JPH03177276A - エレベータの群管理制御装置 - Google Patents
エレベータの群管理制御装置Info
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- JPH03177276A JPH03177276A JP1316438A JP31643889A JPH03177276A JP H03177276 A JPH03177276 A JP H03177276A JP 1316438 A JP1316438 A JP 1316438A JP 31643889 A JP31643889 A JP 31643889A JP H03177276 A JPH03177276 A JP H03177276A
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Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、複数のエレベータを複数の乗場呼びに割当
てるエレベータの群管理制御において、分散待機を動作
する際、各号機の配置状態に対応して、あらかじめ設定
されているゾーンごとにサービス状態を算出して分散待
機ゾーンの優先順位を決定し、優先度の高いゾーンに分
散待機させることにより、全体のサービス低下を防止す
ることを可能としたエレベータの群管理制御装置に関す
るものである。
てるエレベータの群管理制御において、分散待機を動作
する際、各号機の配置状態に対応して、あらかじめ設定
されているゾーンごとにサービス状態を算出して分散待
機ゾーンの優先順位を決定し、優先度の高いゾーンに分
散待機させることにより、全体のサービス低下を防止す
ることを可能としたエレベータの群管理制御装置に関す
るものである。
(従来の技術)
近年、複数台のエレベータを並設した場合に、エレベー
タの運転効率向上及びエレベータ利用者へのサービス向
上を図るために、各階床の乗場呼びに対して応答するエ
レベータをマイクロコンピュータなどの小型コンピュー
タを用いて合理的且つすみやかに割当てるようにするこ
とが行なわれている。すなわち、乗馬呼びが発生すると
、その乗場呼びに対してサービスにする最適なエレベー
タを選択して割当てるとともに、他のエレベータはその
乗場呼びに応答させないようにしている。
タの運転効率向上及びエレベータ利用者へのサービス向
上を図るために、各階床の乗場呼びに対して応答するエ
レベータをマイクロコンピュータなどの小型コンピュー
タを用いて合理的且つすみやかに割当てるようにするこ
とが行なわれている。すなわち、乗馬呼びが発生すると
、その乗場呼びに対してサービスにする最適なエレベー
タを選択して割当てるとともに、他のエレベータはその
乗場呼びに応答させないようにしている。
このような方式の群管理制御において、最近は、学習機
能を有したものが現われ、リアルタイムで各乗場呼びに
応答した場合のかご呼び登録データの測定、乗降荷重デ
ータの測定など学習データによる階間交通量の把握や各
乗場での平均到着間隔時間の把握などが行なわれるよう
になっている。
能を有したものが現われ、リアルタイムで各乗場呼びに
応答した場合のかご呼び登録データの測定、乗降荷重デ
ータの測定など学習データによる階間交通量の把握や各
乗場での平均到着間隔時間の把握などが行なわれるよう
になっている。
そして、前記測定データをもとに各時間帯ごとに測定デ
ータを処理して、各ビル固有の需要を把握し、乗場呼び
発生時の最適号機の決定、出動時、昼食時、退勤時の等
の時間帯の設定、閑散時の分散待機ゾーンの設定、省エ
ネルギのための休止台数の設定等の群管理制御に直接的
に応用している。
ータを処理して、各ビル固有の需要を把握し、乗場呼び
発生時の最適号機の決定、出動時、昼食時、退勤時の等
の時間帯の設定、閑散時の分散待機ゾーンの設定、省エ
ネルギのための休止台数の設定等の群管理制御に直接的
に応用している。
このような状況において、群管理制御による割合で号機
の決定はホール呼びに対して行なうようにしているため
、エレベータの需要や状態によってはいずれの階からの
乗場呼びもなく、またかご呼びもないフリー状態の号機
が発生することがあり、そのような場合にはフリー状態
の号機に対してあらかじめ定めたゾーンに移行させて待
機させる分散待機を行なうようにしている。つまり、第
8図に示したようにA、B、C号機はいずれもかご呼び
ゃ割当てにより各ゾーンに停止予定があり、D号機はフ
リー状態になっているような場合、このD号機に対して
