JP2003220589A - ロボットハンドの指関節機構及びそれを用いたロボットハンドの指関節機構ユニット - Google Patents

ロボットハンドの指関節機構及びそれを用いたロボットハンドの指関節機構ユニット

Info

Publication number
JP2003220589A
JP2003220589A JP2002020611A JP2002020611A JP2003220589A JP 2003220589 A JP2003220589 A JP 2003220589A JP 2002020611 A JP2002020611 A JP 2002020611A JP 2002020611 A JP2002020611 A JP 2002020611A JP 2003220589 A JP2003220589 A JP 2003220589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
finger
link
shaft
link shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002020611A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Shinozaki
順一郎 篠▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2002020611A priority Critical patent/JP2003220589A/ja
Publication of JP2003220589A publication Critical patent/JP2003220589A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成要素として小型軽量化で製造原価の
低減を図ることができ、各関節のガタを防止しながら高
精度の動作を行うことができるロボットハンドの指関節
機構を提供する。 【解決手段】手掌分割部4と、この手掌分割部4側から
順に第1関節6、第2関節8を介して連結されている第
1指部材10及び第2指部材12と、第1関節6近くの
手掌分割部4に固定されている第1リンク軸14と、第
2関節8近くの第1指部材10及び第2指部材12に回
転自在に連結されている第2リンク軸16と、第1及び
第2リンク軸14,16に両端部が回転自在に連結され
ている連動リンク18と、第1関節6回りの第1指部材
12の回動運動を行う駆動部20を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットハンドの
指関節機構及びそれを用いたロボットハンドの指関節機
構ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】対象物をつかみ持つ機械装置としてロボ
ットハンドが知られており、例えば産業用ロボットハン
ドとして各種工場の生産ライン等で使用されている。従
来の産業用ロボットハンドは、例えば特開平06-91578号
公報に記載の装置のように特定形状の対象物をつかみ持
つ装置であり、取り扱い対象物の種類に制限があった。
【0003】近年、各種工場の生産ライン等でのロボッ
トハンドの適用も多様化されており、不特定の対象物を
つかみ持つために、人間の指に似た指関節機構を複数本
備えた多指構造のロボットハンドの開発が進められてい
る。前記指関節機構の一般的な構造は、複数の関節に専
用の駆動手段を備えて各関節を独立に動作させること
で、不特定の対象物をつかみ持つようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した指関
節機構は、構成要素が多くて複雑であり、必然的に多指
構造のロボットハンドの重量が重くなってしまうという
問題がある。そして、人間の手程度の大きさのロボット
ハンドにするのが難しく、高価なものになってしまうと
いう問題もある。したがって、例えば玩具の手のような
ロボットハンドには適用することが難しい。
【0005】また、従来の指関節機構は、関節部分にガ
タが生じやすく、動作時に振動や異音が発生しやすいと
いう問題がある。前述した特開平06-91578号公報には、
関節を構成している軸を、バネ力を利用して軸を支持し
ている部分に押しつけることでガタを防止する方法が開
示されている。しかし、バネ力によりガタを防止する方
法を、従来の指関節機構に適用すると、関節のガタを無
くすことはできるが、関節を動かしている駆動手段に、
バネ力による大きな負荷が加わって駆動力に影響を与え
てしまうという問題がある。また、指の動きによってバ
ネ力が変化するので、駆動手段の駆動力が変化してしま
うことで高精度につまみ持つことができないおそれもあ
る。
【0006】そこで、本発明は、簡単な構成要素として
小型軽量化で製造原価の低減を図ることができるととも
に、各関節のガタを防止しながら高精度の動作を行うこ
とができるロボットハンドの指関節機構及びそれを用い
たロボットハンドの指関節機構ユニットを提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】したがって、請求項1記
載のロボットハンドの指関節機構は、指基部と、この指
