JP6269223B2 - 圧電モーター - Google Patents

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本発明は、圧電モーターに関する。
圧電モーターは、高周波の交流電圧等の駆動電圧を機械的振動に変換する圧電素子と、圧電素子によって駆動される被駆動体とを有する駆動装置である。この圧電モーターの形態として、ローターや長手形状の部材を被駆動体とする圧電モーターが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。圧電モーターは、圧電素子の屈曲振動を、圧電素子を含む振動体から突出する凸部を介して伝達し、ローターを所定の方向に回転させるものである。
このような圧電モーターの用途として、近年、ロボットハンド(ロボット)の駆動手段としての用途が注目されている。ロボットハンドは、精密かつ正確な動作を必要とするため、ロボットハンドの駆動手段として用いられる圧電モーターでは、ローターの回転速度が安定していることが求められる。
特許文献1に記載の圧電モーターでは、振動体の各電極への通電パターンの選択により振動体の振動パターンを変更して、振動体の凸部の振動の方向を変え、これにより、ローターを正方向と逆方向(反時計回りと時計回り)のいずれの方向にも回転させることができるように構成されている。また、特許文献1に記載の圧電モーターでは、コイルバネにより振動体を長手形状の被駆動体に向けて付勢し、特許文献2に記載の圧電モーターでは、板バネにより振動体をローターに向けて付勢している。
特開2013−230018号公報 特許3719061号公報
しかしながら、特許文献1に記載の圧電モーターでは、コイルバネにより振動体が長手形状の被駆動体に向けて付勢されているので、その振動体が不安定で、ガタツキがあり、このため、十分な振動特性が得られないという問題があった。
また、特許文献2に記載の圧電モーターでは、特許文献1のような駆動を行ってローターを正逆両方向に回転可能にした場合、圧電モーターを駆動していないときのブレーキ力として、ローターの正方向の回転に対するブレーキ力と、逆方向の回転に対するブレーキ力とに差が生じてしまうという問題があった。
本発明の目的は、振動体を安定させることができ、十分な振動特性が得られ、また、被駆動体の正方向と逆方向の回転に対するブレーキ力に差が生じることを抑制することができきる圧電モーター提供することである。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)
本発明に係わる圧電モーターは、回転可能に設けられた被駆動体に当接する接触部と、前記接触部の前記被駆動体と反対側に設けられた圧電素子と、を有し、前記圧電素子に電圧を印加することにより振動して、前記被駆動体に力を加えることにより前記被駆動体を回転させる振動体と、
前記振動体を振動可能に保持する保持部と、
基台と、
前記保持部と前記基台とを連結し、前記保持部を介して前記接触部を前記被駆動体に向けて付勢する1対の弾性体と、を備え、
前記弾性体の前記基台に固定されている第1部分と前記弾性体の前記保持部に固定されている第2部分とを結ぶ第1の直線と、前記被駆動体の前記接触部との当接部分と前記被駆動体の回転中心とを結ぶ第2の直線に直交する第3の直線とのなす角度θ1が、5°以下であることを特徴とする。
これにより、振動体のガタツキ等を抑制し、振動体を安定させることができ、十分な振動特性が得られる。
また、圧電モーターを駆動していないときのブレーキ力として、被駆動体の正方向の回転に対するブレーキ力と、被駆動体の逆方向の回転に対するブレーキ力とに差が生じることを抑制することができる。
(適用例2)
本発明に係わる圧電モーターでは、前記第1の直線と前記第3の直線とは、平行であることが好ましい。
これにより、被駆動体の正方向の回転に対するブレーキ力と、被駆動体の逆方向の回転に対するブレーキ力とに差が生じることを抑制する効果を向上させることができる。
(適用例3)
本発明に係わる圧電モーターでは、前記被駆動体は、横断面形状が円形状であることが好ましい。
これにより、被駆動体を円滑に回転させることができる。
(適用例4)
