JP2001131487A - 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物 - Google Patents

光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物

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JP2001131487A
JP2001131487A JP31206099A JP31206099A JP2001131487A JP 2001131487 A JP2001131487 A JP 2001131487A JP 31206099 A JP31206099 A JP 31206099A JP 31206099 A JP31206099 A JP 31206099A JP 2001131487 A JP2001131487 A JP 2001131487A
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pigment
coating composition
titanium oxide
coating
coating film
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JP31206099A
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Kenji Maruou
健志 丸王
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Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸化チタンフレーク顔料単独であっても有色
の塗膜を得ることができる光輝性塗料組成物、塗膜形成
方法および塗装物を提供することにある。 【解決手段】酸化チタンフレーク顔料と、ビヒクルとを
含有する塗料組成物であって、マンセル表色系における
N1(無彩色黒)の被塗物に塗装したときに、塗膜の彩
度Cが3以上となる光輝性塗料組成物を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色顔料を含まず
に有色の光輝性塗膜を形成することが可能な、フレーク
状酸化チタン顔料を使用した光輝性塗料組成物、塗膜形
成方法および塗装物に関する。
【0002】
【従来の技術】フレーク状酸化チタン顔料は、高明度、
高白度の塗膜を形成することができるため、酸化チタン
被覆マイカ顔料に代わる顔料として注目されている。例
えば、特開平7−224235号公報には、フレーク状
酸化チタン顔料を使用した白色塗膜、および、フレーク
状酸化チタン顔料と着色顔料とを併用した着色塗膜が開
示されており、フレーク状酸化チタン顔料が酸化チタン
被覆マイカと比較して塗膜の隠蔽性、着色力にすぐれて
いることが記載されている。また、特開平11−100
81号公報には、フレーク状チタン白顔料を含むメタリ
ック塗料を使用した複層塗膜形成方法が開示されてお
り、フレーク状チタン白顔料は、酸化チタン被覆りん片
状雲母顔料等に比較して、柔らかなパール感やメタリッ
ク感を有する塗膜を提供できることが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記各公報に
記載の発明では、白色以外の塗膜を得るには、他の着色
顔料を併用しなければならず、そのため、酸化チタンフ
レーク顔料の特徴である、緻密で柔らかなパール感やメ
タリック感を十分に発揮できない問題があった。
【0004】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、酸化チタンフレーク顔料単独であっても有色の塗
膜を得ることができる光輝性塗料組成物、塗膜形成方法
および塗装物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光輝性塗料組成
物は、酸化チタンフレーク顔料と、ビヒクルとを含有す
る塗料組成物であって、マンセル表色系におけるN1
(無彩色黒)の被塗物に塗装したときに、塗膜の彩度C
が3以上となるものである。
【0006】上記光輝性塗料組成物中に含まれる酸化チ
タンフレーク顔料は、PWC(塗料固形分に占める顔料
重量の百分率)で0.01〜25%の範囲が好ましい。
また、酸化チタンフレーク顔料の好ましい結晶厚さは
0.05〜1μm、かつ、長径は0.1〜8μmであ
る。さらに、酸化チタンフレーク顔料と他の顔料との併
用も可能であり、酸化チタンフレーク顔料以外の光輝性
顔料、および/または着色顔料を含有させることができ
る。
