JP6388011B2 - ロボットハンド、およびロボット - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットハンド、およびロボットに関する。
指を用いて対象物を把持することが可能なロボットハンドが知られている。このロボットハンドでは、関節の部分で指を屈曲させることによって対象物を把持している。尚、ここでいう「屈曲方向」とは、人が対象物を把持する際に指を屈曲させる方向である。ロボットハンドで、様々な対象物を把持可能とするためには、関節の部分で屈曲方向に指を動かすだけでなく、屈曲方向とは異なる方向にも指を動かせるような関節としておくことが望ましい。
そこで、指を屈曲方向に動かす第2関節軸と、屈曲方向とは異なる方向に、第2関節軸ごと指を回転させる第1関節軸とを組み合わせて関節を形成する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2004−009281号公報
しかし、提案されている技術では、装置本体側に固定された第1関節軸に主関節部が外嵌され、主関節部の外周部には円弧形状の第2関節可動部が回動自在に軸支されている。そして、第1モータを用いて主関節部を第1関節軸回りに旋回動作させ、リニアステップモータを用いて第2関節可動部を回動させている。このため、関節部分の構造が複雑となり、ロボットハンドが大型化してしまうという問題があった。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題を解決するためになされたものであり、関節の部分で複数の方向に指を動かすことが可能でありながら、構造が簡単であり、小型なロボットハンドを実現することが可能な技術の提供を目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明のロボットハンドは次の構成を採用した。すなわち、
第1部材と、
長手形状の第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材とを連結する部材であって、前記第1部材に対しては、前記第2部材の長手方向に対して交差する方向の第1軸回りに回転可能に取り付けられ、前記第2部材に対しては、前記長手方向および前記第1軸の方向の何れにも交差する方向の第2軸回りに回転可能に取り付けられた連結部材と、
第1部材に設けられて、前記連結部材を前記第1回転軸回りに回転駆動する第1駆動部と、
第2部材に設けられて、前記連結部材を前記第2回転軸回りに回転駆動する第2駆動部と、
を備えることを特徴とする。
このような本発明のロボットハンドにおいては、長手方向の形状を有する第2部材が、連結部材を介して第1部材に取り付けられている。また、連結部材は、第1部材に対しては、第2部材の長手方向に対して交差する方向の第1軸回りに回転可能に取り付けられており、第1部材に設けられた第1駆動部を用いて、連結部材を第1軸回りに回転駆動させることが可能となっている。更に、連結部材は、第2部材に対しては、長手方向および第1軸の方向の何れにも交差する方向の第2軸回りに回転可能に取り付けられており、第2部材に設けられた第2駆動部を用いて、連結部材を第2軸回りに回転駆動させることが可能となっている。このため、第1部材と第2部材とを、第1軸回りの方向だけでなく第2軸回りの方向にも回転させることが可能でありながら、構造が簡単であり、小型なロボットハンドを実現することが可能となる。
また、上述した本発明のロボットハンドにおいては、第2部材の長手方向と、第1軸と、第2軸とが互いに直交するようにしてもよい。
こうすれば、第1軸回りに回転させたときの第2部材の移動方向と、第2軸回りに回転させたときの第2部材の移動方向とが互いに独立な関係となり、第1軸回りの回転に伴う移動方向に、第2軸回りの回転に伴う移動方向の成分が含まれることがない。このため、連結部材を第1軸回りに回転させる第1駆動部、および連結部材を第2軸回りに回転させる第2駆動部の制御を簡単にすることができる。
また、上述した本発明のロボットハンドにおいては、第1軸または第2軸の一方は、第2部材を長手方向に直交する平面で取った断面の重心からオフセットした位置に設けることとしても良い。
第2部材を長手方向に直交する平面で取った断面の重心に対して、第1軸および第2軸がオフセットしていない場合は、第2部材の断面は、第1軸および第2軸の何れについても偏りの無い形状となる。このため、何れの軸についても、回転方向によらず第2部材の可動範囲はほぼ同じとなる。これに対して、第1軸または第2軸の一方を第2部材の断面の重心からオフセットさせれば、オフセットさせた軸に対して一方に偏った断面形状となる。このため、オフセットさせた軸についてはオフセットさせた方向への第2部材の可動範囲を拡大させることが可能となる。
