JP5696303B2 - 接点装置、及び接点装置のばね負荷調整方法 - Google Patents

接点装置、及び接点装置のばね負荷調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5696303B2
JP5696303B2 JP2010188628A JP2010188628A JP5696303B2 JP 5696303 B2 JP5696303 B2 JP 5696303B2 JP 2010188628 A JP2010188628 A JP 2010188628A JP 2010188628 A JP2010188628 A JP 2010188628A JP 5696303 B2 JP5696303 B2 JP 5696303B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
movable
plate
movable contact
contact pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010188628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012048907A (ja
Inventor
英樹 榎本
英樹 榎本
律 山本
律 山本
純久 福田
純久 福田
陽司 池田
陽司 池田
良介 尾▲崎▼
良介 尾▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2010188628A priority Critical patent/JP5696303B2/ja
Publication of JP2012048907A publication Critical patent/JP2012048907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5696303B2 publication Critical patent/JP5696303B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Contacts (AREA)

Description

本発明は、接点装置、及び接点装置のばね負荷調整方法に関するものである。
従来から、電磁石ブロックへの通電のON/OFF動作に伴って可動軸を軸方向へ移動させ、当該可動軸の移動に連動して可動接点を固定接点に接離させる接点装置が提供されている。ここで、上記接点装置は、可動接点が固定接点に当接している時(閉極時)の接点間の接圧を確保するために、可動接点に対して固定接点側への付勢力を与える接圧ばねを有している。
そして、近年、接点装置の小型化が望まれていることから、当該接点装置の各部品の小型化が進められており、上記接圧ばねについてもサイズダウンが図られている。ここで、一般的に上記接圧ばねとしては、コイルばねが用いられており、当該コイルばねは自然長から予め決められた所定の長さだけ縮められた状態で配設される。
そして、接圧ばねのサイズダウンを行うと、可動接点と固定接点との間に働く接圧が低下してしまうことから、ばね定数の大きな接圧ばねを用いることでサイズダウンを図りつつも接圧の低下を抑制していた。
しかしながら、接圧ばねのばね定数を大きくする程、接圧ばねの伸縮量の変化に対して上記付勢力の増減が大きくなってしまう。そのため、可動接点が固定接点から離間している時(開極時)における接圧ばねの圧縮量(初期圧縮量)が接点装置ごとに異なっていると、各接点装置において開極時接圧(初期接圧)にばらつきが生じる。そのため、閉極時の接圧が、予め決められた所定の接圧以上とならない接点装置が発生する虞があり、各接点装置の接圧のばらつきを見越して、より強い電磁力を発生可能な電磁石ブロックを各接点装置に設ける必要があった。
しかしながら、電磁石ブロックのサイズを大きくすると接点装置が大型化してしまうことから、接点装置の小型化を図ることが困難となっていた。従って、各接点装置における接圧ばねの初期圧縮量を等しくしてばね負荷のばらつきを抑制する必要があった。
そこで、接圧ばねのばね負荷調整方法として、一対のボルトと当該ボルトが螺入するナットとを用いた調整方法があった(例えば特許文献1参照)。
また、接圧ばねのばね負荷を調整する別の調整方法として、一乃至複数のスペーサを用いた調整方法もあった(例えば特許文献2参照)。
実公昭49−14366号公報 実公昭61−1623号公報
しかしながら、一対のボルトと当該ボルトが螺入するナットとを用いた上記方法では、一対のボルト及びナットを設けたことで部品点数が増加し、更には、一対のボルトとナットとを収納するスペースが必要となって接点装置が大型化するといった問題がある。