分散待機指令を出すのであるが、この出力の際、あらか
じめ学習機能によりあるいは固定の優先順序により決定
されているゾーン、すなわち第1ゾーンのD−の位置に
D号機を待機させることになる。
の決定はホール呼びに対して行なうようにしているため
、エレベータの需要や状態によってはいずれの階からの
乗場呼びもなく、またかご呼びもないフリー状態の号機
が発生することがあり、そのような場合にはフリー状態
の号機に対してあらかじめ定めたゾーンに移行させて待
機させる分散待機を行なうようにしている。つまり、第
8図に示したようにA、B、C号機はいずれもかご呼び
ゃ割当てにより各ゾーンに停止予定があり、D号機はフ
リー状態になっているような場合、このD号機に対して
分散待機指令を出すのであるが、この出力の際、あらか
じめ学習機能によりあるいは固定の優先順序により決定
されているゾーン、すなわち第1ゾーンのD−の位置に
D号機を待機させることになる。
この分散待機ゾーンの優先度は従来、一定時間の需要を
基にした学習により決定したり、固定の優先順序として
あらかじめ設定したりしているため、前記の状態のよう
に各号機の配置状態によってはサービス水準が高くてさ
らに1台のエレベータを配車する必要の少ない第1ゾー
ンに待機指令を出すことになり、サービス効率が悪くな
る問題点があった。
基にした学習により決定したり、固定の優先順序として
あらかじめ設定したりしているため、前記の状態のよう
に各号機の配置状態によってはサービス水準が高くてさ
らに1台のエレベータを配車する必要の少ない第1ゾー
ンに待機指令を出すことになり、サービス効率が悪くな
る問題点があった。
特に、フリー状態の号機が1〜2台程度の時に効率低下
となるケースが多くなってしまい、このようなケースで
サービス水準の低いゾーンにホール呼びが発生すると、
全体としては需要が少ないにもかかわらず長待ちが生じ
る問題点があった。
となるケースが多くなってしまい、このようなケースで
サービス水準の低いゾーンにホール呼びが発生すると、
全体としては需要が少ないにもかかわらず長待ちが生じ
る問題点があった。
(発明が解決しようとする課題)
このように従来のエレベータの群管理制御装置において
は、発生した乗場呼びに対して各エレベータの現在の状
況から最も早くその乗場にサービスできるエレベータを
所定の評価演算により求め、そのエレベータを最適号機
として当該発生乗場呼びに割当て、またある需要状態に
おいてはフリー状態になる号機が生じるが、その場合に
は、あらかじめ学習により定められた分散待機優先ゾー
ンや固定の優先順位のゾーンに分散待機指令を出力して
分散待機させるのであるが、分散待機の時に全号機の需
要状態によってはサービスがある特定のゾーンに集中す
るケースが生じることがあり、他のゾーンに対するサー
ビスが低下する問題点があった。
は、発生した乗場呼びに対して各エレベータの現在の状
況から最も早くその乗場にサービスできるエレベータを
所定の評価演算により求め、そのエレベータを最適号機
として当該発生乗場呼びに割当て、またある需要状態に
おいてはフリー状態になる号機が生じるが、その場合に
は、あらかじめ学習により定められた分散待機優先ゾー
ンや固定の優先順位のゾーンに分散待機指令を出力して
分散待機させるのであるが、分散待機の時に全号機の需
要状態によってはサービスがある特定のゾーンに集中す
るケースが生じることがあり、他のゾーンに対するサー
ビスが低下する問題点があった。
この発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、固定の優先順序や学習機能により分散待機時の待
機ゾーンを決める方式に変えて、フリー状態の号機が発
生した時の各号機の配置状態に応じて各ゾーン別にサー
ビス状態を算出し、分散待機優先ゾーンを決める方式と
することにより、サービス低下を防止するようにしたエ
レベータの群管理制御装置を提供することを目的とする
。
ので、固定の優先順序や学習機能により分散待機時の待
機ゾーンを決める方式に変えて、フリー状態の号機が発
生した時の各号機の配置状態に応じて各ゾーン別にサー
ビス状態を算出し、分散待機優先ゾーンを決める方式と
することにより、サービス低下を防止するようにしたエ
レベータの群管理制御装置を提供することを目的とする
。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は第1図に示すように、複数の階床に対して複
数のエレベータを就役させ、発生した乗場呼びに対して
