JP2005169602A - ロボット関節構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに連結されたアームに揺動運動を与える際に、かかる揺動を大きな力で行うことが可能であると共に、例えばロボットフィンガを構成した場合に大きな把持力を発揮することができ、しかも構造が簡単で且つコンパクトなロボット関節構造を提供する。
【解決手段】中空部11を有する基端側部材と、この基端側部材の中空部開口を塞ぐようにして配置されると共にヒンジ2を介して該基端側部材と揺動自在に連結された先端側部材と、前記基端側部材の中空部11内を進退して前記先端側部材を押し引きするドライブロッド12と、このドライブロッド12を軸方向にのみ直線移動自在に保持すると共に前記基端側部材の中空部11内に固定された案内部材13と、前記基端側部材の中空部11内に配置されると共に前記ドライブロッド12を軸方向へ移動させるリニア超音波モータ21とから構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットの腕関節や指関節等に適用される関節構造に係り、詳細には、対象物等を把持した際に該関節に作用する反力を小型且つ簡易な構造で負荷するための改良に関する。
特開平5−92377号公報 特開平10−217158号公報 特開2002−113681号公報
従来、この種のロボットの関節構造としては、特開平5−92377号公報に開示されるように、アームを駆動するモータの回転軸を該アームの揺動運動の中心軸と平行に設けたものが知られている。この関節構造では、基端側部材である第1アームの先端に先端側部材である第2アームを旋回自在に軸支して関節部を構成する一方、この関節部における揺動運動の中心軸上にモータを設け、かかるモータの回転運動を平歯車等で構成された減速機構を介して第1アーム若しくは第2アームに伝達して、モータの回転方向及び回転量に応じた揺動運動をこれらアームの間に与えている。
この従来の関節構造は、モータの回転軸が揺動運動の中心軸と平行に設けられていることから、構造的には非常に簡易なものとなっているが、アームを駆動するためのモータや減速機構が関節部の外側に大きく張り出してしまうため、関節部をコンパクトに構成することができない。このため、堅牢さやメインテナンス性を重視する大型の産業用ロボット等の関節構造としては適しているものの、メカニカルハンドにおける指構造等、小型の関節構造には不向きであった。
一方、その他のロボットの関節構造としては、特開平10−217158号公報や特開2002−113681号公報に開示されるように、第1アームと第2アームとの間をリンク機構で揺動自在に接続すると共に、かかるリンク機構の一部にボールねじを用い、かかるボールねじをモータで回転させることによって前記第1アームを第2アームに対して揺動させるようにしたものが知られている。例えば前者の特開平10−217158号公報に開示される関節構造では、基端側の第1アームに対して先端側の第2アームが揺動自在に軸支されているが、第2アームには該アームと略平行にねじ軸が設けられており、このねじ軸は第2アームに搭載されたモータによって回転駆動されるように構成されている。また、上記ねじ軸にはナット部材が螺合しており、このナット部材には第1アームから延びるリンクプレートの端部が回転自在に結合している。これにより、前記記モータを回転させると、ねじ軸に螺合するナット部材が該ねじ軸上をモータの回転方向及び回転量に応じて移動するが、このナット部材には前記リンクプレートの端部が結合されていることから、ナット部材の移動に応じた押圧力又は引っ張り力がリンクプレートから第2アームに対して作用し、これによって第2アームが第1アームに対して揺動運動を生じるようになっている。
この特開平10−217158号公報に開示される関節構造では、ねじ軸の回転に伴うナット部材の移動によってリンクプレートが押し引きされ、これによって第1アームに対して第2アームを揺動させることになるが、かかる揺動運動の際にリンクプレートに作用する引っ張り力又は押圧力の方向は前記ナット部材の移動方向とは合致していない。この
ため、第2アームが揺動運動を行う際にはねじ軸に対して曲げモーメントが作用してしまい、ねじ軸の軸径を太くする等して該ねじ軸の剛性を高めなくては第2アームの揺動に対して充分な力を与えることができないという問題点がある。
