JP6064262B2 - 接点装置のばね負荷調整構造および、接点装置のばね負荷調整方法 - Google Patents

接点装置のばね負荷調整構造および、接点装置のばね負荷調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、接点装置のばね負荷調整構造および、接点装置のばね負荷調整方法に関するものである。
従来、電磁石ブロックへの通電のオン・オフ動作に伴って可動軸を軸方向へ移動させ、可動軸の移動に連動して可動接点を固定接点に接離させる接点装置が提供されている。接点装置は、可動接点が固定接点に当接しているとき(閉極時)の接点間の接圧を確保するために、可動接点に対して固定接点側への付勢力を与える接圧ばねを有している。
そして、近年、接点装置の小型化が望まれていることから、接点装置の各部品の小型化が進められており、接圧ばねについてもサイズダウンが図られている。ここで、一般的に接圧ばねとしては、コイルばねが用いられており、コイルばねは自然長から予め決められた所定の長さだけ縮められた状態で配設される。そして、接圧ばねのサイズダウンを行うと、可動接点と固定接点との間に働く接圧が低下してしまうことから、ばね定数の大きな接圧ばねを用いることでサイズダウンを図りつつも接圧の低下を抑制していた。接圧ばねのばね定数を大きくするほど、接圧ばねの伸縮量の変化に対する付勢力の増減が大きくなる。
しかしながら、可動接点が固定接点から離間しているとき(開極時)における接圧ばねの圧縮量(初期圧縮量)が接点装置ごとに異なっていると、複数の接点装置間において開極時接圧(初期接圧)にばらつきが生じる。そのため、閉極時の接圧が予め決められた所定の接圧以上とならない接点装置が発生するおそれがある。したがって、複数の接点装置間の接圧のばらつきを見越して、より強い電磁力を発生可能な電磁石ブロックを各接点装置に設ける必要があった。なお、初期接圧とは、可動接点が固定接点から離間している時(開極時)における、接圧ばねの可動接触子に対する接圧をいう。
しかしながら、電磁石ブロックのサイズを大きくすると接点装置が大型化してしまうことから、接点装置の小型化を図ることが困難となっていた。したがって、複数の接点装置における接圧ばねの初期圧縮量を等しくし、ばね負荷のばらつきを抑制する必要があった。
そこで、調整板と保持部材とを用いて可動接触子および接圧ばねを挟持する構成を備え、接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置で調整板を保持部材に溶接して固定することで、ばね負荷を調節可能な接点装置がある(例えば、日本国公開特許第2012−48907号公報参照)。この従来の接点装置について、図10,11を用いて説明を行う。なお、図10における上下左右を基準とし、上下左右方向と直交する方向を前後方向として説明を行う。
従来の接点装置は、図10,11に示すように、固定接点32を有する固定端子33と、可動接点34を有する可動接触子35と、接圧ばね36と、調整板61と、保持部材5Aと、可動軸8と、電磁石ブロック2とを備える。
固定端子33は、銅等の導電性材料により略円柱状に形成され、下端に固定接点32が固着されている。なお、固定接点32は、固定端子33と一体に形成されていてもよい。
可動接触子35は、略矩形平板状に形成されて上面の左右両端側に可動接点34が各々固着され、当該可動接点34が固定接点32に所定の間隔を空けて対向する位置に配設される。また、可動接触子35の下面略中央には、略円板状の位置決め凸部35aが形成されている。
接圧ばね36は、コイルばねから成り、軸方向を上下方向に向けた状態で配設され、上端側内径部に位置決め凸部35aが嵌め込まれることで可動接触子35に対して位置決めされている。
保持部材5Aは、底板51A、及び底板51Aの前後両端からそれぞれ上方へ向けて延設されて前後方向において互いに対向する一対の側板52Aとから断面略U字型に形成されている。
底板51Aは、略矩形板状に形成され、上面が接圧ばね36の下端に当接して当該接圧ばね36を介して可動接触子35の下面に対向する。つまり、底板51Aと可動接触子35とにより、接圧ばね36は上下方向に狭持されている。
一対の側板52Aは、共に略矩形板状に形成され、前方の側板52Aの内面(後面)に可動接触子35の前端が摺接し、後方の側板52Aの内面(前面)に可動接触子35の後端が摺接する。
可動軸8は、上下方向に長い略棒体状に形成され、下端に電磁石ブロック2が接続され、上端が、底板51Aの下面略中央に接続される。
調整板61は、略矩形板状に形成され、上方から一対の側板52A間に挿し入れられて可動接触子35の上面略中央に載置される。そして、調整板61を下方へ押圧することで接圧ばね36の付勢力に抗って調整板61及び可動接触子35が下方へ移動し、当該可動接触子35に対する接圧ばね36の接圧が増加する。なお、以下、可動接点34が、固定接点32から離間している時(開極時)における、接圧ばね36の可動接触子35に対する接圧を初期接圧と称する。ここで、調整板61を更に下方へ移動させた場合には、初期接圧を更に増加させることができ、調整板61を上方へ移動させた場合には、初期接圧を減少させることができる。
そして、初期接圧が予め決められた所定の値となる位置で、調整板61の前後両端を一対の側板52Aに例えば溶接等によってそれぞれ固定する。これにより、初期接圧を容易に調整することができる。
そして、可動接触子35は、接圧ばね36によって上方へ押圧されて上面が調整板61に当接し、固定接点32側への移動が規制される。
金属同士を溶接する方法として、一般的に抵抗溶接が知られている。抵抗溶接とは、溶接部に大電流を流し、接触点に生じるジュール熱による加熱と同時に圧力を加えて接合する溶接方法であり、溶接時間を短縮することができる。
