JP2019018280A - 把持システム - Google Patents

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Yoshiichi Matsuo
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Abstract

【課題】アーム機構と、該アーム機構に取り付けられたハンド機構とを備えた把持システムにおいて、該ハンド機構が対象物に接触した時に該アーム機構の動作を即時停止させる。【解決手段】ハンド機構の所定の部位が対象物に接触したことを検知する接触検知部がハンド機構に設けられている。さらに、アーム制御装置と電気的に接続された信号送信部がハンド機構に設けられている。信号送信部は、ハンド機構の所定の部位が対象物に接触したことが接触検知部によって検知された時点で、アーム機構の動作を停止させるように指令信号を該アーム制御装置に直接送信する。【選択図】図9

Description

本発明は、アーム機構と、該アーム機構に取り付けられたハンド機構とを備えた把持システムに関する。
従来、アーム機構と、該アーム機構に取り付けられたハンド機構とを備えた把持システムが開発されている。例えば、特許文献1には、複数の指部を有するハンド機構(多指ハンド部)と、該ハンド機構が先端に取り付けられたロボットアームと、を備えたロボット装置が開示されている。このロボット装置においては、作業動作プログラムに基づいて、アーム制御部がロボットアームを制御し、ハンド制御部がハンド機構を制御する。また、このロボット装置においては、ハンド機構の各指部に力センサが設けられており、この力センサによって該指部と対象物との接触を検知する。また、このロボット装置は、対象物を含む画像データを撮像する視覚センサを備えている。そして、視覚センサによって撮像された画像データに基づいて対象物の位置情報を取得する。さらに、画像データから取得された対象物の位置情報を、力センサの出力に基づいて導出された接触位置の情報に基づいて補正する。
特許第5505138号公報
上記の従来技術のように、把持システムにおいて、ハンド機構により対象物を把持する際に、該ハンド機構における所定の部位を該対象物に接触させ、その接触位置を導出することで、該対象物の位置をより高い精度で把握することが可能となる。このように対象物の位置を高精度で把握することは、ハンド機構による該対象物の把持の安定性を向上させる上で非常に好ましい。
しかしながら、対象物の位置を把握するためにハンド機構の所定の部位を該対象物に接触させた場合、該対象物に接触した時の該ハンド機構の移動速度が大きいと、該対象物または該ハンド機構がダメージを受ける虞がある。一方で、対象物またはハンド機構へダメージを与えることを抑制するために該ハンド機構の移動速度を小さくすると、タクトタイムが長くなってしまう。このような、ハンド機構と対象物との接触による該対象物または該ハンド機構へのダメージを抑制しつつ、タクトタイムが長くなることも抑制するためには、ハンド機構が対象物に接触した時に、該ハンド機構を移動させているアーム機構の動作を即時停止させることが要求される。
ただし、上記の従来技術のように、一般に、アーム機構とハンド機構とを備えた把持システムにおいては、アーム機構を制御するためのアーム制御装置と、ハンド機構を制御するためのハンド制御装置とが設けられている。そして、例えば、上記の従来技術では、ハンド機構の指部と対象物との接触が検知された場合、その検知情報(すなわち、力センサの出力)は先ずハンド制御部に入力される。そして、その後で、作業動作プログラムに基づいてアーム制御部がロボットアームを制御することで、該ロボットアームの動作が停止されることになる。このような制御手順では、ハンド機構が対象物に接触したことが検知されてからアーム制御部によってロボットアームの動作を停止させるまでの間に、その検知情報のハンド制御部への入力および作業動作プログラムを介することになる。そのため
、ハンド機構が対象物に接触した時にロボットアームの動作を即時停止させることが困難である。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、アーム機構と、該アーム機構に取り付けられたハンド機構とを備えた把持システムにおいて、該ハンド機構が対象物に接触した時に該アーム機構の動作を即時停止させることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る把持システムは、アーム機構と、前記アーム機構に取り付けられ、複数の指部によって対象物を把持するハンド機構と、前記アーム機構を制御するアーム制御装置と、前記ハンド機構を制御するハンド制御装置と、前記ハンド機構に設けられ、該ハンド機構の所定の部位が前記対象物に接触したことを検知する接触検知部と、前記ハンド機構に設けられる信号送信部であって、前記アーム制御装置と電気的に接続されており、該ハンド機構の前記所定の部位が前記対象物に接触したことが前記接触検知部によって検知された時点で、前記アーム機構の動作を停止させるように指令信号を該アーム制御装置に直接送信する信号送信部と、を備える。