また、上述した本発明のロボットハンドにおいて、第1部材も、長手方向を有する形状の部材としてもよい。
こうすれば、ロボットハンドの指部を屈曲させるための関節で、屈曲以外の方向にも曲げることが可能なロボットハンドを実現することが可能となる。
また、上述した本発明のロボットハンドにおいては、第1駆動部および第2駆動部は、圧電材料を含んで形成された振動体としてもよい。
こうすれば、第1駆動部および第2駆動部を小型に形成することができるので、ロボットハンドを小型化することができる。また、振動体を振動させて駆動する方式を採用した場合、第1駆動部を振動させていない間は連結部材が第1軸回りに回転することがなく、第2駆動部を振動させていない間は連結部材が第2軸回りに回転することがない。このため、同じ姿勢を維持するための電力が不要となり、省電力化を実現できる。
また、上述した本発明のロボットハンドにおいては、第1駆動部の回転を減速して連結部材に伝える第1減速機構を備えることとしてもよい。
こうすれば、第1駆動部が発生した駆動力を増大させて連結部材に伝えることができる。また、第1駆動部の動きが減速して連結部材に伝わるので、連結部材の細かな動きを制御することも可能となる。
また、上述した本発明のロボットハンドにおいては、第2駆動部の回転を減速して連結部材に伝える第2減速機構を備えることとしてもよい。
こうすれば、第2駆動部が発生した駆動力を増大させて連結部材に伝えることができる。また、第2駆動部の動きが減速して連結部材に伝わるので、連結部材の細かな動きを制御することも可能となる。
また、本発明のロボットハンドは次のような態様で把握することも可能である。すなわち、
第1部材と、
長手形状の第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材とを連結する連結部材と、
前記第1部材と前記連結部材とを連結し、前記第2部材の長手方向に対して交差する方向に設けられた第1軸と、
前記第2部材と前記連結部材とを連結し、前記長手方向および前記第1軸の方向の何れにも交差する方向に設けられた第2軸と、
第1部材に設けられて、前記連結部材を前記第1回転軸回りに回転駆動する第1駆動部と、
第2部材に設けられて、前記連結部材を前記第2回転軸回りに回転駆動する第2駆動部と、
を備えることを特徴とするロボットハンドという態様で把握することも可能である。
あるいは、本発明のロボットハンドは、
第1部材と、
長手形状の第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材とを連結する連結部材と、
前記第1部材に設けられて、屈曲方向および伸縮方向の振動を行う第1振動体と、
前記第1部材と前記連結部材とを連結し、前記第1振動体の前記伸縮方向に対して交差する方向に設けられた第1軸と、
前記第2部材と前記連結部材とを連結し、前記長手方向および前記第1振動体の前記伸縮方向の何れにも交差する方向に設けられた第2軸と、
前記第2部材に設けられて、屈曲方向および伸縮方向の振動を行い、且つ前記屈曲方向および前記伸縮方向が前記第2軸に交差する方向に設けられた第2振動体と、
を備え、
前記第1振動体は前記連結部材を前記第1回転軸回りに回転駆動させ、
前記第2振動体は前記連結部材を前記第2回転軸回りに回転駆動する
ことを特徴とするロボットハンドという態様で把握することも可能である。
これらの態様で把握された本発明のロボットハンドも、第1部材と第2部材とを、第1軸回りの方向だけでなく第2軸回りの方向にも回転させることが可能となる。それでいながら、構造が簡単で且つ小型なロボットハンドを実現することが可能となる。
また、上述した本発明のロボットハンドは、第1部材と第2部材とを第1軸回りの方向および第2軸回りの方向に回転させることが可能でありながら、小型に形成することができる。このため本発明のロボットハンドを、ロボットに搭載することによって高性能のロボットを実現することが可能となる。
