JP4727590B2 - ロボット関節構造、ロボットフィンガ - Google Patents

ロボット関節構造、ロボットフィンガ Download PDF

Info

Publication number
JP4727590B2
JP4727590B2 JP2006544860A JP2006544860A JP4727590B2 JP 4727590 B2 JP4727590 B2 JP 4727590B2 JP 2006544860 A JP2006544860 A JP 2006544860A JP 2006544860 A JP2006544860 A JP 2006544860A JP 4727590 B2 JP4727590 B2 JP 4727590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
robot
movable body
joint structure
guide device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006544860A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006054443A1 (ja
Inventor
武樹 白井
薫 星出
浩司 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THK Co Ltd
Original Assignee
THK Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THK Co Ltd filed Critical THK Co Ltd
Priority to JP2006544860A priority Critical patent/JP4727590B2/ja
Publication of JPWO2006054443A1 publication Critical patent/JPWO2006054443A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4727590B2 publication Critical patent/JP4727590B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/0009Gripping heads and other end effectors comprising multi-articulated fingers, e.g. resembling a human hand
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20305Robotic arm
    • Y10T74/20329Joint between elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、ロボット関節構造及びロボット関節構造を組み合わせて構成するロボットフィンガに係るものであり、特に、スムーズな関節動作を実現し、且つ、把持力の向上を図ったロボット関節構造及びロボットフィンガに関するものである。
人の指関節は、物を把持するという上肢の内で一番の目的を担う部分であり、最も基本的な蝶番関節である。そして、指関節の機能が傷害されてしまうと上肢の機能の大半が消失するとも言われており、人が物を把持する上で非常に重要な部位である。指の基本的な構造として、第二指から第五指(示指、中指、薬指、小指)の構造を例に挙げて説明すると、人の手の骨格構造を示す図6において示されるように、人の指は、根元から見て中手骨10、基節骨12、中節骨14、末節骨16の順に構成されており、それらの繋ぎ目である指関節は、中手基節関節(以下、MP関節と記す)11、基節中節関節(以下、PIP関節と記す)13及び中節末節関節(以下、DIP関節と記す)15によって構成されている。そして、中手骨10の部位を中手20と呼び、以下同様に基節骨12の部位を基節22、中節骨14の部位を中節24、末節骨16の部位を末節26と呼んでいる。
指の構造は非常に複雑であるため、その動きも複雑である。例えば、指の根元のMP関節11は単独で動かすことができるが、その先にあるPIP関節13とDIP関節15は、連動して動作することになる。すなわち、意識しない自然な状態で指を曲げると、まずPIP関節13が屈曲を開始し、PIP関節13が屈曲することでDIP関節15が屈曲できるようになる。したがって、人の指は、MP関節11を支点として基節22,中節24,末節26全体が一体に折り曲げられる動作と、PIP関節13とDIP関節15を支点として基節22、中節24、末節26のそれぞれが折り曲げられるという動作を有していることになる。なお、こうした動きは複雑な筋肉の連携によって実現されるものである。
ところで、従来から、以上のような複雑な構造・動作を有する人の指をロボットとして再現し、人に代わって様々な作業を行わせたいとする要請がある。高温・多湿等の悪所や放射線被曝のおそれがある場所、宇宙空間等の特殊環境下での作業等に人の指の機能を備えたロボットを適用できれば、作業効率や安全性の向上、コストの削減を行うことができるからである。そしてこれまで、様々なロボットの関節構造が提案されている。
例えば、下記特許文献1には、アームを駆動するモータの回転軸を該アームの揺動運動の中心軸と平行に設けたものが開示されている。この関節構造では、第1アームの先端に第2アームを旋回自在に軸支して関節部を構成する一方、この関節部における揺動運動の中心軸上にモータを設け、かかるモータの回転運動を平歯車等で構成された減速機構を介して第1アーム若しくは第2アームに伝達し、モータの回転方向及び回転量に応じた揺動運動をこれらアーム間に与えている。