所定の評価計算により最適エレベータを選択して割当て
て応答させるエレベータの群管理制御装置において、各
号機A、B、C。
数のエレベータを就役させ、発生した乗場呼びに対して
所定の評価計算により最適エレベータを選択して割当て
て応答させるエレベータの群管理制御装置において、各
号機A、B、C。
・9.のシステム状態を監視する監視手段101と、フ
リー号機の存在と、その時の各ゾーンごとのサービス水
準を検知するサービス水準検知手段102と、サービス
水準の低いゾーンを優先にして分散待機の指令を出力す
る分散待機指令手段103とを備えたものである。
リー号機の存在と、その時の各ゾーンごとのサービス水
準を検知するサービス水準検知手段102と、サービス
水準の低いゾーンを優先にして分散待機の指令を出力す
る分散待機指令手段103とを備えたものである。
(作用)
この発明のエレベータの群管理制御装置では、監視手段
101が乗場呼びの割当て以降の各号機A、B、C,・
・・のシステム状態を監視する。
101が乗場呼びの割当て以降の各号機A、B、C,・
・・のシステム状態を監視する。
そして、フリー状態の号機が発生した場合には、サービ
ス水準検知手段102があらかじめ設定されているゾー
ンごとにサービス水準を算出し、分散待機指令手段10
3がこのサービス水準検知手段102の算出した各ゾー
ンごとのサービス水準値からサービス水準の悪いゾーン
を見出だしてきて分散待機優先ゾーンと決定し、フリー
状態の号機をそのゾーンに分散待機させ、サービス水準
の低いゾーンでの乗場呼びの発生に対してすみやかに応
答できるようにする。
ス水準検知手段102があらかじめ設定されているゾー
ンごとにサービス水準を算出し、分散待機指令手段10
3がこのサービス水準検知手段102の算出した各ゾー
ンごとのサービス水準値からサービス水準の悪いゾーン
を見出だしてきて分散待機優先ゾーンと決定し、フリー
状態の号機をそのゾーンに分散待機させ、サービス水準
の低いゾーンでの乗場呼びの発生に対してすみやかに応
答できるようにする。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。
第2図はこの発明の焦れの群管理制御装置の構成を示す
ブロック図である。この第2図において、1は群管理制
御部であり、この群管理制御部1は各単体エレベータの
運行制御を司る単体制御部2−1.〜2−Nと第1の伝
送制御部である高速伝送路6を介して接続されている。
ブロック図である。この第2図において、1は群管理制
御部であり、この群管理制御部1は各単体エレベータの
運行制御を司る単体制御部2−1.〜2−Nと第1の伝
送制御部である高速伝送路6を介して接続されている。
この群管理制御部1と単体制御部2−1.〜2−Nは、
単数あるいは1数のマイクロコンピュータなどの小型計
算機により構成されており、ソフトウェアの管理下に動
作している。
単数あるいは1数のマイクロコンピュータなどの小型計
算機により構成されており、ソフトウェアの管理下に動
作している。
3は各階に設けられた乗場呼び登録押し釦であり、4は
乗場呼び信号の入出力を行なう乗場呼び入出力制御部で
ある。
乗場呼び信号の入出力を行なう乗場呼び入出力制御部で
ある。
群管理制御部1、単体制御部2−1.〜2−Nおよび各
乗場呼び入出力制御部4は第2の伝送制御手段である低
速伝送路7を介して接続されている。
乗場呼び入出力制御部4は第2の伝送制御手段である低
速伝送路7を介して接続されている。
拘束伝送路6は、単体制御部2−1.〜2−Nと群管理
制御部1との間、すなわち主に機械室の制御系散気管の
伝送を行なう伝送制御系であり、高速で高インテリジェ
ントなネットワークで接続されている。そして、群管理
制御に必要なせ漁場法を群管理制御部1と各単体制御部
2−1.〜2−Nとの間で高速に授受している。
制御部1との間、すなわち主に機械室の制御系散気管の
伝送を行なう伝送制御系であり、高速で高インテリジェ
ントなネットワークで接続されている。そして、群管理
制御に必要なせ漁場法を群管理制御部1と各単体制御部
2−1.〜2−Nとの間で高速に授受している。
低速伝送路7は各乗場の乗場呼び登録押し釦3、監視室
の監視盤5など、主に昇降路を介して送られる情報の伝
送を行なう制御系であり、高速伝送路6に比較して低速
であり、長距離のため光ケーブル等によって構成されて
おり、群管理制御部1や単体制御部2−1.〜2−Nと
接続され、データの授受を行なっている。
の監視盤5など、主に昇降路を介して送られる情報の伝