本発明に係わる圧電モーターは、移動可能に設けられた被駆動体に当接する接触部と、前記接触部の前記被駆動体と反対側に設けられた圧電素子と、を有し、前記圧電素子に電圧を印加することにより振動して、前記被駆動体に力を加えることにより前記被駆動体を移動させる振動体と、
前記振動体を振動可能に保持する保持部と、
基台と、
前記保持部と前記基台とを連結し、前記保持部を介して前記接触部を前記被駆動体に向けて付勢する1対の弾性体と、を備え、
前記弾性体の前記基台に固定されている第1部分と前記弾性体の前記保持部に固定されている第2部分とを結ぶ直線と、前記被駆動体の前記接触部との当接部分の移動方向とのなす角度θ2が、5°以下であることを特徴とする。
これにより、振動体のガタツキ等を抑制し、振動体を安定させることができ、十分な振動特性が得られる。
また、圧電モーターを駆動していないときのブレーキ力として、被駆動体の正方向の移動に対するブレーキ力と、被駆動体の逆方向の移動に対するブレーキ力とに差が生じることを抑制することができる。
(適用例5)
本発明に係わる圧電モーターでは、前記直線と前記移動方向とは、平行であることが好ましい。
これにより、被駆動体の正方向の移動に対するブレーキ力と、被駆動体の逆方向の移動に対するブレーキ力とに差が生じることを抑制する効果を向上させることができる。
(適用例6)
本発明に係わる圧電モーターでは、前記被駆動体は、横断面形状が長手形状であることが好ましい。
これにより、被駆動体を円滑に移動させることができる。
(適用例7)
本発明に係わる圧電モーターでは、前記弾性体は、板バネであることが好ましい。
これにより、振動体のガタツキ等を抑制し、振動体を安定させる効果を向上させることができる。
(適用例8)
本発明に係わる圧電モーターでは、前記振動体は、前記接触部が前記被駆動体に対して接触および離間するような第1楕円軌跡を描くように振動する第1振動モードと、
前記接触部が前記第1楕円軌跡とは方向が逆であり、前記被駆動体に対して接触および離間するような第2楕円軌跡を描くように振動する第2振動モードとを、有することが好ましい。
これにより、圧電モーターを用いた装置における駆動パターンを増加させることができ、また、圧電モーターの用途を拡大することができる。
(適用例9)
前記被駆動体を有することが好ましい。
これにより、別途被駆動体を用意することなく、被駆動体付の圧電モーターを提供することができ、被駆動体を含む圧電モーターの組み付け作業を容易に行うことができる。
本発明の圧電モーターの第1実施形態を示す平面図である。 図1中のA−A線での断面図である。 図1に示す圧電モーターの振動体の斜視図である。 図1に示す圧電モーターの動作を説明するための振動体の図である。 図1に示す圧電モーターの動作を説明するための振動体の図である。 図1に示す圧電モーターの動作を説明するための振動体の図である。 図1に示す圧電モーターの動作を説明するための振動体の図である。 図1に示す圧電モーターの動作を説明するための振動体の図である。 本発明と異なる圧電モーターの停止時の状態を説明するための図である。 本発明の圧電モーターの第2実施形態を示す平面図である。
以下、本発明の圧電モーターを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の圧電モーターの第1実施形態を示す平面図である。図2は、図1中のA−A線での断面図である。図3は、図1に示す圧電モーターの振動体の斜視図である。図4は、図1に示す圧電モーターの動作を説明するための振動体の図である。図5は、図1に示す圧電モーターの動作を説明するための振動体の図である。図6は、図1に示す圧電モーターの動作を説明するための振動体の図である。図7は、図1に示す圧電モーターの動作を説明するための振動体の図である。図8は、図1に示す圧電モーターの動作を説明するための振動体の図である。図9は、本発明と異なる圧電モーターの停止時の状態を説明するための図である。
なお、以下では、説明の都合上、図2、図3中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。
