JP5126072B2 - エジェクタ式冷凍サイクル - Google Patents
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Description
流出側気液分離器(14)にて分離された液相冷媒を減圧膨張させる吸引側減圧手段(15)と、第1圧縮機構(11a)の冷媒吐出能力を変更する第1吐出能力変更手段(11b)と、第2圧縮機構(21a)の冷媒吐出能力を変更する第2吐出能力変更手段(21b)とを備え、
第1吐出能力変更手段(11b)および第2吐出能力変更手段(21b)は、それぞれ独立して第1圧縮機構(11a)および第2圧縮機構(21a)の冷媒吐出能力を変更可能に構成されており、
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を室外熱交換器(41)にて放熱させるとともに、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を利用側熱交換器(51)へ流入させ、利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を利用側熱交換器(51)にて放熱させるとともに、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を室外熱交換器(41)へ流入させ、室外熱交換器(41)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
また、請求項1に記載の発明では、ディフューザ部(13d)から流出した冷媒の気液を分離して、分離された気相冷媒を第1圧縮機構(11a)吸入口側へ流出させる流出側気液分離器(14)と、流出側気液分離器(14)にて分離された液相冷媒を減圧膨張させる吸引側減圧手段(15)とを備え、冷却運転モードでは、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を利用側熱交換器(51)へ流入させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を室外熱交換器(41)へ流入させる冷媒流路に切り替えるから、駆動流が低下してエジェクタ(13)の吸引能力が低下するような運転条件であっても、いずれの運転モードでも第2圧縮機構(21a)の吸入作用によって、流出側気液分離器(14)から蒸発器として機能する熱交換器へ液相冷媒を供給することができる。従って、エジェクタ式冷凍サイクルを確実に安定して作動させることができる。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を室外熱交換器(41)にて放熱させるとともに、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を利用側熱交換器(51)へ流入させ、利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を利用側熱交換器(51)にて放熱させるとともに、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を室外熱交換器(41)へ流入させ、室外熱交換器(41)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記室外熱交換器(41)にて放熱させるとともに、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を利用側熱交換器(51)へ流入させ、利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を利用側熱交換器(51)にて放熱させるとともに、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を室外熱交換器(41)へ流入させ、室外熱交換器(41)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を室外熱交換器(41)にて放熱させるとともに、第1、第2吸引側減圧手段(15a、15b)のうち、少なくとも一方で減圧膨張された冷媒を利用側熱交換器(51)へ流入させ、利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を利用側熱交換器(51)にて放熱させるとともに、第1、第2吸引側減圧手段(15a、15b)のうち、少なくとも一方で減圧膨張された冷媒を室外熱交換器(41)へ流入させ、室外熱交換器(41)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を室外熱交換器(41)にて放熱させるとともに、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を利用側熱交換器(51)へ流入させ、利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を利用側熱交換器(51)にて放熱させるとともに、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を室外熱交換器(41)へ流入させ、室外熱交換器(41)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を第2利用側熱交換器(54)および室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも第1利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を第1利用側熱交換器(51)および室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも第2利用側熱交換器(54)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を第2利用側熱交換器(54)および室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも第1利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を第1利用側熱交換器(51)および室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも第2利用側熱交換器(54)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
冷媒流路切替手段(31、32)は、加熱運転モードでは、第1利用側熱交換器(51)から流出した冷媒を、吸引側減圧手段(15)へ流入させ、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を、第2利用側熱交換器(54)を介して第2圧縮機(21a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えるようになっていてもよい。
