JP2007148798A - 地震管理装置および地震管理方法 - Google Patents

地震管理装置および地震管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地震が発生するときに適切な措置を建物に居る者に行わせることができる地震管理装置および地震管理方法を提供する。
【解決手段】予測震度や予測時間を含む地震情報を地震検知サーバから受信すると、警報レベル判定手段17は、耐震情報管理手段16から建物の耐震に関する情報を取得し、取得した情報を用いて、選択した建物の耐震に関する度合を求め、求めた建物の耐震に関する度合と、受信した地震情報との関係から警報のレベルを判定する。警報情報通報手段18は、警報レベル判定手段17によって判定された警報のレベルに対応した情報を、建物に設けられた通信端末にネットワークインタフェース14を介して通報する。
【選択図】図2

Description

本発明は、地震が発生するときの警報を通報する地震管理装置および地震管理方法に関する。
従来、地震が発生したときの情報を利用者に提供する装置としては、地震計が地震が一定以上の強度に達したことを計測すると、映像入力端末が地震情報に関わる映像を撮影し、利用者は、直ちにその地震情報を映像で見ることができるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
近年、地震の主要動が到達する前に予測震度や予測時間をインターネット経由で音声により通知する「IT自動防災システム」の実証実験が進められている。「IT自動防災システム」は、地震の主要動が到達する前に予測震度や予測時間をインターネット経由で音声により通知するサービスを実現するためのものである。例えば、「○○地域、緊急地震予告! 震度○! あと○○秒後!」という音声で通知が行なわれる(例えば、非特許文献1参照)。
より詳細に説明すれば、IT自動防災システムは、気象庁から発信された緊急地震速報をサーバで受信し、受信したサーバは、地域毎に予測される震度や到達時間を独自に計算した上で各家庭の通信端末に配信する。
特開平07−264572号公報 "「10秒後に震度7!」揺れる前にインターネット経由で家庭に地震を予告"、[online]、[平成17年9月21日検索]、インターネット(URL:http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/01/13/6047.html)
しかしながら、上述したIT自動防災システムでは、地震の主要動が到達する前に一律に同じ予報を速報することにより、家屋に居る者が予測震度や予測時間を認識することができるだけで、家屋に居る者にとってはどのような措置を行えばよいのかを具体的に認識することができないという課題が残されている。例えば、頑強な家屋に居る者にとっては、震度がやや強い地震であっても、避難までする必要はなくガス栓を止める程度の措置で十分な場合がある。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたもので、地震が発生するときに適切な措置を建物に居る者に行わせることができる地震管理装置および地震管理方法にを提供することを目的とする。
本発明の地震管理装置は、建物の耐震に関する情報を管理する耐震情報管理手段と、地震が発生するときの地震情報に応じて前記建物の耐震に関する度合から警報のレベルを判定する警報レベル判定手段と、前記警報レベル判定手段によって判定された警報のレベルに対応した情報を前記建物に設けられた通信端末または前記建物に居る者に通報する警報情報通報手段とを備えた構成を有している。
この構成により、地震情報に応じて建物の耐震に関する度合から警報のレベルを判定し、判定された警報のレベルに対応した情報を建物に設けられた通信端末に通報するため、地震が発生するときに適切な措置を建物に居る者に行わせることができる。
また、本発明の地震管理装置は、前記建物が所定の地域内に複数存在し、前記警報レベル判定手段は、前記地震情報に応じてそれぞれの前記建物の耐震に関する度合から前記建物毎に警報のレベルを判定し、前記警報情報通報手段は、前記警報レベル判定手段によって判定された警報のレベルに対応した情報をそれぞれの前記建物に設けられた通信端末またはそれぞれの前記建物に居る者に通報する構成を有している。
この構成により、地震情報に応じてそれぞれの建物の耐震に関する度合から建物毎に警報のレベルを判定し、判定された警報のレベルに対応した情報をそれぞれの建物に設けられた通信端末毎に通報するため、地域内の建物毎に適切な措置を行わせることができる。