また、図1〜図8には、互いに直交する3つの軸として、x軸、y軸およびz軸が図示されている。x軸に平行な方向を「x軸方向」、y軸に平行な方向を「y軸方向」、z軸に平行な方向を「z軸方向」という。また、x軸とy軸で規定される平面を「zy平面」と言い、y軸とz軸で規定される平面を「yz平面」と言い、z軸とx軸で規定される平面を「xz平面」と言う。また、x方向、x方向およびz方向において、矢印先端側を「+(正)側」、矢印基端側を「−(負)側」とする(第2実施形態の図10も同様)。
また、図9では、すべての部材ではなく、説明に必要な部材を図示し、また、図9(b)、図9(d)では、理解を容易にするため、板バネの変形を極端に図示している。
――基本構成――
圧電モーター1は、電圧の印加により振動する振動体2を有する振動部10と、回転可能な円盤状のローター(被駆動体)5と、振動部10とローター5とを支持する支持体6とを有している。なお、ローター5は、換言すれば、横断面形状が円形状の被駆動体である。
圧電モーター1は、振動体2が振動することにより、ローター5に動力(駆動力)を伝達して回転(駆動)させる装置である。以下、圧電モーター1が有する各部について順次説明する。
――振動部10――
振動部10は、振動体2と、振動体2を振動可能に保持する保持部(保持機構)3と、基台4と、保持部3と基台4とを連結し、保持部3を介して振動体2の後述する凸部26をローター5に向けて付勢する1対の板バネ(弾性体)71、72とを備えている。
――振動体2――
振動体2は、長方形の板状をなし、図2および図3の上側から4つの電極21a、21b、21cおよび21dと、板状の圧電素子22と、凸部(接触部)26および4つの連結部27を有する振動板である補強板(シム)23と、板状の圧電素子24と、4つの電極25a、25b、25cおよび25d(図3中、電極25aおよび25bは、図示せず、各符号のみを括弧内に示す)とをこの順に積層して構成されている。なお、図2および図3では、厚さ方向を誇張して示している。
この振動体2は、電圧の印加により圧電素子22および24が変形することにより振動して、凸部26を介してローター5に動力を伝達して、ローター5を回転させる。
圧電素子22および24は、それぞれ、長方形状をなし、補強板23の両面にそれぞれ固着されている。
これらの圧電素子22および24は、電圧を印加することにより、その長手方向に伸長または収縮し、電圧の印加を中止することにより、元の形状に戻る。
圧電素子22および24の構成材料としては、それぞれ、特に限定されず、チタン酸ジルコニウム酸鉛(PZT)、水晶、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン、亜鉛ニオブ酸鉛、スカンジウムニオブ酸鉛等の各種のものを用いることができる。
この圧電素子22の上面には、この上面を4つの長方形の領域にほぼ等しく分割し、分割された各領域に、それぞれ、長方形状をなす電極21a、21b、21cおよび21dが設置されている。同様に、圧電素子24の下面には、この下面を4つの長方形の領域にほぼ等しく分割し、分割された各領域に、それぞれ、長方形状をなす電極25a、25b、25cおよび25dが設置されている。
なお、電極21aと電極25a、電極21bと電極25b、電極21cと電極25c、および、電極21dと電極25dが、それぞれ、振動体2の厚さ方向に対向して配置されている。
図3に示すように、一方の対角線上の電極21aおよび21cと、これらの裏側に位置する電極25aおよび25cとは、すべて電気的に接続されている。同様に、他方の対角線上の電極21bおよび21dと、これらの裏側に位置する電極25bおよび25dとは、すべて電気的に接続されている。
補強板23は、振動体2全体を補強する機能を有しており、振動体2が過振幅、外力等によって損傷するのを防止する。補強板23の構成材料としては、特に限定されないが、例えばステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金、銅または銅系合金等の各種金属材料であるのが好ましい。
この補強板23は、圧電素子22および24よりも厚さが薄い(小さい)ものであることが好ましい。これにより、振動体2を高い効率で振動させることができる。
