JP5118065B2 - 静止誘導電器の固定構造及び固定部材 - Google Patents

静止誘導電器の固定構造及び固定部材 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、リアクトルなどの静止誘導電器を支持体に固定するための固定構造に係り、特に、固定のための付勢方向に改良を施した静止誘導電器の固定構造及び固定部材に関する。
現在、巻線(コイル)と磁心(コア)を備えたリアクトル、変圧器、変流器等の静止誘導電器は、種々のものが普及している。例えば、リアクトルは、昇圧回路、インバータ回路、アクティブフィルタ回路等、種々の電気回路に接続され、誘導リアクタンスを利用するものであり、用途に応じて様々な構造のものが開発されている。かかるリアクトルは、コイルとコアを、他の絶縁部材等とともに金属製のケースに収納し、樹脂で充填する構造のものが多く用いられている。
このように、コア及びコイルをケースに収容したリアクトルの場合、樹脂で充填する前提として、コア及びコイルを、ケースに対して確実に固定する必要がある。そのための機械的構造の一つとしては、板状のバネ部材を用いるものが知られている。例えば、特許文献1の技術では、コアの一側面とケースの内側面との間に、断面がU字形の板バネを挿入し、この板バネによって、コアの一側面を水平方向に付勢することにより、ケースの内壁に押し付けて固定している。また、特許文献2の技術では、リテーナと呼ばれる板状の金具を、コアの上部から垂直方向に押さえるように配置して、その両端をケースにボルト締結することによって固定している。
特開2005−72198号公報 特開2004−241475号公報
ところで、上記のような従来技術では、コアの固定方向が一方向であるため、固定されていない方向へのずれ等が生じる可能性がある。これに対処するため、例えば、特許文献1において、垂直方向から固定する部材を別途設けたり、特許文献2において、水平方向から固定する部材を別途設けることが考えられる。しかし、かかる方法では、部品点数が増えるとともに、組み立て工数が増大する。
特に、ケースに対して板バネ等を確実に固定しようとする場合には、複数個所をボルトで締め付ける必要がある。しかし、この場合には、複数のボルトが必要となるとともに、ケースにボルト用のボス形状を複数設けなければならない。
また、上記のような従来技術では、コアとコイルをケースに収容し、板バネで固定した後に、樹脂で充填する。しかし、板バネは薄い板状であるため、ケース内の板バネ以外の空間が大きくなり、樹脂の充填量が増える。このような樹脂の充填量の増大は、樹脂が比較的高価な場合(例えば、ウレタン系樹脂など)には、製造コストの増大に繋がる。特に、特許文献2のように、リテーナによって上部から押さえる形式の場合には、ケース内の空間はより一層大きくなり、コスト高となる。
さらに、板バネによる押さえでは、コアに対して線状に若しくは狭い面積で接することになる。このため、けい素鋼板等を積層して製造されている積層コアなどの場合は、その積層方向へ沿った形で、余計な力が局所的に集中する可能性がある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、少ない部品点数で安価且つ容易に組み立てることができるとともに、確実な固定が可能な静止誘導電器の固定構造及び固定部材を提供することにある。
上記のような目的を達成するため、本発明の静止誘導電器の固定構造は、静止誘導電器を支持体に固定する固定構造において、前記静止誘導電器の側面に対応する垂直方向の側面で前記静止誘導電器に当接する当接部材と、前記当接部材を、第1の方向に付勢することにより、前記支持体に対して固定する略棒状の固定具と、前記当接部材と前記支持体との間に設けられ、前記当接部材が前記静止誘導電器を前記第1の方向及びこれと異なる第2の方向に付勢するように、前記固定具による付勢力を分解する分解部と、を有し、前記当接部材と前記分解部は、互いに接するとともに前記静止誘導電器側に向かって下降する傾斜面を有する一対のブロック状の部材により構成され、前記当接部材と前記分解部とは、前記2つの傾斜面が互いに接する傾斜部を有し、前記当接部材には、前記固定具の直径よりも傾斜方向に広がったスライド穴が設けられ、前記固定具は、前記支持体と反対側の端部に頭部が設けられ、前記頭部には、前記第1の方向と直交し前記当接部材と対向する下面が設けられ、前記当接部材と前記固定具の下面との間には弾性部材が配設され、前記固定具は、前記スライド穴を通って前記当接部材を貫通するとともに前記分解部を貫通して前記支持体に固定されていること、を特徴とする。
