JP2011067931A - ロボット指アセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボット指アセンブリを提供すること。
【解決手段】ロボット手が、第1、第2、および第3の指骨を有する指を備える。第1の関節が、ベース構造体に対して第1の指骨を回転自在に連結する。第2の関節が、第2の指骨に対して第1の指骨を回転自在に連結する。第3の関節が、第2の指骨に対して第3の指骨を回転自在に連結する。第2の関節および第3の関節は、第2の指骨に対する第3の指骨の位置が第1の指骨に対する第2の指骨の位置によって決定されるように、運動学的にリンクされる。
【選択図】図4

Description

(連邦政府の支援を受けた研究または開発に関する陳述)
[0001]本発明は、NASA宇宙活動協定(NASA Space Act Agreement)第SAA−AT−07−003号の下において政府支援によりなされた。政府は、本発明において一定の権利を有し得る。
[0002]本発明は、ロボット手に関し、より詳細には、ロボット指に関する。
[0003]典型的なロボットは、関節部またはモータ駆動型ロボット関節を介して相互連結される一連の剛体リンクを使用して、物体を操作することが可能な、自動型デバイスである。典型的なロボットにおける各関節は、自由度(DOF:degree of freedom)とも呼ばれる、独立した制御変数を呈する。エンドエフェクタは、例えば作業工具または物体を把持するなど、手元の作業を実施するために使用される特定のリンクである。したがって、ロボットの正確な動作制御は、タスクレベルの指定により調整され得て、すなわち、物体レベル制御(すなわちロボットの片手または両手の中に保持された物体の挙動を制御する能力)、エンドエフェクタ制御、および関節レベル制御によって、調整され得る。集合的に、種々の制御レベルが協働して、所要のロボット動作性、器用さ、および作業タスク関連機能性を達成する。
[0004]人間型ロボットは、とりわけ、全身、胴部、およびまたは付属物であるか否かに関わらず、ほぼ人間の構造または外観を有するロボットであり、人間型ロボットの構造的複雑さは、実施される作業タスクの性質に大きく左右される。人間型ロボットの使用は、特に人間が使用するように作製されたデバイスまたはシステムと直接的に相互にやり取りすることが必要な場合に、好ましい場合がある。幅広い範囲の作業タスクが人間型ロボットに期待され得ることにより、異なる制御モードが、同時に必要とされる場合がある。例えば、正確な制御が、加えられるトルクまたは力、動作、および種々の把持タイプに対する制御と並び、上述の様々な空間内において与えられなければならない。
[0005]本開示の第1の態様によれば、ロボット手アセンブリは、ベース構造体と、第1、第2、および第3の指骨を有する指と、第1の指骨が第1の軸を中心としてベース構造体に対して選択的に回転可能となるように、ベース構造体に第1の指骨を作動的に連結する第1の関節と、第2の指骨が第2の軸を中心として第1の指骨に対して選択的に回転可能となるように、第1の指骨に第2の指骨を作動的に連結する第2の関節と、第3の指骨が第3の軸を中心として第2の指骨に対して選択的に回転可能となるように、第2の指骨に第3の指骨を作動的に連結する第3の関節とを備える。
[0006]第3の関節は、第2の指骨に対する第3の指骨の位置が第1の指骨に対する第2の指骨に位置によって決定されるように、第2の関節に運動学的にリンクされる。この第2および第3の関節間の運動学的リンクは、人間の指の複数の自由度の中の1自由度と置き換わると共に、人間の指の動作を細密に模倣する。
[0007]本開示の第2の態様によれば、ロボット手アセンブリは、第1の指骨および第2の指骨を有するロボット指と、第1の指骨が第2の指骨に対して選択的に回転可能となるように、第1の指骨と第2の指骨とを相互連結する関節とを備える。磁石が、第1の指骨に対して取り付けられ、第1の中心点により特徴付けられる第1の円セグメントを形成する第1の部分を有し、第2の中心点により特徴付けられる第2の円セグメントを形成する第2の部分を有する。ホール効果センサが、第1の指骨に対して第2の指骨と共に回転するように、第2の指骨に対して取り付けられる。この磁石の形状により、ホール効果センサの線形出力が得られ、これにより、ロボット手のための制御システムに対して正確に位置データが提供される。