また、スペーサを用いた上記方法では、複数のスペーサを予め準備しておく必要があることから、製造コストが増加するといった問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数の増加を抑制すると共に接点装置の大型化を防止し、更には、製造コストの増加を抑えることが可能な、接点装置、及び接点装置のばね負荷調整方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の接点装置は、固定接点を有する固定端子と、前記固定接点に接離する可動接点を一面に有する可動接触子と、前記可動接触子の他面側に配置され、前記可動接点の接離方向に伸縮して前記可動接触子を前記固定接点側へ付勢する接圧ばねと、前記可動接触子の一面側及び前記可動接触子の他面側のいずれか一方に配置される調整板と、前記可動接触子の一面側及び前記可動接触子の他面側のいずれか他方に配置され前記調整板と共に前記可動接触子及び前記接圧ばねを狭持する挟持面を有する保持体と、一端側が前記保持体に連結される可動軸と、前記可動軸の他端側に接続され、前記可動接点が前記固定接点に接離するように前記可動軸を駆動させる駆動手段とを備える接点装置であって、前記調整板は、前記可動接触子の一面側に配置され、前記保持体は、前記可動接触子の他面側に配置され前記可動接触子及び前記接圧ばねを介して前記調整板に対向する前記挟持面と、当該挟持面から延設される側板とを有し、前記接圧ばねの伸縮方向へ前記調整板を移動させることで前記挟持面と前記調整板との間の距離を変化させ、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置で前記調整板を前記側板に固定することを特徴とする。
また、この接点装置は、前記調整板は、前記可動接触子の一面側に配置され側端が前記側板に当接するベース板と、当該ベース板の側端から前記側板に沿って延設される延設片とを有し、前記調整板を前記接圧ばねの伸縮方向へ移動させて、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置で前記延設片を前記側板に固定することが好ましい。
また、上記課題を解決するために本発明の接点装置のばね負荷調整方法は、固定接点を有する固定端子と、前記固定接点に接離する可動接点を一面に有する可動接触子と、前記可動接触子の他面側に配置され、前記可動接点の接離方向に伸縮して前記可動接触子を前記固定接点側へ付勢する接圧ばねと、前記可動接触子の一面側及び前記可動接触子の他面側のいずれか一方に配置される調整板と、前記可動接触子の一面側及び前記可動接触子の他面側のいずれか他方に配置され前記調整板と共に前記可動接触子及び前記接圧ばねを狭持する挟持面を有する保持体と、一端側が前記保持体に連結される可動軸と、前記可動軸の他端側に接続され、前記可動接点が前記固定接点に接離するように前記可動軸を駆動させる駆動手段とを備える接点装置のばね負荷調整方法であって、前記調整板は、前記可動接触子の一面側に配置され、前記保持体は、前記可動接触子の他面側に配置され前記可動接触子及び前記接圧ばねを介して前記調整板に対向する前記挟持面と、当該挟持面から延設される側板とを有し、前記接圧ばねの伸縮方向へ前記調整板を移動させることで前記挟持面と前記調整板との間の距離を変化させ、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置で前記調整板を前記側板に固定することを特徴とする。
また、この接点装置のばね負荷調整方法は、前記調整板は、前記可動接触子の一面側に配置され側端が前記側板に当接するベース板と、当該ベース板の側端から前記側板に沿って延設される延設片とを有し、前記調整板を前記接圧ばねの伸縮方向へ移動させて、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置で前記延設片を前記側板に固定することが好ましい。
本発明では、部品点数の増加を抑制すると共に接点装置の大型化を防止し、更には、製造コストの増加を抑えることが可能な、接点装置、及び接点装置のばね負荷調整方法を提供することができる。
実施形態1における接点装置の断面図を示す。 同上における接点装置の斜視図を示す。 同上における接点装置を備えた電磁継電器の断面図を示す。 同上における接点装置を備えた電磁継電器の外観図を示す。 同上における接点装置を備えた電磁継電器の分解斜視図を示す。 実施形態2における接点装置の断面図を示す。 同上における接点装置の断面図を示す。 同上における接点装置の別形態の断面図を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の接点装置について図1、2を用いて説明を行う。なお、図1における上下左右を基準とし、上下左右方向と直交する方向を前後方向として説明を行う。
本実施形態の接点装置は、図1、2に示すように、固定接点32を有する固定端子33と、可動接点34を有する可動接触子35と、接圧ばね36と、調整板64と、保持部材65と、可動軸66と、電磁石ブロック2とを備える。
固定端子33は、銅等の導電性材料により略円柱状に形成され、下端に固定接点32が固着されている。なお、固定接点32は、固定端子33と一体に形成されていてもよい。