冷媒流路切替手段(31、32)は、加熱運転モードでは、第1利用側熱交換器(51)から流出した冷媒をノズル部(13a)へ流入させ、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を、第2利用側熱交換器(54)を介して第2圧縮機(21a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えるようになっていてもよい。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を室外熱交換器(41)にて放熱させ、ディフューザ部(13d)から流出した冷媒を利用側熱交換器(51)にて蒸発させて第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を利用側熱交換器(51)にて放熱させ、ディフューザ部(13d)から流出した冷媒を室外熱交換器(41)にて蒸発させて第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を室外熱交換器(41)にて放熱させ、分岐部(28)にて分岐された一方の冷媒を利用側熱交換器(51)にて蒸発させて第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を利用側熱交換器(51)にて放熱させ、分岐部(28)にて分岐された一方の冷媒を室外熱交換器(41)にて蒸発させて第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を室外熱交換器(41)にて放熱させ、第2分岐部(28)にて分岐された一方の冷媒を利用側熱交換器(51)にて蒸発させて第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を利用側熱交換器(51)にて放熱させ、第2分岐部(28)にて分岐された一方の冷媒を室外熱交換器(41)にて蒸発させて第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を第2利用側熱交換器(54)および室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも第1利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を第1利用側熱交換器(51)および室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも第2利用側熱交換器(54)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
さらに、加熱運転モードでは、少なくとも第2利用側熱交換器(54)を蒸発器として機能させ、第1利用側熱交換器(51)および室外熱交換器(41)を放熱器として機能させて第1利用側熱交換器(51)により熱交換対象流体を加熱できる。
冷媒流路切替手段(31、32)は、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)吐出冷媒を第1利用側熱交換器(51)へ流入させ、分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を、室外熱交換器(41)を介して吸引側減圧手段(15)へ流入させ、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を、吸引側蒸発器(53)を介して第2圧縮機(21a)へ吸入させるとともに、ディフューザ部(13d)流出冷媒を、第2利用側熱交換器(54)を介して第1圧縮機構(11a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えるようになっていてもよい。
分岐部(18)は、加熱運転モード時に、室外熱交換器(41)から流出した冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒をノズル部(13a)側へ流出させるとともに、分岐された他方の冷媒を第1利用側熱交換器(51)側へ流出させ、
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を第2利用側熱交換器(54)および室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも第1利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を、第1利用側熱交換器(51)を介して吸引側減圧手段(15)へ流入させ、さらに、吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を、吸引側蒸発器(53)を介して第2圧縮機(21a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えるとともに、ディフューザ部(13d)流出冷媒を、第2利用側熱交換器(54)を介して第1圧縮機構(11a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
また、加熱運転モードでは、第1利用側熱交換器(51)を放熱器として機能させ、第2利用側熱交換器(54)および吸引側蒸発器(53)を蒸発器として機能させるサイクル構成を実現でき、請求項22、23に記載の発明と同様の作用効果を奏することができる。
冷媒流路切替手段(31、32)は、冷却運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を第2利用側熱交換器(54)および室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも第1利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、加熱運転モードでは、第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を第1利用側熱交換器(51)および室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも第2利用側熱交換器(54)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えるエジェクタ式冷凍サイクルを特徴とする。
冷媒流路切替手段(31、32)は、加熱運転モードでは、第1利用側熱交換器(51)から流出した冷媒を吸引側減圧手段(15)へ流入させ、ディフューザ部(13d)流出冷媒を、第2利用側熱交換器(54)を介して第1圧縮機構(11a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えるようになっていてもよい。
冷媒流路切替手段(31、32)は、加熱運転モードでは、第1利用側熱交換器(51)から流出した冷媒を、ノズル部(13a)へ流入させ、ディフューザ部(13d)流出冷媒を、第2利用側熱交換器(54)を介して第1圧縮機構(11a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えるようになっていてもよい。
図1、2により、本発明のエジェクタ式冷凍サイクル100を、庫内温度を低温または高温に保つ冷温保存庫に適用した例を説明する。図1は、本実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル100の全体構成図である。
図3、4により、本発明のエジェクタ式冷凍サイクル200を、庫内温度を低温または高温に保つ冷温保存庫に適用した例を説明する。本実施形態の冷温保存庫は、冷温保存切替可能な第1保存庫と低温保存のみが可能な第2保存庫(冷蔵庫)を有している。図3は、本実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル200の全体構成図である。