しかし、従来の接点装置では、保持部材5Aは断面略U字型に形成されているため、一対の側板52Aが底板51Aを介して導通されている。このため、側板52A−調整板61間に流れる電流が低減するので、保持部材5A(側板52A)と調整板61とを抵抗溶接するのが困難であった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、調整板と保持部とを容易に溶接することができる接点装置のばね負荷調整構造および、接点装置のばね負荷調整方法を提供することにある。
本発明の接点装置のばね負荷調整構造は、固定接点を有する固定端子と、前記固定接点に接離する可動接点を一面に有する可動接触子と、前記可動接点の接離方向に伸縮して前記可動接触子を前記固定接点側へ付勢する接圧ばねと、前記可動接触子の一面に当接する調整板と、前記可動接点の前記接離方向において前記可動接触子および前記接圧ばねを前記調整板とで挟持する底板および、前記底板から延設され前記可動接触子の側端が摺接する側板を有する保持部と、一端側が前記保持部に連結される可動軸と、前記可動接点が前記固定接点に接離するように前記可動軸を軸方向に駆動させる駆動手段とを備える接点装置のばね負荷調整構造であって、前記保持部は、第1の保持部と第2の保持部とに分割されており、前記底板は、前記第1の保持部が備える第1の底板と、前記第2の保持部が備える第2の底板とを含み、前記側板は、前記第1の保持部が備える第1の側板と、前記第2の保持部が備える第2の側板とを含み、前記第1,第2の保持部は、互いに離間した状態で設けられ、互いに対向する前記第1の側板と前記第2の側板とで前記調整板を挟持することで、前記第1,第2の保持部は前記調整板のみを介して互いに電気的に接続され、前記接圧ばねの伸縮方向へ前記調整板を移動させることで前記底板と前記調整板との間の距離を変化させ、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置において、前記調整板と前記第1,第2の側板の各々とが抵抗溶接されることを特徴とする。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記底板と前記接圧ばねとは互いに絶縁されていることが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記底板と前記接圧ばねとの間に設けられるばね受け部を備え、前記ばね受け部は、電気的に絶縁性を有する材料で形成されることが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記第1の保持部は、前記第1の底板と前記第1の側板とが第1の屈曲部を介して連続しており、前記第2の保持部は、前記第2の底板と前記第2の側板とが第2の屈曲部を介して連続しており、前記ばね受け部は、前記底板に設けられており、前記第1,第2の屈曲部は、前記ばね受け部から露出することが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記ばね受け部は、互いに対向する平面を外面に有することが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記第1の側板は、前記第2の側板と対向する第1面に第1の凸部が形成され、前記第2の側板は、前記第1の側板と対向する第2面に第2の凸部が形成されており、前記第1,第2の凸部の各々の先端が前記調整板に当接した状態で、前記調整板と前記第1,第2の側板の各々とがプロジェクション溶接されることが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記第1の凸部は、前記第1の側板の前記第1面とは反対面となる第3面側からの押し出しによって前記第1の側板の前記第1面側に形成され、前記第2の凸部は、前記第2の側板の前記第2面とは反対面となる第4面側からの押し出しによって前記第2の側板の前記第2面側に形成されることが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記第1の側板は、複数の前記第1の凸部が形成され、前記第2の側板は、複数の前記第2の凸部が形成されることが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、複数の前記第1の凸部は、前記第1の側板の同一平面上に形成され、複数の前記第2の凸部は、前記第2の側板の同一平面上に形成されることが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記第1の側板は、前記第1面とは反対面となる第3面側が平面状に形成され、前記第2の側板は、前記第2面とは反対面となる第4面側が平面状に形成されることが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記保持部は、前記可動接点の前記接離方向において前記底板に対向して開口部を有しており、当該開口部を覆う前記調整板が前記第1,第2の側板の各々に溶接されることが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記調整板は、メッキコーティングされていることが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記調整部は、磁性体材料で形成され、前記保持部は、非磁性体材料で形成されることが好ましい。
この接点装置のばね負荷調整構造において、前記可動接点は、前記可動接触子の一部であって、前記可動接触子と一体に設けられることが好ましい。
