JP2002178039A - 鋭角成形に優れたカッティングブレードの折曲装置 - Google Patents
鋭角成形に優れたカッティングブレードの折曲装置Info
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- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21D37/00—Tools as parts of machines covered by this subclass
- B21D37/20—Making tools by operations not covered by a single other subclass
- B21D37/205—Making cutting tools
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カッティングブレードの鋭角成形が完璧であ
り、同時に作業の迅速性と効率性が卓越した新しい類型
の折曲装置を提供することである。 【解決手段】 カッティングブレードの長手方向に形成
された案内溝を介しカッティングブレードを作業領域に
前進移送させるノズル部、作業領域に移送されたカッテ
ィングブレードの或る一面を折り曲げる第1折曲部材、
カッティングブレードの他の一面を折り曲げる第2折曲
部材、前記第1折曲部材を堅固に支持しながら第2折曲
部材の回動を案内する第1回転体、前記第2折曲部材を
堅固に支持しながら第1折曲部材の回動を案内し、前記
第1回転体と独立的に回動される第2回転体、並びに前
記第1および第2回転体それぞれを回転駆動する駆動部
を基本構成にしている。
り、同時に作業の迅速性と効率性が卓越した新しい類型
の折曲装置を提供することである。 【解決手段】 カッティングブレードの長手方向に形成
された案内溝を介しカッティングブレードを作業領域に
前進移送させるノズル部、作業領域に移送されたカッテ
ィングブレードの或る一面を折り曲げる第1折曲部材、
カッティングブレードの他の一面を折り曲げる第2折曲
部材、前記第1折曲部材を堅固に支持しながら第2折曲
部材の回動を案内する第1回転体、前記第2折曲部材を
堅固に支持しながら第1折曲部材の回動を案内し、前記
第1回転体と独立的に回動される第2回転体、並びに前
記第1および第2回転体それぞれを回転駆動する駆動部
を基本構成にしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カッティングブレ
ード(cutting blade)を折り曲げるための装置、とく
に、精密な鋭角成形の可能なカッティングブレードの折
曲装置に関するものである。
ード(cutting blade)を折り曲げるための装置、とく
に、精密な鋭角成形の可能なカッティングブレードの折
曲装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カッティングブレードの折曲装置として
開発された最近のモデルには以下のようなものがある。
開発された最近のモデルには以下のようなものがある。
【0003】まず、図8(a)には国際公開第95/0
026号公報に開示された折曲装置の平面図が示されて
いる。ローラ92、93の回転で前進するカッティング
ブレード100が固定型70の案内溝を通じて抜け出な
がら、固定型70の周りを囲んで配列された可動型71
と触れ合って折り曲げられている。可動型の先端部71
1、711が固定型の先端部700、700に堅固に把
持されたカッティングブレードの側面を回動加圧するこ
とにより、素材が左右に折り曲げられるものである。し
かし、この装置は素材の鋭角成形が制限されるとの問題
点がある。何故ならば、仮に、素材が右側に多く折り曲
げられて最後の折曲角度が基準線と鋭角をなすよう成形
すると仮定するとき、左側可動型71が素材の左側で素
材を加圧中或る折曲角度以上になると、固定型70と素
材の折曲部分が触れ合ってそれ以上の折り曲げが不可能
になり、可動型71が素材に対し強い加圧力を伝えるこ
とが難しくなるためである。
026号公報に開示された折曲装置の平面図が示されて
いる。ローラ92、93の回転で前進するカッティング
ブレード100が固定型70の案内溝を通じて抜け出な
がら、固定型70の周りを囲んで配列された可動型71
と触れ合って折り曲げられている。可動型の先端部71
1、711が固定型の先端部700、700に堅固に把
持されたカッティングブレードの側面を回動加圧するこ
とにより、素材が左右に折り曲げられるものである。し
かし、この装置は素材の鋭角成形が制限されるとの問題
点がある。何故ならば、仮に、素材が右側に多く折り曲
げられて最後の折曲角度が基準線と鋭角をなすよう成形
すると仮定するとき、左側可動型71が素材の左側で素
材を加圧中或る折曲角度以上になると、固定型70と素
材の折曲部分が触れ合ってそれ以上の折り曲げが不可能
になり、可動型71が素材に対し強い加圧力を伝えるこ
とが難しくなるためである。
【0004】このような問題を解決するための先行技術
の一例が韓国特許第182069号公報および米国特許
第5,870,919号明細書に開示されている(図8
(b))。この装置は、前で言及した先行技術と比べて
可動型を固定型の前に移動させ、折曲部材の自由移動を
確保すると共に可動型を棒状のピン80状に細く変更し
た点が異なる。この装置は、折曲部材80、80を二つ
用いてそれぞれが素材を折半して折り曲げるようにして
いるが、仮に、左側の折曲部材が素材を右側に加圧する
とき、右側の折曲部材は曲げられる素材との接触を避け
るため回転体内に退避する方式を採用している。
の一例が韓国特許第182069号公報および米国特許
第5,870,919号明細書に開示されている(図8
(b))。この装置は、前で言及した先行技術と比べて
可動型を固定型の前に移動させ、折曲部材の自由移動を
確保すると共に可動型を棒状のピン80状に細く変更し
た点が異なる。この装置は、折曲部材80、80を二つ
用いてそれぞれが素材を折半して折り曲げるようにして
いるが、仮に、左側の折曲部材が素材を右側に加圧する
とき、右側の折曲部材は曲げられる素材との接触を避け
るため回転体内に退避する方式を採用している。
【0005】ところが、左側の折曲部材により右側に鋭
角成形がなされた場合、右側の折曲部材が突き出たとき
は既に素材が右側の折曲部材の回転体81内の位置点よ
り、さらに後方まで後退した状態に位置することになり
右側の折曲部材が空転することになるため素材の反対面
の折り曲げが不可能になり、これが装置の作動停止の状
態を招くことになるので、一定角度以上の鋭角成形をな
すことが不可能である。さらに、折曲部材80、80の
上下運動により折曲部材の磨耗が激しく、折曲部材の出
入のため回転体81に備えられた案内溝は折曲部材と或
る程度の間隙を有するしかないため、実際の折り曲げ時
には折曲部材が両回転体に堅固に支持されず、素材の水
平折曲と垂直折曲が十分成形されない問題点もあった。
角成形がなされた場合、右側の折曲部材が突き出たとき
は既に素材が右側の折曲部材の回転体81内の位置点よ
り、さらに後方まで後退した状態に位置することになり
右側の折曲部材が空転することになるため素材の反対面
の折り曲げが不可能になり、これが装置の作動停止の状
態を招くことになるので、一定角度以上の鋭角成形をな
すことが不可能である。さらに、折曲部材80、80の
上下運動により折曲部材の磨耗が激しく、折曲部材の出
入のため回転体81に備えられた案内溝は折曲部材と或
る程度の間隙を有するしかないため、実際の折り曲げ時
には折曲部材が両回転体に堅固に支持されず、素材の水
平折曲と垂直折曲が十分成形されない問題点もあった。
【0006】なお、折曲部材を一つだけ用いる場合の一
