JP2008182125A - リアクトルコアおよびリアクトル - Google Patents

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Abstract

【課題】コア材やギャップ板等の製品公差等があっても、所望の磁路長(およびインダクタンス)を容易に確保することのできるリアクトルコアとリアクトルを提供する。
【解決手段】1以上のエアギャップ3またはギャップ板4を介して第1の磁性コア2,…が繋げられてコアユニット8が形成され、2つの該コアユニット8,8が対向配置されており、このコアユニット8,8の端部間に第2の磁性コア1,1が所定の離間を置いて対向配置されることにより、平面視が略環状のリアクトルコア10が形成されており、コアユニット8を構成する第1の磁性コア2,…の位置決め姿勢と2つの第2の磁性コア1,1の位置決め姿勢を保持固定する固定部材(棒部材5)が設けられており、棒部材5がコア2の貫通孔21を貫通し、コア1端面の孔11aに嵌め合いされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、リアクトルコアとリアクトルに関するものである。
電力変換回路のリアクトルは、一般に平面視が略横長環状のリアクトルコアの2つの長手部にコイルが形成された姿勢でハウジング内に収容されている。このリアクトルコアは複数の電磁鋼板の積層体もしくは圧粉磁心からなる分割コアから構成されており、各分割コア間には非磁性素材のギャップ板が介装されており、ギャップ板とコアは接着剤にて接着固定されてリアクトルコアが形成されている。より具体的には、図14に示すように、平面視が略U型のコアa(U型コア)と平面視が矩形のコアb(I型コア)とがギャップ板cを介して接着剤dによって固定されており、その長手部にコイルeが形成される。かかる構成のリアクトルコアに関する従来例として、例えば特許文献1に開示のリアクトルコアを挙げることができる。
また、他の従来技術として特許文献2に開示のリアクトル装置を挙げることができる。このリアクトル装置は、電磁力に起因するコアの動きを規制する手段を設けた装置であり、具体的には、環状コアの内外周方向の電磁力差を解消させる間接的な抑制手段や該電磁力差に抗する直接的な抑制手段を講じるというものである。
ところで、コアとギャップ板が接着されている場合には、その接着性の劣化により、リアクトルコアの耐久性が低下することになる。さらに、コアとギャップ板双方の製造公差や接着層の製造公差により、組付けられたリアクトルコアの平均磁路長が変化する結果、所望のインダクタンスが得られないといった製品不具合の問題が生じ得る。すなわち、従来のリアクトルコアにおいては、磁性コアとギャップ板とが接着剤層を介して接着固定される構造となっているため、この接着剤層の製造公差を解消することが極めて困難であるとともに、接着剤層がリアクトルコアの耐久性を決定する主要因となっていた。上記特許文献1のリアクトルコアは勿論のこと、特許文献2のリアクトル装置においても、製造されたリアクトルコアに電流が印加されていない状態で所定の磁路長が容易に確保されるものではない。
特開2004−241475号公報 特開2005−19764号公報
本発明は、上記する問題に鑑みてなされたものであり、リアクトルコアを構成するコアやギャップ板等の製品公差等があっても、所望の磁路長(およびインダクタンス)を容易に確保することのできるリアクトルコアと該リアクトルコアを具備するリアクトルを提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明によるリアクトルコアは、少なくとも1以上のギャップを介して複数の磁性を有する第1のコアが繋げられてコアユニットが形成され、2つの該コアユニットが対向配置されており、2つの前記コアユニットの端部間に磁性を有する第2のコアが所定の離間を置いて対向配置されることにより、平面視が略環状のリアクトルコアが形成されており、コアユニットを構成する第1のコアの位置決め姿勢および2つの第2のコアの位置決め姿勢を保持固定する固定部材を具備していることを特徴とするものである。
