JP4670069B2 - 光輝性塗膜形成方法および塗装物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光輝性塗膜形成方法および塗装物に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属性の光沢を有するメタリック塗膜を形成する光輝性塗料として、従来からアルミニウム粉末や雲母粉末を含有させた塗料が用いられている。
【0003】
これらの光輝性塗料を用いて光輝性塗膜を形成する方法として、特開2002−35688号公報には、配向性、緻密感、フリップフロップ性、光輝感などのすぐれたメタリック塗膜を形成するための塗膜形成方法に関して、被塗物に親水性有機溶媒および水を含有する熱硬化性ベース塗料(A)を塗装し、その塗着塗膜を硬化せず、かつ固形分含有率を70質量%以上に調整した塗面に、親水性有機溶媒含有メタリック塗料(B)を塗装し、さらに必要に応じてクリヤー塗料(C)を塗装することを特徴とする複層塗膜形成方法が記載されている(特許文献1を参照)。
【0004】
しかしながら上記特許文献1に係る方法では、第2ベース塗料に当たる親水性有機溶媒含有メタリック塗料(B)が、溶媒として水を含まず有機溶剤を全溶媒としているため、VOC(揮発有機化合物)による環境面への影響の観点で対策を必要とする。さらに上記特許文献1に係る方法は、熱硬化性ベース塗料(A)を塗装し、その塗着塗膜を硬化せず、かつ固形分含有率を70質量%以上に調整するために、ベース塗装ゾーン内にプレヒート工程を要し、ライン設計上煩雑になる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−35688号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の目的は、第1ベース塗料および第2ベース塗料ともに水性塗料を用いて、第1ベース塗料を塗装後、プレヒートすることなく、高外観の光輝感を与える光輝性塗膜形成方法および塗装物を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は上述の課題に鑑み鋭意研究した結果、本発明に至った。
【0008】
1. 被塗膜形成物に、下記工程(1)から工程(4)を順次経て、下記(A)および(B)の条件を満たす光輝性塗膜形成方法、工程(1):ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、水性第1ベース光輝性塗料を塗装し、第1ベース塗膜を形成する工程、工程(2):ベース塗装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程(1)で得られた第1ベース塗膜上に水性第2ベース光輝性塗料を塗装し、第2ベース塗膜を形成する工程、工程(3):クリヤー塗装ゾーンにおいて、上記工程(2)で得られた第2ベース塗膜上にクリヤー塗料を塗装し、クリヤー塗膜を形成する工程、および、工程(4):上記工程(1)、(2)および(3)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程;条件(A):上記水性第1ベース光輝性塗料中の塗料固形分が10〜45質量%、上記水性第2ベース光輝性塗料中の塗料固形分が10〜40質量%、条件(B):上記水性第1ベース光輝性塗料と上記水性第2ベース光輝性塗料との塗料固形分比率が、(1.1/1)〜(4/1)。
【0009】
2. 被塗膜形成物に、下記工程(1)、(2)および(5)を順次経て、下記(A)および(B)の条件を満たす光輝性塗膜形成方法、工程(1):ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、水性第1ベース光輝性塗料を塗装し、第1ベース塗膜を形成する工程、工程(2):ベース塗装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程(1)で得られた第1ベース塗膜上に水性第2ベース光輝性塗料を塗装し、第2ベース塗膜を形成する工程、および、工程(5):上記工程(1)および(2)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程;条件(A):上記水性第1ベース光輝性塗料中の塗料固形分が10〜45質量%、上記水性第2ベース光輝性塗料中の塗料固形分が10〜40質量%、条件(B):上記水性第1ベース光輝性塗料と上記水性第2ベース光輝性塗料との塗料固形分比率が、(1.1/1)〜(4/1)。
【0010】
3. 更に下記(C)の条件を満たす上記の光輝性塗膜形成方法、条件(C):上記第1ベース塗膜と上記第2ベース塗膜との乾燥膜厚比率が、(1.5/1)〜(5/1)。
【0011】
4. 更に下記(D)および(E)の条件を満たす上記の光輝性塗膜形成方法、条件(D):上記水性第1ベース光輝性塗料中の光輝性顔料のPWCが1〜30%、上記水性第2ベース光輝性塗料中の光輝性顔料のPWCが5〜40%、条件(E):上記水性第1ベース光輝性塗料と上記水性第2ベース光輝性塗料とに含まれる光輝性顔料のPWC比率が、(1/4)〜(1/1.1)。
【0012】
5. 上記水性第2ベース光輝性塗料に、フッ素系又はシリコーン系の添加剤を、ビヒクル固形部100質量部に対して0.1〜5質量部含有する上記の光輝性塗膜形成方法。
【0013】
6. 上記の光輝性塗膜形成方法により塗装された塗装物。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について詳述する。
【0015】
