JP2014180298A - 指アシスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の関節を独立して駆動することが可能で、小型で使い易い指アシスト装置を提供する。
【解決手段】複数のユニットを、指の屈曲方向に回転可能に連結して指アシスト装置を形成する。ユニットは、第1部材と第2部材の間に設けた駆動部と、駆動部によって駆動される連結部材とを用いて形成し、連結部材で隣のユニットに連結する。こうすれば、ユニットを薄い形状とすることができるので、複数の関節を独立して駆動することが可能であり、1本ずつの指に対して装着することが可能で、小型で装着し易く、且つ使い易い指アシスト装置を実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、指アシスト装置に関する。
事故や病気などによって指の曲げ伸ばしに支障が生じた人や、握力が低下した人、高齢のために力が弱くなった老人などが手に装着して、指の動作を補助する装置が提案されている(特許文献1、特許文献2)。
特開2002−345861号公報 特開2011−115248号公報
しかし、上記の提案されている何れの技術においても、複数の関節を独立して駆動することができないという課題があった。また、上記の提案されている何れの技術においても、指アシスト装置が大きくなってしまうために、装着して使い難いという課題もあった。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題を解決するためになされたものであり、複数の関節を独立して駆動することが可能であり、尚且つ、小型で使い易い指アシスト装置の提供を目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の指アシスト装置は次の構成を採用した。すなわち、
指に装着されて前記指が屈曲する動きをアシストする指アシスト装置において、
前記指の屈曲方向に回転可能に連結された複数のユニットを有し、
前記ユニットは、
前記指に沿わせて配置される第1部材と、
前記第1部材に対向に配置された第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材との間に配置されて、前記ユニットを前記隣接するユニットに連結する部材であって、前記ユニットと前記隣接するユニットとを前記指が屈曲する方向に回転可能な態様で連結する部材である連結部材と、
前記第1部材と前記第2部材との間に配置されて前記連結部材を回転させる駆動部と
を備えることを特徴とする。
このような本発明の指アシスト装置は、ユニットとユニットとの連結部分に形成される関節を独立して駆動することが可能である。また、振動体および連結部材を、第1部材と第2部材との間に搭載した簡素な構造となっているため、薄い形状に形成することができる。このため、複数の関節を独立して駆動することが可能であり、尚且つ、1本ずつの指に(たとえば指の側面から)装着することが可能な、小型で装着し易く、且つ使い易い指アシスト装置を実現することが可能となる。尚、指の側面とは、指を屈曲させる関節の回転軸の方向から見た指の面を意味している。
また、上述した本発明の指アシスト装置において、駆動部は、圧電材料を含んで形成された振動体としてもよい。振動体としては、屈曲駆動式のピエゾアクチュエータを好適に用いることができる。
こうすれば、振動体を薄型化することによって指アシスト装置を薄型化することが可能となる。また、振動体は連結部材に押し付けた状態で用いられるので、連結部材を回転駆動していない間は、連結部材の回転を防止するブレーキとして機能する。このため、振動体で連結部材を駆動していない場合でも、荷重に負けて指が仰け反ることがない。
また、上述した本発明の指アシスト装置においては、第1部材と第2部材との間に配置されて駆動部によって回転駆動される回転部材と、第1部材と第2部材との間に配置されて回転部材の回転を減速させて連結部材に伝達する減速機構とを備えることとしてもよい。
こうすれば、連結部材を細かく動かすことができるので、連結部材に連結されたユニットに細かい動きをさせることができる。また、駆動部が回転部材を回転させる力を増力して転結部材に伝えることができるので、大きな力を発生させることも可能となる。
また、上述した本発明の指アシスト装置においては、回転部材が回転する回転軸に対して並行な回転軸を有する平歯車を用いて減速機構が形成されていることとしてもよい。