本発明のリアクトルコアは、従来のリアクトルコアにおける磁性コアとギャップ板とを固定する接着剤層を設けることなく、各コア(端部のU型コアと該U型コア間のI型(矩形)コア)の位置決め姿勢を保持することで所望の磁路長およびインダクタンスを確保可能とした環状のリアクトルコアである。
具体的には、ギャップ板またはエアギャップからなるギャップを介して複数の第1のコアが直線状に配設されてコアユニットを形成し、2つの該コアユニットが対向配置されており、各コアユニットの端部同士を直接的に、または間接的(エアギャップを介して)に繋ぐ第2のコアが対向配置されている。この第1のコアは例えば上記するI型コアであり、第2のコアは例えば上記するU型コアである。ここで、磁性を有する第1、第2のコアは、珪素鋼板を積層してなる積層体から形成してもよく、軟磁性金属粉末または軟磁性金属酸化物粉末が樹脂バインダーで被覆された磁性粉末を加圧成形してなる圧粉磁心から形成してもよい。なお、この軟磁性金属粉末としては、鉄、鉄−シリコン系合金、鉄−窒素系合金、鉄−ニッケル系合金、鉄−炭素系合金、鉄−ホウ素系合金、鉄−コバルト系合金、鉄−リン系合金、鉄−ニッケル−コバルト系合金および鉄−アルミニウム−シリコン系合金などを用いることができる。また、ギャップ板は、例えばアルミナ(Al)やジルコニア(ZrO)などのセラミックスで成形することができる。
本発明のリアクトルコアにおいては、各コアの位置決め姿勢(隣接するコア間の離間、コアユニット間の離間、第2のコア間の離間を含む)を所定の姿勢に保持するための部材であって接着剤層以外の固定部材が設けられている。
この固定部材の一実施の形態として、磁性素材もしくは非磁性素材の棒部材を使用し、第1のコアに貫通孔を形成しておき、第2のコアの端面にねじ孔もしくは嵌合孔等の孔を形成しておき、この棒部材を該貫通孔に貫通させて第1のコアの位置決め姿勢を保持固定させ、コアユニットの両端から突出した棒部材の端部を第2のコアの孔にそれぞれ嵌め合いさせる形態を適用できる。
この棒部材と第1のコアの固定形態としては、例えば棒部材の表面にねじ切りを形成しておくとともに第1のコアの貫通孔の内面にも棒部材のねじ切りと螺合するねじを切っておき、コア間に所定のギャップ幅が形成されるように該棒部材の所定位置に複数の第1のコアを螺合させ、この姿勢で棒部材の両端を2つの第2のコア端面の孔(例えばねじ孔)に螺合させる形態がある。また、他の形態として、第1のコアを加熱処理することで常温時に比して貫通孔の孔径を広げておき(膨張させておき)、この姿勢で棒部材を複数の第1のコアの該貫通孔に遊嵌し、第1のコアをクーリングすることで貫通孔が縮径して棒部材と貫通孔とが嵌め合いされるような形態もある。
かかるリアクトルコアの実施の形態によれば、コア間にエアギャップが形成された状態においても、第1のコアおよび第2のコアの位置決め姿勢を所定の磁路長を確保しながら簡易に保持固定することが可能となる。また、各コアが製造公差を有していても、棒部材に対するコアの位置決めを微調整するだけの簡易な方法により、上記する磁路長の確保ができるものである。
また、本発明のリアクトルコアの他の実施の形態として、ギャップに非磁性を有するギャップ板を適用し、第1のコアのみならずこのギャップ板にも貫通孔を形成しておき、固定部材である棒部材を第1のコアおよびギャップ板双方の貫通孔に貫通させるとともに、コアユニットの両端から突出した棒部材の端部を第2のコアの孔にそれぞれ嵌め合いさせる形態であってもよい。
本実施の形態においても、接着剤層を介在させることなく、第1、第2のコアの位置決め姿勢が保持固定され、所定の磁路長が確保されたリアクトルコアを得ることができる。
また、本発明によるリアクトルコアの他の実施の形態として、ギャップに非磁性を有するギャップ板を適用し、固定部材を第1のコアと第2のコアとギャップ板のそれぞれに設けられた係合突起または係合凹溝から構成し、隣接するコアとギャップ板において、一方の係合突起と他方の係合凹溝が係合するような形態であってもよい。
本実施の形態では、係合突起と係合凹溝の双方に嵌め合い時の余裕代を設けておくことで、コアに製造公差がある場合にはこの係合突起と係合凹溝の嵌め合い姿勢で微調整することで容易に所定の磁路長を確保することができる。