本発明の第1の光輝性塗膜形成方法は、被塗膜形成物に、工程(1):ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、水性第1ベース光輝性塗料を塗装し、第1ベース塗膜を形成する工程、工程(2):ベース塗装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程(1)で得られた第1ベース塗膜上に水性第2ベース光輝性塗料を塗装し、第2ベース塗膜を形成する工程、工程(3):クリヤー塗装ゾーンにおいて、上記工程(2)で得られた第2ベース塗膜上にクリヤー塗料を塗装し、クリヤー塗膜を形成する工程、および、工程(4):上記工程(1)、(2)および(3)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程;を順次経る方法であって、条件(A):上記水性第1ベース光輝性塗料中の塗料固形分が10〜45質量%、上記水性第2ベース光輝性塗料中の塗料固形分が10〜40質量%、条件(B):上記水性第1ベース光輝性塗料と上記水性第2ベース光輝性塗料との塗料固形分比率が、(1.1/1)〜(4/1);を満たすように形成する。
【0016】
また、本発明の第2の光輝性塗膜形成方法は、被塗膜形成物に、工程(1):ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、水性第1ベース光輝性塗料を塗装し、第1ベース塗膜を形成する工程、工程(2):ベース塗装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程(1)で得られた第1ベース塗膜上に水性第2ベース光輝性塗料を塗装し、第2ベース塗膜を形成する工程、工程(5):上記工程(1)および(2)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程;を順次経る方法であって、条件(A):上記水性第1ベース光輝性塗料中の塗料固形分が10〜45質量%、上記水性第2ベース光輝性塗料中の塗料固形分が10〜40質量%、条件(B):上記水性第1ベース光輝性塗料と上記水性第2ベース光輝性塗料との塗料固形分比率が、(1.1/1)〜(4/1);を満たすように形成する。
【0017】
[被塗膜形成物]
本発明の光輝性塗膜形成方法で用いる被塗膜形成物を構成する基材としては、限定されるものでなく、鉄、アルミニウム、銅またはこれらの合金等の金属類;ガラス、セメント、コンクリート等の無機材料;ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂類や各種のFRP等のプラスチック材料;木材、繊維材料(紙、布等)等の天然または合成材料等が挙げられる。
【0018】
本発明の光輝性塗膜形成方法における被塗膜形成物としては、導電性基材の自動車車体および部品の場合は、予め化成処理、電着塗装等による下塗り塗装、または下塗り塗装と中塗り塗装を施してもよい。また上記被塗膜形成物が、非導電性基材の自動車車体および部品の場合は、予め化成処理、必要により導電処理を行った後、プライマー塗装を施してもよい。
【0019】
上記下塗り塗装によって形成される下塗り塗膜は、基材との密着性、基材表面の隠蔽性、防食性および防錆性を付与するために形成されるものであり、下塗り塗料を塗布した後、焼き付け硬化することで得ることができる。上記下塗り塗膜の膜厚は、例えば、8〜30μmである。上記下塗り塗料としては特に限定されず、例えば、カチオン電着塗料やアニオン電着塗料等を挙げることができる。これらは電着塗装された後、用いた塗料の種類に応じて焼き付け硬化される。
【0020】
また、上記中塗り塗装によって形成される中塗り塗膜は、基材表面や下塗り塗膜との密着性や隠蔽性、さらに耐チッピング性を付与するために形成され、上記基材面上や上記下塗り塗膜上に形成されるものであり、中塗り塗料を塗布することで得ることができる。上記中塗り塗膜の膜厚は、例えば、10〜50μmである。上記中塗り塗料は、例えば、水酸基含有ポリエステル樹脂および/または水酸基含有アクリル樹脂と、メラミン樹脂および/またはブロック化ポリイソシアネートとを含んだもの等を例示することができる。これらは用いる塗料の形態に応じて、塗布された後、常温または焼き付けることによって、乾燥または硬化される。
【0021】
本発明の光輝性塗膜形成方法におけるベース塗装ゾーンとは、上塗り塗膜の形成を複層塗膜で形成する際の、下層側の塗膜をベース塗膜と称し、このベース塗膜を形成するための塗装エリアをいう。
【0022】
また、本発明の光輝性塗膜形成方法におけるクリヤー塗装ゾーンとは、上塗り塗膜の形成を複層塗膜で形成する際の、上層側の塗膜をクリヤートップ塗膜と称し、このクリヤートップ塗膜を形成するための塗装エリアをいう。
【0023】
本発明の光輝性塗膜形成方法におけるベース塗装ゾーンの第1ステージとは、上記ベース塗膜の形成を同一塗装ゾーンで、連続的に形成する場合の、先の最初の塗装を指し、第2ステージとは、連続的に形成する場合の、後の塗装を指し、本発明では、第1ステージと第2ステージとで、異なる特定の塗料を使用することがポイントである。
【0024】
[工程(1)]
本発明の光輝性塗膜形成方法における工程(1)は、ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、水性第1ベース光輝性塗料(以下、「水性第1ベース塗料」ということもあり。)を塗装し、第1ベース塗膜を形成する工程である。
【0025】
上記ベース塗装ゾーンの第1ステージにおける塗装に用いる上記水性第1ベース塗料は、ビヒクルを構成する塗膜形成用樹脂として用いる水性樹脂を含む。この水性樹脂は、その酸価を調整し、カルボキシル基を塩基性物質で中和(例えば、50%以上)することで水性化可能なものである。本発明では水性樹脂としては、水溶性樹脂、水分散性樹脂、エマルション樹脂を含むものとする。ここで用いられる塩基性物質としては、例えばアンモニア、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどがあり、このうち、ジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミンなどが好適である。溶媒としては、水を主体とするが有機溶媒を併用することができる。
【0026】