可動接触子35は、略矩形平板状に形成されて上面の左右両端側に可動接点34が各々固着され、当該可動接点34が固定接点32に所定の間隔を空けて対向する位置に配設される。また、可動接触子35の下面略中央には、略円板状の位置決め凸部35aが形成されている。
接圧ばね36は、コイルばねから成り、軸方向を上下方向に向けた状態で配設され、上端側内径部に位置決め凸部35aが嵌め込まれることで可動接触子35に対して位置決めされている。
保持部材65は、天板651、及び天板651の下方に配置されて上下方向において天板651に対向する底板652、及び天板651と底板652とを連結して前後方向において互いに対向する一対の側板653とから断面略矩形枠型に形成されている。
天板651及び底板652は、共に略矩形板状に形成され、可動接触子35を介して互いに対向する。また、底板652の略中央には、ねじ孔65aが形成されている。
一対の側板653は、略矩形板状に形成され、前方側の側板653が天板651及び底板652の前端同士を接続し、後方側の側板653が天板651及び底板652の後端同士を接続する。
可動軸66は、上下方向に長い略棒体状に形成され、下端側に電磁石ブロック2が接続され、上端部側には、ねじ溝が形成されてねじ部66aが設けられている。そして、可動軸66は、ねじ部66aが底板652のねじ孔65aに螺入して、上下方向に移動自在に設けられている。つまり、可動軸66を軸周りに回転させることで、底板652の上面からの可動軸66の突出量を変化させることができる。
調整板64は、略矩形板状に形成され、一対の側板653間に配置されて上面が接圧ばね36の下端に押圧され、下面が可動軸66の上端に押圧されて当該可動軸66及び接圧ばね36によって狭持される。これにより、接圧ばね36は、調整板64と可動接触子35との間に圧縮状態で配置されて可動接触子35を上方へ押圧する。以下、可動接点が固定接点から離間している時(開極時)における、可動接触子35に対する接圧ばね36の接圧を初期接圧と称する。
そして、可動接触子35は、接圧ばね36に上方へ押圧されて上面が天板651に当接し、固定接点32側への移動が規制される。
ここで、複数の接点装置において、初期接圧にばらつきがある場合、当該初期接圧が予め決められた所定の接圧以下となる接点装置の発生を見越して、より大きな電磁力を発生可能な電磁石ブロックを各接点装置に設ける必要がある。しかしながら、より大きな電磁力を発生させるためには、電磁石ブロックのサイズをより大きくする必要があることから、接点装置が大型化してしまうという問題があった。
しかしながら、本実施形態の接点装置では、可動軸66を軸周りに回転させることで初期接圧を容易に調整することができる。以下、初期接圧の調整方法について説明を行う。
まず、調整前の接圧が予め決められた所定の接圧以下となっている場合には、可動軸66を軸周りの一方向に回転させて、底板652の上面からの可動軸66の突出量を増加させる。また、調整前の接圧が予め決められた所定の接圧以上となっている場合には、所定の接圧以下となっている場合とは逆に、可動軸66を軸周りの他方向に回転させて、底板652の上面からの可動軸66の突出量を減少させる。
そして、可動軸66の移動に連動して調整板64が接圧ばね36の伸縮方向(上下方向)に移動し、調整板64と可動接触子35との間の距離が変化する。これに伴い、調整板64と可動接触子35とに狭持された接圧ばね36が伸縮し、初期接圧の値が変化する。続いて、初期接圧が予め決められた所定の値となる位置で可動軸66の回転を停止し、可動軸66のねじ部66aを底板652のねじ孔65aに、例えばねじロックで固定する。これにより、可動軸66が底板652に対して回転しなくなり、初期接圧が予め決められた所定の接圧に調整、維持される。なお、本実施形態では、ねじ部66aをねじ孔65aにねじロックで固定しているが、固定方法はこれに限定されず、溶接等の他の方法であってもよい。
以上のようにして、本実施形態の接点装置では、可動軸66及び調整板64及び保持体65(天板651及び底板652)により、ばね負荷(初期接圧)調整構造及びばね負荷(初期接圧)調整方法が構成され、開極時における初期接圧を容易に調整することができる。また、各接点装置において初期接圧の調整を行うことで、各接点装置における初期接圧のばらつきが抑制されることから、電磁石ブロック2のサイズアップが必要なくなり接点装置の大型化を防止することができる。
次に、上記構成からなる本実施形態の接点装置の動作について説明を行う。まず、駆動手段2によって可動軸66が上方へ変位すると、それに伴って可動軸66に接続された保持部材65も上方へ変位する。すると、当該変位に伴って、可動接触子35も上方へ移動し、可動接点34が、固定接点32に当接して接点間が導通する。その際、可動接触子35に対する接圧ばね36の接圧が、上記の通り調整されていることから、各接点装置における可動接点34と固定接点32との間に働く接圧を、互いに略等しくすることができる。