[0008]添付の図面と関連させて理解することにより、本発明を実施するための最良の形態の以下の詳細な説明から、本発明の上述の特徴および利点ならびに他の特徴および利点が、容易に明らかになる。
2つの手を有する器用な人間型ロボットの概略斜視図である。 図1の器用な人間型ロボット用の上腕の概略斜視図である。 図1および図2の器用な人間型ロボット用の下腕の概略斜視図である。 第1の位置における、図1の一方の手の指の概略斜視図である。 第2の位置における、図4の指の概略斜視図である。 第3の位置における、図4および図5の指の概略斜視図である。 図4の指の一部分の概略側面図である。 図7の指の部分の別の概略側面図である。 腱ルーティングを示す、図4の指の概略側面図である。 指の1つの関節の位置に対する、指の別の1つの関節の位置を示すグラフである。 腱ルーティングを示す、図4の指の概略上面図である。 緩衝取付部によりベース構造体に取り付けられる、図4の指の概略斜視図である。 図4の指の1つの関節におけるセンサアセンブリの概略側面図である。 図12の緩衝取付部の概略斜視図である。 図4の指の別の概略斜視図である。 図4の指のさらに別の概略斜視図である。 図4の指のさらに別の概略斜視図である。 図4の指の複数の指骨を代表する指骨/センサアセンブリの概略斜視破断図である。 図18の指骨/センサアセンブリの概略分解図である。
[0028]同様の参照番号が複数の図面にわたって同一または類似の構成要素を指す図面を参照すると、図1は、多自由度(DOF)により1つまたは複数のタスクを実施するように適合化された器用な人間型ロボット10を示す。
[0029]この人間型ロボット10は、頭部12、胴部14、腰部15、腕16、手18、指19Aから19D、および親指21を備えてよく、それらの中またはそれらの間に、多様な関節が配設される。さらに、ロボット10は、脚部、トレッド、または、ロボットの特定の用途もしくは意図される用途に応じた別の可動式または固定式ベースなどの、タスクに適した固定具またはベース(図示せず)を備えてもよい。例えば胴部14の背の上に担持または着用される再充電式電池パックまたは別の適切なエネルギー供給部などの電源部13が、ロボット10に一体的に設置されてよい。
[0030]一実施形態によれば、ロボット10は、肩関節アセンブリ(矢印A)、肘関節アセンブリ(矢印B)、手首関節アセンブリ(矢印C)、首関節アセンブリ(矢印D)、および腰部関節アセンブリ(矢印E)、さらには各ロボット指19Aから19Dおよび親指21の指骨間に位置する様々な指関節アセンブリおよび親指関節アセンブリ(矢印F)などの(それらに限定されない)、複数の独立的に可動なロボット関節および相互依存的に可動なロボット関節によって、構成される。
[0031]アーム16は、上腕22および下腕(または前腕)24に区分される。上腕22は、肩関節アセンブリ(矢印A)から肘関節アセンブリ(矢印B)まで延在する。肘関節(矢印B)から延在するのは、下腕24、手18、指19、および親指21である。単純化のため、本明細書において説明されるように、上方は頭部12の方向であり、下方は腰部15の方向である。ロボット10は、人間の形を模するように意図されるため、このロボットは、胴部および頭部を二分する垂直平面に関して実質的に対称的であり、左側および右側の両側に同一の対称的な構造を基本的に備えることが、当業者には理解されよう。
[0032]図2を参照すると、上腕22が図示されている。複数の腕16に対して一方の上腕22のみが図示されているが、左腕および右腕16は共に、以下に説明するように同一の態様で作動する。上腕22は、第1のDOFを実現する第1の肩関節S1、第2のDOFを実現する第2の肩関節S2、および第3の自由度を実現する第3の肩関節S3を含む、肩関節アセンブリ(矢印A)を有する。第1から第3の肩関節S1、S2、S3は共に、人間の肩が行なうことが可能な動作に相当する動作を行なう。具体的には、第1の肩軸SA1を中心とした第1の肩関節S1の回転により、第2の肩関節S2に関する第2の肩軸SA2が、所望の位置へと移動する。第1の肩関節S1の位置に基づき、次いで、第2の肩軸SA2を中心とする第2の肩関節S2の回転により、腕16が、胴部14に対して上下に、または胴部14に対して前後に移動する。第3の肩関節S3は、第3の肩軸SA3を中心として上腕22を回転させる。第3の肩関節S3の回転により、上腕22は、軸方向に回転し、すなわち、第3の肩関節S3の回転により、肘関節アセンブリ(矢印B)が回転されて、上方または下方に向けられる。したがって、第1の肩関節S1、第2の肩関節S2、および第3の肩関節S3が共に、肩関節アセンブリ(矢印A)の動作を形成する。