以上のような発明では、固定具からの付勢力が分解部によって異なる方向に分解されて、当接部材が静止誘導電器を2方向から付勢するので、少ない部材で確実に固定できる。固定具からの付勢力の調整のみで固定できるので、組立が容易となる。さらに、傾斜部により付勢力の分解を実現できるので、構成が簡素且つ単純で済む。
他の態様では、前記固定具は、前記当接部材を前記支持体に対して締め付け固定する締結部材であることを特徴とする。
以上のような態様では、締結部材による締め付けのみで固定できるので、組み立て作業や付勢力の調整が容易となる。
他の態様では、前記当接部材は、前記静止誘導電器を前記第1の方向に付勢する面と、前記第2の方向に付勢する面とを有することを特徴とする。
以上のような態様では、面によって2方向からコアを押さえるので、コアへの保持力が分散され、局所集中による積層コア等への影響が防止される。
他の態様では、前記第1の方向は垂直方向であり、前記第2の方向は水平方向であることを特徴とする。
以上のような態様では、一般的なコア等が有する直交する2側面を付勢して押さえることができるので、最も確実な固定が可能となる。
他の態様では、前記当接部材と前記固定具との間には、弾性部材が配設されていることを特徴とする。
以上のような態様では、弾性部材によって静止誘導電器の変位を吸収し、固定を維持することができる。
他の態様では、前記当接部材と前記分解部は、互いに接する傾斜面を有する一対のブロック状の部材により構成されていることを特徴とする。
以上のような態様では、ブロック状の部材であるため、静止誘導電器の周囲を樹脂で充填する際に、樹脂の充填量を節約できる。
他の態様では、前記分解部は、前記支持体と一体に形成されていることを特徴とする。
他の態様では、前記分解部は、前記静止誘導電器の一部と一体に形成されていることを特徴とする。
以上のような態様では、分解部を独立の部材とする必要がなくなるため、部材数の削減になり、組み立てもさらに容易となる。
また、本発明の静止誘導電器の固定部材は、静止誘導電器を支持体に固定する固定部材において、前記静止誘導電器の側面に対応する垂直方向の側面で前記静止誘導電器に当接するスライドブロックと、前記スライドブロックを、第1の方向に付勢することにより、前記支持体に対して固定する固定具と、前記スライドブロックと前記支持体との間に設けられ、前記スライドブロックが前記静止誘導電器を前記第1の方向及びこれと異なる第2の方向に付勢するように、前記固定具による付勢力を分解するスライドベースと、を有し、前記スライドブロックと前記スライドベースは、互いに接するとともに前記静止誘導電器側に向かって下降する傾斜面を有する一対のブロック状の部材により構成され、前記スライドブロックと前記スライドベースは、前記2つの傾斜面が互いに接する傾斜部を有し、前記スライドブロックには、前記固定具の直径よりも傾斜方向に広がったスライド穴が設けられ、前記固定具は、前記支持体と反対側の端部に頭部が設けられ、前記頭部には、前記第1の方向と直交し前記スライドブロックと対向する下面が設けられ、前記スライドブロックと前記固定具の下面との間には弾性部材が配設され、前記固定具は、前記スライド穴を通って前記スライドブロックを貫通するとともに前記スライドベースを貫通して前記支持体に固定されていること、を特徴とする。

以上のような発明では、固定のための付勢力が傾斜面によって異なる方向に分解されて、スライドブロックが静止誘導電器を2方向から付勢するので、スライドブロックとスライドベースという少ない部材で確実に固定できる。
以上、説明したように、本発明によれば、少ない部品点数で安価且つ容易に組み立てることができるとともに、確実な固定が可能な静止誘導電器の固定構造及び固定部材を提供することができる。
本発明の一実施形態の全体構成を示す斜視図である。 図1の実施形態の縦断面図である。 図1の実施形態の内部構造を示す斜視図である。 図1の実施形態の固定部の分解斜視図である。 図1の実施形態の構成を示す簡略縦断面図である。 固定部を一対とした本発明の実施形態を示す簡略縦断面図である。 ケースの側壁を省略した本発明の実施形態を示す簡略縦断面図である。 図1の実施形態の簡略平面図である。 固定部の固定位置をずらした本発明の一実施形態を示す簡略平面図である。 固定部の固定位置をずらすとともに一対とした本発明の一実施形態を示す簡略平面図である。 固定部によりコアを固定した本発明の一実施形態を示す簡略平面図である。 スライドベースをケースと一体化させた本発明の一実施形態を示す簡略縦断面図である。 