JP5116486B2 - 光輝性複層塗膜の形成方法 - Google Patents
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Description
分が10〜45質量%の水性第1ベースコート光輝性塗料を塗装して第1ベースコート塗膜を形成し、第2ステージにおいて、該第1ベースコート塗膜上に、塗膜塗料固形分が10〜40質量%の水性第2ベースコート光輝性塗料を塗装して第2ベースコート塗膜を形成することからなり、水性第1ベースコート光輝性塗料と水性第2ベースコート光輝性塗料との塗料固形分比率を1.1/1〜4/1である塗膜形成方法が開示されている。しかしながら、該塗膜形成方法では、第2ステージにおいて、第1ベースコート塗膜上に第2ベースコート塗膜を形成した際に、該塗膜界面において、両塗膜間の塗料固形分差に起因すると考えられる混層が生じ、該界面付近で光輝性顔料の配向が乱れ、光輝感が低下することがあるという問題がある。
(1) 被塗物上に、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)を塗装して第1ベー
スコート塗膜を形成せしめ、
(2) 未硬化の第1ベースコート塗膜上に光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2
)を塗装して第2ベースコート塗膜を形成せしめ、そして
(3) 両塗膜を加熱硬化させる
段階を含んでなる光輝性複層塗膜の形成方法であって、
(i) 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)が、せん断速度0.1sec−1
及び温度23℃の条件下で測定して、10〜500Pa・secの範囲内の塗着1分後の粘度(VA1)を有するものであり;
(ii) 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)が、せん断速度0.1sec−
1及び温度23℃の条件下で測定して、5〜200Pa・secの範囲内の塗着
1分後の粘度(VA2)を有するものであり;
(iii) 上記粘度の比(VA1)/(VA2)が1.3/1〜35/1の範囲内にあ
り;そして
(iv) 第1ベースコート塗膜の粘度(VA3)が、せん断速度0.1sec−1及び
温度23℃の条件下で測定して、10〜500Pa・secの範囲内にある間に
、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)を塗装する
ことを特徴とする光輝性複層塗膜の形成方法を提供するものである。
2)の塗着1分後の粘度の比(VA1)/(VA2)が1.3/1〜35/1、好ましくは2/1〜25/1、さらに好ましくは2.5/1〜15/1の範囲内にあるものを使用することができる。
の温度で10〜40分間程度加熱することにより硬化させることができ、それにより、外観に優れた複層塗膜を取得することができる。
レート、2−もしくは3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸のC1〜C24ヒドロキシアルキルエステル等を挙げることができ、これらはそれぞれ単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,2−ジメチルプロパンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等を用いることができ、これらはそれぞれ単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
ート塗料(A2)のそれぞれに配合するメラミン樹脂は同じものであってもよく、或いは互いに異なっていてもよい。光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)に配合されるメラミン樹脂としては、重量平均分子量(MA1)が800〜5,000、特に1,000〜4,000の範囲内にあるものが好ましく、そして光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)に配合されるメラミン樹脂としては、重量平均分子量(MA2)が400〜4,000、特に600〜3,000の範囲内にあるものが好ましい。
エーテル化する際に用いられるメチルアルコールとブチルアルコールのモル数の和に対するブチルアルコールのモル比(mol%)であって、メチルエーテル化メラミン樹脂の場合には、メチル基とブチル基のモル数の和に対するブチル基のモル比RA(mol%)は0であり、ブチルエーテル化メラミン樹脂の場合には、メチル基とブチル基のモル数の和に対するブチル基のモル比RA(mol%)は100である。