一方、下記特許文献2及び下記特許文献3には、第1アームと第2アームの間をリンク機構で揺動自在に接続するとともに、かかるリンク機構の一部にボールねじを用い、かかるボールねじをモータで回転させることによって、第1アームを第2アームに対して揺動させるようにしたものが開示されている。例えば、下記特許文献2に開示されている関節構造では、第1アームに対して第2アームが揺動自在に軸支されているが、第2アームには該アームと略平行にねじ軸が設けられており、このねじ軸は第2アームに搭載されたモータによって回転駆動されるように構成されている。また、上記ねじ軸にはナット部材が螺合しており、このナット部材には、第1アームから延びるリンクプレートの端部が回転自在に結合している。これにより、モータを回転させるとねじ軸に螺合するナット部材がねじ軸上をモータの回転量及び回転方向に応じて移動するが、このナット部材にはリンクプレートの端部が結合されていることから、ナット部材の移動に応じた押し出し力又は引き戻し力がリンクプレートから第2アームに対して作用し、これによって第2アームが第1アームに対して揺動運動を生じるようになっている。
特開平05−092377号公報 特開平10−217158号公報 特開2002−113681号公報
上記特許文献1に係る関節構造は、モータの回転軸が揺動運動の中心軸と平行に設けられていることから、構造的には非常に簡易なものとなっている。しかしながら、アームを駆動するためのモータや減速機構が関節部の外側に大きく張り出してしまうため、関節部をコンパクトに構成することができないという問題を有している。このため、上記特許文献1に係る関節構造は、堅牢さやメンテナンス性を重視する大型の産業用ロボット等の関節構造としては適しているものの、メカニカルハンドにおける指構造等、小型の関節構造に適用するには不向きであった。
一方、上記特許文献2に開示される関節構造では、ねじ軸の回転に伴うナット部材の移動によってリンクプレートが押し引きされ、これによって第1アームに対して第2アームを揺動させることになるが、かかる揺動運動の際にリンクプレートに作用する押し出し力又は引き戻し力の方向は、ナット部材の移動方向とは合致していない。このため、第2アームが揺動運動を行う際には、ねじ軸に対して曲げモーメントが作用してしまい、ねじ軸の軸径を太くする等してねじ軸の剛性を高めなくては、第2アームの揺動に対して充分な力を与えることができないという問題点があった。
また、上記特許文献2に開示される関節構造を用いて物品を把持するメカニカルハンドのロボットフィンガを構成した場合、物品を把持した際に発生する反力がリンクプレートを介してねじ軸に曲げモーメントとして作用するので、やはりねじ軸の剛性を充分に確保しなくては、ロボットフィンガが充分な把持力を発揮できないことになってしまう。しかし、曲げモーメントに対するねじ軸の剛性を高めると、関節構造そのものの大型化、重量化に繋がり、小型軽量なロボットフィンガを構成することができないといった問題点が生じてしまう。また、このようなロボットフィンガは、関節ごとに駆動手段としてのボールねじを設けなければならないので、制御対象が多くなってしまうという問題も抱えている。
本発明は、このような問題に鑑みて成されたものであって、その目的は、人の指のようなスムーズな関節動作を実現し、且つ、把持力の向上を図ったロボット関節構造及びロボットフィンガを提供することにある。
本発明に係るロボット関節構造は、基準面を有する中手部材と、前記基準面に設置され、前記基準面と略平行方向に可動体を押し引き動作させる中手側駆動手段と、前記中手部材の側端部にヒンジを介して揺動自在に接続される基節部材と、前記基節部材における前記中手部材との接続側端面に設置され、基節部材の揺動に対応して前記基節部材における前記中手部材との接続側端面に沿って直線的に移動可能な移動体を備えるMP用直線案内装置と、を有し、前記可動体と前記移動体がリンク機構を介して接続されることにより、前記基節部材は、前記中手側駆動手段による前記可動体の押し引き動作に応じて揺動することを特徴とする。
また、本発明に係るロボット関節構造において、前記中手部材は、前記可動体と接続して前記可動体と同一方向に移動可能な移動体を備える中手用直線案内装置を有しており、かかる中手用直線案内装置が前記可動体を案内するように構成することができる。
さらに、本発明に係るロボット関節構造において、前記リンク機構は、回転ベアリングと、前記回転ベアリングの外輪側を固定収納して前記移動体に設置されるベアリングケースと、前記回転ベアリングの内輪内に回転自在に導通されるとともに前記可動体に接続するリンクシャフトと、を含むこととすることができる。
またさらに、本発明に係るロボット関節構造において、前記中手側駆動手段はエアシリンダであり、かかるエアシリンダは、前記可動体としてのロッドを押し引き動作可能であることとすることができる。
本発明に係る別のロボット関節構造は、基節部材と、前記基節部材とヒンジを介して揺動自在に接続される中節部材と、前記中節部材とヒンジを介して接続されるとともに、前記中節部材の揺動方向と同一方向で揺動自在に接続される末節部材と、を有し、前記中節部材は、可動体を前記中節部材の長手方向に押し引き動作させる中節側駆動手段と、前記可動体に接続され、前記可動体の押し引き動作に連動して同一方向に移動するドライブシャフトと、を備え、前記基節部材及び前記末節部材は、それぞれ前記中節部材との接続側端面に自己の揺動に対応して前記接続側端面に沿って直線的に移動可能な移動体を備えるPIP用直線案内装置及びDIP用直線案内装置を備え、前記ドライブシャフトの両端が、前記PIP用直線案内装置及び前記DIP用直線案内装置の各移動体とリンク機構を介してそれぞれ接続されることにより、前記基節部材及び前記末節部材は、前記中節側駆動手段による前記可動体の押し引き動作に応じて揺動することを特徴とする。
また、本発明に係る別のロボット関節構造において、前記中節部材は、前記ドライブシャフトと接続して前記ドライブシャフトと同一方向に移動可能な移動体を備える中節用直線案内装置を有しており、かかる中節用直線案内装置が前記ドライブシャフトを案内するように構成することができる。
さらに、本発明に係る別のロボット関節構造において、前記リンク機構は、回転ベアリングと、前記回転ベアリングの外輪側を固定収納して前記移動体に設置されるベアリングケースと、前記回転ベアリングの内輪内に回転自在に導通されるとともに前記可動体に接続するリンクシャフトと、を含むこととすることができる。