基部に設けた第1関節と、この第1関節に回転自在に連
結した第1指部材と、この第1指部材と第2関節を介し
て連結した第2指部材と、前記第1関節近くの前記指基
部に固定されている第1リンク軸と、前記第2関節近く
の前記第2指部材に回転自在に連結されている第2リン
ク軸と、前記第1及び第2リンク軸に両端部が回転自在
に連結されている連動リンクと、第1関節回りの前記第
1指部材の回動運動を行う駆動部とを備えている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のロボットハンドの指関節機構。において、前記第1
関節を、前記指基部に設けた関節用軸孔に関節軸を貫通
した構造とし、前記第2関節を、前記第1指部材及び前
記第2指部材に設けた関節用軸孔に関節軸を貫通した構
造とするとともに、前記第1リンク軸及び前記第2リン
ク軸に、各関節軸に各関節用軸孔の孔内周面の一部を常
に密接させておく関節ガタ防止手段を設けた。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載のロボットハンドの指関節機構において、前記関節ガ
タ防止手段を、前記第2指部材が前記指基部側に引っ張
られるようにバネ力が発生する前記第1リンク軸と前記
第2リンク軸との間に掛け渡したバネ部材で構成した。
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載のロボット
ハンドの指関節機構において、前記第2リンク軸は、前
記連動リンクの端部に形成した長孔形状のリンク孔に回
転自在に挿入されているようにした。
【0010】さらに、請求項5記載のロボットハンドの
指関節機構ユニットは、請求項1乃至4の何れかに記載
のロボットハンドの指関節機構を複数並列に配置すると
ともに、各指関節機構の前記第1関節回りの前記第1指
部材の回動運動を同時に行う一つの駆動部を備えている
ユニットである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1に示すものは、本発明に係る指関節
機構2が伸びている状態を側面視で示したものであり、
図2に示すものは、指関節機構2を構成している部品を
示すものである。
【0012】図1及び図2に示すように、指関節機構2
は、手掌分割部4と、この手掌分割部4側から順に第1
関節6、第2関節8を介して連結されている第1指部材
10及び第2指部材12と、第1関節6近くの手掌分割
部4に固定されている第1リンク軸14と、第2関節8
近くの第2指部材12に回転自在に連結されている第2
リンク軸16と、第1及び第2リンク軸14,16に両
端部が回転自在に連結されている連動リンク18と、第
1関節6回りの第1指部材12の回動運動を行う駆動部
20を備えている。第2指部材12は、指先形状を有し
て爪12aが形成されている。
【0013】第1関節6は、手掌分割部4および第1指
部材10の一端側に形成した関節用軸孔4a,10aに
第1関節軸22が貫通し、第1指部材10が手掌分割部
4に対して第1関節軸22の軸線回りに回転自在な関節
である。第2関節8は、第1指部材10の他端側及び第
2関節部材12の一端側に形成した関節用軸孔10b,
12bに第2関節軸24が貫通し、第2指部材12が第
1指部材10に対して第2関節軸24の軸線回りに回転
自在な関節である。
【0014】第1リンク軸14は、手掌分割部4の関節
用軸孔4aと同一方向に形成したリンク用軸孔4b内に
嵌入固定され、第1関節軸22と平行に配置されてい
る。この第1リンク軸14の一端部が、連動リンク18
の一端側に形成した円形状のリンク孔18aに回転自在
に挿入されている。第2リンク軸16は、第2指部材1
2の関節用軸孔12bと同一方向に形成したリンク用軸
孔12c内に回転自在に挿入され、第2関節軸24と同
軸に配置されている。つまり、リンク用軸孔12は、関
節用軸孔12bに対して指関節機構2が曲がる側に形成
されている。この第2リンク軸16の一端部が、連動リ
ンク18の他端側に形成した長孔形状のリンク孔18b
に挿入され、リンク孔18bの長手方向に移動自在に、
且つ、回転自在に配置されている。
【0015】そして、第1リンク軸14及び第2リンク
軸16の間にコイルスプリング26が掛け渡されてお
り、このコイルスプリング26が縮もうとするバネ力を
第1リンク軸14及び第2リンク軸16に与えること
で、第2指部材12を手掌分割部4側に引っ張る張力が
作用する構造となっている。駆動部20は、手掌分割部
4側に固定したステッピングモータ20aと、このステ
ッピングモータ20aのモータ軸20bに固定した回転
伝達歯車20cとで構成されており、回転伝達歯車20
cが、第1指部材10の関節用軸孔10a側の外周に形
成した被伝達歯車部10cに噛み合っている。そして、
ステッピングモータ20aの駆動により発生した回転力
が回転伝達歯車20cを介して被伝達歯車部10cに所
定角度の回転として伝達されると、第1指部材10が第
1関節6回りに回転運動を行う。
【0016】図3は、上記構成の指関節機構2の動作を
示す図である。駆動部20の駆動によって第1指部材1
0の被伝達歯車部10cに符号A方向の回転力が伝達さ
れると、第1指部材10が、符号K1の軌跡を描きなが