また、本実施形態の接点装置では、既存の部品(保持体65及び可動軸66)及び調整板64により、ばね負荷調整構造及びばね負荷調整方法が構成されている。つまり、接点装置を構成する保持体65及び可動軸66が、ばね負荷調整構造及びばね負荷調整方法の構成部品も兼ねている。そのため、例えば従来例で示した初期接圧の調整方法のように、ボルトとナットとを別途用いる必要がなく、接点装置の部品点数の増加を抑えることができる。加えて、保持部材65内に調整板64が収納されることから、調整板64を収納するためのスペースを別途設ける必要がなく、接点装置の大型化を防止することができる。
また、本実施形態におけるばね負荷調整構造及びばね負荷調整方法では、可動軸66を軸周りに回転させることで、予め決められた所定の初期接圧に調整することができ、初期接圧の調整後は、可動軸66の回転を停止することで調整後の初期接圧が維持される。従って、従来例で示したスペーサを用いる調整方法のように、初期接圧の調整及び調整後の初期接圧を維持するために、別途部材を必要としないため製造コストの増加を防止することができる。
そして、上記本実施形態の接点装置は、例えば、図3に示すような電磁継電器に用いられる。
上記電磁継電器は、図3(a)、(b)、図4(a)、(b)、図5(a)〜(c)に示すように、中空箱型のハウジング4内に、電磁石ブロック(駆動手段)2と接点ブロック3とを一体に組み合わせて構成される内器ブロック1を収納する。以下、図3(a)における上下左右を基準とし、上下左右方向と直交する方向を前後方向とする。
電磁石ブロック2は、励磁巻線22が巻回するコイルボビン21と、励磁巻線22の両端がそれぞれ接続される一対のコイル端子23と、コイルボビン21内に配設固定される固定鉄心24と、可動鉄心25と、継鉄26と、復帰ばね27とを備える。
コイルボビン21は、樹脂材料により上端及び下端に鍔部21a、21bが形成された略円筒状に形成され、鍔部21a、21b間の円筒部21cには励磁巻線22が巻回されている。また、円筒部21cの下端側の内径は、上端側の内径よりも拡径されている。
励磁巻線22は、図5(c)に示すように、コイルボビン21の鍔部21aに設けられる一対の端子部121に端部が各々接続され、端子部121に接続されるリード線122を介して一対のコイル端子23とそれぞれ接続される。
コイル端子23は、銅等の導電性材料から形成され、半田等によりリード線122と接続される。
継鉄26は、図3(a)に示すように、コイルボビン21の上端側に配設される継鉄板26Aと、コイルボビン21の下端側に配設される継鉄板26Bと、継鉄板26Bの左右両端から継鉄板26A側へ延設される一対の継鉄板26Cとから構成される。
継鉄板26Aは、略矩形板状に形成され、その上面側略中央には凹部26aが形成されており、当該凹部26aの略中央には挿通孔26cが形成されている。
そして、挿通孔26cには、上端に鍔部28aが形成される有底円筒状の円筒部材28が挿通し、鍔部28aが凹部26aに接合される。ここで、円筒部材28の円筒部28b内の下端側には、磁性材料から略円柱状に形成される可動鉄心25が配設される。更に円筒部28b内には、磁性材料から略円筒状に形成されて軸方向において可動鉄心25と対向する固定鉄心24が配設される。
また、継鉄板26Aの上面には、周縁部が継鉄板26Aにおける挿通孔26cの開口周縁に固定される略円板状のキャップ部材45が設けられ、当該キャップ部材45によって可動鉄心25の抜け止めがなされる。また、キャップ部材45は、その略中央が上方向へ略円柱状に凹んで凹部45aが形成され、当該凹部45a内に固定鉄心24の上端に形成される鍔部24aが収納される。
そして、コイルボビン21における下端側の内周面と、円筒部材28の外周面との間に形成される隙間部分には、磁性材料からなる円筒状のブッシュ26Dが嵌合されている。そして、ブッシュ26Dは、継鉄板26A〜26Cと固定鉄心24と可動鉄心25と共に磁気回路を形成している。
復帰ばね27は、固定鉄心24の内径24bを挿通すると共に、下端が可動鉄心25の上面と当接し、上端がキャップ部材45の下面に当接する。ここで、復帰ばね27は、可動鉄心25とキャップ部材45との間に圧縮状態で設けられており、可動鉄心25を下方へ弾性付勢するものである。
次に、接点ブロック3は、ケース31と、一対の固定端子33と、と可動接触子35と、保持体65と、接圧ばね36と、調整板64と、可動軸66とを備える。
可動軸66は、上下方向に長い略丸棒状に形成され、上端側及び下端側にねじ溝が形成されてねじ部66a、66bが形成されている。そして、可動軸66の下端側は、キャップ部材45における凹部45a略中央に形成される挿通孔45b、及び復帰ばね27を挿通し、ねじ部66bが可動鉄心25に軸方向に沿って形成されるねじ孔25aに螺合する。これにより、可動軸5と可動鉄心25とが接続される。
また、可動軸66の上端側におけるねじ部66aは、上記の通り底板652におけるねじ孔65aに螺入し、可動軸66の上端部が底板652の上面側に突出して調整板64を押圧する。
ケース31は、セラミック等の耐熱性材料から下面が開口した中空箱型に形成され、その上面には2つの貫通穴31aが並設される。