また、本発明の地震管理装置は、前記警報のレベルに対応した情報には、前記建物に居る者に注意を促す注意情報または前記建物に居る者に避難を促す避難情報が含まれている構成を有している。
この構成により、警報のレベルに対応した情報には、注意情報または避難情報が含まれているため、注意情報である場合には、建物に居る者が避難までする必要がなく、避難情報である場合には、建物に居る者を避難させることができる。
また、本発明の地震管理装置は、地震が発生するときの地震情報が、前記地震のP波を検知した場合の地震情報である構成を有している。
この構成により、地震のP波を検知した場合の地震情報を受けた者が、ガスを止めたりブレーカを落としたりして、前もって対策を施しておくことが可能であり、被害の最小化や迅速な避難等が期待できる。
本発明の地震管理方法は、建物の耐震に関する情報を管理する地震管理装置が、地震が発生するときの地震情報に応じて前記建物の耐震に関する度合から警報のレベルを判定する警報レベル判定ステップと、前記地震管理装置が、前記警報レベル判定ステップで判定された警報のレベルに対応した情報を前記建物に設けられた通信端末または前記建物に居る者に通報する警報情報通報ステップとを備えている。
この方法により、地震情報に応じて建物の耐震に関する度合から警報のレベルを判定し、判定された警報のレベルに対応した情報を建物に設けられた通信端末に通知するため、地震が発生するときに適切な措置を建物に居る者に行わせることができる。
また、本発明の地震管理方法において、前記建物が所定の地域内に複数存在し、前記警報レベル判定ステップで、前記地震情報に応じてそれぞれの前記建物の耐震に関する度合から前記建物毎に警報のレベルを判定し、前記警報情報通報ステップで、前記警報レベル判定手段によって判定された警報のレベルに対応した情報をそれぞれの前記建物に設けられた通信端末またはそれぞれの前記建物に居る者に通報する。
この方法により、地震情報に応じてそれぞれの建物の耐震に関する度合から建物毎に警報のレベルを判定し、判定された警報のレベルに対応した情報をそれぞれの建物に設けられた通信端末毎に通報するため、地域内の建物毎に適切な措置を行わせることができる。
また、本発明の地震管理方法において、前記警報のレベルに対応した情報には、前記建物に居る者に注意を促す注意情報または前記建物に居る者に避難を促す避難情報が含まれている。
この方法により、警報のレベルに対応した情報には、注意情報または避難情報が含まれているため、注意情報である場合には、建物に居る者が避難までする必要がなく、避難情報である場合には、建物に居る者を避難させることができる。
また、本発明の地震管理装置において、地震が発生するときの地震情報が、前記地震のP波を検知した場合の地震情報である。
この方法により、地震のP波を検知した場合の地震情報を受けた者が、ガスを止めたりブレーカを落としたりして、前もって対策を施しておくことが可能であり、被害の最小化や迅速な避難等が期待できる。
以上のように本発明は、地震が発生するときに適切な措置を建物に居る者に行わせることができる地震管理装置および地震管理方法を提供するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明の実施の形態に係る自動防災システムのシステム構成図を図1に示す。図1に示した自動防災システムは、建物に設けられた通信端末20、地震に関わる振動を検知したときに予測震度や予測時間などを算出する地震検知サーバ30、および予測震度や予測時間を含む地震情報に基づいて警報を通信端末20に通報する地震管理サーバ10を備えて構成されている。ここでは、本発明の地震管理装置の一例を地震検知サーバ30として説明する。
地震検知サーバ30は、図1には1つのみ図示されているが、東海地区、東北地区などそれぞれの予め決められた地区に設けられている。
地震管理サーバ10は、地震検知サーバ30とネットワークを介して接続され、また、通信端末20とネットワークを介して接続されており、図1に示しているように、各地域毎に地震管理サーバ10a、bとして設けられている。
なお、地震管理サーバ10aは、地域aを管轄しており、地震管理サーバ10bは、地域bを管轄している。また、図1に示したように、地域aには、建物Aや建物Nなどがあり、地域bには、建物Xなどがある。
以下、本発明の実施の形態に係る自動防災システムの動作について説明する。
