JPH04210393A - 手話ロボット - Google Patents

手話ロボット

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JPH04210393A
JPH04210393A JP33961490A JP33961490A JPH04210393A JP H04210393 A JPH04210393 A JP H04210393A JP 33961490 A JP33961490 A JP 33961490A JP 33961490 A JP33961490 A JP 33961490A JP H04210393 A JPH04210393 A JP H04210393A
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JP
Japan
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joint
motor
pulley
hand
finger
Prior art date
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JP33961490A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Miwa
三輪 敬之
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SHAKAI KOUZOU KENKYUSHO KK
Original Assignee
SHAKAI KOUZOU KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、手部を中心とした身体表現による非言語情報
伝達機能を有するロボットに係るものであり、特にロボ
ットの形状、動作機能を人間に近づけた手話ロボットに
関するものである。
〔従来技術〕
従来、工場における物体の移動作業や溶接作業等の物理
的な仕事において、人間の作業を代行する産業用ロボッ
トは、数多く開発されている。
しかし、ホームロボット、サービスロボット等の直接的
あるいは生産的な作業を行わないロボットが求められる
傾向にある。
そこで、近年、動作そのものを目的とする、例えば、受
付用ロボット、玩具用ロボットなどが開発されている。
〔発明が解決しようとする課題:・ しかし、いずれのロボ・7トも特定の簡単な表現動作を
するに過ぎず、人間の手振り、身振りなどの身体表現に
よる非言語情報伝達については設計上あまり考慮されて
いない。
また、従来のロボットでは、自由度が少なく、身体表現
を可能とする円滑な動作が行えず、形状も大きく身体表
現による情報伝達には適さない。
そこで、本発明は表現形式の確立した手話に着目し、生
活空間における人間行動のロボット化の要請に応じて、
手話を可能にする自由度と動作速度をもち、かつロボッ
トの形状、寸法を人間に近づけるためメカニズムを限ら
れたスペースに収めた手話ロボットを提供することを目
的とする。
〔課題を解決するた約の手段〕 請求項(1)記載の手話ロボットの発明は、宇部と、一
端が関節を介して宇部と連結され他端が関節を介して胴
部と連結される腕部と、宇部と腕部とに各々設けられる
関節及び宇部と腕部との関節を作動させる複数のワイヤ
と、これらのワイヤへ引張力を伝達するモータと、この
モータを駆動させる駆動回路と、手話パターンの登録さ
れたデータによりモータの動作を制御する制御手段と、
を有することを特徴としている。
請求項(2)記載の発明は、宇部の関節に設けられエン
ドプレートを有するモータ側ジヨイントと指先側部分を
支持する指先側ジヨイントと、この両ジヨイントを軸支
する関節シャフトと、この関節シャフトへ支持され指先
側ジヨイントへ固定されるプーリと、中央に形成された
コイル部が前記両ジヨイント結合部に支持され両端が両
ジヨイントのエンドプレートに取付けられてこの関節を
伸びる状態に付勢するねじりコイルばねと、一端がモー
タの駆動力を受け中間部がモータ側ジヨイントのエンド