固定端子33は、銅等の導電性材料により略円柱状に形成され、上端に鍔部33aが形成され、下端に固定接点32が設けられている。そして、固定端子33は、ケース31の貫通穴31aに貫設され、鍔部33aをケース31の上面から突出させた状態で当該ケース31にろう付けにより接合される。
また、図3(a)に示すように、ケース31の開口周縁にはフランジ38の一端がろう付けにより接合される。そして、フランジ38の他端が第一の継鉄板26Aとろう付けにより接合される。
更に、ケース31の開口部には、固定接点32と可動接点34との間で発生するアークを、ケース31とフランジ38との接合部から絶縁するための絶縁部材39が設けられている。
絶縁部材39は、セラミックや合成樹脂等の絶縁性材料から上面が開口した略中空直方体状に形成され、周壁の上端側がケース31の周壁の内面に当接する。これにより、固定接点32と可動接点34とからなる接点部と、ケース31とフランジ部38との接合部との絶縁を図っている。
更に、絶縁部材39の内底面の略中央には、可動軸66が挿通する挿通孔39bが形成される。
ハウジング4は、樹脂材料によって略矩形箱状に形成され、上面が開口した中空箱型のハウジング本体41と、ハウジング本体41の開口に覆設する中空箱型のカバー42とから構成される。
ハウジング本体41は、左右側壁の前端に電磁継電器を取り付け面にねじ留めにより固定する際に用いられる挿通孔141aが形成された突部141が設けられている。また、ハウジング本体41の上端側の開口周縁には段部41aが形成されており、下端側に比べて外周が小さくなっている。そして、段部41aよりも上方の前面にはコイル端子23の端子部23bが嵌め込まれる一対のスリット41bが形成されている。更に、段部41aよりも上方の後面には、一対の凹部41cが左右方向に並設されている。
カバー42は、下面が開口した中空箱型に形成されており、後面にはハウジング本体41に組み付ける際にハウジング本体41の凹部41cに嵌まり込む一対の突部42aが形成されている。また、カバー42の上面には、上面を左右に略2分割する仕切り部42cが形成され、当該仕切り部42cによって2分割された上面にはそれぞれ、固定端子33が挿通する一対の挿通孔42bが形成される。
そして、図5(c)に示すように、ハウジング4に電磁石ブロック2及び接点ブロック3からなる内器ブロック1収納する際には、コイルボビン21の下端の鍔部21bとハウジング本体41の底面との間に略矩形状の下側クッションゴム43を介装する。そして、ケース31とカバー42との間に固定端子33の鍔部33aが挿通する挿通孔44aが形成された上側クッションゴム44を介装する。
上記構成からなる電磁継電器は、復帰ばね27の付勢力によって可動鉄心25が下方へ摺動し、それに伴って可動軸66も下方へ移動する。これにより、可動接触子35は、天板651に下方へ押圧されて当該天板651と共に下方へ移動する。そのため、初期状態では可動接点34が固定接点32と離間している。
そして、励磁巻線22が通電され、可動鉄心25が固定鉄心24に吸引されて上方へ摺動すると、可動鉄心25に連結された可動軸66も連動して上方へ移動する。これにより、可動軸66に接続された保持体65が固定接点32側へ移動し、当該移動に伴って可動接触子35も上方へ移動する。そして、可動接点34が固定接点32に当接して接点間が導通する。
また、励磁巻線22への通電がオフされると、復帰ばね27の付勢力によって可動鉄心25が下方へ摺動し、それに伴って可動軸66も下方へ向かって移動する。これにより、保持体65も下方へ移動し、当該移動に伴って可動接触子35も下方へ移動するので、固定接点32と可動接点34とが離間する。
そして、上記電磁継電器は、本実施形態の接点装置を備えることから、初期接圧を容易に調整することができる。また、各接点装置における初期接圧のばらつきが抑制されることから、電磁石ブロック2のサイズアップが必要なくなり電磁継電器の大型化を防止することができる。
(実施形態2)
本実施形態の接点装置について図6、7を用いて説明を行う。なお、図6における上下左右を基準とし、上下左右方向と直交する方向を前後方向として説明を行う。
本実施形態の接点装置は、図6、7に示すように、固定接点32を有する固定端子33と、可動接点34を有する可動接触子35と、接圧ばね36と、調整板67と、保持部材68と、可動軸69と、電磁石ブロック2とを備える。
固定端子33は、銅等の導電性材料により略円柱状に形成され、下端に固定接点32が固着されている。なお、固定接点32は、固定端子33と一体に形成されていてもよい。
可動接触子35は、略矩形平板状に形成されて上面の左右両端側に可動接点34が各々固着され、当該可動接点34が固定接点32に所定の間隔を空けて対向する位置に配設される。また、可動接触子35の下面略中央には、略円板状の位置決め凸部35aが形成されている。
接圧ばね36は、コイルばねから成り、軸方向を上下方向に向けた状態で配設され、上端側内径部に位置決め凸部35aが嵌め込まれることで可動接触子35に対して位置決めされている。
保持部材68は、底板681、及び底板681の前後両端からそれぞれ上方へ向けて延設されて前後方向において互いに対向する一対の側板682とから断面略コの字型に形成されている。