まず、地震検知サーバ30は、地震に関わる振動を検知して地震の主要動が到達する前に予測震度や予測時間を含む地震情報を地震管理サーバ10aおよび地震管理サーバ10bに通報する。
なお、地震が発生すると、まず、軽い揺れのP波が発生し、P波に遅れて主要動S波の振動が起きるため、地震検知サーバ30は、例えば、P波が発生した時点の地震情報を地震管理サーバ10に通報することで、地震管理サーバ10を介してこの通報を受けた者が、ガスを止めたりブレーカを落としたりして、前もって対策を施しておくことが可能であり、被害の最小化や迅速な避難等が期待できる。
次に、地震管理サーバ10aおよび地震管理サーバ10bは、地震検知サーバ30から通報される地震情報を受信したとき、受信した地震情報に応じてそれぞれの各建物の耐震に関する度合から建物毎に警報のレベルを判定し、判定された警報のレベルに対応した情報をそれぞれの建物に設けられた通信端末20毎に通報する。
例えば、地震管理サーバ10aは、地震情報を受信したとき、受信した地震情報に応じて建物Aから建物Nまでの耐震に関する度合から建物毎に警報のレベルとなる注意または避難かを判定する。ここで地震管理サーバ10aは、例えば、建物Aに対応する警報のレベルが「注意」であれば建物Aに居る者に注意を促す注意情報を通信端末20Aに通報し、建物Nに対応する警報のレベルが「避難」であれば建物Nに居る者に避難を促す避難情報を通信端末20Nに通報する。
なお、通信端末20は、地震管理サーバ10から通報を受けたとき、注意情報や避難情報を音声や警告音、また画面の表示などで建物に居る者に知らせる。また、注意情報や避難情報には、予測震度、予測時間、震源地、震源地の震度、および震源地での建物の損壊状況などの地震情報が含まれるようにしてもよい。
ここで、本発明の実施の形態に係る地震管理サーバの装置構成図を図2に示す。
地震管理サーバ10は、例えば、プログラムを実行するCPU等からなる制御部11、ROMやRAM等からなるメモリ12、ハードディスク13、ネットワークを介して情報を送受信するネットワークインタフェース14、キーボードやマウス等からなる入力部15によって構成される。
また、図2に示した耐震情報管理手段16、警報レベル判定手段17、および警報情報通報手段18は、例えば、プログラムのモジュールであり、制御部11によって実行される。
耐震情報管理手段16は、各地域にある建物の耐震に関する情報を管理するようになっている。例えば、建物の耐震に関する情報は、入力部15またはネットワークインタフェース14を介して入力され、耐震情報管理手段16は、建物の耐震に関する情報をハードディスク13などに記憶して管理する。
ここで、建物の耐震に関する情報の一例を図3に示す。
図3(A)に示した建物の耐震に関する情報は、各地域にある建物と、この建物の耐震震度との対応関係を表す情報であり、例えば建物Aは、震度6までの地震に耐えることが可能であることを表している。図3(A)に示した耐震震度は、例えば、定期的に建築士等に測定を依頼して決められるものである。
また、図3(B)に示した建物の耐震に関する情報は、各地域にある建物と、この建物の材質、耐震構造有無、建築年、施工した建設会社、施工した工務店の規模、施工した工務店が過去に建設した建物において過去の地震での建物の損壊程度、工法、および坪単価などによって構成される建物自体の耐震性との対応関係を表す情報である。例えば、図3(B)によれば建物Nは、建物の材質が木造で、耐震構造は無く、1990年に建築されていることなどが表されている。
さらに、図3(B)に示した建物の耐震に関する情報は、図示しているように建物自体の耐震性に加えて、その建物が存在する土地や地震に対するその土壌の強さなどの土地の脆弱性と各地域にある建物との対応関係をもつようにしてもよい。
警報レベル判定手段17は、地震が発生するときの地震情報に応じて、建物の耐震に関する度合から警報のレベルを判定し、警報情報通報手段18は、警報レベル判定手段17によって判定された警報のレベルに対応した情報を、建物に設けられた通信端末20にネットワークインタフェース14を介して通報するようになっている。
例えば、建物の耐震に関する度合は、図3(A)に示した情報を用いれば、耐震震度であり、図3(B)に示した情報を用いれば、建物自体の耐震性やその土地の脆弱性などから導き出される耐震震度である。なお、警報のレベルには、上述したように「注意」や「避難」等がある。また、「注意」や「避難」の2つの段階に限定されず、警報のレベルには、それ以上の段階が設けられるようにしてもよい。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る地震管理サーバの動作の一例について、図面を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る地震管理サーバの動作および地震管理方法を示すフローチャートである。
