JP5828132B2 - リアクタ - Google Patents

リアクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5828132B2
JP5828132B2 JP2011134879A JP2011134879A JP5828132B2 JP 5828132 B2 JP5828132 B2 JP 5828132B2 JP 2011134879 A JP2011134879 A JP 2011134879A JP 2011134879 A JP2011134879 A JP 2011134879A JP 5828132 B2 JP5828132 B2 JP 5828132B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
type iron
type
magnetic leg
central magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011134879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013004761A (ja
Inventor
哲也 湊
哲也 湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2011134879A priority Critical patent/JP5828132B2/ja
Publication of JP2013004761A publication Critical patent/JP2013004761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5828132B2 publication Critical patent/JP5828132B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)

Description

本発明は、インバータエアコン、インバータヒートポンプ給湯機等の力率改善に用いられるリアクタに関するものである。
従来、この種のリアクタとしては、コイル内径面は平坦で、エアーギャップに配されるスペーサは、E型鉄心中央磁脚巾以下の寸法としていた(例えば、特許文献1参照)。
図3は、前記特許文献1に記載された従来のリアクタの斜視図を示すものである。
図3において、積層されたE型鉄心1の中央磁脚1aの周囲に、絶縁紙4を配されたエナメル電線からなり、内径面が平坦なコイル3が巻装され、前記積層されたE型鉄心1とI型鉄心2を、エアーギャップ7が形成されるよう突き合わせ、前記エアーギャップ7に、積層されたE型鉄心1の中央磁脚1aの巾を超えない巾寸法のスペーサ5が配され、溶接固定し、ワニス含浸されていた。
実開平6−31122号公報
しかしながら、前記従来のリアクタの構成では、力率改善を更に効果的にさせるパルスを重畳させた交番電流流入時、パルス電流重畳時間において、鉄心磁路内の磁束量の急激な増加が起こり、対向する積層されたE型鉄心1とI型鉄心2間に発生するNS磁気吸引力が増大し、鉄心の磁気振動が大きくなり、前記を要因とした機器の騒音が大きいと言う課題を有し、公知の単位あたりの磁気振動エネルギーを減ずる鉄心磁束密度低減対策を施すため、大型で高価なものになっていた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、機器の騒音低減に寄与する電磁振動の少ない軽量で安価なリアクタを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明のリアクタは、互いに突き合わされると共にそれぞれ積層されて形成されたE型鉄心とI型鉄心を有し、前記E型鉄心の中央磁脚とこれに対向配置された前記I型鉄心との間に、インダクタンスの電流特性を調整するエアーギャップが形成され、前記エアーギャップにスペーサを配し、前記中央磁脚の周囲に絶縁紙を介してコイルが巻装され、前記コイルの内径面の巻始めを階段形状として、前記E型鉄心の中央磁脚の積層端面側に配すると共に、前記中央磁脚の巾寸法より大とした前記スペーサを、前記階段形状によって形成された凹部に配し、ワニス含浸されたもので、軽量、安価な構成で、対向するE型鉄心とI型鉄心間に発生するNS磁気吸引力を機械的に抑制する範囲が広がるので、E型鉄心とI型鉄心間に発生するNS磁気吸引力による鉄心磁気振動が低下し、その振動を要因とした機器の騒音を低減することができる。
本発明に係るリアクタは、軽量で安価な構成で、防振用スペーサの効果を増大させ、公知の対策である単位あたりの磁気振動エネルギーを減ずる鉄心磁束密度低減によることなく、磁気振動を大幅に低減することができる。
本発明の実施の形態1におけるリアクタの断面図 同リアクタのコイルの断面図 従来のリアクタの斜視図
第1の発明は、互いに突き合わされると共にそれぞれ積層されて形成されたE型鉄心とI型鉄心を有し、前記E型鉄心の中央磁脚とこれに対向配置された前記I型鉄心との間に、インダクタンスの電流特性を調整するエアーギャップが形成され、前記エアーギャップにスペーサを配し、前記中央磁脚の周囲に絶縁紙を介してコイルが巻装され、前記コイルの内径面の巻始めを階段形状として、前記E型鉄心の中央磁脚の積層端面側に配すると共に、前記中央磁脚の巾寸法より大とした前記スペーサを、前記階段形状によって形成された凹部に配し、ワニス含浸されたもので、軽量、安価な構成で、対向するE型鉄心とI型鉄心間に発生するNS磁気吸引力を機械的に抑制する範囲が広がるので、E型鉄心とI型鉄心間に発生するNS磁気吸引力による鉄心磁気振動が低下し、その振動を要因とした機器の騒音を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるリアクタの断面図、図2は、同リアクタを構成するコイルの断面図を示すものである。なお、従来のリアクタと同じ構成、部品については、同じ符号を用い、その説明を省略する。
図1、図2において、本実施の形態におけるリアクタは、電磁鋼板のフ−プを連続金型にて、公知で歩留まりが優れる方法で打ち抜いた板厚0.5mmのE型形状の電磁鋼板を積層してE型鉄心1を構成し、前記E型鉄心1の中央磁脚1aの周囲に階段形状の巻芯を使用して、整列巻線した内径面の巻始め6が階段形状のエナメル電線からなるコイル3を、芳香族ポリアミド紙等からなる絶縁紙4を介して、内径面の巻始め6が、前記E型鉄心1の中央磁脚1aの積層端面側になるよう巻装し、前記E型鉄心1の中央磁脚1aの積層上面のエアーギャップ7に、前記中央磁脚1aの巾よりエナメル電線径の2倍相当大きい巾寸法で、PPS等の絶縁材からなるスペーサ5を配した上、前記連続金型で打ち抜いた板厚0.5mmのI型形状の電磁鋼板を積層してI型鉄心2を形成し、積層したE型鉄心1とI型鉄心2の2ヶ所の突き合わせ部を溶接等の方法で固定し、不飽和ポリエステル等の熱硬化性ワニスにて、含浸処理をしたものである。
本実施の形態により、交番電流流入時に対向する積層されたE型鉄心1とI型鉄心2間のエアーギャップ7に発生するNS磁気吸引力による磁気振動に対し、機械的な防振効果のあるスペーサ5の防振面積が増えると共に、本構成形態であるEI型磁路が左右対称の並列磁路であり、E型鉄心1の中央磁脚1aの端部へ磁束が集中することから、NS磁気吸引力の大きいE型鉄心1の中央磁脚1aの端部をスペーサ5の取付け位置バラツキも含め、確実に機械的に防振することになり、防振効果を増すことができる。
この結果、公知の単位あたりの磁気振動エネルギーを減ずる鉄心磁束密度低減をせずに磁気振動を低下させることができ、鉄心磁束密度が鉄心断面積に反比例することから、鉄心重量の少ない軽量で安価なリアクタの提供が可能となる。
本発明のリアクタは、エアーギャップ部からの磁気振動による騒音を低減することがで
き、鉄心の磁束密度を高くし小型化が可能となるため、積層鉄心を使用したインダクタの用途にも適用できる。
1 E型鉄心
1a 中央磁脚
2 I型鉄心
3 コイル
4 絶縁紙
5 スペーサ
6 巻始め
7 エアーギャップ