底板681は、略矩形板状に形成され、上面が接圧ばね36の下端に当接して当該接圧ばね36を介して可動接触子35の下面に対向する。つまり、底板681と可動接触子35とにより、接圧ばね36は上下方向に狭持されている。
一対の側板682は、共に略矩形板状に形成され、前方の側板682の内面(後面)に可動接触子35の前端が摺接し、後方の側板682の内面(前面)に可動接触子35の後端が摺接する。
可動軸69は、上下方向に長い略棒体状に形成され、下端に電磁石ブロック2が接続され、上端が、底板681の下面略中央に接続される。
調整板67は、略矩形板状に形成され、上方から一対の側板682間に挿し入れられて可動接触子35の上面略中央に載置される。そして、調整板67を下方へ押圧することで接圧ばね36の付勢力に抗って調整板67及び可動接触子35が下方へ移動し、当該可動接触子35に対する接圧ばね36の接圧が増加する。なお、以下、可動接点34が、固定接点32から離間している時(開極時)における、接圧ばね36の可動接触子35に対する接圧を初期接圧と称する。ここで、調整板67を更に下方へ移動させた場合には、初期接圧を更に増加させることができ、調整板67を上方へ移動させた場合には、初期接圧を減少させることができる。
そして、初期接圧が予め決められた所定の値となる位置で、調整板67の前後両端を一対の側板682に例えば溶接等によってそれぞれ固定する。これにより、本実施形態における接点装置においても、初期接圧を容易に調整することができる。
そして、可動接触子35は、接圧ばね36に上方へ押圧されて上面が調整板67に当接し、固定接点32側への移動が規制される。
次に、上記構成からなる本実施形態の接点装置の動作について説明を行う。ます、駆動手段2によって可動軸69が上方へ変位すると、それに伴って当該可動軸69に接続された保持部材68も上方へ変位する。すると、当該変位に伴って、可動接触子35も上方へ移動し、可動接点34が、固定接点32に当接して接点間が導通する。
ここで、本実施形態の接点装置においても、初期接圧が調整されていることから、各接点装置における接圧のばらつきを抑制できる。従って、電磁石ブロックのサイズアップが必要なくなって接点装置の大型化を防止することができる。
また、本実施形態の接点装置は、既存の接点装置の構造に対して、初期接圧調整用の調整板6を設けたのみであることから、例えば従来例で示した、ボルトとナットとを用いた初期接圧の調整方法に比べて、接点装置の部品点数の増加を抑えることができる。また、調整板6は、保持部材68内に収納されることから、調整板6を収納するためのスペースを別途設ける必要がないことから接点装置の大型化を防止することができる。
また、本実施形態におけるばね負荷調整構造及びばね負荷調整方法では、調整板6の上下方向における位置を変化させることで初期接圧の調整を行うことができ、調整後に調整板6を保持部材68に固定することで調整後の初期接圧が維持される。そのため、例えば従来例で示した、スペーサを用いる調整方法のように、初期接圧の調整及び調整後の初期接圧を維持するために、別途部材を必要としないため製造コストの増加を防止することができる。
なお、本実施形態では、調整板67を略矩形平板状としていたが当該調整板67を用いる代わりに、図8に示すような断面略コの字状の調整板70を用いてもよい。
調整板70は、略矩形平板状のベース板701と、当該ベース板701の前後両端から下方へ向けてそれぞれ延設される一対の延設片702とから構成される。ベース板701は、略矩形板状に形成されて可動接触子35の上面略中央に当接する。また、一対の延設片702は、略矩形平板状に形成されて内面が可動接触子35における前後両端に対向し、外面が側壁682に摺接する。つまり、調整板70は、可動接触子35を上方から抱え込んだ状態となっている。
そして、調整板70を下方へ押圧して当該調整板70と共に可動接触子35を下方へ移動させ、可動接触子35に対する接圧ばね36の接圧が、予め設定された所定の値となる位置まで調整板70を押し下げる。その後、延設片702を例えば溶接等によって側板682の内面に固定することで、調整板70が保持部材68に固定されて上記接圧が予め決められた所定の値で維持される。
ここで、上記調整板70は、側板682に対向する延設片702を有していることから、上記調整板6に比べて側板682に対する接触面積が大きい。そのため、調整板70を用いることで、初期接圧の調整時に保持部材68に対して摺動する調整板70が傾くことを抑制できる。そして、初期接圧が予め決められた所定の値となる位置で、保持部材68に対して調整板70を安定して固定することができ、初期接圧を上記所定の値で正確に設定することができる。
2 電磁石ブロック(駆動手段)
32 固定接点
33 固定端子
34 可動接点
35 可動接触子
36 接圧ばね
64 調整板
65、68 保持体
66 可動軸
651 天
652 底板
653、682側板
681 底

Claims (4)

  1. 固定接点を有する固定端子と、