上記ビヒクルを構成する上記塗膜形成用樹脂としては、好ましくはアクリル樹脂、ポリエステル樹脂に、架橋剤としてアミノ樹脂および/またはブロックポリイソシアネートやポリカルボジイミド化合物を用いることができる。ベース塗膜として用いる場合には、上記塗膜形成用樹脂として、アクリル樹脂がより好ましい。
【0027】
上記アクリル樹脂としては、アクリル系モノマーと他のエチレン性不飽和モノマーとの共重合体を挙げることができる。上記共重合に使用し得るアクリル系モノマーとしては、アクリル酸またはメタクリル酸のメチル、エチル、プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、2−エチルヘキシル、ラウリル、フェニル、ベンジル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル等のエステル化物、アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N,N−ジブチルアクリルアミド、N,N−ジブチルメタクリルアミド等のアミド基含有アクリルモノマー、アクリル酸またはメタクリル酸2−ヒドロキシエチルのカプロラクトンの開環付加物、多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル等が挙げられる。これらと共重合可能な上記他のエチレン性不飽和モノマーとしては、スチレン、α−メチルスチレン、イタコン酸、マレイン酸、酢酸ビニルなどがある。
【0028】
上記ポリエステル樹脂としては、多価アルコール成分と多塩基酸成分とを縮合してなるオイルフリーポリエステル樹脂、または多価アルコール成分および多塩基酸成分に加えてヒマシ油、脱水ヒマシ油、桐油、サフラワー油、大豆油、アマニ油、トール油、ヤシ油など、およびそれらの脂肪酸のうち1種、または2種以上の混合物である油成分を、上記酸成分およびアルコール成分に加えて、三者を反応させて得られる油変性ポリエステル樹脂などが挙げられる。
【0029】
また、上記架橋剤としてはアミノ樹脂および/またはブロックポリイソシアネートやポリカルボジイミド化合物を用いるが、好ましくはアミノ樹脂であり、具体的にはジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−、ヘキサ−メチロールメラミンおよびそれらのアルキルエーテル化物(アルキルはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル等)、尿素−ホルムアルデヒド縮合物、尿素−メラミン共縮合物などを挙げることができる。上記のうちメラミン樹脂がより好ましい。
【0030】
ブロックポリイソシアネートはブロック剤でブロックしたポリイソシアネートであり、昇温下にブロックが外れる。ポリイソシアネートの例としては、脂肪族ジイソシアネート、例えばトリメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートおよびプロピレンジイソシアネート;芳香族ジイソシアネート、例えばフェニレンジイソシアネートおよびナフタレンジイソシアネート;脂肪族−芳香族イソシアネート、例えばトルエンジイソシアネートおよびトリレンジイソシアネート;トリまたはそれ以上のポリイソシアネート、例えばトリフェニルメタントリイソシアネート、トリレンジイソシアネートのダイマーまたはトリマー等が挙げられる。ブロック剤の例としてはアルコール、例えばメチルアルコール、エチルアルコール;第3級アミン、例えばジエタノールアミン;ラクタム、例えばカプロラクタム;オキシム、例えばメチルエチルケトオキシムなどを挙げることができる。
【0031】
ポリカルボジイミド化合物は、分子中にカルボジイミド基(−N=C=N−)を少なくとも2個以上有する化合物である。具体的には、ポリ(4,4′−ジフェニルメタンカルボジイミド)、ポリ(3,3′−ジメチル−4,4′−ビフェニルメタンカルボジイミド)、ポリ(トリルカルボジイミド)、ポリ(P−フェニレンカルボジイミド)、ポリ(m−フェニレンカルボジイミド)、ポリ(3,3′−ジメチル−4,4′−ジフェニルメタンカルボジイミド)、ポリ(ナフチレンカルボジイミド)、ポリ(1,6−ヘキサメチレンカルボジイミド)、ポリ(4,4′−メチレンビスシクロヘキシルカルボジイミド)、ポリ(1,4−テトラメチレンカルボジイミド)、ポリ(1,3−シクロヘキシレンカルボジイミド)、ポリ(1, 4−シクロヘキシレンカルボジイミド)、ポリ(1,3−ジイソプロピルフェニレンカルボジイミド)、ポリ(1−メチル−3,5−ジイソプロピルフェニレンカルボジイミド)、ポリ(1,3,5−トリエチルフェニレンカルボジイミド)、ポリ(トリイソプロピルフェニレンカルボジイミド)などを挙げることができる。
【0032】
上記水性第1ベース塗料のビヒクル中における塗膜形成用樹脂と架橋剤との割合としては、塗膜形成用樹脂が90〜50質量%、架橋剤が10〜50質量%であり、好ましくは塗膜形成用樹脂が85〜60質量%であり、架橋剤が15〜40質量%である。架橋剤が10質量%未満では(塗膜形成用樹脂が90質量%を超えると)、塗膜中の架橋が十分でない。一方、架橋剤が50質量%を超えると(塗膜形成用樹脂が50質量%未満では)、塗料組成物の貯蔵安定性が低下するとともに硬化速度が大きくなるため、塗膜外観が悪くなる。
【0033】
また、上記水性第1ベース塗料は光輝性顔料を含み、必要により着色顔料、体質顔料を用いることができる。上記光輝性顔料としては、アルミニウムフレーク顔料、金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料、金属酸化物被覆シリカフレーク顔料、グラファイト顔料、干渉マイカ顔料、着色マイカ顔料、金属チタンフレーク顔料、ステンレスフレーク顔料、板状酸化鉄顔料、金属めっきガラスフレーク顔料、金属酸化物被覆めっきガラスフレーク顔料、ホログラム顔料およびコレステリック液晶ポリマーからなるフレーク状顔料からなる群より選ばれた少なくとも一種の顔料が好ましい。
【0034】