また、補強板23は、接地(グランド電位に接続)されており、圧電素子22および24に対する共通の電極としての機能をも有している。すなわち、圧電素子22には、電極21a、21b、21cおよび21dのうちの所定の電極と、補強板23とによって電圧が印加され、圧電素子24には、電極25a、25b、25cおよび25dのうちの所定の電極と、補強板23とによって電圧が印加される。
なお、補強板23を圧電素子22および24に対する共通電極として用いずに、例えば、補強板23と圧電素子22との間および補強板23と圧電素子24との間に、それぞれ圧電素子22および圧電素子24に対する共通電極をさらに設けてもよい。
また、補強板23の長手方向の一端部(ローター5側の端部)には、凸部26が一体的に形成されている。換言すれば、圧電素子22、24は、それぞれ、凸部26のローター5と反対側に設けられている。
凸部26は、振動体2の幅方向中央に位置しており、その先端が平面視で半円状をなしている。なお、凸部26の形状や位置は、これに限定されないことは、言うまでもない。
この凸部26は、振動体2が振動することによりローター5に当接したり、ローター5から離間したりする。
また、補強板23の4箇所には、それぞれ、振動体2を振動可能に、補強板23を保持部3に連結する連結部27が一体的に形成されている。各連結部27は、補強板23の図1中右側の2箇所と、左側の2箇所とに、互いに線対称となるように配置されている。
――保持部――
保持部3は、振動体2の振動を阻害しないように構成され、振動体2を振動可能に保持している。この保持部3は、互いに離間するように配置された1対の支柱31、32と、支柱31の上側の端部と支柱32の下側の端部とを連結する連結部33とを有している。
振動体2は、支柱31と支柱32との間に配置され、図1中左側の2つの連結部27がそれぞれネジ115、117で支柱31に固定され、図1中右側の2つの連結部27がそれぞれネジ116、118で支柱32に固定されている。
保持部3の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種金属材料、各種セラミック材料等を用いることができる。
――基台――
基台4は、振動体2を保持した保持部3を1対の板バネ71、72を介して支持し、支持体6に固定されている。基台4の形状は、特に限定されないが、本実施形態では、横断面の形状が略四角形である棒状、すなわち、一方向に長い略直方体をなしている。
1対の板バネ71、72は、互いに離間しており、保持部3の全体を挟んだ状態で、その保持部3と基台4とを連結している。この場合、板バネ71の一方(図1中左側)の端部である第1部分711が、基台4の上側の端部にネジ111で固定され、板バネ71の他方(図1中右側)の端部である第2部分712が、保持部3の支柱31の上側の端部にネジ112で固定されている。同様に、板バネ72の一方(図1中左側)の端部である第1部分721が、基台4の下側の端部にネジ113で固定され、板バネ72の他方(図1中右側)の端部である第2部分722が、保持部3の支柱32の下側の端部にネジ114で固定されている。
そして、板バネ71、72は、それぞれ、弾性変形し、振動体2を保持している保持部3をローター5に向けて付勢している。すなわち、板バネ71、72は、それぞれ、保持部3を介して振動体2の凸部26をローター5に向けて付勢している。これにより、振動体2によるローター5への動力伝達を効率良く行うことができる。
また、板バネ71、72の形状は、それぞれ特に限定されないが、本実施形態では、S字状をなしている。なお、板バネ71、72は、それぞれ、外力が付与されていない自然状態で平板状をなし、取り付けられて弾性変形した状態でS字状をなすようなものでもよく、また、外力が付与されていない自然状態でもS字状をなすようなものでもよい。
また、板バネ71と板バネ72とは、互いの長さが等しく設定されている。また、板バネ71と板バネ72とは、互いに平行に配置されている。すなわち、板バネ71の第1部分711と第2部分712とを結ぶ直線(第1の直線)91と、板バネ72の第1部分721と第2部分722とを結ぶ直線(第1の直線)94とが平行である。
また、図2に示すように、板バネ71の振動体2の凸部26と対面する位置に、凸部26よりも大きい貫通孔713が設けられており、凸部26が楕円運動を行っても、凸部26が板バネ71と干渉しないようになっている。