ら第1関節6回りに回転していく。第1指部材10が回
転していくと、手掌分割部4と第2指部材12とに連結
している連動リンク18が、符号K2の軌跡を描きなが
ら第1リンク軸14回りに回転していく。連動リンク1
8が回転していくと、第2指部材12が符号A1方向の
第2関節8回りに回転していく。
【0017】このように、駆動部20から第1指部材1
0の被伝達歯車部10cに符号A方向の回転力が所定角
度まで伝達されると、第1関節6及び第2関節8回りに
回転した第1指部材10及び第2指部材12が、破線で
示すように、指が曲がった状態となる位置まで回転す
る。また、第1指部材10及び第2指部材12が曲がっ
た状態となっているときに、駆動部20から第1指部材
10の被伝達歯車部10cに符号B方向の回転力が伝達
されると、第1関節8及び第2関節8回りに回転した第
1指部材10及び第2指部材12が、実線で示すよう
に、指が真っ直ぐになった状態まで回転する。
【0018】ここで、第1リンク軸14及び第2リンク
軸16の間に掛け渡したコイルスプリング26が、第2
指部材12を手掌分割部4側に引っ張る張力を作用して
いるので、リンク軸穴18a、18bを構成している連
動リンクにリンク軸穴18a、18bの孔内周面の一部
が常に密接した状態となる。連動リンクのリンク軸穴1
8bは長円形状をしていて、衝撃力や過負荷力で指が逃
げたり、物体に追従させるために、連動リンク軸穴18
aが長円形状でも良く、18a,18b共に長円形状で
ストロークを分担配分しても良い。更には、第2指部材
のリンク軸穴が長円形状で、コイルスプリング26の第
2指側端部が、第2指部材12に係止されていれば、同
様の効果を発揮させることが出来る。
【0019】また、図4に示すように、指先形状を有し
ている第2指部材12の腹側(爪12aを形成している
側に対して逆側の位置)に衝撃力、若しくは、過負荷力
Fが上向きに入力すると、第2指部材12が第2関節軸
24の回りを符号C方向に回転するが、第2リンク軸1
6がリンク孔18bの長手方向にスライド移動すること
で伸張したコイルスプリング26が衝撃力Fを吸収して
いく。そして、コイルスプリング26が衝撃力Fを吸収
すると、コイルスプリング26のバネ力により第2リン
ク軸がリンク孔18bの元の位置にスライド移動し、第
2指部材12が元の位置まで戻るようになっている。つ
まり、つかみ持った物体にコイルスプリング26で与え
られる適正且つ必要な握力を持って追従把持させること
ができる。
【0020】したがって、本実施形態の指関節機構2
は、第1指部材10が第1関節6回りに回転すると同時
に連動リンク18が回転し、この連動リンク18の回転
に合わせて第2指部材12が回転して指の動作を行うの
で、従来の多指構造のロボットハンドの指関節機構と比
較して構成要素が少なく簡単な構造となり、軽量化及び
小型化を図ることができる。このため、人間の手程度の
大きさのロボットハンドにするのが容易であり、製造原
価の低減を図ることができるので、人形の玩具の手とい
ったロボットハンドに容易に適用することができる。
【0021】また、本実施形態では、第1リンク軸14
及び第2リンク軸16の間に掛け渡したコイルスプリン
グ26のバネ力が、連動リンク18の両端に構成してい
る第1リンク軸14にリンク軸用孔18bの孔内周面の
一部を常に密接した状態とし、第2リンク軸孔18bを
構成している第2リンク軸16にリンク軸孔18a,1
8bの孔内周面の一部を常に密接した状態としているの
で、リンク部のガタを防止することができる。しかも、
コイルスプリング26のバネ力は、第1指部材10を回
転している駆動部20の駆動に何等影響を与えていない
ので、駆動部20のエネルギーロスを発生させることな
く、指関節機構2を高精度に動作させることができる。
【0022】また、第2指部材12の腹側に衝撃力若し
くは過負荷力F(図4参照)が入力しても、コイルスプ
リング26が緩衝部材として機能し、第2指部材12や
第2関節軸24に衝撃力Fが直接作用しないので、衝撃
に強い指関節機構2を得ることができる。また、把持物
体に適正且つ必要な握力を持って追従する指関節機構を
提供することが出来る。
【0023】さらに、図3に示すように、第1指部材1
0の回転半径R1と連動リンク1の回転半径R2の比を
所定の値に変化させることで、駆動部20の角速度に対
して、指関節機構2の動きの角速度を変化させることが
できる。次に、図5に示すものは、複数の指関節機構2
A,2B,2Cを備えたロボットハンドの指関節機構ユ
ニットの実施形態を示すものである。
【0024】各指関節機構2A,2B,2Cは、第1関
節6A,6B,6C、第2関節8A,8B,8Cを介し
て連結されている第1指部材10A,10B,10C及
び第2指部材12A,12B,12Cを備えており、第
1指部材10A,10B,10C及び第2指部材12
A,12B,12Cは、図示しない連動リンクにより連
動して複数の指のように動く構造となっている。
【0025】本実施形態では、各第1関節6A,6B,
6Cが、連動回転軸30を介して一つの駆動部32に連
結している。そして、駆動部32の駆動によって連動回
転軸30が符号D方向に回転すると、各指関節機構2
A,2B,2Cは、破線で示す位置に同時に動き、連動
回転軸30が符号E方向に回転すると、各指関節機構2