またさらに、本発明に係る別のロボット関節構造において、前記中節側駆動手段はエアシリンダであり、かかるエアシリンダは、前記可動体としてのロッドを押し引き動作可能であることとすることができる。
なお、上述した本発明に係るロボット関節構造と、本発明に係る別のロボット関節構造とを組み合わせることにより、ロボットフィンガとして構成することも可能である。
なお上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明によれば、人の指のようなスムーズな関節動作を実現し、且つ、把持力の向上を図ったロボット関節構造及びロボットフィンガを提供することができる。
図1Aは、本実施形態に係るロボットフィンガの外観側面を示しており、ロボットフィンガがホームポジションに位置する状態を示す図である。 図1Bは、本実施形態に係るロボットフィンガの外観側面を示しており、ロボットフィンガが駆動され、物体を把持する位置に移動した状態を示す図である。 図2は、本実施形態に係る第1のロボット関節構造を説明するための側面透視図である。 図3Aは、本実施形態に採用することが好適な一般的な直線案内装置を例示する図である。 図3Bは、本実施形態に係るリンク機構の構成を示す図である。 図4は、本実施形態に係る第2のロボット関節構造を説明するための側面透視図である。 図5は、本実施形態に係る第2のロボット関節構造を説明するための斜視透視図である。 図6は、人の手の骨格構造を示すとともに、各部位の名称を説明するための図である。
符号の説明
10 中手骨、11 MP関節、12 基節骨、13 PIP関節、14 中節骨、15 DIP関節、16 末節骨、20 中手、22 基節、24 中節、26 末節、30 中手部材、31a 基準面、31,61,71 ヒンジ、32,62 エアシリンダ、32a,62a ロッド、40 基節部材、40a,40b,70a 接続側端面、42,46,55,64,72 移動体、42a 凹溝、43,56,65 軌道レール、43a ボール転走溝、44 MP関節用直線案内装置、45 ボール、48 PIP関節用直線案内装置、50,69,75 リンク機構、51 回転ベアリング、52 ベアリングケース、53,58 接続部材、54 リンクシャフト、57 中手用直線案内装置、60 中節部材、63 ドライブシャフト、66 中節用直線案内装置、70 末節部材、74 DIP関節用直線案内装置。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1A及び図1Bは、本実施形態に係るロボットフィンガの外観側面を示す図であり、特に、図1Aは、ロボットフィンガがホームポジションに位置する状態を示している。また、図1Bは、ロボットフィンガが駆動され、物体を把持する位置に移動した状態を示している。そして、本実施形態に係るロボットフィンガは、2つの駆動手段を備えている関係上、大きく分けて2種類のロボット関節構造によって成り立っている。
まず、第1のロボット関節構造は、図1Aにおいて符号αで示される箇所であり、人の指における中手20,MP関節11,基節22に相当する部分である。また、第2のロボット関節構造は、図1Aにおいて符号βで示される箇所であり、人の指における基節22,PIP関節13,中節24,DIP関節15,末節26に相当する部分である。そして、第1及び第2のロボット関節構造は、それぞれ別の駆動手段を備えており、しかも人の指と同様の駆動動作を行えるように構成されている。以下、それぞれのロボット関節構造について詳細に説明する。
[第1のロボット関節構造]
図2は、本実施形態に係る第1のロボット関節構造を説明するための側面透視図である。本実施形態に係る第1のロボット関節構造は、基準面30aを有する中手部材30と、中手部材30の側端部にヒンジ31を介して揺動自在に接続される基節部材40と、を備えている。人の指構造に対応させると、中手部材30は中手20に、ヒンジ31はMP関節11に、基節部材40は基節22に相当する部材である。
中手部材30の基準面30aには、可動体としてのロッド32aを基準面30aと略平行方向に押し引き動作させることが可能な中手側駆動手段としてのエアシリンダ32が設置されている。かかるエアシリンダ32は、エアの供給によってロッド32aが押し出され、エアの吸引によってロッド32aが引き戻されるように動作する。
一方、基節部材40における中手部材30との接続側端面40aには、基節部材40の揺動に対応して移動可能な移動体42を備えるMP関節用直線案内装置44が設置されている。このMP関節用直線案内装置44は、例えば、図3Aにおいて示されるような、一般的な直線案内装置を採用することが好適である。
図3Aに示すような直線案内装置を採用する場合、まず、断面略矩形状に形成される軌道レール43は、基節部材40の接続側端面40aにボルト等の接続手段を用いて固定されることになる。ここで、軌道レール43の両側面には、長手方向に沿ってボール45…が転走するボール転走溝43aが形成されている。また、移動体42は、凹溝42aを有してチャネル状に形成されており、この凹溝42a内に軌道レール43が遊嵌している。凹溝42aの内側面には軌道レール43のボール転走溝43aと対向する負荷転走溝が形成されており、多数のボール45…が軌道レール43のボール転走溝43aと移動体42の負荷転走溝との間を転走しながら、軌道レール43と移動体42との間に作用する荷重を負荷するようになっている。さらに、移動体42には、ボール45…の無限循環路が形成されており、これら多数のボール45…が無限循環路を循環することにより、軌道レール43に対して移動体42が軸方向へ移動可能となっている。
なお、本実施形態で使用されるMP関節用直線案内装置44は、中手部材30の基準面30aに対して角度を持って設置されているが、これは本実施形態に係る基節部材40のホームポジションが、図1Aに示したように斜め下方向を向いて設定されているためであり、基節部材40が円滑に揺動動作を行えるように配慮して設定されたものである。このMP関節用直線案内装置44の設置角度については、ロボット関節構造の全体構成や把持対象物に応じて任意に設定すれば良い。