こうすれば、減速機構を薄くすることができるのでユニットも薄くすることができる。その結果、より一層、薄い形状の指アシスト装置を実現することが可能となる。
また、上述した本発明の指アシスト装置において、ユニットは、異なる減速比を有する前記減速機構を備えた複数のユニットの中から選択されることとしてもよい。
こうすれば、必要な駆動力に応じて適切な減速比のユニットを選択することで、適切な指アシスト装置を実現することが可能となる。
また、上述した本発明の指アシスト装置においては、第1部材の連結部材が配置された箇所の指の側に、凹部を形成することとしてもよい。
指アシスト装置を指に側面から装着すると、指アシスト装置の連結部材は、ちょうど指の関節の位置にくる。そして、指の関節の部分は他の部分よりも太くなっていることが多いから、第1部材の連結部材が配置された箇所の指側に凹部を設ければ、指の関節が凹部に収まる形となる。このため、指アシスト装置をより一層快適に指に装着することが可能となる。また、指を曲げて関節部分が膨らんだ場合でも、膨らんだ部分が凹部に収まるので、指を楽に曲げることができる。その結果、使用感に優れた指アシスト装置を実現することが可能となる。
また、上述した第1部材に凹部が設けられた本発明の指アシスト装置においては、指の側から見たときの凹部の面積が、直径5ミリメートルの円よりも大きな面積としてもよい。
こうすれば、指の関節の太くなった部分や、指を曲げたときの関節部分の膨らみを凹部に収めることが可能となる。
また、上述した第1部材に凹部が設けられた本発明の指アシスト装置においては、凹部の深さの平均値が1ミリメートルの凹部としても良い。
こうすれば、指の関節の太くなった部分や、指を曲げたときの関節部分の膨らみを凹部に収めることが可能となる。
また、上述した本発明の指アシスト装置においては、回転部材に対して第1部材とは反対側に設けられた第1平歯車と、連結部材の外周側面に形成されて第1平歯車に嵌合する第2平歯車とによって減速機構を形成しても良い。
こうすれば、第1部材と第2平歯車との間に、回転部材の厚さに相当する隙間ができるので、この隙間を利用して第1部材の指の側に凹部を形成することが可能となる。
また、上述した本発明の指アシスト装置においては、連結部材を、隣接するユニットに対して着脱可能な締結構造によって連結することとしてもよい。
こうすれば、必要に応じて連結するユニットを増減させたり、ユニットを交換することが可能となる。
また、上述した本発明の指アシスト装置において、ユニットは、複数のユニットが連結される方向である長さ方向の長さが異なる複数のユニットの中から選択されて用いられることとしてもよい。
こうすれば、必要に応じて(たとえば指の長さの違いに応じて)ユニットの長さを異ならせることができるので、より適切な指アシスト装置を実現することが可能となる。
また、上述した本発明の指アシスト装置において、ユニットには、連結部材が配置された箇所であって、指が屈曲する側に、隣接するユニットの逃げ部を形成してもよい。
こうすれば、指を屈曲させたときに、隣接するユニット同士が干渉することを回避することが可能となる。
また、上述した本発明の指アシスト装置において、ユニットには、連結部材が配置された箇所であって、指が伸張する側に、隣接するユニットに当接する当接部を形成してもよい。
こうすれば、指を伸張させたときに、隣接するユニットが当接部に当接するため、指が大きく逆反りすることを防止することが可能となる。
また、上述した本発明の指アシスト装置は、指の両側面に配置してもよい。
こうすれば、指の両側からアシストすることができるので、より強い力でアシストすることができる。
また、上述した本発明の指アシスト装置は、取付部材に対して、複数の指アシスト装置を並列に取り付けてもよい。
こうすれば、複数本の指をアシストすることが可能となる。
本実施例の指アシスト装置の全体図である。 指アシスト装置の駆動ユニットの構造を示す説明図である。 圧電モーターの構造を示す斜視図である。 圧電モーターの動作原理を示す説明図である。 指アシスト装置の動作を示す説明図である。 第1変形例の指アシスト装置を示す説明図である。 第2変形例の駆動ユニットを例示した説明図である。 1本の指に対して両側から指アシスト装置を装着した第3変形例を示す説明図である。 複数の指アシスト装置を取付部材に並列に取り付けた第4変形例を例示した説明図である。
図1は、本実施例の指アシスト装置100を人間の手の指(人差し指)に装着した様子を示す説明図である。図1(a)には、指の腹側から見た状態が示されており、図1(b)には指の側面側から見た状態が示されている。尚、本実施例では人間の手の指に装着した場合について説明するが、足の指に装着しても良いし、人間以外の動物の手の指あるいは足の指に装着しても良い。
