JPH11236520A - 光輝性塗料組成物、光輝性塗膜形成方法及び塗装物 - Google Patents

光輝性塗料組成物、光輝性塗膜形成方法及び塗装物

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JPH11236520A
JPH11236520A JP5747998A JP5747998A JPH11236520A JP H11236520 A JPH11236520 A JP H11236520A JP 5747998 A JP5747998 A JP 5747998A JP 5747998 A JP5747998 A JP 5747998A JP H11236520 A JPH11236520 A JP H11236520A
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JP
Japan
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coating film
pigment
forming
coating
brilliant
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JP5747998A
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Kenji Maruou
健志 丸王
Shinichi Masuko
伸一 益子
Koichi Takahashi
孝一 高橋
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れたシルキー感(緻密感)、光輝感、シェ
ード部の白さ感を有する塗膜が得られる光輝性塗料組成
物、光輝性塗膜形成方法及び該方法により塗装された塗
装物を提供すること。 【解決手段】 下記(1)と(2)とを含有することを
特徴とする光輝性塗料組成物。 (1)ビヒクル (2)固形分重量比で下記、の比率を満足する光輝
性顔料(A)及び酸化チタンフレーク顔料(B) (A)/(B)=(10〜400)/100 〔(A)+(B)〕/〔(1)+(A)+(B)〕=
〔3〜30〕/100

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光輝性塗料組成
物、光輝性塗膜形成方法及び該方法により塗装された塗
装物に関する。さらに詳しくは、優れたシルキー感(緻
密感)、光輝感、シェード部の白さ感を有する塗膜を提
供可能な光輝性塗料組成物、光輝性塗膜形成方法及び該
方法により塗装された塗装物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シルキー感(緻密感)を有する塗
膜を得るには、塗料組成物中に、酸化チタン粉末、特に
微粒子酸化チタン粉末とアルミニウム粉末を併用する方
法で対処していた。
【0003】また、特開平7−224235号公報に
は、ビヒクルと光輝性顔料と酸化チタンフレーク顔料を
配合した塗料組成物が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では、シルキー感が不足したり、光輝感が失われた
り、シェード部ににごりが生じるなどの問題点があり、
必ずしも満足なシルキー感を有し高級感がある意匠塗膜
が得られないという技術的課題があった。
【0005】本発明者等は上述の課題に鑑み鋭意研究し
た結果、光輝性顔料と酸化チタンフレーク顔料とビヒク
ルとを特定の重量比で塗料組成物中に含有させると、優
れたシルキー感(緻密感)、光輝感、シェード部の白さ
感を有する光輝性塗膜が得られることを見出し本発明を
完成するに至った。
【0006】本発明は、優れたシルキー感(緻密感)、
光輝感、シェード部の白さ感を有する塗膜が得られる光
輝性塗料組成物、光輝性塗膜形成方法及び該方法により
塗装された塗装物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、下
記(1)と(2)とを含有することを特徴とする光輝性
塗料組成物を提供するものである。 (1)ビヒクル (2)固形分重量比で下記、の比率を満足する光輝
性顔料(A)及び酸化チタンフレーク顔料(B) (A)/(B)=(10〜400)/100 〔(A)+(B)〕/〔(1)+(A)+(B)〕=
〔3〜30〕/100
【0008】また、本発明は、下記(1)と(2)とを
含有することを特徴とする光輝性塗料組成物を提供する
ものである。 (1)ビヒクル (2)固形分重量比で下記、の比率を満足する光輝
性顔料(A)、酸化チタンフレーク顔料(B)及び着色
顔料(C) 10/100<〔(A)+(C)〕/(B)<100
0/100 [但し、10≦(A)≦400、0<(C)<600] 〔(A)+(B)+(C)〕/〔(1)+(A)+
(B)+(C)〕=〔3〜30〕/100
【0009】さらに、本発明は、被塗基材上に前記の光
輝性塗料組成物によるベースコート塗膜形成後、クリヤ