さらに、本発明によるリアクトルコアの他の実施の形態として、第1のコアの側面および第2のコアの側面のうち、ギャップと対向しないそれぞれの側面のいずれか一側面に孔を形成しておき、固定部材を基材と該基材から突出する複数の突起から構成し、複数の第1のコアおよび第2のコアがそれぞれ対応する上記突起に嵌め合いされる形態であってもよい。
例えばリアクトルコアを構成するコアユニットと第2のコアの一部に跨る長さを有する基材であり、この基材には所定の間隔で突起が形成されており、第1、第2のコアにはそれぞれの上面または下面に孔が開設されていて、上記突起がそれぞれの孔に嵌合することで所定幅のエアギャップが形成されたリアクトルコアを得ることができる。
なお、ギャップにギャップ板を適用し、このギャップ板の上面または下面にも嵌合孔を設けておき、この孔に基材の突起を嵌合させる実施の形態であってもよい。
また、上記するリアクトルコアを具備し、コアユニットにコイルが形成されてなるリアクトルとすることで、各コアが製造公差を有している場合であっても所定の磁路長を備えたリアクトルを簡易に製造することができるため、従来に比して高品質なリアクトルを効率的に製造することが可能となる。
以上の説明から理解できるように、本発明のリアクトルコアおよびリアクトルによれば、各コア同士もしくはコアとギャップ板とを接着剤層を介在させることなく位置決め固定させることにより、所定の磁路長(およびインダクタンス)を有する高品質なリアクトル(コア)を効率的に製造することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明のリアクトルコアの実施の形態1の分解斜視図であり、図2は図1のリアクトルコアの組立後の斜視図であり、図3は図2のリアクトルコアを具備するリアクトルの斜視図である。図4,6,8,10,11,12はそれぞれ、本発明のリアクトルコアの実施の形態2,3,4,5,6,7の分解斜視図であり、図5,7,9,13はそれぞれ実施の形態2,3,4,7の組立後の斜視図である。
図1は、本発明のリアクトルコアの実施の形態1の分解斜視図であり、図2はその組立完成図である。
このリアクトルコア10は、所定の離間を置いて配設された2つのU型コア1,1の該離間に3つのI型コア2,2,2が配設され、U型コア1とI型コア2の間およびI型コア2,2間には所定幅のエアギャップ3,…が形成されてなるものである。このエアギャップ幅や各コア1,2の長さは所望の磁路長およびインダクタンスから決定される。また、エアギャップをコア間に介装することでコイルに大電流が印加された際の磁束密度の飽和を抑止することができる。
U型コア1およびI型コア2は、珪素鋼板を積層してなる積層体や、軟磁性金属粉末または軟磁性金属酸化物粉末が樹脂バインダーで被覆された磁性粉末を加圧成形してなる圧粉磁心から形成される。
図1に示すように、I型コア2にはその内部を貫通する貫通孔21が開設されており、U型コア1の端面11にも同径の孔11aが開設されている。
各I型コア2,…の貫通孔21,…を例えばコア1,2と同素材もしくは非磁性を有するセラミックス等からなる断面円形の棒部材5が貫通するとともに、貫通姿勢においてI型コア2,2間に所定の幅を有するエアギャップ3を形成させてコアユニット8が形成されており、両側のI型コア2,2から突出した棒部材5の端部がU型コア1,1の孔11a,11aに嵌め合いされることによりリアクトルコア10が形成される。
ここで、I型コア2,…の貫通孔21,…と棒部材5の嵌合い方法は、I型コア2,…を予め加熱処理することで常温時に比して貫通孔21の孔径を広げておき、この姿勢で棒部材5を各貫通孔21,…に遊嵌し、I型コア2,…をクーリングすることで貫通孔21,…が縮径して棒部材5と貫通孔21,…とを所定の位置にて嵌め合いすることができる。また、U型コア1の孔11aと棒部材5の端部との嵌合い方法も同様におこなうことができる。
なお、その他の固定方法としては貫通孔21および孔11a内に接着剤を塗布しておき棒部材5を貫通および嵌合いすることで接着固定する方法や、棒部材5の表面と貫通孔21、孔11aの内面のそれぞれに螺合可能なねじ切りを形成しておき、それらを螺合させる方法などがある。
