JPWO2014103550A1 - マニピュレータ - Google Patents

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徳和 佐藤
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Abstract

【課題】 簡素な構造で高精度な制御が可能な上、耐久性にも優れたマニピュレータを提供する。【解決手段】 第1アーム10と、第1アーム10の一端側に回動可能に支持された中間部材30と、該中間部材30に支持された第2アーム20と、基端側が第1アーム10によって支持されるとともに、その先端側のロッド部42を前記中間部材30における第1アーム10の回動支点の周囲に係合した送りねじ機構40とを備え、前記送りねじ機構40のロッド部42を進退させて前記中間部材30を第1アーム10に対し回動させるようにした。【選択図】 図6

Description

本発明は、産業用ロボットや医療用ロボット、その他のロボット等に用いられるマニピュレータに関するものである。
従来、この種の発明には、特許文献1に記載されるもののように、屈伸運動が可能なフィンガー(14)と、このフィンガーに一端側を止着した可撓性紐状のテンドン(50)と、このテンドンの他端側を引っ張るリニアアクチュエータ(48)とを備え、リニアアクチュエータ(48)によりフィンガー(14)を引っ張って屈曲させるようにしたものが知られている。
しかしながら、上記従来技術では、可撓性紐状のテンドン(50)を引っ張ってフィンガー(14)を曲げるようにしているため、フィンガー(14)を逆方向へ曲げるためには、そのための別の1組以上のテンドン及びリニアアクチュエータ、あるいはバネ等が必要であり、機構が複雑になる要因となっていた。
また、テンドン(50)を引っ張る構造であるため、テンドン(50)の伸びのばらつきによって、フィンガー(14)を屈曲させた際の角度がばらつく場合がある。さらに、テンドン(50)に繰り返し加わる引張荷重により、テンドン(50)が伸び切ってしまったり破断したりするおそれもある。そして、これらの問題は、特に使用期間が比較的長い場合に、伸びや経年劣化等に起因して顕著になる傾向がある。
特開2012−152889号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、簡素な構造で高精度な制御が可能な上、耐久性にも優れたマニピュレータを提供することにある。
上記課題を解決するための一手段は、第1アームと、第1アームの一端側に回動可能に支持された中間部材と、該中間部材に支持された第2アームと、基端側が第1アームによって支持されるとともに、その先端側のロッド部を前記中間部材における第1アームの回動支点の周囲に係合した送りねじ機構とを備え、前記送りねじ機構のロッド部を進退させて前記中間部材を第1アームに対し回動させるようにした。
本発明は、以上説明したように構成されているので、簡素な構造で高精度な制御が可能な上、耐久性にも優れている。
本発明に係るマニピュレータの一例を示す斜視図である。 同マニピュレータの他の屈曲態様を示す斜視図である。 同マニピュレータの要部斜視図である。 同マニピュレータの要部斜視図であり、一方のアームを二点鎖線で表現し、その内部を視えるようにしている。 同マニピュレータの要部斜視図であり、一方のアームを二点鎖線で表現し、その内部を視えるようにしている。 同マニピュレータの要部斜視図であり、双方のアームを二点鎖線で表現し、その内部を視えるようにしている。 図6の(VII)−(VII)線に沿う縦断面図である。 同マニピュレータの要部横断面図であり、中間部材を省いた状態を示す。 同マニピュレータの要部斜視図であり、(a)は第2アームを一方へ回動させた状態を示す。 同マニピュレータの要部斜視図であり、(b)は第2アームを第1アームと直線状に配置した状態を示す。 同マニピュレータの要部斜視図であり、(c)は第2アームを他方へ回動させた状態を示す。
本実施の形態の第一の特徴は、第1アームと、第1アームの一端側に回動可能に支持された中間部材と、該中間部材に支持された第2アームと、基端側が第1アームによって支持されるとともに、その先端側のロッド部を前記中間部材における第1アームの回動支点の周囲に係合した送りねじ機構とを備え、前記送りねじ機構のロッド部を進退させて前記中間部材を第1アームに対し回動させるようにした。
この構成によれば、送りねじ機構のロッド部を前進させれば、第1アームに対し中間部材が一方へ回動し、この回動に伴って第2アームも一方へ回動する。また、同ロッド部を後退させれば、第1アームに対し中間部材が他方へ回動し、この回動に伴って第2アームも前記一方に対する逆方向へ回動する。