本実施例のロボットハンドの外観形状を示した説明図である。 本実施例のロボットハンドの指部の構造を示した説明図である。 指部を駆動する圧電モーターの構造を示した斜視図である。 圧電モーターの動作原理を示す説明図である。 本実施例のロボットハンドが指部を屈曲および伸張させる動作を示した説明図である。 本実施例のロボットハンドが指部を左右に傾ける動作を示した説明図である。 第1変形例のロボットハンドの関節部の構造を示した説明図である。 第2変形例のロボットハンドの指部の構造を示した説明図である。 第3変形例のロボットハンドの指部の構造を示した説明図である。 第4変形例のロボットハンドの指部の構造を示した説明図である。 実施例や変形例のロボットハンドをアームの先端に搭載したロボットを例示した説明図である。
図1は、本実施例のロボットハンド10の外観形状を示した説明図である。図示されるように本実施例のロボットハンド10は、掌部150に5本の指部100を設けた構造となっている。また、それぞれの指部100は、略円柱形状の指先部材120と、略円柱形状の中間部材110と、中間部材110を掌部150に連結する連結部材130とを備えている。詳細には後述するが、指先部材120の一端は中間部材110の一端に対して屈曲方向に回転可能に軸支されており、指先部材120と中間部材110との間に関節構造が形成されている。また、中間部材110の他端は、別の中間部材110の一端に対して屈曲方向に回転可能に軸支されており、中間部材110と中間部材110との間にも関節構造が形成されている。更に、中間部材110と掌部150とは、連結部材130を介して連結されることによって、2つの方向に回転可能な関節構造が形成されている。
尚、指部100に設けられた2つの中間部材110を区別する必要がある場合には、指先部材120との間で関節構造を形成する中間部材110を先端側中間部材110aと称し、先端側中間部材110aとの間で関節構造を形成する中間部材110を根元側中間部材110bと称することがあるものとする。また、4つの指部100が並んだ方向(図1の紙面上では左右方向)を「側面方向」と称し、図1で表示されている側を「腹側」と称し、図1で表示されていない側を「背側」と称することがあるものとする。更に、「腹側」と「背側」とを結ぶ方向(図1の紙面上では紙面に直角方向)を「表裏方向」と称することがあるものとする。尚、本実施例では掌部150が本発明における「第1部材」に対応し、根元側中間部材110bが本発明における「第2部材」に対応する。
図2は、本実施例のロボットハンド10に搭載された指部100の構造を示す説明図である。尚、図2では、人差し指を用いて説明するが、他の4本の指についても同様である。図2(a)には、指部100を腹側から見た状態が示されており、図2(b)には指部100を側面方向から見た状態が示されている。
始めに、指先部材120と先端側中間部材110aとの間に形成された関節構造について説明する。図示されるように、先端側中間部材110aの端面のほぼ中央には、半円の円板形状の被駆動部112が、指先部材120に向かって突設されており、被駆動部112の円板形状の中心位置には関節軸116が挿通されている。また、指先部材120からは、被駆動部112の両側に向けて軸支部114が突設されており、被駆動部112に挿通された関節軸116の両端が軸支部114によって軸支されている。このため、指先部材120と先端側中間部材110aとは、関節軸116回り(屈曲方向)に回転可能に接続されている。更に、指先部材120の内部には、後述する圧電モーター200が収納されている。後述するように、圧電モーター200には凸部212(図3参照)が設けられており、この凸部212が被駆動部112に押し付けられた状態となっている。
先端側中間部材110aと根元側中間部材110bとの間に形成された関節構造も、上述した関節構造と同様である。すなわち、根元側中間部材110bの端面には被駆動部112が突設されており、被駆動部112には関節軸116が挿通されている。また、先端側中間部材110aからは軸支部114が突設されており、被駆動部112に挿通された関節軸116の両端を軸支部114によって軸支している。このため、先端側中間部材110aと根元側中間部材110bとは、関節軸116回り(屈曲方向)に回転可能に接続されている。更に、先端側中間部材110aの内部には圧電モーター200が収納されており、圧電モーター200の凸部212(図3参照)が被駆動部112に押し付けられている。
連結部材130は、半円の円板形状に形成された第1被駆動部132と、半円の円板形状に形成された第2被駆動部134とを組み合わせた形状に形成されている。また、第1被駆動部132と第2被駆動部134とは、円弧形状の部分を逆方向に向けた状態(従って、半円の直径側の部分を背中合わせにした状態)で、第1被駆動部132と第2被駆動部134とを90度ひねったような位置関係となっている。