本発明の接点装置のばね負荷調整方法は、固定接点を有する固定端子と、前記固定接点に接離する可動接点を一面に有する可動接触子と、前記可動接点の接離方向に伸縮して前記可動接触子を前記固定接点側へ付勢する接圧ばねと、前記可動接触子の一面に当接する調整板と、前記可動接点の前記接離方向において前記可動接触子および前記接圧ばねを前記調整板とで挟持する底板および、前記底板から延設され前記可動接触子の側端が摺接する側板を有する保持部と、一端側が前記保持部に連結される可動軸と、前記可動接点が前記固定接点に接離するように前記可動軸を軸方向に駆動させる駆動手段とを備える接点装置のばね負荷調整方法であって、前記保持部は、第1の保持部と第2の保持部とに分割されており、前記底板は、前記第1の保持部が備える第1の底板と、前記第2の保持部が備える第2の底板とを含み、前記側板は、前記第1の保持部が備える第1の側板と、前記第2の保持部が備える第2の側板とを含み、前記第1,第2の保持部を、互いに離間した状態で設け、互いに対向する前記第1の側板と前記第2の側板とで前記調整板を挟持することで、前記第1,第2の保持部を、前記調整板のみを介して互いに電気的に接続し、前記接圧ばねの伸縮方向へ前記調整板を移動させることで前記底板と前記調整板との間の距離を変化させ、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置において、前記調整板と前記第1,第2の側板の各々とを抵抗溶接することを特徴とする。
以上説明したように、本発明では、調整板と保持部(第1,第2の保持部)とを容易に溶接することができるという効果がある。
本発明の好ましい実施形態をより詳細に記載する。本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な記載および添付図面に関連して一層よく理解される。
本発明の実施形態の接点装置の外観斜視図である。 本発明の実施形態の接点装置の側面図である。 本発明の実施形態の接点装置の断面斜視図である。 本発明の実施形態の接点装置の断面側面図である。 本発明の実施形態の接点装置における保持部の外観斜視図である。 図6Aは本発明の実施形態の接点装置を備えた電磁継電器の断面図、図6Bは本発明の実施形態の接点装置を備えた電磁継電器の他の断面図である。 図7Aは本発明の実施形態の接点装置を備えた電磁継電器の外観図、図7Bは本発明の実施形態の接点装置を備えた電磁継電器の他の外観図である。 図8Aは本発明の実施形態の接点装置を備えた電磁継電器の分解斜視図、図8Bは本発明の実施形態の接点装置を備えた電磁継電器の他の分解斜視図、図8Cは本発明の実施形態の接点装置を備えた電磁継電器のさらに他の分解斜視図である。 本発明の実施形態の他の接点装置の外観斜視図である。 従来の接点装置の断面図である。 従来の接点装置の側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
本実施形態の接点装置について図1〜4を用いて説明を行う。なお、図1における上下左右を基準とし、上下左右方向と直交する方向を前後方向として説明を行う。上下方向は、可動軸8の軸方向(第1の方向)であり、左右方向は、可動接点34が並設されている方向(第2の方向)であり、前後方向は、第1の方向および第2の方向と直交する第3の方向である。また、上下方向において、上方および上方向を第1の方向の第1の側とし、下方および下方向を第1の方向の第2の側とする。
本実施形態の接点装置は、図1,2に示すように、各々が固定接点32を有する一対の固定端子33と、一対の可動接点34を有する可動接触子35と、接圧ばね36と、保持部5と、調整板61と、ヨーク62と、ばね受け部7とを備える。また、接点装置は、可動軸8と、電磁石ブロック(駆動手段)2とを備える。
固定端子33は、銅等の導電性材料により略円柱状に形成され、下端(第1の方向の第1端)に固定接点32が固着されている。なお、固定接点32は、固定端子33と一体に形成されていてもよい。
可動接触子35は、左右方向に長い平板状に形成され上面の左右両端側に可動接点34が各々固着されている。そして、可動接点34が固定接点32に所定の間隔を空けて対向する位置に配設される。また、図3,4に示すように、可動接触子35は、左右方向の略中央部において前後方向の幅が狭い幅狭部351が形成されており、この幅狭部351に嵌合するようにヨーク62が設けられる。
ヨーク62は、磁性体材料からなり、上方が開口した断面略U字状に形成されている。そして、ヨーク62は、可動接触子35の幅狭部351を前後方向から挟持するように、幅狭部351の下方側に配設される。また、ヨーク62の下面(第1の方向の一の面)の略中央には、略円板状の位置決め凸部621が形成されている。
接圧ばね36は、コイルばねから成り、軸方向を上下方向に向けた状態で配設され、上端側内径部(第1の内径部)361に位置決め凸部621が嵌め込まれることで、ヨーク62及び可動接触子35に対して位置決めされている。
ばね受け部7は、例えば樹脂などの電気的に絶縁性を有する材料で略矩形板状に形成されており、上面(第1の方向の第1面)72の略中央に略円板上の位置決め凸部71が形成されている。そして、接圧ばね36の下端側内径部(第2の内径部)362に位置決め凸部71がはめ込まれることで、ばね受け部7と接圧ばね36の位置決めがなされる。
調整板61は、純鉄(SUY)や冷間圧延鋼板(SPCC(Steel Plate Cold Commercial),SPCE(Steel Plate Cold deep drawn Extra))などの磁性体材料で略矩形板状に形成されている。そして、調整板61は、可動接触子35の左右方向の略中央部(幅狭部351)の上面(第1の方向の第1面)352に載置され、後述する保持部5に固定される。
