JP5105147B2 - ロボットおよび制御方法 - Google Patents
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Description
一対の平板を1 軸あるいは平行な2 軸に揺動自在に支持して開閉動作させる構成が挙げられ、一般には、高い強度を有し、高負荷に対応可能であり、単純な構成と相まって信頼性の面では高い評価を得ている。しかしながらグリッパ型では、構成が単純であるが故に、多様な作業への適用性に劣るという欠点があった。これを解決したものとしてグリッパ型でありながら軸配置を工夫して多様な把持形態を実現可能にする構成したものがある(例えば特許文献1)。しかし、人差し指に相当する部分が大きいため、ネジ等の小形軽量部品の把持には適していない。また、ウォームギヤとピニオンギヤを用いた構成のため、負荷側からの力に応じてならうことが不可能であり、柔軟性に欠けるという問題点がある。
また、対象物に接触する際の衝撃が直接指駆動手段に伝わるため、指駆動手段が破損しやすいという問題点もあった。
また、対象物への接触を検知するためには指先端部あるいはハンド基部にセンサを取り付ける必要があり、コスト削減や省配線化の観点から問題があった。
また、従来は携帯端末等によって角度・角速度・角加速度の時系列情報からなる軌道を入力して教示し、これを制御装置に転送することで再生させていた。しかしこの方式では教示者にとって直感的な把握が難しく、教示に熟練が必要という問題点があった。
第1指機構及び第2指機構は、
各指駆動手段及び指先端部が順次リンクで結合された態様をなし、
前記第1指機構は、
他の指駆動手段よりも大きい駆動力を有する第1指駆動手段を最も基端側に備えるとともに、そこから先端側に向かって、第2指駆動手段、第3指駆動手段の順番で指駆動手段を備え、
前記第2指機構は、
第2指駆動手段を最も基端側に備えるとともに、そこから先端側に向かって、第3指駆動手段、他の第3指駆動手段の順番で指駆動手段を備え、
各指駆動手段は、
前記第1指機構をY軸に沿って伸展させた際には、第1指駆動手段の回転軸はX軸方向、隣接する前記第2指駆動手段の回転軸はZ軸方向、さらに隣接する前記第3指駆動手段の回転軸はX軸方向、を向くように方向付けて設けられており、前記第2指機構をY軸に沿って伸展させた際には、第2指駆動手段の回転軸はZ軸方向、隣接する前記第3指駆動手段の回転軸はX軸方向、さらに隣接する前記他の第3指駆動手段の回転軸はX軸方向、を向くように方向付けて設けられており、
前記第3指駆動手段には、
当該第3指駆動手段が、伸展する方向に所定量以上変位しないように機械的に抑止する伸展抑止手段が設けられており、
前記制御手段は、
前記第3指駆動手段を、自らの駆動力よりも大きい外力に対しては他動的に変位させることで、前記外力の少なくとも一部を前記伸展抑止手段により支持させるように制御することを特徴とするロボットである。
請求項2に記載の発明は、前記伸展抑止手段は、前記指機構の外観カバーを兼ねるものである。
請求項3に記載の発明は、前記指先端部の外面に爪部を備えるものである。
請求項4に記載の発明は、前記第3指駆動手段を、自らの駆動力よりも大きい外力に対しては他動的に変位させることで、前記外力の少なくとも一部を前記伸展抑止手段により支持させるように制御しつつ、
操作対象物が小型軽量物の場合は前記伸展抑止手段同士を当接させないように前記第3指駆動手段を操作し、
操作対象物が大型重量物の場合は前記伸展抑止手段同士を当接させるよう前記第3指駆動手段を操作するロボットの制御方法である。
請求項5に記載の発明は、前記操作対象物が前記大形重量物の場合、対向する前記各指機構の少なくともひとつを、伸展運動方向が重力方向となるような姿勢で把持操作を行うものである。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記各指駆動手段が発生する駆動力が所定
値に達したか否かをもって、対象物に接触したか否かを判断することものである。
請求項7に記載の発明は、前記制御手段は、前記各指駆動手段が発生する前記駆動力の上限を変更可能なものである。