第2被駆動部134の直径方向の両側には第2軸136が突設されており、それぞれの第2軸136は、根元側中間部材110bの端面から突設された2つの軸支部114によって軸支されている。このため、連結部材130と根元側中間部材110bとは、第2軸136回り(屈曲方向)に回転可能となっている。同様に、第1被駆動部132の直径方向の両側にも第1軸138が突設されており、それぞれの第1軸138は、掌部150から突設された2つの軸支部152によって軸支されている。このため、連結部材130と掌部150とは、第1軸138回りに回転可能となっている。更に、根元側中間部材110bの内部および掌部150の内部には圧電モーター200がそれぞれ収納されている。このうち、根元側中間部材110bに収納された圧電モーター200の凸部212(図3参照)は第1被駆動部132に押し付けられており、掌部150に収納された圧電モーター200の凸部212は第2被駆動部134に押し付けられている。
尚、本実施例では、掌部150に収納された圧電モーター200が、本発明における「第1駆動部」、「振動体」、および「第1振動体」に対応し、根元側中間部材110bに収納された圧電モーター200が、本発明における「第2駆動部」、「振動体」、および「第2振動体」に対応する。また、第1被駆動部132と第2被駆動部134とを90度ひねったような位置関係となっているから、第1被駆動部132の直径方向の両側に突設された第1軸138と、第2被駆動部134の長兄方向の両側に突設された第2軸136とは互いに直交する。更に、第1軸138および第2軸136は、略円柱形状に形成された根元側中間部材110bの中心軸Lとも直交している。
図3は、指先部材120や、中間部材110、掌部150に収納された圧電モーター200の構造を示した斜視図である。図示されるように圧電モーター200は、立方体形状をしており、圧電材料を含んで板状の形成された2枚の圧電素子(表圧電素子220,裏圧電素子221)の間に、金属平板で形成されたシム板210を挟んで貼り合わせた積層構造となっている。尚、以下では、圧電モーター200の長手方向をX方向と称する。また、図中に示すように、X方向と直交する圧電モーター200の短手方向をY方向と称し、X方向およびY方向と直交する圧電モーター200の厚さ方向をZ方向と称するものとする。
表圧電素子220のシム板210と接する面とは反対側の面(上面)には、表圧電素子220に電圧を印加するための表電極222が設けられており、図3に示されているように、表圧電素子220の上面を格子状に4分割するように4つの矩形形状の表電極222が設けられている。また、図示は省略するが、裏圧電素子221のシム板210と接する面とは反対側の面(下面)にも同様に、その下面を格子状に4分割するように4つの矩形形状の裏電極223が設けられている。また、金属製のシム板210は、圧電素子(表圧電素子220,裏圧電素子221)を補強するだけでなく、表圧電素子220および裏圧電素子221に電圧を印加するための共通電極としての役割を有しており、グランドに接地されている。
圧電モーター200の長手方向(X方向)の端部には、凸部212が設けられている。また、圧電モーター200の短手方向(Y方向)に向いた両側面には、圧電モーター200を凸部212が設けられた側に向けて付勢した状態で支持するための一対の支持部214が設けられている。これら凸部212および支持部214はシム板210と一体に形成されている。
図4は、圧電モーター200の動作原理を示す説明図である。圧電モーター200は、圧電モーター200の表電極222および裏電極223に一定周期で電圧を印加したときに、圧電モーター200の凸部212が楕円運動することによって動作する。圧電モーター200の凸部212が楕円運動するのは次の理由による。尚、表圧電素子220に設けられた表電極222と、裏圧電素子221に設けられた裏電極223とはX−Y平面に関して面対称であって基本的には同じであるため、ここでは、表電極222を例に説明する。
先ず、周知のように圧電材料を含む圧電素子(表圧電素子220,裏圧電素子221)は、正電圧を印加すると伸張する性質を有している。従って、図4(a)に示すように、4つの表電極222の全てに正電圧を印加した後、印加電圧を解除することを繰り返すと、圧電モーター200(表圧電素子220)は、長手方向(X方向)に伸縮する動作を繰り返す。このように圧電モーター200が長手方向(X方向)に伸縮を繰り返す動作を「伸縮振動」と呼ぶ。以下では、圧電モーター200が伸縮する方向(図中の±X方向)を「伸縮方向」と呼ぶ。また、正電圧を印加する周波数を変化させていくと、ある特定の周波数となったときに伸縮量が急に大きくなって、一種の共振現象が発生する。伸縮振動で共振が発生する周波数(共振周波数)は、表圧電素子220の物性と、表圧電素子220の寸法(幅W、長さL、厚さT)とによって決定される。