【0007】また、本発明の塗膜形成方法は、基材上
に、上記光輝性塗料組成物を用いてベースコート層を形
成し、この上に、さらにクリヤー塗料によるトップコー
ト層を形成する。
【0008】さらに、本発明の塗装物は、基材上に、上
記光輝性塗料組成物からなるベースコート層、およびク
リヤー塗料からなるトップコート層が、この順に積層さ
れたものであり、クリヤー塗料の例としては、カルボキ
シル基含有ポリマーおよびエポキシ基含有ポリマーを含
む塗料が挙げられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の光輝性塗料組成物に含有する酸化チタン
フレーク顔料は、結晶厚さが0.05〜1μm、好まし
くは0.07〜0.2μm、かつ、長径が0.1〜8μ
m、好ましくは0.15〜6μmである。酸化チタンフ
レーク顔料は、その結晶厚さによって干渉色が変化する
ため、特に均一な結晶厚さの調整が重要である。例えば
約0.1μm厚さでゴールド、約0.07μmでグリー
ンの発色がある。その他の色も結晶厚さを調整すること
によって発現することができるが、0.05μm未満、
および1μm超の厚さの酸化チタンフレーク顔料は白色
となる。
【0010】上記酸化チタンフレークの製造方法に制限
はないが、例えば、以下のような方法がある。すなわ
ち、薄片状またはフレーク状の珪酸粒子表面をチタン酸
エステルやチタン酸金属塩から得られるチタン酸水和物
に浸漬し、乾燥後、焼成して酸化チタンコーティングさ
れた珪酸粒子を製造する。このとき、チタン酸水和物の
濃度や浸漬時間を変化させて酸化チタン膜の厚さを調整
することができる。珪酸粒子の大きさは、結晶厚さが
0.1〜0.15μm、長径が7〜8μm程度のものが
好ましい。
【0011】次に、上記酸化チタンコーティング珪酸粒
子をふっ化水素酸等の酸に接触させて珪酸を溶出させる
が、この溶出は完全である必要はない。このようにして
製造された酸化チタンフレークはそのまま顔料として使
用してもよいし、必要に応じて粉砕し、粒子径を小さく
して使用してもよい。
【0012】光輝性塗料組成物に添加する酸化チタンフ
レーク顔料の好ましい含有量は、PWCで0.01〜2
5%である。含有量が0.01%未満では緻密で柔らか
なパール感やメタリック感を得ることが困難となること
があり、また、25%を超えると平滑な塗膜が得られな
いことがある。より好ましいPWCは、光輝性塗膜の下
地隠蔽性を低くし、下地の色相と複合した発色をする場
合には0.1〜20%、光輝性塗膜に着色顔料等を併用
し下地隠蔽性を持たせる場合には0.5〜25%であ
る。
【0013】本発明の光輝性塗料組成物は、上記酸化チ
タンフレーク顔料とともに、この顔料以外の光輝性顔料
および/または着色顔料を併用することでそれぞれの顔
料の持つ意匠性、例えばアルミニウムフレークのキラキ
ラ感等を組み合わせた意匠性を発揮する塗膜を形成する
ことができる。このような顔料の例としては、アルミニ
ウムフレーク、着色マイカ等の光輝性顔料、フタロシア
ニン系、インジゴ系、キナクリドン系等の有機着色顔
料、ベンガラ、二酸化チタン、カーボンブラック等の無
機着色顔料を挙げることができ、PWCは0.1〜20
%が好ましい。
【0014】上記のゴールドやグリーンの干渉色を有す
る酸化チタンフレーク顔料を使用した光輝性塗料組成物
は、マンセル表色系におけるN1(無彩色黒)の被塗物
に塗装したとき、塗膜の彩度Cを3以上の有彩色とする
ことができる。なお、マンセル表色系における彩度C
は、周知のマンセル色票から判定することもできるが、
色彩計で測定すれば数値を瞬時に表示できる。なお、本
発明の光輝性塗料組成物は、黒色の基材にのみ使用可能
なものではなく、黒色の下塗り塗装、中塗り塗装の上へ
の使用はもちろん、白色の基材や下塗り塗装の上にに塗
布すれば酸化チタンフレーク顔料それぞれの持つ色に対
応した淡い色を発現することができ、またグレーや、そ
の他の色を有する基材や下地材を使用した場合にも、基
材の色と複合したパール調のシルキーな塗膜を形成する
ことができる。
【0015】一方、本発明の光輝性塗料組成物に使用す
るビヒクルは、酸化チタンフレーク顔料を分散させるも
のであって、塗膜形成用樹脂と、必要に応じて架橋剤と
から構成される。ビヒクルを構成する塗膜形成用樹脂と
しては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹
脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポ
リエーテル樹脂等およびこれらの変性樹脂が挙げられ、
これらは、単独または2種以上を組み合わせて使用する
ことができる。
【0016】アクリル樹脂の例としては、(メタ)アク
