制御信号を受信すると、ステップB2で支配下にある各サブ制御装置200へ制御信号を送信する。
ステップB3では、サブ制御装置200が、受信した制御信号に応じてアトラクション駆動装置210を制御対象とする制御動作を選択し、ステップB4では、サブ制御装置200が、選択した制御動作を実行してアトラクション駆動装置210の動作を制御する。
アトラクションAについての具体的な制御動作を説明する。
まず、第1制御信号を受信した場合の制御動作を説明する。ゲストが車両などの乗り物に乗り込むようなライド系アトラクションでは、サブ制御装置200が、アトラクション駆動装置210の動作状態をまず取得する。動作状態としては、走行(動作中)状態と停止状態とがある。第1制御信号を受信した場合に、動作状態を判断して制御動作を選択する。たとえば、動作状態が停止状態であれば、乗り物の発車(走行)を禁止する。
これは走行状態と停止状態とを比較した場合に、停止状態の方が地震の揺れに対して強いことと乗車中のゲストが避難しやすいためである。
また、動作状態が走行状態であれば、演出動作を緊急停止するとともに避難しやすい位置(例えば乗降場)まで走行させるか、最寄りの緊急停車ゾーンに停止させる。
これらの制御動作はアトラクションのタイプ、動作内容によって異なり、アトラクション制御装置110、またはサブ制御装置に予めプログラムされている。たとえば、ゲストが乗車しない演出用の駆動装置については、地震の揺れに対して機器の損傷を予防できる状態へと自動的に移行させる。例えば重量物を駆動している油圧シリンダが伸びた状態で地震の揺れを受けた場合にはシリンダロッドの変形が懸念されるので、自動的に縮んだ状態に移行する。
次に第2制御信号を受信した場合の制御動作を説明する。この場合、第1制御信号受信時と同様に、停止状態であれば乗り物の発車を自動的に禁止するものの、走行状態の場合は、乗り物を避難しやすい位置に移動するために十分な時間の余裕がないので、自動的に非常停止を行い、乗り物や演出用の駆動装置を停止状態にし、さらに地震の揺れにより動かないように動作箇所を固定するなどして地震に備える。
アトラクションBについての具体的な制御動作を説明する。
テーマパークには前述したライド系アトラクションA以外に、演劇や映画上映等を行っているシアター系アトラクションBも存在する。このような劇場型のアトラクションBでは予測到達時間に関係なく緊急地震速報送受信機100から制御信号を受信した時点で制御動作を行う。したがって、受信した制御信号が第1制御信号であるか第2制御信号であるかにかかわらず、一定の制御動作を実行する。
緊急地震速報送受信機100から制御信号を受信すると、演劇・上映の停止、演出装置の無効化、特殊効果用の蒸気や液体窒素供給弁の緊急遮断、特殊効果用花火の無効化を主に実行する。
音響制御装置220は、スピーカ250を制御し、音楽などの出力を停止し、警報や避難誘導のための放送を出力する。照明制御装置230は、照明器具260を制御し、演出照明の消灯・非常用照明の点灯を行う。自動ドア制御装置240は、自動ドア270を制御し、観客を避難させるために自動ドアを開放する。
このように、緊急地震速報の情報に基づき、アトラクションごとに個別の制御動作を行うことで、確実に安全を確保することが可能となる。また、設備の損傷を最大限に抑えることができる。
図5は、インフラストラクチャ制御を説明するための図である。テーマパークには、レストランなどの飲食店もアトラクションとともに併設されており、主に調理、照明用に電気およびガスなどのインフラストラクチャが配設されている。
緊急地震速報送受信機100から予測情報が送信されると、インフラストラクチャ制御装置120がこれを受信する。インフラストラクチャ制御装置120は、店舗ごとに少なくとも1つ以上含まれる。
本実施形態では、ガス供給の制御について説明するが、電力供給についても制御内容はほぼ同じである。
店舗Cでは、インフラストラクチャ制御装置120が、ガス配管の電磁弁310を制御する。ガス配管は、ガス調理器具320へガスを供給するために配設され、供給元からガス調理器具320への途中に、電磁弁310が設けられ、電磁弁310の開閉により、ガス調理器具320へのガスの供給と停止を行う。
緊急地震速報送受信機100は、あらかじめ複数設定された震度閾値と到達時間閾値とを有している。算出した予測震度および予測到達時間と、震度閾値および到達時間閾値とをそれぞれ比較し、比較結果に応じて制御信号をインフラストラクチャ制御装置120へ送信する。
火事などの2次災害の危険性を考慮した場合、2次災害を防止するためには、予測到達時間にかかわらず予測震度が震度閾値以上であれば、制御信号を出力することが好ましい。
インフラストラクチャ制御装置120は、緊急地震速報送受信機100から制御信号を受信すると、予め定められる制御動作を行う。