スライドベースをコアと一体化させた本発明の一実施形態を示す簡略縦断面図である。 スライドベースをコアと一体化させた本発明の一実施形態を示す簡略縦断面図である。 コアに係止穴を形成した本発明の一実施形態を示す簡略縦断面図である。 スペーサによりスライドブロックのストロークを規制した本発明の一実施形態を示す簡略縦断面図である。 図16の実施形態における上下のスペーサ(A)、固定ボルト(B)を示す側面図である。 コイルスプリングの密着高さによりスライドブロックのストロークを規制した本発明の一実施形態を示す簡略縦断面図である。 二段ショルダーボルトとスペーサによりスライドブロックのストロークを規制した本発明の一実施形態を示す簡略縦断面図である。 図19の実施形態における下のスペーサ(A)、二段ショルダーボルト(B)を示す側面図である。
符号の説明
1…ケース
1a…端子
1b…端子台
1c…穴
1d…固定穴
2…コア
2a…外コア
2b…係止穴
3…コイル
3a…端部
4…固定部
5…ボビン
5a…フランジ板
40…スライドブロック
40a…第1の付勢部
40b…第2の付勢部
40c…スライド穴
40d,41b…傾斜面
41…スライドベース
41a…貫通穴
41b…傾斜面
42…固定ボルト
43…コイルスプリング
44,45…ストッパー
次に、本発明の実施の形態(以下、実施形態と呼ぶ)について、図面を参照して具体的に説明する。
[リアクトルの全体構成…図1〜4]
まず、本実施形態の構成を、図1〜4を参照して説明する。なお、図1は本実施形態を適用したリアクトルの外観斜視図、図2は縦断面図、図3は内部構造を示す斜視図、図4は固定部の分解斜視図である。
すなわち、本実施形態を適用したリアクトルは、図1に示すように、ケース1に、コア2及びコイル3を収容することにより構成されている。ケース1内部におけるコア2は、図2〜4に示すように、固定部4によって固定されている。そして、コイル3の端部3aが露出するように、ケース1内は、ウレタン等の樹脂(図示せず)によって充填されている。
[ケースの構成…図1、2]
ケース1は、上部が開口したアルミニウム合金製の筐体である。ケース1の上縁には、コイル3の端部3aが接続される端子1aと、端子1aが固定された端子台1bが設けられている。また、ケース1の外底部には、四隅にネジによる固定用の穴1cが形成されている。さらに、ケース1の内底部には、図2に示すように、後述する固定部4の固定ボルト42の先端が捩じ込まれる固定穴1dが形成されている。
[コアの構成…図1〜4]
コア2は、コイル3の両端に露出したU字形の磁性体から成る外コア2aと、コイル3内に挿入された中コア(図示せず)を備えている。中コアは複数の磁性体ブロックから構成されている。外コア2aと中コアとの間及び中コアの複数の磁性体ブロック間は、セラミック板が介在することによりギャップが形成されている。また、コイル3と中コアとの間は、エポキシガラス製の角筒状のボビン5が介在することにより、絶縁されている。なお、5aはボビン5に設けられたフランジ板である。
[コイルの構成…図1〜4]
コイル3は、ポリアミドイミド被覆された平角線から成る。このコイル3は、平角線を幅方向に角筒状に巻いた(エッジワイズ巻)構成部分が、互いの軸が略平行となるように一対形成されている。コイル3内には、それぞれ上記のようにボビン5及び中コアが挿入されている。また、コイル3の両端部3aは、被覆が剥離されて、ケース1の端子1aにそれぞれ接続されている。
[固定部の構成…図2〜4]
固定部4は、スライドブロック40、スライドベース41、固定ボルト42及びコイルスプリング43によって構成されている。スライドブロック40は、請求項の当接部材に相当するアルミニウム製のブロック状部材であり、その上端には、水平方向に突出した第1の付勢部40aが設けられている。この第1の付勢部40aは、その下側の平面が、外コア2aの上面に当接することにより、下方に付勢するように構成されている。また、スライドブロック40における外コア2aの側面に対応する垂直方向の側面は、外コア2aの側面を水平方向に付勢する第2の付勢部40bとなっている。
そして、スライドブロック40には、固定ボルト42が垂直方向に挿入されるスライド穴40cが形成されている。このスライド穴40cは、スライドブロック40の水平方向の移動を許容するように、図4に示すように、水平方向(コア2に接離する方向)に長い長穴となっている。さらに、スライドブロック40の底面には、コア2側に向かって下降する傾斜面40dが形成されている。