図示されるように本実施例の指アシスト装置100は、直列に接続された複数(図示した例では2つ)の駆動ユニット110と、先端に接続された指先ユニット120とを備えている。尚、2つの駆動ユニット110は同じものが用いられているが、これらを区別する必要がある場合には、図1に示されるように、それぞれ駆動ユニット110a、110bと称するものとする。また、本実施例の駆動ユニット110は、本発明における「ユニット」に対応する。
図1(a)に示されるように、駆動ユニット110は、指の側に設けられた第1部材111と、その第1部材111を挟んで指と反対側に設けられた第2部材112と、第1部材111と第2部材112との間に設けられた円板形状のローター113と、ローター113を回転させる圧電モーター200と、ローター113と共に回転する第1平歯車114と、第1平歯車114と嵌合する第2平歯車115と、第1平歯車114を隣接する駆動ユニット110の第2部材112に連結させる連結ネジ116とを備えている。従って、それぞれの駆動ユニット110は、連結ネジ116を締結したりゆるめたりすることによって自由に着脱することが可能である。また、圧電モーター200は、駆動信号を供給することによって圧電モーター200の駆動を制御する駆動制御部250に接続されている。尚、本実施例の圧電モーター200は、本発明における「駆動部」あるいは「振動体」に対応し、本実施例の第2平歯車115は、本発明における「連結部材」に対応する。更に、本実施例の第1平歯車114および第2平歯車115が、本発明における「減速機構」に対応する。
また、駆動ユニット110aの第1部材111や、駆動ユニット110bの第1部材111、指先ユニット120には、指の腹側と背側とから緩く指を挟むような取付部102,104,106が、取り付けられている。図1(c)には、指先ユニット120をA−Aの位置で切断した断面図が示されている。このため、図1に示すように、取付部102,104,106で指の側面側から、それぞれの指に本実施例の指アシスト装置100を取り付けることができる。
図2は、駆動ユニット110の詳細な構造を示す説明図である。尚、図2では、取付部102,104については図示を省略している。図2(a)は、指に装着される側と反対側(第2部材112の側)から見た駆動ユニット110の正面図であり、図2(b)は、駆動ユニット110の中央位置での断面図であり、図2(c)は、指に装着される側(第1部材111の側)から見た駆動ユニット110の背面図である。
第1部材111には、円柱形状のボス111bが2箇所に突設されており、圧電モーター200はボス111bの頂面にネジ止めされている。圧電モーター200の構造については後述する。また、第1部材111と第2部材112との間には、円板形状のローター113が回転可能に取り付けられており、このローター113と同軸に第1平歯車114が取り付けられて、ローター113と共に一体に回転する。更に、第1平歯車114には第2平歯車115が嵌合している。従って、圧電モーター200を用いてローター113を回転させると、ローター113と共に第1平歯車114が回転し、第2平歯車115が回転する。また、第2平歯車115は第1平歯車114に対して歯数が多くなっている。このため、第1平歯車114の回転は減速されて(従って、増力されて)第2平歯車115に伝達される。
更に、図2(b)に示されるように、第1平歯車114は、ローター113に対して第2部材112側(指から遠い側)に設けられており、この第1平歯車114に対して第2平歯車115が嵌合している。従って、第1平歯車114と同じ高さには第2平歯車115が設けられているが、ローター113と同じ高さには第2平歯車115は存在していない。そこで、この隙間を埋めるように第1部材111が曲げ加工されて、その結果、この部分の裏面側(第1部材111の指の側)の表面には凹部118が形成されている(図2(b),(c)参照)。この凹部118は、平均的な深さが、1ミリメートル以上(好ましくは1.5ミリメートル以上)であり、凹部118の面積が、直径5ミリメートルの円と同等以上(好ましくは直径10ミリメートルの円と同等以上)となっている。経験上、凹部118のサイズをこの程度にしておけば、一般な成人にとって十分であることが分かっている。