保持部5は、第1の保持部5aと、第2の保持部5bとを備えている。第1の保持部5aは、ステンレス(SUS(Steel Use Stainless))などの非磁性体材料で形成され、第1の底板51aと第1の側板52aとを有している。第2の保持部5bは、ステンレス(SUS)などの非磁性体材料で形成され、第2の底板51bと第2の側板52bとを有している。第1,第2の底板51a,51bは、調整板61とで可動接触子35,ヨーク62,接圧ばね36を上下方向に挟持する。したがって、可動接触子35は、接圧ばね36によって上方へ押圧され、上面352が調整板61に当接することで固定接点32側への移動が規制される。第1,第2の側板52a,52bは、第1の底板51aの前端(第3の方向の第1端),第2の底板51bの後端(第3の方向の第2端)から上方向に延設されて前後方向に対向しており、可動接触子35(ヨーク62)の前端(第3の方向の第1端),後端(第3の方向の第2端)が摺接し、調整板61の前端(第3の方向の第1端),後端(第3の方向の第2端)に当接することで調整板61を前後方向に挟持している。
また、本実施形態では、図5に示すように、底板51は前後方向に分割されて、第1の底板51aおよび第2の底板51bで構成されている。すなわち、保持部5は、第1の底板51aと第1の底板51aの前端から延設された第1の側板52aとからなる第1の保持部5aと、第2の底板51bと第2の底板51bの後端から延設された第2の側板52bとからなる第2の保持部5bとに分割されている。
第1,第2の保持部5a,5bは、板枠状の非磁性体材料を折り曲げ加工することで第1,第2の底板51a,51bおよび第1,第2の側板52a,52bを形成している。したがって、第1の底板51aと第1の側板52aとが第1の屈曲部53aを介して連続し、第2の底板51bと第2の側板52bとが第2の屈曲部53bを介して連続している。そして、図3,4に示すように、第1,第2の保持部5a,5bは、互いに前後方向に離間した状態でばね受け部7と一体成形されており、底板51(第1,第2の底板51a,51b)と接圧ばね36との間にばね受け部7が介在している。すなわち、底板51(第1,第2の底板51a,51b)にばね受け部7が設けられており、底板51と接圧ばね36とを電気的に絶縁している。
上記のように本実施形態の保持部5は、前後方向に分割された第1,第2の保持部5a,5bで構成され、第1,第2の保持部5a,5bは、互いに離間した状態で絶縁性を有するばね受け部7に一体成形されている。そして、第1,第2の側板52a,52bで調整板61を挟持することで、第1,第2の保持部5a,5bは、調整板61のみを介して電気的に接続されることとなる。
可動軸8は、上下方向に長い略棒体状に形成され、下端83に電磁石ブロック2が接続され、上端82がばね受け部7と一体成形されることで、保持部5に連結されている。
電磁石ブロック2は、可動接点34が固定接点32に接離するように可動軸8を上下方向に駆動する。
次に、可動接点34が固定接点32から離間している開極時における接圧ばね36の可動接触子35に対する接圧(以下、初期接圧と称す)の調整方法について説明する。本実施形態の接点装置では、調整板61を第1,第2の側板52a,52b間に挿し入れる際に、調整板61の上下方向の位置を調整することで初期接圧を容易に調整することができる。
調整板61を下方へ押圧することで接圧ばね36の付勢力に抗って調整板61,可動接触子35,ヨーク62が下方へ移動し、ヨーク62(可動接触子35)に対する接圧ばね36の接圧が発生する。そして、調整板61を更に下方へ移動させた場合には、初期接圧を更に増加させることができ、調整板61を上方へ移動させた場合には、初期接圧を減少させることができる。そして、初期接圧が予め決められた所定の値となる位置で、調整板61の前後両端(第3の方向の両端)を第1,第2の側板52a,52bに固定する。
ここで、本実施形態では、上述したように第1,第2の保持部5a,5bは、前後方向に離間した状態で分割されて絶縁性を有するばね受け部7に一体成形されているので、調整板61のみを介して電気的に接続されている。したがって、第1,第2の側板52a,52bの各々に電極を当接し、調整板61のみを介して第1,第2の側板52a,52b間に電流を流して調整板61と第1,第2の保持部5a,5bとを抵抗溶接することができる。したがって、従来の接点装置よりも調整板61と保持部5(第1,第2の保持部5a,5b)とを短時間で容易に固定することができ、組み立て性を向上させることができる。
また、保持部5は、底板51の対向方向である上方向に開口部56を有しており、この開口部56から接圧ばね36,ヨーク62,可動接触子35を保持部5内に容易に収納することができる。そして、保持部5の開口部56を覆うように調整板61を第1,第2の側板52a,52b間に上方向から挿し入れて固定するので、保持部5への部品の組み付けが容易となり、組み立て性を向上させることができる。
また、本実施形態の保持部5は、図5に示すように互いに前後方向に対向する第1の側板52aの後面(第1面)521と第2の側板52bの前面(第2面)522とにおいて、第1の側板52aの後面(第3の方向の第1面)521には第1の凸部54aが2つ形成され、第2の側板52bの前面(第3の方向の第2面)522には第2の凸部54bが2つ形成されている。そして、保持部5の開口部56を覆うように調整板61を挿し入れた際に、第1の凸部54aが調整板61の前面(第3の方向の第1面)に当接し、第2の凸部54bが調整板61の後面(第3の方向の第2面)に当接する。その結果、調整板61と保持部5(第1,第2の保持部5a,5b)とをプロジェクション溶接することができる。これにより、調整板61と保持部5(第1,第2の保持部5a,5b)とをより短時間に固定することができる。また、第1の凸部54aは、第1の側板52aに2つ形成されているので、調整板61と第1の保持部5aとの溶接面積が増加し溶接状態を安定化させることができる。第2の凸部54bは、第2の側板52bに2つ形成されているので、調整板61と第2の保持部5bとの溶接面積が増加し溶接状態を安定化させることができる。なお、第1凸部54aの数は2つに限定するものではなく、さらに多くの第1の凸部54aを形成してもよい。第2の凸部54bの数は2つに限定されず、さらに多くの第2の凸部54bが形成されてもよい。