送を行なう制御系であり、高速伝送路6に比較して低速
であり、長距離のため光ケーブル等によって構成されて
おり、群管理制御部1や単体制御部2−1.〜2−Nと
接続され、データの授受を行なっている。
群管理制御部1が正常な場合は、乗場呼び登録押し釦3
は低速伝送路7を介して群管理制御部1にて制御され、
乗場呼び登録押し釦3が押されると乗場呼びゲートを閉
じて登録ランプをセットすると共に、高速伝送路6を介
して送られてくる単体制御部2−1.〜2−Nの情報を
ベースにして最適号機への割当てを決定し、その単体に
対して応答制御指令を行なう。そして、制御指令を受け
た単体制御部は、この制御指令を乗場呼び情報として単
体制御を行なう。
は低速伝送路7を介して群管理制御部1にて制御され、
乗場呼び登録押し釦3が押されると乗場呼びゲートを閉
じて登録ランプをセットすると共に、高速伝送路6を介
して送られてくる単体制御部2−1.〜2−Nの情報を
ベースにして最適号機への割当てを決定し、その単体に
対して応答制御指令を行なう。そして、制御指令を受け
た単体制御部は、この制御指令を乗場呼び情報として単
体制御を行なう。
第3図はこの発明の一実施例の群管理制御部1および単
体制御部2−1.〜2−Nのソフトウェアシステムの構
成を示している。
体制御部2−1.〜2−Nのソフトウェアシステムの構
成を示している。
ソフトウェアの構成は、オペレーティングシステムであ
るリアルタイムO38により単体制御機能タスク9、群
管理制御メイン機能タスク10、群管理制御サブ機能タ
スク11、伝送制御タスク12の各タスクが管理されて
おり、リアルタイム058内のスケジューラにより各タ
スク9〜12は起動されたり、ホールドされたりしてい
る。
るリアルタイムO38により単体制御機能タスク9、群
管理制御メイン機能タスク10、群管理制御サブ機能タ
スク11、伝送制御タスク12の各タスクが管理されて
おり、リアルタイム058内のスケジューラにより各タ
スク9〜12は起動されたり、ホールドされたりしてい
る。
これら各タスク9〜12の内の単体制御機能タスク9は
、単体制御部2−1.〜2−Nにおいて核となる機能で
あり、各単体制御部2−1.〜2−Nを動作するための
タスクであって、優先順位が高く設定されている。
、単体制御部2−1.〜2−Nにおいて核となる機能で
あり、各単体制御部2−1.〜2−Nを動作するための
タスクであって、優先順位が高く設定されている。
群管理制御メイン機能タスク10は、群管理制御部1の
中心になる機能であり、各単体制御部2−1.〜2−N
に分散した群管理制御サブ機能タスク11より各号機ご
との情報を収集し、比較演算することにより最適号機を
決定し、該当号機に対して割当て制御指令を行なうと共
に乗場呼び割当て時点経過後の監視制御および乗場呼び
登録押し釦3の制御を行なう。
中心になる機能であり、各単体制御部2−1.〜2−N
に分散した群管理制御サブ機能タスク11より各号機ご
との情報を収集し、比較演算することにより最適号機を
決定し、該当号機に対して割当て制御指令を行なうと共
に乗場呼び割当て時点経過後の監視制御および乗場呼び
登録押し釦3の制御を行なう。
第4図は群管理制御メイン機能タスク10における制御
機能部の詳しい構成を示したものである。
機能部の詳しい構成を示したものである。
群管理制御メイン機能タスク10は、乗場呼び割当て制
御タスク13と応答モニタタスク14とを制御している
。そして、割当て制御タスク13が各号機の情報データ
より比較演算し、乗場呼びを含む全体のバランスを考慮
して最適号機を決定する。また、応答モニタタスク14
が、フリー状態の号機が生じた際に、乗場呼びごとに最
小時間にて到着できる号機の予測到着時間、すなわち対
象階までの予測到着時間の最小値を求め、ゾーン別にそ
の平均値を求め、この値をそのゾーンのサービス水準値
とし、このサービス水準値の大きい値、すなわちサービ
ス水準の低いゾーンを優先させて分散待機ゾーンと決定
し、フリー号機のかごを分散待機させる指令を送るので
ある。
御タスク13と応答モニタタスク14とを制御している
。そして、割当て制御タスク13が各号機の情報データ
より比較演算し、乗場呼びを含む全体のバランスを考慮
して最適号機を決定する。また、応答モニタタスク14
が、フリー状態の号機が生じた際に、乗場呼びごとに最
小時間にて到着できる号機の予測到着時間、すなわち対
象階までの予測到着時間の最小値を求め、ゾーン別にそ
の平均値を求め、この値をそのゾーンのサービス水準値
とし、このサービス水準値の大きい値、すなわちサービ