ー塗料によるトップコート塗膜を形成することを特徴と
する光輝性塗膜形成方法を提供するものである。
【0010】また、本発明は、固形分重量比で下記の
比率を満足するビヒクル(1)と光輝性顔料(A)とを
含有するベースコート塗膜形成後、固形分重量比で下記
の比率を満足するビヒクル(1)と酸化チタンフレー
ク顔料(B)とを含有するクリヤー塗料によるトップコ
ート塗膜を形成することを特徴とする光輝性塗膜形成方
法を提供するものである。 (A)/〔(1)+(A)〕=(3〜30)/100 (B)/〔(1)+(B)〕=(0.1〜10)/1
00
【0011】さらに、本発明は、固形分重量比で下記
及びの比率を満足するビヒクル(1)と光輝性顔料
(A)と着色顔料(C)とを含有するベースコート塗膜
形成後、固形分重量比で下記の比率を満足するビヒク
ル(1)と酸化チタンフレーク顔料(B)とを含有する
クリヤー塗料によるトップコート塗膜を形成することを
特徴とする光輝性塗膜形成方法を提供するものである。 (A)/(C)=1/0.1〜1/2 〔(A)+(C)〕/〔(1)+(A)+(C)〕=
(3〜30)/100 (B)/〔(1)+(B)〕=(0.1〜10)/1
00
【0012】また、本発明は、前記クリヤー塗料が、カ
ルボキシル基含有ポリマー及びエポキシ基含有ポリマー
を含有することを特徴とする前記の光輝性塗膜形成方法
を提供するものである。
【0013】さらに、本発明は、前記の光輝性塗膜形成
方法により塗装されたことを特徴とする塗装物を提供す
るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0015】「(1)ビヒクル」本発明に用いるビヒク
ルは、光輝性顔料(A)、酸化チタンフレーク顔料
(B)、着色顔料(C)等が分散するものであって、塗
膜形成用樹脂と必要に応じて架橋剤とから構成される。
【0016】ビヒクルを構成する塗膜形成用樹脂として
は、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ッド樹脂、フッ素樹脂等が挙げられ、特に、アクリル樹
脂及びポリエステル樹脂が好ましく用いられる。また、
常温乾燥で硬化可能な熱可塑性アクリル樹脂、2液型ウ
レタン樹脂やシリコン樹脂などの熱可塑性樹脂を用いる
ことも出来る。以下に塗膜形成用樹脂及び架橋剤につい
て説明する。
【0017】<塗膜形成用樹脂> (イ)アクリル樹脂 アクリル樹脂は、(メタ)アクリル酸ヒドロキシメチ
ル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)ア
クリル酸ヒドロキシブチル、N−メチロールアクリルア
ミド等の水酸基含有(メタ)アクリル酸エステル系単量
体、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、
フマル酸、マレイン酸等のカルボキシル基を有するエチ
レン性不飽和単量体、及び、(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プ
ロビル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸n−ドデシ
ル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体の少
なくとも1種を通常の方法により重合することにより得
ることができる。なお、(メタ)アクリル酸は、アクリ
ル酸又はメタクリル酸を意味する。さらに、共重合可能
な(メタ)アクリロニトリル、スチレン、(メタ)アク
リル酸アミド、ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメ
チルプロピルアクリルアミド、n−プトキシメチルアク
リルアミド等を配合してもよい。アクリル樹脂の数平均
分子量は、1,800〜100,000とするのが好ま
しく、5,000〜20,000がさらに好ましい。
【0018】(ロ)ポリエステル樹脂 ポリエステル樹脂は、多価アルコールと多塩基酸又はそ
の無水物とを重縮合(エステル化)して得られる。
【0019】多価アルコールとしては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ネオベンチルグリコー
ル、トリエチレングリコール、グリセリン、トリメチロ
ールエタン、トリメチロールプロパン、ベンタエリトリ
ット、ジペンタエリトリット等が挙げられ、これらの多
価アルコールを1種または2種以上組み合わせて用いる
ことができる。
【0020】多塩基酸又はその無水物としては、フタル
酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハ
ク酸、無水コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水
フタル酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無