また、各凸部54a,54bは、第1の側板52aの前面側,第2の側板52bの後面側からの押し出しによって第1の側板52aの後面,第2の側板52bの前面に形成されており、凸部54a,54bを容易に形成することができる。すなわち、第1の凸部54aは、第1の側板52aの前面(第3の方向の第3面)523側からの押し出しによって第1の側板52aの後面521に形成されており、第1の凸部54aを容易に形成することができる。第2の凸部54bは、第2の側板52bの後面(第3の方向の第4面)524側からの押し出しによって第2の側板52bの前面522に形成されており、第2の凸部54bを容易に形成することができる。さらに、第1,第2の側板52a,52bの各々に形成される2つの第1,第2の凸部54a,54bは、同一平面上(第1の側板52aの後面521,第2の側板52bの前面522)に形成されているので、凸部54a,54bの高さ管理が容易となる。これにより、プロジェクション溶接する際に、各凸部54a,54bと調整板61との接触不良を低減させ、調整板61と第1,第2の保持部5a,5bとを溶接を安定化させることができる。また、プロジェクション溶接する際に電極が当接する第1の側板52aの前面523,第2の側板52bの後面524は、平面状に形成されている(凸部54a,54bを押し出し成形する際に形成される凹部55a,55bを除く)。これにより、第1,第2の側板52a,52bに電極を当接しやすくなり、溶接を安定化させることができ、溶接後の形状も安定化させることができる。
また、第1の保持部5aは、第1の突部57a,58aを備えている。第1の突部57a,58aは、第1の側板52aの左右方向(第1の方向)の両端に第1の側板52aと一体に設けられている。第2の保持部5bは、第2の突部57b,58bを備えている。第2の突部57b,58bは、第2の側板52bの左右方向(第1の方向)の両端に第2の側板52bと一体に設けられている。第1の突部57a,58aおよび第2の突部57b,58bがケース31の内壁に当接することによって、可動接触子35の回転を抑止することができる。
また、本実施形態では、保持部5の底板51(第1,第2の底板51a,51b)にばね受け部7が設けられており、第1,第2の底板51a,51bと第1,第2の側板52a,52bとを連続させる第1,第2の屈曲部53a,53bが、ばね受け部7から露出している。したがって、保持部5とばね受け部7とを一体成形した後に、折り曲げ加工して第1,第2の屈曲部53a,53bを形成することができ、第1,第2の底板51a,51bと第1,第2の側板52a,52bとを容易に形成することができる。
また、本実施形態のばね受け部7は、上下方向に所定の厚みを有する矩形板状に形成されており、側面(前面(第3の方向の第3面)74,後面(第3の方向の第4面)75,左面(第2の方向の第5面)76,右面(第2の方向の第6面)77)は平面状に形成されている。したがって、接点装置の組み立て時において、ばね受け部7の互いに対向する側面(前面74・後面75または、左面76・右面77)をチャッキングすることができ、組み立て性を向上させることができる。なお、ばね受け部7の上面(第1の方向の第1面)72・下面(第1の方向の第2面)73をチャッキングするように構成してもよい。
また、本実施形態の調整板61は、表面が例えば20μm以下の膜厚でメッキコーティングされている。これにより、調整板61と第1,第2の保持部5a,5bとの溶接を安定化させることができる。
また、本実施形態では、可動接触子35の上方に配設される調整板61および、可動接触子35の下方に配設されるヨーク62は、磁性体材料で形成され、保持部5(第1,第2の保持部5a,5b)は、非磁性体材料で形成されている。これにより、固定接点32と可動接点34とが接触して可動接触子35に電流が流れた際に、可動接触子35の周囲に可動接触子35を中心として調整板61,ヨーク62を通る磁束が形成される。そして、調整板61とヨーク62との間に磁気吸引力が働き、この磁気吸引力によって固定接点32,可動接点34間に発生する電磁反発力を抑制し、固定接点32,可動接点34間における接圧の低下を抑制することができる。
なお、本実施形態では、保持部5とばね受け部7とを一体成形し、底板51(第1,第2の底板51a,51b)と接圧ばね36との間にばね受け部7を介在させている。これにより、底板51と接圧ばね7とを絶縁し、第1,第2の保持部5a,5bは調整板61のみを介して電気的に接続されるように構成している。しかし、このような構成に限定するものではなく、ばね受け部7を省略し、第1,第2の底板51a,51b上に、接圧ばね36を直接設けるように構成してもよい。この場合、第1,第2の底板51a,51bと接圧ばね36とのうち少なくともいずれか一方を、電気的に絶縁性を有する材料で形成する。これにより、第1,第2の保持部5a,5bは、接圧ばね36を介して電気的に接続されることなく、調整板61のみを介して電気的に接続されるように構成することができ、第1,第2の保持部5a,5bと調整板61を抵抗溶接することができる。
以上のようにして、本実施形態の接点装置では、保持部5および調整板61により、ばね負荷(初期接圧)調整構造及びばね負荷(初期接圧)調整方法が構成される。そして、第1,第2の保持部5a,5bが調整板61のみを介して電気的に接続されていることから、調整板61と第1,第2の保持部5a,5bとを容易に溶接することができ、開極時における初期接圧を容易に調整することができる。また、各接点装置において初期接圧の調整を行うことで、複数の接点装置における初期接圧のばらつきが抑制されることから、電磁石ブロック2のサイズアップが必要なくなり接点装置の大型化を防止することができる。