図6は、インフラストラクチャの制御処理を示すフローチャートである。ステップC1で、インフラストラクチャ制御装置120が緊急地震速報送受信機100から制御信号を受信すると、ステップC2で支配下にある電磁弁300の開閉状態を取得する。
ステップC3では、インフラストラクチャ制御装置120が、取得した開閉状態に応じて電磁弁300の制御動作を選択し、ステップC4では、インフラストラクチャ制御装置120が、選択した制御動作を実行して電磁弁300の動作を制御する。
具体的には、電磁弁300が閉状態であればその電磁弁300についてはガス供給が遮断されているので、動作させる必要がない。電磁弁300が開状態であればその電磁弁300についてはガス供給が行われているので、電磁弁300が閉状態となるように動作させる。
これにより、電気、ガスなどの供給を遮断して火事など地震の2次災害の発生を防止することができる。
図7は、パークワイド放送設備の制御を説明するための図である。テーマパークには、広大な敷地全体に放送が行き渡るように、パーク全体に放送設備が設置されている。これらは、アトラクションごとに設けられる個別の放送設備と異なり、集中制御が可能で、同一内容の放送を同時にパーク全体に行うことができる。個別の放送設備の場合は、動作状態がばらついているために、緊急放送などをパーク全体に行うことができない場合があるので、地震発生時などには、集中制御が可能なパークワイド放送設備を制御する。なお、スピーカなどの端末での装置自体は、個別放送設備のものと兼用していてもよいが、パークワイド放送設備による一斉放送などは、必要に応じて割り込み可能に構成されている必要がある。
本実施形態では、パークワイド放送設備は、ゲスト用放送設備400と従業員用放送設備410を含む。
パークワイド放送制御装置130が、ゲスト用放送設備400と従業員用放送設備410とを制御する。
ゲスト用放送設備400と従業員用放送設備410とから出力される放送内容は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。また、開園中の時間帯は、ゲスト用放送設備400と従業員用放送設備410のいずれも放送を行うが、閉園中の時間帯は、従業員用放送設備410のみ放送を行うように構成される。
緊急地震速報送受信機100は、あらかじめ複数設定された震度閾値と到達時間閾値とを有している。算出した予測震度および予測到達時間と、震度閾値および到達時間閾値とをそれぞれ比較し、比較結果に応じて制御信号をパークワイド放送制御装置130へ送信する。
パークワイド放送制御装置130は、緊急地震速報送受信機100から制御信号を受信すると、予め定められる制御動作を行う。
図8は、パークワイド放送設備の制御処理を示すフローチャートである。ステップD1で、パークワイド放送制御装置130が緊急地震速報送受信機100から制御信号を受信すると、ステップD2で現在時刻を取得する。
ステップD3では、パークワイド放送制御装置130が、取得した現在時刻と、受信した制御信号に応じて、放送内容を選択する。ステップD4では、パークワイド放送制御装置130が、選択した内容で放送を実行する。
具体的には、現在時刻が開園中の時間帯に含まれる場合は、ゲスト用放送設備400および従業員用放送設備410を出力対象とし、制御信号に応じて警報、避難誘導など予め記憶されている複数の放送内容から選択し、ゲスト用放送設備400および従業員用放送設備410から放送を実行する。
現在時刻が閉園中の時間帯に含まれる場合は、従業員用放送設備410のみを出力対象とし、制御信号に応じて警報、避難誘導など予め記憶されている複数の放送内容から選択し、従業員用放送設備410から放送を実行する。
これにより、地震発生前にパーク全体に対して、適切な放送内容で放送を行うことができるので、確実に安全を確保することが可能となる。
図9は、社内ネットワークの制御を説明するための図である。テーマパークには、従業員の業務用にコンピュータ端末などが設置されるオフィス区域がある。この区域では、社内LANなどにより各従業員用端末はデータ通信可能に構成されている。
緊急地震速報送受信機100と接続される地震データ解析装置140は、ハブ/ルータ500に接続されて社内LAN上の従業員用端末160と接続される。さらに回転灯警報器150も接続される。
図10は、社内ネットワークの制御処理を示すフローチャートである。緊急地震速報送受信機100は、緊急地震速報を受信すると、地震データ解析装置140に緊急地震速報を転送する。
地震データ解析装置14は、ステップE1で緊急地震速報を受信し、ステップE2で受信した緊急地震速報に基づいて地震の予測到達時間と予測震度と含む予測情報を算出する。ステップE3では、算出結果をディスプレイに表示する。このとき、ネットワークに接続されている従業員用端末160の処理に対して割り込み処理を行い、強制的に予測情報を表示させてもよい。またステップE4で、ネットワークに接続されている回転灯警報器150を動作させて視覚的、聴覚的警告を発する。