図3は、圧電モーター200の構造を示した斜視図である。図示されるように圧電モーター200は、圧電材料を含んで板状に形成された2枚の圧電素子(表圧電素子220,裏圧電素子221)の間に、金属平板で形成されたシム板210を挟んで貼り合わせた積層構造となっている。以下では、圧電モーター200の長手方向をX方向と称する。また、図中に示すように、X方向と直交する圧電モーター200の短手方向をY方向と称し、X方向およびY方向と直交する圧電モーター200の厚さ方向をZ方向と称するものとする。
表圧電素子220のシム板210と接する面とは反対側の面(上面)には、表圧電素子220に電圧を印加するための表電極222が設けられており、図3に示されているように、表圧電素子220の上面を格子状に4分割するように4つの矩形形状の表電極222が設けられている。また、図示は省略するが、裏圧電素子221のシム板210と接する面とは反対側の面(下面)にも同様に、その下面を格子状に4分割するように4つの矩形形状の裏電極223が設けられている。また、金属製のシム板210は、圧電素子(表圧電素子220,裏圧電素子221)を補強するだけでなく、表圧電素子220および裏圧電素子221に電圧を印加するための共通電極としての役割を有しており、グランドに接地されている。
圧電モーター200の長手方向(X方向)の端部には、凸部212が設けられている。また、圧電モーター200の短手方向(Y方向)に向いた両側面には、圧電モーター200を凸部212が設けられた側に向けて付勢した状態で支持するための一対の支持部214が設けられている。これら凸部212および支持部214はシム板210と一体に形成されている。
図4は、圧電モーター200の動作原理を示す説明図である。圧電モーター200は、圧電モーター200の表電極222および裏電極223に一定周期で電圧を印加したときに、圧電モーター200の凸部212が楕円運動することによって動作する。圧電モーター200の凸部212が楕円運動するのは次の理由による。尚、表圧電素子220に設けられた表電極222と、裏圧電素子221に設けられた裏電極223とはX−Y平面に関して面対称であって基本的には同じであるため、ここでは、表電極222を例に説明する。
先ず、周知のように圧電材料を含む圧電素子(表圧電素子220,裏圧電素子221)は、正電圧を印加すると伸張する性質を有している。従って、図4(a)に示すように、4つの表電極222の全てに正電圧を印加した後、印加電圧を解除することを特定の周波数で繰り返すと、圧電モーター200(表圧電素子220)は、長手方向(X方向)に伸縮する一種の共振現象を発生させることができる。尚、圧電モーター200が長手方向(X方向)に伸縮を繰り返す動作を「伸縮振動」と呼び、圧電モーター200が伸縮する方向(図中の±X方向)を「伸縮方向」と呼ぶ。
また、図4(b)あるいは図4(c)に示すように、互いに対角線の位置にある2つの表電極222を組(表電極222aおよび表電極222dの組、あるいは表電極222bおよび表電極222cの組)として、特定の周波数の電圧を印加すると、圧電モーター200(表圧電素子220)は、長手方向(X方向)の先端部(凸部212が設けられた部分)が、図面上で左右方向(Y方向)に首を振るような一種の共振現象を発生させることができる。例えば、図4(b)に示したように、表電極222aおよび表電極222dの組に一定周期で正電圧を印加すると、圧電モーター200は、長手方向の先端部が右方向に移動する動作を繰り返す。また、図4(c)に示したように、表電極222bおよび表電極222cの組に一定周期で正電圧を印加すると、圧電モーター200は、長手方向の先端部が左方向に移動する動作を繰り返す。このような圧電モーター200の動作を「屈曲振動」と呼ぶ。以下では、圧電モーター200が屈曲振動する方向(図中の±Y方向)を「屈曲方向」と呼ぶ。
そして、表圧電素子220の物性や、表圧電素子220の寸法(幅W、長さL、厚さT)を適切に選んでやれば、「屈曲振動」で共振させることによって同時に「伸縮振動」の共振も誘起することができる。その結果、図4(b)に示す態様で表電極222aおよび表電極222dの組に電圧を印加した場合には、圧電モーター200の先端部(凸部212が設けられた部分)が図面上で時計回りに楕円を描くような動作(楕円運動)を行う。また、図4(c)に示す態様で表電極222bおよび表電極222cの組に電圧を印加した場合には、圧電モーター200の先端部が図面上で反時計回りの楕円運動を行う。裏圧電素子221についても、表圧電素子220と全く同様なことが成り立つ。