    前記固定接点に接離する可動接点を一面に有する可動接触子と、
    前記可動接触子の他面側に配置され、前記可動接点の接離方向に伸縮して前記可動接触子を前記固定接点側へ付勢する接圧ばねと、
    前記可動接触子の一面側及び前記可動接触子の他面側のいずれか一方に配置される調整板と、
    前記可動接触子の一面側及び前記可動接触子の他面側のいずれか他方に配置され前記調整板と共に前記可動接触子及び前記接圧ばねを狭持する挟持面を有する保持体と、
    一端側が前記保持体に連結される可動軸と、
    前記可動軸の他端側に接続され、前記可動接点が前記固定接点に接離するように前記可動軸を駆動させる駆動手段とを備える接点装置であって、
    前記調整板は、前記可動接触子の一面側に配置され、
    前記保持体は、前記可動接触子の他面側に配置され前記可動接触子及び前記接圧ばねを介して前記調整板に対向する前記挟持面と、当該挟持面から延設される側板とを有し、
    前記接圧ばねの伸縮方向へ前記調整板を移動させることで前記挟持面と前記調整板との間の距離を変化させ、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置で前記調整板を前記側板に固定することを特徴とする接点装置。
  2. 前記調整板は、前記可動接触子の一面側に配置され側端が前記側板に当接するベース板と、当該ベース板の側端から前記側板に沿って延設される延設片とを有し、
    前記調整板を前記接圧ばねの伸縮方向へ移動させて、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置で前記延設片を前記側板に固定することを特徴とする請求項1記載の接点装置。
  3. 固定接点を有する固定端子と、
    前記固定接点に接離する可動接点を一面に有する可動接触子と、
    前記可動接触子の他面側に配置され、前記可動接点の接離方向に伸縮して前記可動接触子を前記固定接点側へ付勢する接圧ばねと、
    前記可動接触子の一面側及び前記可動接触子の他面側のいずれか一方に配置される調整板と、
    前記可動接触子の一面側及び前記可動接触子の他面側のいずれか他方に配置され前記調整板と共に前記可動接触子及び前記接圧ばねを狭持する挟持面を有する保持体と、
    一端側が前記保持体に連結される可動軸と、
    前記可動軸の他端側に接続され、前記可動接点が前記固定接点に接離するように前記可動軸を駆動させる駆動手段とを備える接点装置のばね負荷調整方法であって、
    前記調整板は、前記可動接触子の一面側に配置され、
    前記保持体は、前記可動接触子の他面側に配置され前記可動接触子及び前記接圧ばねを介して前記調整板に対向する前記挟持面と、当該挟持面から延設される側板とを有し、
    前記接圧ばねの伸縮方向へ前記調整板を移動させることで前記挟持面と前記調整板との間の距離を変化させ、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置で前記調整板を前記側板に固定することを特徴とする接点装置のばね負荷調整方法。
  4. 前記調整板は、前記可動接触子の一面側に配置され側端が前記側板に当接するベース板と、当該ベース板の側端から前記側板に沿って延設される延設片とを有し、
    前記調整板を前記接圧ばねの伸縮方向へ移動させて、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置で前記延設片を前記側板に固定することを特徴とする請求項3記載の接点装置のばね負荷調整方法。
JP2010188628A 2010-08-25 2010-08-25 接点装置、及び接点装置のばね負荷調整方法 Active JP5696303B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010188628A JP5696303B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 接点装置、及び接点装置のばね負荷調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010188628A JP5696303B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 接点装置、及び接点装置のばね負荷調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012048907A JP2012048907A (ja) 2012-03-08
JP5696303B2 true JP5696303B2 (ja) 2015-04-08

Family