さらに、本実施形態に係る第1のロボット関節構造においては、ロッド32aと移動体42がリンク機構50を介して接続されている。このリンク機構50は、回転ベアリング51を収納するベアリングケース52と、回転ベアリング51に導通するリンクシャフト54によって構成されている。このリンク機構50について、図2及び図3Bを用いてより詳細に説明すると、移動体42にはベアリングケース52が固定設置されており、このベアリングケース52には外輪側が固定された状態で回転ベアリング51が収納されている。一方、ロッド32a側には、接続部材53を介してロッド32aと接続するリンクシャフト54が設置されており、このリンクシャフト54は回転ベアリング51の内輪内に回転自在に導通されている。したがって、ロッド32aからの押し出し力及び引き戻し力は、リンクシャフト54を通じて回転ベアリング51に伝達され、さらに移動体42へと伝達されることになる。
以上の構成を有することにより、基節部材40は、エアシリンダ32によるロッド32aの押し引き動作に応じて揺動することになる。すなわち、エアの供給によってロッド32aが押し出されると、移動体42はロッド32aからの押し出し力を受け、この押し出し力によって、基節部材40はヒンジ31を回転中心として矢印Aの方向に揺動することになる(図2参照)。このとき、移動体42にはリンク機構50を介してロッド32aの押し出し力が伝達され、移動体42は基節部材40の揺動に対応して移動することができるので、基節部材40のスムーズな揺動が実現する。
逆に、エアの吸引によってロッド32aが引き戻されると、移動体42はロッド32aからの引き戻し力を受け、この引き戻し力によって、基節部材40はヒンジ31を回転中心として矢印Bの方向に揺動することになる(図2参照)。このときも同様に、移動体42にはリンク機構50を介してロッド32aの引き戻し力が伝達され、移動体42は基節部材40の揺動に対応して移動することができるので、基節部材40のスムーズな揺動が実現するのである。
さらに、本実施形態に係る第1のロボット関節構造の中手部材30には、ロッド32aと接続して同一方向に移動可能な移動体55を備える中手用直線案内装置57が設置されている。この中手用直線案内装置57についても、図3Aにおいて示されるような、一般的な直線案内装置を採用することが好適である。具体的な構造としては、図2において示されるように、中手用直線案内装置57が有する軌道レール56は、エアシリンダ32本体に固定されている。また、ロッド32aと移動体55とは接続部材58を介して接続されており、移動体55は、ロッド32aの押し引き動作に対応してロッド32aと同一方向に移動することができるようになっている。そして、移動体55は、ロッド32aに加わる基節部材40の揺動動作に伴う荷重やモーメントの一部を引き受けることができる。つまり、中手用直線案内装置57は、ロッド32aに加わる荷重を軽減し、第1のロボット関節構造の安定した動作に貢献することができる。
[第2のロボット関節構造]
次に、図4及び図5を用いて、本実施形態に係る第2のロボット関節構造について説明する。図4は、本実施形態に係る第2のロボット関節構造を説明するための側面透視図であり、図5は、本実施形態に係る第2のロボット関節構造を説明するための斜視透視図である。本実施形態に係る第2のロボット関節構造は、基節部材40と、基節部材40とヒンジ61を介して揺動自在に接続される中節部材60と、中節部材60とヒンジ71を介して接続されるとともに、中節部材60の揺動方向と同一方向で揺動自在に接続される末節部材70と、を備えている。これらの部材は、人の指構造に対応させると、基節部材40は基節22に、ヒンジ61はPIP関節13に、中節部材60は中節24に、ヒンジ71はDIP関節15に、末節部材70は末節26に相当している。
まず、本実施形態に係る第2のロボット関節構造が有する中節部材60には、可動体としてのロッド62aを押し引き動作することができる中節側駆動手段としてのエアシリンダ62と、ロッド62aに接続されるとともに、このロッド62aの押し引き動作に連動して同一方向に移動可能なドライブシャフト63とが設置されている。エアシリンダ62は、エアの供給によってロッド62aが押し出され、エアの吸引によってロッド62aが引き戻されるように動作する。一方、ドライブシャフト63には、ドライブシャフト63と同一方向に移動可能な移動体64が接続している。この移動体64は、中節部材60に固定設置される駆動レール65上を移動可能な部材であり、移動体64と駆動レール65とによって中節用直線案内装置66を構成している。そして、移動体64は、ドライブシャフト63の移動を案内し、ロッド62aとの安定した連動動作を実現させるという役割を担っている。
また、中節部材60を挟むようにその両端に設置される基節部材40及び末節部材70には、それぞれ中節部材60との接続側端面40b,70aに自己の揺動に対応して移動可能な移動体46,72を備えるPIP関節用直線案内装置48及びDIP関節用直線案内装置74を備えている。そして、これらPIP関節用直線案内装置48及びDIP関節用直線案内装置74が有する各移動体46,72には、それぞれリンク機構69,75を介してドライブシャフト63の両端が接続されている。
つまり、エアの供給によってロッド62aが押し出されると、ドライブシャフト63は図4において紙面左方向に移動することになるので、基節部材40の側では移動体46が引き戻し力を受けて紙面下方向に移動し、その結果として基節部材40はヒンジ61を回転中心として矢印Cの方向に揺動することになる。一方、末節部材70の側では、逆に移動体72が押し出し力を受けて紙面上方向に移動し、その結果として末節部材70はヒンジ71を回転中心として矢印Eの方向に揺動することになる。このとき、移動体46,72には、リンク機構69,75を介してドライブシャフト63の引き戻し力又は押し出し力が伝達され、移動体46,72は基節部材40及び末節部材70の揺動に対応して移動することができる。したがって、基節部材40及び末節部材70のスムーズな揺動が実現することになる。