スライドベース41は、請求項の分解部に相当するアルミニウム製のブロック状部材であり、固定ボルト42が垂直方向に挿入される貫通穴41aが形成されている。このスライドベース41の上部には、コア2側に向かって下降する傾斜面41bが形成されている。この傾斜面41bは、スライドベース41がケース1の底部とスライドブロック40との間に挟まれたときに、スライドブロック40の傾斜面40dに接する。
固定ボルト42は、請求項の固定具、締結部材に相当するショルダーボルトである。この固定ボルト42は、スライドブロック40のスライド穴40c、スライドベース41の貫通穴41aを貫通し、その先端がケース1の穴1dに捩じ込まれることにより、スライドブロック40、スライドベース41をケース1に固定する。
さらに、コイルスプリング43は、固定ボルト42の頭部と、スライドブロック40との間に介在させた弾性部材である。このコイルスプリング43は、コア2の変位による付勢力がスライドブロック40に伝達した場合に、スライドブロック40の垂直方向の変位を吸収する。
[作用]
以上のような本実施形態の固定部4による固定作用を、上記の図2〜4、図5を参照して説明する。なお、図5は、本実施形態の付勢力の働きを示す簡略縦断面図である。
すなわち、図2〜4に示すように、固定ボルト42のネジ部を、スライドブロック40のスライド穴40c、スライドベース41の貫通穴41aに貫通させ、ケース1の穴1dに捩じ込むことにより、スライドブロック40及びスライドベース41をケース1に固定する。このとき、スライドブロック40の第1の付勢部40aは、外コア2aの上面に当接して、下方に付勢する(図中、小さな矢印参照)。これにより、外コア2aがケース1の内底面に押し付けられて、垂直方向の固定が行われる。
また、固定ボルト42の締め付け固定によって働く垂直方向の力は、スライドブロック40の傾斜面40dとこれに接するスライドベース41の傾斜面41bによって、水平方向にも分解される。このため、スライドブロック40が移動して、第2の付勢部40bが、外コア2aの側面を水平方向に付勢する(図中、小さな矢印参照)。これにより、外コア2aがケース1の内側面に押し付けられて、水平方向の固定が行われる。
さらに、固定ボルト42による固定後、コア2の温度変化(線膨張係数差)によって起こる熱応力、磁気吸引力による振動、外部からの衝撃等による変位によって、コア2側からの付勢力が働く場合がある。この場合、水平方向の付勢力は、スライドブロック40が水平方向に移動してこれを吸収する。このとき、傾斜面40d,41bの効果により、水平方向の力が、垂直方向にも分解されるが、スライドブロック40がコイルスプリング43の付勢力に抗して上方に移動することにより、この力を吸収する(後述の図16、18、19参照)。なお、コア2及びコイル3の垂直方向の変位による付勢力も、同様に吸収される。
[効果]
以上のような本実施形態の効果を、以下に説明する。
[充填樹脂量の削減]
まず、本実施形態においては、ケース1の内部にブロック状に形成されたスライドブロック40、スライドベース41を用いて、コア2を固定するので、薄い平板状の板バネを内蔵させたり、板バネで上部から押さえる場合に比べて、ケース1とコア2及びコイル3との間に充填する樹脂量を削減することができる。従って、製造コストの低減が可能となる。
[所要スペースの縮小化]
スライドブロック40及びスライドベース41を単一の固定ボルト42によって締め付け固定するだけで、コア2に対して、垂直方向のみならず、水平方向にも付勢して確実に固定することができる。従って、板バネによって2方向の固定を実現するために、板バネの大型化やネジ固定部分の増大を招く場合に比べて、固定構造が小型となり、リアクトル全体の所要スペースを縮小化できる。変位の吸収用の弾性部材(コイルスプリング43)も、板バネ等より小型で済む。
[押さえ荷重の分散]
スライドブロック40及びスライドベース41の傾斜面40d,41bの設定により、固定ボルト42の締め付け力を、垂直方向と水平方向に効率良く分散させることができる。また、熱応力、振動、衝撃等によるコア2及びコイル3側からの付勢力も、水平方向と垂直方向に効率よく分散させて、吸収・緩和させることができる。従って、従来よりも小さな保持力で、確実に固定できる。
また、スライドブロック40の第1の付勢部40a及び第2の付勢部40bは、コア2に対して、板バネ等よりも広い面で接触させることができるので、積層コアなどの場合であっても、保持力の局所集中による悪影響が防止される。
[組立の容易化]