リル酸ヒドロキシメチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキ
シエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチルの
カプロラクトン開環付加物類、(メタ)アクリル酸ヒド
ロキシブチル等の水酸基含有(メタ)アクリル酸エステ
ル系単量体、(メタ)アクリル酸グリシジル等のオキシ
ラン環含有単量体、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、
イタコン酸、フマル酸、マレイン酸等のカルボキシル基
を有するエチレン性不飽和単量体、および(メタ)アク
リル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)ア
クリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メ
タ)アクリル酸 2−エチルヘキシル、(メタ)アクリ
ル酸 n−オクチル、(メタ)アクリル酸 n−ドデシ
ル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル類等の少な
くとも1種を通常の方法により重合することにより得る
ことができる。
【0017】さらに、共重合可能な(メタ)アクリロニ
トリル、(メタ)アクリル酸アミド、N−メチロール
(メタ)アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、
N,N−ジメチルプロピルアクリルアミド、N−ブトキ
シメチルアクリルアミド、スチレン、α−メチルスチレ
ン、イタコン酸、マレイン酸、酢酸ビニル等を配合して
もよい。アクリル樹脂の数平均分子量は1800〜10
0000であるのが好ましく、5000〜20000が
より好ましい。なお、上記の各「(メタ)アクリル」
は、メタクリルまたはアクリルを意味し、以降の記載に
おいても同様である。
【0018】また、ポリエステル樹脂は、多価アルコー
ルと多塩基酸またはその無水物とを重縮合(エステル
化)して得られる。ポリエステル樹脂の数平均分子量は
200〜10000であるのが好ましく、300〜60
00がより好ましい。
【0019】ポリエステル樹脂の原料となる多価アルコ
ールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール、1,6−ヘキサン
ジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、トリエチレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリット、ジペンタエリスリッ
ト等が好ましく、これらを2種以上組み合わせて用いる
ことがより好ましい。
【0020】ポリエステル樹脂のもう一方の原料である
多塩基酸またはその無水物としては、フタル酸、無水フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、無水
コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、テ
トラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、
無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水トリメリ
ット酸等が好ましく、これらを2種以上組み合わせて用
いることがより好ましい。
【0021】塗膜形成樹脂には、硬化性を有するタイプ
とラッカータイプとがあるが、通常硬化性を有するタイ
プのものが使用される。硬化性を有するタイプの場合に
は、架橋剤としてメラミン樹脂等のアミノ樹脂類、(ブ
ロック)ポリイソシアネート化合物類、アミン類、ポリ
アミド類、多価カルボン酸類等と混合して用いることに
より、加熱または常温で硬化反応を進行させることがで
きる。また、硬化性を有しないラッカータイプの塗膜形
成用樹脂と硬化性を有するタイプとを併用することも可
能である。
【0022】上記アミノ樹脂としては、例えばメラミ
ン、尿素、ベンゾグアナミン等のアミノ化合物の1種ま
たは2種以上の混合物をホルムアルデヒドと反応させた
縮合物、およびその縮合物にメタノール、ブタノール等
の低級アルコールを反応させたアルキルエーテル化メラ
ミン樹脂等が挙げられる。このようなアルキルエーテル
化メラミン樹脂の数平均分子量は400〜2000のも
のが好適に使用できる。
【0023】上記ブロックポリイソシアネート化合物と
しては、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)