ID=45903563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010188628A Active JP5696303B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 接点装置、及び接点装置のばね負荷調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5696303B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013187134A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Panasonic Corp 接点装置
JP6064262B2 (ja) * 2012-04-09 2017-01-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 接点装置のばね負荷調整構造および、接点装置のばね負荷調整方法
CN107910228B (zh) 2015-12-22 2019-09-10 厦门宏发电力电器有限公司 一种高压直流继电器
JP6844573B2 (ja) * 2018-03-30 2021-03-17 オムロン株式会社 リレー
CN111415841B (zh) * 2020-03-19 2022-05-17 贵州航天电器股份有限公司 一种动触点组件及具有该动触点组件的接触器
CN115383238A (zh) * 2022-08-11 2022-11-25 浙江福达合金材料科技有限公司 一种接触器动触头组件的焊接装置及方法
CN115621979A (zh) * 2022-10-13 2023-01-17 管琳 一种短路自断连安全电表及断连方法
CN115642056B (zh) * 2022-11-17 2023-03-21 东莞市中汇瑞德电子股份有限公司 一种带有辅助触点的高压直流继电器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6191815A (ja) * 1984-10-09 1986-05-09 株式会社デンソー マグネツトスイツチ
EP0587611B1 (en) * 1991-03-28 1997-05-21 Kilovac Corporation Dc relay device
JP2005203306A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 直流リレー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012048907A (ja) 2012-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5696303B2 (ja) 接点装置、及び接点装置のばね負荷調整方法
JP6064262B2 (ja) 接点装置のばね負荷調整構造および、接点装置のばね負荷調整方法
JP6910014B2 (ja) 接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器
USRE49236E1 (en) Contact device and electromagnetic relay
JP6064223B2 (ja) 接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器
JP5821036B2 (ja) 接点装置
WO2020170895A1 (ja) リレー
CN111211011A (zh) 电磁继电器
JP2012022982A (ja) 接点装置
JP7124758B2 (ja) リレー
JP5529659B2 (ja) 接点装置
JP5821008B2 (ja) 接点装置
US9202642B2 (en) Magnetic contactor
JP2010257789A (ja) 封止接点装置
JP7380029B2 (ja) リレー
JP6726869B2 (ja) 接点装置および電磁継電器
JP5821009B2 (ja) 接点装置
JP2012048908A (ja) 接点装置のばね負荷調整構造、及びばね負荷調整方法
JP6945171B2 (ja) 電磁継電器
WO2013175727A1 (ja) 接点装置
JP5336271B2 (ja) 接点装置
JP5845467B2 (ja) 接点装置
JP6667150B2 (ja) 電磁継電器
JP2012199127A (ja) 接点装置及びこれを用いた電磁継電器
JP7390791B2 (ja) リレー

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140903

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140911

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141225

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5696303

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151