本実施形態では、第2実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル200に対して、図5の全体構成図に示すように、流出側蒸発器52を廃止して、固定絞り15にて減圧膨張された冷媒を蒸発させる吸引側蒸発器53を設けるとともに、各構成要素の接続態様を変更したものである。
図6、7により、本発明のエジェクタ式冷凍サイクル300を、第1実施形態と同様の冷温保存庫に適用した例を説明する。図6は、本実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル300の全体構成図である。
図8、9により、本発明のエジェクタ式冷凍サイクル400を、第2実施形態と同様の冷温保存庫に適用した例を説明する。図8は、本実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル400の全体構成図である。
本実施形態では、第5実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル400に対して、図10の全体構成図に示すように、流出側蒸発器52を廃止して、第3実施形態と同様の固定絞り15にて減圧膨張された冷媒を蒸発させる吸引側蒸発器53を設けるとともに、各構成要素の接続態様を変更したものである。
図11、12により、本発明のエジェクタ式冷凍サイクル500を、第2実施形態と同様の冷温保存庫に適用した例を説明する。図11は、本実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル500の全体構成図である。
本実施形態では、第7実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル500に対して、図13の全体構成図に示すように、流出側蒸発器52を廃止して、第2温度式膨張弁15bにて減圧膨張された冷媒を蒸発させる第3実施形態と同様の吸引側蒸発器53を設けるとともに、各構成要素の接続態様を変更したものである。
図14、15により、本発明のエジェクタ式冷凍サイクル600を、庫内温度を低温または高温に保つ冷温保存庫に適用した例を説明する。本実施形態の冷温保存庫は、冷温保存切替可能な第1、3保存庫と低温保存のみが可能な第2保存庫を有している。図14は、本実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル600の全体構成図である。
本実施形態では、図16の全体構成図に示すように、第9実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル600に対して、第2利用側熱交換器54および室外熱交換器41等の接続態様を変更したものである。
本実施形態では、図17の全体構成図に示すように、第9実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル600に対して、流出側蒸発器52を廃止して、第3実施形態と同様の吸引側蒸発器53を設けるとともに、各構成要素の接続態様を変更している。
本実施形態では、図18の全体構成図に示すように、第11実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル600に対して、第2利用側熱交換器54および室外熱交換器41等の接続態様を変更したものである。
本実施形態では、図19の全体構成図に示すように、第2実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル200に対して、内部熱交換器29を追加したエジェクタ式冷凍サイクル700について説明する。内部熱交換器29は、高圧側冷媒流路として固定絞り15を通過する減圧膨張過程の冷媒と、低圧側冷媒流路29bを通過する第2圧縮機構21a吸入冷媒との間で熱交換を行うものである。
本実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル700は、図21の全体構成図に示すように、第3実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル200に対して、第13実施形態と同様の内部熱交換器29を追加したものである。
図22、23により、本発明のエジェクタ式冷凍サイクル800を、第9実施形態と同様の冷温保存切替可能な第1、3保存庫と低温保存のみが可能な第2保存庫を有する冷温保存庫に適用した例を説明する。図22は、本実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル800の全体構成図である。
本実施形態では、図24の全体構成図に示すように、第15実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル800に対して、第2利用側熱交換器54および室外熱交換器41等の接続態様を変更したものである。
本実施形態では、図25の全体構成図に示すように、第15実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル800に対して、流出側蒸発器52を廃止して、第3実施形態と同様の吸引側蒸発器53を設けるとともに、各構成要素の接続態様を変更している。
本実施形態では、図26の全体構成図に示すように、第17実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル800に対して、第2利用側熱交換器54および室外熱交換器41等の接続態様を変更したものである。
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、以下のように種々変形可能である。
11b、21b 第1、第2電動モータ
13 エジェクタ
13a ノズル部
13b 冷媒吸引口
13d ディフューザ部
14 アキュムレータ
15 固定絞り
15a、15b 第1、第2電気式膨張弁
18、28 第1、第2分岐部
19、29 内部熱交換器
31、32 第1、第2電気式四方弁
41 室外熱交換器
51、54 第1、第2利用側熱交換器
52 流出側蒸発器
53 吸引側蒸発器
Claims (31)
- 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる利用側熱交換器(51)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち一方の熱交換器にて放熱した冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち他方の熱交換器にて蒸発した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)と
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)と、
前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒の気液を分離して、分離された気相冷媒を前記第1圧縮機構(11a)吸入口側へ流出させる流出側気液分離器(14)と、
前記流出側気液分離器(14)にて分離された液相冷媒を減圧膨張させる吸引側減圧手段(15)と、
前記第1圧縮機構(11a)の冷媒吐出能力を変更する第1吐出能力変更手段(11b)と、