等の脂肪族多官能イソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート(IPDI)等の脂環族多官能イソシアネー
ト、およびジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネ
ート(MDI)や水添MDI等のポリイソシアネート化
合物のNCO基を低級アルコール類、オキシム類、ラク
タム類等で部分的または完全にブロックしたものが挙げ
られる。
【0024】またビヒクルが紫外線硬化型の場合には、
無溶媒、あるいは水溶媒もしくは有機溶媒希釈の、ラジ
カル重合性アクリレ−ト基、メタアクリレ−ト基、アリ
−ル基等を有するモノマーまたはプレポリマーに、アリ
ルケトン類等の紫外線ラジカル重合開始剤を配合した紫
外線ラジカル硬化型樹脂組成物類、カチオン重合性エポ
キシ基、オキセタン基等の環状エ−テル基、ビニルエ−
テル基等を有するモノマーまたはプレポリマーに、スル
ホニウム塩等の紫外線カチオン重合開始剤を配合した紫
外線カチオン硬化型樹脂組成物類、およびそれらの混合
樹脂組成物を用いることができる。
【0025】ビヒクルが架橋剤を含む場合、塗膜形成用
樹脂と架橋剤との割合は、固形分換算で塗膜形成用樹脂
が90〜50重量%、架橋剤が10〜50重量%であ
り、好ましくは塗膜形成用樹脂が85〜60重量%であ
り、架橋剤が15〜40重量%である。架橋剤が10重
量%未満では(塗膜形成用樹脂が90重量%を超える
と)、塗膜中の架橋が十分でない。一方、架橋剤が50
重量%を超えると(塗膜形成用樹脂が50重量%未満で
は)、塗料組成物の貯蔵安定性が低下するとともに硬化
速度が大きくなるため、塗膜外観が悪くなる。
【0026】その他、光輝性塗料組成物の特性を害さな
い範囲で種々の添加剤を加えることができる。その例と
しては、カオリン、珪藻土、炭酸バリウム等の体質顔
料、脂肪族アミドの潤滑分散体であるポリアミドワック
スや酸化ポリエチレンを主体としたコロイド状分散体で
あるポリエチレンワックス、沈降防止剤、硬化触媒、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤、シリコーンや
有機高分子等の表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、消泡
剤、架橋性重合体粒子(ミクロゲル)等が挙げられる。
これらの添加剤は、通常、上記ビヒクル100重量部
(固形分基準)に対して、それぞれ15重量部以下の割
合で配合することにより、塗料や塗膜の性能を改善する
ことができる。
【0027】本発明の光輝性塗料組成物は、上記各成分
を、水溶媒もしくは有機溶媒に溶解または分散した液状
組成物として提供されるが、もちろん溶媒を使用せずに
粉体塗料組成物の形態としてもよい。溶媒としては、ビ
ヒクルを溶解または分散するものであればよく、有機溶
媒および/または水を使用する。有機溶媒としては、塗
料分野において通常用いられるものを使用することがで
き、例えば、トルエン、キシレン等の炭化水素類、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセ
テート、ブチルセロソルブ等のエステル類、アルコール
類等を挙げることができる。また、環境保護の観点等か
ら有機溶媒の使用が規制されている場合には水を用いる
ことが好ましい。この場合、適量の親水性有機溶媒を含
有させてもよい。溶媒の好ましい添加量は塗膜形成樹脂
に対して30〜150重量%である。
【0028】本発明の光輝性塗膜形成方法は、まず基材
上に本発明の光輝性塗料組成物をベースコート層として
塗装する。使用できる基材の例としては、鉄、アルミニ
ウム、銅またはこれらの合金等の金属類;ガラス、セメ
ント、コンクリート等の無機材料、ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニリデン樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキ
シ樹脂等の樹脂類や各種のFRP等のプラスチック材
料、木材、紙、布等の繊維材料等の天然または合成材料
等が挙げられる。
【0029】上記塗膜形成方法により塗装する塗装物が
自動車車体や部品等の場合は、あらかじめ化成処理、電
着塗装等による下塗り塗装、中塗り塗装等を施しておく
のが好ましい。中塗り塗装は、下地の隠蔽、耐チッピン
グ性の付与および上塗りとの密着性確保の他、透明性の
ある上塗り塗膜を用いた場合には、中塗り塗膜と上塗り
塗膜との複合色を発現し、意匠性を高めるために行われ
るもので、黒色系あるいはグレー色系の中塗り塗料また
はカラー中塗り塗料等を用いて、塗膜を形成するもので
ある。
【0030】上述のように基材が下塗り、中塗り塗料