プレートを貫通し他端が前記プーリに固定されて引張力
で前記プーリを回転させるワイヤと、を有することを特
徴としている。
〔作用〕
請求項(1)に記載された発明の作用について説明する
本発明の手話ロボットは、手話パターンの登録されたデ
ータに基づき、制御手段によりモータの駆動が制御され
る。モータの駆動は駆動回路で行われ、モータの駆動力
がワイヤにより、宇部、腕部の各関節に伝達され、宇部
、腕部の各関節の協調動作により手話表現が行われる。
請求項(2)に記載された発明では、指屈伸関節はモー
タの正回転でワイヤに与えられる引張力により、ねじり
コイルばねの付勢力に抗して、関節に設けられたプーリ
を指先側ジヨイントと一体に正回転させることで曲げら
れる。次にモータの反回転により、ワイヤを弛緩させる
と伴に各関節に取付けらえれたねじりコイルばねの復元
力で、関節側に設けられたプーリを反回転させることで
関節は元の状態に戻される。
〔実施例〕
第1図乃至第14図には本考案の実施例に係る手話ロボ
ットの実施例が示されている。
第1図は本発明実施例に係る手話ロボットの本体を示す
ものである。
手話ロボットは宇部10、腕部12及び胴部14から構
成される。
腕部12の両端は、後述する関節を介して宇部10及び
胴部14の上端部に連結されており、宇部10、腕部1
2及び胴部14の位置関係は人間の形状に近づけて構成
されている。
胴部14には、一部しか図示されていないが後述するス
テッピングモータが備えられ、駆動力が伝わる各関節の
動きを目視しながら、ステッピングモータの動きを調整
できるようにしている。
第2図に示されるように、宇部10は、親指11、人差
指13、中指15、薬指17、小指19   −及び掌
部21で構成されている。
人差指13、中指15、薬指17及び小指19は、それ
ぞれ第1屈伸関節22、第2屈伸関節24、第3屈伸関
節26及び第3開閉関節28と、これらの関節によって
たがいに連結される略円筒状の第−指23、第二指25
、及び第三指27で一本の指が構成されている。
従って、第1屈伸関節22、第2屈伸関節24、第3屈
伸関節26及び第3開閉関節28は、各々第4図の矢印
A、 B、 C,D方向及びこれと反対方向へ旋回する
親指11は、第1親指屈伸関節30、第2親指屈伸関節
32、第3親指開閉関節34及び親指内外転関節36と
、これらの関節によって互いに連結される略円筒状の第
1指31、第2指33及び第3指35で一本の指が構成
されている。
従って、第1親指屈伸関節30.第2親指屈伸関節32
、第3親指開閉関節34及び親指内外転関節36が各々
矢印E、  F、 G、 H方向及びこれと反対方向へ
旋回する。
また各第1指23の先端には、発砲スチロール製で略半
球状の指先部23Aが固定されている。
これらの第−指23、第二指25、第三指27第−指3
1第二指33及び第3指35はジュラルミン製の薄肉筒
板で形成され、軽量化が図られている。
本部21は、第4図に示されるように略台形状の薄板の
手の平21Aとして作用する板材と、手の甲21Bとし
て作用する板材を互いに平行に固定して構成され、これ
らの手の平21Aと手の甲21Bの間には第3指開閉2
8の端部が収納される。また、親指11部では親指内外
転関節36に設けられるモータ側ジヨイントのエンドプ
レートが本部21に収容支持されている。
腕部12は、手首部16、打部18及び肩部20により
構成されている。
手首部16は、矢印■方向及びこれと反対方向へ旋回す
る手首屈伸関節38及び矢印J方向及びこれと反対方向
へ旋回する手首屈伸関節40を備え、本部21と前腕3
7を連結している。
打部18は、前腕39の一端が矢印に方向及びこれと反
対方向に旋回する耐回転関節42を介して前腕37へ連
結され、他端が矢印り方向及びこれと反対方向に旋回す
る肘屈伸関節44を介して上腕41と連結されている。
肩部20は、上腕43の一端が矢印M方向及びこれと反
対方向に旋回する肩回転関節46を介して上腕41へ連
結され他端が矢印N方向及びこれと反対方向に旋回する
頁内外転関節48を介して上腕45に連結されている。