前記第2圧縮機構(21a)の冷媒吐出能力を変更する第2吐出能力変更手段(21b)とを備え、
前記第1吐出能力変更手段(11b)および前記第2吐出能力変更手段(21b)は、それぞれ独立して前記第1圧縮機構(11a)および前記第2圧縮機構(21a)の冷媒吐出能力を変更可能に構成されており、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記室外熱交換器(41)にて放熱させるとともに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を前記利用側熱交換器(51)へ流入させ、前記利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて放熱させるとともに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を前記室外熱交換器(41)へ流入させ、前記室外熱交換器(41)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる利用側熱交換器(51)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち一方の熱交換器にて放熱した冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち他方の熱交換器にて蒸発した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)と、
前記ノズル部(13a)へ流入する冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記ノズル部(13a)側へ流出させる分岐部(18)と、
前記分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を減圧膨張させる吸引側減圧手段(15)とを備え、
前記ディフューザ部(13d)出口側には、前記第1圧縮機構(11a)吸入口側が接続されており、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記室外熱交換器(41)にて放熱させるとともに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を前記利用側熱交換器(51)へ流入させ、前記利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて放熱させるとともに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を前記室外熱交換器(41)へ流入させ、前記室外熱交換器(41)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記ディフューザ部(13d)出口側と前記第1圧縮機構(11a)吸入口側との間に配置されて、前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒を蒸発させる流出側蒸発器(52)を備えることを特徴とする請求項2に記載のエジェクタ式冷凍サイクル。
- 前記分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒と前記第2圧縮機構(21a)へ吸入される冷媒とを熱交換させる内部熱交換器(19)を備えることを特徴とする請求項2または3に記載のエジェクタ式冷凍サイクル。
- 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる利用側熱交換器(51)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち一方の熱交換器にて放熱した冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち他方の熱交換器にて蒸発した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)と、
前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒の流れを分岐する分岐部(28)と、
前記分岐部(28)にて分岐された一方の冷媒を蒸発させて、前記第1圧縮機構(11a)吸入口側へ流出させる流出側蒸発器(52)と、
前記分岐部(28)にて分岐された他方の冷媒を減圧膨張させる吸引側減圧手段(15)とを備え、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記室外熱交換器(41)にて放熱させるとともに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を前記利用側熱交換器(51)へ流入させ、前記利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて放熱させるとともに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を前記室外熱交換器(41)へ流入させ、前記室外熱交換器(41)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる利用側熱交換器(51)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち一方の熱交換器にて放熱した冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち他方の熱交換器にて蒸発した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)と、
前記ノズル部(13a)へ流入する冷媒の流れを分岐可能に構成され、分岐された一方の冷媒を前記ノズル部(13a)側へ流出させる第1分岐部(18)と、
前記第1分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を減圧膨張させる第1吸引側減圧手段(15a)と、
前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒の流れを分岐可能に構成された第2分岐部(28)と、
前記第2分岐部(28)にて分岐された一方の冷媒を蒸発させて、前記第1圧縮機構(11a)吸入口側へ流出させる流出側蒸発器(52)と、
前記第2分岐部(28)にて分岐された他方の冷媒を減圧膨張させる第2吸引側減圧手段(15b)とを備え、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記室外熱交換器(41)にて放熱させるとともに、前記第1、第2吸引側減圧手段(15a、15b)のうち、少なくとも一方で減圧膨張された冷媒を前記利用側熱交換器(51)へ流入させ、前記利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて放熱させるとともに、前記第1、第2吸引側減圧手段(15a、15b)のうち、少なくとも一方で減圧膨張された冷媒を前記室外熱交換器(41)へ流入させ、前記室外熱交換器(41)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる利用側熱交換器(51)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち一方の熱交換器にて放熱した冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち他方の熱交換器にて蒸発した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)と、