このように、1対の板バネ71、72を用いることにより、圧電モーター1の幅方向(振動体2の屈曲方向)の寸法を小さくすることができ、これにより、圧電モーター1を小型化することができる。また、振動体2のガタツキ等を抑制し、振動体2を安定させることができ、十分な振動特性が得られる。
――ローター――
このような構成の振動部10のX軸方向前方には、ローター5が配置されている。
ローター5は、支持体6に立設された棒状の軸部51を回転中心として、正方向(時計回り)およびその逆方向である負方向(反時計回り)に回転可能に保持されている。
そして、このようなローター5の外周面52に、振動体2が振動することによって、凸部26が繰り返し当接する。
以上、圧電モーター1の基本的な構成について説明した。
――駆動――
次に、圧電モーター1の動作について説明する。
圧電モーター1は、一定周期で振動体に2に正電圧を印加することで、凸部26が楕円軌道を描くように振動体2を振動させ、この振動によってローター5を回転する。以下、凸部26が楕円軌道を描く理由を図4〜図8に基づいて説明する。
――凸部の動き――
圧電素子22および24は、前述したように、正電圧の印加と解除とを繰り返す(一定の周期で正電荷が印加される)ことで、その長手方向に伸長する動作と元の形状に戻る動作(伸張している状態から収縮する動作)とを繰り返す。そのため、電極21a、21b、21c、21d、25a、25b、25cおよび25dに一定周期で通電し、これら電極21a、21b、21c、21d、25a、25b、25cおよび25dと、補強板23との間に一定周期で正電圧が印加されると、圧電素子22および24は収縮および伸長を繰り返す。
これらの伸長および収縮に伴って、振動体2全体は、XY平面内で、図4(a)(b)に示すような伸縮振動(縦振動)をする。
また、電圧を印加する周波数を変化させていくと、ある特定の周波数となったときに伸縮量が急に大きくなり、一種の共振現象が発生する。伸縮振動で共振が発生する周波数(共振周波数)は、振動体2の物性と、振動体2の寸法(幅W、長さL、厚さT)等の諸条件によって決定される。
一方、電極21a、21c、25aおよび25cに一定周期で通電し、これら電極21a、21c、25aおよび25cと、補強板23との間に一定周期で正電圧が印加されると、圧電素子22の電極21aおよび21cに対応する部分と、圧電素子24の電極25aおよび25cに対応する部分とが、収縮および伸長を繰り返す。
これに対して、電極21b、21d、25bおよび25dは通電されていないため、圧電素子22の電極21bおよび21dに対応する部分と、圧電素子24の電極25bおよび25dに対応する部分とは、伸縮したり伸長したりはしない。
このような伸長および伸縮に伴って、振動体2全体は、XY平面内で、図5(a)(b)に示すような屈曲振動をする。
また、電極21b、21d、25bおよび25dに一定周期で通電し、これら電極21b、21d、25bおよび25d、補強板23との間に一定周期で正電圧が印加されると、圧電素子22の電極21bおよび21dに対応する部分と、圧電素子24の電極25bおよび25dに対応する部分とが、収縮および伸長を繰り返す。
これに対して、電極21a、21c、25aおよび25cは通電されていないため、圧電素子22の電極21aおよび21cに対応する部分と、圧電素子24の電極25aおよび25cに対応する部分とは、伸縮したり伸長したりはしない。
このような伸長および伸縮に伴って、振動体2全体は、XY平面内で、図6(a)(b)に示すような屈曲振動をする。
なお、図5および図6に示す屈曲振動についても、振動体2の物性と、振動体2の寸法(幅W、長さL、厚さT)等の諸条件によって決まる共振周波数が存在する。
上述したとおり、図4に示す伸縮振動の共振周波数も、図5または図6に示す屈曲振動の共振周波数も、振動体2の物性や、振動体2の寸法(幅W、長さL、厚さT)等によって決定される。したがって、振動体2の寸法(幅W、長さL、厚さT)を適切に選んでやれば共振周波数を一致または互いに接近させることができる。そして、そのような振動体2に対して、図5または図6に示すような屈曲振動の形態の電圧を共振周波数で印加すると、図5または図6に示す屈曲振動が生じると同時に、図4に示す伸縮振動も誘起される。