本発明によれば、アーム機構と、該アーム機構に取り付けられたハンド機構とを備えた把持システムにおいて、該ハンド機構が対象物に接触した時に該アーム機構の動作を即時停止させることができる。
実施例に係るロボットアームの概略構成を示す図である。 実施例に係るハンド機構の斜視図である。 実施例に係るハンド機構の上面図である。 実施例に係るハンド機構の指部の側面図である。 実施例に係るハンド機構の指部の先端部側を図4の矢印Aの方向から見た図である。 実施例に係るハンド機構の指部における第2関節部の可動範囲を示す図である。 実施例に係るハンド機構の指部における第1関節部の可動範囲を示す図である。 実施例に係るハンド機構の指部の第1リンク部における感圧センサの配置を示す図である。 実施例に係るアーム制御装置およびハンド制御装置に含まれる各機能部を示すブロック図である。 実施例に係るサーチ動作制御が実行されたときのハンド機構の様子を時系列に沿って示した第1の図である。 実施例に係るサーチ動作制御が実行されたときのハンド機構の様子を時系列に沿って示した第2の図である。 実施例に係るサーチ動作制御のフローを示すフローチャートである。
以下、本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本発明に係る把持システムでは、アーム制御装置によってアーム機構が制御され、ハン
ド制御装置によってハンド機構が制御される。また、ハンド機構には、該ハンド機構の所定の部位が対象物に接触したことを検知する接触検知部が設けられている。さらに、ハンド機構には、アーム制御装置と電気的に接続された信号送信部が設けられている。そして、ハンド機構の所定の部位が対象物に接触したことが接触検知部によって検知された時点で、アーム機構の動作を停止させるように信号送信部から指令信号がアーム制御装置に直接送信される。
上記のような構成によれば、ハンド機構が対象物に接触したことが接触検知部よって検知されると、ハンド制御部等を介することなく、該ハンド機構に設けられた信号送信部からアーム制御装置に指令信号が直接送信されることになる。そのため、ハンド機構が対象物に接触した時にアーム機構の動作を即時停止させることができる。
<実施例>
以下、本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
ここでは、本発明に係るハンド機構および把持システムをロボットアームに適用した場合について説明する。図1は、本実施例に係るロボットアームの概略構成を示す図である。ロボットアーム1は、ハンド機構2、アーム機構3、および台座部4を備えている。アーム機構3の一端にハンド機構2が取り付けられている。また、アーム機構3の他端が台座部4に取り付けられている。ハンド機構2は、アーム機構3に接続されたベース部20と、該ベース部20に設けられた4本の指部21とを備えている。なお、ハンド機構2の詳細な構成については後述する。
(アーム機構)
アーム機構3は、第1アームリンク部31、第2アームリンク部32、第3アームリンク部33、第4アームリンク部34、第5アームリンク部35、および接続部材36を備えている。そして、ハンド機構2のベース部20が、アーム機構3の第1アームリンク部31の一端側に形成された第1関節部30aに接続されている。第1関節部30aには、第1アームリンク部31に対してハンド機構2を該第1アームリンク部31の軸周りに回転させるためのモータ(図示略)が設けられている。第1アームリンク部31の他端側は、第2関節部30bで第2アームリンク部32の一端側に接続されている。第1アームリンク部31と第2アームリンク部32とはその中心軸が垂直に交わるように接続されている。そして、第2関節部30bには、第2アームリンク部32に対して、第1アームリンク部31を、その他端側を中心に該第2アームリンク部32の軸周りに回転させるためのモータ(図示略)が設けられている。また、第2アームリンク部32の他端側は、第3関節部30cで第3アームリンク部33の一端側に接続されている。第3関節部30cには、第3アームリンク部33に対して第2アームリンク部32を相対的に回転させるためのモータ(図示略)が設けられている。