水トリメリット酸等が挙げ、これらを1種または2種以
上組み合わせて用いることができる。
【0021】ポリエステル樹脂の数平均分子量は、20
0〜10,000であるのが好ましく、300〜6,0
00がより好ましい。
【0022】<架橋剤>架橋剤としては、メラミン樹脂
等のアミノ樹脂やブロックポリイソシアネート化合物等
が挙げられる。また、常温乾燥により硬化することがで
きる2液型ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂等も使用
することができる。
【0023】(イ)アミノ樹脂 アミノ樹脂としては、例えば、メラミン、尿素、ベンソ
グアナミン等のアミノ化合物の1種又は2種以上の混合
物をホルムアルデヒドと反応させた縮合物及びその縮合
物にメタノール、ブタノール等の低級アルコールを反応
させたアルキルエーテル化メラミン樹脂等が挙げられ
る。このようなアルキルエーテル化メラミン樹脂の数平
均分子量は、400〜1,200であるのが好ましい。
【0024】特に、トリアジン環1個当たり平均で0〜
1個のイミノ基を有するアミノ樹脂が好ましく、平均で
0〜0.2個のイミノ基を有するアミノ樹脂が好まし
い。イミノ基以外の部分はアルキルエーテル基等が結合
している。なお、このトリアジン環1個当たりのイミノ
基の平均個数は、元素分析により求めた炭素、水素及び
窒素の重量比と、1H−NMRから求めたNH/−NC
2ORのモル比とから算出する。
【0025】(ロ)ブロックポリイソシアネート化合物 ブロックプリイソシアネート化合物としては、ヘキサメ
チレンジイソシアネート(HMDI)等の脂肪族多官能
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート(IPD
I)等の脂環族多官能イソシアネート及びジフェニルメ
タン−4,4’−ジイソシアネート(MDI)や水添M
DI等のポリイソシアネート化合物の官能基をブロック
剤によって部分的に又は完全にブロックしたものが挙げ
られる
【0026】<配合割合>塗膜形成用樹脂と架橋剤の配
合割合としては、固形分換算で塗膜形成用樹脂が90〜
50重量%、好ましくは85〜60重量%であり、架橋
剤が10〜50重量%、好ましくは15〜40重量%で
ある。架橋剤が10重量%未満では(塗膜形成用樹脂が
90重量%を超えると)、塗膜中の架橋が十分でない。
一方、架橋剤が50重量%を超えると(塗膜形成用樹脂
が50重量%未満では)、塗料組成物の貯蔵安定性が低
下するとともに硬化速度が大きくなるため、塗膜外観が
悪くなる。
【0027】「光輝性顔料(A)」本発明に用いる光輝
性顔料(A)は、従来から塗料用として常用されている
ものが用いられ、例えば、リーフィン型アルミニウム顔
料、ノンリーフィン型アルミニウム顔料、金属チタンフ
レーク、ステンレスフレーク、板状酸化鉄、フタロシア
ニンフレーク、グラファイト、二酸化チタン被覆マイ
カ、着色マイカ、金属メッキマイカ、金属メッキガラス
フレーク等が挙げられる。
【0028】「酸化チタンフレーク顔料(B)」本発明
に用いる酸化チタンフレーク顔料(B)は、酸化チタン
で被覆された二酸化ケイ素ベースの小片から二酸化ケイ
素の相当部分が溶解されている小片であって、小片の板
面径が1〜300μmであり、厚さが0.01〜1μm
であるフレーク状に形成された酸化チタン顔料であり、
酸化チタンで被覆された二酸化ケイ素を酸またはアルカ
リで洗浄処理し二酸化ケイ素を溶解除去することにより
得られる。本発明においては、商品名TS−10、PS
−10(フォンランド、ケミラ社)、DTS−12(大
日精化工業株式会社)などの市販品を利用することが出
来るが、溶解除去した二酸化ケイ素の残存率が1重量%
以下であるDTS−12(大日精化工業株式会社)が好
ましく用いられる。
【0029】「着色顔料(C)」本発明に用いる着色顔
料(C)は、従来から塗料用として常用されているもの
が用いられ、有機顔料としては、例えば、アゾレーキ系
顔料、フタロシアニン系顔料、インジコ系顔料、ベリレ
ン系顔料、キノフタロン系顔料、ジオキサジン系顔料、
キナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、金属錯
体顔料等が挙げられ、また、無機顔料としては、例え
ば、黄鉛、黄色酸化鉄、ベンガラ、二酸化チタン等が挙
げられる。着色顔料の添加量は、塗膜が光輝性を保持す
る限り色相に合わせて任意に設定できる。
【0030】本発明の第一の光輝性塗料組成物は、上述
の(1)ビヒクル、光輝性顔料(A)、酸化チタンフレ
ーク顔料(B)を含有するものであって、その重量比
が、 (A)/(B)=(10〜400)/100 〔(A)+(B)〕/〔(1)+(A)+(B)〕=
〔3〜30〕/100 を満足するものである。好ましくは、(A)/(B)=
10/100〜100/100、〔(A)+(B)〕/
〔(1)+(A)+(B)〕=5/100〜20/10