また、図4(b)あるいは図4(c)に示すように、互いに対角線の位置にある2つの表電極222を組(表電極222aおよび表電極222dの組、あるいは表電極222bおよび表電極222cの組)として、一定周期で正電圧を印加する。すると、圧電モーター200(表圧電素子220)は、長手方向(X方向)の先端部(凸部212が設けられた部分)が、図面上で左右方向(Y方向)に首を振るような動作を繰り返す。例えば、図4(b)に示したように、表電極222aおよび表電極222dの組に一定周期で正電圧を印加すると、圧電モーター200は、長手方向の先端部が右方向に移動する動作を繰り返す。また、図4(c)に示したように、表電極222bおよび表電極222cの組に一定周期で正電圧を印加すると、圧電モーター200は、長手方向の先端部が左方向に移動する動作を繰り返す。このような圧電モーター200の動作を「屈曲振動」と呼ぶ。以下では、圧電モーター200が屈曲振動する方向(図中の±Y方向)を「屈曲方向」と呼ぶ。こうした屈曲振動についても、表圧電素子220の物性と、表圧電素子220の寸法(幅W、長さL、厚さT)とによって決まる共振周波数が存在する。従って、互いに対角線の位置にある2つの表電極222に対して、その共振周波数で正電圧を印加すると、圧電モーター200は右方向あるいは左方向(Y方向)に大きく首を振って振動する。
ここで、図4(a)に示した伸縮振動の共振周波数も、図4(b)あるいは図4(c)に示した屈曲振動の共振周波数も、表圧電素子220の物性や、表圧電素子220の寸法(幅W、長さL、厚さT)によって決定される。従って、表圧電素子220の寸法(幅W、長さL、厚さT)を適切に選んでやれば、2つの共振周波数を一致させることができる。そして、そのような表圧電素子220に対して、図4(b)あるいは図4(c)に示すような屈曲振動の形態の電圧を共振周波数で印加すると、図4(b)あるいは図4(c)に示す屈曲振動が生じると同時に、共振によって図4(a)の伸縮振動も誘起される。その結果、図4(b)に示す態様で表電極222aおよび表電極222dの組に電圧を印加した場合には、圧電モーター200の先端部(凸部212が設けられた部分)が図面上で時計回りに楕円を描くような動作(楕円運動)を行う。また、図4(c)に示す態様で表電極222bおよび表電極222cの組に電圧を印加した場合には、圧電モーター200の先端部が図面上で反時計回りの楕円運動を行う。尚、以上の説明では表電極222に正電圧を印加するものとして説明した。しかし、周知のように圧電材料は、負電圧を印加することによっても変形する。従って、表電極222に負電圧を印加することによって屈曲振動(および伸縮振動)を発生させても良いし、正電圧と負電圧とを繰り返すような交番電圧を印加することによって屈曲振動(および伸縮振動)を発生させても良い。また、上述した説明では、共振周波数の電圧を印加するものとして説明した。しかし、共振周波数を含んだ波形の電圧を印加すれば十分であり、例えばパルス状の電圧であっても構わない。さらに、裏圧電素子221についても、表圧電素子220と同様に、裏電極223に電圧を印加することによって屈曲振動および伸縮振動を発生させることができる。
圧電モーター200は、このような楕円運動を利用して被駆動体を駆動する。すなわち、圧電モーター200の凸部212を被駆動体に押しつけた状態で楕円運動を発生させる。すると、凸部212は、圧電モーター200が伸張する際には被駆動体に押し付けられた状態で左から右に向かって(あるいは右から左に向かって)移動し、圧電モーター200が収縮する際には被駆動体から離れた状態で元の位置まで復帰する動作を繰り返す。この結果、被駆動体は、凸部212から受ける摩擦力によって一方向に駆動される。