(他の塗料からなるベースコート層形成用組成物を含
む)等により下地塗装済みの場合には、下地塗膜層の上
に、ウェットオンウェット(W/W)法、またはウェッ
トオンドライ(W/D)法により光輝性塗料組成物を塗
装することができる。W/W法とは、下地塗膜層を風乾
等により乾燥し、未硬化状態または半硬化状態のうちに
光輝性塗料組成物を重ねて塗装する方法であり、これに
対して、W/D法とは下地塗膜層を焼き付けて硬化させ
た後に光輝性塗膜によるベースコート層を形成する方法
である。上記光輝性塗料組成物として、透明性があるも
のを用いることにより、下地塗膜層との複合色を発現す
ることが可能となる。
【0031】なお、上記の他の塗料によるベースコート
層を形成する塗料組成物は、既述の光輝性塗料組成物の
調製に使用するビヒクル、顔料、添加剤を使用して調製
することができる。
【0032】上記光輝性塗料組成物を被塗物上に塗装す
る手段は特に限定されないが、スプレー法、ロールコー
ター法等が好ましく、また複数回塗装することも可能で
ある。上記光輝性塗料組成物からなるベースコート層の
乾燥膜厚は、1コートにつき5〜50μmが好ましく、
5μm未満では、落ち着きのある光輝性を十分に発現で
きず、50μmを超えると塗膜外観が低下する恐れがあ
る。より好ましくは10〜30μmである。
【0033】このようにして形成されたベースコート層
の上に、トップコート層としてクリヤー塗膜を少なくと
も1層形成する。ベースコート層の光輝性顔料含有量が
多い場合は、クリヤー塗料を2層以上塗装すると、表面
の光輝感を向上させることができる。
【0034】クリヤー塗料に使用するビヒクル、顔料、
および添加剤も光輝材塗料組成物と同様のものが使用で
きるが、ビヒクル用の塗膜形成樹脂としては、耐酸性雨
対策上、および、ウェットオンウェット法で塗装する際
に、ベースコート層とトップコート層との溶解性の差を
大きくしてベースコート層における光輝性顔料結晶の配
向を乱さない、等の理由から、カルボキシル基含有ポリ
マーおよびエポキシ基含有ポリマーを併用することが好
ましい。
【0035】カルボキシル基含有ポリマーの例として
は、酸無水物基を含有するラジカル重合性モノマーと他
の共重合性モノマーとの共重合体であって、酸無水物基
が開環しハーフエステル化されたものが挙げられる。酸
無水物基を含有するラジカル重合性モノマーとしては、
例えば無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコ
ン酸、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキ
サヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル
酸、無水ハイミック酸、無水トリメリット酸、無水ピロ
メリット酸、無水コハク酸等が挙げられ、これらを2種
以上組み合わせて用いることができる。
【0036】上記他の共重合性モノマーの例としては、
スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチ
ル、(メタ)アクリル酸 n−プロピル、(メタ)アク
リル酸 n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、
(メタ)アクリル酸 2−エチルヘキシル、(メタ)ア
クリル酸 n−オクチル、(メタ)アクリル酸 n−ド
デシル等のアクリル酸エステル類、および(メタ)アク
リルアミド等が挙げられる。
【0037】カルボキシル基含有ポリマー中の上記モノ
マーの含有量としては、酸無水物基を含有するラジカル
重合性モノマーを10〜40重量%とし、他の共重合性
モノマーを90〜60重量%とするのが好ましい。より
好ましくは、ラジカル重合性モノマーが15〜30重量
%であり、他の共重合性モノマーが85〜70重量%で
ある。
【0038】酸無水物基を含有するラジカル重合性モノ
マーと他の共重合性モノマーとの共重合は公知の方法、
例えばラジカル重合法等により行うことができる。カル
ボキシル基含有ポリマーの数平均分子量は500〜40
000であり、特に1000〜20000であるのが好
ましい。
【0039】ハーフエステル化は共重合の後で行う。ハ
ーフエステル化剤は低分子量のアルコール類(メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール、メチルセ
ロソルブ、エチルセロソルブ等)である。ハーフエステ
ル化反応は室温〜120℃の温度で触媒(トリエチルア
ミン、トリブチルアミン等の3級アミン類)の存在下で
行う。
【0040】一方、エポキシ基含有ポリマーは、エポキ
シ基を有するラジカル重合性モノマー30〜70重量%