同じように、第3アームリンク部33の他端側は、第4関節部30dで第4アームリンク部34の一端側に接続されている。また、第4アームリンク部34の他端側は、第5関節部30eで第5アームリンク部35に接続されている。そして、第4関節部30dには、第4アームリンク部34に対して第3アームリンク部33を相対的に回転させるためのモータ(図示略)が設けられている。また、第5関節部30eには、第5アームリンク部35に対して第4アームリンク部34を相対的に回転させるためのモータ(図示略)が設けられている。さらに、第5アームリンク部35は、台座部4から垂直に配置された接続部材36に第6関節部30fで接続されている。第5アームリンク部35と接続部材36とは、それぞれの中心軸が同軸となるように接続されている。そして、第6関節部30f
には、第5アームリンク部35を、該第5アームリンク部35および接続部材36の軸回りに回転させるためのモータ(図示略)が設けられている。アーム機構3をこのような構成とすることで、例えば、該アーム機構3を6自由度の自由度を有する機構とすることができる。
(ハンド機構)
次に、ハンド機構2の構成について図2から図8に基づいて説明する。図2はハンド機構2の斜視図である。図3はハンド機構2の上面図である。なお、図3において、矢印は、各指部21の回転可動範囲を示している。図2および図3に示すように、ハンド機構2においては、ベース部20に4本の指部21が、ハンド機構2の長手方向(図3において紙面に垂直な方向)の軸を中心とした円周上に、等角度間隔(すなわち90deg間隔)に配置されている。また、4本の指部21は全て同一の構造を有し且つ同一の長さである。但し、各指部21の動作は、それぞれ独立して制御される。また、ベース部20には、後述するアーム機構3を制御するアーム制御装置42と電気的に接続されている信号送信部71が内蔵されている。この信号送信部71の機能についても後述する。
図4から図8は、ハンド機構2の指部21の構成について説明するための図である。図4は指部21の側面図である。なお、図4では、ベース部20が透過された状態で記載されており、ベース部20の内部に位置する指部21の一部の内部構造をも示している。また、図5は、指部21の先端部側を図4の矢印Aの方向から見た図である。なお、図4および図5では、後述する指部21の第2指リンク部212の一部が透過された状態で記載されており、該第2指リンク部212の内部構造をも示されている。
図2および図4に示すとおり、各指部21は、第1指リンク部211、第2指リンク部212、および基端部213を有している。そして、指部21の基端部213がベース部20に接続されている。ここで、基端部213は、ベース部20に対して指部21の長手方向(図3において紙面に垂直な方向)の軸回りに回転可能に接続されている。また、指部21において、基端部213に第2指リンク部212の一端が接続されている。そして、この第2指リンク部212と基端部213との接続部に第2関節部23が形成されている。また、図4および図5に示すように、指部21においては、第2指リンク部212の他端に第1指リンク部211の一端が接続されている。そして、この第1指リンク部211と第2指リンク部212との接続部に第1関節部22が形成されている。
また、図4に示すように、ベース部20の内部には第2モータ52および第3モータ53が設けられている。第3モータ53は基端部213をその軸回りに回転駆動させるためのモータである。第3モータ53の回転力が歯車を介して基端部213の回転軸に伝達されることで、基端部213が回転駆動し、それに伴って、図3において矢印で示す範囲で指部21全体が回転駆動される。また、第2モータ52は、第2関節部23において、第2指リンク部212を基端部213に対して相対的に回転駆動させるためのモータである。第2モータ52の回転力がウォームギアを介して第2指リンク部212の回転軸に伝達される。その結果、図6において矢印で示す範囲で、第2指リンク部212が基端部213に対して相対的に回転駆動される。図6に示すように、第2関節部23は屈曲および伸展可能に形成されている。なお、第2モータ52による駆動力と第3モータ53による駆動力とは、それぞれ独立してその作動対象に伝わるように構成されている。
また、図4および5に示すように、第2指リンク部212の内部には第1モータ51が設けられている。第1モータ51は、第1関節部22において、第1指リンク部211を第2指リンク部212に対して相対的に回転駆動させるためのモータである。第1モータ51の回転力が歯車を介して第1指リンク部211の回転軸に伝達される。その結果、図7において矢印で示す範囲で、第1指リンク部211が第2指リンク部212に対して相