前記ノズル部(13a)へ流入する冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記ノズル部(13a)側へ流出させる分岐部(18)と、
前記分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を減圧膨張させる吸引側減圧手段(15)と、
前記吸引側減圧手段(15)における減圧膨張過程の冷媒と前記第2圧縮機構(21a)へ吸入される冷媒とを熱交換させる内部熱交換器(29)と、
前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒を蒸発させて、前記第1圧縮機構(11a)吸入口側へ流出させる流出側蒸発器(52)とを備え、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記室外熱交換器(41)にて放熱させるとともに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を前記利用側熱交換器(51)へ流入させ、前記利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて放熱させるとともに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を前記室外熱交換器(41)へ流入させ、前記室外熱交換器(41)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる第1、第2利用側熱交換器(51、54)と、
冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記第2利用側熱交換器(54)から流出した冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記ノズル部(13a)側へ流出させるとともに、分岐された他方の冷媒を前記室外熱交換器(41)側へ流出させる分岐部(18)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記室外熱交換器(41)から流出した冷媒を減圧膨張させて、前記第1利用側熱交換器(51)側へ流出させる吸引側減圧手段(15)と、
前記室外熱交換器(41)および前記第1、第2利用側熱交換器(51、54)のうち、冷媒を蒸発させる熱交換器から流出した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)とを備え、
前記ディフューザ部(13d)出口側には、前記第1圧縮機構(11a)吸入口側が接続されており、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記第2利用側熱交換器(54)および前記室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも前記第1利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)および前記室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも前記第2利用側熱交換器(54)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記分岐部(18)は、前記加熱運転モード時に、前記第1利用側熱交換器(51)から流出した冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記ノズル部(13a)側へ流出させるとともに、分岐された他方の冷媒を前記室外熱交換器(41)側へ流出させ、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)吐出冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)へ流入させ、前記分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を、前記室外熱交換器(41)を介して前記吸引側減圧手段(15)へ流入させ、さらに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を、前記第2利用側熱交換器(54)を介して前記第2圧縮機(21a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えることを特徴とする請求項8に記載のエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記分岐部(18)は、前記加熱運転モード時に、前記室外熱交換器(41)から流出した冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記ノズル部(13a)側へ流出させるとともに、分岐された他方の冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)側へ流出させ、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、前記加熱運転モードでは、前記分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を、前記第1利用側熱交換器(51)を介して前記吸引側減圧手段(15)へ流入させ、さらに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を、前記第2利用側熱交換器(54)を介して前記第2圧縮機(21a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えることを特徴とする請求項8に記載のエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記ディフューザ部(13d)出口側と前記第1圧縮機構(11a)吸入口側との間に配置されて、前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒を蒸発させる流出側蒸発器(52)を備えることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1つに記載のエジェクタ式冷凍サイクル。
- 前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒と、前記吸引側減圧手段(15)へ流入する冷媒とを熱交換させる内部熱交換器を備えることを特徴とする請求項8ないし11のいずれか1つに記載のエジェクタ式冷凍サイクル。
- 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる第1、第2利用側熱交換器(51、54)と、
冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記第1圧縮機構(11a)吐出冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記室外熱交換器(41)側へ流出させ、分岐された他方の冷媒を前記第2利用側熱交換器(54)側へ流出させる分岐部(18)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記室外熱交換器(41)および前記第2利用側熱交換器(54)のうち一方の熱交換器から流出した冷媒を減圧膨張させて、前記第1利用側熱交換器(51)側へ流出させる吸引側減圧手段(15)と、
前記室外熱交換器(41)および前記第1、第2利用側熱交換器(51、54)のうち、冷媒を蒸発させる熱交換器から流出した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)とを備え、
前記ディフューザ部(13d)出口側には、前記第1圧縮機構(11a)吸入口側が接続されており、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記第2利用側熱交換器(54)および前記室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも前記第1利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)および前記室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも前記第2利用側熱交換器(54)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記分岐部(18)は、前記加熱運転モード時に、前記第1圧縮機構(11a)吐出冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記室外熱交換器(41)側へ流出させ、分岐された他方の冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)側へ流出させ、
前記室外熱交換器(41)出口側には、前記ノズル部(13a)入口側が接続されており、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、前記加熱運転モードでは、前記第1利用側熱交換器(51)から流出した冷媒を、前記吸引側減圧手段(15)へ流入させ、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を、前記第2利用側熱交換器(54)を介して前記第2圧縮機(21a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記分岐部(18)は、前記加熱運転モード時に、前記第1圧縮機構(11a)吐出冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)側へ流出させ、分岐された他方の冷媒を前記室外熱交換器(41)側へ流出させ、
前記室外熱交換器(41)出口側には、前記吸引側減圧手段(15)入口側が接続されており、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、前記加熱運転モードでは、前記第1利用側熱交換器(51)から流出した冷媒を前記ノズル部(13a)へ流入させ、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を、前記第2利用側熱交換器(54)を介して前記第2圧縮機(21a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えることを特徴とする請求項13に記載のエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記ディフューザ部(13d)出口側と前記第1圧縮機構(11a)吸入口側との間に配置されて、前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒を蒸発させる流出側蒸発器(52)を備えることを特徴とする請求項13ないし15のいずれか1つに記載のエジェクタ式冷凍サイクル。
- 前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒と、前記吸引側減圧手段(15)へ流入する冷媒とを熱交換させる内部熱交換器を備えることを特徴とする請求項13ないし16のいずれか1つに記載のエジェクタ式冷凍サイクル。
- 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる利用側熱交換器(51)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち一方の熱交換器にて放熱した冷媒の流れを分岐する分岐部(18)と、
前記分岐部(18)にて分岐された一方の冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を減圧膨張させる吸引側減圧手段(15)と、
前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を蒸発させる吸引側蒸発器(53)と、
前記吸引側蒸発器(53)から流出した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)とを備え、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記室外熱交換器(41)にて放熱させ、前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて蒸発させて前記第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて放熱させ、前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒を前記室外熱交換器(41)にて蒸発させて前記第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記吸引側減圧手段(15)における減圧膨張過程の冷媒と前記第2圧縮機構(21a)へ吸入される冷媒とを熱交換させる内部熱交換器(19)を備えることを特徴とする請求項18に記載のエジェクタ式冷凍サイクル。
- 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる利用側熱交換器(51)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち一方の熱交換器にて放熱した冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒の流れを分岐して、分岐した一方の冷媒を前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち他方の熱交換器側へ流出させる分岐部(28)と、
前記分岐部(28)にて分岐された他方の冷媒を減圧膨張させる吸引側減圧手段(15)と、
前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を吸入して蒸発させる吸引側蒸発器(53)と、