[0033]さらに、上腕22は、第1の肘関節L1および第2の肘関節L2を含む肘関節アセンブリ(矢印B)を備える。第1の肘関節L1および第2の肘関節L2はそれぞれ、1自由度を実現する。第1の肘関節L1および第2の肘関節L2が共に、人間の肘が行なうことが可能な動作に相当する動作を行なう。第1の肘軸B1を中心とする第1の肘関節L1の回転により、肘関節アセンブリ(矢印B)の下方の上腕22が、屈曲する、および直線状になる。さらに、第2の肘軸B2を中心とする第2の肘関節L2の回転により、肘関節アセンブリ(矢印B)の下方の上腕22が、軸方向に回転し、すなわち、第2の肘軸B2を中心とする第2の肘関節L2の回転により、下腕24および手18(図1)が回転されて、手のひらが上方または下方に向けられる。
[0034]図3は、手首関節アセンブリ(矢印C)、手18、指19Aから19D、および親指21を含む、下腕24を図示する。下腕24は、複数の指(および親指)アクチュエータ26と、複数の手首アクチュエータ28とを備える。さらに、指アクチュエータ26および手首アクチュエータ28のための複数の制御部30が、下腕24上に支持される。下腕24は、下腕24を上腕22に連結するために使用されるロードセル32に装着される。手18は、手18の手のひら36を画成するベース構造体34を備える。指19Aから19Dおよび親指21は、ベース構造体34に可動式に設置され、図1において20で示されるものなどの物体を把持するために手のひら36の方向に選択的にカールする。
[0035]図示される実施形態においては、手18は、サイズにおいて、人間の男性の手の60から85パーセンタイルに相当する。より具体的には、図示される実施形態においては、手18の長さは、20.1cm(7.9インチ)(人間の80パーセンタイル)であり、手18の広さまたは幅は、9.14cm(3.6インチ)(人間の60パーセンタイル)であり、手の周囲(ベース構造体の周り)は、22.4cm(8.8インチ)(人間の85パーセンタイル)である。
[0036]図4から図7を参照すると、指19Aは、位置および機能において、人間の人差し指に相当する。指19Aは、手18のベース構造体34に作動的に連結されるベース部材37を含む。さらに、指19Aは、複数の剛体リンクすなわち指骨38Aから38Dと、4つの関節42Aから42Dを含む。関節42Aは、指骨38Aが軸A1を中心として構造体34に対して選択的に回転可能となるように、ベース構造体34に対して近位指骨38Aを作動的に連結させる。関節42Bは、指骨38Bが軸A2を中心として指骨38Aに対して選択的に回転可能となるように、指骨38Aに対して指骨38Bを回転自在に取り付ける。関節42Cは、指骨38Cが軸A3を中心として指骨38Bに対して選択的に回転可能となるように、指骨38Bに対して指骨38Cを回転自在に取り付ける。軸A1、A2、およびA3は、互いに対して平行である。
[0037]図示される実施形態においては、近位指骨38Aは、指骨38D、関節42D、およびベース部材37によって、ベース構造体34に作動的に連結される。より具体的には、関節42Aは、指骨38Dに対して指骨38Aを回転自在に取り付け、関節42Dは、指骨38D、およびそれに伴って指骨38Aから38Cが、軸A4を中心としてベース部材37およびベース構造体34に対して選択的に回転可能となるように、ベース部材37に対して指骨38Dを回転自在に取り付ける。軸A4は、軸A1、A2、およびA3に対して垂直である。したがって、関節42Dにより、指19Aの左右への回転が可能となる。
[0038]図7から図8を参照すると、指19Aは、リンケージ43を含む。リンケージ43の一方の端部は、リンケージ43が、軸A1、A2、およびA3に対して平行である軸を中心として指骨38Aに対して選択的に回転可能となるように、関節44Aによって指骨38Aに回転自在に連結される。リンケージ43の他方の端部は、リンケージ43が、軸A1、A2、およびA3に対して平行である軸を中心として指骨38Cに対して選択的に回転可能となるように、関節44Bによって指骨38Cに回転自在に連結される。したがって、指骨38Aから38Cおよびリンケージ43は、協働して4棒リンク機構を形成する。