例は本出願人の先出願である韓国特許出願第1995−
21518号(米国特許第6,145,359号明細
書)に開示されている。この装置は、折曲部材が素材の
一方を折り曲げたあと他の面を折り曲げようとすると
き、折曲部材が回転体内に後退したあと素材の反対側ま
で回動されて再び突き出るようにしている。ところが、
素材の一面の鋭角成形が行なわれた後には、折曲部材が
遠く素材の反対面まで回転してガイド部と素材との中間
地点で再び上昇する位置点のための空間確保が難しく、
それほど制御が複雑な欠点がある。さらに、鋭角成形と
いう観点でみれば折曲部材が二つの先行技術より優位で
あるのは確かであるが、一つの折曲部材が素材の左右側
を順次折り曲げるとの点で作業の迅速性の面では必ず優
越であるとは言えない。
例は本出願人の先出願である韓国特許出願第1995−
21518号(米国特許第6,145,359号明細
書)に開示されている。この装置は、折曲部材が素材の
一方を折り曲げたあと他の面を折り曲げようとすると
き、折曲部材が回転体内に後退したあと素材の反対側ま
で回動されて再び突き出るようにしている。ところが、
素材の一面の鋭角成形が行なわれた後には、折曲部材が
遠く素材の反対面まで回転してガイド部と素材との中間
地点で再び上昇する位置点のための空間確保が難しく、
それほど制御が複雑な欠点がある。さらに、鋭角成形と
いう観点でみれば折曲部材が二つの先行技術より優位で
あるのは確かであるが、一つの折曲部材が素材の左右側
を順次折り曲げるとの点で作業の迅速性の面では必ず優
越であるとは言えない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的はカッティングブレードの鋭角成形が完璧であり、
同時に作業の迅速性と効率性に優れた新しい類型の折曲
装置を提供することにある。本発明の他の目的は折曲部
材が回転体に堅固に支持されながら素材を成形すること
により、水平折曲と垂直折曲の優れた折曲装置を提供す
ることにある。
目的はカッティングブレードの鋭角成形が完璧であり、
同時に作業の迅速性と効率性に優れた新しい類型の折曲
装置を提供することにある。本発明の他の目的は折曲部
材が回転体に堅固に支持されながら素材を成形すること
により、水平折曲と垂直折曲の優れた折曲装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明の折曲装置は、カッティングブレードの
長手方向に形成された案内溝を介しカッティングブレー
ドを作業領域に前進移送させるノズル部、作業領域に移
送されたカッティングブレードの一面を折り曲げる第1
折曲部材、カッティングブレードの他の一面を折り曲げ
る第2折曲部材、前記第1折曲部材を堅固に支持しなが
ら第2折曲部材の回動を案内する第1回転体、前記第2
折曲部材を堅固に支持しながら第1折曲部材の回動を案
内し、前記第1回転体と独立的に回動する第2回転体を
基本構成にしている。
るための本発明の折曲装置は、カッティングブレードの
長手方向に形成された案内溝を介しカッティングブレー
ドを作業領域に前進移送させるノズル部、作業領域に移
送されたカッティングブレードの一面を折り曲げる第1
折曲部材、カッティングブレードの他の一面を折り曲げ
る第2折曲部材、前記第1折曲部材を堅固に支持しなが
ら第2折曲部材の回動を案内する第1回転体、前記第2
折曲部材を堅固に支持しながら第1折曲部材の回動を案
内し、前記第1回転体と独立的に回動する第2回転体を
基本構成にしている。
【0009】このような本発明の構成によれば、第1折
曲部材が素材の一面の折り曲げを担当し、第2折曲部材
が素材の反対面の折り曲げを担当する。なお、第1折曲
部材および第2折曲部材が相互独立して回動する第1回
転体および第2回転体のそれぞれに支持されているた
め、第1回転体による第1折曲部材の回動運動と第2回
転体による第2折曲部材の回動運動は独立的に行なわれ
る。先行技術では二つの折曲部材が同じ回転体により支
持されていたため、折曲部材の間の回動角度が相互従属
的になり精密な鋭角成形をなすことができない問題があ
ったのである。さらに、第1および第2折曲部材が先行
技術でのように上下の垂直移動を行なわず、回転体に堅
固に支持されながら回動して素材を加圧するため、素材
の精密な垂直および水平成形を達成でき作業の迅速性を
期待することができる。
曲部材が素材の一面の折り曲げを担当し、第2折曲部材
が素材の反対面の折り曲げを担当する。なお、第1折曲
部材および第2折曲部材が相互独立して回動する第1回
転体および第2回転体のそれぞれに支持されているた
め、第1回転体による第1折曲部材の回動運動と第2回
転体による第2折曲部材の回動運動は独立的に行なわれ
る。先行技術では二つの折曲部材が同じ回転体により支
持されていたため、折曲部材の間の回動角度が相互従属
的になり精密な鋭角成形をなすことができない問題があ
ったのである。さらに、第1および第2折曲部材が先行
技術でのように上下の垂直移動を行なわず、回転体に堅
固に支持されながら回動して素材を加圧するため、素材
の精密な垂直および水平成形を達成でき作業の迅速性を
期待することができる。
【0010】さらに、本発明はノズル部と第1および第
2回転体が垂直方向に同軸をなすよう配列され、ノズル
部は第1および第2回転体の実質的な中央部分を貫通し
て延長され、第1回転体はノズル部の案内溝を間に置い
て垂直に対向する少なくとも一組の上下部回転体でな
り、これらそれぞれの上下部回転体には第1折曲部材の
両端を堅固に支持する締結孔と、第2折曲部材の回動運
動を案内する案内溝が形成されており、第2回転体はノ
ズル部の案内溝を間に置いて垂直に対向する少なくとも
一組の上下部回転体でなり、これらそれぞれの上下部回
転体には第2折曲部材の両端を堅固に支持する締結孔
と、第1折曲部材の回動運動を案内する案内溝が形成さ
れていることを追加の特徴としている。
2回転体が垂直方向に同軸をなすよう配列され、ノズル
部は第1および第2回転体の実質的な中央部分を貫通し
て延長され、第1回転体はノズル部の案内溝を間に置い
て垂直に対向する少なくとも一組の上下部回転体でな
り、これらそれぞれの上下部回転体には第1折曲部材の
両端を堅固に支持する締結孔と、第2折曲部材の回動運
動を案内する案内溝が形成されており、第2回転体はノ
ズル部の案内溝を間に置いて垂直に対向する少なくとも
一組の上下部回転体でなり、これらそれぞれの上下部回
転体には第2折曲部材の両端を堅固に支持する締結孔
と、第1折曲部材の回動運動を案内する案内溝が形成さ
れていることを追加の特徴としている。
【0011】このような本発明では、第1回転体が上下
に分離された二つの回転体が一組をなしている少なくと
も一組以上の回転体で構成され、第2回転体もそれと同
様に構成されている。第1回転体および第2回転体は、
それぞれ第1折曲部材および第2折曲部材を堅固に支持
すると共に他の折曲部材の回動運動を案内する案内溝を
備えており、ノズル部と共に実質的に同心をなすよう配
列されている。したがって、第1回転体により堅固に支
持される第1折曲部材は第2回転体の案内溝に沿って回
動しながら素材の一側面を加圧し、第2回転体により支
持される第2折曲部材は第1回転体の案内溝に沿って回
動しながら素材の反対面を折り曲げることになる。
に分離された二つの回転体が一組をなしている少なくと
も一組以上の回転体で構成され、第2回転体もそれと同
様に構成されている。第1回転体および第2回転体は、
それぞれ第1折曲部材および第2折曲部材を堅固に支持
すると共に他の折曲部材の回動運動を案内する案内溝を
備えており、ノズル部と共に実質的に同心をなすよう配
列されている。したがって、第1回転体により堅固に支
持される第1折曲部材は第2回転体の案内溝に沿って回