対的に回転駆動される。図7に示すように、第1関節部22は屈曲および伸展可能に形成されている。
また、図2、図4、図5、および図8に示すように、本実施例では、指部21の第1指リンク部211の先端側に感圧センサ70が設けられている。感圧センサ70は、第1指リンク部211の先端部に作用する外力(圧力)を検出するセンサである。また、図4に示すように、感圧センサ70は、第1指リンク部211における、第1関節部22の屈曲方向側の壁面(以下、「屈曲側壁面」と称する場合もある。)215および伸展方向側の壁面(以下、「伸展側壁面」と称する場合もある。)216の両面に設けられている。ここで、本実施例では、第1指リンク部211の先端側における屈曲側壁面215は曲面状に形成されている。そこで、図8に示すように、第1指リンク部211の先端側における屈曲側壁面215には、複数の感圧センサ70をその曲面形状に沿って並べて設置してもよい。
(台座部)
次に、台座部4に内蔵された、アーム制御装置42およびハンド制御装置43の構成について図9に基づいて説明する。アーム制御装置42はロボットアーム1のアーム機構3を制御するための制御装置である。ハンド制御装置43はロボットアーム1のハンド機構2を制御するための制御装置である。図9は、アーム制御装置42およびハンド制御装置43に含まれる各機能部を示すブロック図である。
アーム制御装置42は、アーム機構3の各関節部に設けられたモータを駆動するための駆動信号を生成する複数のドライバを含み、各ドライバからの駆動信号が対応する各モータに供給されるように構成される。また、アーム制御装置42は、演算処理装置及びメモリを有するコンピュータを含んでいる。そして、アーム制御装置42は、機能部として、アーム制御部420およびモータ状態量取得部421を有している。これらの機能部は、アーム制御装置42に含まれるコンピュータにおいて所定の制御プログラムが実行されることで形成される。
アーム制御部420は、ハンド制御装置43が有する機能部である後述の対象物情報取得部430によって取得された対象物情報およびハンド制御装置43が有する機能部である後述の位置情報補正部435によって補正された対象物10の位置情報に基づいて各ドライバから駆動信号を供給することで、アーム機構3の各関節部30a、30b、30c、30d、30e、30fに設けられたモータを制御する。そして、アーム制御部420は、各モータを制御することでアーム機構3を動かし、それによって、例えば、ハンド機構2を、対象物の把持のために適した所定の把持可能位置に移動させる。また、アーム機構3の各関節部30a、30b、30c、30d、30e、30fに設けられたモータには、それぞれの回転状態に関する状態量(モータの回転軸の回転位置や回転速度等)を検出するエンコーダ(図示略)が設けられている。そして、各モータのエンコーダによって検出された各モータの状態量が、アーム制御装置42のモータ状態量取得部421に入力される。そして、アーム制御部420は、モータ状態量取得部421に入力された各モータの状態量に基づいて、例えば、ハンド機構2が所定の把持可能位置に移動するように各モータをサーボ制御する。
また、上述したように、アーム制御装置42には、ハンド機構2のベース部20に内蔵された信号送信部71が電気的に接続されている。これにより、信号送信部71からアーム制御装置42に対して直接信号を送信することが可能となっている。つまり、後述するように、アーム機構3の動作を停止させることが必要となったときに、信号送信部71からアーム制御装置42に対して、該アーム機構3の動作を停止させるように指令信号を直接送信することが可能となっている。
また、ハンド制御装置43は、ハンド機構2に設けられた各モータを駆動するための駆動信号を生成する複数のドライバを含み、各ドライバからの駆動信号が対応する各モータに供給されるように構成される。また、ハンド制御装置43は、演算処理装置及びメモリを有するコンピュータを含んでいる。そして、ハンド制御装置43は、機能部として、対象物情報取得部430、ハンド制御部431、モータ状態量取得部432、センサ情報取得部433、接触位置導出部434および位置情報補正部435を有している。これらの機能部は、ハンド制御装置43に含まれるコンピュータにおいて所定の制御プログラムが実行されることで形成される。