逆に、エアの吸引によってロッド62aが引き戻されると、ドライブシャフト63は紙面右方向に移動して図4で示すような状態になるので、基節部材40の側では移動体46が押し出し力を受けて紙面上方向に移動し、図4で示すような状態になる。その結果として基節部材40はヒンジ61を回転中心として矢印Dの方向に揺動することになる。一方、末節部材70の側では、逆に移動体72が引き戻し力を受けて紙面下方向に移動し、その結果として末節部材70はヒンジ71を回転中心として矢印Fの方向に揺動することになる。このとき、移動体46,72には、リンク機構69,75を介してドライブシャフト63の押し出し力又は引き戻し力が伝達され、移動体46,72は基節部材40及び末節部材70の揺動に対応して移動することができる。したがって、基節部材40及び末節部材70のスムーズな揺動が実現する。
なお、リンク機構69,75については、第1のロボット関節構造で説明したリンク機構50と同様の構造であるから、説明を省略する。また、PIP関節用直線案内装置48、中節用直線案内装置66及びDIP関節用直線案内装置74についても、第1のロボット関節構造の場合と同様、図3Aにおいて示されるような、一般的な直線案内装置を採用することが好適である。
[ロボットフィンガ]
以上、本発明の好適な実施形態を例示する構造として、第1のロボット関節構造及び第2のロボット関節構造という2種類のロボット関節構造を説明した。ところで、各ロボット関節構造では、基節部材40という同一の部材を有していたが、これら第1及び第2のロボット関節構造は、共有する基節部材40の箇所で組み合わせることが可能であり、例えば、図1A及び図1Bに示すようなロボットフィンガとして構成することができる。
そして、中手部材30、ヒンジ31、基節部材40、ヒンジ61、中節部材60、ヒンジ71、末節部材70によって、人の指構造である中手20、MP関節11、基節22、PIP関節13、中節24、DIP関節15、末節26が再現され、2つのエアシリンダ32,62とドライブシャフト63、3つのリンク機構50,69,75、5つの直線案内装置44,48,57,66,74によって指の筋繊維の機能が発揮される。
本実施形態で説明した第1及び第2のロボット関節構造、ロボットフィンガでは、その駆動手段として、エアシリンダ32,62を採用した場合について例示した。このように駆動手段にエアシリンダ32,62を採用したのは、比較的簡単に高い把持力を得ることができるからである。なお、エアシリンダ32,62では、ロボット関節構造及びロボットフィンガの動きが把持・解放という2つの動作に限定されてしまうが、本発明に適用可能な駆動手段はエアシリンダ32,62に限られるものではない。例えば、電動シリンダやモータ等のあらゆる駆動機構を採用することが可能である。例えば、ステッピングモータ等を採用することによって、姿勢維持と位置制御に優れたロボット関節構造を得ることが可能である。
また、2つの駆動手段である中手側駆動手段と中節側駆動手段については、同じ制御を行っても良いし、それぞれ別々に制御しても良い。例えば、本実施形態のようにエアシリンダ32,62を採用した場合には、エアの同時供給による「把持」(図1Bの状態)、エアの同時吸引による「解放」(図1Aの状態)、エアシリンダ32のみへのエア供給による「ロボットフィンガ根元のみの折り曲げ」、エアシリンダ62のみへのエア供給による「ロボットフィンガ指先部分のみの折り曲げ」という4種類の動作状態を得ることが可能である。さらに、駆動手段に停止精度が高く反応速度の速いモータ等を採用することによって、より人の指動作に近い動きを再現することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。例えば、本実施形態では、エアシリンダ、直線案内装置、リンク機構の組み合わせでロボットフィンガを構成した場合を例示して説明したが、本発明が有する技術思想の適用範囲は、人の指構造に限られるものではなく、腕などの上肢構造、足や足首などの下肢構造、動物の関節構造等を含むあらゆる関節構造に適用可能である。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。

Claims (9)

  1. 基準面を有する中手部材と、
    前記基準面に設置され、前記基準面と略平行方向に可動体を押し引き動作させる中手側駆動手段と、
    前記中手部材の側端部にヒンジを介して揺動自在に接続される基節部材と、
    前記基節部材における前記中手部材との接続側端面に設置され、基節部材の揺動に対応して前記基節部材における前記中手部材との接続側端面に沿って直線的に移動可能な移動体を備えるMP用直線案内装置と、
    を有し、
    前記可動体と前記移動体がリンク機構を介して接続されることにより、
    前記基節部材は、前記中手側駆動手段による前記可動体の押し引き動作に応じて揺動することを特徴とするロボット関節構造。
  2. 請求項1に記載のロボット関節構造において、
    前記中手部材は、前記可動体と接続して前記可動体と同一方向に移動可能な移動体を備える中手用直線案内装置を有しており、かかる中手用直線案内装置が前記可動体を案内することを特徴とするロボット関節構造。
  3. 請求項1に記載のロボット関節構造において、
    前記リンク機構は、
    回転ベアリングと、
    前記回転ベアリングの外輪側を固定収納して前記移動体に設置されるベアリングケースと、
    前記回転ベアリングの内輪内に回転自在に導通されるとともに前記可動体に接続するリンクシャフトと、
    を含むことを特徴とするロボット関節構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボット関節構造において、
    前記中手側駆動手段はエアシリンダであり、
    かかるエアシリンダは、前記可動体としてのロッドを押し引き動作可能であることを特徴とするロボット関節構造。
  5. 基節部材と、
    前記基節部材とヒンジを介して揺動自在に接続される中節部材と、
    前記中節部材とヒンジを介して接続されるとともに、前記中節部材の揺動方向と同一方向で揺動自在に接続される末節部材と、
    を有し、
    前記中節部材は、
    可動体を前記中節部材の長手方向に押し引き動作させる中節側駆動手段と、
    前記可動体に接続され、前記可動体の押し引き動作に連動して同一方向に移動するドライブシャフトと、