動しながら素材の一側面を加圧し、第2回転体により支
持される第2折曲部材は第1回転体の案内溝に沿って回
動しながら素材の反対面を折り曲げることになる。
【0012】第2折曲部材の回動角度範囲を規定するも
のは第1回転体の案内溝であり、第1折曲部材の回動角
度範囲を規定するものは第2回転体の案内溝である。そ
れぞれの回転体はそれに支持されない他の折曲部材の回
動のための案内溝を提供するが、これはその回転体によ
り実際に支持されている折曲部材の回動運動とは原理的
に、さらに時間的に独立したものである。
のは第1回転体の案内溝であり、第1折曲部材の回動角
度範囲を規定するものは第2回転体の案内溝である。そ
れぞれの回転体はそれに支持されない他の折曲部材の回
動のための案内溝を提供するが、これはその回転体によ
り実際に支持されている折曲部材の回動運動とは原理的
に、さらに時間的に独立したものである。
【0013】なお、本発明は第1回転体の上下部回転体
に形成された案内溝は、第2折曲部材の最大折曲角度の
形成位置と折曲待機位置の間に亘って形成され、第2回
転体の上下部回転体に形成された案内溝は、第1折曲部
材の最大折曲角度の形成位置と折曲待機位置の間に亘っ
て形成されることをさらに他の特徴としている。
に形成された案内溝は、第2折曲部材の最大折曲角度の
形成位置と折曲待機位置の間に亘って形成され、第2回
転体の上下部回転体に形成された案内溝は、第1折曲部
材の最大折曲角度の形成位置と折曲待機位置の間に亘っ
て形成されることをさらに他の特徴としている。
【0014】本発明の折曲装置では、第1折曲部材は素
材の折り曲げを完了してノズル部の後方の折曲待機位置
点まで回帰すると同時に、折曲待機位置点で待機してい
た第2折曲部材が回動して素材の他の面を折り曲げるよ
うにしている。
材の折り曲げを完了してノズル部の後方の折曲待機位置
点まで回帰すると同時に、折曲待機位置点で待機してい
た第2折曲部材が回動して素材の他の面を折り曲げるよ
うにしている。
【0015】さらに、当然のことであるが、これら折曲
部材の最終の回動角度によりカッティングブレードの鋭
角限界点が規定される。したがって、第1折曲部材を案
内する第2回転体の案内溝と第2折曲部材を案内する第
1回転体の案内溝は、その範囲が折曲部材の折曲待機位
置と最大折曲角度(最も鋭い鋭角成形角度)に亘るよう
形成されなければならない。本発明によるこれら案内溝
は相互対称をなすよう形成されるはずである。
部材の最終の回動角度によりカッティングブレードの鋭
角限界点が規定される。したがって、第1折曲部材を案
内する第2回転体の案内溝と第2折曲部材を案内する第
1回転体の案内溝は、その範囲が折曲部材の折曲待機位
置と最大折曲角度(最も鋭い鋭角成形角度)に亘るよう
形成されなければならない。本発明によるこれら案内溝
は相互対称をなすよう形成されるはずである。
【0016】さらに、本発明は、第1回転体の上下部回
転体および第2回転体の上下部回転体それぞれは少なく
とも二組以上の回転体でなり、第1回転体および第2回
転体の上部回転体らはガイド部の案内溝上側で同軸をな
して交互に配列され、第1回転体および第2回転体の下
部回転体らは、ガイド部の案内溝下側で同軸をなして交
互に配列されることを追加の特徴としている。
転体および第2回転体の上下部回転体それぞれは少なく
とも二組以上の回転体でなり、第1回転体および第2回
転体の上部回転体らはガイド部の案内溝上側で同軸をな
して交互に配列され、第1回転体および第2回転体の下
部回転体らは、ガイド部の案内溝下側で同軸をなして交
互に配列されることを追加の特徴としている。
【0017】このような本発明によれば、第1回転体と
第2回転体が少なくとも二組以上の上下回転体で構成さ
れ互いに交互に配列されているため、折曲部材がより強
く均一な加圧力をカッティングブレードに加えることが
できる点で素材の正確な垂直および水平折曲にさらに有
利である。
第2回転体が少なくとも二組以上の上下回転体で構成さ
れ互いに交互に配列されているため、折曲部材がより強
く均一な加圧力をカッティングブレードに加えることが
できる点で素材の正確な垂直および水平折曲にさらに有
利である。
【0018】
【発明の実施の形態】以上で記述した本発明の特徴を具
現した一実施例を、参考図面を参照して以下に詳しく説
明することにする。
現した一実施例を、参考図面を参照して以下に詳しく説
明することにする。
【0019】図1には本発明の折曲装置1を含む折曲シ
ステムの全斜視図が示されているが、前部の折曲装置1
を除いては本出願人の先出願である韓国特許出願第19
99−21518号に開示されたものと同一である。折
曲システムのガイド部11の前部には、カッティングブ
レードCを作業領域に前進移送させるノズル部12が設
けられている。ノズル部12はガイド部11を通過した
カッティングブレードCをその長手方向に形成された案
内溝13を通じて作業領域に移送させる。
ステムの全斜視図が示されているが、前部の折曲装置1
を除いては本出願人の先出願である韓国特許出願第19
99−21518号に開示されたものと同一である。折
曲システムのガイド部11の前部には、カッティングブ
レードCを作業領域に前進移送させるノズル部12が設
けられている。ノズル部12はガイド部11を通過した
カッティングブレードCをその長手方向に形成された案
内溝13を通じて作業領域に移送させる。
【0020】図2は本発明の折曲装置を構成するノズル
部、第1回転体および第2回転体とそれぞれの回転体に
支持された第1折曲部材および第2折曲部材の詳細を示
している。前記ノズル部12の案内溝13の上側には本
発明の特徴をなす第1回転体の上部回転体20Aが、案
内溝13の下側には第1回転体の下部回転体21Aが配
列されている。なお、本発明の特徴をなす第2回転体の
上部回転体20Bが前記上部回転体20Aに緊密に接す
るよう配列され、前記下部回転体21Aにもこれに緊密
に接して第2回転体の下部回転体21Bが配列されてい
る。ノズル部12、第1回転体20A、21A、および
第2回転体20B、21Bは互いに同心をなして同軸に
配列される。
部、第1回転体および第2回転体とそれぞれの回転体に
支持された第1折曲部材および第2折曲部材の詳細を示
している。前記ノズル部12の案内溝13の上側には本
発明の特徴をなす第1回転体の上部回転体20Aが、案
内溝13の下側には第1回転体の下部回転体21Aが配
列されている。なお、本発明の特徴をなす第2回転体の
上部回転体20Bが前記上部回転体20Aに緊密に接す
るよう配列され、前記下部回転体21Aにもこれに緊密
に接して第2回転体の下部回転体21Bが配列されてい
る。ノズル部12、第1回転体20A、21A、および
第2回転体20B、21Bは互いに同心をなして同軸に
配列される。
【0021】ノズル部12は第1回転体20A、21A
の実質的な中央部分の貫通孔、および第2回転体20
B、21Bの実質的な中央部分の貫通孔を通じて延長さ
れ、その両端は折曲装置本体の上部および下部プレート
14、15に、好ましくは図面には示されていないブラ
ケットを介して堅固に締結される。図2に示したよう
に、カッティングブレードCが出るノズル部の面を凹状
にしてここに案内溝13の出口を形成すれば、素材の折
曲角度余裕を確保できる点でさらに有利である。
の実質的な中央部分の貫通孔、および第2回転体20
B、21Bの実質的な中央部分の貫通孔を通じて延長さ
れ、その両端は折曲装置本体の上部および下部プレート
14、15に、好ましくは図面には示されていないブラ
ケットを介して堅固に締結される。図2に示したよう
に、カッティングブレードCが出るノズル部の面を凹状
にしてここに案内溝13の出口を形成すれば、素材の折
曲角度余裕を確保できる点でさらに有利である。