次に、上記構成からなる本実施形態の接点装置の動作について説明を行う。ます、電磁石ブロック(駆動手段)2によって可動軸8が上方へ変位すると、それに伴って可動軸8に接続されたばね受け部7,保持部5も上方へ変位する。すると、当該変位に伴って、可動接触子35も上方へ移動し、可動接点34が、固定接点32に当接して接点間が導通する。その際、可動接触子35に対する接圧ばね36の接圧が、上記の通り調整されていることから、複数の接点装置において、可動接点34と固定接点32との間に働く接圧を、互いに略等しくすることができる。したがって、電磁石ブロック2のサイズアップが必要なくなって接点装置の大型化を防止することができる。
また、調整板61は、第1,第2の側板52a,52b間に収納されることから、調整板61を収納するためのスペースを別途設ける必要がなく、接点装置の大型化を防止することができる。
また、本実施形態におけるばね負荷調整構造及びばね負荷調整方法では、調整板61の上下方向における位置を変化させることで初期接圧の調整を行うことができ、調整後に調整板61を第1,第2の側板52a,52bに固定することで調整後の初期接圧が維持される。そのため、初期接圧の調整及び調整後の初期接圧を維持するために、別途部材を必要としないため製造コストの増加を防止することができる。
そして、上記本実施形態の接点装置は、例えば、図6A,6Bに示すような電磁継電器に用いられる。
上記電磁継電器は、図6A,6B、図7A,7B、図8A〜8Cに示すように、中空箱型のハウジング4内に、電磁石ブロック(駆動手段)2と接点ブロック3とを一体に組み合わせて構成される内器ブロック1を収納する。以下、図6Aにおける上下左右を基準とし、上下左右方向と直交する方向を前後方向とする。
電磁石ブロック2は、励磁巻線22が巻回するコイルボビン21と、励磁巻線22の両端がそれぞれ接続される一対のコイル端子23と、コイルボビン21内に配設固定される固定鉄心24と、可動鉄心25と、継鉄26と、復帰ばね27とを備える。
コイルボビン21は、樹脂材料により上端(第1の方向の第1端)及び下端(第1の方向の第2端)に鍔部21a、21bが形成された略円筒状に形成され、鍔部21a、21b間の円筒部21cには励磁巻線22が巻回されている。また、円筒部21cの下端(第1の方向の第2端)側の内径は、上端(第1の方向の第1端)側の内径よりも拡径されている。
励磁巻線22は、図8Cに示すように、コイルボビン21の鍔部21a(図8B参照)に設けられる一対の端子部121に端部が各々接続され、端子部121に接続されるリード線122を介して一対のコイル端子23とそれぞれ接続される。
コイル端子23は、銅等の導電性材料から形成され、半田等によりリード線122と接続される。
継鉄26は、図6Aに示すように、コイルボビン21の上端側に配設される継鉄板261と、コイルボビン21の下端側に配設される継鉄板262と、継鉄板262の左右両端(第2の方向の両端)から継鉄板261側へ延設される一対の継鉄板263とから構成される。
継鉄板261は、略矩形板状に形成され、その上面側略中央には凹部26aが形成されており、当該凹部26aの略中央には挿通孔26cが形成されている。
そして、挿通孔26cには、上端(第1の方向の第1端)に鍔部28aが形成される有底円筒状の円筒部材28が挿通し、鍔部28aが継鉄板261と鍔部21aとの間に位置する。ここで、円筒部材28の円筒部28b内の下端(第1の方向の第2端)側には、磁性材料から略円柱状に形成される可動鉄心25が配設される。更に円筒部28b内には、磁性材料から略円筒状に形成されて軸方向において可動鉄心25と対向する固定鉄心24が配設される。
また、継鉄板261の上面には、周縁部が継鉄板261における挿通孔26cの開口周縁に固定される略円板状のキャップ部材45が設けられ、当該キャップ部材45によって固定鉄心24の抜け止めがなされる。また、キャップ部材45は、その略中央が上方向へ略円柱状に凹んで凹部45aが形成され、当該凹部45a内に固定鉄心24の上端(第1の方向の第1端)に形成される鍔部24aが収納される。
そして、コイルボビン21における下端側の内周面と、円筒部材28の外周面との間に形成される隙間部分には、磁性材料からなる円筒状のブッシュ264が嵌合されている。そして、ブッシュ264は、継鉄板261〜263と固定鉄心24と可動鉄心25と共に磁気回路を形成している。
復帰ばね27は、固定鉄心24の貫通孔(内径)24bを挿通すると共に、下端(第1の方向の第2端)が可動鉄心25の上面(第1の方向の一面)と当接し、上端(第1の方向の第1端)がキャップ部材45の下面(第1の方向の一面)に当接する。ここで、復帰ばね27は、可動鉄心25とキャップ部材45との間に圧縮状態で設けられており、可動鉄心25を下方へ弾性付勢するものである。
次に、接点ブロック3は、ケース31と一対の固定端子33と可動接触子35と接圧ばね36と保持部5と調整板61とヨーク62とばね受け部7と可動軸8とを備える。
可動軸8は、上下方向に長い略丸棒状に形成され、下端83側にねじ溝が形成されてねじ部81が形成されている。そして、可動軸8の下端83側は、キャップ部材45における凹部45aの略中央に形成される挿通孔45b、及び復帰ばね27を挿通し、ねじ部81が可動鉄心25に軸方向に沿って形成されるねじ孔25aに螺合する。これにより、可動軸8と可動鉄心25とが接続される。また、可動軸8の上端82は、ばね受け部7に接続されている。
ケース31は、セラミック等の耐熱性材料から下面が開口した中空箱型に形成され、その上面には2つの貫通穴31aが並設される。
固定端子33は、銅等の導電性材料により略円柱状に形成され、上端(第1の方向の第2端)に鍔部33aが形成され、下端(第1の方向の第1端)に固定接点32が設けられている。そして、固定端子33は、ケース31の貫通穴31aに貫設され、鍔部33aをケース31の上面から突出させた状態で当該ケース31にろう付けにより接合される。