圧電モーター200は、このような楕円運動を利用して被駆動体を駆動する。すなわち、圧電モーター200の凸部212を被駆動体に押しつけた状態で楕円運動を発生させる。すると、凸部212は、圧電モーター200が伸張する際には被駆動体に押し付けられた状態で左から右に向かって(あるいは右から左に向かって)移動し、圧電モーター200が収縮する際には被駆動体から離れた状態で元の位置まで復帰する動作を繰り返す。この結果、被駆動体は、凸部212から受ける摩擦力によって一方向に駆動される。
本実施例の駆動ユニット110に搭載された圧電モーター200は、ローター113に凸部212を押し付けた状態で設置されている(図2参照)。このため、圧電モーター200を駆動すると、ローター113およびローター113が回転し、その回転が第2平歯車115に伝わる。そして、図1に示したように、第2平歯車115には隣の駆動ユニット110(あるいは指先ユニット120)が接続されている。このため、圧電モーター200を駆動することによって、駆動ユニット110aと駆動ユニット110b、あるいは駆動ユニット110bと指先ユニット120とを屈曲させたり、伸張させたりすることが可能となる。
図5は、本実施例の指アシスト装置100の動作を示す説明図である。例えば、図5(a)に示されるように、駆動ユニット110aのローター113が紙面上で時計方向に回転するように、駆動ユニット110aの圧電モーター200を駆動すると、駆動ユニット110aに対して屈曲するように駆動ユニット110bが移動する。同様に、駆動ユニット110bのローター113が紙面上で時計方向に回転するように、駆動ユニット110bの圧電モーター200を駆動すると、駆動ユニット110bに対して屈曲するように指先ユニット120が移動する。その結果、図5(a)中に白抜きの矢印で示したように、指アシスト装置100が屈曲する。
また、図5(b)に示したように、駆動ユニット110aおよび駆動ユニット110bの圧電モーター200を逆方向に駆動して、ローター113を紙面上で反時計回りに回転させれば、図中に白抜きの矢印で示したように、屈曲した指アシスト装置100を伸張させることができる。尚、前述の実施例では、指の根元側に配したユニットに圧電モーターを設け、指先側のユニットを移動させる場合について述べたが、指先側に配したユニットに圧電モーターを設け、根元側のユニットに対し自らが移動するように構成しても良い。
以上に説明したように、本実施例の指アシスト装置100は、指に装着して圧電モーター200を駆動することにより、指が屈伸する動作を補助することができる。また、第1部材111と第2部材112との間には、圧電モーター200とローター113と第1平歯車114と第2平歯車115とを設ければよいので、本実施例の指アシスト装置100は薄い形状とすることができる。特に、図3に示したように圧電モーター200は薄い平板形状であり、また、圧電モーター200で駆動されるローター113も薄い円板形状であり、ローター113の回転を減速する第1平歯車114および第2平歯車115も薄い形状なので、指アシスト装置100を薄い形状とすることができる。このため、小型で指に装着し易く、且つ、使い易い指アシスト装置100を実現することができる。
また、本実施例の指アシスト装置100は、薄い形状とすることができるので、1本ずつの指に取り付けることができる。このため、1本ずつの指の屈伸動作を独立して補助することができるので、様々な補助動作を柔軟に実行することが可能となる。
また、第1平歯車114と第2平歯車115とを組み合わせることで、第1平歯車114の回転を減速して第2平歯車115に伝えることができる。このため、強い力を出すことが可能でありながら、指アシスト装置100を薄い形状に保っておくことができる。
加えて、本実施例の指アシスト装置100は、第1部材111の指に面する側の表面に、凹部118が形成されている。このため、指の関節部分が太くなっている場合でも、太くなった部分が凹部118に収まるので、指が指アシスト装置100に干渉することがない。加えて、指を曲げたことによって関節部分が太くなった場合でも、太くなった部分が凹部118に収まるので、指が指アシスト装置100に干渉することがない。このため、指アシスト装置100を指に装着したときの違和感を抑制することが可能となる。
上述した本実施例の指アシスト装置100には幾つかの変形例が存在している。以下では、これら変形例について、本実施例との相違点を中心として簡単に説明する。尚、以下の変形例では、本実施例との共通部分については同じ番号を符番することによって詳細な説明は省略する。