スライドブロック40、スライドベース41を、単一の固定ボルト42によって締め付けることによって、コア2及びコイル3の保持を実現できる。従って、組立が容易となり、付勢力の調整等も容易となる。
[他の実施形態]
本発明は、上記のような実施形態に限定されるものではなく、各部材の大きさ、形状、材質、数量等は、適宜変更可能である。従って、例えば、以下に述べるような種々の態様も包含する。
[固定位置]
上記の実施形態においては、図5に示すように、一方の外コア2aのみ保持することにより、ケース1に押し付けることによって固定していた。しかし、固定位置は、これに限定されない。例えば、図6に示すように、両方の外コア2aを同様の構造の固定部4によって固定することによって、より強固な固定と広範な変位の許容を実現してもよい。また、図7に示すように、ケース1の側壁が存在しないような場合であっても、固定部4と反対側において外コア2aを係止する箇所が存在すれば、固定することができる。
また、上記の実施形態においては、図8に示すように、上部から見て、外コア2aの中央に対応する位置において固定部4により固定していた。しかし、図9に示すように、いずれか一方に偏った位置において固定してもよい。また、複数の固定部4により固定する場合にも、図10に示すように、偏った位置で固定してもよい。なお、リアクトルの重心を通過する軸方向で保持できることが望ましい。
さらに、固定の対象は、コア2には限定されない。例えば、図11に示すように、コイル3を固定する構造とすることも考えられる。但し、コイル3を固定する場合には、固定部4とコイル3との絶縁が確保されることが必要となる。
[固定形状]
上記の実施形態においては、スライドブロック40の傾斜面40dに接する傾斜面41bを、独立した部材であるスライドベース41に設けていたが、スライドベース41を他の部材と兼用させて傾斜面41bを設けることにより、部材数の削減と組立の容易化を図ってもよい。例えば、図12に示すように、ケース1に、傾斜面41bを設けて、ケース1とスライドベース41を兼用させてもよい。
また、図13及び図14に示すように、コア2に、傾斜面41bを設けることにより、コア2とスライドベース41を兼用させてもよい。この場合、傾斜面41bの傾斜方向を、上記の実施形態と逆にすることにより、スライドブロック40の傾斜面40dが、コア2の傾斜面41bを垂直方向に付勢するとともに、水平方向にも付勢する。これにより、上記の実施形態のような第1の付勢部40a等を設けることも不要となり、さらに構造が簡素化される。
また、図15に示すように、コア2を垂直方向から付勢するための第1の付勢部40aが挿入されるように、コア2の一部に係止穴2bを形成してもよい。なお、上記のように、コア2自体の形状を工夫する場合には、ダストコアのように、圧縮成形により製造するものの方が製造し易い。
[固定ボルトの規制]
固定ボルト42の締め付け量を所定量(図16、18、19中、S参照)に規制するための構成としては、以下のようなものが考えられる。まず、図16及び図17に示すように、固定ボルト42におけるコイルスプリング43の上下に、一対のストッパー44,45を挿入させることにより、締め付けによるコイルスプリング43の押圧荷重にかかわらず、一定以上ストロークした時点で規制される。
また、図18に示すように、コイルスプリング43の密着高さを所望のものに設定することにより、締め付け量を規制することもできる。さらに、図19及び図20に示すように、固定ボルト42を二段ショルダーボルトとして、コイルスプリング43の下方のみにストッパー45を挿入することにより、ストッパー45と二段ショルダーボルトの上部との当接により、規制することも可能である。
[その他の態様]
コアやコイルの態様は自由である。例えば、コアの形状は、角柱型でも丸棒型でもよい。コアの形成についても、セラミックス(焼結フェライトコア)系と金属(圧粉コア)系のいずれを採用するか、その材質として何を含めるかも自由である。板状体の積層鉄心とするか、カットコアとするかも自由である。
コイルの巻線も、平角ではなく丸線としてもよいし、細線を編んだリッツ線としてもよい。コイルの巻き形状も、円筒状に巻いた形状としてもよい。コア及びコイルの数も、自由である。
当接部材、分解部、固定具(締結部材)、弾性部材、支持部材の大きさ、形状、材質についても、上記の実施形態で例示したものには限定されない。当接部材や分解部のブロック形状を大きくして、さらに樹脂量を低減してもよい。弾性部材として、小型の板バネを用いてもよい。支持部材についても、筐体である必要はない。静止誘導電器に対する付勢方向も、正確な垂直、水平には限定されない。設置状況によっては、垂直方向、水平方向でなくてもよい。第1及び第2の付勢方向が直交している場合に限定するものでもない。