図5は、指部100を側面方向から見て、指部100を屈曲させる動作を示した説明図である。たとえば指先部材120に収納された圧電モーター200は凸部212が被駆動部112に押し付けられているので、圧電モーター200を駆動すれば、被駆動部112に対して指先部材120を、太線の矢印で示した方向に向かって、関節軸116回りに回転させることができる。先端側中間部材110aに収納された圧電モーター200についても同様に、圧電モーター200を駆動することによって、被駆動部112に対して先端側中間部材110aを太線の矢印で示した方向に向かって、関節軸116回りに回転させることができる。更に、根元側中間部材110bに収納された圧電モーター200についても同様に、圧電モーター200を駆動することによって、第1被駆動部132に対して根元側中間部材110bを太線の矢印で示した方向に向かって、第2軸136回りに回転させることができる。その結果、それぞれの圧電モーター200を駆動すれば、図中に破線で示したように、指部100全体を屈曲させることができる。また、圧電モーター200を逆向きに駆動してやれば、屈曲した指部100を伸張させることも可能である。
尚、図5では、指先部材120、先端側中間部材110a、根元側中間部材110bに収納された全ての圧電モーター200を、同時に且つ同じ方向に駆動するものとして説明したが、一部の圧電モーター200を駆動しても良いし、また一部の圧電モーター200については他の圧電モーター200に対して逆方向に駆動しても良い。
図6は、指部100を腹側から見て、指部100を左右に傾ける動作を示した説明図である。指部100を左右に傾ける場合には、掌部150に収納された圧電モーター200を用いて、連結部材130の第2被駆動部134を太線の矢印で示した方向に向かって、第1軸138回りに回転させる。こうすれば、図中に太い破線で示したように、指部100全体を傾けることができる。また、圧電モーター200を逆方向に駆動すれば、図中に細い破線で示したように、指部100を逆方向に傾けることができる。更に、圧電モーター200を何れかの方向に駆動して指部100を傾けた後、圧電モーター200を逆方向に駆動すれば、傾いた指部100を元の状態に戻すことができる。また、図6では、指部100を屈曲させていない状態で、左右に傾ける様子を示しているが、もちろん、図5に示したように指部100を屈曲させた状態で(あるいは屈曲させながら)、指部100を左右に傾けることも可能である。
以上に説明したように、本実施例のロボットハンド10は、指部100(詳しくは根元側中間部材110b)と掌部150との間の関節部分では、図5に示したように第2軸136回り(屈曲方向)の回転と、図6に示したように第1軸138回り(左右方向)の回転とが可能である。このため、それぞれの指部100をより柔軟に動かして、複雑な対象物を把持することが可能となる。それでいながら、指部100(詳しくは根元側中間部材110b)と掌部150とが連結部材130を介して連結されて、指部100(詳しくは根元側中間部材110b)および掌部150にそれぞれ圧電モーター200が収納された簡単な構造となっている。このため、関節部分を小型化することができ、その結果、ロボットハンド10が大型化することを回避することが可能となる。
尚、上述した実施例では、連結部材130の第2軸136は、略円柱形状に形成された根元側中間部材110bのほぼ中心軸L上に設けられているものとして説明した。しかし、第2軸136は、根元側中間部材110bの中心軸Lに対してオフセットさせた位置に設けることとしてもよい。こうすれば、第2軸136をオフセットさせた方向に、関節の可動範囲を広げることが可能となる。以下、この点について、図を用いて説明する。
図7は、連結部材130の第2軸136をオフセットさせた第1変形例の説明図である。尚、図7(a)には、掌部150と、連結部材130と、根元側中間部材110bの部分とを側面方向から見た状態が示されており、先端側中間部材110aや指先部材120については図示が省略されている。また、図中で矢視Pの方から見た状態が図7(b)に示されている。尚、図7(b)でも、先端側中間部材110aや指先部材120については図示が省略されている。図7(b)に示されるように、第1変形例の第2軸136は、根元側中間部材110bの中心軸Lに直交する平面で取った断面の重心位置Gから、腹側の方向に距離Fだけオフセットされている。このように第2軸136をオフセットした状態では、根元側中間部材110bの屈曲方向への可動限界は図7(a)中に一点鎖線で示した位置となる。
図7(c)には、参考として、連結部材130の第2軸136をオフセットさせていない本実施例が示されている。また、図7(d)には、図7(c)中の矢視Qの方向から見た状態が示されている。図7(d)に示されるように、参考として示した本実施例の第2軸136は、根元側中間部材110bの中心軸からオフセットされてない。また、この場合、根元側中間部材110bの屈曲方向への可動限界は図7(c)中に一点鎖線で示した位置となる。そして、図7(a)の可動限界と、図7(c)の可動限界とを比較すれば明らかなように、第2軸136をオフセットさせることにより、オフセットさせた側への可動限界を広げることが可能となる。