    を備え、
    前記基節部材及び前記末節部材は、それぞれ前記中節部材との接続側端面に自己の揺動に対応して前記接続側端面に沿って直線的に移動可能な移動体を備えるPIP用直線案内装置及びDIP用直線案内装置を備え、
    前記ドライブシャフトの両端が、前記PIP用直線案内装置及び前記DIP用直線案内装置の各移動体とリンク機構を介してそれぞれ接続されることにより、
    前記基節部材及び前記末節部材は、前記中節側駆動手段による前記可動体の押し引き動作に応じて揺動することを特徴とするロボット関節構造。
  6. 請求項5に記載のロボット関節構造において、
    前記中節部材は、前記ドライブシャフトと接続して前記ドライブシャフトと同一方向に移動可能な移動体を備える中節用直線案内装置を有しており、かかる中節用直線案内装置が前記ドライブシャフトを案内することを特徴とするロボット関節構造。
  7. 請求項5に記載のロボット関節構造において、
    前記リンク機構は、
    回転ベアリングと、
    前記回転ベアリングの外輪側を固定収納して前記移動体に設置されるベアリングケースと、
    前記回転ベアリングの内輪内に回転自在に導通されるとともに前記可動体に接続するリンクシャフトと、
    を含むことを特徴とするロボット関節構造。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載のロボット関節構造において、
    前記中節側駆動手段はエアシリンダであり、
    かかるエアシリンダは、前記可動体としてのロッドを押し引き動作可能であることを特徴とするロボット関節構造。
  9. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット関節構造と、請求項5〜8のいずれか1項に記載のロボット関節構造を組み合わせて構成されることを特徴とするロボットフィンガ。
JP2006544860A 2004-11-17 2005-11-01 ロボット関節構造、ロボットフィンガ Active JP4727590B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006544860A JP4727590B2 (ja) 2004-11-17 2005-11-01 ロボット関節構造、ロボットフィンガ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004333674 2004-11-17
JP2004333674 2004-11-17
JP2006544860A JP4727590B2 (ja) 2004-11-17 2005-11-01 ロボット関節構造、ロボットフィンガ
PCT/JP2005/020112 WO2006054443A1 (ja) 2004-11-17 2005-11-01 ロボット関節構造、ロボットフィンガ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006054443A1 JPWO2006054443A1 (ja) 2008-05-29
JP4727590B2 true JP4727590B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=36406988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006544860A Active JP4727590B2 (ja) 2004-11-17 2005-11-01 ロボット関節構造、ロボットフィンガ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7592768B2 (ja)
JP (1) JP4727590B2 (ja)
CN (1) CN100553901C (ja)
DE (1) DE112005002849B4 (ja)
WO (1) WO2006054443A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105382849A (zh) * 2015-12-24 2016-03-09 柳超 一种基于电磁驱动的仿真机械手指
KR20210134011A (ko) * 2019-03-14 2021-11-08 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 로봇의 관절 구조체

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2930905B1 (fr) * 2008-05-09 2010-10-01 Bia Cheville pour robot humanoide
CN101804634B (zh) * 2010-02-06 2011-11-23 山东科技大学 大臂关节气动平衡结构及其优化设计方法
JP2012076193A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Yaskawa Electric Corp 多指ハンドユニットおよびロボット
US8585776B2 (en) * 2011-02-03 2013-11-19 Ut-Battelle, Llc Mesofluidic controlled robotic or prosthetic finger
US8616237B2 (en) 2011-02-03 2013-12-31 Ut-Battelle, Llc Mesofluidic two stage digital valve
US9014857B2 (en) 2012-01-13 2015-04-21 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Methods and computer-program products for generating grasp patterns for use by a robot