また、この関節構造を用いて物品を把持するメカニカルハンドのロボットフィンガを構成した場合、物品を把持した際に発生する反力がリンクプレートを介してねじ軸に曲げモーメントとして作用するので、やはりねじ軸の剛性を充分に確保しなくては、ロボットフィンガが充分な把持力を発揮できないことになってしまう。しかし、曲げモーメントに対するねじ軸の剛性を高めると、関節構造そのものの大型化、重量化に繋がり、小型軽量なロボットフィンガを構成することができないといった問題点がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、互いに連結されたアームに揺動運動を与える際に、かかる揺動を大きな力で行うことが可能であると共に、例えばロボットフィンガを構成した場合に大きな把持力を発揮することができ、しかも構造が簡単で且つコンパクトなロボット関節構造を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のロボット関節構造は、中空部を有する基端側部材と、この基端側部材の中空部開口を塞ぐようにして配置されると共にヒンジを介して該基端側部材と揺動自在に連結された先端側部材と、前記基端側部材の中空部内を進退して前記先端側部材を押し引きするドライブロッドと、このドライブロッドを軸方向にのみ直線移動自在に保持すると共に前記基端側部材の中空部内に固定された案内部材と、前記基端側部材の中空部内に配置されると共に前記ドライブロッドを軸方向へ移動させるリニア超音波モータとから構成されている。
このような技術的手段において、前記リニア超音波モータとしては、圧電素子を備えたステータと、このステータによって位置方向へ進退駆動されるスライダとから構成されたものであれば、これらステータ及びスライダの具体的構造は如何なるものであつても差し支えない。前記ドライブロッドをその軸方向へ移動させるに当たっては、リニア超音波モータのスライダをドライブロッドに固定するようにしても良いし、かかるドライブロッドそのものをスライダとし、前記ステータをドライブロッドの一面に接触させるように構成しても良い。
また、前記ドライブロッドを直線移動自在に保持する案内部材としては、ドライブロッドに作用する曲げモーメントを負荷可能なものであれば良い。もっとも、ドライブロッドを円滑に直線移動させながらも曲げモーメントに対する負荷能力を高めるといった観点からすれば、かかるドライブロッドを断面略矩形状に形成すると共にその両側面には軸方向に沿ってボール転走溝を形成し、案内府部材にはドライブロッドの各ボール転走溝と対向する負荷転走溝を設け、多数のボールがこれらボール転走溝と負荷転走溝との間で荷重を負荷しながら転走するように構成するのが好ましい。
このようなロボット関節構造によれば、基端側部材の中空部内に設けられたリニア超音波モータを駆動すると、前記ドライブロッドが前記中空部内で進退し、基端側部材と揺動自在に連結された先端側部材が前記ドライブロッドの進退に応じて揺動することになる。先端側部材の揺動量はドライブロッドの進退量に応じたものとなるから、リニア超音波モータによるドライブロッドの進退量を調整しさえすれば、先端側部材を基端側部材に対して任意量だけ揺動させることが可能となる。
このとき、ドライブロッドに対しては軸方向の押圧力又は引っ張り力以外に曲げモーメ
ントが作用することになるが、基端側部材の中空部内に固定された案内部材は前記ドライブロッドを軸方向にのみ直線移動自在に保持しているので、前記曲げモーメントはこの案内部材によって負荷されることになる。従って、ドライブロッドは曲げモーメントの作用下であっても、前記リニア超音波モータによる駆動力を受けて円滑に進退することができ、簡易且つ小型な構成であっても、先端側部材を基端側部材に対して大きな力で揺動させることができるものである。
また、先端側部材に対して外力が作用した場合も、前記ドライブロッドに対して曲げモーメントが作用することになるが、前述の如く案内部材は該曲げモーメントを負荷しながらドライブロッドの軸方向への自在な移動を支承していることから、前記外力を充分に負荷することが可能となる。このため、例えば本発明の関節構造を繰り返し連続させることによって、多関節のロボットフィンガを構成した場合、物品を把持する際にその反力が各関節構造に作用したとしても、かかる反力を充分に負荷することができ、その分だけ大きな把持力で物品を掴むことが可能となる。