Claims (1)

  1. 互いに突き合わされると共にそれぞれ積層されて形成されたE型鉄心とI型鉄心を有し、前記E型鉄心の中央磁脚とこれに対向配置された前記I型鉄心との間に、インダクタンスの電流特性を調整するエアーギャップが形成され、前記エアーギャップにスペーサを配し、前記中央磁脚の周囲に絶縁紙を介してコイルが巻装され、前記コイルの内径面の巻始めを階段形状として、前記E型鉄心の中央磁脚の積層端面側に配すると共に、前記中央磁脚の巾寸法より大とした前記スペーサを、前記階段形状によって形成された凹部に配し、ワニス含浸されたリアクタ。
JP2011134879A 2011-06-17 2011-06-17 リアクタ Active JP5828132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011134879A JP5828132B2 (ja) 2011-06-17 2011-06-17 リアクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011134879A JP5828132B2 (ja) 2011-06-17 2011-06-17 リアクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013004761A JP2013004761A (ja) 2013-01-07
JP5828132B2 true JP5828132B2 (ja) 2015-12-02

Family

ID=47673000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011134879A Active JP5828132B2 (ja) 2011-06-17 2011-06-17 リアクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5828132B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015099818A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 Jfeスチール株式会社 高周波リアクトルおよびその設計方法
JP6928531B2 (ja) * 2017-10-10 2021-09-01 田淵電機株式会社 リアクトル
KR102069450B1 (ko) * 2018-11-02 2020-01-22 (주)티에스이 인버터 냉장고에 적용 가능한 리액터
KR102529947B1 (ko) * 2021-05-24 2023-05-08 이강복 이중 중심코어 구조가 구비된 코일부품

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005158864A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd リアクタ
JP2010123650A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Panasonic Corp リアクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013004761A (ja) 2013-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5877486B2 (ja) 非晶質金属コアと、それを用いた誘導装置及びその製造方法
JP5828132B2 (ja) リアクタ
US7889040B2 (en) DC inductor
JP6397349B2 (ja) 三相五脚型鉄心および静止電磁機器
JP2010232272A (ja) トランス
JP2019050327A (ja) 内鉄型変圧器の鉄心
JP5428334B2 (ja) 電動機
KR20160081493A (ko) 변압기의 철심
JP2006294787A (ja) リアクタ
KR101506698B1 (ko) 변압기용 철심 권선 조립체
JP2009253011A (ja) リアクタ
KR101175281B1 (ko) 인덕터 코어와 이를 이용한 인덕터 및 그의 제조방법
JP2010123650A (ja) リアクタ
JP2009111316A (ja) リアクタ
JP7365120B2 (ja) 静止誘導機器
US20170213631A1 (en) Core for an electrical induction device
JP2011114111A (ja) リアクタ
JP7149908B2 (ja) 静止誘導機器
JP2004253538A (ja) リアクタ
JP2011103365A (ja) リアクトル
TWI638371B (zh) Core joint construction of electromagnetic machine
JP6032218B2 (ja) リアクトルコア
JP2011198911A (ja) リアクタ
JP2018113404A (ja) トランス
JP2010238874A (ja) リアクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140311

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140414

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150525

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5828132

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151