対象物情報取得部430は、ハンド機構2よって把持すべき対象物に関する情報である対象物情報を取得する。ここで、対象物情報には、対象物の形状、寸法、およびその位置に関する情報、並びに、対象物周囲の環境情報(対象物の周囲に存在する該対象物以外の物に関する情報であり、例えば、対象物が収容されている容器の形状や当該容器における対象物の並びに関する情報)等が含まれる。この対象物情報取得部430は、ユーザーによって入力された対象物情報を取得してもよい。また、対象物を含む画像を撮像する視覚センサが設けられている場合、対象物情報取得部430は、該視覚センサによって撮像された画像から対象物情報を取得してもよい。
また、ハンド制御部431は、対象物情報取得部430によって取得された対象物情報および位置情報補正部435によって補正された対象物10の位置情報に基づいて各ドライバから駆動信号を供給することで、ハンド機構2の各指部21を駆動させる各第1モータ51、各第2モータ52、および各第3モータ53を制御する。例えば、ハンド制御部431は、アーム制御部420によってアーム機構3が制御されることで所定の把持可能位置に移動されたハンド機構2によって対象物を把持するために、ハンド機構2の各第1モータ51、各第2モータ52、および各第3モータ53を制御する。また、ハンド機構2の各第1モータ51、各第2モータ52、および各第3モータ53には、それぞれの回転状態に関する状態量(モータの回転軸の回転位置や回転速度等)を検出するエンコーダ(図示略)が設けられている。そして、各モータ51、52、53のエンコーダによって検出された各モータ51、52、53の状態量が、ハンド制御装置43のモータ状態量取得部432に入力される。そして、ハンド制御部431は、モータ状態量取得部432に入力された各モータ51、52、53の状態量に基づいて、例えば、複数の指部21によって対象物を把持するように、各指部21における各モータ51、52、53をサーボ制御する。
さらに、ハンド制御装置43はセンサ情報取得部433を有している。センサ情報取得部433には、ハンド機構2の各指部21の第1指リンク部211に設けられた感圧センサ70の検出値が入力される。そして、ハンド制御部431は、各感圧センサ70の検出値に基づいて各指部21における各モータ51、52、53を制御することもできる。また、各感圧センサ70によって、各指部21の対象物への接触が検知された場合に、接触位置導出部434によって、その接触位置が導出される。
(サーチ動作制御)
ここで、本実施例に係るロボットアーム1においては、ハンド制御装置43に含まれる機能部である対象物情報取得部430によって、該対象物の位置情報を含む対象物情報が取得される。しかしながら、対象物情報取得部430によって取得される対象物の位置情報はある程度の誤差を含んでいる虞がある。例えば、視覚センサによって撮像された対象物を含む画像から対象物の位置情報を取得した場合、該視覚センサの撮像性能に起因する誤差が該対象物の位置情報に含まれることになる。しかしながら、ロボットアーム1のハンド機構2によって対象物を安定的に把持するためには、該対象物の位置情報を高精度で
把握した上で、アーム機構3およびハンド機構2を制御することが望まれる。
そこで、本実施例に係るロボットアーム1においては、対象物を把持すべくアーム機構3およびハンド機構2を制御する前に、その準備段階として、該対象物の位置情報を高精度で把握することを目的としてサーチ動作制御が行われる。以下、本実施例に係るサーチ動作制御について図10Aおよび図10Bに基づいて説明する。図10Aおよび図10Bは、本実施例に係るサーチ動作制御が実行されたときのハンド機構2の様子を時系列に沿って示した図である。このサーチ動作制御は、アーム制御装置42によってアーム機構3が制御されるとともに、ハンド制御装置43によってハンド機構2が制御されることで実現される。
なお、図10Aおよび図10Bにおいては、便宜的に、ハンド機構2における4本の指部21のうち3本の指部21のみを図示している(すなわち、4本の指部21のうち1本の指部21の図示を省略している。)。また、以下においては、図10Aおよび図10Bにおいて図示されている3本の指部21それぞれを、第1指部21A、第2指部21B、第3指部21Cと称する。ここで、サーチ動作制御では、ハンド機構2の4本の指部21のうちの所定の指部を対象物に接触させる。そして、図10Aおよび図10Bにおいては、対象物10に接触させる所定の指部を第1指部21Aとする場合の動作を示している。また、図10Aおよび図10Bは、対象物10の垂直方向(図10Aおよび図10Bにおける上下方向)の位置情報を把握することを目的した場合の動作を示している。