更に、ドライブロッドを軸方向へ移動させるリニア超音波モータは、通常、圧電素子を備えたステータと、このステータによって一方向への進退運動を与えられるスライドプレートとから構成され、これらステータとスライドプレートとが接触した状態にある。このため、ステータの圧電素子に印加する電圧をオフにした場合であっても自己保持力が発揮され、スライドプレートをステータに対して一定位置に保持しておくことが可能である。従って、前記ドライブロッドによって先端側部材を所定量だけ揺動させた後、リニア超音波モータへの電源供給を切断しても、ドライブロッドは移動することなく一定位置に保持され、先端側部材を固定することが可能となる。すなわち、本発明の関節構造を用いてロボットフィンガを構成すれば、物品を把持させた後に電源供給を遮断しても、物品の把持状態をそのまま維持することができ、省エネルギ化を図ることができる。
以下に、添付図面を用いて本発明のロボット関節構造を詳細に説明する。
図1は本発明を適用したメカニカルハンドのロボットフィンガの第1実施例を示すものである。このロボットフィンガ1は3つの関節C1,C2,C3を有しており、各関節が後述するリニア超音波モータの駆動に応じて自在に屈曲するように構成されている。図中の実線は各関節C1,C2,C3を曲げた状態を示すものであり、二点鎖線は各関節C1,C2,C3を延ばした状態を示すものである。
このロボットフィンガ1は、メカニカルハンドの本体Mに固定された第1フィンガ10と、第1関節C1を介して前記第1フィンガ10に連結された第2フインガ20と、第2関節C2を介して第2フィンガ20に連結された第3フィンガ30と、第3関節C3を介して第3フィンガ30に連結された先端フィンガ40とから構成されており、各関節C1,C2,C3に本発明の構造が適用されている。
前記第1フィンガ10と第2フィンガ20との間、第2フインガ20と第3フィンガ30との間、第3フィンガ30と先端フィンガ40との間はヒンジ2によって夫々連結されており、各フィンガが互いに隣接するフィンガに対して自在に揺動しうるように連結されている。第1フィンガ10、第2フィンガ20及び第3フィンガ30は貫通する中空部11を有して夫々が略筒状に形成されており、かかる中空部11内にはこれを貫通するようにしてドライブロッド12が設けられている。尚、各フィンガの間には塵芥の侵入を防止するための蛇腹カバー3が設けられている。
第1フィンガ10を例にとって説明すると、前記ドライブロッド12は案内部材13に保持されて、前記中空部11内を軸方向(長手方向)にのみ移動自在であり、その先端は
第1フィンガ10に隣接する第2フィンガ20と連結されている。第2フィンガ20の第1フィンガ10寄りの端部には前記ドライブロッド12の貫通方向を横切るようにして長孔14が形成されており、第1フィンガ10を貫通するドライブロッド12の先端部に立設されたピン15が前記長孔14に係合している。このため、ドライブロッド12を軸方向へ移動させると、その移動量に応じて、第2フィンガ20が第1フィンガ10に対して前記ヒンジ2を中心とした揺動運動を行うことになる。このとき、ドライブロッド12の先端部に立設されたピン15は第2フィンガ20の揺動量に応じて前記長孔14内をスライドする。
図2及び図3に示すように、前記中空部11は断面略矩形状に形成されており、前記案内部材13は中空部11の内壁にねじ止めされている。この案内部材13は前記ドライブロッド12を軸方向へのみ移動自在に保持するものであれば良く、ドライブロッド12と案内部材13の組み合わせとしては、例えば軌道レールとスライドブロックから構成された公知の直線案内装置を使用することができる。図4は公知の直線案内装置の一例を示すものである。ドライブロッド12としての軌道レール50は断面略矩形状に形成されており、その両側面には長手方向に沿ってボール51が転走するボール転走溝52が形成されている。一方、案内部材13としてのスライドブロック53は凹溝を有してチャネル状に形成されており、前記凹溝内に軌道レール50が遊嵌している。また、このスライドブロック53の凹溝の内側面には軌道レール50のボール転走溝52と対向する負荷転走溝が形成されており、多数のボール51が軌道レール50のボール転走溝52とスライドブロック53の負荷転走溝との間を転走しながら、軌道レール50とスライドブロック53との間に作用する荷重を負荷するようになっている。更に、スライドプロック53には前記ボール51の無限循環路が形成されており、前記ボール51がこの無限循環路を循環することにより、スライドブロック53に対して軌道レール50が軸方向へ無限に移動可能となっている。従って、このような直線案内装置のスライドブロック53を前記案内部材13として第1フィンガ10の中空部11の内壁に固定することにより、ドライブロッド12としての軌道レール50を前記中空部11内で進退自在に保持することができるものである。