【0022】本発明の第1回転体および第2回転体、第
1折曲部材および第2折曲部材の構成を、図3を参考に
詳しく説明する。図面では第1回転体20A、21Aと
第2回転体20B、21Bが分れて示されているが、こ
れら回転体は図2にも示したように20A、20B、2
1A、21Bの順で垂直方向に交互に配列されている。
1折曲部材および第2折曲部材の構成を、図3を参考に
詳しく説明する。図面では第1回転体20A、21Aと
第2回転体20B、21Bが分れて示されているが、こ
れら回転体は図2にも示したように20A、20B、2
1A、21Bの順で垂直方向に交互に配列されている。
【0023】図面で、第1回転体の上部回転体20Aお
よび下部回転体21Aは同じ形状に製作されるが、これ
らは第1折曲部材30Aを堅固に支持する締結孔210
A、211Aと共に、第2折曲部材30Bの回動運動を
案内する案内溝220A、221Aを備えている。前記
案内溝220A、221Aの一端230A、231Aは
第2折曲部材30Bの折曲待機位置に対応し、他の一端
240A、241Aは第2折曲部材30Bの最大回動角
度位置、したがって、カッティングブレードの最少鋭角
形成角度に対応している。
よび下部回転体21Aは同じ形状に製作されるが、これ
らは第1折曲部材30Aを堅固に支持する締結孔210
A、211Aと共に、第2折曲部材30Bの回動運動を
案内する案内溝220A、221Aを備えている。前記
案内溝220A、221Aの一端230A、231Aは
第2折曲部材30Bの折曲待機位置に対応し、他の一端
240A、241Aは第2折曲部材30Bの最大回動角
度位置、したがって、カッティングブレードの最少鋭角
形成角度に対応している。
【0024】第2回転体の上部回転体20Bおよび下部
回転体21Bもまた同じ形状に製作されるが、これらは
第2折曲部材30Bを堅固に支持する締結孔210B、
211Bと共に第1折曲部材30Aの回動運動を案内す
る案内溝220B、221Bを備えている。第2回転体
等20B、21Bの締結孔210B、211Bは前記第
1回転体等20A、21Aの案内溝の一端230A、2
31Aに対応する位置に形成され、案内溝220B、2
21Bは締結孔210B、211Bと所定間隔離隔して
長い円弧形状をなし、その終端230B、231Bが前
記第1回転体の締結孔210A、211Aに対応する位
置に形成される。前記案内溝220B、221Bの一端
230B、231Bは第1折曲部材30Aの折曲待機位
置に対応し、他の一端240B、241Bは第1折曲部
材30Aの最大回動角度位置、したがって、カッティン
グブレードの最少鋭角形成角度に対応している。
回転体21Bもまた同じ形状に製作されるが、これらは
第2折曲部材30Bを堅固に支持する締結孔210B、
211Bと共に第1折曲部材30Aの回動運動を案内す
る案内溝220B、221Bを備えている。第2回転体
等20B、21Bの締結孔210B、211Bは前記第
1回転体等20A、21Aの案内溝の一端230A、2
31Aに対応する位置に形成され、案内溝220B、2
21Bは締結孔210B、211Bと所定間隔離隔して
長い円弧形状をなし、その終端230B、231Bが前
記第1回転体の締結孔210A、211Aに対応する位
置に形成される。前記案内溝220B、221Bの一端
230B、231Bは第1折曲部材30Aの折曲待機位
置に対応し、他の一端240B、241Bは第1折曲部
材30Aの最大回動角度位置、したがって、カッティン
グブレードの最少鋭角形成角度に対応している。
【0025】前記のような構成になっているため、回転
体等が交互に配列されると第1折曲部材30Aは第1回
転体20A、21Aにより支持されるが、その回動範囲
と限界は第2回転体20B、21Bに形成された案内溝
220B、221Bにより規定され、第2折曲部材30
Bは第2回転体20B、21Bにより支持されるが、そ
の回動範囲と限界は第1回転体20A、21Aに形成さ
れた案内溝220A、221Aにより規定される。な
お、第1回転体20A、21Aの回転時には第2回転体
20B、21Bは固定されており、第2回転体20B、
21Bの回転時には第1回転体20A、21Aが固定さ
れているため、第1折曲部材30Aおよび第2折曲部材
30Bの回動は独立的に行なわれる。
体等が交互に配列されると第1折曲部材30Aは第1回
転体20A、21Aにより支持されるが、その回動範囲
と限界は第2回転体20B、21Bに形成された案内溝
220B、221Bにより規定され、第2折曲部材30
Bは第2回転体20B、21Bにより支持されるが、そ
の回動範囲と限界は第1回転体20A、21Aに形成さ
れた案内溝220A、221Aにより規定される。な
お、第1回転体20A、21Aの回転時には第2回転体
20B、21Bは固定されており、第2回転体20B、
21Bの回転時には第1回転体20A、21Aが固定さ
れているため、第1折曲部材30Aおよび第2折曲部材
30Bの回動は独立的に行なわれる。
【0026】前記の例で示したものよりさらに小さい鋭
角折曲を行なう必要があるときは、案内溝の終端240
A、241A、240B、241Bをさらに延長して形
成し、折曲部材の回動範囲を広げれば良い。なお、前述
のようにカッティングブレードが出ながら接するノズル
部位を凹状に形成すれば、鋭角に折り曲げられた素材が
ノズル部と触れ合ってそれ以上の折り曲げが行なわれな
い不利を避けることができる。さらに、図3での締結孔
と案内溝の位置は本発明の技術思想内で自由に変更でき
る。仮に、第1回転体20A、21Aの締結孔210
A、211Aを案内溝220A、221Aの右側一端2
30A、231Aのすぐそばに形成することができる。
この場合は、第2回転体の締結孔は案内溝の一端230
B、231Bの右側のすぐそばに形成されるべきであ
る。
角折曲を行なう必要があるときは、案内溝の終端240
A、241A、240B、241Bをさらに延長して形
成し、折曲部材の回動範囲を広げれば良い。なお、前述
のようにカッティングブレードが出ながら接するノズル
部位を凹状に形成すれば、鋭角に折り曲げられた素材が
ノズル部と触れ合ってそれ以上の折り曲げが行なわれな
い不利を避けることができる。さらに、図3での締結孔
と案内溝の位置は本発明の技術思想内で自由に変更でき
る。仮に、第1回転体20A、21Aの締結孔210
A、211Aを案内溝220A、221Aの右側一端2
30A、231Aのすぐそばに形成することができる。
この場合は、第2回転体の締結孔は案内溝の一端230
B、231Bの右側のすぐそばに形成されるべきであ
る。
【0027】つぎに、図4は本発明の折曲作用を説明す
るための図面であり、理解の便宜のため第1折曲部材3
0Aがカッティングブレードを右側に加圧して折り曲げ
る場合を想定した。図4のa−1、b−1、およびc−
1はノズル部12、第1回転体の上部回転体20A、第
2回転体の上部回転体20B、並びに第1および第2折
曲部材30A、30Bの位置を示しており、図4のa−
2、b−2、およびc−2はカッティングブレードCの
各折曲段階に対応する第1折曲部材および第2折曲部材
30A、30Bの相対位置を示している。
るための図面であり、理解の便宜のため第1折曲部材3
0Aがカッティングブレードを右側に加圧して折り曲げ
る場合を想定した。図4のa−1、b−1、およびc−
1はノズル部12、第1回転体の上部回転体20A、第
2回転体の上部回転体20B、並びに第1および第2折
曲部材30A、30Bの位置を示しており、図4のa−
2、b−2、およびc−2はカッティングブレードCの
各折曲段階に対応する第1折曲部材および第2折曲部材
30A、30Bの相対位置を示している。
【0028】図4のa−1およびa−2はカッティング
ブレードが作業領域に移送される直前の作業待機状態、