第二の特徴としては、第2アームを前記中間部材に対し前記第1アームの回動方向に対する交差方向へ回動するように支持し、第2アームによって支持されるとともに、進退可能なロッド部を前記中間部材における第2アームの回動支点の周囲に係合した第2の送りねじ機構を備え、第2の送りねじ機構のロッド部を進退させて前記中間部材を第2アームに対し回動させるようにした。
この構成によれば、第2の送りねじ機構のロッド部を進退させれば、中間部材に相対し第2アームが回動する。この際の回動方向は、中間部材に相対し第1アームが回動する方向に対し、交差する方向である。
第三の特徴としては、前記中間部材に対する前記ロッド部の係合箇所が前記ロッド部の進退に伴って前記回動支点に相対的に接近離隔するように、前記ロッド部と前記中間部材の一方に長孔を設けるとともに、その他方には前記長孔内で自在に移動可能な軸を設けた。
この構成によれば、送りねじ機構のロッド部を進退させて中間部材を回動させた際、中間部材に対するロッド部の係合箇所は、中間部材の円運動により、その円運動の回動支点に相対的に接近離隔するが、この接近離隔に伴い、ロッド部側又は中間部材側の軸がその他方側の長孔内で自在に移動するため、ロッド部の進退動作が妨げられるようなことがない。
第四の特徴としては、第1アーム及び第2アームは、それぞれ中空状に形成され、その内部に前記送りねじ機構を支持している。
この構成によれば、第1アーム、中間部材及び第2アームの外部に送りねじ機構等が外部に露出して、当該マニピュレータの外部に凹凸が形成されるのを防ぐことができる。その結果、当該マニピュレータが作業対象物以外の物に不要な干渉をするのを防ぐことができ、特に、人体内に挿入される低侵襲ロボットに適用するのに好適である。
第五の特徴としては、前記送りねじ機構を、電線から供給される電力によって前記ロッド部を進退させるように構成し、前記電線を、第1アーム、前記中間部材及び第2アームの内部に挿通した。
この構成によれば、当該マニピュレータの外部に電線が露出するのを防ぐことができる。その結果、電線が当該マニピュレータの作業対象物以外の物に不要な干渉をするのを防ぐことができる。
第六の特徴としては、第1アーム又は第2アームに相対する前記中間部材の回動を感知する感知部を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、第1アーム又は第2アームに対し中間部材が回動したこと容易に感知することができる。
次に、上記形態の好ましい具体例を、図面に基づいて詳細に説明する。
このマニピュレータ1は、図1〜図9Cに示すように、交互に配置された中空状の第1アーム10及び第2アーム20と、隣り合う第1アーム10と第2アーム20を回動可能に接続する中間部材30と、第1アーム10内に支持された第1の送りねじ機構40と、第2アーム20内に支持された第2の送りねじ機構50と、第1アーム10に対する中間部材30の回動を感知する第1の感知部60と、第2アーム20に対する中間部材30の回動を感知する第2の感知部70とを具備している。
第1アーム10と第2アーム20は、同一形状の略筒状の部材であり、軸方向に交互に配置される(図1及び図2参照)。
第1アーム10は、アーム本体11と、アーム本体11の軸方向の一端側と他端側にそれぞれ接続された接続部12とから略一体筒状に形成される。
アーム本体11は、図8に示すように、略円柱状に形成され、その内部には、軸方向へ連続し貫通する複数(図示例によれば四つ)の中空部11a,11b,11c,11dを有する。
これらのうちの一つの中空部11aには、第1の送りねじ機構40が挿入され支持されている。
また、中空部11aと同径の中空部11bは、アーム本体11を第2アーム20の一部とした場合に、第2の送りねじ機構50を挿入し支持する。
また、中空部11a,11bよりも内径の小さい他の中空部11c,11dは、第1の送りねじ機構40や第2の送りねじ機構50へ電力を供給する電線や、第1の感知部60及び第2の感知部70の信号を伝達する電線等を挿通する。
接続部12は、アーム本体11の一端と他端の各々から軸方向へ突出するとともに、径方向へ間隔を置いて配置された一片部12a及び他片部12bからなる。
第1アーム10の一端側の一片部12a及び他片部12bは、同第1アーム10の他端側の一片部12a及び他片部12bに対し、周方向へ角度90°回転した状態で配置される。
一片部12aと他片部12bの各々には、軸孔12a1,12b1が設けられる。そして、各軸孔12a1,12b1には、後述する中間部材30の支持軸31(図6参照)が回転自在に挿通される。