一方、第1フィンガ10の中空部11内にはリニア超音波モータ21が設けられており、このリニア超音波モータ21に駆動信号を供給することで前記ドライブロッド12が軸方向へ進退するように構成されている。このリニア超音波モータ21は、圧電素子を備えたステータ22と、このステータ22が圧接するスライドプレートとから構成されている。この実施例ではステータ22が直接ドライブロッド12に圧接しており、かかるドライブロッド12がスライドプレートとして機能している。
図5は前記ステータ22の一例を示すものである。図5に示すステータ22は、絶縁基板23上に圧電セラミクスからなる駆動脚24を4脚備えており、これら駆動脚の先端部が前記ドライブロッド12に接触している。各駆動脚24は絶縁シート25を介して一対の圧電セラミクス26a,26bを貼り合わせ、それによってバイモルフを構成したものであり、絶縁シート25の両側に位置した圧電セラミクス26a,26bに対する電圧の印加タイミングをずらすことにより、各駆動脚24を圧電セラミクス26a,26bの貼り合わせ方向へ自在に屈曲させることができるようになっている。このステータ22としては、例えば、ピエゾモータ社製のピエゾレッグズ(商品名)を利用することができる。
図6は前記駆動脚24がドライブロッド12を搬送する様子を描いたものである。前記圧電セラミクス26a,26bは電圧の印加によって伸長するが、図6(a)に示すように、駆動脚24を構成する一対の圧電セラミクス26a,26bのうち、一方の圧電セラミクス26aに対して電圧を印加すると、かかる駆動脚24は電圧が印加された圧電セラミクス26aとは反対の方向へ屈曲し、その先端がドライブロッド12に接触することに
なる。次に、両方の圧電セラミクス26a,26bに対して電圧を印加すると、図6(b)に示すように、駆動脚24は伸長しながら屈曲状態から復元し、かかる駆動脚24はドライブロッド12を搬送する。また、最初に電圧が印加された圧電セラミクス26aに対する電圧の印加を停止すると、図6 (c)に示すように、駆動脚24は分図(a)の状態とは反対方向へ屈曲することになり、ドライブロッド12は更に搬送されることになる。そして、両方の圧電セラミクス26a,26bに対する電圧の印加を中止すると、図6(d)に示すように、駆動脚24は本来の形状に縮まりながらその屈曲状態を解消するので、かかる駆動脚24の先端部はドライブロッド12から離間する。従って、分図(a)〜(d)を繰り返すことにより、ドライブロッド12を一方向へ搬送することができる。また、駆動脚24を構成する一対の圧電セラミクス26a,26bに対する電圧の印加順序を変更することにより、ドライブロッド12を逆方向へも搬送することができる。更に、一つの駆動脚24でドライブロッド12を搬送した場合には、かかるドライブロッド12が間欠的に搬送されることになるが、この実施例のステータ22には4つの駆動脚24が設けられているので、これらの駆動脚24に対する電圧印加の位相をずらすことにより、ドライブロッド12を間断なく連続的に一方向へ移動させることが可能となる。
図3に示すように、第1フィンガ10の中空部11には前記ステータ22を保持するための凹溝31がドライブロッド12の移動方向と平行に設けられており、ステータ22はこの凹溝31内に保持されてドライブロッドと対向している。また、ステータ22の駆動脚24がドライブロッド12に対して滑るのを防止するため、前記第1フィンガ10の外側には前記凹溝31内に配置されたステータ22をドライブロッド12へ向けて押圧する予圧スプリング32が設けられている。この予圧スプリング32は一対の脚部32a,32aを備えてチャネル状に形成されると共に、これら脚部32aが第1フィンガ10を貫通して凹溝31内のステータ22の絶縁基板23に当接するようになっている。また、この予圧スプリング32は第1フィンガ10に対して調整ねじ33によってねじ止めされており、かかる調整ねじ33の締結量を変更することにより、予圧スプリング32がステータ22をドライブロッド12に向けて付勢する力を調整することができるようになっている。