なお、上腕45内へ収容される肩振上げ関節50は、上
腕45を関節シャツ)50Aに旋回可能(矢印0方向及
びこれと反対方向)としている。
この関節シャツ)50Aの先端は胴部14に収容される
ステッピングモータ52の出力軸52Aとダイレクトに
連結されている。 これによって、片側の手部10及び
腕部12は23自由度を有している。
なお、以上説明した手部10及び腕部12は、ジュラル
ミン製で、加工性、軽量性及び適度の剛性を備えている
また第2指25、及びこれに続く第1指23゜第3指2
7の指向側端部には切欠25Aが各々形成され、指向側
への屈曲時に指部が干渉しないようになっている。
胴部14は、長方形状の箱体で両側の手部10及び腕部
12の46自由度に対応して46個のステッピングモー
タ52と定電流駆動回路54が内蔵されている。
これらのステッピングモータ52は出力軸52Aで直接
駆動される肩振上げ関節50を除き、各関節に備えられ
たプーリにワイヤを介してモータの回転力を伝達してい
る。
次に、第3A、3B図、及び第4図に示されるように第
1屈伸関節22及び第2屈伸関節24は、指先側部分を
支持する指先側ジヨイント150、モータ側ジヨイント
146、中間ジヨイント154及びリンクシャフト15
2で構成されている各ジヨイントは、エンドプレート及
びこれから延長される一対のブラケットを有している。
詳しく説明すると、指先側ジヨイント150は、円筒状
の第1指の内周面に嵌まり合うエンドプレート150A
と、そのエンドプレート ら、関節シャフト149を支持する貫通孔が形成された
対向する1対のブラケット150Bが延長されている。
なお、モータ側ジヨイント146も同様に形成されてい
る。
中間ジヨイント154は、エンドプレート154Aが第
2指25内に固定され、そのエンドプレー)154Aの
両面から、関節シャフト149を支持する貫通孔が形成
された対向する1対のブラケット154Bがモータ側ジ
ヨイント146及び指先側ジョイン)150へ向けて各
々延長されている。
ここで、指先側ジヨイント150Bが、関節シャフト1
49で一方のブラケッ)154Bへ軸支され、他方のブ
ラケッ)154Bが関節シャフト148でブラケッ)1
46Bに軸支されている。
従って、第1指23が第2指25に対して旋回し、第2
指25が第3指27に対して旋回可能となっている。
リンクシャフト152は、ピアノ線で構成されモータ側
ジヨイント146におけるブラケット146Bの先端部
付近と指先側ジヨイント150のブラケット150Bの
関節シャフト149の付近とを連結している。
従って、モータ側ジヨイント146に対して中間ジヨイ
ント154が回転すると、指先側ジヨイント150も中
間ジヨイント154に対して連動回転するようになって
いる。
また、関節シャフト148には同軸的にプーリ64を軸
支し、プーリ64はブラケット154Bに固着され、イ
ンナワイヤ151の先端が固定されている。
第5図に示されるようにこのインナワイヤ151の他端
は胴部14内のステッピングモータ52の出力軸へ固着
されたプーリ74に固着されて引張力を受けるようにな
っている。
なお、インナワイヤ151の中間部はアウターチューブ
84へ収容されている。
第5図に示されるように、第2屈伸関節24には、ねじ
りコイルばね72が設けられて復帰用となっている。
また、ねじりコイルばね72は、中央に形成されたコイ
ル部が両ジヨイント146.154のエンドプレートに
取り付けられ、矢印B方向と反対方向に指先側ジヨイン
ト154を若干付勢している。
上記の如く構成された指関節の作動を説明するモータ側
ジヨイントの関節シャフト148に軸支されるプーリ6
4が、インナワイヤ151の引張りにより矢印B方向に
回転し、その回転力がリンクシャフト152を介してブ
ラケット150Bに伝達され、ブラケッ)150Bが矢
印へ方句に回転することにより、第1屈伸関節22と第
2屈伸関節24は連動して作動する。
このため第1屈伸関節22の動作がほぼ人間と同程度と
なるとともに、ジヨイント146.154を別個に駆動
する場合に比べて、製作や保守が非常に楽で制御を単純
化することができる。