せることによって、それを用いて形成される第1ベースコート塗膜上に光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)を塗り重ねて第2ベースコート塗膜を形成した際の、第2ベースコート塗膜から第1ベースコート塗膜への水の浸透・移行が抑えられ、その結果、第1ベースコート塗膜と第2ベースコート塗膜の界面における混層が抑制され、該界面付近における光輝性顔料の配向の乱れが減少して、優れた光輝感を有する塗膜が形成されるものが考えられる。
定剤、表面調整剤、ポリマー微粒子、塩基性中和剤、防腐剤、防錆剤、シランカップリング剤、顔料分散剤、沈降防止剤、増粘剤、消泡剤、硬化触媒、水、有機溶剤等の水性塗料調製に際して通常用いられる他の塗料用添加剤を配合してもよい。
製造例1
温度計、サーモスタット、撹拌器、還流冷却器及び滴下装置を備えた反応容器に脱イオン水100部及びアクアロンKH−10(注1)0.5部を仕込み、窒素気流中で撹拌混合し、80℃に昇温した。次いで、下記のモノマー乳化物(1)のうちの全量の1%及び3%過硫酸アンモニウム水溶液10.3部を反応容器内に導入し、80℃で15分間保持した。その後、残りのモノマー乳化物(1)を3時間かけて反応容器内に滴下し、滴下終了後1時間熟成を行なった。その後、下記のモノマー乳化物(2)を2時間かけて滴下し、1時間熟成した後、2−(ジメチルアミノ)エタノール5%水溶液42部を反応容器に徐々に加えながら30℃まで冷却し、100メッシュのナイロンクロスで濾過しながら排出し、平均粒子径100nm(サブミクロン粒度分布測定装置「COULTER N4型」(ベックマン・コールター社製、商品名)を用いて、脱イオン水で希釈し20℃で測定した)、酸価32mgKOH/g、水酸基価43mgKOH/g及び固形分30%のアクリル樹脂エマルション(B1)を得た。
(注1) アクアロンKH−10:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩エステル
アンモニウム塩:第一工業製薬株式会社製、商品名、有効成分:97%。
製造例1におけるモノマー乳化物(1)を下記モノマー乳化物(3)に替え、モノマー乳化物(2)を下記モノマー乳化物(4)に替える以外は、製造例1と同様に操作して、酸価44mgKOH/g、水酸基価56mgKOH/g及び固形分30%のアクリル樹脂エマルション(B2)を得た。
、モノマー乳化物(4)を得た。
製造例1におけるモノマー乳化物(1)を下記モノマー乳化物(5)に替え、モノマー乳化物(2)を下記モノマー乳化物(6)に替える以外は、製造例1と同様にして、酸価19mgKOH/g、水酸基価22mgKOH/g及び固形分30%のアクリル樹脂エマルション(B3)を得た。
製造例4
温度計、サーモスタット、撹拌器、還流冷却器及び滴下装置を備えた反応容器にエチレングリコールモノブチルエーテル35部を仕込み、撹拌しながら100℃まで昇温した後、n−ブチルアクリレート30部、メチルメタクリレート17部、2−エチルヘキシルメタクリレート30部、スチレン5部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート10部、メタクリル酸8部及びアゾビスイソブチロニトリル1部の混合物を、100℃に保ったまま、滴下ポンプを利用して4時間かけて一定速度で滴下した。滴下終了後100℃に1時間保ち、撹拌を続けた。その後、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.5部をエチレングリコールモノブチルエーテル10部に溶解させたものを1時間かけて一定速度で滴下し、さらに1時間115℃に保ちアクリル樹脂溶液を得た。反応終了後、2−(ジメチルアミノ)エタノールで当量中和し、さらに、エチレングリコールモノブチルエーテルを添加して固形分含有率が55%のアクリル樹脂溶液を得た。
製造例5
製造例4で得られたアクリル樹脂溶液180部、脱イオン水360部、サーフィノール104A(商品名、エアープロダクツ社製消泡剤、固形分:50%)6部、バリファインBF−20(商品名、堺化学工業社製、硫酸バリウム粉末、平均一次粒子径:0.03μm)250部を、ペイントコンディショナー中でガラスビーズ媒体を加えて、室温で1時間混合分散し、粒度10μm以下の無機微粒子分散液(C1)を得た。