0の範囲である。(A)/(B)が、10/100未満
では光輝感が不足し、10/100を越えるとシルキー
感が不足し、シェード部の白さが不十分となる。また、
〔(A)+(B)〕/〔(1)+(A)+(B)〕が、
5/100未満では光輝感及びシルキー感が不足し、2
0/100を越えると塗膜平滑性及び塗膜耐久性が落ち
る。
【0031】本発明の第二の光輝性塗料組成物は、上述
の(1)ビヒクル、光輝性顔料(A)、酸化チタンフレ
ーク顔料(B)、着色顔料(C)を含有するものであっ
て、その重量比が、 10/100<〔(A)+(C)〕/(B)<100
0/100 [但し、10≦(A)≦400、0<(C)<600] 〔(A)+(B)+(C)〕/〔(1)+(A)+
(B)+(C)〕=〔3〜30〕/100 を満足するものである。好ましくは、10/100<
〔(A)+(C)〕/(B)≦100/100(但し、
10≦A≦50、0<(C)≦50)、〔(A)+
(B)+(C)〕/〔(1)+(A)+(B)+
(C)〕=5/100〜20/100の範囲である。
〔(A)+(C)〕/(B)が、10/100未満では
光輝感が不足し、10/100を越えるとシルキー感が
不足し、シェード部の白さが不十分となる。また、
〔(A)+(B)+(C)〕/〔(1)+(A)+
(B)+(C)〕が、3/100未満では光輝感及びシ
ルキー感が不足し、30/100を越えると塗膜平滑性
及び塗膜耐久性が落ちる。
【0032】「溶剤」本発明の光輝性塗料組成物は、上
記必須構成成分を、通常、溶剤に溶解した態様で提供さ
れる。溶剤としては、ビヒクルを溶解するものであれば
よく、有機溶剤型、非水分散型、水溶液型又は水分散型
の形態として使用し得るが、環境面の観点から有機溶剤
の使用が規制されているので、水系とするのが好まし
い。水系の場合には適量の親水性有機溶剤を含有させて
もよい。なお、有機溶剤としては、トルエン、キシレン
等の炭化水素類、アセトン、メチルエテルケトン等のケ
トン類、酢酸エチル、セロソルブアセテート、ブチルセ
ロソルブ等のエステル類、アルコール類等が挙げられ
る。
【0033】「その他の添加剤」本発明の光輝性塗料組
成物は、上記必須構成成分の他に、沈降防止剤、硬化触
媒、紫外線吸収剤、酸化防止剤、シリコーンや有機高分
子等の表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、架橋性重合体
粒子(ミクロゲル)等を適宜添加することができる。こ
れらの添加剤を、通常、ビヒクル100重量部(固形分
基準)に対して5重量部以下の割合で配合することによ
り、塗料や塗膜の性能を改善することができる。
【0034】<沈降防止剤>沈降防止剤としては、脂肪
族アミドの潤滑分散体であるポリアミドワックスや、酸
化ポリエチレンを主体としたコロイド状分散体であるポ
リエチレンワックスが好ましい。沈降防止剤の配合割合
は、光輝性顔料(A)100重量部に対して、固形分基
準で1〜30重量部が好ましく、5〜25重量部がより
好ましい。
【0035】本発明の第一の光輝性塗膜形成方法は、上
記の本発明の第一の光輝性塗料組成物によるベースコー
ト塗膜形成後、クリヤー塗料によるトップコート塗膜を
形成することを特徴とする光輝性塗膜形成方法であり、
ベースコートに光輝性顔料(A)及び酸化チタンフレー
ク顔料(B)が含有される塗装系(I)を提供するもの
である。
【0036】本発明の第二の光輝性塗膜形成方法は、上
記の本発明の第二の光輝性塗料組成物によるベースコー
ト塗膜形成後、クリヤー塗料によるトップコート塗膜を
形成することを特徴とする光輝性塗膜形成方法であり、
ベースコートに光輝性顔料(A)、酸化チタンフレーク
顔料(B)及び着色顔料(C)が含有される塗装系(I
I)を提供するものである。
【0037】本発明の第三の光輝性塗膜形成方法は、上
述の(1)ビヒクル及び光輝性顔料(A)とを含有する
光輝性塗料組成物によるベースコート塗膜形成後、上記
の酸化チタンフレーク顔料(B)を含有するクリヤー塗
料によるトップコート塗膜を形成することを特徴とする
光輝性塗膜形成方法であり、ベースコートに光輝性顔料
(A)が含有され、トップコートに酸化チタンフレーク
顔料(B)が含有される塗装系(III)を提供するもの
であって、その重量比が、 (A)/〔(1)+(A)〕=(3〜30)/100 (B)/〔(1)+(B)〕=(0.1〜10)/1
00 を満足するものである。好ましくは、(A)/〔(1)
+(A)〕が5/100〜20/100、(B)/
〔(1)+(B)〕が0.5/10〜5/100の範囲
である。(A)/〔(1)+(A)〕が、3/100未
満では光輝感が不足し、30/100を越えるとシルキ
ー感が不足し、シェード部の白さが不十分となる。ま
た、(B)/〔(1)+(B)〕が、0.1/100未
満では光輝感及びシルキー感が不足し、10/100を
越えると塗膜平滑性及び塗膜耐久性が落ちる。
【0038】本発明の第四の光輝性塗膜形成方法は、上
述の(1)ビヒクル、光輝性顔料(A)及び着色顔料