また、第2屈伸関節24の両方向回転をワイヤで駆動す
る場合に比べて、メカニズムの内蔵スペースを小さくで
き、またワイヤをモータ側プーリに巻掛けるのと異なり
、ワイヤ本数を減らすことができるため、メカニズムを
簡素化、軽量化できる。
なお、第1親指屈伸関節30にも第6図と同一の構造が
適用される。
次に、第4図及び第6図に示されるように第3屈伸関節
26は、指先側部分を支持する指先側ジヨイント90、
モータ側ジヨイント92、関節シャフト88、関節側プ
ーリ86及引張りばね94から構成されている。
この第3屈伸関節2Gは、引張りばね94を除き、他は
第2屈伸関節24と同様の構造となっている。
関節側プーリ86には、モータ側プーリ96から、エン
ドプレー)92Aの貫通孔102を貫通してくるインナ
ワイヤ98の中間部が巻掛けて一部が固定され、その先
端は引張りばね94に連結される。
引張ばね94は一端を上記インナワイヤ98の先端にも
う一端が本部21に設けられた固定端106にそれぞれ
固定される。アウタチューブ108は、一端がエンドプ
レー)92Aに他端が胴部14に固定されている。
引張りばね94は、矢印C方向と反対に指先側ジヨイン
ト90を若干付勢して取り付けられる。
上記の如く構成された指関節の作動を説明するモータ5
2が正転すると、モータ側プーリ96がインナワイヤ9
8に引張力を与える。
このインナワイヤ98は、関節側プーリ8Gに連結され
ているので、プーリ86は引張りばね94の付勢力に抗
して矢印C方向に回転し、関節の屈曲が始まる。
次に、モータ97が反転または停止すると、インナワイ
ヤ98は弛緩し、引張りばね94の付勢力によりプーリ
86は矢印C方向と反対方向に回転し、関節が伸び始緬
る。
これは、メカニズムの内蔵スペースの比較的余裕のある
指関節で用いられ、引張ばねを使用することで復元力を
一定に保ち易くなる。
なお、第2親指屈伸関節32も第6図と同一構造になっ
てる。
第4図に示すように、第3開閉関節26はエンドプレー
ト92Aに貫通孔201を有する第3屈伸関節のモータ
側ジヨイント92と、エンドプレー)92Aに固着され
るプーリ92と、前記貫通孔201へ挿入される関節シ
ャツ)200により構成されている。関節シャフト20
0の両端は、本部21の手の甲と手の平で支持されてい
る。
プーリ204は、図示しないモータ側プーリとの間が、
エンドレスのインナワイヤ206で巻掛けて連結され、
インナワイヤ206は一端がこのモータ側プーリ及びプ
ーリ204の一部にそれぞれ固定されている。
アウタチューブ208は本部21内に設けられたエンド
プレート202に一端が固定され他端は胴部14内に固
定されている。
従って、モータ側プーリの正逆の回転力がインナワイヤ
206を介してプーリ204に伝達され、プーリ204
が第3屈伸関節のモータ側ジヨイントと一体となって矢
印り方向及び逆方向に回転することにより関節の開閉動
作が行われる。
このように、プーリ204をエンドプレート92Aに直
接固定したので、関節の軸間距離を近づけ、指の動きを
滑らかにすることができる。
第7図に示されるように、第3親指開閉関節34は指先
側部分を支持する指先側ジヨイント120、関節シャフ
ト118、関節側プーリ116及び本部21内に設けら
れるエンドプレート130Aで構成されている。
関節側プーリ116は、ブラケッ)120Bに固着され
、関節側プーリ116を固着支持する関節シャフト11
8の両端は本部21に軸支されている。
関節側プーリ116は、第3屈伸関節26と同様にモー
タ側プーリ110の、インナワイヤ124で巻掛けて連
結されている。アウタチューブ126は胴部14内のエ
ンドプレート128及び本部21内のエンドプレー)1
30Aに固定されている。
従って、第3親指開閉関節34の矢印G方向及び逆方向
の開閉は、モータ52の正逆の回転力が直接関節側プー
リ116にインナワイヤ124により伝達されることで
行われる。
第4図に示されるように第3親指内外転関節36は、指
先側部分を支持する指先側ジヨイント300、関節シャ
フト302、プーリ304及び本部21内にエンドプレ