図4のb−1およびb−2は作業が開始されて第1折曲
部材がカッティングブレードと接する状態、そして、図
4のc−1およびc−2は小さい鋭角θを形成するよう
第1折曲部材30AがカッティングブレードCを最大に
折り曲げた状態をそれぞれ示している。図4のa−1、
b−1、およびc−1で第1および第2回転体の下部回
転体の図示は省略したが、それぞれの上部回転体らと同
じ構成を有しており、第1折曲部材および第2折曲部材
は図示されていない下側に延長されて対応する下部回転
体により堅固に支持されながら回動する。
ブレードが作業領域に移送される直前の作業待機状態、
図4のb−1およびb−2は作業が開始されて第1折曲
部材がカッティングブレードと接する状態、そして、図
4のc−1およびc−2は小さい鋭角θを形成するよう
第1折曲部材30AがカッティングブレードCを最大に
折り曲げた状態をそれぞれ示している。図4のa−1、
b−1、およびc−1で第1および第2回転体の下部回
転体の図示は省略したが、それぞれの上部回転体らと同
じ構成を有しており、第1折曲部材および第2折曲部材
は図示されていない下側に延長されて対応する下部回転
体により堅固に支持されながら回動する。
【0029】まず、図4のa−1およびa−2で折り曲
げが開始される直前に、第1折曲部材30Aおよび第2
折曲部材30Bはノズル部12後方の折曲待機位置で待
機している。第1回転体20Aの締結孔210Aには第
1折曲部材30Aが支持され、この第1折曲部材30A
は下に位置する第2回転体20Bの案内溝220Bの一
端230Bと触れ合って延長され、図示されていない下
部回転体により支持される。つぎに、カッティングブレ
ードCが作業領域に移動されると第1回転体の上部回転
体20Aが図4のb−1の矢印方向に回動され、第1折
曲部材30Aは第1回転体20Aに堅固に支持されなが
ら第2回転体の上部回転体20Bに設けられた案内溝2
20Bに沿って回動し、カッティングブレードCと触れ
合うことになる。
げが開始される直前に、第1折曲部材30Aおよび第2
折曲部材30Bはノズル部12後方の折曲待機位置で待
機している。第1回転体20Aの締結孔210Aには第
1折曲部材30Aが支持され、この第1折曲部材30A
は下に位置する第2回転体20Bの案内溝220Bの一
端230Bと触れ合って延長され、図示されていない下
部回転体により支持される。つぎに、カッティングブレ
ードCが作業領域に移動されると第1回転体の上部回転
体20Aが図4のb−1の矢印方向に回動され、第1折
曲部材30Aは第1回転体20Aに堅固に支持されなが
ら第2回転体の上部回転体20Bに設けられた案内溝2
20Bに沿って回動し、カッティングブレードCと触れ
合うことになる。
【0030】このとき、第2回転体20Bには動力が伝
えられないためこの第2回転体は固定状態を維持するこ
とになり、したがって、第2折曲部材30Bは素材の左
側面の折曲完了時まで最初の折曲待機位置にそのまま固
定されている。つぎに、第1折曲部材が最大に回動した
図4のc−1では、第1折曲部材30Aが第2回転体2
0Bの案内溝220Bの他端240Bと触れ合い、回動
が停止されながらカッティングブレードCの最少折曲鋭
角を形成している。このようにして素材の左側面の折り
曲げが完成された後は、第1回転体の上部回転体20A
は以前と反対方向に回転し、第1折曲部材30Aが最初
の折曲待機位置に戻るようにする。
えられないためこの第2回転体は固定状態を維持するこ
とになり、したがって、第2折曲部材30Bは素材の左
側面の折曲完了時まで最初の折曲待機位置にそのまま固
定されている。つぎに、第1折曲部材が最大に回動した
図4のc−1では、第1折曲部材30Aが第2回転体2
0Bの案内溝220Bの他端240Bと触れ合い、回動
が停止されながらカッティングブレードCの最少折曲鋭
角を形成している。このようにして素材の左側面の折り
曲げが完成された後は、第1回転体の上部回転体20A
は以前と反対方向に回転し、第1折曲部材30Aが最初
の折曲待機位置に戻るようにする。
【0031】つぎに、カッティングブレードCは所定間
隔前方に移送され、最終の折曲形状にしたがって再び素
材の左側面を折り曲げるときは、第1折曲部材30Aが
前述のものと同じ手順でカッティングブレードの左側面
を折り曲げる。このとき、若しカッティングブレードの
右側面を折り曲げようとするときは、第1回転体の上部
回転体20Aおよび第1回転体の図示されていない下部
回転体への動力伝達をoffにし、第2回転体の上部回
転体20Bおよび図示されていない下部回転体を図4の
b−1に示したものと反対方向に回動させ、折曲待機位
置にあった第2折曲部材30Bを左側に回動することに
よりカッティングブレードの右側面を加圧折曲するよう
にする。このように、折曲待機位置にある二つの折曲部
材が素材の最後の形状に従い交互に回動し、素材を両方
向に折り曲げることにより望む形状の折曲品が作り出さ
れる。
隔前方に移送され、最終の折曲形状にしたがって再び素
材の左側面を折り曲げるときは、第1折曲部材30Aが
前述のものと同じ手順でカッティングブレードの左側面
を折り曲げる。このとき、若しカッティングブレードの
右側面を折り曲げようとするときは、第1回転体の上部
回転体20Aおよび第1回転体の図示されていない下部
回転体への動力伝達をoffにし、第2回転体の上部回
転体20Bおよび図示されていない下部回転体を図4の
b−1に示したものと反対方向に回動させ、折曲待機位
置にあった第2折曲部材30Bを左側に回動することに
よりカッティングブレードの右側面を加圧折曲するよう
にする。このように、折曲待機位置にある二つの折曲部
材が素材の最後の形状に従い交互に回動し、素材を両方
向に折り曲げることにより望む形状の折曲品が作り出さ
れる。
【0032】本発明の折曲システムはコンピューターに
より制御されるため、最後の折曲デザインに合わせてカ
ッティングブレードの折曲点の位置、折曲方向、折曲角
度、回転体らの回動角度らの折曲データは予め演算され
てメモリに貯蔵されており、実行プログラムにしたがっ
て折曲作業が自動的に行なわれる。なお、前記の例でカ
ッティングブレードの折曲角度θが鈍角になるようにす
る多くの場合のためには、第1折曲部材30Aは図4の
b−1でもう少し矢印方向に回動され、素材を僅かに右
側に加圧したあと元の位置に戻るよう制御される。
より制御されるため、最後の折曲デザインに合わせてカ
ッティングブレードの折曲点の位置、折曲方向、折曲角
度、回転体らの回動角度らの折曲データは予め演算され
てメモリに貯蔵されており、実行プログラムにしたがっ
て折曲作業が自動的に行なわれる。なお、前記の例でカ
ッティングブレードの折曲角度θが鈍角になるようにす
る多くの場合のためには、第1折曲部材30Aは図4の
b−1でもう少し矢印方向に回動され、素材を僅かに右
側に加圧したあと元の位置に戻るよう制御される。
【0033】なお、前記実施例と別に下部構成におい
て、第2回転体の下部回転体の下に第1回転体の下部回
転体を配列し、第2折曲部材より長さが長い第1折曲部
材が二つの第1回転体により支持されるようにすること
も可能なことは勿論である。
て、第2回転体の下部回転体の下に第1回転体の下部回
転体を配列し、第2折曲部材より長さが長い第1折曲部
材が二つの第1回転体により支持されるようにすること
も可能なことは勿論である。
【0034】つぎに、図5および6には、本発明の第1
回転体20A、21Aおよび第2回転体20B、21B
を独立駆動するための駆動器具の一例が示されている。
図5は、第1回転体20A、21Aと駆動部40、40
が接して第1回転体に動力伝達がなされた状態を、図6
は第2回転体20B、21Bと駆動部40、40が接し
て第2回転体に動力伝達がなされた状態を示す。それぞ