前記吸引側蒸発器(53)から流出した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する前記第2圧縮機構(21a)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)とを備え、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記室外熱交換器(41)にて放熱させ、前記分岐部(28)にて分岐された一方の冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて蒸発させて前記第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて放熱させ、前記分岐部(28)にて分岐された一方の冷媒を前記室外熱交換器(41)にて蒸発させて前記第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる利用側熱交換器(51)と、
前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち一方の熱交換器にて放熱した冷媒の流れを分岐可能に構成された第1分岐部(18)と、
前記第1分岐部(18)にて分岐された一方の冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記第1分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を減圧膨張させる第1吸引側減圧手段(15a)と、
前記ディフューザ部(13d)から流出した冷媒の流れを分岐して、分岐した一方の冷媒を前記室外熱交換器(41)および前記利用側熱交換器(51)のうち他方の熱交換器側へ流出させる第2分岐部(28)と、
前記第2分岐部(28)にて分岐された他方の冷媒を減圧膨張させる第2吸引側減圧手段(15b)と、
前記第1、第2吸引側減圧手段(15a、15b)にて減圧膨張された冷媒のうち、少なくとも一方の冷媒を蒸発させる吸引側蒸発器(53)と、
前記吸引側蒸発器(53)から流出した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する前記第2圧縮機構(21a)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)とを備え、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記室外熱交換器(41)にて放熱させ、前記第2分岐部(28)にて分岐された一方の冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて蒸発させて前記第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記利用側熱交換器(51)にて放熱させ、前記第2分岐部(28)にて分岐された一方の冷媒を前記室外熱交換器(41)にて蒸発させて前記第1圧縮機構(11a)吸入側へ流出させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる第1、第2利用側熱交換器(51、54)と、
冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記第2利用側熱交換器(54)から流出した冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記ノズル部(13a)側へ流出させるとともに、分岐された他方の冷媒を前記室外熱交換器(41)側へ流出させる分岐部(18)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記室外熱交換器(41)から流出した冷媒を減圧膨張させる吸引側減圧手段(15)と、
前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を蒸発させる吸引側蒸発器(53)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記吸引側蒸発器(53)から流出した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)とを備え、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記第2利用側熱交換器(54)および前記室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも前記第1利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)および前記室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも前記第2利用側熱交換器(54)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記分岐部(18)は、前記加熱運転モード時に、前記第1利用側熱交換器(51)から流出した冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記ノズル部(13a)側へ流出させるとともに、分岐された他方の冷媒を前記室外熱交換器(41)側へ流出させ、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)吐出冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)へ流入させ、前記分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を、前記室外熱交換器(41)を介して前記吸引側減圧手段(15)へ流入させ、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を、前記吸引側蒸発器(53)を介して前記第2圧縮機(21a)へ吸入させるとともに、前記ディフューザ部(13d)流出冷媒を、前記第2利用側熱交換器(54)を介して前記第1圧縮機構(11a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えることを特徴とする請求項22に記載のエジェクタ式冷凍サイクル。 - 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる第1、第2利用側熱交換器(51、54)と、
冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記室外熱交換器(41)から流出した冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記ノズル部(13a)側へ流出させるとともに、分岐された他方の冷媒を前記第2利用側熱交換器(54)側へ流出させる分岐部(18)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記第2利用側熱交換器(54)から流出した冷媒を減圧膨張させる吸引側減圧手段(15)と、
前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を蒸発させる吸引側蒸発器(53)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記吸引側蒸発器(53)から流出した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)とを備え、