また、上述した実施例では、根元側中間部材110bに収納された圧電モーター200を駆動することによって、根元側中間部材110bを屈曲あるいは伸張させ(図5参照)、掌部150に収納された圧電モーター200を駆動することによって、指部100全体を左右方向に傾ける(図6参照)ものとして説明した。しかし、図8に示したように、掌部150に収納された圧電モーター200を駆動することによって根元側中間部材110bを屈曲あるいは伸張させ、根元側中間部材110bに収納された圧電モーター200を駆動することによって、指部100全体を左右方向に傾けるようにすることも可能である。
すなわち、図8に示した第2変形例では、掌部150に対して連結部材130を回転させる第1軸138は、指部100の側面方向(図8(a)上では左右方向。図8(b)では紙面に直角方向)に向けて設けられている。また、連結部材130に対して根元側中間部材110bを回転させる第2軸136は、指部100の表裏方向(図8(a)では紙面に直角方向。図8(b)上では左右方向)に向けて設けられている。これに合わせて、図8の第2変形例の軸支部114や、軸支部152、第1被駆動部132、第2被駆動部134は、図2の本実施例に対して、根元側中間部材110bの中心軸Lを中心に90度回転させたような位置関係に変更されている。
また、上述した実施例および変形例では、圧電モーター200が連結部材130の第1被駆動部132や第2被駆動部134を直接駆動するものとして説明した。しかし、圧電モーター200が減速機構を介して、第1被駆動部132や第2被駆動部134を駆動するものとしてもよい。
図9は、圧電モーター200が減速機構を介して第1被駆動部132や第2被駆動部134を駆動する第3変形例を例示した説明図である。図9では、第3変形例の指部100について、掌部150や、連結部材130、根元側中間部材110b、先端側中間部材110aの部分が拡大して表示されている。図示されるように第3変形例では、掌部150に収納された圧電モーター200と、連結部材130の第2被駆動部134との間には、第1減速機構140が設けられている。第1減速機構140は、小ローター140aと、小ローター140aよりも半径の大きな大ローター140bとが同軸に組み付けられて構成されている。そして、圧電モーター200が大ローター140bを駆動すると、その動きが小ローター140aを介して減速された状態で第2被駆動部134に伝達される。このため、圧電モーター200の力が増大されて、根元側中間部材110b(および先端側中間部材110a、指先部材120)を第1軸138回り(屈曲方向)に回転させることができる。
また、根元側中間部材110bに収納された圧電モーター200と、連結部材130の第1被駆動部132との間には、第2減速機構142が設けられている。第2減速機構142は、小ローター142aと、小ローター142aよりも半径の大きな大ローター142bとが同軸に組み付けられて構成されている。そして、圧電モーター200が大ローター142bを駆動すると、その動きが小ローター140aを介して減速された状態で第1被駆動部132に伝達される。このため、圧電モーター200の力が増大されて、根元側中間部材110b(および先端側中間部材110a、指先部材120)を第2軸136回り(左右方向)に回転させることができる。
また、上述した実施例および変形例では、指先部材120と先端側中間部材110aの間や、先端側中間部材110aと根元側中間部材110bとの間には連結部材130が設けられておらず、従ってこれらの部分では屈曲方向には回転可能であるが、左右方向には回転できないものとして説明した。しかし、図10に例示した第4変形例のように、指先部材120と先端側中間部材110aや、先端側中間部材110aと根元側中間部材110bとの間も、連結部材130を介して連結するようにしても良い。こうすれば、指先部材120と先端側中間部材110aとの間や、先端側中間部材110aと根元側中間部材110bとの間の関節部分でも、屈曲方向および左右方向に回転させることが可能となる。尚、上述した第3変形例では、根元側中間部材110bが本発明における「第1部材」に対応し、先端側中間部材110aが本発明における「第2部材」に対応する。