(C)を含有する光輝性塗料組成物によるベースコート
塗膜形成後、上記の酸化チタンフレーク顔料(B)を含
有するクリヤー塗料によるトップコート塗膜を形成する
ことを特徴とする光輝性塗膜形成方法であり、ベースコ
ートに光輝性顔料(A)及び着色顔料(C)が含有さ
れ、トップコートに酸化チタンフレーク顔料(B)が含
有される塗装系(IV)を提供するものであって、その重
量比が、 (A)/(C)=1/0.1〜1/2 〔(A)+(C)〕/〔(1)+(A)+(C)〕=
〔3〜30〕/100 (B)/〔(1)+(B)〕=(0.1〜10)/1
00 を満足するものである。好ましくは、(A)/(C)が
1/0.1〜1/1、(A)/〔(1)+(A)〕が5
/100〜20/100、〔(A)+(C)〕/
〔(1)+(A)+(C)〕が3/100〜20/10
0、(B)/〔(1)+(B)〕が0.5/10〜5/
100の範囲である。(A)/(C)が1/0.1未
満、または、〔(A)+(C)〕/〔(1)+(A)+
(C)〕が3/100未満では光輝感が不足し、(A)
/(C)が1/2、または、〔(A)+(C)〕/
〔(1)+(A)+(C)〕が30/100を越えると
シルキー感が不足し、シェード部の白さが不十分とな
る。また、(B)/〔(1)+(B)〕が、0.1/1
00未満では光輝感及びシルキー感が不足し、10/1
00を越えると塗膜平滑性及び塗膜耐久性が落ちる。
【0039】「塗装物(基材)」本発明の光輝性塗料組
成物及び光輝性塗膜形成方法により塗布する塗装物の被
塗物(基材)としては、鉄、アルミニウム、銅又はこ
れらの合金等の金属類、ガラス、セメント、コンクリ
ート等の無機材料、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、アクリル
樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリカーボネート、ポリウ
レタン、エポキシ樹脂等の樹脂類や各種のFRP等のプ
ラスチック材料、木材、繊維材料等の天然材料等が挙
げられる。被塗基材に直接又は下地塗膜を介して塗料組
成物を塗装するが、自動車車体塗装の場合は予め化成処
理、電着塗装、中塗り塗装等を施しておくのが好まし
い。なお、本発明により得られる塗膜はシルキー感(緻
密感)に優れ高級感を有するため、自動車、二輪車等の
乗物外板、コイルコーティング、家電業界の意匠性が要
求される塗装物において好ましく使用される。
【0040】「塗膜形成方法」光輝性塗料組成物を基材
上に塗布してベースコートの光輝性塗膜を形成し、得ら
れた光輝性塗膜上にトップコートとして少なくとも一層
のクリア−塗料を塗布する。
【0041】<ベースコート:光輝性塗膜>中塗り塗料
等により下地塗装をした被塗基材を使用する場合には、
下地塗膜の上にウェットオンウェット(W/W)法、又
はベークオンウェット(B/W)法により光輝性塗料組
成物を塗装する。W/W法とは下地塗膜の形成後風乾等
により乾燥し、未硬化状態又は半硬化状態のうちに塗装
する方法であり、B/W法とは下地塗膜を焼付た後に塗
装する方法である。塗装方法は特に限定されないが、ス
プレー法、ロールコーター法等が好ましい。光輝性塗膜
の乾燥膜厚は5〜50μmが好ましく、10〜30μm
がより好ましい。
【0042】<トップコート:クリヤー塗膜>ベースコ
ート塗膜上にトップコートのクリヤー塗膜を少なくとも
1層形成する。ベースコート塗料中に光輝性顔料が多い
場合に、クリヤー塗料を2層以上塗装すると、表面の光
輝感が向上する。クリヤー塗料は上塗り用として一般に
使用されているものでよい。本発明の塗膜上へのクリヤ
ー塗料の塗装はウェット−オン−ウエット(W/W)方
式で行うことができる。クリヤー塗料を複数回塗装する
場合には、最終のクリヤーコート塗装の後で焼き付けれ
ばよく、下層のクリヤー塗装の形成段階ではW/W、プ
レート又は半硬化の状態でよい。クリヤー塗装後の焼き
付け温度は120〜160℃でよい。クリヤー塗膜の乾
燥膜厚は10〜80μmが好ましく、20〜50μmが
より好ましい。
【0043】クリヤー塗料の組成としては、(i)アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂及びこれらの
変性樹脂等から選ばれた少なくとも1種の熱硬化性樹脂
と上記架橋剤を混合したもの、又は(ii)カルボシキル
基含有ポリマー及びエポキシ基含有ポリマーからなるビ
ヒクルを用いることができるが、耐酸性雨対策及びベー
スコート塗料との溶解性の差を大きくするという観点か
ら、(ii)カルボシキル基含有ポリマー及びエポキシ基
含有ポリマーからなるビヒクルを含有する組成(特公平
8−19315号公報参照)が好ましい。
【0044】(イ)カルボシキル基含有ポリマー 上記カルボシキル基含有ポリマーとしては、酸無水物基
を含有するラジカル重合性モノマーと他の共重合性モノ
マーとの共重合体であって、酸無水物基が開環しハーフ
エステル化されたものが好ましい。酸無水物基を含有す