すなわち、この実施例における第1フィンガ10の中空部11内では、ドライブロッド12を保持している案内部材13と前記リニア超音波モータ21のステータ22が互いに対向するようにして配置され、かかるステータ22を案内部材13へ向けて付勢することにより、ステータ22の駆動脚24が案内部材13によって移動自在に保持されたドライブロッド12に圧接するようになっている。尚、前記ステータ22は第1フィンガ10の凹溝31内に配置された後、かかる凹溝31内を移動することがないように固定されている。
このような第1関節C1の構造では、第1フィンガ10の中空部11に収容されたリニア超音波モータ21のステータ22に対して駆動信号を印加すると、かかるステータ22の駆動脚24が図6に示したようにドライブロッド12を搬送し、ドライブロッド12が案内部材13に支承された状態で軸方向へ移動する。ドライブロッド12が第1フィンガ10の中空部11から突出すると、その突出量に応じて第2フインガ20が押圧され、かかる第2フィンガ20はヒンジ2を中心として回転する。これにより、第2フィンガ20が第1フィンガ10に対して屈曲した状態が作り出される。また、ドライブロッド12が第1フィンガ10の中空部11内に後退すると、第2フィンガ20は第1フィンガ10に向けて引き戻されるようにして回転し、かかる第2フィンガ20は第1フィンガ10と一直線上に並ぶ。
第2フィンガ20を第1フィンガ10と回転自在連結するヒンジ2は、第1フィンガ10の中空部11の開口縁に位置すると共にステータ22が保持された凹溝31の縁部に位
置しており、中空部11を挟んでスライドロッド12の案内部材13と反対側に位置している。このため、スライドロッド12の先端に設けられたピン15が第2フィンガ20の長孔14に係合している位置からヒンジ2までの距離を大きめに設定することができ、その分だけ、スライドロッド12を進退させた際に、第2フィンガ20に対して大きな回転トルクを与えることができるようになっている。
第2フィンガ20、第3フィンガ30に対しても第1フィンガ10と全く同じ構造が適用されている。すなわち、その中空部11の内壁面には案内部材13が固定されると共に、中空部11を挟んで案内部材13と対向する位置にはリニア超音波モータ21のステータ22が配置され、案内部材13によって軸方向へ移動自在に保持されたドライブロッド12を前記ステータ22によって任意に進退させることができるようになっている。これにより、第3フィンガ30を第2フィンガ20に対して自在に屈曲又は伸展させ、更に、先端フィンガ40を第3フィンガ30に対して自在に屈曲又は伸展させることができるものである。尚、各フィンガ20,30に取り付けられた部品については図1中に第1フィンガ10に取り付けられた部品と同一符号を付し、ここでの詳細な説明は省略する。
そして、以上のように第1フィンガ10、第2フィンガ20、第3フインガ30及び先端フインガ40をヒンジ2によって連結した本実施例のロボットフィンガ1によれば、各フィンガに内蔵されたリニア超音波モータ21によってドライブロッド12を進退させることにより、第1関節C1、第2関節C2及び第3関節C3を自在に屈曲させることができ、このようなロボットフィンガ1を複数本同時に操作することによって、対象物を把持する等の作業を行うことが可能となる。
そのようなロボットフィンガ1の使用に当たっては、第1フィンガ10、第2フィンガ20、第3フインガ30に内蔵されたリニア超音波モータ21を別個独立に駆動することにより、各関節C1,C2,C3を個別に屈曲又は伸展させることができ、種々の形状の対象物を的確に把持することが可能となる。
また、対象物を把持すると、その反力が各関節C1,C2,C3に作用することになり、かかる反力はドライブロッド12に対して曲げモーメントとして作用するが、かかるドライブロッド12として直線案内装置の軌道レール50を、このドライブロッド12の軸方向への移動を支承する案内部材13として多数のボール51を介して前記軌道レール50に組み付けられたスライダ53を用いれば、ドライブロッド12に作用する曲げモーメントを負荷しながら、かかるドライブロッド12を軸方向へ円滑に案内することができ、把持力の反力を確実に負荷しながら各関節C1,C2,C3の屈曲又は伸展運動を行わせることが可能となる。