まず、地震管理サーバ10は、予測震度や予測時間を含む地震情報を地震検知サーバ30から受信した場合(S1)、警報レベル判定手段17は、地域にある建物のうち未だ選択していない建物を1つを選択する(S2)。
次に、警報レベル判定手段17は、耐震情報管理手段16から図3に示した建物の耐震に関する情報を取得し、取得した情報を用いて、選択した建物の耐震に関する度合を求め、求めた建物の耐震に関する度合と、受信した地震情報との関係から警報のレベルを判定する(S3)。
例えば、選択した建物が建物Aであり、震度5を表す予測震度が地震情報に含まれている場合、警報レベル判定手段17は、図3(A)に示した建物の耐震に関する情報から、建物Aが震度6までの地震に耐えることが可能であることが判るため、警報のレベルを「注意」として判定する。また、選択した建物が建物Nであり、震度5を表す予測震度が地震情報に含まれている場合、警報レベル判定手段17は、図3(A)に示した建物の耐震に関する情報から、建物Nが震度4までの地震に耐えるしかできないことが判るため、警報のレベルを「避難」として判定する。
次に、警報情報通報手段18は、警報レベル判定手段17によって判定された警報のレベルに対応した情報を、選択した建物に設けられた通信端末20にネットワークインタフェース14を介して通報する(S4)。
例えば、選択した建物が建物Aであり、建物Aの警報のレベルが「注意」であった場合、警報情報通報手段18は、建物Aに居る者に注意を促す注意情報を通信端末20Aに通報する。また、選択した建物が建物Nであり、建物Nの警報のレベルが「避難」であった場合、警報情報通報手段18は、建物Nに居る者に避難を促す避難情報を通信端末20Nに通報する。
通信端末20に警報情報を通報した後、地域にある建物を全て選択している場合、動作が終了し、地域にある建物を全て選択していない場合、動作がステップS2へ進む。
以上説明したように本発明の実施の形態に係る地震管理サーバおよび地震管理方法は、地震情報に応じて建物の耐震に関する度合から警報のレベルを判定し、判定された警報のレベルに対応した情報を建物に設けられた通信端末20に通報するため、適切な措置を建物に居る者に行わせることができる。
例えば、警報のレベルに対応した情報が注意情報である場合には、建物に居る者が避難までする必要がなく、警報のレベルに対応した情報が避難情報である場合には、建物に居る者を避難させることができるため、本発明の実施の形態に係る地震管理サーバおよび地震管理方法は、地震発生時に適切な措置を建物に居る者に行わせることができる。
以下に、本発明の実施の形態の他の態様として実施例1について説明する。
上述した地震管理サーバ10の機能である耐震情報管理手段16、警報レベル判定手段17、および警報情報通報手段18を、図5に示すように各建物内にあるホームサーバ40に実装させて、ホームサーバ40を本発明の地震管理装置として機能させるようにしてもよい。
実施例1の場合、各ホームサーバ40に実装された耐震情報管理手段16は、ホームサーバ40が設けられている建物自身の耐震に関する状態だけを管理することになり、他の建物の耐震に関する情報については管理する必要は無い。
また、本発明の実施の形態の他の態様として実施例2について以下に説明する。
上述した地震管理サーバ10の機能である耐震情報管理手段16、警報レベル判定手段17、および警報情報通報手段18を、図6に示すように、各建物内にある通信端末50に実装させて、通信端末50を本発明の地震管理装置として機能させるようにしてもよい。
実施例2の場合でも、各通信端末50に実装された耐震情報管理手段16は、通信端末50が設けられている建物自身の耐震に関する情報だけを管理することになり、他の建物の耐震に関する情報については管理する必要は無い。なお、各通信端末50に実装された警報情報通報手段18は、警報レベル判定手段17によって判定された警報のレベルに対応した情報を建物に居る者にスピーカを介して音声や警告音などで通報し、または画面の表示などで通報する。
さらに、本発明の実施の形態の他の態様として実施例3について以下に説明する。
図7は、家屋あるいはビルなどの建物に通信端末62に、地震検知サーバ30の機能を有する地震センサ61が取り付けられていることを示している。