図2に示すリアクトルコア10のコアユニット8の外周に導線を所定のリターン数だけ巻装することでコイル20が形成され、図3に示すリアクトル100ができる。このとき、リアクトルコア10のコアユニット8と外周の導線との間は、電気的絶縁性を確保するために樹脂製などのボビンを介してもよい。
図1,2に示すリアクトルコア10によれば、U型コア1、I型コア2の双方に製造公差が存在する場合であっても、各コアの位置を微調整しながら棒部材5との組付けをおこなうことで、所定の磁路長およびインダクタンスを確保することができる。
図4は、リアクトルコアの実施の形態2の分解斜視図であり、図5はその組立完成図である。
このリアクトルコア10Aは、ギャップにギャップ板4を介装させるものであり、このギャップ板4にも貫通孔41を開設しておくことで図5に示すコアユニット8Aが形成されるとともに図示するリアクトルコア10Aが製造される。なお、リアクトルコア10Aにおいてもコアユニット8Aの外周にコイルを形成することで、外観上は図3と同様なリアクトルが形成される。
図6は、リアクトルコアの実施の形態3の分解斜視図であり、図7はその組立完成図である。
このリアクトルコア10Bは、断面矩形もしくは正方形、さらにはそれ以外の多角形(不図示)の棒部材5Aを適用するものであり、この棒部材5Aの断面と同断面の貫通孔2A1を有するI型コア2Aと、その端面1A1に同断面の孔1A1aを有するU型コア1Aとから構成される。
リアクトルコア10Bによれば、棒部材5AとI型コア2AおよびU型コア1Aとの嵌合固定が、棒部材5の断面形状と貫通孔2A1および孔1A1aの断面形状によって一義的になされるため、例えばI型コア2Aを高温処理した後に貫通孔2A1に棒部材5を遊嵌させ、クーリングして双方を嵌め合いするといった工程は不要となる。
次いで、図8は、リアクトルコアの実施の形態4の分解斜視図であり、図9はその組立完成図である。
このリアクトルコア10Cでは、ギャップ板4Aの両側面に断面矩形の係合突起4A1,4A1が形成され、I型コア2Bの両側にはこの係合突起4A1に嵌め合いされる係合凹溝2B1,2B1が開設されており、係合突起4A1と係合凹溝2B1が嵌め合いされるとともに、U型コア1Aの孔1A1aにも係合突起4A1が嵌め合いされる形態である。なお、凹溝2B1は貫通孔であってもよい。
また、図10は、リアクトルコアの実施の形態5の分解斜視図である。なお、この組立完成形は外観上は図9のリアクトルコア10Cと同様であることから、その図示を省略する。
この実施の形態では、ギャップ板4Bの両側のそれぞれに2つの断面円形の係合突起4B1,4B1が形成されており、I型コア2Cの両側にはこの係合突起4B1に嵌め合いされる係合凹溝2C1,2C1が開設されており、係合突起4B1,4B1と係合凹溝2C1,2C1が嵌め合いされるとともに、U型コア1Bの孔1B1a,1B1aにも係合突起4B1,4B1が嵌め合いされる形態である。
また、図11は、リアクトルコアの実施の形態6の分解斜視図である。なお、この組立完成形も外観上は図9のリアクトルコア10Cと同様であることから、その図示を省略する。
この実施の形態では、ギャップ板4Cの一側に不図示の断面矩形の係合凹溝が開設され、他側に断面矩形の係合突起4C1が形成されており、I型コア2Dも同様にその一側に不図示の係合凹溝が開設され、その他側に係合突起2D1が形成さている。また、U型コア1Cの一方端には断面矩形の孔1C1aが開設され、その他方端には断面矩形の係合突起1C1bが形成されており、ギャップ板4Cの係合凹溝または係合突起4C1と嵌合いできるようになっている。
さらに、図12は、リアクトルコアの実施の形態7の分解斜視図であり、図13はその組立完成図である。
このリアクトルコア10Dでは、I型コア2Eがギャップに対向する側面とは異なる側面(図示例では下面および上面)に貫通孔2E1が開設され、U型コア1Dの上面および上面にも貫通孔1D1が開設されており、少なくとも2つのU型コア1D,1D間に跨る基板6の上面から突出する突起7,…のそれぞれが対応する貫通孔2E1,1D1に嵌め合いされることでリアクトルコア10Dが形成されるものである。
上記する本発明のリアクトルコアの実施の形態1〜7によれば、I型コア、U型コアの双方に製造公差が存在する場合でも、接着剤層を介装させることなく、簡易に所定の磁路長を確保した姿勢でそれらの組付けをおこなうことができる。したがって、高品質なリアクトルを効率よく製造することが可能となる。