製造例4で得られたアクリル樹脂溶液180部、脱イオン水360部、サーフィノール104A(商品名、エアープロダクツ社製消泡剤、固形分:50%)6部及びネオライトSP−300(商品名、竹原化学工業社製、炭酸カルシウム粉末、平均一次粒子径:0.15μm)250部を、ペイントコンディショナー中でガラスビーズ媒体を加えて、室温で1時間混合分散し、粒度10μm以下の無機微粒子分散液(C2)を得た。
製造例4で得られたアクリル樹脂溶液180部、脱イオン水360部、サーフィノール104A(商品名、エアープロダクツ社製消泡剤、固形分:50%)6部及びネオライトSP(商品名、竹原化学工業社製、炭酸カルシウム粉末、平均一次粒子径:0.08μm
)250部を、ペイントコンディショナー中でガラスビーズ媒体を加えて、室温で1時間混合分散し、粒度10μm以下の無機微粒子分散液(C3)を得た。
製造例4で得られたアクリル樹脂溶液180部、脱イオン水360部、サーフィノール104A(商品名、エアープロダクツ社製消泡剤、固形分:50%)6部及びAEROSIL200(商品名、日本アエロジル社製、シリカ粉末、平均一次粒子径:0.12μm)250部を、ペイントコンディショナー中でガラスビーズ媒体を加えて、室温で1時間混合分散し、粒度10μm以下の無機微粒子分散液(C4)を得た。
製造例4で得られたアクリル樹脂溶液180部、脱イオン水360部、サーフィノール104A(商品名、エアープロダクツ社製消泡剤、固形分:50%)6部及びAEROSIL380(商品名、日本アエロジル社製、シリカ粉末、平均一次粒子径:0.07μm)250部を、ペイントコンディショナー中でガラスビーズ媒体を加えて、室温で1時間混合分散し、粒度10μm以下の無機微粒子分散液(C5)を得た。
製造例4で得られたアクリル樹脂溶液180部、脱イオン水360部、サーフィノール104A(商品名、エアープロダクツ社製消泡剤、固形分:50%)6部及びMT−700HD(商品名、テイカ社製、酸化チタン粉末、平均一次粒子径:0.05μm)250部を、ペイントコンディショナー中でガラスビーズ媒体を加えて、室温で1時間混合分散し、粒度10μm以下の無機微粒子分散液(C6)を得た。
製造例4で得られたアクリル樹脂溶液180部、脱イオン水360部、サーフィノール104A(商品名、エアープロダクツ社製消泡剤、固形分:50%)6部およびSPARWITE W−5HB(商品名、ウィルバーエリス社製、硫酸バリウム粉末、平均一次粒子径:1.6μm)250部を、ペイントコンディショナー中でガラスビーズ媒体を加えて、室温で1時間混合分散し、粒度10μm以下の無機微粒子分散液(C7)を得た。
製造例4で得られたアクリル樹脂溶液180部、脱イオン水360部、サーフィノール104A(商品名、エアープロダクツ社製消泡剤、固形分:50%)6部及びSACHTLEBEN MICRO(商品名、ウィルバーエリス社製、硫酸バリウム粉末、平均一次粒子径:0.7μm)250部を、ペイントコンディショナー中でガラスビーズ媒体を加えて、室温で1時間混合分散し、粒度10μm以下の無機微粒子分散液(C8)を得た。
製造例4で得られたアクリル樹脂溶液180部、脱イオン水360部、サーフィノール104A(商品名、エアープロダクツ社製消泡剤、固形分:50%)6部及びバリエースB−34(商品名、堺化学工業社製、硫酸バリウム粉末、平均一次粒子径:0.3μm)250部を、ペイントコンディショナー中でガラスビーズ媒体を加えて、室温で1時間混合分散し、粒度10μm以下の無機微粒子分散液(C9)を得た。
製造例4で得られたアクリル樹脂溶液180部、脱イオン水360部、サーフィノール104A(商品名、エアープロダクツ社製消泡剤、固形分:50%)6部及びバリファインBF−1(商品名、堺化学工業社製、硫酸バリウム粉末、平均一次粒子径:0.05μm)250部を、ペイントコンディショナー中でガラスビーズ媒体を加えて、室温で1時
間混合分散し、粒度10μm以下の無機微粒子分散液(C10)を得た。
製造例15
攪拌混合容器にエチレングリコールモノブチルエーテル10部とオクタノール25部の混合溶剤を入れ、アルミニウム顔料ペースト「GX−180A」(商品名、旭化成メタルズ社製、金属含有量:74%)20部及びリン酸基含有樹脂溶液(注2)6部を添加し、攪拌混合してアルミニウム顔料ペースト濃厚液(D1)を得た。
(注2) リン酸基含有樹脂溶液:温度計、サーモスタット、撹拌器、還流冷却器及び滴
下装置を備えた反応容器にメトキシプロパノール27.5部とイソブタノール2
7.5部の混合溶剤を入れ、110℃に加熱し、スチレン25部、n−ブチルメ
タクリレート27.5部、「イソステアリルアクリレート」(商品名、大阪有機