[0039]同様の参照番号が図1から図8による同様の構成要素を指す図9を参照すると、関節42Aから42Dを中心とする指骨38Aから38Dの動きは、ロボットの腱46Aから46D、すなわちケーブルなどの可撓性部材によって、実現される。腱46Aから46Dはそれぞれ、前腕(図3において24で示される)内において、各アクチュエータ(図3において26で示される)に作動的に連結される。例示の一実施形態においては、アクチュエータ26は、電気モータであり、この電気モータは、モータの回転運動を腱46Aから46Dを駆動させる直線運動へと変換させるように構成された駆動機構によって、腱46Aから46Dに作動的に連結される。前腕24および/または手首の中にアクチュエータおよび駆動機構を配置することは、手18のコンパクト性に寄与する。
[0040]関節42Aから42Dおよび軸A1からA4に対して腱46Aから46Dをルーティングすることによって、4つの腱46Aから46Dのみを使用することによる3自由度にわたる指19Aの完全な制御が可能となる。2つの対向する腱46A、46Bは、中間ピッチ関節42Bを制御し、2つの対向する腱46C、46Dは、近位ピッチ関節42Aを制御する。腱46Bの一方の端部は、指骨38Bが、腱46Bにおける張力によって第1の方向48に軸A2を中心として指骨38Aに対して回転されるように、関節42Bおよび軸A2の一方の側において指骨38Bに対して作動的に連結される。腱46Aの一方の端部は、指骨38Bが、腱46Aにおける張力によって第1の方向48とは逆の第2の方向52に軸A2を中心として指骨38Aに対して回転されるように、関節42Bおよび軸A2の、腱46Bとは逆の側において、指骨38Bに対して作動的に連結される。
[0041]腱46Dの一方の端部は、指骨38Aが、腱46Dにおける張力によって第1の方向48に軸A1を中心として指骨38Dに対して回転されるように、関節42Aおよび軸A1の一方の側において指骨38Aに対して作動的に連結される。腱46Cの一方の端部は、指骨38Aが、腱46Cにおける張力によって第2の方向52に軸A1を中心として指骨38Dに対して回転されるように、関節42Aおよび軸A1の、腱46Dとは逆の側において、指骨38Aに対して作動的に連結される。第1の方向48への指骨の回転により、指骨は、図5から図6に図示されるように、手のひら36の方向に回転され、したがって、第1の方向48への指骨の回転により、手18は物体を把持することが可能となる。第2の方向52への指骨の回転により、指骨は、手のひら36から離れる方向へ回転され、したがって、指19は、物体に対する把持を緩める。
[0042]再び図7から図8を参照すると、関節42Cは、リンケージ43によって関節42Bに運動学的にリンクされ、したがって、関節42Cの角度位置は、関節42Bの角度位置に左右される。したがって、指骨38Bに対する指骨38Cの回転位置は、指骨38Aに対する指骨38Bの回転位置に左右される。より具体的には、指骨38Cと38Bとの間に形成される角度βは、指骨38Bと38Aとの間に形成される角度αによって決定される。つまり、αが小さくなるのに伴って、βが小さくなる。関節42Cと関節42Bとの回転位置間の1つの例示的な関係が、図10に示される。
[0043]図10を参照すると、関節42Cの角度が、関節42Bの角度の関数として示される。この関数は、指19Aの設計制約条件が許容する限りにおいて線形であることが望ましい場合がある。指骨38Aから38Cおよびリンケージ43を含む4棒リンク機構は、リンケージ43がその端部シャフト間の直線部材であり、把持の際には引張状態におかれるように、設計される。一実施形態におけるリンケージ43は、剛性部材であり、別の実施形態においては、リンケージ43は、把持の際に遠位ピッチ関節42Cのコンプライアント性を実現するように、ばねなどのコンプライアント部材である。
[0044]したがって、腱46Aおよび46Bは、それらによる関節42Bの制御を介して、関節42Cの位置を制御する。人間の指は、4つの個別に制御可能な自由度を有するものとして、一般的には見なされる。関節42Bおよび42Cを運動学的にリンクすることにより、指19Aは、3つのみの個別に制御可能な自由度により、人間の指によって実現可能な姿勢を効果的に模倣し、これにより、関節42Dを個別に制御するために必要な腱が不要となる。