また、上記する高品質なリアクトルを例えば生産が急増しているハイブリッド自動車等に搭載することで、品質の高いハイブリッド自動車の量産に寄与できる。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
本発明のリアクトルコアの実施の形態1の分解斜視図である。 図1のリアクトルコアの組立後の斜視図である。 図2のリアクトルコアを具備するリアクトルの斜視図である。 本発明のリアクトルコアの実施の形態2の分解斜視図である。 図4のリアクトルコアの組立後の斜視図である。 本発明のリアクトルコアの実施の形態3の分解斜視図である。 図6のリアクトルコアの組立後の斜視図である。 本発明のリアクトルコアの実施の形態4の分解斜視図である。 図8のリアクトルコアの組立後の斜視図である。 本発明のリアクトルコアの実施の形態5の分解斜視図である。 本発明のリアクトルコアの実施の形態6の分解斜視図である。 本発明のリアクトルコアの実施の形態7の分解斜視図である。 図12のリアクトルコアの組立後の斜視図である。 従来のリアクトルの平面図である。
符号の説明
1…U型コア(第2のコア)、2…I型コア(第1のコア)、3…エアギャップ、4,4A,4B…ギャップ板、5,5A…棒部材、6…基板、7…突起、8,8A…コアユニット、10,10A,10B,10C,10D…リアクトルコア、20…コイル、100…リアクトル

Claims (6)

  1. 少なくとも1以上のギャップを介して複数の磁性を有する第1のコアが繋げられてコアユニットが形成され、2つの該コアユニットが対向配置されており、
    2つの前記コアユニットの端部間に磁性を有する第2のコアが所定の離間を置いて対向配置されることにより、平面視が略環状のリアクトルコアが形成されており、
    コアユニットを構成する第1のコアの位置決め姿勢および2つの第2のコアの位置決め姿勢を保持固定する固定部材を具備していることを特徴とするリアクトルコア。
  2. 前記ギャップはエアギャップからなり、
    前記第1のコアに貫通孔が形成されるとともに前記第2のコアの端面に孔が形成されており、
    棒部材からなる前記固定部材が前記貫通孔を貫通して第1のコアの位置決め姿勢を保持固定し、さらにコアユニットの両端から突出した棒部材の端部が第2のコアの孔にそれぞれ嵌め合いされることで、対向する第2のコアの離間が保持されていることを特徴とする請求項1に記載のリアクトルコア。
  3. 前記ギャップは非磁性を有するギャップ板からなり、
    前記第1のコアおよび前記ギャップ板に貫通孔が形成されるとともに前記第2のコアの端面に孔が形成されており、
    棒部材からなる前記固定部材が前記貫通孔を貫通して第1のコアの位置決め姿勢を保持固定し、さらにコアユニットの両端から突出した棒部材の端部が第2のコアの孔にそれぞれ嵌め合いされることで、対向する第2のコアの離間が保持されていることを特徴とする請求項1に記載のリアクトルコア。
  4. 前記ギャップは非磁性を有するギャップ板からなり、
    前記固定部材は、第1のコアと第2のコアとギャップ板のそれぞれに設けられた係合突起または係合凹溝であり、
    隣接するコアとギャップ板において、一方の係合突起と他方の係合凹溝が係合していることを特徴とする請求項1に記載のリアクトルコア。
  5. 前記ギャップはエアギャップからなり、
    前記第1のコアの側面および前記第2のコアの側面のうち、ギャップと対向しないそれぞれの側面のいずれか一側面にはともに孔が形成されており、
    前記固定部材は、基材と、該基材から突出する複数の突起からなり、
    複数の第1のコアおよび第2のコアがそれぞれ対応する突起に嵌め合いされていることを特徴とする請求項1に記載のリアクトルコア。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のリアクトルコアを具備し、コアユニットにコイルが形成されてなるリアクトル。
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