また、図6Aに示すように、ケース31の開口周縁には連結体38の一端(第1の方向の第1端)381がろう付けにより接合される。そして、連結体38の他端(第1の方向の第2端)382が第一の継鉄板261とろう付けにより接合される。
更に、ケース31の開口部には、固定接点32と可動接点34との間で発生するアークを、ケース31と連結体38との接合部から絶縁するための絶縁部材39が設けられている。
絶縁部材39は、セラミックや合成樹脂等の絶縁性材料から上面が開口した略中空直方体状に形成され、周壁の上端(第1の方向の一端)側がケース31の周壁の内面に当接する。これにより、固定接点32と可動接点34とからなる接点部と、ケース31と連結体38との接合部との絶縁を図っている。
更に、絶縁部材39の内底面の略中央には、可動軸8が挿通する挿通孔39bが形成される。
ハウジング4は、樹脂材料によって略矩形箱状に形成され、上面が開口した中空箱型のハウジング本体41と、ハウジング本体41の開口に覆設する中空箱型のカバー42とから構成される。
ハウジング本体41は、左右側壁の前端に、電磁継電器を取り付け面にねじ留めにより固定する際に用いられる挿通孔141aが形成された突部141が設けられている。また、ハウジング本体41の上端(第1の方向の第1端)側の開口周縁には段部41aが形成されており、上端は下端(第1の方向の第2端)側に比べて外周が小さくなっている。そして、段部41aにはコイル端子23の端子部23bが嵌め込まれる一対のスリット41bが形成されている。更に、段部41aには、一対の突部41cが左右方向に並設されている。
カバー42は、下面が開口した中空箱型に形成されており、ハウジング本体41に組み付ける際にハウジング本体41の突部41cが嵌まり込む一対の孔42aが形成されている。また、カバー42の上面には、上面を左右に略2分割する仕切り部42cが形成され、当該仕切り部42cによって2分割された上面にはそれぞれ、固定端子33が挿通する一対の挿通孔42bが形成される。
そして、図8Cに示すように、ハウジング4に電磁石ブロック2及び接点ブロック3からなる内器ブロック1収納する際には、コイルボビン21の下端の鍔部21bとハウジング本体41の底面との間に略矩形状の下側クッションゴム43を介装する。そして、ケース31とカバー42との間に固定端子33の鍔部33aが挿通する挿通孔44aが形成された上側クッションゴム44を介装する。
上記構成からなる電磁継電器は、復帰ばね27の付勢力によって可動鉄心25が下方へ摺動し、それに伴って可動軸8も下方へ移動する。これにより、可動接触子35は、調整板61によって下方へ押圧されると調整板61と共に下方へ移動する。そのため、初期状態では可動接点34が固定接点32と離間している。
そして、励磁巻線22が通電され、可動鉄心25が固定鉄心24に吸引されて上方へ摺動すると、可動鉄心25に連結された可動軸8も連動して上方へ移動する。これにより、可動軸8に接続されたばね受け部7(保持部5)が固定接点32側へ移動し、当該移動に伴って可動接触子35も上方へ移動する。そして、可動接点34が固定接点32に当接して接点間が導通する。
また、励磁巻線22への通電がオフされると、復帰ばね27の付勢力によって可動鉄心25が下方へ摺動し、それに伴って可動軸8も下方へ向かって移動する。これにより、ばね受け部7(保持部5)も下方へ移動し、当該移動に伴って可動接触子35も下方へ移動するので、固定接点32と可動接点34とが離間する。
そして、上記電磁継電器は、本実施形態の接点装置を備えることから、初期接圧を容易に調整することができる。また、複数の接点装置における初期接圧のばらつきが抑制されることから、電磁石ブロック2のサイズアップが必要なくなり電磁継電器の大型化を防止することができる。
なお、図1に示す接点装置では、一対の可動接点34は、可動接触子35とは別体に設けられ、可動接触子35に固着されて設けられているが、本実施形態の接点装置は、上記の構成には限定されない。図9に示すように、一対の可動接点34aは、可動接触子35の一部であって、可動接触子35と一体に設けられていてもよい。すなわち、図9に示す可動接触子35は、左右方向(第2の方向)の両端部分が可動接点34aの領域である。可動接点34aの領域は、可動軸8の軸方向(第1の方向)において、中央部分35bよりも上側(第1の方向の第1の側)すなわち固定接点32側に盛り上がっている。言い換えると、可動接触子35は、第3の方向から視て凹状に形成されている。図9に示すような接点装置においても、可動軸8の移動によって、可動接点34aが一体に形成された可動接触子35が移動し、可動接点34aが固定接点32に接離する。
本発明を好ましい実施形態によって記載したが、本発明の本来の精神および範囲、すなわち請求の範囲を逸脱することなく、当業者によってさまざまな修正および変形が可能である。

Claims (15)

  1. 固定接点を有する固定端子と、
    前記固定接点に接離する可動接点を一面に有する可動接触子と
    記可動接触子を前記固定接点側へ付勢する接圧ばねと、
    前記可動接触子の一面に対向する調整部と、
    前記可動接点の接離方向において前記可動接触子および前記接圧ばねを前記調整部とで挟持する底部および、前記可動接触子の側端に対向する側板を有する保持部と
    記可動接点が前記固定接点に接離するように前記可動接触子を駆動させる駆動手段とを備える接点装置のばね負荷調整構造であって、
    前記保持部は、第1の保持部と第2の保持部とに分割されており
    記側板は、前記第1の保持部が備える第1の側板と、前記第2の保持部が備える第2の側板とを含み、
    前記第1,第2の保持部は、互いに離間した状態で設けられ、互いに対向する前記第1の側板と前記第2の側板とで前記調整部を挟持することで、前記第1,第2の保持部は前記調整部のみを介して互いに電気的に接続され、