その結果、図5に示す態様で電圧を印加した場合には、振動体2は、図7に示すように、凸部26が矢印DL1(図面上で時計回り)の楕円軌道(第1楕円軌道)を描くよう振動する。このような振動を第1振動モードという。
一方、図6に示す態様で電圧を印加した場合には、振動体2は、図8に示すように、凸部26が矢印DR2(図面上で反時計回り)の楕円軌道(第2楕円軌道)を描くよう振動する。このような振動を第2振動モードという。
なお、以上の説明では振動体2に正電圧を印加するものとして説明したが、圧電素子22および24は、負電圧を印加することによっても変形する。したがって、振動体2に負電圧を印加することによって屈曲振動(および伸縮振動)を発生させても良いし、正電圧と負電圧とを繰り返すような交番電圧を印加することによって屈曲振動(および伸縮振動)を発生させても良い。
また、上述した説明では、共振周波数の電圧を印加するものとして説明したが、共振周波数を含んだ波形の電圧を印加すれば十分であり、例えばパルス状の電圧であっても構わない。
――ローターの動き――
振動体2は、このような第1振動モードまたは第2振動モードを利用して、ローター5を回転させる。
具体的には、図7に示すように、第1振動モードで振動体2を振動させると、振動体2は、凸部26が矢印DL1の楕円軌道を描くよう振動するので、ローター5は、凸部26から受ける摩擦力によって図7中矢印SRで示すように反時計回りに回転する。
一方、図8に示すように、第2振動モードで振動体2を振動させると、振動体2は、図8に示すように、凸部26が矢印DR2の楕円軌道を描くよう振動するので、ローター5は、凸部26から受ける摩擦力によって図8中矢印SLで示すように時計回りに回転する。
このようにしてローター5は、振動体2の振動によって時計回りまたは反時計回りに回転する。
このような圧電モーター1では、補強板23(圧電素子22、24)の厚さ方向から見たとき、すなわち、ローター5の回転中心軸54の方向から見たとき、板バネ71の第1部分711と第2部分712とを結ぶ直線(第1の直線)91および板バネ72の第1部分721と第2部分722とを結ぶ直線(第1の直線)94と、ローター5の凸部26との当接部分(接点)53とローター5の回転中心50とを結ぶ直線(第2の直線)92に直交する直線(第3の直線)93とのなす角度θ1が、5°以下に設定されている。この角度θ1は、3°以下であることが好ましく、1°以下であることがより好ましく、0°であること、すなわち、直線91と直線93とが平行であることがさらに好ましい。なお、前記角度θ1が5°以下とは、その角度θ1が0°の場合、すなわち、直線91と直線93とが平行の場合も含まれる。
角度θ1が前記上限値よりも大きいと、圧電モーター1を駆動していないときのブレーキ力として、ローター5の正方向の回転に対するブレーキ力と、ローター5の逆方向の回転に対するブレーキ力とに差が生じてしまう。以下、その理由を説明する。
図9(a)に示すように、圧電モーター1が停止し、凸部26とローター5との間の摩擦力によりブレーキがかかっているとき、ローター5に対し、そのローター5を矢印121の方向に回転させる外力が加わると、ローター5から凸部26に矢印122の方向の力が加わり、これにより、振動体2を保持している保持部3に矢印122の方向の力が加わる。これにより、板バネ71は、図9(b)に示すように、屈曲する方向に弾性変形し、これによって、板バネ71の付勢力が減少し、ローター5を矢印121の方向に回転させることを阻止するブレーキ力が減少する。なお、板バネ72についても同様である。
一方、図9(c)に示すように、圧電モーター1が停止し、凸部26とローター5との間の摩擦力によりブレーキがかかっているとき、ローター5に対し、そのローター5を矢印123の方向に回転させる外力が加わると、ローター5から凸部26に矢印124の方向の力が加わり、これにより、振動体2を保持している保持部3に矢印124の方向の力が加わる。これにより、板バネ71は、図9(d)に示すように、伸長する方向に弾性変形し、これによって、板バネ71の付勢力が増大し、ローター5を矢印123の方向に回転させることを阻止するブレーキ力が増大する。なお、板バネ72についても同様である。