図11は、実施例や変形例のロボットハンド10をアーム300の先端に搭載したロボット400を例示した説明図である。上述したように本実施例および変形例のロボットハンド10は、指部100を柔軟に動かすことが可能でありながら、ロボットハンド10を小型化することができる。このため、高性能なロボット400を実現することが可能となる。
以上、本発明のロボットハンド、およびロボットについて説明したが、本発明は上記の実施例や変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
10…ロボットハンド、 100…指部、 110…中間部材、
112…被駆動部、 114…軸支部、 116…関節軸、
120…指先部材、 130…連結部材、 132…第1被駆動部、
140…第1減速機構、 142…第2減速機構、 134…第2被駆動部、
136…第2軸、 138…第1軸、 150…掌部、
152…軸支部、 200…圧電モーター、 212…凸部、
220…表圧電素子、 221…裏圧電素子、 222…表電極、
223…裏電極、 300…アーム、 400…ロボット。

Claims (6)

  1. 第1部材と、
    長手形状の第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材とを連結する部材であって、前記第1部材に対しては、前
    記第2部材の長手方向に対して交差する方向の第1軸回りに回転可能に取り付けられ、前
    記第2部材に対しては、前記第2部材の長手方向および前記第1軸の方向の何れにも交差する方向の第2軸回りに回転可能に取り付けられた第1の連結部材と、
    第1部材に設けられて、前記第1の連結部材を前記第1軸回りに回転駆動する第1駆動部と、
    第2部材に設けられて、前記第1の連結部材を前記第2軸回りに回転駆動して圧電モーターを有する第2駆動部と、
    長手形状の第3部材と、
    前記第1部材と前記第3部材とを連結する部材であって、前記第1部材に対しては、前
    記第3部材の長手方向に対して交差する方向の第3軸回りに回転可能に取り付けられ、前
    記第3部材に対しては、前記第3部材の長手方向および前記第3軸の方向の何れにも交差する方向の第4軸回りに回転可能に取り付けられた第2の連結部材と、
    第1部材に設けられて、前記第2の連結部材を前記第3軸回りに回転駆動する第3駆動部と、
    第3部材に設けられて、前記第2の連結部材を前記第4軸回りに回転駆動する第4駆動部と、
    を備え
    前記第2部材の長手方向と、前記第1軸と、前記第2軸とは互いに直交する方向に設定
    されており、
    前記第3部材の長手方向と、前記第3軸と、前記第4軸とは互いに直交する方向に設定
    されており、
    前記第1軸または前記第2軸の一方は、前記第2部材を前記第2部材の長手方向に直交する平面で取った断面の重心からオフセットした位置に設けられており、
    前記第2駆動部は、前記圧電モーターの互いに直交する3方向をそれぞれ長手方向、短手方向、および厚さ方向としたとき、前記圧電モーターの長手方向が前記第2部材の長手方向に沿っていて、前記圧電モーターの長手方向に設けられている凸部が前記第1の連結部材に当接している
    ことを特徴とするロボットハンド。
  2. 請求項1に記載のロボットハンドにおいて、
    前記第1部材は、長手方向を有する形状の部材である
    ことを特徴とするロボットハンド。
  3. 請求項1または請求項2に記載のロボットハンドにおいて、
    前記第1駆動部前記第2駆動部、および第3駆動部は、圧電材料を含んで形成された振動体である
    ことを特徴とするロボットハンド。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のロボットハンドにおいて、
    前記第1駆動部の回転を減速して前記第1の連結部材に伝える第1減速機構を備える
    ことを特徴とするロボットハンド。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載のロボットハンドにおいて、
    前記第2駆動部の回転を減速して前記第1の連結部材に伝える第2減速機構を備える
    ことを特徴とするロボットハンド。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか一項に記載のロボットハンドを備えるロボット。
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