化学社製、分岐高級アルキルアクリレート)20部、4−ヒドロキシブチルアク
リレート7.5部、リン酸基含有重合性モノマー(注3)15部、2−メタクリ
ロイルオキシエチルアシッドホスフェート12.5部、イソブタノール10部及
びt−ブチルパーオキシオクタノエート4部からなる混合物121.5部を4時
間かけて上記の混合溶剤に加え、さらに、t−ブチルパーオキシオクタノエート
0.5部とイソプロパノール20部からなる混合物を1時間で滴下した。その後
、1時間攪拌熟成して固形分50%のリン酸基含有樹脂溶液を得た。本樹脂のリ
ン酸基による酸価は83mgKOH/g、4−ヒドロキシブチルアクリレートに
由来する水酸基価は29mgKOH/g、重量平均分子量は10000であった
。
(注3) リン酸基含有重合性モノマー:温度計、サーモスタット、撹拌器、還流冷却器
及び滴下装置を備えた反応容器にモノブチルリン酸57.5部及びイソブタノー
ル41.1部を入れ、空気通気下でグリシジルメタクリレート42.5部を2時
間で滴下した後、さらに1時間攪拌熟成した。その後、イソプロパノ−ル59部
を加えて、固形分50%のリン酸基含有重合性モノマー溶液を得た。リン酸基に
よる酸価は285mgKOH/gであった。
攪拌混合容器にエチレングリコールモノブチルエーテル10部とオクタノール25部の混合溶剤を入れ、アルミニウム顔料ペースト「GX−180A」(旭化成メタルズ社製、金属含有量:74%)40部及びリン酸基含有樹脂溶液12部を添加し、攪拌混合してアルミニウム顔料ペースト濃厚液(D2)を得た。
製造例17
攪拌混合容器中に製造例15で得たアルミニウム顔料ペースト濃厚液(D1)61部を投入し、該アルミニウム顔料ペースト濃厚液(D1)を攪拌しながら、メラミン樹脂(E1)(メチル−ブチル混合エーテル化メラミン樹脂、重量平均分子量:2,000、メチル基とブチル基のモル数の和に対するブチル基のモル比:50mol%、固形分:70%)43部を添加した。さらに、攪拌を続けながら、製造例5で得た無機微粒子分散液(C1)32部及び製造例1で得たアクリル樹脂エマルション(B1)233部を添加して混合した。得られた混合物に2−(ジメチルアミノ)エタノール及び脱イオン水を添加しそして必要に応じて「SNシックナー660T」(商品名、サンノプコ社製、ウレタン会合型増粘剤)を加えて粘度を調節して、pH8.0、塗料固形分35%及び塗着1分後の粘度(VA1)550Pa・secの光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1−1)を得た。
下記表1に示す種類及び量のアクリル樹脂エマルション、無機微粒子分散液、アルミニウム顔料ペースト濃厚液及びメラミン樹脂を用い、製造例17と同様に操作して、下記表1に示す塗料固形分及び塗着1分後の粘度(VA1)を有する各光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1−2)〜(A1−28)を得た。
均分子量2000、メチル基とブチル基のモル数の和に対するブチル基のモル比
70mol%、固形分70%。
(注5) メラミン樹脂(E3):メチル−ブチル混合エーテル化メラミン樹脂、重量平
均分子量1,500、メチル基とブチル基のモル数の和に対するブチル基のモル
比70mol%、固形分70%。
(注6) メラミン樹脂(E4):メチル−ブチル混合エーテル化メラミン樹脂、重量平
均分子量1200、メチル基とブチル基のモル数の和に対するブチル基のモル比
70mol%、固形分70%。
製造例45
攪拌混合容器中に、製造例16で得たアルミニウム顔料ペースト濃厚液(D2)87部を投入し、該アルミニウム顔料ペースト濃厚液(D2)を攪拌しながら、メラミン樹脂(E5)(メチルエーテル化メラミン樹脂、重量平均分子量:800、メチル基とブチル基
のモル数の和に対するブチル基のモル比:0mol%、固形分:80%)を38部添加した。さらに攪拌を続けながら、製造例1で得たアクリル樹脂エマルション(B1)233部を添加して混合した。得られた混合物に「プライマルASE−60」(商品名、ロームアンドハース社製、ポリアクリル酸系増粘剤)、2−(ジメチルアミノ)エタノール及び脱イオン水を添加して、pH8.0、塗料固形分9%及び塗着1分後の粘度(VA2)20Pa・secの光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2−1)を得た。