このようにして、ローター5の正方向の回転に対するブレーキ力と、ローター5の逆方向の回転に対するブレーキ力とに差が生じる。
但し、圧電モーター1では、角度θ1を前記のように設定するので、圧電モーター1を駆動していないときのブレーキ力として、ローター5の正方向の回転に対するブレーキ力と、ローター5の逆方向の回転に対するブレーキ力とに差が生じることを抑制することができる。
また、本実施形態では、板バネ71、72による振動体2の押圧方向(付勢方向)95と、直線91、94とは、直交しておらず、所定角度傾斜している。
以上説明したように、この圧電モーター1では、板バネ71、72を用いているので、振動体2のガタツキ等を抑制し、振動体2を安定させることができ、十分な振動特性が得られる。
また、圧電モーター1を駆動していないときのブレーキ力として、ローター5の正方向の回転に対するブレーキ力と、ローター5の逆方向の回転に対するブレーキ力とに差が生じることを抑制することができる。
<第2実施形態>
図10は、本発明の圧電モーターの第2実施形態を示す平面図である。
以下、第2実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図10に示すように、第2実施形態の圧電モーター1は、被駆動体として、ローター5に代えて、横断面形状が長手形状の被駆動体、すなわち、スライダー8を備えている。
スライダー8は、横断面の形状が略四角形である棒状、すなわち、一方向に長い略直方体をなしており、その長手方向(軸方向)に移動可能に設置されている。圧電モーター1は、振動体2が振動することにより、スライダー8に動力(駆動力)を伝達して移動(駆動)させる装置である。
このスライダー8には、2つのローラー80a、80bと、スライダー8の移動を規制する2つの凸部(移動規制手段)83a、83bが設けられている。
2つのローラー80a、80b同士は、所定距離離間して、図10中左右方向に並設されている。そして、2つのローラー80a、80bは、それぞれ、スライダー8の一方(図10中上側)の面に、スライダー8と平行な姿勢で、正逆両方向に回転可能に中心に位置する軸81a、81bで支持されている。
また、ローラー80a、80bの周面(外周面)には、それぞれ、溝82a、82bが外周に沿って形成されている。そして、これらローラー80aの溝82a内およびローラー80bの溝82b内に、それぞれ、スライダー8が配設されている(位置している)。
また、凸部83aは、8スライダーのローラー80aよりも図10中左側の端部に位置し、凸部83bは、スライダー8のローラー80bよりも図10中右側の端部に位置している。
なお、凸部の位置や数は、これに限らず、例えば、2つのローラー80a、80bの間に配置してもよく、また、凸部の数は、1つであってもよい。また、ローラーの数もこれに限定されない。
この圧電モーター1では、前述した第1実施形態と同様に、補強板23(圧電素子22、24)の厚さ方向から見たとき、直線91および94と、スライダー8の凸部26との当接部分84(接点)の移動方向96とのなす角度θ2が、5°以下に設定されている。これにより、圧電モーター1によれば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。なお、角度θ2は、第1実施形態における角度θ1と同様に設定することが好ましい。この場合、第1実施形態のθ1をθ2と読み替え、第1実施形態の直線93を移動方向96と読み替えればよい。
以上、本発明の圧電モーターを、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、前記実施形態では、被駆動体は、圧電モーターの構成要素であるが、本発明では、これに限定されず、被駆動体は、圧電モーターの構成要素に含まれていなくてもよい。
また、前記実施形態では、被駆動体として、ローターと、スライダーとを例に挙げて説明したが、本発明では、被駆動体は、これに限定されない。回転可能な被駆動体としては、その横断面の形状は、前記円形に限定されず、例えば、20角形等の多角形等が挙げられる。また、移動可能な被駆動体としては、その横断面の形状は、前記一方向に長い四角形に限定されず、例えば、湾曲した棒状等が挙げられる。また、被駆動体は、剛体であってもよく、また、可撓性を有していてもよい。