US9014850B2 (en) 2012-01-13 2015-04-21 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Methods and computer-program products for evaluating grasp patterns, and robots incorporating the same
US8843235B2 (en) 2012-01-13 2014-09-23 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Robots, computer program products, and methods for trajectory plan optimization
JP5690318B2 (ja) * 2012-11-14 2015-03-25 Thk株式会社 ロボットハンド
US9913737B2 (en) 2013-03-13 2018-03-13 Mark Hunter Mechanical finger
CA3158806A1 (en) 2015-02-03 2016-08-11 RCM Enterprise, LLC Bio-mechanical prosthetic finger with h-shaped rocker
US9849001B2 (en) 2015-02-03 2017-12-26 RCM Enterprise, LLC Bio-mechanical finger brace assembly
WO2016126732A1 (en) 2015-02-03 2016-08-11 RCM Enterprise, LLC Bio-mechanical prosthetic finger with y-shaped rocker
US9629731B2 (en) 2015-05-15 2017-04-25 RCM Enterprise, LLC Bidirectional biomechanical prosthetic full finger configured for abduction and adduction with MCP pivot and multiple-finger ring
AU2016265834B2 (en) * 2015-05-15 2021-02-18 RCM Enterprise, LLC Bidirectional biomechanical prosthetic full finger configured for abduction and adduction with MCP pivot
EP3340924B1 (en) 2015-08-25 2020-04-01 RCM Enterprise, LLC Bio-mechanical prosthetic thumb
CN106015528B (zh) * 2016-07-12 2018-02-06 合肥工业大学 一种行星齿轮装配机械手
USD847243S1 (en) * 2017-07-18 2019-04-30 Mitsubishi Electric Corporation Manipulator for robot
USD846615S1 (en) * 2017-07-18 2019-04-23 Mitsubishi Electric Corporation Manipulator for robot
JP1605292S (ja) * 2017-07-18 2019-11-25
JP1605294S (ja) * 2017-07-18 2019-11-25
USD852859S1 (en) 2017-07-18 2019-07-02 Mitsubishi Electric Corporation Manipulator for robot
JP1605291S (ja) * 2017-07-18 2019-11-25
CN108210248B (zh) * 2018-01-15 2019-11-29 安阳工学院 一种被动式手指康复训练器
CN108186283B (zh) * 2018-01-15 2019-12-24 安阳工学院 一种绑缚式手指牵引装置
JP1613032S (ja) * 2018-03-29 2020-03-02
JP1613980S (ja) * 2018-03-29 2020-03-09
JP7061934B2 (ja) 2018-06-12 2022-05-02 清水建設株式会社 エンドエフェクタおよび部材取り付け方法
CN108673539B (zh) * 2018-08-01 2024-01-05 北京因时机器人科技有限公司 机械拇指和机械手
JP7331854B2 (ja) * 2018-08-08 2023-08-23 ソニーグループ株式会社 リンク構造
CN108714912A (zh) * 2018-08-09 2018-10-30 常州市知豆信息科技有限公司 一种机器人联轴关节用复合嵌套装置
CN108705307A (zh) * 2018-08-09 2018-10-26 常州市知豆信息科技有限公司 一种机器人联轴关节用自动生产设备
KR102142570B1 (ko) * 2019-04-04 2020-08-10 현대자동차(주) 착용식 근력 보조 장치의 상완 모듈 및 이를 포함한 착용식 근력 보조 장치
CN109986595B (zh) * 2019-05-22 2024-02-02 扬州哈工科创机器人研究院有限公司 一种高仿真机器人的柔性摆动机构
WO2021078183A1 (zh) * 2019-10-22 2021-04-29 深圳市中安动力科技有限公司 微型电液直线作动器及电液驱动机器人灵巧手
CN113103278B (zh) * 2021-03-10 2022-10-21 深圳市优必选科技股份有限公司 连杆结构、机器人手指及机器人
CN113119153B (zh) * 2021-03-26 2022-11-29 深圳市优必选科技股份有限公司 手指结构及机器人

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08126984A (ja) * 1994-09-09 1996-05-21 Honda Motor Co Ltd リンク装置及び人工ハンド