サーチ動作制御においては、図10Aに示すように、ハンド機構2の形態を、4本の指部21のうち第1指部21Aのみが対象物10に接触するような形態であるアプローチ形態とした状態で、該ハンド機構2を白抜き矢印の方向(すなわち、図10Aにおける下方に向う方向)に動かし、該ハンド機構2を対象物10に近づける。このとき、第1指部21Aの先端部が対象物10における目標位置に向って移動するように、アーム機構3の各関節部30a、30b、30c、30d、30e、30fに設けられたモータ、および、ハンド機構2の各指部21の各関節部を駆動させる各第1モータ51、各第2モータ52、および各第3モータ53が、それぞれ、アーム制御装置42およびハンド制御装置43によってサーボ制御される。ここで、目標位置は、対象物情報取得部430によって取得された対象物情報に基づいて決定される。このとき、目標位置は、対象物情報取得部430によって取得された対象物情報に含まれる対象物10の位置情報に対応する位置に該対象物10が存在すると想定した場合の該対象物10の内部となる位置に決定されている。
ハンド機構2の形態をアプローチ形態とした状態で、上記のように決定された目標位置に向かって第1指部21Aの先端部が移動するように、アーム機構3および該ハンド機構2が制御されることで、図10Bに示すように、対象物10の上面S1に該第1指部21Aの先端部が接触する。なお、図10Bにおいても、白抜き矢印は、ハンド機構2の移動方向を表している。また、図10Bにおいては、対象物10の上面S1と第1指部21Aの先端部との接触位置が一点鎖線で囲まれている。このように、対象物10の上面S1に第1指部21Aの先端部が接触すると、その接触が、該第1指部21Aの第1指リンク部211Aに設けられた感圧センサ70によって検知される。このとき、感圧センサ70の検出値がセンサ情報取得部433によって取得される。そして、第1指部21Aの感圧センサ70によって、該第1指部21Aと対象物10との接触が検知されると、接触位置導出部434がその接触位置が導出される。ここで、接触位置導出部434は、アーム制御装置42のモータ状態量取得部421によって取得されるアーム機構3の各モータの状態量、および、ハンド制御装置43のモータ状態量取得部432によって取得されるハンド機構2の各モータの状態量に基づいて、第1指部21Aの先端部と対象物10との接触位置を導出する。そして、接触位置導出部434によって導出された接触位置に関する接触位置情報に基づいて、位置情報補正部435が、対象物情報取得部430によって取得さ
れた対象物10の位置情報(垂直方向の位置情報)を補正する。これによって、対象物10の位置情報を高精度で把握することができる。
このようなサーチ動作制御を実行することにより対象物10の垂直方向の位置情報を高精度で把握することで、その後のハンド機構2による対象物10の把持の安定性を向上させることができる。また、同一の対象物10が同一の高さで複数配置されている場合、一の対象物10の垂直方向の位置情報を高精度で把握すれば、他の対象物10を把持する際にも、該一の対象物10の垂直方向の位置情報を該他の対象物10に関する垂直方向の位置情報として用いてハンド機構2を制御することができる。
ただし、上記サーチ動作制御において、第1指部21Aの先端部を対象物10に接触させる際のハンド機構2の移動速度が大きいがために、これらが接触した後においてもアーム機構3の動作が継続してしまうと、該第1指部21Aまたは対象物10がダメージを受ける虞がある。つまり、対象物10が硬度の高い物であった場合は、第1指部21Aがダメージを受ける虞がある。また、対象物10が硬度の低い物であった場合は、該対象物10がダメージを受ける虞がある。一方で、第1指部21Aまたは対象物10へダメージを与えることを抑制するために、該第1指部21Aを該対象物10に接触させる際のハンド機構2の移動速度を小さくすると、該対象物10を把持するための制御の準備段階の制御であるサーチ動作制御にかかる時間が長くなってしまう。そうなると、対象物10の把持のために必要となるタクトタイムが全体として長くなってしまうという問題が生じる。
このような、ハンド機構2の第1指部21Aと対象物10との接触による該第1指部21Aまたは該対象物10へのダメージを抑制しつつ、タクトタイムが長くなることも抑制するためには、該第1指部21Aが対象物10に接触した時に、該ハンド機構2を移動させているアーム機構3の動作を即時停止させることが要求される。このような要求を満たすために、本実施例に係るハンド機構2には上記のような信号送信部71が設けられている。そして、サーチ動作制御において、第1指部21Aの感圧センサ70によって該第1指部21Aと対象物10との接触が検知された時点で、信号送信部71からアーム制御装置42のアーム制御部420に対して、アーム機構3の動作を停止させるように指令信号が直接送信される。