[0045]同様の参照番号が図1から図10による同様の構成要素を指す図11を参照すると、ヨー関節42Dの位置の制御専用の腱が、存在しない。代わりに、腱46Aおよび46Bは、関節42Dおよび軸A4の一方の側にルーティングされ、腱46Cおよび46Dは、関節42Dおよび軸A4の別の側にルーティングされる。これら4つの腱46Aから46Dにおける張力のバランスが、関節42Dの位置を制御するために、およびこれに伴って、ベース構造体34に対する指骨38Aから38Dの角度位置を制御するために、操作される。
[0046]図12を参照すると、指19Aは、少なくとも2つのタイプのセンサを含む。より具体的には、指19Aのこれらのセンサには、触覚ロードセル54Aから54Cが含まれ、これらはそれぞれ、各指骨38Aから38Cに取り付けられる。さらに、指19Aは、複数の関節位置センサアセンブリ56Aから56Cを含み、これらはそれぞれ、関節42Aから42Cのそれぞれの絶対角度位置と、連結指骨に対する指骨の相対角度位置とを測定するように構成される。関節位置センサアセンブリ56Aから56Cはそれぞれ、各磁石58Aから58Cと、各ホール効果センサ62Aから62Cとを含む。
[0047]図13を参照すると、センサアセンブリ56Aが、センサアセンブリ56Bおよび56Cを代表し、したがって、磁石58Aおよびセンサ62Aが、磁石58B、58Cと、センサ62B、62Cとをそれぞれ代表する。磁石58Aは、指骨38Dに対して剛体的に取り付けられ、センサ62Aは、指骨38Aに対して剛体的に取り付けられる。磁石58Aは、2つの部分66、70によって特徴付けされる。部分66は、軸A1上に中心点74を有する円のセグメントである。部分70は、78に中心点を有する円のセグメントである。磁石58Aの北磁極Nは、部分66、70の1つの交点に配設され、磁石58Aの南磁極Sは、部分66、70の他の交点に配設される。図示される実施形態においては、部分66は、部分70と同一の半径を有し、部分66、70の凹部側が、互いに対向する。磁石58Aは、両中心点74、78の周囲を囲む。
[0048]センサ62Aは、指骨38Aが軸A1を中心として指骨38Dに対して回転する際に、センサ62Aが磁石58Aの部分66から一定の距離を維持するように、指骨38Aの上に位置決めされる。磁石58Aの形状、およびセンサ62Aを配置することにより、指骨38Dに対する指骨38Aの角度位置と、センサ62Aにより読み取られる磁場の変化との間の線形関係が実現される。図示される実施形態においては、センサアセンブリ56Aは、150度の利用可能な角度位置範囲にわたって、ほぼ線形の信号を生成する。
[0049]磁石58Aは、指骨38Dに対して取り付けられ、センサ62Aは、指骨38Aに対して取り付けられ、したがって、センサアセンブリ56Aは、指骨38Dに対する指骨38Aの回転位置を測定する。磁石58Bは、指骨38Bに対して取り付けられ、センサ62Bは、指骨38Aに対して取り付けられ、したがって、センサアセンブリ56Bは、指骨38Aに対する指骨38Bの回転位置を測定する。磁石58Cは、指骨38Cに対して取り付けられ、センサ62Cは、指骨38Bに対して取り付けられ、したがって、センサアセンブリ56Cは、指骨38Bに対する指骨38Cの回転位置を測定する。センサアセンブリ56Aから56Cと実質的に同一のセンサアセンブリ(図示せず)が、指骨38Dが軸A4を中心として回転する際に、ベース部材37に対する指骨38Dの位置を測定する。
[0050]図示される実施形態においては、関節42A(近位ピッチ)の動作範囲は、−10°から95°であり、関節42B(中間ピッチ)の動作範囲は、0°から120°であり、関節42C(遠位ピッチ)の動作範囲は、0°から70°であり、関節42D(ヨー)の動作範囲は、−20°から20°である。
[0051]図12および図14を参照すると、指19Aは、緩衝取付部82によってベース構造体34に取り付けられる。緩衝取付部82は、キー溝付きシャフト86、保持リング90、およびばね94を含む。円筒状シャフト86は、ベース構造体34によって画成された円筒状空洞部98内に摺動的に係合される。矩形キー102が、構造体34に対するシャフト86の回転を防止するように、空洞部98の矩形部分106内に延在する。保持リング90は、空洞部98よりも大きく、したがって、空洞部98の内部にシャフト86を保持する。ばね94は、シャフト86を外方に付勢し、指19Aに対してかけられ得る衝撃を吸収する。