JP2003117873A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Japan Science & Technology Corp 人型ロボットハンド
JP2005169602A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Thk Co Ltd ロボット関節構造

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5197846A (en) * 1989-12-22 1993-03-30 Hitachi, Ltd. Six-degree-of-freedom articulated robot mechanism and assembling and working apparatus using same
JPH0592377A (ja) * 1991-09-27 1993-04-16 Yamaha Motor Co Ltd スカラ型ロボツトの構造
JPH10217158A (ja) * 1997-01-30 1998-08-18 Sony Corp ロボツト装置
JP2002113681A (ja) 2000-08-04 2002-04-16 Thk Co Ltd ロボット関節構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08126984A (ja) * 1994-09-09 1996-05-21 Honda Motor Co Ltd リンク装置及び人工ハンド
JP2003117873A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Japan Science & Technology Corp 人型ロボットハンド
JP2005169602A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Thk Co Ltd ロボット関節構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105382849A (zh) * 2015-12-24 2016-03-09 柳超 一种基于电磁驱动的仿真机械手指
CN105382849B (zh) * 2015-12-24 2017-03-22 深圳市永霖科技有限公司 一种基于电磁驱动的仿真机械手指
KR20210134011A (ko) * 2019-03-14 2021-11-08 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 로봇의 관절 구조체
KR102473636B1 (ko) 2019-03-14 2022-12-02 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 로봇의 관절 구조체

Also Published As

Publication number Publication date
DE112005002849B4 (de) 2015-01-22
US20080127768A1 (en) 2008-06-05
DE112005002849T5 (de) 2007-10-04
JPWO2006054443A1 (ja) 2008-05-29
US7592768B2 (en) 2009-09-22
WO2006054443A1 (ja) 2006-05-26
CN100553901C (zh) 2009-10-28
CN101107101A (zh) 2008-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4727590B2 (ja) ロボット関節構造、ロボットフィンガ
US20080023974A1 (en) Joint apparatus and hand apparatus for robot using the same
JP4235931B2 (ja) パラレルリンクロボット
US7673537B2 (en) Parallel manipulator
JP4125513B2 (ja) 人型ロボットアーム
JP3614383B2 (ja) ロボット
WO2012039479A1 (ja) 人間型電動ハンド
JP2003181787A (ja) 多指ハンド装置
WO2003001987A3 (en) Platform link wrist mechanism
JP2007516854A (ja) 伸縮式の手のひらを有するロボットハンド
WO2005025814A1 (ja) 2足歩行ロボットの下半身モジュール
KR102246778B1 (ko) 손가락 기구 및 이를 포함하는 로봇 핸드
US7086307B2 (en) Parallel control arm with two branches
JP5500921B2 (ja) 多指ハンド装置
JP2010247294A (ja) ロボットハンド装置
JP5468814B2 (ja) 5指型ハンド装置
CN110370305B (zh) 机械指及机械手
CA2053483A1 (en) Industrial robot with wrist actuator mechanism
JPWO2020044838A1 (ja) パラレルワイヤ装置、パラレルワイヤシステム、医療用ロボットの操作装置、移動式投影装置、及び移動式撮影装置
JP6829642B2 (ja) 拇指機構およびこの拇指機構を組み込んだ人間型ハンド
US11628577B2 (en) Robot hand
KR102271362B1 (ko) 인간의 손가락을 모사하는 손가락 기구 및 이를 포함하는 로봇 핸드
JP5317823B2 (ja) 多指ハンド装置
WO2022051726A1 (en) Compact paired parallel architecture for high-fidelity haptic applications
JP2012187426A (ja) 義手

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250