下記表2に示す種類及び量のアクリル樹脂エマルション、無機微粒子分散液、アルミニウム顔料ペースト濃厚液及びメラミン樹脂を用い、製造例45と同様に操作して、下記表2に示す塗料固形分及び塗着1分後の粘度(VA2)を有する各光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2−2)〜(A2−18)を得た。
攪拌混合容器中に、製造例16で得たアルミニウム顔料ペースト濃厚液(D2)87部を投入し、該アルミニウム顔料ペースト濃厚液(D2)を攪拌しながら、上記メラミン樹脂(E5)を38部添加した。さらに攪拌を続けながら、製造例5で得た無機微粒子分散液(C1)74部及び製造例1で得たアクリル樹脂エマルション(B1)233部を添加して混合した。得られた混合物に上記「プライマルASE−60」、2−(ジメチルアミノ)エタノール及び脱イオン水を添加して、pH8.0、塗料固形分9%及び塗着1分後の粘度(VA2)20Pa・secの光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2−19)を得た。
製造例63において、無機微粒子分散液(C1)74部を無機微粒子分散液(C1)32部に替える以外は、製造例63と同様に操作して、pH8.0、塗料固形分9%及び塗着1分後の粘度(VA2)20Pa・secの光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2−20)を得た。
攪拌混合容器中に、製造例16で得たアルミニウム顔料ペースト濃厚液(D2)87部を投入し、該アルミニウム顔料ペースト濃厚液(D2)を攪拌しながら、上記メラミン樹脂(E5)を38部添加した。さらに攪拌を続けながら、製造例1で得たアクリル樹脂エマルション(B1)233部を添加して混合した。得られた混合物に「SNシックナー660T」(商品名、サンノプコ社製、ウレタン会合型増粘剤)、2−(ジメチルアミノ)エタノール及び脱イオン水を添加して、pH8.0、塗料固形分9%及び塗着1分後の粘度(VA2)20Pa・secの光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2−21)を得た。
攪拌混合容器中に、製造例16で得たアルミニウム顔料ペースト濃厚液(D2)87部を投入し、該アルミニウム顔料ペースト濃厚液(D2)を攪拌しながら、上記メラミン樹脂(E5)を38部添加した。さらに攪拌を続けながら、製造例5で得た無機微粒子分散液(C1)16部及び製造例1で得たアクリル樹脂エマルション(B1)233部を添加して混合した。得られた混合物に「SNシックナー660T」(商品名、サンノプコ社製、ウレタン会合型増粘剤)、2−(ジメチルアミノ)エタノール及び脱イオン水を添加して、pH8.0、塗料固形分9%及び塗着1分後の粘度(VA2)20Pa・secの光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2−22)を得た。
均分子量1,200、メチル基とブチル基のモル数の和に対するブチル基のモル
比30mol%、固形分70%。
(注8) メラミン樹脂(E7):メチル−ブチル混合エーテル化メラミン樹脂、重量平
均分子量800、メチル基とブチル基のモル数の和に対するブチル基のモル比5
0mol%、固形分80%。
縦45cm×横30cm×厚さ0.8mmのりん酸亜鉛処理された冷延鋼板に「エレクロンGT−10」(商品名、関西ペイント社製、熱硬化エポキシ樹脂系カチオン電着塗料)を乾燥膜厚20μmになるように電着塗装し、170℃で30分加熱して硬化させてから、その上に中塗り塗料「アミラックTP−65−2」(商品名、関西ペイント社製、ポリエステル樹脂・アミノ樹脂系、有機溶剤型中塗り塗料)を乾燥膜厚40μmになるように塗装し、140℃で30分加熱して硬化させて試験用被塗物とした。
温度23℃及び湿度75%の塗装環境において、前記試験用被塗物上及び縦45cm×横30cm×厚さ0.8mmのブリキ板上に、製造例18で得られた光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1−2)を、回転霧化型のベル型塗装機「ABBカートリッジベル塗装機」(商品名、ABB社製)を用いて、ベル直径77mm、ベル回転数25000rpm、シェーピングエア流量700NL/min、印加電圧−60kVの塗装条件で、表3に示す乾燥膜厚となるように塗装し、第1ベース塗膜を形成せしめた。1分間のインターバルをおいた後、前記ブリキ板上に形成された第1ベースコート塗膜をへらで掻きとって採取し、容器に入れて密栓し、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)を塗装する直前の第1ベースコート塗膜の粘度(VA3)測定用のサンプルとした。