テーマパークにおけるアトラクション制御システムの概要を示す図である。 緊急地震速報送受信機100のメインフローチャートである。 アトラクション制御を説明するための図である。 アトラクションの制御処理を示すフローチャートである。 インフラストラクチャ制御を説明するための図である。 インフラストラクチャの制御処理を示すフローチャートである。 パークワイド放送設備の制御を説明するための図である。 パークワイド放送設備の制御処理を示すフローチャートである。 社内ネットワークの制御を説明するための図である。 社内ネットワークの制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 緊急地震速報送受信機
110 アトラクション制御装置
120 インフラストラクチャ制御装置
130 パークワイド放送制御装置
140 地震データ解析装置

Claims (8)

  1. 緊急地震速報に基づいて、設置されたアトラクションの動作を制御するテーマパークにおけるアトラクション制御システムであって、
    緊急地震速報を受信し、受信した緊急地震速報に基づいて地震の主要動の予測到達時間と予測震度とを算出し、算出結果に基づいて各制御装置へ制御信号を送信する緊急地震速報送受信機と、
    前記緊急地震速報送受信機から制御信号を受信し、受信した制御信号に応じて、アトラクションの動作を制御するアトラクション制御装置とを有することを特徴とするテーマパークにおけるアトラクション制御システム。
  2. 前記緊急地震速報送受信機は、算出した予測震度および予測到達時間と、震度閾値および到達時間閾値とをそれぞれ比較し、予測震度が震度閾値以上かつ予測到達時間が到達時間閾値以上であった場合は第1制御信号を出力し、
    前記アトラクション制御装置は、制御対象が、乗客の乗り込むアトラクションであり、前記第1制御信号を受信すると、乗客の避難が容易な状態にアトラクションを動作させることを特徴とする請求項1記載のテーマパークにおけるアトラクション制御システム。
  3. 前記緊急地震速報送受信機は、算出した予測震度および予測到達時間と、震度閾値および到達時間閾値とをそれぞれ比較し、予測震度が震度閾値以上かつ予測到達時間が到達時間閾値未満であった場合は第2制御信号を出力し、
    前記アトラクション制御装置は、制御対象が、乗客の乗り込むアトラクションであり、前記第2制御信号を受信すると、アトラクションを緊急停止させることを特徴とする請求項1記載のテーマパークにおけるアトラクション制御システム。
  4. 前記緊急地震速報送受信機は、算出した予測震度および予測到達時間と、震度閾値および到達時間閾値とをそれぞれ比較し、予測震度が震度閾値以上かつ予測到達時間が到達時間閾値以上であった場合は第1制御信号を出力し、
    前記アトラクション制御装置は、前記第1制御信号を受信すると、地震の揺れに対して耐性を有する状態にアトラクションを動作させることを特徴とする請求項1記載のテーマパークにおけるアトラクション制御システム。
  5. 前記緊急地震速報送受信機から制御信号を受信し、受信した制御信号に応じて、電気およびガスの供給を制御するインフラストラクチャ制御装置をさらに含み、
    前記緊急地震速報送受信機は、算出した予測震度と震度閾値とをそれぞれ比較し、予測震度が震度閾値以上であった場合は第3制御信号を出力し、
    前記インフラストラクチャ制御装置は、前記第3制御信号を受信すると、少なくとも電気またはガスの供給を停止することを特徴とする請求項1記載のテーマパークにおけるアトラクション制御システム。
  6. 前記緊急地震速報送受信機から制御信号を受信し、受信した制御信号に応じて、テーマパークの放送設備を制御する放送設備制御装置をさらに含み、
    前記緊急地震速報送受信機は、算出した予測震度と震度閾値とをそれぞれ比較し、予測震度が震度閾値以上であった場合は第3制御信号を出力し、
    前記放送設備制御装置は、前記第3制御信号を受信すると、一斉に地震発生に関する放送を行うことを特徴とする請求項1記載のテーマパークにおけるアトラクション制御システム。
  7. 前記緊急地震速報送受信機から緊急地震速報を受信し、受信した緊急地震速報に基づいて地震の予測到達時間と予測震度と含む予測情報を算出し、算出結果を出力する地震データ解析装置をさらに含み、
    前記地震データ解析装置は、テーマパークの従業員が利用する端末装置とデータ通信可能に構成されることを特徴とする請求項1記載のテーマパークにおけるアトラクション制御システム。
  8. 前記地震データ解析装置とデータ通信可能に構成され、前記地震データ解析装置が算出した予測情報に基づいて動作する回転灯警報器をさらに含むことを特徴とする請求項7記載のテーマパークにおけるアトラクション制御システム。
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