るラジカル重合性モノマーとしては、例えば、無水マレ
イン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、無水フタ
ル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フ
タル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水ハイミ
ック酸、無水トリメット酸、無水ピロメリット酸、無水
コハク酸等が挙げられ、これらを2種以上組み合わせて
用いることができる。
【0045】その他の共重合モノマーとしては、スチレ
ン類(スチレン、α−メチルスチレン等)、アクリル酸
エステル類((メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アク
リル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)
アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルへキシル、ア
クリル酸n−オクチル、アクリル酸n−ドデシル等)、
アクリルアミド、メタクリルアミド等が挙げられる。
【0046】カルボキシル基含有ポリマー中の上記モノ
マーの含有量としては、酸無水物基を含有するラジカル
重合性モノマーを10〜40重量%とし、他の共重合性
モノマーを90〜60重量%とすることが好ましい。さ
らに好ましくは、ラジカル重合性モノマーが15〜30
重量%であり、他の共重合性モノマーが85〜70重量
%である。
【0047】酸無水物基を含有するラジカル重合性モノ
マーと他の共重合性モノマーとの共重合は、公知の方
法、例えば、ラジカル重合法等により行うことができ
る。カルボキシル基含有ポリマーの数平均分子量は、5
00〜40,000であり、特に、1,000〜20,
000であることが好ましい。
【0048】ハーフエステル化は共重合の後で行う。ハ
ーフエステル化剤は、低分子量のアルコール類(メタノ
ール、エタノール、プロパノール、ブタノール、メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ等)である。ハーフエス
テル化反応は、室温から120℃の温度で触媒(トリエ
チルアミン、トリブチルアミン等の3級アミン類)の存
在下で行う。
【0049】(ロ)エポキシ基含有ポリマー エポキシ基含有ポリマーとしては、エポキシ基を有する
ラジカル重合性モノマー30〜70重量%と、水酸基を
有するラジカル重合性モノマー10〜50重量%と、そ
の他のラジカル重合性モノマー残量との共重合体であっ
て、エポキシ当量が100〜800、好ましくは200
〜600で、ヒドロキシ当量が200〜1,200、好
ましくは400〜1,000のものが好ましい。エポキ
シ基含有ポリマーは、分子中にエポキシ基を2〜10
個、好ましくは3〜8個有し、水酸基を2〜12個、好
ましくは4〜10個有する。
【0050】エポキシ基を有するラジカル重合性モノマ
ーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸グリシジル、
3,4−エポキシシクロヘキサニルメチルメタクリレー
ト等が挙げられる。
【0051】水酸基を有するラジカル重合性モノマーと
しては、(メタ)アクリル酸ヒドロキシメチル、(メ
タ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸
ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブ
チル、N−メチロールアクリルアミン等のヒドロキシル
基を有するラジカル重合性モノマーが挙げられる。
【0052】その他のラジカル重合性モノマーは、上記
カルボキシル基含有ポリマーに使用したものと同じもの
を用いることができる。
【0053】(イ)カルボキシル基含有ポリマーと
(ロ)エポキシ基含有ポリマーの配合比は、(イ)カル
ボキシル基含有ポリマー100重量部に対して(ロ)エ
ポキシ基含有ポリマーを50〜250重量部とすること
が好ましい。上記(イ)及び(ロ)の各ポリマーは、希
釈剤を用いて必要な粘度にして用いる。
【0054】クリヤー塗膜には、本発明の第三及び第四
の光輝性塗膜形成方法においては、上述の酸化チタンフ
レーク顔料(B)が含有される。さらに、好ましい組成
として、透明樹脂にその透明性を損なわない範囲で、顔
料、改質剤、紫外線吸収剤、レベリング剤、分散剤、消
泡剤等の添加剤を配合することが可能である。
【0055】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例を挙げてさ
らに具体的に説明するが本発明はこれらの実施例にのみ
限定されるものではない。なお、配合量は特に断りのな
いかぎり重量部を表す。
【0056】「実施例1〜18,比較例1〜7」 1.被塗基材の調製 ダル鋼板(長さ300mm、幅100mm及び厚さ0.