これによれば、図10Aよび図10Bにおいて白抜き矢印で示すようにハンド機構2を対象物10に向けて移動させていたアーム機構3の動作を、第1指部21Aが該対象物10に接触した時に即時停止させることができる。つまり、第1指部21Aと対象物10との接触が感圧センサ70によって検知され、そのときの該感圧センサ70の検出値がハンド制御装置43のセンサ情報取得部433によって取得されてから、該ハンド制御装置43によってアーム制御装置42に対してアーム機構3の動作を停止させるように指令信号が送信されるような場合に比べて、該アーム機構3の動作をより速やかに停止させることができる。そのため、ハンド機構2の移動速度の低減を可及的に抑制しつつ、第1指部21Aの先端部と対象物10とが接触した後においてもアーム機構3の動作が継続してしまう期間が発生することでハンド機構2が対象物10にさらに近づいてしまうことを抑制することができる。したがって、タクトタイムが長くなってしまうことを抑制するとともに、サーチ動作制御に起因して第1指部21Aまたは対象物10がダメージを受けることを抑制することができる。
(サーチ動作制御のフロー)
次に、上述したサーチ動作制御のフローについて図11に示すフローチャートに基づいて説明する。このサーチ動作制御のフローは、アーム制御装置42及びハンド制御装置43において所定の制御プログラムが実行されることで実現される。本フローでは、先ずS101において、今回の把持対象となる対象物についての対象物情報が対象物情報取得部
430によって取得される。
次に、S102において、S101で対象物情報取得部430によって取得された対象物情報に基づいて、今回のサーチ動作制御における目標位置が決定される。次に、S103において、S101で対象物情報取得部430によって取得された対象物情報に基づいて、今回のサーチ動作制御におけるハンド機構2のアプローチ形態が決定される。ここで、上述したように、サーチ動作制御では、ハンド機構2の4本の指部21のうちの所定の指部を対象物に接触させる。このとき、S103において決定されたアプローチ形態において、対象物に接触させる所定の指部として選択された指部を、以下においては「サーチ用指部」と称する場合もある。次に、S104において、ハンド機構2の形態が、S103で決定されたアプローチ形態に制御される。なお、S101からS104の処理はハンド制御部431によって実行される。
次に、S105おいて、ハンド機構2のサーチ用指部の先端部が、S102で決定された目標位置に向うように、アーム制御部420によってアーム機構3を制御することで該ハンド機構2を移動させる。なお、このときは、ハンド制御部431によってハンド機構2の形態がアプローチ形態に維持されている。次に、S106において、ハンド機構2の信号送信部71からの、アーム機構3の動作を停止させるようにとの指令信号を、アーム制御装置42が受信したか否かが判別される。このとき、サーチ用指部の感圧センサ70によって対象物10への接触が検知されていれば、信号送信部71から指令信号が送信されているため、S106では肯定判定されることになる。一方で、サーチ用指部の感圧センサ70によって対象物10への接触がまだ検知されていなければ、信号送信部71から指令信号が送信されてはいないため、S106では否定判定されることになる。
そして、S106において肯定判定された場合は、S107において、その時点で、アーム制御部420によってアーム機構3の動作が停止される。一方、S106において否定判定された場合は、S105の処理が継続される。
S107の次には、S108において、サーチ用指部の感圧センサ70によって対象物10への接触が検知されたときの接触位置が接触位置導出部434によって導出される。次に、S109において、対象物情報取得部430によって取得された対象物の位置情報が、S108で接触位置導出部434によって導出された接触位置に関する接触位置情報に基づいて位置情報補正部435よって補正される。
なお、上記においては、対象物の垂直方向の位置情報を把握する場合のサーチ動作制御を例に挙げて説明したが、対象物の水平方向の位置情報を把握する場合にも同様のサーチ動作制御を適用することができる。この場合、ハンド機構2の形態をアプローチ形態とした状態で、該ハンド機構2を対象物に対して水平方向から近づけていけばよい。そして、この場合も、第1指部21Aの先端部が対象物に接触した後においては、上述したサーチ動作制御と同様の制御を実行することができる。