該サンプル採取後、前記試験用被塗物上に形成された第1ベース塗膜上に、製造例45で得られた光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2−1)を、回転霧化型のベル型塗装機「ABBカートリッジベル塗装機」(商品名、ABB社製)を用いて、ベル直径77mm、ベル回転数25000rpm、、シェーピングエア流量700NL/min、印加電圧−60kVの塗装条件で、表3に示す乾燥膜厚となるように塗装し、第2ベース塗膜を形成せしめた。2分間のインターバルをおいた後、80℃で3分間プレヒートし、次いで、その未硬化のベースコート塗面上にマジクロンKINO−1210(商品名、関西ペイント社製、アクリル樹脂系溶剤型上塗りクリヤーコート塗料)を乾燥膜厚40μmとなるように塗装し、7分間放置した後、140℃で30分間加熱してこれらの塗膜を同時に硬化させることにより試験板を作製した。
表3に示す組み合わせ及び乾燥膜厚となるように、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1−1)又は(A1−3)〜(A1−28)を塗装して第1ベース塗膜を形成せしめた後、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2−1)〜(A2−22)を塗装して第2ベース塗膜を形成する以外は、実施例1と同様に操作して、実施例2〜44及び比較例1〜7の試験板を作製した。
上記実施例1〜44及び比較例1〜7で得られた各試験板についての塗膜性能試験結果及び光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)を塗装する直前の第1ベースコート塗膜の粘度(VA3)を表3に示す。なお、粘度(VA3)の測定方法及び塗膜性能試験方法は以下のとおりである。
FF値=受光角15度のL値/受光角110度のL値。
FF値が大きいほど、観察角度(受光角)によるL値(明度)の変化が大きく、フリップフロップ性に優れていることを示す。
光輝感: 角度を変えて各試験板を目視し、下記基準で光輝感を評価した。
◎:目視の角度によるメタリック感の変化が大きく、フリップフロップ性に優れ、メ
タリックムラもほとんど認められず、極めて優れた光輝感を有する。
○:メタリックムラがわずかに認められるが、目視の角度によるメタリック感の変化
が大きく、フリップフロップ性に優れ、良好な光輝感を有する。
△:目視の角度によるメタリック感の変化がやや小さく、フリップフロップ性がやや
劣り、光輝感はやや劣る。
×:目視の角度によるメタリック感の変化が小さく、フリップフロップ性が劣り、光
輝感は劣る。
平滑性: 試験板の外観を目視にて評価した。
◎:極めて優れた平滑性を有する。
○:優れた平滑性を有する。
△:平滑性がやや劣る。
×:平滑性が劣る。
初期付着性: 各試験板上の複層塗膜に素地に達するようにカッターで切り込みを入れ、大きさ2mm×2mmのゴバン目を100個作り、その表面に粘着テープを貼着し、20℃においてそのテープを急激に剥離した後のゴバン目塗膜の残存数を調べた。
◎:100個残存し、カッターによる切り込みの縁も滑らかである。
○:100個残存するが、カッターの切り込みの交差点において塗膜の小さなハガレ
が生じている。
△:99〜81個残存。
×:80個以下残存。
耐水付着性: 各試験板を40℃の温水に10日間浸漬し、引き上げ、室温で12時間乾燥してから、上記初期付着性試験と同様にしてゴバン目試験を行った。評価基準は初期付着性試験の場合と同じである。
Claims (22)
- (1) 被塗物上に、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)を塗装して第1ベースコート塗膜を形成せしめ、
(2) 未硬化の第1ベースコート塗膜上に光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)を塗装して第2ベースコート塗膜を形成せしめ、そして
(3) 両塗膜を加熱硬化させる
段階を含んでなる光輝性複層塗膜の形成方法であって、
(i) 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)が、せん断速度0.1sec-1及び温度23℃の条件下で測定して、10〜500Pa・secの範囲内の塗着1分後の粘度(VA1)を有するものであり;