8mm)を燐酸亜鉛処理剤(サーフダインSD200
0、日本ペイント(株)製)を使用して化成処理した
後、カチオン電着塗料(パワートップU−50、日本ペ
イント(株)製)を乾燥膜厚が25μmとなるように電
着塗装した。次いで、160℃で30分間焼き付けた
後、中塗塗料(オルガS−90シーラーグレー(N-6)、
日本ペイント(株)製)を乾燥膜厚が40μmとなるよ
うにエアースプレー塗装し、140℃で30分間焼き付
け、中塗塗膜を作成した。
【0057】2.光輝性塗料組成物の調製 アクリル樹脂(スチレン/メチルメタクリレート/エチ
ルメタクリレート/ヒドロキシエチルメタクリレート/
メタクリル酸の共重合体、数平均分子量約20,00
0、水酸基価45、酸価15、固形分50重量%)と、
メラミン樹脂(商品名,ユーバン20SE、三井化学
(株)製、固形分60重量%)とを80:20の固形分
重量比で配合して得たビヒクルに対し、(A)光輝性顔
料、(B)酸化チタンフレーク、(C)着色顔料を「表
1」〜「表3」に示す割合で配合した。次いで、有機溶
剤(トルエン/キシレン/酢酸エチル/酢酸ブチルの重
量比=70/15/10/5)とともにディゾルバーに
より塗装適正粘度になるように撹拌混合し、光輝性塗料
組成物を調製した。なお、(A)光輝性顔料はアルミペ
ースト(アルペースト、東洋アルミニウ(株)製)及び
マイカ顔料(エクステリアブライトシルバー、マール社
製)を、(B)酸化チタンフレークはDTS−12(大
日精化工業(株)製)を、(C)着色顔料はフタロシア
ニンブルー(シアニンブルーMR−3、東洋インキ製造
(株)製)を使用した。
【0058】3.光輝性塗膜の形成及び評価 基材の被塗面に、上記光輝性塗料組成物を乾燥膜厚が1
5μmになるように塗装した。塗装は静電塗装機(Au
to REA、ランズバーグゲマ社製)を用い、霧化圧
2.8kg/cm2で行った。塗装中のブースの雰囲気
は温度25℃、湿度75%に保持した。塗装後3分間セ
ッティングし、必要により上記の(B)酸化チタンフレ
ークを「表1」〜「表3」に示す割合で配合したクリヤ
ー塗料を乾燥膜厚が35μmになるように塗装し、室温
で10分間セッティングし、140℃の温度で30分間
焼付けした。得られた塗膜のシルキー感(緻密感)、光
輝感及びシェード部の白さを目視により下記評価基準で
評価した。結果を「表1」に示す。使用したクリヤー塗
料は、アクリル/メラミン樹脂系クリヤー塗料(商品
名:スーパーラック0−130クリヤー、日本ペイント
(株)製)または、カルボキシル基含有ポリマーとエ
ポキシ基含有ポリマーのブレンドからなるクリヤー塗料
(マックフロー0−520クリヤー、日本ペイント
(株)製)の2種類である。
【0059】<評価基準> 「シルキー感(緻密感)」 ◎:シルキー感が非常に強い。 ○:シルキー感が強い。 △:シルキー感があるものの乏しい。 ×:シルキー感が認められない。 「光輝感」 ◎:光輝感が非常に強い。 ○:光輝感が強い。 △:光輝感があるものの乏しい。 ×:光輝感が認められない。 「シェード部の白さ」 ◎:シェード部の白さが非常に強い。 ○:シェード部の白さが強い。 △:シェード部の白さはほとんど認められない。 ×:シェード部の黒さが認められる。
【0060】なお、「表1」〜「表3」における塗装系
は以下の5種類である。 I:ベースコート塗膜に、(A)光輝性顔料及び(B)
酸化チタンフレークを含有する塗装系(I)。 実施例においては、本発明の第一の光輝製塗料組成物及
び光輝製塗膜形成方法により得られる塗装系である。 II:ベースコート塗膜に(A)光輝性顔料、(B)酸化
チタンフレーク及び(C)着色顔料を含有する塗装系
(II)。 実施例においては、本発明の第二の光輝製塗料組成物及
び光輝製塗膜形成方法により得られる塗装系である。 III:ベースコート塗膜に(A)光輝性顔料、トップコ
ート塗膜に(B)酸化チタンフレークを含有する塗装系
(III)。 実施例においては、本発明の第三の光輝製塗膜形成方法
により得られる塗装系である。 IV:ベースコート塗膜に(A)光輝性顔料及び(C)着