また上記着色顔料として、有機系としてはアゾレーキ系顔料、不溶性アゾ系顔料、縮合アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、インジゴ系顔料、ペリノン系顔料、ペリレン系顔料、フタロン系顔料、ジオキサジン系顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、ベンズイミダゾロン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、金属錯体顔料等が挙げることができ、また、無機系としては黄色酸化鉄、ベンガラ、カーボンブラック、二酸化チタン等が挙げられる。また、上記体質顔料としてはタルク、炭酸カルシウム、沈降性硫酸バリウム、シリカ等が挙げられる。
【0035】
上記水性第1ベース塗料は、上記構成成分を、通常、溶媒である水(脱イオン水)に溶解または分散した態様で提供される。水の一部を親水性有機溶媒に置換したものも含まれる。これらの水と有機溶媒との混合系においては、溶媒中の、水の含有率が51〜100質量%、有機溶媒の含有率が0〜49質量%で、有機溶媒に比べて水の方を多く含む。
【0036】
上記有機溶媒は、塗料分野において通常用いられるものを挙げることができる。例えば、トルエン、キシレン等の炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート、ブチルセロソルブ等のエステル類、アルコール類を例示できるが、好ましくは、アルコール系の親水性有機溶媒である。
【0037】
特に、これら溶媒のうち、アルコール系の親水性有機溶媒としてメチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、第2ブチルアルコール、第3ブチルアルコール、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、2,5−ヘキサンジオール、ジプロピレングリコール等を挙げられる。
【0038】
上記水性第1ベース塗料は、上記成分の他に、沈降防止剤、硬化触媒、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤、シリコーンや有機高分子等の表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、消泡剤、滑剤、架橋性重合体粒子(ミクロゲル)等の添加剤を適宜添加して含有することができる。
【0039】
[工程(2)]
次いで、本発明の光輝性塗膜形成方法における工程(2)は、ベース塗装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程(1)で得られた第1ベース塗膜上に水性第2ベース光輝性塗料(以下、「水性第2ベース塗料」ということもあり。)を塗装し、第2ベース塗膜を形成する工程である。
【0040】
上記ベース塗装ゾーンの第2ステージにおける塗装に用いる上記水性第2ベース塗料は、上述の水性第1ベース塗料の説明で例示したビヒクル、顔料、溶媒および添加剤を用いることができる。
【0041】
上記水性第2ベース塗料では、フッ素系又はシリコーン系の添加剤を、ビヒクル固形部100質量部に対して0.1〜5質量部含有することが、水性第2ベース塗料の表面張力低下による水性第1ベース塗膜に対する濡れ性向上の観点から好ましい。
【0042】
上記フッ素系の添加剤としては、フッ素化アルキルカルボキシレート、フッ素化アルキルアルコキシレート、フッ素化アルキルエステルが挙げられる。
【0043】
上記シリコーン系の添加剤としては、ポリエーテル変性ポリメチルアルキルシロキサン、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、ポリエステル変性ポリメチルアルキルシロキサン、シリコーン変性ポリアクリル、アラルキル変性ポリメチルアルキルシロキサンが挙げられる。
【0044】
フッ素系又はシリコーン系の添加剤が、ビヒクル固形部100質量部に対して0.1質量部未満では、表面張力の低下が十分でない恐れがあり、5質量部を越えると塗膜性能が低下する恐れがある。より好ましくは、0.2〜2質量部である。
【0045】
[(A):水性第1ベース塗料と水性第2ベース塗料の塗料固形分]
本発明の光輝性塗膜形成方法においては、(A):上記水性第1ベース塗料の塗料固形分が10〜45質量%、上記水性第2ベース塗料の塗料固形分が10〜40質量%である。上記水性第1ベース塗料の塗料固形分が10質量%未満では、所望の塗膜膜厚を得るために必要な塗料の使用量が多くなるため塗装効率が悪くなり、45質量%を越えると塗装外観が低下する。好ましくは、15〜40質量%である。また、上記水性第2ベース塗料の塗料固形分が10質量%未満では、所望の塗膜膜厚を得るために必要な塗料の使用量が多くなるため塗装効率が悪くなり、40質量%を越えると光輝性顔料の配向性が低下する。好ましくは、11〜30質量%である。ここで、塗料固形分とは塗布時の塗料固形分であり、塗料を加熱して揮発成分を除去した後の加熱残分をいう。本発明における加熱残分は、塗料を105℃で3時間加熱した際の加熱前と加熱後との質量比から求まるものである。
【0046】
[(B):水性第1ベース塗料と水性第2ベース塗料との塗料固形分比率]
本発明の光輝性塗膜形成方法においては、(B):上記水性第1ベース塗料と上記水性第2ベース塗料との塗料固形分比率が、(1.1/1)〜(4/1)である。即ち、上記水性第1ベース塗料の塗料固形分の方が、上記水性第2ベース塗料の塗料固形分より、常に多い。塗料固形分比率が、上記の範囲を外れると、光輝性顔料の配向性が低下する。好ましくは、(1.3/1)〜(2.5/1)である。
【0047】
[(C):水性第1ベース塗膜と水性第2ベース塗膜の乾燥膜厚比率]
本発明の光輝性塗膜形成方法においては、(C):上記第1ベース塗膜と上記第2ベース塗膜との乾燥膜厚比率が、(1.5/1)〜(5/1)とすることが好ましい。即ち、上記水性第1ベース塗膜の乾燥膜厚の方が、上記水性第2ベース塗膜の乾燥膜厚より、常に厚い。上記第1ベース塗膜と上記第2ベース塗膜との乾燥膜厚比率が、1.5/1未満では、光輝性顔料の配向が低下する恐れがあり、5/1を越えると光輝ムラを生じる恐れがある。より好ましくは、(1.5/1)〜(3/1)である。