前記分岐部(18)は、前記加熱運転モード時に、前記室外熱交換器(41)から流出した冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記ノズル部(13a)側へ流出させるとともに、分岐された他方の冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)側へ流出させ、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記第2利用側熱交換器(54)および前記室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも前記第1利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記分岐部(18)にて分岐された他方の冷媒を、前記第1利用側熱交換器(51)を介して前記吸引側減圧手段(15)へ流入させ、さらに、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を、前記吸引側蒸発器(53)を介して前記第2圧縮機(21a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えるとともに、前記ディフューザ部(13d)流出冷媒を、前記第2利用側熱交換器(54)を介して前記第1圧縮機構(11a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 冷媒を圧縮して吐出する第1圧縮機構(11a)と、
冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(41)と、
冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させる第1、第2利用側熱交換器(51、54)と、
冷媒を減圧膨張させるノズル部(13a)から噴射する高速度の噴射冷媒の流れによって冷媒を冷媒吸引口(13b)から吸引して、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(13b)から吸引された吸引冷媒との混合冷媒をディフューザ部(13d)にて昇圧するエジェクタ(13)と、
前記熱交換対象流体を冷却する冷却運転モードの冷媒流路および前記熱交換対象流体を加熱する加熱運転モードの冷媒流路を切り替える冷媒流路切替手段(31、32)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記第1圧縮機構(11a)吐出冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記室外熱交換器(41)側へ流出させ、分岐された他方の冷媒を前記第2利用側熱交換器(54)側へ流出させる分岐部(18)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記室外熱交換器(41)および前記第2利用側熱交換器(54)のうち一方の熱交換器から流出した冷媒を減圧膨張させて、前記第1利用側熱交換器(51)側へ流出させる吸引側減圧手段(15)と、
少なくとも、前記冷却運転モード時に、前記吸引側減圧手段(15)にて減圧膨張された冷媒を蒸発させる吸引側蒸発器(53)と、
前記吸引側蒸発器(53)から流出した冷媒を吸入して圧縮し、前記冷媒吸引口(13b)側へ吐出する第2圧縮機構(21a)とを備え、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、
前記冷却運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記第2利用側熱交換器(54)および前記室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも前記第1利用側熱交換器(51)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替え、
前記加熱運転モードでは、前記第1圧縮機構(11a)から吐出された冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)および前記室外熱交換器(41)にて冷媒を放熱させるとともに、少なくとも前記第2利用側熱交換器(54)にて冷媒を蒸発させる冷媒流路に切り替えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記分岐部(18)は、前記加熱運転モード時に、前記第1圧縮機構(11a)吐出冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記室外熱交換器(41)側へ流出させ、分岐された他方の冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)側へ流出させ、
前記室外熱交換器(41)出口側には、前記ノズル部(13a)入口側が接続されており、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、前記加熱運転モードでは、前記第1利用側熱交換器(51)から流出した冷媒を前記吸引側減圧手段(15)へ流入させ、前記ディフューザ部(13d)流出冷媒を、前記第2利用側熱交換器(54)を介して前記第1圧縮機構(11a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えることを特徴とする請求項25に記載のエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記分岐部(18)は、前記加熱運転モード時に、前記第1圧縮機構(11a)吐出冷媒の流れを分岐して、分岐された一方の冷媒を前記第1利用側熱交換器(51)側へ流出させ、分岐された他方の冷媒を前記室外熱交換器(41)側へ流出させ、
前記室外熱交換器(41)出口側には、前記吸引側減圧手段(15)入口側が接続されており、
前記冷媒流路切替手段(31、32)は、前記加熱運転モードでは、前記第1利用側熱交換器(51)から流出した冷媒を、前記ノズル部(13a)へ流入させ、前記ディフューザ部(13d)流出冷媒を、前記第2利用側熱交換器(54)を介して前記第1圧縮機構(11a)へ吸入させる冷媒流路に切り替えることを特徴とする請求項25に記載のエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記ノズル部(13a)へ流入する冷媒を減圧膨張させる高圧側減圧手段(17)を備えることを特徴とする請求項1ないし27のいずれか1つに記載のエジェクタ式冷凍サイクル。
- 前記第1圧縮機構(11a)の冷媒吐出能力を変更する第1吐出能力変更手段(11b)と、
前記第2圧縮機構(21a)の冷媒吐出能力を変更する第2吐出能力変更手段(21b)とを備え、
前記第1吐出能力変更手段(11b)および前記第2吐出能力変更手段(21b)は、それぞれ独立して前記第1圧縮機構(11a)および前記第2圧縮機構(21a)の冷媒吐出能力を変更可能に構成されていることを特徴とする請求項2ないし28のいずれか1つに記載のエジェクタ式冷凍サイクル。 - 前記第1圧縮機構(11a)および前記第2圧縮機構(21a)は、同一のハウジング内に収容されて、一体的に構成されていることを特徴とする請求項1ないし29のいずれか1つに記載のエジェクタ式冷凍サイクル。
- 前記第1圧縮手段(11a)は、冷媒を臨界圧力以上となるまで昇圧させることを特徴とする請求項1ないし30のいずれか1つに記載のエジェクタ式冷凍サイクル。
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