と、水酸基を有するラジカル重合性モノマー10〜50
重量%と、その他のラジカル重合性モノマー残量との共
重合体であって、エポキシ当量が100〜800、好ま
しくは200〜600で、ヒドロキシ当量が200〜1
200、好ましくは400〜1000のものが好まし
い。エポキシ基含有ポリマーは分子中にエポキシ基を2
〜10個、好ましくは3〜8個有し、水酸基を2〜12
個、好ましくは4〜10個有する。
【0041】エポキシ基を有するラジカル重合性モノマ
ーとしては、例えば(メタ)アクリル酸グリシジル、
3,4−エポキシシクロヘキサニルメチルメタクリレー
ト等が挙げられる。また、水酸基を有するラジカル重合
性モノマーとしては、(メタ)アクリル酸ヒドロキシメ
チル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)
アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒ
ドロキシブチル、N−メチロールアクリルアミド等のヒ
ドロキシル基を有するラジカル重合性モノマーが挙げら
れる。その他のラジカル重合性モノマーは、上記カルボ
キシル基含有ポリマーに使用したものと同じでよい。
【0042】カルボキシル基含有ポリマーとエポキシ基
含有ポリマーとの配合量は、重量比で100:50〜1
00:250とするのが好ましい。各ポリマーは希釈剤
を用いて必要な粘度にして用いる。
【0043】クリヤー塗膜は、ベースコート層とW/W
法で形成することが好ましい。また、クリヤー塗料を複
数回塗装する場合には、最終のクリヤー塗料を塗装した
後で同時に焼き付ければよく、初期にクリヤー塗料を塗
装した段階では完全に硬化させなくてもよい。このよう
にクリヤー塗料を用いてW/W法により形成したトップ
コート層は、ベースコート層および必要に応じて、下地
塗膜とともに120〜160℃で所定時間焼き付けら
れ、塗膜を得ることができる。クリヤー塗料を、ベース
コート層上に塗装する方法は特に限定されないが、上記
スプレー法、ロールコーター法等が好ましく用いられ
る。なお、トップコート層の乾燥膜厚は1コートにつき
10〜80μmが好ましく、この範囲を外れると、塗膜
外観が低下する恐れがある。より好ましくは20〜50
μmである。
【0044】
【実施例】次に、実施例および比較例を挙げて、本発明
をさらに具体的に説明する。なお、配合量は特に断りの
ないかぎり重量部を表す。
【0045】実施例1基材の前処理 ダル鋼板(長さ300mm、幅100mmおよび厚さ
0.8mm)を脱脂後、りん酸亜鉛処理剤(「サーフダ
インSD2000」、日本ペイント社製)を使用して化
成処理し、その後、カチオン電着塗料(「パワートップ
U−50」、日本ペイント社製)を乾燥膜厚が25μm
となるように電着塗装して、160℃で30分間焼き付
けた。次いで、黒色(N−1)の中塗り塗料(「オルガ
S−90」、日本ペイント社製)を乾燥膜厚が40μm
となるようにエアスプレー塗装し、140℃で30分間
焼き付けて中塗り層を形成した。
【0046】光輝性塗料組成物の調製 アクリル樹脂(スチレン/メチルメタクリレート/エチ
ルメタクリレート/ヒドロキシエチルメタクリレート/
メタクリル酸の共重合体、数平均分子量約20000、
水酸基価45、酸価15、固形分50重量%)と、メラ
ミン樹脂(「ユーバン20SE」、三井化学社製、固形
分60重量%)とを80:20の固形分重量比で配合し
て得たビヒクルに対し、酸化チタンフレーク顔料(結晶
厚さ0.07μm、長径が5μm)を、表1に示す種類
および割合で配合した。次いで、有機溶媒(トルエン/
キシレン/酢酸エチル/酢酸ブチルの重量比=70/1
5/10/5)とともにディゾルバーにより塗装適正粘
度になるように攪拌混合し、光輝性塗料組成物を調製し
た。
【0047】光輝性塗料によるベースコート層の形成 上記前処理済みの基材上に、先に得た光輝性塗料組成物
を、乾燥膜厚が15μmになるようにスプレー塗装し
た。塗装は静電塗装機(「Auto REA」、ABB
インダストリー社製)を用い、霧化圧2.8kg/cm
2で行った。塗装中のブースの雰囲気は温度25℃、湿
度75%に保持した。塗装後3分間セッティングし、ク
リヤー塗料を乾燥膜厚が35μmになるように塗装し、
室温で10分間セッティングし、140℃の温度で30
分間焼き付けした。なお、使用したクリヤー塗料は、ア
クリル/メラミン樹脂系クリヤー塗料(「スーパーラッ
クO−130クリヤー」、日本ペイント社製、以下、塗
料1と表記)、得られた塗膜の彩度Cおよび意匠性は下
記方法で評価した。その結果を表1に示す。
【0048】実施例2〜9および比較例1〜3 実施例1の下地色、酸化チタンフレークの種類および配
合量、着色顔料の種類および配合量、クリヤー塗料の種