【0048】
上記水性第1ベース塗膜と上記水性第2ベース塗膜との乾燥膜厚比率は、上記の通りであるが、それぞれの乾燥膜厚は、水性第1ベース塗膜が、5〜15μmが好ましく、また水性第2ベース塗膜の乾燥膜厚が、2〜8μmが好ましい。
【0049】
[(D):水性第1ベース塗料と水性第2ベース塗料とに含まれる光輝性顔料のPWC]
本発明の光輝性塗膜形成方法においては、(D):上記水性第1ベース塗料中の光輝性顔料のPWCが1〜30%、上記水性第2ベース塗料中の光輝性顔料のPWCが5〜40%であることが好ましい。上記水性第1ベース塗料中の光輝性顔料のPWCが1%未満では、十分な隠蔽姓が得られない恐れがあり、30%を越えると塗膜の諸性能が低下する恐れがある。より好ましくは、3〜25%である。また、上記水性第2ベース塗料中の光輝性顔料のPWCが5%未満では、十分な輝度が得られない恐れがあり、40%を越えると光輝性顔料の配向がよくなくなり塗膜外観が低下する恐れがある。より好ましくは、7〜30%である。ここで、光輝性顔料はフリップフロップ性を有するものであることが好ましい。フリップフロップ性とは、観察角度(受光角度)が変化した時の反射光強度の変化度合をいう。
【0050】
[(E):水性第1ベース塗料と水性第2ベース塗料とに含まれる光輝性顔料のPWC比率]
本発明の光輝性塗膜形成方法においては、(E):上記水性第1ベース塗料と上記水性第2ベース塗料とに含まれる光輝性顔料のPWC比率が、(1/4)〜(1/1.1)であることが好ましい。即ち、上記水性第2ベース塗料中に含む光輝性顔料のPWCの方が、上記水性第1ベース塗料中に含む光輝性顔料のPWCより、常に高い。上記光輝性顔料のPWC比率が、1/4未満では、光輝ムラを生じる恐れがあり、1/1.1を越えると十分な光輝性顔料の配向が得られない恐れがある。より好ましくは、(1/1.5)〜(1/3.5)である。
【0051】
上記水性第1ベース塗膜と上記水性第2ベース塗膜の形成は、好適にはスプレー塗装で行うが、水性第1ベース塗膜を形成後、セッティングを行い、ウェットオンウェットで水性第2ベース塗膜を形成する。水性第2ベース塗膜を形成した後、2分間のセッティングを行った後、必要により、乾燥炉にて40〜80℃で1〜10分間のプレヒートを行い、未硬化のベース塗膜を得る。
【0052】
上記スプレー塗装を行うスプレーガンとして好ましくは、回転霧化型のベル型塗装機またはエア霧化型の塗装機が用いられる。回転霧化型のベル塗装機としてメタリックベルG1−COPESベル(ABBインダストリー社製)を挙げることができる。上記回転霧化型における回転速度は(2〜4)×104rpm、吐出量は、80〜250cc/minが好ましい。
【0053】
[工程(3)]
次いで、本発明の光輝性塗膜形成方法における工程(3)は、クリヤー塗装ゾーンにおいて、上記工程(2)で得られた水性第2ベース塗膜上にクリヤー塗料を塗装し、クリヤー塗膜を形成する工程である。
【0054】
なお、本発明の第2の光輝性塗膜形成方法においては、第1の光輝性塗膜形成方法における工程(3)および(4)を省略し、工程(5)を順次に経るものである。
【0055】
この場合のクリヤー塗膜は、下地層を隠蔽しないもので、無色透明なクリヤー塗膜であり、さらには半透明感を付与した、いわゆるカラークリヤー塗膜であってもよく、ベース塗膜の上にトップクリヤー塗膜を形成することにより、光沢向上と光輝性顔料の突出を防止することができる。
【0056】
上記クリヤー塗膜を形成するクリヤー塗料としては、上塗り用として常用されているものを用いることができる。例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエーテル樹脂およびこれらの変性樹脂から選ばれた少なくとも一種の熱硬化性樹脂と上記の架橋剤とを混合したものを用いることができる。
【0057】
これらのクリヤー塗料は、必要に応じて、その透明性を損なわない範囲で、着色顔料、体質顔料、改質剤、紫外線吸収剤、レベリング剤、分散剤、消泡剤等の添加剤を配合することが可能である。また特公平8−19315号公報に記載されたカルボキシル基含有ポリマーとエポキシ基含有ポリマーとを含有するクリヤー塗料が、酸性雨対策という観点から好ましく用いられる。また、クリヤー塗膜は、有機溶剤型、水性型、または粉体型等の種々の形態をとることができる。有機溶剤型塗料または水性塗料としては、一液型塗料を用いてもよいし、二液型ウレタン樹脂塗料等のような二液型塗料を用いてもよい。
【0058】
上記クリヤー塗膜の乾燥膜厚は、10〜60μmが好ましく、この範囲を外れると塗膜外観、塗装作業性において不具合が生じる恐れがある。より好ましくは20〜50μmである。
【0059】
[工程(4)]
次いで、本発明の第1の光輝性塗膜形成方法における工程(4)は、上記工程(1)、(2)および(3)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程である。
【0060】
上記工程(1)、(2)および(3)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化させるには、クリヤー塗装ゾーンの次に設置されている乾燥ゾーンで、所定温度にて所定時間、乾燥または硬化工程を経ることによって、上記基材表面に複層からなる光輝性塗膜を得ることができる。上記所定温度および所定時間は、上記水性第1ベース塗料、水性第2ベース塗料およびクリヤー塗料の種類に応じて適宜設定することができる。
【0061】
[工程(5)]
本発明の第2の光輝性塗膜形成方法における工程(5)は、上記工程(1)および(2)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程である。
【0062】