れの回転体および駆動部は、ギアで構成されて従動ギア
と駆動ギアの役割を果たす。
回転体20A、21Aおよび第2回転体20B、21B
を独立駆動するための駆動器具の一例が示されている。
図5は、第1回転体20A、21Aと駆動部40、40
が接して第1回転体に動力伝達がなされた状態を、図6
は第2回転体20B、21Bと駆動部40、40が接し
て第2回転体に動力伝達がなされた状態を示す。それぞ
れの回転体および駆動部は、ギアで構成されて従動ギア
と駆動ギアの役割を果たす。
【0035】図面に示したように、一組のギアでなる駆
動部40、40の中央開口51を通過しては駆動軸52
が連結され、駆動軸52はカップリング53と減速器5
4を通じてパルスモーター55に作動的に連結され、パ
ルスモーター55の作動で駆動部40、40が回転して
第1回転体または第2回転体が回転することになる。駆
動軸52の下端は、カップリング53内で図5の上昇位
置と図6の下降位置の間の両地点を伸縮移動できるよう
それぞれの位置で堅固に支持される。駆動部の下部ギア
40の下側には図面には示されていないベアリングと、
ベアリングを取り囲みながら外周部に四角状の締結溝が
形成されたカップリング56でなる駆動軸移送器具が配
列される。
動部40、40の中央開口51を通過しては駆動軸52
が連結され、駆動軸52はカップリング53と減速器5
4を通じてパルスモーター55に作動的に連結され、パ
ルスモーター55の作動で駆動部40、40が回転して
第1回転体または第2回転体が回転することになる。駆
動軸52の下端は、カップリング53内で図5の上昇位
置と図6の下降位置の間の両地点を伸縮移動できるよう
それぞれの位置で堅固に支持される。駆動部の下部ギア
40の下側には図面には示されていないベアリングと、
ベアリングを取り囲みながら外周部に四角状の締結溝が
形成されたカップリング56でなる駆動軸移送器具が配
列される。
【0036】カップリング56の締結溝には空圧シリン
ダー61のロッド62の一端に締結され、シリンダー6
1の駆動で垂直移動する移動片63の一端が固定され
る。さらに、64はストッパーとブラケットの役割を兼
ねて移動片63の垂直方向の変位を規定している。この
ストッパー64の一辺65と胴体部の他の面との間隔
は、第1回転体と第2回転体の間の垂直距離に対応して
いる。図面の57および58は、駆動軸移送器具の揺れ
動きを防ぐためのワッシャーである。
ダー61のロッド62の一端に締結され、シリンダー6
1の駆動で垂直移動する移動片63の一端が固定され
る。さらに、64はストッパーとブラケットの役割を兼
ねて移動片63の垂直方向の変位を規定している。この
ストッパー64の一辺65と胴体部の他の面との間隔
は、第1回転体と第2回転体の間の垂直距離に対応して
いる。図面の57および58は、駆動軸移送器具の揺れ
動きを防ぐためのワッシャーである。
【0037】このように構成された駆動器具によれば、
図5のように第1回転体20A、21Aの駆動において
はシリンダー61の作動で移動片63が上昇し、それに
締結された駆動軸移動器具および駆動部40、40が上
昇し、駆動部40、40と第1回転体20A、21Aの
間に堅固な噛合いがなされる。ついで、モーター55の
回転で駆動部40、40が所定方向に回転すれば第1回
転体20A、21Aが回転し、それに締結された第1折
曲部材30Aが回動してカッティングブレードの一面を
所定角度ほど折り曲げる。このとき、第2回転体20
B、21Bには動力伝達が行なわれないため、第1折曲
部材30Aは固定された第2回転体20B、21Bの案
内溝に沿って安定した回動運動をすることになる。図6
のように第2回転体20B、21Bを駆動するために
は、前記と逆に移動片63と駆動部40、40を下降さ
せて駆動部40、40と第2回転体20B、21Bが堅
固に噛み合うようにした後、モーター55を介して駆動
部40、40と第2回転体20B、21Bを回転させ
る。
図5のように第1回転体20A、21Aの駆動において
はシリンダー61の作動で移動片63が上昇し、それに
締結された駆動軸移動器具および駆動部40、40が上
昇し、駆動部40、40と第1回転体20A、21Aの
間に堅固な噛合いがなされる。ついで、モーター55の
回転で駆動部40、40が所定方向に回転すれば第1回
転体20A、21Aが回転し、それに締結された第1折
曲部材30Aが回動してカッティングブレードの一面を
所定角度ほど折り曲げる。このとき、第2回転体20
B、21Bには動力伝達が行なわれないため、第1折曲
部材30Aは固定された第2回転体20B、21Bの案
内溝に沿って安定した回動運動をすることになる。図6
のように第2回転体20B、21Bを駆動するために
は、前記と逆に移動片63と駆動部40、40を下降さ
せて駆動部40、40と第2回転体20B、21Bが堅
固に噛み合うようにした後、モーター55を介して駆動
部40、40と第2回転体20B、21Bを回転させ
る。
【0038】以上の説明で、第1回転体20A、21A
および第2回転体20B、21Bの回転運動が相互干渉
を受けないよう駆動部40、40の上下に駆動軸52に
挟まれるストッパーを備えるようにし、仮に、第1回転
体が回転するとき、ストッパーが第2回転体と触れ合っ
て第2回転体の回転を支持するようにするのが好まし
い。さらに、回転体に加えられる駆動力を大きくするた
め、駆動部40、40を大型の駆動ギアと、これより小
さい従動ギアに分割して延設することも可能である。
および第2回転体20B、21Bの回転運動が相互干渉
を受けないよう駆動部40、40の上下に駆動軸52に
挟まれるストッパーを備えるようにし、仮に、第1回転
体が回転するとき、ストッパーが第2回転体と触れ合っ
て第2回転体の回転を支持するようにするのが好まし
い。さらに、回転体に加えられる駆動力を大きくするた
め、駆動部40、40を大型の駆動ギアと、これより小
さい従動ギアに分割して延設することも可能である。
【0039】さらに、以上の実施例ではギア間の噛合い
による動力伝達器具を説明したが、仮に、駆動部と回転
体をプーリーで連結し、第1回転体および駆動部をベル
トで連結した構造と第2回転体および駆動部をベルトで
連結した構造を並行しても良い。図5および6の例では
それぞれの回転体に対応するプーリー(四つ)が必要で
あり、二つのモーターが独立的に作動して駆動部の一組
のプーリーを回転させることになるはずである。
による動力伝達器具を説明したが、仮に、駆動部と回転
体をプーリーで連結し、第1回転体および駆動部をベル
トで連結した構造と第2回転体および駆動部をベルトで
連結した構造を並行しても良い。図5および6の例では
それぞれの回転体に対応するプーリー(四つ)が必要で
あり、二つのモーターが独立的に作動して駆動部の一組
のプーリーを回転させることになるはずである。
【0040】図7は、本発明の他の実施例として第1回
転体20A、21A、22A、23Aおよび第2回転体
20B、21B、22B、23Bが二組の上下回転体で
構成された例を示している。垂直方向から第1回転体の
第1上部回転体20A、第2回転体の第1上部回転体2
0B、第1回転体の第2上部回転体21A、第2回転体
の第2上部回転体21Bが交互に配列されており、下部
回転体らも同様の配列をなして配置される。駆動部のギ
ア40、40、40、40は、それぞれの第1および第
2回転体と触れ合うよう四つのギアで構成される。この
例では、第1および第2折曲部材が四つの回転体により
支持されながらカッティングブレードを折り曲げるの
で、より堅固で安定した成形を期待することができる。
転体20A、21A、22A、23Aおよび第2回転体
20B、21B、22B、23Bが二組の上下回転体で
構成された例を示している。垂直方向から第1回転体の
第1上部回転体20A、第2回転体の第1上部回転体2