図7(A)に示すように、地震センサ61が地震を検知したとき、上述したホームサーバ40は、通信端末62から送信された地震情報を受信して、警報のレベルに対応した情報を建物に設けられた通信端末20に通報する。図7(B)では、地震センサ61が地震を検知したとき、上述した通信端末50は、通信端末62から送信された地震情報を受信して、警報のレベルに対応した情報を建物に居る者に通報する。
本発明の実施の形態に係る自動防災システムのシステム構成図である。 本発明の実施の形態に係る地震管理サーバの装置構成図である。 建物の耐震に関する情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る地震管理サーバの動作および地震管理方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の実施例1に係る自動防災システムのシステム構成図である。 本発明の実施の形態の実施例2に係る自動防災システムのシステム構成図である。 本発明の実施の形態の実施例3に係る自動防災システムのシステム構成図である。
符号の説明
10 地震管理サーバ
11 制御部
12 メモリ
13 ハードディスク
14 ネットワークインタフェース
15 入力部
16 耐震情報管理手段
17 警報レベル判定手段
18 警報情報通報手段
20、50、62 通報端末
30 地震検知サーバ
40 ホームサーバ
61 地震センサ

Claims (8)

  1. 建物の耐震に関する情報を管理する耐震情報管理手段と、
    地震が発生するときの地震情報に応じて前記建物の耐震に関する度合から警報のレベルを判定する警報レベル判定手段と、
    前記警報レベル判定手段によって判定された警報のレベルに対応した情報を前記建物に設けられた通信端末または前記建物に居る者に通報する警報情報通報手段と
    を備えたことを特徴とする地震管理装置。
  2. 前記建物が所定の地域内に複数存在し、
    前記警報レベル判定手段は、前記地震情報に応じてそれぞれの前記建物の耐震に関する度合から前記建物毎に警報のレベルを判定し、
    前記警報情報通報手段は、前記警報レベル判定手段によって判定された警報のレベルに対応した情報をそれぞれの前記建物に設けられた通信端末またはそれぞれの前記建物に居る者に通報することを特徴とする請求項1に記載の地震管理装置。
  3. 前記警報のレベルに対応した情報には、前記建物に居る者に注意を促す注意情報または前記建物に居る者に避難を促す避難情報が含まれていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の地震管理装置。
  4. 前記地震が発生するときの地震情報は、前記地震のP波を検知した場合の地震情報であることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の地震管理装置。
  5. 建物の耐震に関する情報を管理する地震管理装置が、地震が発生するときの地震情報に応じて前記建物の耐震に関する度合から警報のレベルを判定する警報レベル判定ステップと、
    前記地震管理装置が、前記警報レベル判定ステップで判定された警報のレベルに対応した情報を前記建物に設けられた通信端末または前記建物に居る者に通報する警報情報通報ステップとを備えたことを特徴とする地震管理方法。
  6. 前記建物が所定の地域内に複数存在し、
    前記警報レベル判定ステップで、前記地震情報に応じてそれぞれの前記建物の耐震に関する度合から前記建物毎に警報のレベルを判定し、
    前記警報情報通報ステップで、前記警報レベル判定手段によって判定された警報のレベルに対応した情報をそれぞれの前記建物に設けられた通信端末またはそれぞれの前記建物に居る者に通報することを特徴とする請求項5に記載の地震管理方法。
  7. 前記警報のレベルに対応した情報には、前記建物に居る者に注意を促す注意情報または前記建物に居る者に避難を促す避難情報が含まれていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の地震管理方法。
  8. 前記地震が発生するときの地震情報は、前記地震のP波を検知した場合の地震情報であることを特徴とする請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の地震管理方法。

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