上記工程(1)および(2)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化させるには、適宜に設置されている乾燥ゾーンで、所定温度にて所定時間、乾燥または硬化工程を経ることによって、上記基材表面に複層からなる光輝性塗膜を得ることができる。上記所定温度および所定時間は、上記水性第1ベース塗料および水性第2ベース塗料の種類に応じて適宜設定することができる。
【0063】
[塗装物]
本発明の塗装物は、上記第1および第2の光輝性塗膜形成方法により塗装されたものであって、第1の光輝性塗膜形成方法によれば、被塗膜形成物に、下記工程(1)から工程(4)を順次経て、下記(A)および(B)の条件を満たすように、好ましくは、更に下記(C)の条件を満たすように形成されたものである。工程(1):ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、水性第1ベース塗料を塗装し、第1ベース塗膜を形成する工程、工程(2):ベース塗装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程(1)で得られた第1ベース塗膜上に水性第2ベース塗料を塗装し、第2ベース塗膜を形成する工程、工程(3):クリヤー塗装ゾーンにおいて、上記工程(2)で得られた第2ベース塗膜上にクリヤー塗料を塗装し、クリヤー塗膜を形成する工程、および、工程(4):上記工程(1)、(2)および(3)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程;条件(A):上記水性第1ベース塗料中の塗料固形分が10〜45質量%、上記水性第2ベース塗料中の塗料固形分が10〜40質量%、条件(B):上記水性第1ベース塗料と上記水性第2ベース塗料との塗料固形分比率が、(1.1/1)〜(4/1)、条件(C):上記第1ベース塗膜と上記第2ベース塗膜との乾燥膜厚比率が、(1.5/1)〜(5/1)。
【0064】
また、第2の光輝性塗膜形成方法によれば、被塗膜形成物に、下記工程(1)、(2)および(5)を順次経て、下記(A)および(B)の条件を満たすように、好ましくは、更に下記(C)の条件を満たすように形成されたものである。工程(1):ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、水性第1ベース塗料を塗装し、第1ベース塗膜を形成する工程、工程(2):ベース塗装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程(1)で得られた第1ベース塗膜上に水性第2ベース塗料を塗装し、第2ベース塗膜を形成する工程、工程(5):上記工程(1)および(2)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程;条件(A):上記水性第1ベース塗料中の塗料固形分が10〜45質量%、上記水性第2ベース塗料中の塗料固形分が10〜40質量%、条件(B):上記水性第1ベース塗料と上記水性第2ベース塗料との塗料固形分比率が、(1.1/1)〜(4/1)、条件(C):上記第1ベース塗膜と上記第2ベース塗膜との乾燥膜厚比率が、(1.5/1)〜(5/1)。
【0065】
【実施例】
次に、本発明を実施例および比較例を挙げてさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。なお、配合量は特に断りのない限り質量部を表す。また原材料、塗料、機器の名称は、特に断りのない限り商品名を表す。
【0066】
[実施例2〜14、比較例1〜8]
[被塗膜形成物1〜2の調製]
ダル鋼板(長さ300mm、幅100mmおよび厚さ0.8mm)を燐酸亜鉛処理した後、カチオン電着塗料(「パワートップV−50」、日本ペイント社製)を乾燥膜厚が25μmとなるように電着塗装した。次いで、160℃で30分間焼き付け電着塗膜を得た。さらに上記電着塗膜上に、中塗り塗料(「オルガP−5シーラー」、日本ペイント社製)を乾燥膜厚が40μmとなるようにエアースプレー塗装し、140℃で30分間焼き付け、中塗り塗膜を形成し、これを被塗膜形成物1とした。
【0067】
プラスチック板(材質:ポリプロピレン、長さ300mm、幅100mmおよび厚さ3.0mm)を洗浄・脱脂処理した後、プライマーとして「RB116・プライマー」(日本ビー・ケミカル社製)を乾燥膜厚が10μmとなるようにスプレー塗装した。次いで、被塗物表面温度80℃で10分間乾燥した。これを被塗膜形成物2とした。
【0068】
[工程(1):第1ベース塗膜の形成]
次いで被塗膜形成物1〜2に、ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、以下に示す種類と表1に示す量の光輝性顔料、必要により配合する着色顔料を配合した第1ベース塗料を表1に示す乾燥膜厚となるように塗装し、第1ベース塗膜を形成した。ここで、光輝性顔料を配合した水性第1ベース塗料は、アクリル−メラミン樹脂系塗料「アクアレックス・AR2100」(日本ペイント社製)をベースに表1の特数値に調整したものである。ただし、実施例11については、メラミン−カルボジイミドアクリル系水性ベース塗料「KX−0077」(日本ビー・ケミカル社製)をベースに調整した。
【0069】
[工程(2):第2ベース塗膜の形成]
次いで、水性第1ベース塗膜を2分間セッティング後、ウェットオンウェットにて、ベース塗装ゾーンの第2ステージにおいて、以下に示す種類と表1に示す量の光輝性顔料、必要により配合する着色顔料、添加剤を配合した第2ベース塗料を表1に示す乾燥膜厚となるように塗装し、第2ベース塗膜を形成した。ここで、光輝性顔料を配合した水性第2ベース塗料は、アクリル−メラミン樹脂系塗料「アクアレックス・AR2100」(日本ペイント社製)をベースに表1の特数値に調整したものである。ただし、実施例11については、メラミン−カルボジイミドアクリル系水性ベース塗料「KX−0077」(日本ビー・ケミカル社製)をベースに調整した。
【0070】
[工程(3):クリヤー塗膜の形成](第1の光輝性塗膜形成方法)