第2アーム20は、上述したように、第1アーム10と同一形状である。このため、この第2アーム20の要部については、第1アーム10の場合と同一の符号を付け、重複する詳細説明を省略する。
また、中間部材30は、第1アーム10又は第2アーム20における接続部12に対し回転自在に接続されている。
この中間部材30は、径方向に間隔を置いて対向し合う第1辺部30a及び第2辺部30bと、これら辺部に直交し且つ径方向に間隔を置いて対向しあう第3辺部30c及び第4辺部30dとからなる矩形枠状に形成される(図6参照)。
第1辺部30aと第2辺部30bには、それぞれ、径方向の外側へ突出する支持軸31(図6及び図7参照)が設けられる。さらに、第1辺部30aには、後述する第1の送りねじ機構40のロッド部42に係合する長孔32を有する。
同様にして、第3辺部30cと第4辺部30dには、それぞれ、径方向の外側へ突出する支持軸31が設けられ、さらに、第3辺部30cには、後述する第2の送りねじ機構50のロッド部52に係合する長孔(図示せず)を有する。
そして、第1辺部30a及び第2辺部30bの各支持軸31は、第1アーム10における接続部12の一片部12aと他片部12bに挿通され、第1アーム10に対して中間部材30を回動自在に支持する(図6及び図7参照)。
同様に、第3辺部30c及び第4辺部30dの各支持軸31は、第2アーム20における接続部12の一片部12aと他片部12bに挿通され、第2アーム20に対して中間部材30を回動自在に支持する。
なお、第1アーム10に対する中間部材30の回動方向と、第2アーム20に対する同中間部材30の回動方向とは直交する。
また、第1辺部30aの長孔32は、第1アーム10の回動支点となる支持軸31の周囲に配置されるとともに、支持軸31に対し接近離隔する方向へ長く形成されている。
長孔32と同様に、第3辺部30cの長孔(図示せず)も、第2アーム20の回動支点となる支持軸31の周囲に配置され、支持軸31に対し接近離隔する方向へ長く形成されている(図4及び図6参照)。
また、第1の送りねじ機構40は、基端側の回転駆動部41と、該回転駆動部41の回転運動によって進退するロッド部42とを具備し、回転駆動部41が第1アーム10によって不動に支持されるとともに、ロッド部42を中間部材30における回動支点(支持軸31)の周囲に係合している。
回転駆動部41は、第1アーム10に対し回転不能に支持された本体部41aと、該本体部41aから前方へ突出する出力軸41bとを有する回転式の駆動モータであり、例えば、インナーローター型のブラシレスDCモータや、その他のアクチュエータにより構成される。
本体部41aは、円筒状のケーシング内に、固定子及び回転子、該回転子の回転速度を適宜に調整して出力軸41bに伝達するギヤ等を具備している。
出力軸41bは、本体部41a側の前記回転子の回転力により双方向へ回転するように構成され、その先端側の外周面に雄ネジ部を有し、この雄ネジ部を後述するロッド部42に螺合させている。
前記構成の回転駆動部41は、出力軸41bを第1アーム10内の中空部11a内外にわたって前方へ突出させた状態で、本体部41aを第1アーム10内に回転不能に固定している。
回り止め部材43は、本体部41aの中空部11aと、ロッド部42との間に介在して、ロッド部42を回転不能に保持する部材である(図8参照)。
詳細に説明すれば、この回り止め部材43は、円柱軸状の部材であり、第1アーム10に嵌り合うとともに、その外周面の一部分を中空部11a内へ突出させている。一方、ロッド部42の外周面には、その周方向の一部分に平坦部42eが形成される。ロッド部42は、平坦部42eを回り止め部材43の外周面に接触させることで、中空部11a内で回転不能且つ進退可能に保持される。
ロッド部42は、円筒状のガイド筒部42aと、該ガイド筒部42aの前側に接続された雌ネジ部42bと、雌ネジ部42bの前方側で中間部材30に係合する係合軸42cとを一体的に具備してなる。
ガイド筒部42aは、回転駆動部41の本体部41a外周面と、第1アーム10の中空部11a内周面との間に嵌り合って進退する。
雌ネジ部42bは、回転駆動部41の出力軸41b外周の雄ネジ部に螺合している。
係合軸42cは、ロッド部42の軸方向(図7によれば上下方向)に対し直交する方向へ突出する軸であり、中間部材30の長孔32に嵌り合う。なお、図示例によれば、この係合軸42cは、第1アーム10における接続部12に形成された貫通孔12b2(図3参照)に挿通されてロッド部42先端側に圧入される。
また、第2の送りねじ機構50は、図6及び図7に示すように、基端側の回転駆動部51と、該回転駆動部51の回転運動によって進退するロッド部52とから構成される。これらの構造は、上記第1の送りねじ機構40と同一であり、回転駆動部51を本体部(図示せず)及び出力軸(図示せず)により構成し、ロッド部52をガイド筒部52a、雌ネジ部52b及び係合軸52c等により構成している。