ス水準の低いゾーンを優先させて分散待機ゾーンと決定
し、フリー号機のかごを分散待機させる指令を送るので
ある。
群管理制御サブ機能タスク11は、群管理制御部1の各
号機単位の情報の処理を行なう機能であり、群管理制御
メイン機能タスク10の制御の下に情報の処理を行なう
。すなわち、群管理制御メイン機能を有するコンピュー
タにより高速伝送路6を介してタスクの起動、終結の管
理を行なう構成となっており、マスクであるメイン機能
局からの指令によ号機単位に分散処理を行ない、メイン
機能局に対して処理完了時点でデータを搬送する構成と
なる。
号機単位の情報の処理を行なう機能であり、群管理制御
メイン機能タスク10の制御の下に情報の処理を行なう
。すなわち、群管理制御メイン機能を有するコンピュー
タにより高速伝送路6を介してタスクの起動、終結の管
理を行なう構成となっており、マスクであるメイン機能
局からの指令によ号機単位に分散処理を行ない、メイン
機能局に対して処理完了時点でデータを搬送する構成と
なる。
伝送制御タスク12は、高速伝送路6のデータの授受お
よび群管理制御サブ機能タスク11の起動、終結の制御
を行なう。
よび群管理制御サブ機能タスク11の起動、終結の制御
を行なう。
第5図は、第2図の高速伝送路6のシステム構成を示す
ブロック図である。伝送制御はマイクロプロセッサ15
を用いて行なう構成であるが、例えば、l5O(国際標
準化機構)が提唱するLANネットワークモデル階層の
データリンク階層を制御する部分としてハードウェアで
構成されたデータリンクコントローラ16およびメディ
アアクセスコントローラ17を用いることによりデータ
伝送を高インテリジェントにて行なえる構成にしている
。そして、高速伝送制御に対してマイクロプロセッサ1
5が管理する伝送制御ソフトウェアの比率を軽減させる
構成としている。
ブロック図である。伝送制御はマイクロプロセッサ15
を用いて行なう構成であるが、例えば、l5O(国際標
準化機構)が提唱するLANネットワークモデル階層の
データリンク階層を制御する部分としてハードウェアで
構成されたデータリンクコントローラ16およびメディ
アアクセスコントローラ17を用いることによりデータ
伝送を高インテリジェントにて行なえる構成にしている
。そして、高速伝送制御に対してマイクロプロセッサ1
5が管理する伝送制御ソフトウェアの比率を軽減させる
構成としている。
このような高インテリジェントな伝送制御を実現するコ
ントローラとしては、例えばデータリンクコントローラ
16としてはインテル(IN置)社のLSIである18
2586が用いられ、またメディアアクセスコントロー
ラ17としては同じくインテル社の182501などが
実用化されており、これらを用いることによりIOM0
Mピッ1フいうような高速伝送機能をマイクロプロセッ
サ15のサポート比率を低減した形で比較的用意に行な
える。
ントローラとしては、例えばデータリンクコントローラ
16としてはインテル(IN置)社のLSIである18
2586が用いられ、またメディアアクセスコントロー
ラ17としては同じくインテル社の182501などが
実用化されており、これらを用いることによりIOM0
Mピッ1フいうような高速伝送機能をマイクロプロセッ
サ15のサポート比率を低減した形で比較的用意に行な
える。
なお、18はシステムバス、1つは制御ライン、20は
シリアル伝送系である。
シリアル伝送系である。
次に、上記の構成のエレベータの群管理制御装置の動作
について説明する。
について説明する。
第6図は応答モニタタスク14の動作を示すフローチャ
ートであり、第7図はこの実施例の装置におけるフリー
号機のかごの制御例のエレベータ状態図である。
ートであり、第7図はこの実施例の装置におけるフリー
号機のかごの制御例のエレベータ状態図である。
いま、フリー状態のかごが発生すると(ステップS1)
、分散処理を行なうかどうかを判定しくステップS2)
、分散待機を行なうのであればゾーンごとにサービス水
準値を求める。この時、すでに待機済みのゾーンを除い
て演算する(ステップS3〜S7)。
、分散処理を行なうかどうかを判定しくステップS2)
、分散待機を行なうのであればゾーンごとにサービス水
準値を求める。この時、すでに待機済みのゾーンを除い
て演算する(ステップS3〜S7)。
このサービス水準値の算出法について、後に第7図のエ
レベータ状態の場合を例にとって説明するが、ゾーンの
分は方はビルの仕様により設定する。またサービス水準
値の求め方は、全体の号機状態を把握できる方法をとる