次いで、第2ベース塗膜を2分間セッティング後、80℃で3分間プレヒートして、クリヤー塗装ゾーンにおいて、以下に示したクリヤー塗料を乾燥膜厚が35μmになるように塗装し、クリヤー塗膜を形成した。クリヤー塗料1はアクリル樹脂系溶媒型クリヤー塗料(商品名:「スーパーラックO−100クリヤー」、日本ペイント社製)であり、クリヤー塗料2はカルボキシル基含有ポリマーとエポキシ基含有ポリマーのブレンドからなる溶媒型クリヤー塗料(商品名:「マックフローO−330クリヤー」、日本ペイント社製)である。被塗膜形成物2には、アクリルウレタンクリヤー塗料3(商品名:「R290 クリヤー」、日本ビー・ケミカル社製)を乾燥膜厚が30μmとなるようにスプレー塗装した。
【0071】
[工程(4):全ての未硬化の塗膜を加熱硬化](第1の光輝性塗膜形成方法)
形成したクリヤー塗膜を室温で10分間セッティングし、140℃の温度で30分間焼き付けた。被塗膜形成物2の場合、形成したクリヤー塗膜を室温で10分間セッティングし、80℃で20分間焼き付けた。得られた複層塗膜の光輝感を下記評価方法で評価し結果を表1に示した。
【0072】
[工程(5):全ての未硬化の塗膜を加熱硬化](第2の光輝性塗膜形成方法)
形成したベース塗膜を140℃の温度で30分間焼き付けた。得られた複層塗膜の光輝感を下記評価方法で評価し結果を表1に示した。
【0073】
[評価方法]
仕上り外観:試験板をほぼ真正面(ハイライト部)と角度15度程度(シェード部)で見た場合、金属調外観の良否を示すキラキラ感および塗膜外観を目視で評価した。キラキラ感が無い方が良好となる。
【0074】
◎・・・キラキラ感が全く無く、光輝ムラや配向性低下が認められず、優れた金属調外観に仕上がっている。
○・・・キラキラ感が無く、金属調外観に仕上がっている。
△・・・シェード部にキラキラ感がある。
×・・・ハイライト部、シェード部共にキラキラ感がある。通常のメタリック調に仕上がっている。または光輝ムラや配向性低下が認められる。
【0075】
FF効果:試験板をほぼ真正面(ハイライト部)と角度15度程度(シェード部)で見た場合の異なる明度差の大きさを目視で評価した。
【0076】
◎・・・角度によって異なる明度差が非常に大きい。
○・・・角度によって異なる明度差が大きい。
△・・・角度によって異なる明度差が小さい。
×・・・角度によって異なる明度差が僅か。通常のメタリック調に仕上がっている。
【0077】
表1における光輝性顔料、着色顔料、添加剤の種類は、以下のものを使用した。
【0078】
[光輝性顔料]
1:アルミニウムフレーク顔料;アルミペーストMH−8801(旭化成社製)。
2:アルミニウムフレーク顔料;アルペースト91−0562(東洋アルミニウム社製)。
3:干渉マイカ顔料;Xirallic T60−23WIII(メルクジャパン社製)。
【0079】
[着色顔料]
1:カーボンブラック顔料;MA−100(三菱化学社製)。
2:フタロシアニンブルー顔料;シアニンブルーG314(山陽化成社製)。
【0080】
[添加剤]
1:フッ素化アルキルカルボキシレート;フロラード FC−129(住友スリーエム社製)。
2:有機変性ポリシロキサン;BYK−341(ビックケミー・ジャパン社製)。
【0081】
【表1】
【0082】
表1の結果から明らかなように、本実施例は、本発明の光輝性塗膜形成方法により光輝性塗膜を形成したもので、粒子感が非常に少なく、金属性の光沢を有するアルミニウムフレーク顔料等では光輝ムラのない金属外観を示し、また、干渉性を有するマイカ顔料等ではフリップフロップ性の向上が得られた。一方、比較例は、目的の意匠を発現しなかった。
【0083】
【発明の効果】
本発明の第1の光輝性塗膜形成方法は、被塗膜形成物に、工程(1):ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、水性第1ベース塗料を塗装し、第1ベース塗膜を形成する工程、工程(2):ベース塗装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程(1)で得られた第1ベース塗膜上に水性第2ベース塗料を塗装し、第2ベース塗膜を形成する工程、工程(3):クリヤー塗装ゾーンにおいて、上記工程(2)で得られた第2ベース塗膜上にクリヤー塗料を塗装し、クリヤー塗膜を形成する工程、および、工程(4):上記工程(1)、(2)および(3)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程;を順次経る方法であって、条件(A):上記水性第1ベース塗料中の塗料固形分が10〜45質量%、上記水性第2ベース塗料中の塗料固形分が10〜40質量%、条件(B):上記水性第1ベース塗料と上記水性第2ベース塗料との塗料固形分比率が、(1.1/1)〜(4/1);を満たすように形成したため、さらに第2の光輝性塗膜形成方法は、被塗膜形成物に、工程(1):ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、水性第1ベース塗料を塗装し、第1ベース塗膜を形成する工程、工程(2):ベース塗装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程(1)で得られた第1ベース塗膜上に水性第2ベース塗料を塗装し、第2ベース塗膜を形成する工程、および、工程(5):上記工程(1)および(2)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程;を順次経る方法であって、条件(A):上記水性第1ベース塗料の塗料固形分が10〜45質量%、上記水性第2ベース塗料の塗料固形分が10〜40質量%、条件(B):上記水性第1ベース塗料と上記水性第2ベース塗料との塗料固形分比率が、(1.1/1)〜(4/1);を満たすように形成したため、粒子感が非常に少なく、金属性の光沢を有するアルミニウムフレーク顔料等では光輝ムラのない金属外観を示し、また、干渉性を有するマイカ顔料等では非常に高いフリップフロップ性を発現する光輝性塗膜を得ることができる。