(ii) 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)が、せん断速度0.1sec-1及び温度23℃の条件下で測定して、5〜200Pa・secの範囲内の塗着1分後の粘度(VA2)を有するものであり;
(iii) 上記粘度の比(VA1)/(VA2)が1.3/1〜35/1の範囲内にあり;そして
(iv) 第1ベースコート塗膜の粘度(VA3)が、せん断速度0.1sec-1及び温度23℃の条件下で測定して、10〜500Pa・secの範囲内にある間に、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)を塗装する
ことを特徴とする光輝性複層塗膜の形成方法。 - 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)が、せん断速度0.1sec-1及び温度23℃の条件下で測定して、30〜250Pa・secの範囲内の塗着1分後の粘度(VA1)を有するものである請求項1に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)が、せん断速度0.1sec-1及び温度23℃の条件下で測定して、8〜80Pa・secの範囲内の塗着1分後の粘度(VA2)を有するものである請求項1に記載の方法。
- 粘度の比(VA1)/(VA2)が2/1〜25/1の範囲内にある請求項1に記載の方法。
- 第1ベースコート塗膜の粘度(VA3)が、せん断速度0.1sec-1及び温度23℃の条件下で測定して、30〜250Pa・secの範囲内にある間に、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)を塗装する請求項1に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)及び光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)が、水溶性もしくは水分散性の基体樹脂(a)、硬化剤(b)及び光輝性顔料(c)を含んでなる水性塗料である請求項1に記載の方法。
- 基体樹脂(a)がカルボキシル基及び水酸基を有するアクリル樹脂又はポリエステル樹脂である請求項6に記載の方法。
- 光輝性顔料(c)を基体樹脂(a)と硬化剤(b)との合計固形分量100質量部あたり2〜50質量部の範囲内で含有する請求項6に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)が、平均一次粒子径が1μm以下である無機微粒子をさらに含有する請求項1に記載の方法。
- 無機微粒子の顔料質量濃度が2〜30%の範囲内である請求項9に記載の方法。
- 無機微粒子が硫酸バリウム微粒子である請求項9に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)及び光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)が平均一次粒子径が1μm以下の硫酸バリウム微粒子を含有し、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)に含まれる硫酸バリウム微粒子の顔料質量濃度(%)が、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)に含まれる硫酸バリウム微粒子の顔料質量濃度(%)より5以上高い請求項1に記載の方法。
- 硬化剤(b)がアミノ樹脂である請求項6に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)及び光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)がメラミン樹脂を含有し、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)に含まれるメラミン樹脂の重量平均分子量(MA1)が800〜5,000の範囲内であり、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)に含まれるメラミン樹脂の重量平均分子量(MA2)が400〜4,000の範囲内であり、且つ光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)に含まれるメラミン樹脂の重量平均分子量(MA1)が光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)に含まれるメラミン樹脂の重量平均分子量(MA2)よりも300〜4,000だけ大