そして、この第2の送りねじ機構50は、回転駆動部51が第2アーム20内に支持されるとともに、第1アーム10側へ突出するロッド部52を、第1の送りねじ機構40の場合と同様にして、中間部材30における第2アーム20の回動支点の周囲の長孔(図示せず)に係合している。
なお、図7中、符号53は、ロッド部52を回転不能且つ進退可能にする回り止め部材である。この回り止め部材53の構造も、第1アーム10側の回り止め部材43と同様である。
また、第1の感知部60は、第1アーム10側に固定された磁石61と、中間部材30側に固定されて磁石61による磁界の変化に応じた電気信号を出力するホールセンサ62とを具備する。この第1の感知部60によれば、前記電気信号によって第1アーム10に対する中間部材30の回動角度を検出することができる。
同様に、第2の感知部70は、第2アーム20側に固定された磁石71と、中間部材30側に固定されて磁石71による磁界の変化に応じた電気信号を出力するホールセンサ72とを具備する。この第2の感知部70によれば、前記電気信号によって第2アーム20に対する中間部材30の回動角度を検出することができる。なお、図3中、符号73は、ホールセンサ72を配設した電子回路基板であり、符号73aは、ホールセンサ72による感知信号を出力する端子である。
上記構成のマニピュレータ1の内部には、各第1の送りねじ機構40及び各第2の送りねじ機構50へ電力を供給する電線や、ホールセンサ62,72の電気信号を出力する電線等が挿通され、これら電線は、図示しない外部の制御装置に接続される。
次に、上記構成のマニピュレータ1について、その作用効果を詳細に説明する。
先ず、図9B(b)に示すように、第1アーム10と第2アーム20が直線状に位置した状態では、第1の送りねじ機構40のロッド部42先端側の係合軸42cが、中間部材30の長孔32内で、第1アーム10の回動支点(支持軸31)に最も近付いた状態となる。
図9B(b)に示す前記状態から第1の送りねじ機構40のロッド部42を後退させた場合、該ロッド部42によって中間部材30が引張られ、図9B(b)に示すように、中間部材30及び第2アーム20は、回動支点(支持軸31)を中心に一方向(図9Aによれば反時計方向)へ回動する。
この回動の際、ロッド部42の係合軸42cは、長孔32内で、前記回動支点(支持軸31)から離れる方向へ移動する。また、中間部材30及び第2アーム20の回動角度は、第1の感知部60によって検出される。
逆に、図9B(b)に示す状態から第1の送りねじ機構40のロッド部42を前進させた場合には、ロッド部42によって中間部材30が押されるため、図9C(c)に示すように、中間部材30及び第2アーム20は、回動支点(支持軸31)を中心に他方向(図9Cによれば時計方向)へ回動する。
この回動の際、ロッド部42の係合軸42cは、長孔32内で、回動支点(支持軸31)から離れる方向へ移動する。また、中間部材30及び第2アーム20の回動角度は、第1の感知部60によって検出される。
また、中間部材30に対し、第2アーム20を前記回動方向(図9Aおよび図9Cに示す回動方向)と直交する方向へ回動する場合には、図示を省略するが、第2アーム20内の第2の送りねじ機構50を動作させればよい。この際の第2アーム20の回動方向は、同中間部材30に相対する第1アーム10の回動方向に対し直交する方向である。また、この際の回動角度は、第2の感知部70によって検出される。
よって、本実施の形態のマニピュレータ1によれば、第1の送りねじ機構40及び第2の送りねじ機構50を制御することによて、第1アーム10と第2アーム20の間の関節部分を、自在に曲げ伸ばしすることができる。
したがって、複数の第1の送りねじ機構40及び第2の送りねじ機構50をそれぞれ独立して駆動すれば、複数の前記関節部分をそれぞれ独立して曲げ伸ばしすることができ、例えば、一部の関節部分を同一の方向へ曲げたり、一部の関節部分と他の関節部分とを異なる方向に曲げたり等、様々なパターンの屈伸動作が可能である。
その上、複数のテンドンを用いる従来技術と比較し、各部の伸びや劣化に起因する動作精度の低下が少なく、構造が簡素な上、耐久性にも優れている。
また、第1アーム10及び第2アーム20の周囲に突出する部分がないため、第1アーム10及び第2アーム20が作業対象物以外の物に対し不要な干渉をするのを防ぐことができる。このため、特に人体内に挿入される低侵襲ロボットに適用するのに好適である。
なお、図示例では、合計7つの第1アーム10及び第2アーム20を長さ方向に交互に配置し連結しているが、他例としては、その連結数を適宜に変更することが可能である。