0B、第1回転体の第2上部回転体21A、第2回転体
の第2上部回転体21Bが交互に配列されており、下部
回転体らも同様の配列をなして配置される。駆動部のギ
ア40、40、40、40は、それぞれの第1および第
2回転体と触れ合うよう四つのギアで構成される。この
例では、第1および第2折曲部材が四つの回転体により
支持されながらカッティングブレードを折り曲げるの
で、より堅固で安定した成形を期待することができる。
【0041】
【発明の効果】以上で記述した本発明は、つぎのような
効果を発揮する。
効果を発揮する。
【0042】(1)第1折曲部材および第2折曲部材の
回動が独立的に行なわれるため、相互間の回動運動にお
いて干渉なく幅広い鋭角折曲を行なうことができる。
回動が独立的に行なわれるため、相互間の回動運動にお
いて干渉なく幅広い鋭角折曲を行なうことができる。
【0043】(2)折曲部材が回転体により支持されな
がら、それと独立した他の回転体の案内溝の折曲待機位
置と最大折曲形成位置の間を回動するので、正確な鋭角
成形が可能であり最大折曲形成位置を幅広く設定するこ
とができる。
がら、それと独立した他の回転体の案内溝の折曲待機位
置と最大折曲形成位置の間を回動するので、正確な鋭角
成形が可能であり最大折曲形成位置を幅広く設定するこ
とができる。
【0044】(3)折曲部材の両端が回転体の締結孔に
逃げなく堅固に締結されるので、実際の折曲時に強い加
圧力を素材に与えることができ精密な垂直および水平成
形を達成できる。なお、先行技術でのような折曲部材の
垂直移動が不要なので折曲作業の精密性と効率性を期待
することができ、折曲装置の耐久性に優れる。
逃げなく堅固に締結されるので、実際の折曲時に強い加
圧力を素材に与えることができ精密な垂直および水平成
形を達成できる。なお、先行技術でのような折曲部材の
垂直移動が不要なので折曲作業の精密性と効率性を期待
することができ、折曲装置の耐久性に優れる。
【0045】(4)第1回転体と第2回転体それぞれが
少なくとも一組以上の上下回転体で構成されて互いに交
互に配列されており、折曲部材が上下の回転体により支
持されながら回動するので、より強く均一な加圧力をカ
ッティングブレードに加えることができ、したがって、
素材の正確な垂直および水平折曲に有利である。
少なくとも一組以上の上下回転体で構成されて互いに交
互に配列されており、折曲部材が上下の回転体により支
持されながら回動するので、より強く均一な加圧力をカ
ッティングブレードに加えることができ、したがって、
素材の正確な垂直および水平折曲に有利である。
【図1】本発明の折曲装置を含む折曲システムの全体を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】本発明の折曲装置の主要部を拡大して示す部分
切開斜視図である。
切開斜視図である。
【図3】本発明の折曲待機位置にあるときの回転体と折
曲部材の形状を回転体別に分割して示す斜視図である。
曲部材の形状を回転体別に分割して示す斜視図である。
【図4】本発明の折曲原理を作業順にしたがって説明す
るための斜視図であり、a−1およびa−2は折曲待機
位置、b−1およびb−2は折曲作業直前、c−1およ
びc−2は最少鋭角を形成した位置をそれぞれ示してい
る。
るための斜視図であり、a−1およびa−2は折曲待機
位置、b−1およびb−2は折曲作業直前、c−1およ
びc−2は最少鋭角を形成した位置をそれぞれ示してい
る。
【図5】本発明の回転体を駆動するための駆動部の一例
を示す斜視図であり、第1回転体と駆動部が接して第1
回転体に動力伝達がなされた状態を示している。
を示す斜視図であり、第1回転体と駆動部が接して第1
回転体に動力伝達がなされた状態を示している。
【図6】本発明の回転体を駆動するための駆動部の一例
を示す斜視図であり、第2回転体と駆動部が接して第2
回転体に動力伝達がなされた状態を示している。
を示す斜視図であり、第2回転体と駆動部が接して第2
回転体に動力伝達がなされた状態を示している。
【図7】それぞれの回転体が二組の上下部回転体で構成
された一例を示す斜視図である。
された一例を示す斜視図である。
【図8】先行技術の折曲装置を概念的に示す平面図であ
る。
る。
12 ノズル部 13 案内溝 20A、21A、22A、23A 第1回転体 20B、21B、22B、23B 第2回転体 30A 第1折曲部材 30B 第2折曲部材 210A、211A 第1回転体の締結孔 220A、221A 第1回転体の案内溝 210B、211B 第2回転体の締結孔 220B、221B 第2回転体の案内溝 40 駆動部
Claims (11)
- 【請求項1】 カッティングブレードの折曲装置におい
て、カッティングブレードの長手方向に形成された案内
溝を介し、カッティングブレードを作業領域に前進移送
させるノズル部;前記作業領域に移送されたカッティン
グブレードの一面を折り曲げる第1折曲部材;前記カッ
ティングブレードの他の一面を折り曲げる第2折曲部
材;前記第1折曲部材を堅固に支持しながら第2折曲部
材の回動を案内する第1回転体;および前記第2折曲部
材を堅固に支持しながら第1折曲部材の回動を案内し、
前記第1回転体と独立的に回動する第2回転体;からな
ることを特徴とするカッティングブレードの折曲装置。 - 【請求項2】 前記ノズル部と前記第1および第2回転
体は垂直方向に同軸をなすよう配列され、前記ノズル部
は第1および第2回転体の実質的な中央部分を貫通して
延長され、前記第1回転体は、ノズル部の案内溝を間に
置いて垂直に対向する少なくとも一組の上下部回転体で
なり、これらそれぞれの上下部回転体には前記第1折曲
部材の両端を堅固に支持する締結孔と、前記第2折曲部
材の回動運動を案内する案内溝が形成されており、前記
第2回転体は、ノズル部の案内溝を間に置いて垂直に対
向する少なくとも一組の上下部回転体でなり、これらそ
れぞれの上下部回転体には前記第2折曲部材の両端を堅
固に支持する締結孔と、前記第1折曲部材の回動運動を
案内する案内溝が形成されていることを特徴とする請求
項1記載のカッティングブレードの折曲装置。 - 【請求項3】 前記第1回転体の上下部回転体に形成さ
れた案内溝は、前記第2折曲部材の最大折曲角度形成位
置と折曲待機位置の間に亘って形成され;前記第2回転
体の上下部回転体に形成された案内溝は、前記第1折曲
部材の最大折曲角度形成位置と折曲待機位置の間に亘っ
て形成されることを特徴とする請求項2記載のカッティ
ングブレードの折曲装置。 - 【請求項4】 前記第1および第2回転体それぞれを回
転駆動する駆動部を、さらに含むことを特徴とする請求
項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のカッティング
ブレードの折曲装置。 - 【請求項5】 前記第1および第2回転体それぞれを回
転駆動する駆動部は少なくとも二つ以上のギア部でな
り、前記ギアの垂直方向への移動に伴い第1回転体、お
よび第2回転体それぞれに独立的に駆動力が伝えられる
ことを特徴とする請求項4記載のカッティングブレード
の折曲装置。 - 【請求項6】 前記第1回転体の上下部回転体および前
記第2回転体の上下部回転体それぞれは、少なくとも二
組以上の回転体でなり、前記第1回転体および前記第2
回転体の上部回転体らは、前記ガイド部の案内溝上側で
同軸をなして交互に配列され、前記第1回転体および前
記第2回転体の下部回転体らは、前記ガイド部の案内溝
下側で同軸をなして交互に配列されることを特徴とする
請求項2または3記載のカッティングブレードの折曲装
置。 - 【請求項7】 カッティングブレードの折曲装置におい
て、カッティングブレードの長手方向に形成された案内
溝を介し、カッティングブレードを作業領域に前進移送