ものとし、ここでは割当て号機の予測到着時間を利用し
てサービス水準値を求める。したがって、サービス水準
値の大きいゾーンがサービス低下となるため、全ゾーン
の内の最もサービス水準の低いゾーン、すなわち予測到
着時間を用いて算出したサービス水準値の大きいゾーン
にフリー状態の号機を待機させる指令を送る(ステップ
S8.S9)。
レベータ状態の場合を例にとって説明するが、ゾーンの
分は方はビルの仕様により設定する。またサービス水準
値の求め方は、全体の号機状態を把握できる方法をとる
ものとし、ここでは割当て号機の予測到着時間を利用し
てサービス水準値を求める。したがって、サービス水準
値の大きいゾーンがサービス低下となるため、全ゾーン
の内の最もサービス水準の低いゾーン、すなわち予測到
着時間を用いて算出したサービス水準値の大きいゾーン
にフリー状態の号機を待機させる指令を送る(ステップ
S8.S9)。
ここで、分散待機のゾーンは上記算出法で決定できるが
、ゾーン内のとの階床に待機させるかは学習機能により
あらかじめ決めておく方法をとる。
、ゾーン内のとの階床に待機させるかは学習機能により
あらかじめ決めておく方法をとる。
またサービス水準値が同値となったゾーンについては、
学習による優先度を用いることにする。
学習による優先度を用いることにする。
次に、第7図に示すエレベータ状態の場合のサービス水
準値の算出方法と分散待機ゾーンの決定方法とを説明す
る。
準値の算出方法と分散待機ゾーンの決定方法とを説明す
る。
第7図の場合、A、B、C,D号機の4台の工レベータ
について、A号機は3階下向き、B号機は5階にてフリ
ー C号機は6階上向き、D号機は8階にて分散待機済
みの状態であることを示している。またビルは12階で
、3階床ずつ4つのゾーンにゾーン分けしである。
について、A号機は3階下向き、B号機は5階にてフリ
ー C号機は6階上向き、D号機は8階にて分散待機済
みの状態であることを示している。またビルは12階で
、3階床ずつ4つのゾーンにゾーン分けしである。
この状態でいま、B号機が分散待機対象号機であり、こ
の対象となるB号機を除く全号機により各ゾーンのサー
ビス水準値を求める。すなわち、ホールインデックスご
とに群外号機と分散対象号機(フリーかつ未分散号機)
を除いた号機の中より予測到着時間の最小値を求め、ゾ
ーン内の平均値を算出する。
の対象となるB号機を除く全号機により各ゾーンのサー
ビス水準値を求める。すなわち、ホールインデックスご
とに群外号機と分散対象号機(フリーかつ未分散号機)
を除いた号機の中より予測到着時間の最小値を求め、ゾ
ーン内の平均値を算出する。
第7図の場合、第1ゾーンのサービス水準値T1の求め
方は、以下の式による。
方は、以下の式による。
となる。ここで、′5”は第1ゾーンのサービスホール
インデックス数(図中のΔ、の数)、ta、tc、td
はA、C,D各号機の予測到着時間、jは3D、2D、
IU、2U、3Uの値をとる。
インデックス数(図中のΔ、の数)、ta、tc、td
はA、C,D各号機の予測到着時間、jは3D、2D、
IU、2U、3Uの値をとる。
同様にして、第2、第3、第4ゾーンのサービス水準値
T2.T3.T4を算出する。
T2.T3.T4を算出する。
この後、T1〜T4の中で最も大きい値となったゾーン
をサービス低下ゾーンとし、そのゾーンにフリー号機B
を分散待機させるのである。
をサービス低下ゾーンとし、そのゾーンにフリー号機B
を分散待機させるのである。
なお、この実施例でサービス水準値を求める際に、予測
到着時間を用いた理由は、「到着時間」がサービス状態
を知るのに最も適しているためである。
到着時間を用いた理由は、「到着時間」がサービス状態
を知るのに最も適しているためである。
このようにしてゾーンごとのサービス水準値を求めると
、第7図の場合は第4ゾーンがサービス低下となり、フ
リーのB号機をこの第4ゾーンに待機させることにより
、全体のサービスを向上させることができる。
、第7図の場合は第4ゾーンがサービス低下となり、フ
リーのB号機をこの第4ゾーンに待機させることにより
、全体のサービスを向上させることができる。
このようにして、この実施例では分散待機において、分
散待機対象号機以外の群中号機をホールインデックスご
とに予測到着時間の最小値を求め、ゾーン内の平均値を
算出してサービス水準値とし、このサービス水準値の大
きさにより分散待機のゾーン優先度を求め、優先度の高
いゾーンに分散待機させるようにしているので、従来で