図6は、第1変形例の指アシスト装置100を示す説明図である。図示されるように第1変形例の駆動ユニット110および指先ユニット120には、内側(指を屈曲させる側)の部分であって、隣接する駆動ユニット110あるいは指先ユニット120と対向する部分に、逃げ部132が形成されている。このため、指を屈曲させたときに、隣接する駆動ユニット110あるいは指先ユニット120が干渉して屈曲範囲が制限されてしまうことを回避することができる。
また、図6に示されるように、第1変形例の第1変形例の駆動ユニット110および指先ユニット120には、外側(指を伸張させる側)の部分であって、隣接する駆動ユニット110あるいは指先ユニット120と対向する部分に、当接部130が形成されている。このため、指を伸張させたときに、隣接する駆動ユニット110あるいは指先ユニット120が当接部130で当接するので、指が大きく逆反り状態になることを回避することができる。
また、図1を用いて前述したように本実施例の指アシスト装置100は、連結ネジ116で駆動ユニット110や指先ユニット120が連結されており、連結ネジ116を外すことによって駆動ユニット110や指先ユニット120を交換することができる。そこで、駆動ユニット110に内蔵された減速機構(第1平歯車114および第2平歯車115)の減速比を異ならせた駆動ユニット110や、長さを異ならせた駆動ユニット110を複数種類用意しておき、これらの駆動ユニット110の中から適切なものを選択して使用することとしても良い。
図7は、第2変形例の駆動ユニット110を例示した説明図である。図7(a)には、本実施例の駆動ユニット110に対して、減速機構(第1平歯車114および第2平歯車115)の減速比が異なる駆動ユニット110が例示されている。また、図7(b)には、駆動ユニット110の長さ(駆動ユニット110の連結方向への長さ)が異なる駆動ユニット110が例示されている。図7(b)に示した駆動ユニット110では、図中に破線で示した本実施例の駆動ユニット110に対して、連結方向への長さがL1からL2に延長されている。こうすれば、必要に応じて減速比の異なる駆動ユニット110を組み合わせたり、連結方向への長さが異なる駆動ユニット110を組み合わせたりすることによって、より適切な指アシスト装置100を実現することが可能となる。
また、上述した実施例では、1本の指に対して1つの指アシスト装置100を装着するものとして説明した。しかし、1本の指に対して両側から1つずつ、合計で2つの指アシスト装置100を装着するようにしても良い。
図8は、1本の指に対して両側から指アシスト装置100を装着した第3変形例を示す説明図である。こうすれば、より強い力で指の屈曲動作をアシストすることができる。また、指の両側からアシストすることができるので、特に強い力でアシストする場合であっても安定してアシストすることが可能となる。尚、装着する指は何れの指であっても構わない。また、同時に複数本の指に対して両側から指アシスト装置100を装着することもできる。
図9は、複数の指アシスト装置100を並列に取付部材300に取り付けた第4変形例を例示した説明図である。第4変形例では、それぞれの指アシスト装置100は取付部302を介して、並列に取付部材300に取り付けられている。このような第4変形例では、取付部材300を掌あるいは手の甲に装着することで、指に対して指アシスト装置100を適切な位置に装着することができる。このため、指の屈曲動作を適切にアシストすることが可能となる。
尚、図9(a)に示した例では取付部材300に対して4つの指アシスト装置100が取り付けられているので、人差し指、中指、薬指、小指の4つの指の屈曲動作をアシストすることができる。もちろん、取付部材300にもう1つの指アシスト装置100を取り付けて、親指の屈曲動作をアシスト可能としても良い。また、図9(b)に例示したように、アシストの必要な指にだけ、取付部材300に指アシスト装置100を取り付けるようにしても良い。
以上、本実施例および変形例の指アシスト装置100について説明したが、本発明は上記の実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
100…指アシスト装置、 102…取付部、 110…駆動ユニット、
111…第1部材、 111b…ボス、 112…第2部材、
113…ローター、 114…第1平歯車、 115…第2平歯車、
116…連結ネジ、 118…凹部、 120…指先ユニット、
130…当接部、 132…逃げ部、 200…圧電モーター、
210…シム板、 212…凸部、 214…支持部、
220…表圧電素子、 221…裏圧電素子、 222…表電極、
223…裏電極、 250…駆動制御部、 300…取付部材、