[0052]腱46Aから46Dは、図9および図11においては指骨38Aから38Dの外部に位置するものとして示されるが、これらの腱はそれぞれ、各内部ガイドチャネルを貫通してルーティングされることに留意されたい。図示される実施形態においては、腱46Aから46Dは、編組まれたポリマーである。図15を参照すると、指19Aは、110A、110B、110Cで示されるものなどの挿入体を含み、これらの位置においては、腱46Aから46Dの摺動摩擦が生じる。挿入体110A、110B、110Cは、指骨38Aから38Dの構造材料よりも軟質かつ脆弱であり、選択的に置換可能である。一実施形態においては、腱46Aから46Dは、Vectran(登録商標)を含み、挿入体110A、110B、110Cは、青銅である。
[0053]図16および図17を参照すると、指19Aは、対向する腱の対ごとに、各二方向性腱ターミネータ114A、114Bを収容するように構成される。より具体的には、腱46Aは、軸A1およびA2の、非手のひら側すなわち甲側に延在し、腱ターミネータ114Aを介して指骨38Bに取り付けられる。腱46Bは、軸A1およびA2の手のひら側に延在し、腱ターミネータ114Aを介して指骨38Bに取り付けられる。同様に、腱46Cは、軸A1の非手のひら側に延在し、腱ターミネータ114Bによって指骨38Aに取り付けられる。腱46Dは、軸A1の手のひら側に延在し、腱ターミネータ114Bによって指骨38Aに取り付けられる。
[0054]図18を参照すると、指骨38が、破断斜視図において示される。指骨38は、指骨38Aから38Cを代表し、センサ54は、センサ54Aから54Cを代表する。指骨38は、開口122によって特徴付けられるチャンバ118を画成する。コンパクト電子機器126が、チャンバ118内に収容される。この電子機器126の機能には、センサに対して電力を供給すること、アナログセンサデータを収集すること、アナログ信号をデジタル信号に変換すること、デジタル信号を多重送信すること、および、上流の電子機器にデータを通信することが含まれる。再び図16を参照すると、指19Aは、センサ、コンパクト電子機器、および上流電子機器を接続するために必要な配線を収容するための、指19Aの長さにわたって延在する中央チャネル128を備える。
[0055]図18および図19を参照すると、センサ54は、センサカバー130およびセンサアセンブリ134を含む。センサアセンブリ134は、センサカバー130に対してかけられる荷重に応答してセンサ信号を生成し、このセンサ信号を電子機器126に送信する。センサアセンブリ134は、概してC字形状であり、各端部のフランジ138、142により特徴付けられる。各フランジ138、142は、指骨38により形成される各鞍部146、150に当接する。さらに、センサアセンブリ134のフランジ138、142は、各スロット154、158を部分的に画成する。
[0056]C字形状クリップ162は、各端部にフランジ166、170を備える。クリップ162は、チャンバ118およびこのチャンバ118内に収容される電子機器126を封入するために、開口122の両端間にわたって延在する。各フランジ166、170は、センサアセンブリ134にクリップ162を固定するために、および、指骨38に対してセンサアセンブリ134を保持するために、スロット154、158の各一方に係合する。カバー130は、ねじ174によってセンサアセンブリ134に取り付けられる。
[0057]図16を再び参照すると、指19Aは、環境から保護するためのグローブまたは皮膚様カバー(図示せず)に対応するように、および、ある特定のタスクに適した触覚センサに対して把持表面を与えるように、設計される。指19Aは、指に対してグローブまたは皮膚様カバーを固定するように設計された複数のねじ山付き装着ホール178を備え、重要な位置におけるすべりを防ぐ。
[0058]本発明を実施するための最良の実施形態を詳細に説明したが、この発明が関係する技術の当業者には、添付の特許請求の範囲内において本発明を実施するための様々な代替の設計および実施形態が認識されよう。

Claims (14)

  1. ベース構造体と、
    第1、第2、および第3の指骨を有する指と、
    前記第1の指骨が第1の軸を中心として前記ベース構造体に対して選択的に回転可能となるように、前記ベース構造体に前記第1の指骨を作動的に連結する第1の関節と、