ー)306Aが固着されているモータ側ジヨイント30
6で構成されているプーリ304は、ブラケッ)30[
)Bに固着され、プーリ304を支持する関節シャフト
302の両端は、本部21内にエンドプレート306A
が固定されたブラケッ)306Bに軸支される。
これも、第7図で示したように第3親指内外転関節36
の矢印H方向及び逆方向の旋回は、モータ52の正逆の
回転力が直接プーリ304にインナワイヤ308により
伝達されることで行われるなお、手首の屈伸関節38、
内外転関節40、打部の屈伸関節44及び頁内外転関節
48もこの第3親指内外転関節36と同一構造となって
いるこれにより、駆動させる部分の重量が大きい手首部
、打部及び肩部の関節について必要な駆動力が少なくて
済む。
第8図に示されるように肘回転関節42は、前腕39の
先端へラジアルベアリング138の外レース138Aが
固着され、ラジアルベアリング138の内レース138
Bには、環状のプーリ134が固着され、これが前腕3
7へ固定され前腕39と同軸上で回転するようになって
いる。
モータ側から前腕39の中心軸と平行に導かれるエンド
レスのインナワイヤ140を方向転換ブー IJ 14
2で角度を変え、前記プーリ134に巻掛けて連結させ
である。
従って、モータの正逆の回転力が、方向転換ブー’J1
42を介し、環状のプーリ134にインナワイヤ140
により伝達されることで前腕37が回転されるようにな
っている。
このように、ラジアルベアリング138を設けるので駆
動させる部分の重量が大きい関節について必要な駆動力
が少なくて済む。
なお、肩回転関節46も肘回転関節42と同一構造とさ
れている。
第9図には第2屈伸関節24または第3屈伸関節26に
適用されるインナワイヤの巻掛は変形例が示されている
モータ側から導かれるアウタチューブ156は第3指2
7の軸心Sと平行でなく斜必にしてエンドフレート16
11)Aに固定され、そのインナワイヤ162はモータ
側ジヨイント160のエンドプレート160Aを貫通し
、プーリ164に固定されるようになっている。
このようにアウタチューブ156を斜めに取付けること
でプーリ164の径をジヨイントのエンドプレート16
0Aの幅寸法まで大きくでき、インナワイヤ162にか
かる駆動張力を小さくし、インナワイヤ162の伸びを
減らすことで動作誤差が軽減できる。
第10A、B、C図に示されるように関節側プーリ17
0に固定されるインナワイヤ166は、インナワイヤ1
66に通した銅バイブ168 (第11A図)を圧着し
く第11B図)、U字型の切欠171を設けたプーリ1
79へ圧入される(第11C図)。
これにより、プーリの円周面から固定端が突出しないた
約、インナワイヤが損傷することもなく、また小さいス
ペースにコンパクトにまと釣ることができる。
第11図に示されるようにモータ側プーリ172に固定
されるインナワイヤ176は、プーリ172の円周面上
の一端をプーリ172の支軸と平行に切断した形に加工
する。その切断面と同じ大きさのインナワイヤ止板17
4をプーリ172にネジ178止約してインナワイヤ1
7Gを挟持する。
これにより、ワイヤの位置調整が容易となり、簡単にイ
ンナワイヤを固定できる。
第12図はアウターチューブ180の固定構造が示され
ている。
アウターチューブ180の先端部に黄銅ワッシャ184
をハンダ186により溶着し、前記黄銅ワッシャ184
がはまり合いインナワイヤ188が貫通する貫通孔19
0をもつ座ぐり穴192を設けたエンドプレート182
に、矢印R方向へ圧入して固定する。
これにより、アウタチューブの装着が容易となり、また
インナワイヤにテンションがかがったときにも充分な固
定力が得られる。
手話動作は、第13図に示されるような手順で行われる
胴体に内蔵されたステッピングモータ52は、リミット
スイッチ58により、モータ回転の原点を把持し、正転
、逆転の行き過ぎを防止するようになっている。
肩、肘、手首の大きな駆動トルクが必要とするモータは
図示されていない減速装置を設けている。
ステッピングモータ52の駆動は2相励磁で定電流駆動