させるノズル部;前記作業領域に移送されたカッティン
グブレードの一面を折り曲げるため、前記案内溝を間に
置いて上下に配置された少なくとも一組の回転体
(A);前記少なくとも一組の回転体(A)により支持
されて回動する第1折曲部材;前記作業領域に移送され
たカッティングブレードの他の一面を折り曲げるため前
記案内溝を間に置いて上下に配置され、前記一組の回転
体(A)と同軸をなして交互に配列された少なくとも一
組の他の回転体(B);前記少なくとも一組の他の回転
体(B)により支持されて回動する第2折曲部材;およ
び前記少なくとも一組の回転体(A、B)を独立駆動す
るための駆動部を含むことを特徴とするカッティングブ
レードの折曲装置。 - 【請求項8】 前記第1折曲部材を回動させる回転体
(A)は、前記第2折曲部材の回動運動をガイドする案
内溝をさらに含み前記第2折曲部材を回動させる回転体
(B)は、前記第1折曲部材の回動運動をガイドする案
内溝をさらに含むことを特徴とする請求項6記載のカッ
ティングブレードの折曲装置。 - 【請求項9】 カッティングブレードの折曲装置におい
て、 A)中央付近で偏心位置に形成された締結孔と、この締
結孔と所定間隔離隔して長い円弧形状をなすよう形成さ
れた案内溝を備えた第1上部回転体; B)前記第1上部回転体の案内溝の一端と対応する位置
に形成された締結孔と、この締結孔と所定間隔離隔して
長い円弧形状をなし、その終端が前記第1回転体の締結
孔と対応する位置まで延長されている案内溝を備えてお
り、さらに、前記第1回転体と緊密に接する第2上部回
転体; C)前記A)構成と同一であり、前記第1上部回転体と
同心をなして少なくとも前記カッティングブレードの高
さより大きい所定間隔ほど前記第1上部回転体と離隔し
て位置する第1下部回転体; D)前記B)構成と同一であり、前記第2上部回転体と
同心をなして垂直方向に前記C)の前記所定間隔ほど離
隔して位置する第2下部回転体; E)前記第1上部および下部回転体の締結孔を介して締
結され、前記第2上部および下部回転体の案内溝に回動
可能であるよう支持される長いピン形状の第1折曲部
材;および F)前記第2上部および下部回転体の締結孔を介して締
結され、前記第1上部および下部回転体の案内溝に回動
可能であるよう支持される長いピン形状の第2折曲部
材;を含むことを特徴とするカッティングブレードの折
曲装置。 - 【請求項10】 カッティングブレードの折曲装置にお
いて、 A)中央付近で偏心位置に形成された締結孔と、この締
結孔と所定間隔隔離されて長い円弧形状をなすよう形成
された案内溝を備えた第1上部回転体; B)前記第1回転体の案内溝の一端と対応する位置に形
成された締結孔と、この締結孔と所定間隔離隔して長い
円弧形状をなし、その終端が前記第1回転体の締結孔と
対応する位置まで延長されている案内溝を備えており、
さらに、前記第1回転体と緊密に接する第2上部回転
体; C)前記B)構成と同一であり、前記第2上部回転体と
同心をなして少なくとも前記カッティングブレードの高
さより大きい所定間隔ほど前記第2上部回転体と離隔し
て位置する第2下部回転体; D)前記A)構成と同一であり、前記第1上部回転体と
同心をなし、さらに、前記第2下部回転体の下面に緊密
に隣接して配置された第1下部回転体; E)前記第1上部および下部回転体の締結孔を介して締
結され、前記第2上部および下部回転体の案内溝に回動
可能であるよう支持される長いピン形状の第1折曲部
材;および F)前記第2上部および下部回転体の締結孔を介して締
結され、前記第1上部および下部回転体の案内溝に回動
可能であるよう支持される長いピン形状の第2折曲部
材;を含むことを特徴とするカッティングブレードの折
曲装置。 - 【請求項11】 前記第1回転体等および前記第2回転
体等の中央部を貫通して延長され、その軸方向の中央部
に前記カッティングブレードを案内する案内溝が形成さ
れた円筒形のノズル部をさらに含むことを特徴とする請
求項9または10記載のカッティングブレードの折曲装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2000-0072376A KR100388542B1 (ko) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 예각 성형이 우수한 컷팅 블레이드의 절곡장치 |
KR2000P72376 | 2000-12-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=19702556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001261812A Pending JP2002178039A (ja) | 2000-12-01 | 2001-08-30 | 鋭角成形に優れたカッティングブレードの折曲装置 |
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---|---|
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EP (1) | EP1210996A3 (ja) |
JP (1) | JP2002178039A (ja) |
KR (1) | KR100388542B1 (ja) |
CN (1) | CN1240502C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009157677A1 (ko) * | 2008-06-27 | 2009-12-30 | Park Hong Soon | 판재 절단 장치 |
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KR100768037B1 (ko) * | 2006-12-04 | 2007-10-17 | 주식회사 엑스머신 | 커팅블레이드 절곡장치 |
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-
2000
- 2000-12-01 KR KR10-2000-0072376A patent/KR100388542B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-08-30 JP JP2001261812A patent/JP2002178039A/ja active Pending
- 2001-09-11 CN CNB011313234A patent/CN1240502C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-30 EP EP01125910A patent/EP1210996A3/en not_active Withdrawn
- 2001-11-29 US US09/997,708 patent/US6629442B2/en not_active Expired - Lifetime
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CN1240502C (zh) | 2006-02-08 |
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EP1210996A3 (en) | 2005-09-21 |
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A02 | Decision of refusal |
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