    前記接圧ばねの伸縮方向へ前記調整部を移動させることで前記底部と前記調整部との間の距離を変化させ、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置において、前記調整部と前記第1,第2の側板の各々とが抵抗溶接されることを特徴とする接点装置のばね負荷調整構造。
  2. 前記底部と前記接圧ばねとは互いに絶縁されていることを特徴とする請求項1記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  3. 前記底部と前記接圧ばねとの間に設けられるばね受け部を備え、
    前記ばね受け部は、電気的に絶縁性を有する材料で形成されることを特徴とする請求項1または2記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  4. 前記底部は、前記第1の保持部が備える第1の底部と、前記第2の保持部が備える第2の底部とを含み、
    前記第1の保持部は、前記第1の底部と前記第1の側板とが第1の屈曲部を介して連続しており、
    前記第2の保持部は、前記第2の底部と前記第2の側板とが第2の屈曲部を介して連続しており、
    前記ばね受け部は、前記底部に設けられており、
    前記第1,第2の屈曲部は、前記ばね受け部から露出することを特徴とする請求項3記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  5. 前記ばね受け部は、互いに対向する平面を外面に有することを特徴とする請求項3または4記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  6. 前記第1の側板は、前記第2の側板と対向する第1面に第1の凸部が形成され、前記第2の側板は、前記第1の側板と対向する第2面に第2の凸部が形成されており、
    前記第1,第2の凸部の各々の先端が前記調整部に当接した状態で、前記調整部と前記第1,第2の側板の各々とがプロジェクション溶接されることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  7. 前記第1の凸部は、前記第1の側板の前記第1面とは反対面となる第3面側からの押し出しによって前記第1の側板の前記第1面側に形成され、前記第2の凸部は、前記第2の側板の前記第2面とは反対面となる第4面側からの押し出しによって前記第2の側板の前記第2面側に形成されることを特徴とする請求項6記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  8. 前記第1の側板は、複数の前記第1の凸部が形成され、前記第2の側板は、複数の前記第2の凸部が形成されることを特徴とする請求項6または7記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  9. 複数の前記第1の凸部は、前記第1の側板の同一平面上に形成され、複数の前記第2の凸部は、前記第2の側板の同一平面上に形成されることを特徴とする請求項8記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  10. 前記第1の側板は、前記第1面とは反対面となる第3面側が平面状に形成され、前記第2の側板は、前記第2面とは反対面となる第4面側が平面状に形成されることを特徴とする請求項6乃至9のうちいずれか1項に記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  11. 前記保持部は、前記可動接点の前記接離方向において前記底部に対向して開口部を有しており、当該開口部を覆う前記調整部が前記第1,第2の側板の各々に溶接されることを特徴とする請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  12. 前記調整部は、メッキコーティングされていることを特徴とする請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  13. 前記調整部は、磁性体材料で形成され、前記保持部は、非磁性体材料で形成されることを特徴とする請求項1乃至12のうちいずれか1項に記載の接点装置のばね負荷調整構造。
  14. 固定接点を有する固定端子と、
    前記固定接点に接離する可動接点を一面に有する可動接触子と
    記可動接触子を前記固定接点側へ付勢する接圧ばねと、
    前記可動接触子の一面に当接する調整部と、
    前記可動接点の接離方向において前記可動接触子および前記接圧ばねを前記調整部とで挟持する底部および、前記底部から延設され前記可動接触子の側端が摺接する側板を有する保持部と
    記可動接点が前記固定接点に接離するように前記可動接触子を駆動させる駆動手段とを備える接点装置のばね負荷調整方法であって、
    前記保持部は、第1の保持部と第2の保持部とに分割されており
    記側板は、前記第1の保持部が備える第1の側板と、前記第2の保持部が備える第2の側板とを含み、
    前記第1,第2の保持部を、互いに離間した状態で設け、互いに対向する前記第1の側板と前記第2の側板とで前記調整部を挟持することで、前記第1,第2の保持部を、前記調整部のみを介して互いに電気的に接続し、
    前記接圧ばねの伸縮方向へ前記調整部を移動させることで前記底部と前記調整部との間の距離を変化させ、前記可動接触子に対する前記接圧ばねの接圧が予め設定された値となる位置において、前記調整部と前記第1,第2の側板の各々とを抵抗溶接することを特徴とする接点装置のばね負荷調整方法。
  15. 前記可動接点は、前記可動接触子の一部であって、前記可動接触子と一体に設けられることを特徴とする請求項1乃至13のうちいずれか1項に記載の接点装置のばね負荷調整構造。
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