JP2010123650A - リアクタ - Google Patents

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哲也 湊
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Abstract

【課題】機器の騒音を低減させるリアクタとする。
【解決手段】互いに突き合わされ積層されたE型鉄心1とI型鉄心2を有し、積層されたE型鉄心1の中央磁脚1aとこれに対向配置されたI型鉄心2との間にインダクタンスの電流特性を調整するエアーギャップが形成され、前記積層されたE型鉄心1の中央磁脚1aの周囲にコイル3が絶縁紙4を介して巻装され、前記エアーギャップにH型形状のスペ−サ5を配され、ワニス含浸することにより、エアーギャップ部の磁気フリンジングによるE型鉄心1とI型鉄心2間に発生する磁気振動を機械的に抑制させ、前記を要因とする騒音を低減したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータエアコン等の力率改善に用いられるリアクタに関するものである。
従来、この種のリアクタとしては、エアーギャップに配するスペ−サを矩形状としていた。(特許文献1参照)。図3は前記文献に記載された従来のリアクタの斜視図を示すものであり、図4はその側面断面図を示すものである。図3、図4において、積層されたE型鉄心1の中央磁脚1aの周囲に絶縁手段を構成する絶縁紙4を配されたエナメル電線からなるコイル3が巻装され、前記積層されたE型鉄心1とI型鉄心2をエアーギャップが形成されるよう突き合わせ、前記エアーギャップに矩形状のスペ−サ5を配され、溶接固定し、ワニス含浸されていた。
実開平6−31122号公報(図13)
しかしながら、前記従来の構成では、力率改善を更に効果的にさせるパルスを重畳させた交番電流流入時、パルス電流重畳時間において、磁路内の磁束量の急激な増加が起こり、エアーギャップ部の磁気フリンジングが増大するため、対向する積層されたE型鉄心とI型鉄心間に発生する湾曲磁界によるNS磁気吸引力が増大し、鉄心の磁気振動が大きくなり、前記を要因とした機器の騒音が大きいと言う課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するために、エアーギャップに配するスペ−サをH型形状とし、機器の騒音を低減するリアクタを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明のリアクタは、対向する積層されたE型鉄心とI型鉄心間のエアーギャップにH型形状のスペ−サを配する構造とするものである。
本発明のリアクタは、機器の騒音を低減することができる。
本発明は、対向する積層されたE型鉄心とI型鉄心間のエアーギャップにH型形状のスぺ−サを配することにより、機器の騒音を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるリアクタの側面断面図を示すものであり、図2は本発明の実施の形態1におけるエアーギャップ部磁気フリンジングの説明図を示すものである。図1、図2において、図3と同じ構成については同じ符号を用い、説明は省略する。
図1、図2において、電磁鋼板のフ−プを連続金型にて、公知で歩留まりが優れる方法で打ち抜いた板厚0.5mmのE型鉄心1を積層した鉄心を構成し、前記E型鉄心1を積
層した鉄心中央磁脚1a上面のエアーギャップ部にH型形状のPPS等の絶縁材からなるスペ−サ5を配した上、中央磁脚1aの周囲に芳香族ポリアミド紙等の絶縁紙4を巻き付けたエナメル電線からなるコイル3を巻装し、積層したE型鉄心1の中央磁脚1aとこれに対向配置した前記連続金型で打ち抜いた板厚0.5mmのI型鉄心2を積層した鉄心を形成し、積層したE型鉄心1とI型鉄心2の2ヶ所の突き合わせ部を溶接等の方法で固定し、不飽和ポリエステル等の熱硬化性ワニスにて、含浸処理をする。
これにより、鉄心の積層厚みばらつきは、前記板厚未満にできることから、スペ−サと鉄心積層方向間の隙間が発生しても、前記隙間に熱硬化性ワニスが充填されており、リアクタの磁路を形成するエアーギャップ部の磁気フリンジングより発生するE型鉄心およびI型鉄心の積層方向側の湾曲NS磁気吸引力をスペ−サにて、機械的に抑制することができる。その結果、公知のリアクタ大型化およびコストアップとなるE型鉄心の中央磁脚の断面積を大きくする等の鉄心平均磁束密度を低下させ、磁気フリンジングを低下させることなく、磁気騒音を低減できる。
さらに、H型形状のスペ−サは絶縁材であり、鉄心とコイル間に装着していることから、鉄心積厚方向のスペ−サ厚みを法規で規定される絶縁距離以上にすることにより、製造上のコイル挿入時に発生する絶縁距離ばらつきを考慮する必要がなく、鉄心積厚方向のコイル内径を最小にできるため、導体使用量削減および抵抗値の減少による低損失化の効果もある。
本発明のリアクタは、エアーギャップ部からの磁気振動による騒音を低減することができるため、積層鉄心を使用した機器用のインダクタの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるリアクタの側面断面図 本発明の実施の形態1におけるエアーギャップ部磁気フリンジングの説明図 従来のリアクタの斜視図 従来のリアクタの側面断面図
符号の説明
1 E型鉄心
1a E型鉄心中央磁脚
2 I型鉄心
3 コイル
4 絶縁紙
5 スペ−サ
6 磁力線

Claims (1)

  1. 互いに突き合わされ積層されたE型鉄心とI型鉄心を有し、積層されたE型鉄心の中央磁脚とこれに対向配置されたI型鉄心との間にインダクタンスの電流特性を調整するエアーギャップが形成され、前記積層されたE型鉄心の中央磁脚の周囲にコイルが絶縁紙を介して巻装され、前記エアーギャップにH型形状のスペ−サを配され、ワニス含浸されたリアクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011103365A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Fujitsu General Ltd リアクトル
JP2013004761A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Panasonic Corp リアクタ

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