更に、前記リニア超音波モータ21はステータ22の駆動脚24が常にドライブロッド12に圧接していることから、ステータ22の各駆動脚24に対する電圧印加を遮断した場合、ドライブロッド12は進退することなくその位置を保持することになるので、一旦、各関節C1,C2,C3を屈曲又は伸展させた後は、ステータ22に対する電圧印加を断つことにより、その屈曲状態又は伸展状態を維持することが可能である。従って、直流モータを使用してロボットフィンガを構成する場合と比較して、極めて省エネルギなロボットフィンガ1を製作することができるものである。
図7は、本発明を適用したロボットフィンガの第2実施例を示すものである。このロボットフィンガ100も第1実施例と同様に3つの関節C1,C2,C3を有しており、各関節がリニア超音波モータの駆動に応じて自在に屈曲するように構成されている。分図(a)は各関節を延ばした状態、分図(b)は第1関節C1のみを屈曲させた状態、分図(c)は関節C2及びC3を屈曲させた状態を示すものである。
このロボットフィンガ100は、メカニカルハンドの本体に固定される第1フィンガ60と、第1関節C1を介して前記第1フィンガ60に連結された第2フインガ70と、第2関節C2を介して第2フィンガ70に連結された第3フィンガ80と、第3関節C3を介して第3フィンガ80に連結された先端フィンガ90とから構成されており、各関節C1,C2,C3に本発明の構造が適用されている。
前記第1フィンガ60と第2フィンガ70との間、第2フインガ70と第3フィンガ80との間、第3フィンガ80と先端フィンガ90との間は、第1実施例と同様、ヒンジ2a,2b,2cによって夫々連結されており、各フィンガが互いに隣接するフィンガに対して自在に揺動しうるように連結されている。また、第1フィンガ60、第2フィンガ70及び第3フィンガ80はこれを貫通する中空部を有して夫々が略筒状に形成されている。
但し、第1フィンガ60と第2フィンガ70を連結するヒンジ2a、及び第3フィンガ80と先端フィンガ90とを連結するヒンジ2cは、ロボットフィンガ100の屈曲側に位置しているが、第2フィンガ70と第3フィンガ80を連結するヒンジ2bはロボットフィンガ100の進展側、すなわちヒンジ2a,2cと反対側に設けられている。
一方、前記第1実施例では第1フィンガ10、第2フィンガ20、第3フィンガ30の夫々に対してドライブロッド12を設けると共に、各フィンガ内のドライブロッド12の一端を隣接するフィンガの端部に対して連結するように構成したが、この第2実施例では第1フィンガ60と第3フィンガ80の中空部内にのみドライブロッド61,62を設けた。そして、第1フィンガ60内のドライブロッド61についてはその一端のみを第2フィンガ70に連結したが、第3フィンガ80内のドライブロッド62については、その一端を第2フィンガ70に、他端を先端フィンガ90に連結するように構成した。その結果、第2フィンガ70内にはドライブロッドを設けていない。
第1フィンガ60及び第3フィンガ80の中空部内に設けられたドライブロッド61,62は、前記第1実施例と同一の案内部材13によって軸方向へのみ移動自在に支承されており、また、前記第1実施例と同一のリニア超音波モータ21によって軸方向へ任意に移動させることができるようになっている。更に、各ドライブロッド61,62の端部と第2フィンガ70及び先端フィンガ90の連結構造も前記第1実施例と同一である。従って、第1実施例と同一の構造については図7中に同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
そして、この第2実施例のロボットフィンガ100の使用に当たっては、第1フィンガ60に内蔵されたリニア超音波モータ21を駆動して、ドライブロッド61を進退させると、図7(b)に示すように、関節C1が独立して屈曲又は伸展する。これに対し、第3フィンガ80に内蔵したリニア超音波モータ21を駆動して、ドライブロッド62を先端フィンガ90に向けて進出させると、図7 (c)に示すように、先端フィンガ90が第3フィンガ80から離間する方向へ押圧され、関節C3が屈曲し、更にこれと同時に、ドライブロッド62が第2フィンガ70を第3フィンガ80へ引き付けるので、第3フィンガ80が第2フィンガ70に対して屈曲することになる。また、図7(c)の状態からドライブロッド62を第3フィンガ80内に引き戻すと、関節C3が伸展し、更にこれと同時に、ドライブロッド62が第2フィンガ70を第3フィンガ80から離間させるので、関節C2を伸展させることができる。すなわち、第3フィンガ80内のリニア超音波モータ21を駆動すると、関節C2と関節C3を同時に屈曲又は伸展させることができるのである。