請求項8に記載の発明は、前記制御手段は、前記各指駆動手段が発生する前記駆動力の上限を、対象物に接触する前には低く、接触した後には高く設定するものである。
請求項9に記載の発明は、前記制御手段は、前記各指駆動手段が発生する駆動力の上限を、前記各指駆動手段の動作軌道を直接教示する時には低く、前記動作軌道を再生する時には高く設定するものである。
請求項10に記載の発明は、前記制御手段は、前記各指駆動手段の発生する前記各指駆動力が上限値を越えた場合か、あるいは前記各指駆動手段の目標角度と現在角度との偏差が所定値に達したか否かの少なくとも何れかの条件から前記操作対象物に接触したか否かを判断するものである。
また、大きい駆動力を有する駆動手段を基部カバーに収めることができるため、人間と同じような違和感の無いデザインが実現でき、人間と同じような動きができることから細かい作業にも対応できるようになり、作業性が高くなり、細かい作業と高可搬重量を両立可能な汎用性の高いロボットを提供できる。
本発明が従来技術と異なる部分は、少なくとも1つの駆動手段が、他の指駆動手段よりも大きい駆動力を有し、他の駆動手段は、自らの駆動力よりも大きい外力に対して他動的に変位するとともに、伸展する方向の変位を所定位置において抑止する伸展抑止手段を備えた部分である。
尚、ここでは平板鋼板を例に重量物の把持について説明したが、球状や円筒状の物体であっても各々の指部の隣合った指伸展抑止手段が互いに当接した関係が保たれるように把持することで確実に重量物を把持することが可能である。
ここで、駆動力の検出にはモータへのトルク指令、電流指令または電流フィードバックの値のいずれか、複数の組合せにより求めることができる。
指制御手段10が対象物12との離間を検知すると(ステップS5)、図示しないロボットアームのY軸正方向の動作を停止させ(ステップS13)、続いて指駆動手段3bを略−90°回転させることで、指部2aを把持準備姿勢に移動させる(ステップS14、図6e)。引き続き指駆動手段3aにより対象物12を把持する(ステップS15、図6f)。
これまで述べたようなハンド装置の指駆動手段の動作を教示するために、上位装置から指制御手段へ教示モードである通知を受け、指制御手段は、動作軌道を教示する時には駆動力の上限を低く設定する。これにより教示時にはリンクの一部を教示者がつかんで動かしたい方向に力を加えることで、直接リンクを動かしてその間の角度・角速度・角加速度を時系列情報として記憶する、いわゆる直接教示が可能となり、より直感的な教示操作が可能になる。また、再生時には、上位装置から指制御手段へ運転モードである通知を受け、指制御手段は、駆動力の上限を高く設定し、記憶した角度・角速度・角加速度の時系列情報を指令値として出力することにより、教示した軌道を精度良く再生することができる。
対象物との接触を検出する方法としては、駆動力が上限値を超えるという判定方法の他に、前記駆動手段の目標角度と現在角度との偏差が所定値に達したか否かをもって、判定する方法も考えられ、指制御手段が駆動力と偏差の両方の条件、または何れか一方の駆動力が上限値を越えた場合か、あるいは偏差が所定値に達したか否かから対象物との接触を検出することができる。本手法によれば、駆動手段に備えられた位置検出器をもって正確に接触の有無を判断することができる。
さらに、駆動手段に絶対位置検出器(アブソリュートエンコーダ)を搭載していない場合には、駆動手段の絶対位置を同定する、いわゆる原点出し動作が必要となる。初期設定時の駆動手段を伸展方向に駆動させ、伸展抑止手段に当接して駆動手段が発生する駆動力が所定値に達するまで動作させることで、前記駆動手段の初期角度を同定することができる。また屈曲方向に駆動しても同様の効果が得られる。
また、ハンド装置に留まらず、ロボットアーム装置を一例とするその他のリンク機構においても、本発明は同様に展開可能である。
本発明が実施例1と異なる点は、各関節に備えた指駆動手段にプーリを備え、基部に備えた大形アクチュエータにより各関節に備えた指駆動手段のプーリを駆動することで、精密な動作から重量物の操作まで行えるようにしたことである。