きい請求項1又は12に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)及び光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)が、メチルエーテル化メラミン樹脂、ブチルエーテル化メラミン樹脂、及びメチル−ブチル混合エーテル化メラミン樹脂からなる群より選ばれる少なくとも一種のアルキルエーテル化メラミン樹脂を含有し、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)に含まれるアルキルエーテル化メラミン樹脂のメチル基とブチル基のモル数の和に対するブチル基のモル比(mol%)が、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)に含まれるアルキルエーテル化メラミン樹脂のメチル基とブチル基のモル数の和に対するブチル基のモル比(mol%)より30以上大きい請求項1又は12に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)及び光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)がアルキルエーテル化メラミン樹脂を含有し、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)に含まれるアルキルエーテル化メラミン樹脂がメチル−ブチル混合エーテル化メラミン樹脂及び/又はブチルエーテル化メラミン樹脂であり、そして光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)に含まれるアルキルエーテル化メラミン樹脂がメチルエーテル化メラミン樹脂である請求項1又は12に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)の塗料固形分(SA1)が15〜45質量%の範囲内にあり、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)の塗料固形分(SA2)が5〜30質量%の範囲内にあり、且つ光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)の塗料固形分(SA1)と光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)の塗料固形分(SA2)の比SA1/SA2が1.5/1〜5/1の範囲内にある請求項1に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)の塗料固形分(SA1)が20〜39質量%の範囲内であり、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)の塗料固形分(SA2)が7〜9質量%であり、且つ光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)の塗料固形分(SA1)と光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)の塗料固形分(SA2)の比SA1/SA2が2.6/1〜4.5/1の範囲内にある請求項1、12、14、15又は16に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)によって形成される塗膜の乾燥膜厚(TA1)と、光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)によって形成される塗膜の乾燥膜厚(TA2)の比率TA1/TA2が1.5/1〜5/1の範囲内にある請求項1に記載の方法。
- 光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A1)によって形成される塗膜の乾燥膜厚が5〜15μmの範囲内にあり、そして光輝性顔料含有水性ベースコート塗料(A2)によって形成される塗膜の乾燥膜厚が1〜5μmの範囲内にある請求項19に記載の方法。
- 被塗物が、電着塗装及び中塗塗装が順次施されてなる自動車車体である請求項1に記載の方法。
- 形成される未硬化の第2ベースコート塗膜上にクリヤーコート塗料を塗装した後、加熱して第1ベースコート塗膜、第2ベースコート塗膜およびクリヤーコート塗膜を同時に硬化させる請求項1に記載の方法。
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