あると第7図の状態でもあらかじめ決められている第1
・/−ンに待機してしまって、他のゾーンに対するサー
ビスの低下が起きてしまう場合があったが、この実施例
では第4ゾーンに待機させることができてサービスの低
下を防止することができる。
散待機対象号機以外の群中号機をホールインデックスご
とに予測到着時間の最小値を求め、ゾーン内の平均値を
算出してサービス水準値とし、このサービス水準値の大
きさにより分散待機のゾーン優先度を求め、優先度の高
いゾーンに分散待機させるようにしているので、従来で
あると第7図の状態でもあらかじめ決められている第1
・/−ンに待機してしまって、他のゾーンに対するサー
ビスの低下が起きてしまう場合があったが、この実施例
では第4ゾーンに待機させることができてサービスの低
下を防止することができる。
なお、この発明は、上記の実施例に限定されることはな
く、その要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し
得るものであり、分散待機指令の条件としてどのゾーン
、または階床に分散待機させるかは、ゾーンごとのサー
ビス水準を検出して全体のシステム状態を把握し、最も
サービス水準の低いゾーンを求めることができる手法で
あるならば広く利用することができる。
く、その要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し
得るものであり、分散待機指令の条件としてどのゾーン
、または階床に分散待機させるかは、ゾーンごとのサー
ビス水準を検出して全体のシステム状態を把握し、最も
サービス水準の低いゾーンを求めることができる手法で
あるならば広く利用することができる。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、フリー状態の号機を分
散待機させる際にエレベータ状態を把握し、分散待機ゾ
ーン優先度をサービス水準値という指標で設定するよう
にしているため、従来のように固定的に定められるゾー
ンにフリー状態の号機が集中して分散待機し、他のゾー
ンのサービスの偏りも減少し、全体的に見てサービスの
向上が図れる。
散待機させる際にエレベータ状態を把握し、分散待機ゾ
ーン優先度をサービス水準値という指標で設定するよう
にしているため、従来のように固定的に定められるゾー
ンにフリー状態の号機が集中して分散待機し、他のゾー
ンのサービスの偏りも減少し、全体的に見てサービスの
向上が図れる。
第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図はこの発明
の一実施例のブロック図、第3図は上記実施例における
群管理制御部および単体制御部のソフトウェア構成図、
第4図は上記ソフトウェアの群管理メイン機能タスクの
詳しいソフトウェア構成図、第5図は上記実施例におけ
る高速伝送路のシステム構成図、第6図は上記実施例に
よるフリー状態の号機の分散待機制御の動作を示すフロ
ーチャート、第7図は上記実施例の動作を説明するため
のエレベータ状態図、第8図は従来例を説明するための
エレベータ状態図である。 1・・・群管理制御部 2−1.〜2−N・・・単体制御部 3・・・乗場呼び登録押し釦 4・・・乗場呼び入出力制御部 5・・・監視盤 6・・・高速伝送路7・・・
低速伝送路 8・・・リアルタイム09・・・単体
制御機能タスク 0・・・群管理制御メイン機能タスク ト・・群管理制御サブ機能タスク 2・・・伝送制御タスク 3・・・割当て制御タスク 4・・・応答モニタタスク ト・・監視手段 2・・・サービス水準検知手段 3・・・分散待機指令手段
の一実施例のブロック図、第3図は上記実施例における
群管理制御部および単体制御部のソフトウェア構成図、
第4図は上記ソフトウェアの群管理メイン機能タスクの
詳しいソフトウェア構成図、第5図は上記実施例におけ
る高速伝送路のシステム構成図、第6図は上記実施例に
よるフリー状態の号機の分散待機制御の動作を示すフロ
ーチャート、第7図は上記実施例の動作を説明するため
のエレベータ状態図、第8図は従来例を説明するための
エレベータ状態図である。 1・・・群管理制御部 2−1.〜2−N・・・単体制御部 3・・・乗場呼び登録押し釦 4・・・乗場呼び入出力制御部 5・・・監視盤 6・・・高速伝送路7・・・
低速伝送路 8・・・リアルタイム09・・・単体
制御機能タスク 0・・・群管理制御メイン機能タスク ト・・群管理制御サブ機能タスク 2・・・伝送制御タスク 3・・・割当て制御タスク 4・・・応答モニタタスク ト・・監視手段 2・・・サービス水準検知手段 3・・・分散待機指令手段