図において、1101、1102、1103は指1100の関節部に配置され関節を精密に駆動する指駆動手段である。このため、高精度なエンコーダを備えた小形モータなどから構成される。各指駆動手段はリンク1112、1113により次の指駆動手段に接続されている。例えば、指駆動手段1101と指駆動手段1102ならば、指駆動手段1101本体とリンク1112が接続され、リンク1112と指駆動手段1102の回転軸が接続されている。リンク1111は指駆動手段1101を、多指ハンド部1を図示しないロボットアームに取り付けるための基部1120に固定するものであり、リンク1114は指駆動手段1103の回転軸と指先1110を接続するものである。1100a、1100bは後述する外部動力部200からの動力を各関節に伝達する動力伝達手段であり、本実施例ではフレキシブルチューブ1106、1107とワイヤー1104、1105からなっている。ワイヤー1106、1107の端部は、指駆動手段の回転軸に取り付けられたプーリ1108、1109に、ワイヤー1103、1104を引くことによりそれぞれの関節が動作するように取り付けられている。また、フレキシブルチューブ1106、1107の端部はチューブ止め1115、1116に固定されている。ワイヤー1103、1104はフレキシブルチューブ1106,1107を内通してプーリ1108、1109に接続されており、ワイヤー1103,1104は、フレキシブルチューブ1106,1107を通ることで緩みが生じることなく、一定の張力を保持したまま、配線されている。
以上は指1100について説明したが、指1200についても同様の構成である。
図7において、200は外部動力部である。外部動力部200は、指1100、1200の各関節に対応するモータ201〜204を有し、各モータの軸にはプーリ25〜28が取り付けられている。ここで、外部動力部200に用いられるモータ201〜204は、精密な動作に用いられるものではないので、高精度なエンコーダは必要とされず、高出力であることが望まれる。プーリ205、206には、動力伝達手段11a、11bのワイヤー1104、1105が巻きつけられ固定されている。プーリ207、208も同様に指12の関節に対応する動力伝達手段のワイヤーが固定されている。210〜212は基部213に固定されたチューブ止めであり、フレキシブルチューブの端部が固定されている。
以上の構成で外部動力部2のモータ201〜204をワイヤーを引く方向に回転させると、各指の対応する関節が曲がる。
なお、本実施例において、指駆動手段1101は指1100を曲げる関節ではないため外部動力源との接続を行っていないが、必要であるならば動力源と動力伝達手段を設けて接続しても良い。
本実施例においては、動力伝達手段をフレキシブルチューブとワイヤーで構成したが、外部動力源から各関節まで動力を伝達できるのならばこの限りではなく、他の機構等による動力伝達手段を用いても良い。
本実施例においては、外部動力部2の動力源としてモータを用いたが、モータ以外の圧力を用いるような動力源を用いても良く、また、基部213に全ての動力源を配置せず分散配置しても良い。
図8は本実施例の多指ロボットハンド装置を駆動するための電気的構成を示す図である。図8において、301は予め定められたプログラムに従って、指駆動手段1101、1102、1103を駆動する指制御手段302、303、304に動作指令を出力し、また、301は、外部動力源200のモータ201〜204を駆動させる指制御手段311〜314指令する上位装置である。指制御手段302、303、304は、上位装置301からの指令に従って指駆動手段1101、1102、1103を駆動するものであり、指駆動手段1101、1102、1103に組み込まれたエンコーダからの情報を用いて、回転や位置の制御を行うものである。
図9は本実施例における多指ロボットハンド装置の動作方向を示す図である。指1100および1200の付け根の指駆動手段(指1100における1101)は、図3に示すように指全体を回転させるものである。その他の指駆動手段(指1100における1102、1103)は指を曲げるものである。本実施例の多指ロボットハンド装置を用いての物体の把持は、図3に示すように、指1100と指1200を近づく方向に曲げることで行う。
上位装置301は、実施例1同様に、画像認識やIDタグ等の検出手段により、事前に対象物の外形寸法や重量などの情報を取得し、これを指制御手段に通知する。これにより、作業する把持方法が選択される。