302…取付部。

Claims (15)

  1. 指に装着されて前記指が屈曲する動きをアシストする指アシスト装置において、
    前記指の屈曲方向に回転可能に連結された複数のユニットを有し、
    前記ユニットは、
    前記指に沿わせて配置される第1部材と、
    前記第1部材に対向に配置された第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材との間に配置されて、前記ユニットを前記隣接するユニットに連結する部材であって、前記ユニットと前記隣接するユニットとを前記指が屈曲する方向に回転可能な態様で連結する部材である連結部材と、
    前記第1部材と前記第2部材との間に配置されて前記連結部材を回転させる駆動部と
    を備えることを特徴とする指アシスト装置。
  2. 請求項1に記載の指アシスト装置において、
    前記駆動部は、圧電材料を含んで形成された振動体であることを特徴とする指アシスト装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の指アシスト装置において、
    前記第1部材と前記第2部材との間に配置されて前記駆動部によって回転駆動される回転部材と、
    前記第1部材と前記第2部材との間に配置されて前記回転部材の回転を減速させて前記連結部材に伝達する減速機構と
    を備えることを特徴とする指アシスト装置。
  4. 請求項3に記載の指アシスト装置において、
    前記減速機構は、前記回転部材が回転する回転軸に対して並行な回転軸を有する平歯車であることを特徴とする指アシスト装置。
  5. 請求項4に記載の指アシスト装置において、
    前記ユニットは、異なる減速比を有する前記減速機構を備えた複数の前記ユニットの中から選択されていることを特徴とする指アシスト装置。
  6. 請求項1ない請求項5の何れか一項に記載の指アシスト装置において、
    前記第1部材の前記連結部材が配置された箇所の前記指の側には、凹部が形成されていることを特徴とする指アシスト装置。
  7. 請求項6に記載の指アシスト装置において、
    前記凹部は、前記指の側から見たときの面積が、直径5ミリメートルの円よりも大きな凹部であることを特徴とする指アシスト装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の指アシスト装置において、
    前記凹部は、深さの平均値が1ミリメートル以上の凹部であることを特徴とする指アシスト装置。
  9. 請求項6ないし請求項8の何れか一項に記載の指アシスト装置において、
    前記減速機構は、
    前記回転部材に対して前記第1部材とは反対側に設けられた第1平歯車と、
    前記連結部材の外周側面に形成されて前記第1平歯車に嵌合する第2平歯車と
    を備えることを特徴とする指アシスト装置。
  10. 請求項1ないし請求項9の何れか一項に記載の指アシスト装置であって、
    前記連結部材は、前記隣接するユニットに対して、前記隣接するユニットを着脱可能な締結構造によって連結されていることを特徴とする指アシスト装置。
  11. 請求項1ないし請求項10の何れか一項に記載の指アシスト装置であって、
    前記ユニットは、複数の前記ユニットが連結される方向である長さ方向の長さが異なる複数の前記ユニットの中から選択されていることを特徴とする指アシスト装置。
  12. 請求項1ないし請求項11の何れか一項に記載の指アシスト装置であって、
    前記ユニットは、前記連結部材が配置された箇所であって、前記指が屈曲する側に、前記隣接するユニットの逃げ部が形成されていることを特徴とする指アシスト装置。
  13. 請求項1ないし請求項12の何れか一項に記載の指アシスト装置であって、
    前記ユニットは、前記連結部材が配置された箇所であって、前記指が伸張する側に、前記隣接するユニットに当接する当接部が形成されていることを特徴とする指アシスト装置。
  14. 請求項1ないし請求項13の何れか一項に記載の指アシスト装置であって、
    前記指の両側面に配置されることを特徴とする指アシスト装置。
  15. 請求項1ないし請求項14の何れか一項に記載の指アシスト装置であって、
    複数の前記指アシスト装置が並列に取り付けられた取付部材を備えることを特徴とする指アシスト装置。
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