類(実施例7は、カルボキシル基含有ポリマーとエポキ
シ基含有ポリマーとを含有するクリヤー塗料「マックフ
ローO−520クリヤー」、日本ペイント社製、以下、
塗料2と表記)して各例の塗膜を形成し、彩度Cおよび
意匠性を検討した。その結果を表1に示す。
【0049】評価方法 <彩度C>N1の被塗物に塗装したときのみ、色彩計
(機種名SMカラーコンピュータ、スガ試験機社製)を
使用して、彩度Cを測定した。 <意匠性>上記実施例および比較例の各塗装板を目視で
評価した。 ○…シルキーメタリック調で色味を強く感じる △…シルキーメタリック調で色味を感じる ×…シルキーメタリック調で色味を感じない
【0050】
【表1】
【0051】各実施例によって形成した塗膜は、独特の
色彩を放つ緻密なシルキー調のメタリック塗膜であっ
た。これに対して、各比較例で形成した塗膜は、従来か
らある白または着色顔料の色彩を有するものであり、あ
りきたりであった。
【0052】
【発明の効果】本発明の光輝性塗料組成物は、酸化チタ
ンフレーク顔料を含有する塗料組成物であって、マンセ
ル表色系におけるN1(無彩色黒)の被塗物に塗装した
ときに、塗膜の彩度Cが3以上となる光輝性塗料組成物
であるため、この組成物から形成した塗膜は、独特の色
彩を放つ緻密なシルキー調のメタリック塗膜となる。ま
た、酸化チタンフレーク顔料の結晶厚さを0.05〜1
μmの範囲で調製することにより、ゴールド、グリーン
等、異なった干渉色を呈する顔料を作ることが可能であ
る。
【0053】さらに、クリヤー塗料として、カルボキシ
ル基含有ポリマーおよびエポキシ基含有ポリマーを含む
塗料を用いれば、酸性雨対策上有効であり、また、ウェ
ットオンウェット法で塗装する際に、ベースコート層と
トップコート層との溶解性の差を大きくしてベースコー
ト層における光輝性顔料の配向を乱さない利点もある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AE03 CB13 DB02 DB06 DB07 DB12 DB13 DB18 DB20 DB21 DB36 DB38 DB43 DB47 DB48 DB50 DB53 DC11 EA02 EA06 EA07 EA10 EA21 EA43 EB14 EB16 EB20 EB22 EB24 EB32 EB33 EB35 EB36 EB37 EB38 EB45 EC11 EC23 EC53 EC54 4J038 CC021 CC022 CD091 CG001 CG141 CG142 CG171 CG172 CH031 CH032 CH041 CH042 CH121 CH122 CH171 CH172 DB001 DD001 DF001 DG001 GA06 GA07 HA166 KA03 KA08 KA20 MA14 NA01 PC02 PC03 PC04 PC06 PC08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸化チタンフレーク顔料と、ビヒクルとを
    含有する塗料組成物であって、マンセル表色系における
    N1(無彩色黒)の被塗物に塗装したときに、塗膜の彩
    度Cが3以上となる光輝性塗料組成物。
  2. 【請求項2】酸化チタンフレーク顔料の含有量が、PW
    C(塗料固形分に占める顔料重量の百分率)で0.01
    〜25%である請求項1に記載の光輝性塗料組成物。
  3. 【請求項3】酸化チタンフレーク顔料の結晶厚さが0.
    05〜1μm、かつ、長径が0.1〜8μmである請求
    項1または2記載の光輝性塗料組成物。
  4. 【請求項4】前記酸化チタンフレーク顔料以外の光輝性
    顔料、および/または着色顔料を含有する請求項1〜3
    のいずれか1項記載の光輝性塗料組成物。
  5. 【請求項5】基材上に、請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の光輝性塗料組成物を用いてベースコート層を形成
    し、この上に、さらにクリヤー塗料によるトップコート
    層を形成する塗膜形成方法。
  6. 【請求項6】基材上に、請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の光輝性塗料組成物からなるベースコート層、およ
    びクリヤー塗料からなるトップコート層が、この順に積
    層されている塗装物。
  7. 【請求項7】前記クリヤー塗料が、カルボキシル基含有
    ポリマーおよびエポキシ基含有ポリマーを含む塗料であ
    る請求項6に記載の塗装物。
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