回路54で行い、コンピュータ60で46個のステッピ
ングモータ52を制御し、多関節の同時制御を容易にし
ている。
また、I10ボード61を取付け、コンピュータ60か
らのステッピングモータ52への信号の出力及びリミッ
トスイッチ58からの信号の入力を行っている。
コンピュータ60への指示は図示されていないキーボー
ドで行い、互換装置として音声人力ターミナル62を設
けている。
以上のように構成された手話ロボットの手話作動は次の
手順で行われる。
46個ある関節ひとつひとつの回転方向及び回転角度を
目測で確認しながら人力し、動作の最小単位としてファ
イルに登録する。
次にこれらの単位動作のデータファイルをつなぎあわせ
、各動作の実行速度と順番を人力し、これを連続的な手
話動作のパターンとしてファイルに登録する。
最後に、コンピュータ60に手話動作パターンをキーボ
ード人力または音声人力することで、ステッピングモー
タ52が個別に駆動する。
その駆動力が動力伝達ワイヤにより各関節に伝わり、各
関節の屈伸、回転させることで手話動作が行われる。
〔発明の効果〕
本発明の手話ロボットは上記のような構成としたので、
メカニズムをコンパクトにまとめることがてき、軽量化
が図られている。また、動作範囲、動作速度、形状及び
大きさの点て人間並となり、人間が身振り手振りによっ
て行う様々な自己表現や情報伝達を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は手話ロボット本体の正面図、第2図は手部と腕
部の構成図、第3A図及び、第3B図は第1指部屈伸関
節及び第2指部屈伸関節を示す第4図のDI−III線
断面図、第4図は手部の手の平側の平面図、第5図は第
2指部屈伸関節を示す第4図の■−V線断面図、第6図
は第3指部屈伸関節を示す第4図のVl−VI線断面図
、第7図は第3開閉関節の断面図、第8図は肘回転関節
の斜視図、第9図はアウタチューブの取付状態の変形例
を示す第4図の■−V線断面図に対応した断面図、第1
0A、IOB、IOC及び11図はインナワイヤの固定
構造の斜視図、第12図はアウタチューブの固定構造の
斜視図、第13図は手話動作の制御を行うた約の各構成
要素の制御系統図である。 10・・・・  手部 12・・・・  腕部 14・・・・  胴部、 52 ・ ・ ・ ・   モータ、 54・・・・  駆動回路、 5G・・・・  動力伝達ワイヤ、 60・・・・  制御手段。 出願人 株式会社 社会構造研究所 第1図 10ニーf−訃 12、祝却 14゛刀同 合旦 52:モ〜り 第3A図 第38図 第8図 第9図 第10A図   第10B図 第12図 第13図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)手部と、一端が関節を介して手部と連結され他端
    が関節を介して胴部と連結される腕部と、手部と腕部と
    に各々設けられる関節及び手部と腕部との間の関節を作
    動させる複数のワイヤと、これらのワイヤへの引張力を
    伝達するモータと、このモータを駆動させる駆動回路と
    、手話パターンの登録されたデータによりモータの動作
    を制御する制御手段と、を有する手話ロボット。
  2. (2)前記手部の関節に設けられエンドプレートを有す
    るモータ側ジョイントと指先側部分を支持する指先側ジ
    ョイントと、この両ジョイントを軸支する関節シャフト
    と、この関節シヤフトへ支持され指先側ジヨイントへ固
    定されるプーリと、中央に形成されたコイル部が前記両
    ジョイント結合部に支持され両端がジョイントトのエン
    ドプレートに取付けられてこの関節を伸びる状態に付勢
    するねじりコイルばねと、一端がモータの駆動力を受け
    中間部がモータ側ジョイントのエンドプレートを貫通し
    他端が前記プーリに固定されて引張力で前記プーリを回
    転させるワイヤと、を有する請求項(1)記載の手話ロ
    ボット。
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