これにより、この第2実施例のロボットフィンガ100によれば、第2フィンガ70内に駆動手段を設けていないにも拘らず、この第2フィンガ70と第3フィンガ80とを連結する関節C2を屈曲又は伸展させることができ、ロボットフィンガ100全体の重量を軽減化し、第1フィンガ60内のドライブロッド61に作用する曲げモーメントの軽減を図ることができるものである。
尚、前記実施例ではメカニカルハンドのロボットフィンガに本発明の関節構造を適用した例を説明してきたが、本発明はこれに限らず、例えばメカニカルハンドを所定の位置に送り込むためのロボットアームの関節構造にも適用することが可能である。
本発明を適用したロボットフィンガの第1実施例を示す断面図である。 第1実施例に係る第1フィンガの断面図である。 第1実施例に係る第1フィンガを示す斜視図である。 第1実施例に係るドライブロッド及び案内部材として使用可能な直線案内装置の一例を示す斜視図である。 第1実施例に係るリニア超音波モータのステータを示す斜視図である。 第1実施例に係るステータの駆動脚の動きのサイクルを示す説明図である。 本発明を適用したロボットフィンガの第2実施例を示す断面図である。
符号の説明
1…ロボットフィンガ、2…ヒンジ、10…第1フィンガ、11…中空部、12…ドライブロッド、13…案内部材、20…第2フィンガ、21…リニア超音波モータ、22…ステータ、30…第3フィンガ、40…先端フィンガ

Claims (8)

  1. 中空部を有する基端側部材と、この基端側部材の中空部開口を塞ぐようにして配置されると共にヒンジを介して該基端側部材と揺動自在に連結された先端側部材と、前記基端側部材の中空部内を進退し、前記先端側部材を押し引きするドライブロッドと、このドライブロッドを軸方向にのみ直線移動自在に保持すると共に前記基端側部材の中空部内に固定された案内部材と、前記基端側部材の中空部内に配置されると共に前記ドライブロッドを軸方向へ移動させるリニア超音波モータとから構成されることを特徴とするロボット関節構造。
  2. 前記ドライブロッドは断面略矩形状に形成され、両側面には軸方向に沿ってボール転走溝が夫々形成される一方、前記案内部材にはドライブロッドの各ボール転走溝と対向する負荷転走溝が設けられ、多数のボールがこれらボール転走溝と負荷転走溝との間で荷重を負荷しながら転動することを特徴とする請求項1記載のロボット関節構造。
  3. 前記案内部材とリニア超音波モータは基端側部材の中空部内に互いに対向するように配置され、前記リニア超音波モータのステータは前記ドライブロッドに向けて付勢されていることを特徴とする請求項1記載のロボット関節構造。
  4. 前記リニア超音波モータのステータは一対の圧電アクチュエータを貼り合わせてなる駆動脚を前記ドライブロッドの軸方向に沿って複数備え、各駆動脚の先端をドライブロッドに繰り返し接触させることを特徴とする請求項3記載のロボット関節構造。
  5. 前記超音波モータのステータをドライブロッドに向けて押圧する付勢力の調整手段が設けられていることを特徴とする請求項3記載のロボット関節構造。
  6. 前記基端側部材と先端側部材とを連結するヒンジは、前記基端側部材の中空部の開口縁で且つ中空部を挟んで前記案内部材と対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項3記載のロボット関節構造。
  7. 前記先端側部材にも前記基端側部材と同じく中空部を設け、かかる中空部内に前記ドライブロッド、案内部材及びリニア超音波モータを配置することによって請求項1記載のロボット関節構造を繰り返し設けたことを特徴とするロボットフィンガ構造。
  8. 中空部を有する基端側部材と、この基端側部材の中空部開口を塞ぐようにして配置されると共にヒンジを介して該基端側部材と揺動自在に連結された一対の先端側部材及び後端側部材と、前記基端側部材の中空部内を進退し、両端が前記先端側部材及び後端側部材に夫々連結されたドライブロッドと、このドライブロッドを軸方向にのみ直線移動自在に保持すると共に前記基端側部材の中空部内に固定された案内部材と、前記基端側部材の中空部内に配置されると共に前記ドライブロッドを軸方向へ移動させるリニア超音波モータとから構成されることを特徴とするロボット関節構造。
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