精密で複雑な作業を行う場合は各関節を指駆動手段1101、1102、1103のみで動作させる。この時、外部動力源2のモータ201〜204には、上位装置301からの指令されず、駆動力が発生しない。このため、指駆動手段1101、1102、1103…が自由に動作できるようにしておく。これにより、指駆動手段1101、1102、1103…は、外部動力源2のモータ201〜204に動作を阻害されずに、上位装置301からの指令に従って動作できるため、多指ロボットハンド装置は精密で複雑な作業を行うことができる。また、別な方法として上位装置301が指制御装置302、303、304へ指令を送り、指駆動手段1101、1102、1103を動作させた際に、上位装置301が指制御装置302、303、304から各指駆動手段の軸位置を取得し、取得した位置に倣うようにモータ201〜204を回転させるようドライバ311〜314へ指令を送ることで指駆動手段1101、1102、1103の動作を阻害しないようにすることもできる。
次に、多指ロボットハンド装置で強い力が必要な場合について、重量のあるワークを多指ロボットハンド装置で把持し搬送する場合を例として動作を述べる。
まず、精密な作業を行う場合と同様に、外部動力源2の各モータ201〜204に動力を発生させない状態で、指駆動手段1101、1102、1103を用いてワークを把持する。この状態でワークを搬送した場合、ワーク重量を支える関節の曲げ位置を指駆動手段では保持できずワーク落下等が発生する。そこで、指駆動手段1101、1102、1103でのワークの把持を完了した後、上位装置301はドライバ311〜314へ指令を送り、発生した動力が動力伝達手段1100a、1100bで伝達されワークを把持する方向へ各関節を動作させるようにモータ201〜204を動作させる。以上のようにしてモータ201〜204の動力が多指ロボットハンド装置の把持力となるため、ワーク落下等を発生させずに重量のあるワークを搬送することができる。
モータ201〜204で動力を発生させると指駆動手段1101、1102、1103により発生する把持力よりも強い把持力が発生するため、各関節が動くことが考えられる。この場合、指制御装置302、303、304は関節をもとの位置に戻すように指駆動手段1101、1102、1103を動かそうとするが、これはモータ201〜204で発生した動力と競合する方向であるので把持力の低下やアクチュエータの破損を引き起こす可能性がある。そのため、上位装置301は、指制御装置311〜314にモータ201〜204で動力を発生するよう指令した後、指制御装置302、303、304に対してサーボをOFFするよう指令し、モータ201〜204の動力でのみでワークを把持するように切り替えを行う。または、上位装置301は、モータ201〜204により関節がどれだけ動いたかを指制御装置302、303、304を通して知ることが可能である。そこで、関節の動作に倣うように指令を送ることでアクチュエータと外部動力部2の双方で発生する力を把持力として利用することも可能である。
搬送を完了した後、上位装置301は指制御装置311〜314に対して、ワークを解放する方向に関節を動作させるように指令しワークを解放する。ワークを解放した後、上位装置301は指制御装置302、303,304に対してサーボをONするように指令する。
以上のように、外部動力部2による動力を使用するようにすることで、一つの多指ロボットハンド装置を用いて、精密で複雑な作業と強い力が必要な作業の双方を行うことができるようになる。
以上の構成の外部動力部200を用いた場合、アクチュエータ1101、1102,1103…を用いて精密で複雑な作業を行う際に、動力切断手段214〜217を用いて動力源であるモータ201〜204を切り離すことにより、モータ201〜204が指駆動手段1101、1102、1103の負荷とならなくなるため、動作速度や精度を向上することができる。
また、本実施例では動力切断手段を外部動力部2に配置したが、多指ハンド部1のプーリ1108、1109と指駆動手段1102、1103の軸間に配置して動力源を切り離せるようにしても良い。
2 指部
3 指駆動手段
4 リンク
5 指先端部
6 爪部