    前記第2の指骨が第2の軸を中心として前記第1の指骨に対して選択的に回転可能となるように、前記第1の指骨に前記第2の指骨を作動的に連結する第2の関節と、
    前記第3の指骨が第3の軸を中心として前記第2の指骨に対して選択的に回転可能となるように、前記第2の指骨に前記第3の指骨を作動的に連結する第3の関節と
    を備え、
    前記第3の関節は、前記第2の指骨に対する前記第3の指骨の位置が、前記第1の指骨に対する前記第2の指骨の位置により決定されるように、前記第2の関節に運動学的にリンクされる、ロボット手アセンブリ。
  2. 前記第1の指骨に対して回転自在に取り付けられ、前記第3の指骨に対して回転自在に取り付けられて、前記第3の関節と前記第2の関節とを運動学的にリンクするリンケージをさらに備える、請求項1に記載のロボット手アセンブリ。
  3. 前記リンケージは、ばねを備える、請求項2に記載のロボット手アセンブリ。
  4. 第1の腱における張力により前記第2の軸を中心として第1の方向に前記第2の指骨が回転されるように、前記第2の指骨に対して作動的に連結される前記第1の腱と、
    第2の腱における張力により前記第2の軸を中心として第2の方向に前記第2の指骨が回転されるように、前記第2の指骨に対して作動的に連結される前記第2の腱と、
    第3の腱における張力により前記第1の軸を中心として前記第1の方向に前記第1の指骨が回転されるように、前記第1の指骨に対して作動的に連結される前記第3の腱と、
    第4の腱における張力により前記第1の軸を中心として前記第2の方向に前記第1の指骨が回転されるように、前記第1の指骨に対して作動的に連結される前記第4の腱と
    をさらに備える、請求項1に記載のロボット手アセンブリ。
  5. 前記第1の関節により前記第1の指骨に回転自在に連結される第4の指骨と、
    前記第4の指骨が第4の軸を中心として前記ベース構造体に対して選択的に回転可能となるように、前記ベース構造体に前記第4の指骨を作動的に連結する第4の関節と
    をさらに備える、請求項4に記載のロボット手アセンブリ。
  6. 前記第4の軸は、前記第1、第2、および第3の軸に対して実質的に垂直である、請求項5に記載のロボット手アセンブリ。
  7. 前記第1および第2の腱は、前記第4の軸の第1の側にルーティングされ、
    前記第3および第4の腱は、前記第4の軸の第2の側にルーティングされる、請求項6に記載のロボット手アセンブリ。
  8. 少なくとも1つの挿入体をさらに備え、
    前記1、第2、第3、および第4の腱の少なくとも1つが、前記挿入体に接触し、
    前記挿入体は、前記指骨よりも軟質または脆弱である、請求項4に記載のロボット手アセンブリ。
  9. 前記ベース構造体に前記指を作動的に連結する緩衝取付部をさらに備える、請求項1に記載のロボット手アセンブリ。
  10. 第1の指骨および第2の指骨を備えるロボット指と、
    前記第1の指骨が前記第2の指骨に対して選択的に回転可能となるように、前記第1の指骨と前記第2の指骨とを相互連結する関節と、
    前記第1の指骨に対して取り付けられ、第1の中心点により特徴付けられる第1の円セグメントを形成する第1の部分を有し、第2の中心点により特徴付けられる第2の円セグメントを形成する第2の部分を有する磁石と、
    前記第1の指骨に対して前記第2の指骨と共に回転するように、前記第2の指骨に対して取り付けられたホール効果センサと
    を備える、ロボット手アセンブリ。
  11. 前記ホール効果センサおよび前記磁石は、前記ホール効果センサが前記第2の指骨の回転範囲にわたって前記第1の部分から一定の距離を維持するように、配設される、請求項10に記載のロボット手アセンブリ。
  12. 前記磁石は、前記第1および第2の中心点の周囲を囲む、請求項10に記載のロボット手アセンブリ。
  13. 前記第1の円セグメントは、第1および第2の交点にて前記第2の円セグメントと交差し、
    前記磁石の北磁極が、前記第1の交点に位置し、
    前記磁石の南磁極が、前記第2の交点に位置する、請求項10に記載のロボット手アセンブリ。
  14. 前記第1の円セグメントの半径が、前記第2の円セグメントの半径と等しい、請求項10に記載のロボット手アセンブリ。
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