また、図示例では、中間部材30に対し第1アーム10と第2アーム20の双方を回動可能に支持しているが、他例としては、中間部材30に対し第1アーム10と第2アーム20のうちの一方のみを回動可能に支持し、他方を回動不能に固定することも可能である。この他例では、回動不能なアームに対応する送りねじ機構40(又は50)を省くことが可能である。
また、図示例では、中間部材30に対するロッド部42の係合箇所を回動支点(支持軸31)に相対的に接近離隔させる手段の一例として、中間部材30側の長孔32とロッド部42側の係合軸42cとを嵌め合せたが、他例としては、ロッド部42側に長孔を設けるとともに、中間部材30側に係合軸を設けた態様や、前記長孔を溝に置換した態様、ロッド部42の先端側と中間部材30とを弾性体を介して接続した態様等とすることも可能である。
また、図示例では、第1アーム10と第2アーム20の各々における四つの中空部11a,11b,11c,11dに送りねじ機構40(又は50)及び電線等を配分して挿通したが、他例としては、単一の中空部に送りねじ機構40(又は50)及び電線等をまとめて挿通した態様や、二つ、三つ又は五つ以上の中空部に送りねじ機構40(又は50)及び電線等を適宜に配分して挿通した態様等とすることも可能である。
また、図示例では、中間部材30に相対し第1アーム10が回動する方向と、同中間部材30に相対し第2アーム20が回動する方向とが直交するようにしたが、他例としては、前記二つの方向が直交以外の角度で交差する構成とすることも可能である。
また、図示例では、第1の感知部60及び第2の感知部70を、ホールセンサによって構成したが、これら第1の感知部60及び第2の感知部70は、ホールセンサ以外の単数もしくは複数の接触式センサ(例えば、リミットスイッチ等)又は非接触式センサ(例えば、光電管スイッチ等)によって構成することも可能である。
また、図示例では、特に当該マニピュレータ1全体を小型化する観点から、第1及び第2の送りねじ機構40,50として、送りねじ部分にボールを有しない送りねじ機構を用いているが、他例としては、これら第2の送りねじ機構40,50として、送りねじ部分にボールを有する所謂ボールねじ機構を用いることも可能である。
1:マニピュレータ
10:第1アーム
20:第2アーム
30:中間部材
31:支持軸(回動支点)
32:長孔
40:第1の送りねじ機構
41:回転駆動部
42:ロッド部
43:回り止め部材
50:第2の送りねじ機構
51:回転駆動部
52:ロッド部
60:第1の感知部
70:第2の感知部

Claims (6)

  1. 第1アームと、第1アームの一端側に回動可能に支持された中間部材と、該中間部材に支持された第2アームと、基端側が第1アームによって支持されるとともに、その先端側のロッド部を前記中間部材における第1アームの回動支点の周囲に係合した送りねじ機構とを備え、前記送りねじ機構のロッド部を進退させて前記中間部材を第1アームに対し回動させるようにしたことを特徴とするマニピュレータ。
  2. 第2アームを前記中間部材に対し前記第1アームの回動方向に対する交差方向へ回動するように支持し、第2アームによって支持されるとともに、進退可能なロッド部を前記中間部材における第2アームの回動支点の周囲に係合した第2の送りねじ機構を備え、第2の送りねじ機構のロッド部を進退させて前記中間部材を第2アームに対し回動させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のマニピュレータ。
  3. 前記中間部材に対する前記ロッド部の係合箇所が前記ロッド部の進退に伴って前記回動支点に相対的に接近離隔するように、前記ロッド部と前記中間部材の一方に長孔を設けるとともに、その他方には前記長孔内で自在に移動可能な軸を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のマニピュレータ。
  4. 第1アーム及び第2アームは、それぞれ中空状に形成され、その内部に前記送りねじ機構を支持していることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載のマニピュレータ。
  5. 前記送りねじ機構を、電線から供給される電力によって前記ロッド部を進退させるように構成し、前記電線を、第1アーム、前記中間部材及び第2アームの内部に挿通したことを特徴とする請求項4記載のマニピュレータ。
  6. 第1アーム又は第2アームに相対する前記中間部材の回動を感知する感知部を設けたことを特徴とする請求項1〜5何れか1項記載のマニピュレータ。
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