【0084】
なお、本発明により得られる複層塗膜は上記光輝感を呈するため、自動車、二輪車等の乗物外板、自動車部品(ホイール、バンパー等)等の光輝性が要求される分野において好ましく使用される。
Claims (7)
- 自動車車体及び部品に、下記工程(1)から工程(4)を順次経て、前記自動車車体及び部品の表面に第1ベース塗膜、第2ベース塗膜及びクリヤー塗膜を順次形成する光輝性塗膜形成方法であって、前記第1ベース塗膜及び前記第2ベース塗膜の形成をベース塗装ゾーンで連続的に行い、かつ下記(A)、(B)、(D)および(E)の条件を満たす光輝性塗膜形成方法、
工程(1):前記ベース塗装ゾーンにおける先の塗装である第1ステージにおいて、水性第1ベース光輝性塗料を塗装し、前記第1ベース塗膜を形成する工程、
工程(2):前記ベース塗装ゾーンにおける後の塗装である第2ステージにおいて、前記工程(1)で得られた第1ベース塗膜をプレヒートすることなく、当該第1ベース塗膜上に水性第2ベース光輝性塗料を塗装し、前記第2ベース塗膜を形成する工程、
工程(3):クリヤー塗装ゾーンにおいて、前記工程(2)で得られた第2ベース塗膜上にクリヤー塗料を塗装し、前記クリヤー塗膜を形成する工程、および、
工程(4):前記工程(1)、(2)および(3)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程;
条件(A):前記水性第1ベース光輝性塗料中の塗料固形分が10〜45質量%、前記水性第2ベース光輝性塗料中の塗料固形分が10〜40質量%、
条件(B):前記水性第1ベース光輝性塗料と前記水性第2ベース光輝性塗料との塗料固形分比率が、(1.3/1)〜(2.5/1)、
条件(D):前記水性第1ベース光輝性塗料中の光輝性顔料および前記水性第2ベース光輝性塗料中の光輝性顔料がアルミニウムフレーク顔料、金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料、金属酸化物被覆シリカフレーク顔料、グラファイト顔料、干渉マイカ顔料、着色マイカ顔料、金属チタンフレーク顔料、ステンレスフレーク顔料、板状酸化鉄顔料、金属めっきガラスフレーク顔料及び金属酸化物被覆めっきガラスフレーク顔料からなる群よりそれぞれ独立に選択される少なくとも1つのフレーク状顔料であり、前記水性第1ベース光輝性塗料中の光輝性顔料の顔料質量濃度(以下、「PWC」という。)が1〜30%、前記水性第2ベース光輝性塗料中の光輝性顔料のPWCが7〜30%、
条件(E):前記水性第1ベース光輝性塗料と前記水性第2ベース光輝性塗料とに含まれる光輝性顔料のPWC比率が、(1/4)〜(1/1.1)。 - 自動車車体及び部品に、下記工程(1)、(2)および(5)を順次経て、前記自動車車体及び部品の表面に第1ベース塗膜及び第2ベース塗膜を順次形成する光輝性塗膜形成方法であって、前記第1ベース塗膜及び前記第2ベース塗膜の形成をベース塗装ゾーンで連続的に行い、かつ下記(A)、(B)、(D)および(E)の条件を満たす光輝性塗膜形成方法、
工程(1):前記ベース塗装ゾーンにおける先の塗装である第1ステージにおいて、水性第1ベース光輝性塗料を塗装し、前記第1ベース塗膜を形成する工程、
工程(2):前記ベース塗装ゾーンにおける後の塗装である第2ステージにおいて、前記工程(1)で得られた第1ベース塗膜をプレヒートすることなく、当該第1ベース塗膜上に水性第2ベース光輝性塗料を塗装し、前記第2ベース塗膜を形成する工程、および、
工程(5):前記工程(1)および(2)によって得られる全ての未硬化の塗膜を一度に加熱硬化する工程;
条件(A):前記水性第1ベース光輝性塗料の塗料固形分が10〜45質量%、前記水性第2ベース光輝性塗料の塗料固形分が10〜40質量%、
条件(B):前記水性第1ベース光輝性塗料と前記水性第2ベース光輝性塗料との塗料固形分比率が、(1.3/1)〜(2.5/1)、
条件(D):前記水性第1ベース光輝性塗料中の光輝性顔料および前記水性第2ベース光輝性塗料中の光輝性顔料がアルミニウムフレーク顔料、金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料、金属酸化物被覆シリカフレーク顔料、グラファイト顔料、干渉マイカ顔料、着色マイカ顔料、金属チタンフレーク顔料、ステンレスフレーク顔料、板状酸化鉄顔料、金属めっきガラスフレーク顔料及び金属酸化物被覆めっきガラスフレーク顔料からなる群よりそれぞれ独立に選択される少なくとも1つのフレーク状顔料であり、前記水性第1ベース光輝性塗料中の光輝性顔料の顔料質量濃度(以下、「PWC」という。)が1〜30%、前記水性第2ベース光輝性塗料中の光輝性顔料のPWCが7〜30%、
条件(E):前記水性第1ベース光輝性塗料と前記水性第2ベース光輝性塗料とに含まれる光輝性顔料のPWC比率が、(1/4)〜(1/1.1)。 - 更に下記(C)の条件を満たす請求項1または2記載の光輝性塗膜形成方法、
条件(C):前記第1ベース塗膜と前記第2ベース塗膜との乾燥膜厚比率が、(1.5/1)〜(5/1)。 - 前記水性第2ベース光輝性塗料に、フッ素系又はシリコーン系の添加剤を、ビヒクル固形部100質量部に対して0.2〜2質量部含有する請求項1から3いずれか1項記載の光輝性塗膜形成方法。
- 前記第1ベース光輝性塗料及び前記第2ベース光輝性塗料のビヒクルを構成する塗膜形成用樹脂は、アクリル樹脂および/またはポリエステル樹脂に、架橋剤としてアミノ樹脂、ブロックポリイソシアネート、又はポリカルボジイミド化合物を用いたものである請求項1から4いずれか1項記載の光輝性塗膜形成方法。
- 前記第1ベース光輝性塗料及び前記第2ベース光輝性塗料のビヒクルを構成する塗膜形成用樹脂が、アクリル−メラミン樹脂である請求項1から5いずれか1項記載の光輝性塗膜形成方法。
- 請求項1から6いずれか1項記載の光輝性塗膜形成方法により塗装された塗装物。
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