7 指伸展抑止手段
8 指屈曲抑止手段
9 軟部材
10 指制御手段
11 掌部カバー
12 対象物
13 固定物
Claims (10)
- 基部と、前記基部上に対向させて配置される1つの第1指機構および少なくとも1つの第2指機構と、前記指機構を駆動するとともに指機構の屈曲伸展関節をなす指駆動手段と、前記指駆動手段を制御する制御手段とを備えるハンドを有するロボットであって、
第1指機構及び第2指機構は、
各指駆動手段及び指先端部が順次リンクで結合された態様をなし、
前記第1指機構は、
他の指駆動手段よりも大きい駆動力を有する第1指駆動手段を最も基端側に備えるとともに、そこから先端側に向かって、第2指駆動手段、第3指駆動手段の順番で指駆動手段を備え、
前記第2指機構は、
第2指駆動手段を最も基端側に備えるとともに、そこから先端側に向かって、第3指駆動手段、他の第3指駆動手段の順番で指駆動手段を備え、
各指駆動手段は、
前記第1指機構をY軸に沿って伸展させた際には、第1指駆動手段の回転軸はX軸方向、隣接する前記第2指駆動手段の回転軸はZ軸方向、さらに隣接する前記第3指駆動手段の回転軸はX軸方向、を向くように方向付けて設けられており、前記第2指機構をY軸に沿って伸展させた際には、第2指駆動手段の回転軸はZ軸方向、隣接する前記第3指駆動手段の回転軸はX軸方向、さらに隣接する前記他の第3指駆動手段の回転軸はX軸方向、を向くように方向付けて設けられており、
前記第3指駆動手段には、
当該第3指駆動手段が、伸展する方向に所定量以上変位しないように機械的に抑止する伸展抑止手段が設けられており、
前記制御手段は、
前記第3指駆動手段を、自らの駆動力よりも大きい外力に対しては他動的に変位させることで、前記外力の少なくとも一部を前記伸展抑止手段により支持させるように制御することを特徴とするロボット。 - 前記伸展抑止手段は、前記指機構の外観カバーを兼ねることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
- 前記指先端部の外面に爪部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のロボット。
- 請求項1に記載のロボットを制御する方法であって、
前記制御手段は、
前記第3指駆動手段を、自らの駆動力よりも大きい外力に対しては他動的に変位させることで、前記外力の少なくとも一部を前記伸展抑止手段により支持させるように制御しつつ、
操作対象物が小型軽量物の場合は前記伸展抑止手段同士を当接させないように前記第3指駆動手段を操作し、
操作対象物が大型重量物の場合は前記伸展抑止手段同士を当接させるよう前記第3指駆動手段を操作するロボットの制御方法。 - 前記操作対象物が前記大形重量物の場合、対向する前記各指機構の少なくともひとつを、伸展運動方向が重力方向となるような姿勢で把持操作を行うことを特徴とする請求項4に記載のロボットの制御方法。
- 前記制御手段は、前記各指駆動手段が発生する駆動力が所定値に達したか否かをもって、対象物に接触したか否かを判断することを特徴とする請求項4または5に記載のロボットの制御方法。
- 前記制御手段は、前記各指駆動手段が発生する前記駆動力の上限を変更可能であることを特徴とする請求項6に記載のロボットの制御方法。
- 前記制御手段は、前記各指駆動手段が発生する前記駆動力の上限を、対象物に接触する前には低く、接触した後には高く設定することを特徴とする請求項6に記載のロボットの制御方法。
- 前記制御手段は、前記各指駆動手段が発生する駆動力の上限を、前記各指駆動手段の動作軌道を直接教示する時には低く、前記動作軌道を再生する時には高く設定することを特徴とする請求項6に記載のロボットの制御方法。
- 前記制御手段は、前記各指駆動手段の発生する前記各指駆動力が上限値を越えた場合か、あるいは前記各指駆動手段の目標角度と現在角度との偏差が所定値に達したか否かの少なくとも何れかの条件から前記操作対象物に接触したか否かを判断することを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のロボットの制御方法。
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