色顔料、トップコート塗膜に(B)酸化チタンフレーク
を含有する塗装系(IV)。 実施例においては、本発明の第四の光輝製塗膜形成方法
により得られる塗装系である。 V:上記以外の塗装系(V)。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】
【発明の効果】「表1」〜「表3」の結果から明らかな
ように、本発明によれば優れたシルキー感(緻密感)、
光輝感、シェード部の白さ感を有する塗膜が得られる光
輝性塗料組成物、光輝性塗膜形成方法及び該方法により
塗装された塗装物を提供することが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 5/00 C09D 5/00 F 163/00 163/00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(1)と(2)とを含有することを
    特徴とする光輝性塗料組成物。 (1)ビヒクル (2)固形分重量比で下記、の比率を満足する光輝
    性顔料(A)及び酸化チタンフレーク顔料(B) (A)/(B)=(10〜400)/100 〔(A)+(B)〕/〔(1)+(A)+(B)〕=
    〔3〜30〕/100
  2. 【請求項2】 下記(1)と(2)とを含有することを
    特徴とする光輝性塗料組成物。 (1)ビヒクル (2)固形分重量比で下記、の比率を満足する光輝
    性顔料(A)、酸化チタンフレーク顔料(B)及び着色
    顔料(C) 10/100<〔(A)+(C)〕/(B)<100
    0/100 [但し、10≦(A)≦400、0<(C)<600] 〔(A)+(B)+(C)〕/〔(1)+(A)+
    (B)+(C)〕=〔3〜30〕/100
  3. 【請求項3】 被塗基材上に請求項1又は2記載の光輝
    性塗料組成物によるベースコート塗膜形成後、クリヤー
    塗料によるトップコート塗膜を形成することを特徴とす
    る光輝性塗膜形成方法。
  4. 【請求項4】 固形分重量比で下記の比率を満足する
    ビヒクル(1)と光輝性顔料(A)とを含有するベース
    コート塗膜形成後、固形分重量比で下記の比率を満足
    するビヒクル(1)と酸化チタンフレーク顔料(B)と
    を含有するクリヤー塗料によるトップコート塗膜を形成
    することを特徴とする光輝性塗膜形成方法。 (A)/〔(1)+(A)〕=(3〜30)/100 (B)/〔(1)+(B)〕=(0.1〜10)/1
    00
  5. 【請求項5】 固形分重量比で下記及びの比率を満
    足するビヒクル(1)と光輝性顔料(A)と着色顔料
    (C)とを含有するベースコート塗膜形成後、固形分重
    量比で下記の比率を満足するビヒクル(1)と酸化チ
    タンフレーク顔料(B)とを含有するクリヤー塗料によ
    るトップコート塗膜を形成することを特徴とする光輝性
    塗膜形成方法。 (A)/(C)=1/0.1〜1/2 〔(A)+(C)〕/〔(1)+(A)+(C)〕=
    〔3〜30〕/100 (B)/〔(1)+(B)〕=(0.1〜10)/1
    00
  6. 【請求項6】 前記クリヤー塗料が、カルボキシル基含
    有ポリマー及びエポキシ基含有ポリマーを含有すること
    を特徴とする請求項3、4または5記載の光輝性塗膜形
    成方法。
  7. 【請求項7】 請求項3、4、5または6記載の光輝性
    塗膜形成方法により塗装されたことを特徴とする塗装
    物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182524A (ja) * 2005-01-12 2007-07-19 Nippon Carbide Ind Co Inc メラミン系樹脂成形被覆用組成物及び該組成物で被覆された成型物

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