Claims (1)
- 複数の階床に対して複数のエレベータを就役させ、発生
した乗場呼びに対して所定の評価計算により最適エレベ
ータを選択して割当てて応答させるエレベータの群管理
制御装置において、各号機のシステム状態を監視する監
視手段と、フリー号機の存在と、その時の各ゾーンごと
のサービス水準を検知するサービス水準検知手段と、サ
ービス水準の低いゾーンを優先にして分散待機の指令を
出力する分散待機指令手段とを備えて成るエレベータの
群管理制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1316438A JPH03177276A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | エレベータの群管理制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1316438A JPH03177276A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | エレベータの群管理制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03177276A true JPH03177276A (ja) | 1991-08-01 |
Family
ID=18077089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1316438A Pending JPH03177276A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | エレベータの群管理制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03177276A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7025180B2 (en) * | 2002-11-06 | 2006-04-11 | Inventio Ag | Method of and device for controlling an elevator installation with zonal control |
JP2009029581A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Hitachi Ltd | エレベータの群管理制御装置及び方法 |
JP2009091132A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5493538A (en) * | 1977-12-28 | 1979-07-24 | Mitsubishi Electric Corp | Group management device of elevator |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP1316438A patent/JPH03177276A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5493538A (en) * | 1977-12-28 | 1979-07-24 | Mitsubishi Electric Corp | Group management device of elevator |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7025180B2 (en) * | 2002-11-06 | 2006-04-11 | Inventio Ag | Method of and device for controlling an elevator installation with zonal control |
JP2009029581A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Hitachi Ltd | エレベータの群管理制御装置及び方法 |
JP2009091132A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ |
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