また、充填用の樹脂としてどのような種類のものを使用するかも自由である。エポキシ、ポリイミド、シリコーン等、現在又は将来において利用可能なあらゆる樹脂を適用可能であり、特性向上のために他の材料を添加することも自由である。さらに、本発明は、コア及びコイルを備えたあらゆる静止誘導電器等の部品への適用を排除するものではない。

Claims (7)

  1. 静止誘導電器を支持体に固定する固定構造において、
    前記静止誘導電器の側面に対応する垂直方向の側面で前記静止誘導電器に当接する当接部材と、
    前記当接部材を、第1の方向に付勢することにより、前記支持体に対して固定する略棒状の固定具と、
    前記当接部材と前記支持体との間に設けられ、前記当接部材が前記静止誘導電器を前記第1の方向及びこれと異なる第2の方向に付勢するように、前記固定具による付勢力を分解する分解部と、
    を有し、
    前記当接部材と前記分解部は、互いに接するとともに前記静止誘導電器側に向かって下降する傾斜面を有する一対のブロック状の部材により構成され、
    前記当接部材と前記分解部とは、前記2つの傾斜面が互いに接する傾斜部を有し、
    前記当接部材には、前記固定具の直径よりも傾斜方向に広がったスライド穴が設けられ、
    前記固定具は、前記支持体と反対側の端部に頭部が設けられ、
    前記頭部には、前記第1の方向と直交し前記当接部材と対向する下面が設けられ、
    前記当接部材と前記固定具の下面との間には弾性部材が配設され、
    前記固定具は、前記スライド穴を通って前記当接部材を貫通するとともに前記分解部を貫通して前記支持体に固定されていること、
    を特徴とする静止誘導電器の固定構造。
  2. 前記固定具は、前記当接部材を前記支持体に対して締め付け固定する締結部材であることを特徴とする請求項記載の静止誘導電器の固定構造。
  3. 前記当接部材は、前記静止誘導電器を前記第1の方向に付勢する面と、前記第2の方向に付勢する前記垂直方向の側面とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の静止誘導電器の固定構造。
  4. 前記第1の方向は垂直方向であり、前記第2の方向は水平方向であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の静止誘導電器の固定構造。
  5. 前記分解部は、前記支持体と一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の静止誘導電器の固定構造。
  6. 前記分解部は、前記静止誘導電器の一部と一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の静止誘導電器の固定構造。
  7. 静止誘導電器を支持体に固定する固定部材において、
    前記静止誘導電器の側面に対応する垂直方向の側面で前記静止誘導電器に当接するスライドブロックと、
    前記スライドブロックを、第1の方向に付勢することにより、前記支持体に対して固定する固定具と、
    前記スライドブロックと前記支持体との間に設けられ、前記スライドブロックが前記静止誘導電器を前記第1の方向及びこれと異なる第2の方向に付勢するように、前記固定具による付勢力を分解するスライドベースと、
    を有し、
    前記スライドブロックと前記スライドベースは、互いに接するとともに前記静止誘導電器側に向かって下降する傾斜面を有する一対のブロック状の部材により構成され、
    前記スライドブロックと前記スライドベースは、前記2つの傾斜面が互いに接する傾斜部を有し、
    前記スライドブロックには、前記固定具の直径よりも傾斜方向に広がったスライド穴が設けられ、
    前記固定具は、前記支持体と反対側の端部に頭部が設けられ、
    前記頭部には、前記第1の方向と直交し前記スライドブロックと対向する下面が設けられ、
    前記スライドブロックと前記固定具の下面との間には弾性部材が配設され、
    前記固定具は、前記スライド穴を通って前記スライドブロックを貫通するとともに前記スライドベースを貫通して前記支持体に固定されていること、
    を特徴とする静止誘導電器の固定部材。
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