また、本発明の圧電モーターの用途は、特に限定されず、本発明の圧電モーターは、例えば、各種ロボットの関節の駆動、ハンド等の各種のエンドエフェクターの駆動等、各種の装置の所定の部位の駆動に用いることができる。
1…圧電モーター
10…振動部
2…振動体
21a、21b、21c、21d…電極
22、24…圧電素子
23…補強板
25a、25b、25c、25d…電極
26…凸部
27…連結部
3…保持部
31、32…支柱
33…連結部
4…基台
5…ローター
50…回転中心
51…軸部
52…外周面
53…当接部分
54…回転中心軸
6…支持体
71、72…板バネ
711、721…第1部分
712、722…第2部分
713…貫通孔
8…スライダー
80a、80b…ローラー
81a、81b…軸
82a、82b…溝
83a、83b…凸部
84…当接部分
91〜94…直線
95…押圧方向
96…移動方向
111〜118…ネジ
121〜124…矢印

Claims (9)

  1. 回転可能に設けられた被駆動体に当接する接触部と、前記接触部の前記被駆動体と反対側に設けられた圧電素子と、を有し、前記圧電素子に電圧を印加することにより振動して、前記被駆動体に力を加えることにより前記被駆動体を回転させる振動体と、
    前記振動体を振動可能に保持する保持部と、
    基台と、
    前記保持部と前記基台とを連結し、前記保持部を介して前記接触部を前記被駆動体に向けて付勢する1対の弾性体と、を備え、
    前記弾性体の前記基台に固定されている第1部分と前記弾性体の前記保持部に固定されている第2部分とを結ぶ第1の直線と、前記被駆動体の前記接触部との当接部分と前記被駆動体の回転中心とを結ぶ第2の直線に直交する第3の直線とのなす角度θ1が、5°以下であり、
    前記振動体は、長方形の板状をなし、前記接触部は、前記振動体の長手方向の一端部に配置されており、
    前記1対の弾性体は、前記振動体の長手方向の一端側と他端側とに配置されていることを特徴とする圧電モーター。
  2. 前記第1の直線と前記第3の直線とは、平行である請求項1に記載の圧電モーター。
  3. 前記被駆動体は、横断面形状が円形状である請求項1または2に記載の圧電モーター。
  4. 移動可能に設けられた被駆動体に当接する接触部と、前記接触部の前記被駆動体と反対側に設けられた圧電素子と、を有し、前記圧電素子に電圧を印加することにより振動して、前記被駆動体に力を加えることにより前記被駆動体を移動させる振動体と、
    前記振動体を振動可能に保持する保持部と、
    基台と、
    前記保持部と前記基台とを連結し、前記保持部を介して前記接触部を前記被駆動体に向けて付勢する1対の弾性体と、を備え、
    前記弾性体の前記基台に固定されている第1部分と前記弾性体の前記保持部に固定されている第2部分とを結ぶ直線と、前記被駆動体の前記接触部との当接部分の移動方向とのなす角度θ2が、5°以下であり、
    前記振動体は、長方形の板状をなし、前記接触部は、前記振動体の長手方向の一端部に配置されており、
    前記1対の弾性体は、前記振動体の長手方向の一端側と他端側とに配置されていることを特徴とする圧電モーター。
  5. 前記直線と前記移動方向とは、平行である請求項4に記載の圧電モーター。
  6. 前記被駆動体は、横断面形状が長手形状である請求項4または5に記載の圧電モーター。
  7. 前記弾性体は、板バネである請求項1ないし6のいずれか1項に記載の圧電モーター。
  8. 前記振動体は、前記接触部が前記被駆動体に対して接触および離間するような第1楕円軌跡を描くように振動する第1振動モードと、
    前記接触部が前記第1楕円軌跡とは方向が逆であり、前記被駆動体に対して接触および離間するような第2楕円軌跡を描くように振動する第2振動モードとを、有する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の圧電モーター。
  9. 前記被駆動体を有する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の圧電モーター。
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