また、本実施例において、感圧センサ70としては、圧電式やひずみゲージ式、静電容量式等、周知のどのような方式のセンサを用いてもよい。なお、本実施例においては、この感圧センサ70が、本発明に係る「接触検知部」に相当する。また、第1指リンク部211の先端部に外力(圧力)が作用すると、第1モータ51にかかる負荷が変化する。そこで、この第1モータ51にかかる負荷の変化を電流値の変化として検出する電流計を、感圧センサ70に代えて、本発明に係る「接触検知部」として用いることもできる。
また、上記サーチ動作制御の場合、第1指部21Aの第1指リンク部211Aにおける感圧センサ70が設置された部分が、本発明に係る「所定の部位」に相当する。しかしな
がら、本発明に係る「所定の部位」は必ずしもハンド機構の指部の先端部でなくともよい。例えば、上記サーチ動作制御のように、ハンド機構2の第1指部21Aを対象物10に接触させる所定の指部とする場合に、第1指部21Aにおける第2指リンク部212Aを対象物に接触させてもよい。この場合、第2指リンク部212Aに感圧センサが設置される。そして、第2指リンク部212Aにおける感圧センサが設置された部分が、本発明に係る「所定の部位」に相当する。
1・・・ロボットアーム、2・・・ハンド機構、20・・・ベース部、21・・・指部、22・・・第1関節部、23・・・第2関節部、211・・・第1指リンク部、212・・・第2指リンク部、213・・・基端部、3・・・アーム機構、30a・・・第1関節部、30b・・・第2関節部、30c・・・第3関節部、30d・・・第4関節部、30e・・・第5関節部、30f・・・第6関節部、31・・・第1アームリンク部、32・・・第2アームリンク部、33・・・第3アームリンク部、34・・・第4アームリンク部、35・・・第5アームリンク部、36・・・接続部材、4・・・台座部、42・・・アーム制御装置、420・・・アーム制御部、421・・・モータ状態量取得部、43・・・ハンド制御装置、430・・・対象物情報取得部、431・・・ハンド制御部、432・・・モータ状態量取得部、433・・・センサ情報取得部、51・・・第1モータ、52・・・第2モータ、53・・・第3モータ、70・・・感圧センサ、71・・・信号送信部

Claims (4)

  1. アーム機構と、
    前記アーム機構に取り付けられ、複数の指部によって対象物を把持するハンド機構と、
    前記アーム機構を制御するアーム制御装置と、
    前記ハンド機構を制御するハンド制御装置と、
    前記ハンド機構に設けられ、該ハンド機構の所定の部位が前記対象物に接触したことを検知する接触検知部と、
    前記ハンド機構に設けられる信号送信部であって、前記アーム制御装置と電気的に接続されており、該ハンド機構の前記所定の部位が前記対象物に接触したことが前記接触検知部によって検知された時点で、前記アーム機構の動作を停止させるように指令信号を該アーム制御装置に直接送信する信号送信部と、を備える把持システム。
  2. 前記対象物の位置情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記対象物の位置情報を補正する位置情報補正部と、をさらに備え、
    前記取得部によって取得された前記対象物の位置情報に基づいて決定される該対象物における目標位置に向けて該ハンド機構における前記所定の部位が移動するように、前記アーム制御装置が前記アーム機構を制御するとともに、
    前記ハンド機構の前記所定の部位が前記対象物に接触したことが前記接触検知部によって検知されることで前記信号送信部から前記アーム制御装置に前記指令信号が送信されると、該アーム制御装置が前記アーム機構の動作を停止させ、
    さらに、前記ハンド機構の前記所定の部位が前記対象物に接触したことが前記接触検知部によって検知されときの接触位置に関する接触位置情報に基づいて、前記位置情報補正部が、前記取得部によって取得された前記対象物の前記位置情報を補正する請求項1に記載の把持システム。
  3. 前記位置情報補正部によって補正された前記対象物の前記位置情報に基づいて前記アーム制御装置および前記ハンド制御装置が前記アーム機構および前記ハンド機構を制御することで該ハンド機構によって前記対象物が把持される請求項2に記載の把持システム。
  4. 前記所定の部位が、前記複数の指部のうちの所定の指部における関節部より先端側の部位である請求項1から3のいずれか一項に記載の把持システム。
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