A,2B,2Cが、実線で示す位置に同時に戻るように
なっている。
【0026】上記構成のように、一つの駆動部30で複
数の指関節機構2A,2B,2Cを同時に動かすこと
で、多指構造のロボットハンドの軽量化及び小型化を図
ることができ、多指構造のロボットハンドの製造原価の
低減を図ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のロ
ボットハンドの指関節機構によると、従来の多指構造の
ロボットハンドの指関節機構と比較して構成要素が少な
く簡単な構造となり、軽量化及び小型化を図ることがで
きる。したがって、人間の手程度の大きさのロボットハ
ンドにするのが容易であり、製造原価の低減化を図るこ
とができるので、玩具の手のようなロボットハンドに容
易に適用することができる。
【0028】また、請求項2記載の発明によると、前記
第1関節及び前記第2関節に、各関節軸に各関節用軸孔
の孔内周面の一部を常に密接させておく関節ガタ防止手
段を設けたことから、動作時に振動や異音が発生しな
い。また、請求項3記載の発明によると、関節ガタ防止
手段を、第2指部材が前記指基部側に引っ張られるよう
にバネ力が発生する第1リンク軸と第2リンク軸との間
に掛け渡した簡便な構造のバネ部材で構成したので、さ
らに製造原価の低減化を図ることができる。また、バネ
部材のバネ力は、駆動部の駆動に何等影響を与えないの
で、駆動部のエネルギーロスを発生させることなく、指
関節機構を高精度に動作させることができる。
【0029】また、請求項4記載の発明によると、第2
リンク軸は、連動リンクの端部に形成した長孔形状のリ
ンク孔に回転自在に挿入されてることから、若し、第2
指部材に衝撃力や過負荷力が入力しても、第2リンク軸
が長孔形状のリンク孔の長手方向にスライド移動するこ
とでバネ部材が衝撃力を吸収し、第2指部材や第2関節
に衝撃力が直接作用しないので、衝撃に強い指関節機構
を得ることができ、物体に追従して掴むことができる。
【0030】さらに、請求項5記載のロボットハンドの
指関節機構ユニットによると、請求項1乃至4の何れか
に記載のロボットハンドの指関節機構を複数並列に配置
するとともに、各指関節機構の前記第1関節回りの前記
第1指部材の回動運動を同時に行う一つの駆動部を備え
ていることから、多指構造のロボットハンドの軽量化及
び小型化を図ることができるとともに、多指構造のロボ
ットハンドの製造原価の低減をさらに図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る指関節機構を示す側面図である。
【図2】図1の指関節機構を構成する部材を示す図であ
る。
【図3】指関節機構の動作を示す模式図である。
【図4】指関節機構の第2指部材に衝撃力が加わった状
態を示す図である。
【図5】複数の指関節機構を備えたロボットハンドの指
関節機構ユニットを示す模式図である。
【符号の説明】
2 指関節機構 4 手掌分割部(指基部) 6 第1関節 8 第2関節 10 第1指部材 10b,12b 関節用軸孔 12 第2指部材 14 第1リンク軸 16 第2リンク軸 18 連動リンク 18b 長孔形状のリンク孔 20,32 駆動部 22 第1関節軸 24 第2関節軸 26 コイルスプリング(バネ部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指基部と、この指基部に設けた第1関節
    と、この第1関節に回転自在に連結した第1指部材と、
    この指基部と第2関節を介して連結した第2指部材と、
    前記第1関節近くの前記第1指部材に固定されている第
    1リンク軸と、前記第2関節近くの前記第2指部材に回
    転自在に連結されている第2リンク軸と、前記第1及び
    第2リンク軸に両端部が回転自在に連結されている連動
    リンクと、第1関節回りの前記第1指部材の回動運動を
    行う駆動部とを備えていることを特徴とするロボットハ
    ンドの指関節機構。
  2. 【請求項2】 前記第1リンク軸を、前記指基部に設け
    た関節用軸孔に関節軸を貫通した構造とし、前記第2リ
    ンク軸を、前記第1指部材及び前記第2指部材に設けた
    関節用軸孔に関節軸を貫通した構造とするとともに、前
    記第1リンク軸及び前記第2リンク軸に、各リンク軸に
    各リンク軸用軸孔の孔内周面の一部を常に密接させてお
    く関節ガタ防止手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のロボットハンドの指関節機構。
  3. 【請求項3】 前記関節ガタ防止手段を、前記第2指部
    材が前記指基部側に引っ張られるようにバネ力が発生す
    る前記第1リンク軸と前記第2リンク軸との間に掛け渡
    したバネ部材で構成したことを特徴とする請求項2記載
    のロボットハンドの指関節機構。
  4. 【請求項4】 前記第2リンク軸は、前記連動リンクの
    端部に形成した長孔形状のリンク孔に回転自在に挿入さ
    れていることを特徴とする請求項3記載のロボットハン
    ドの指関節機構。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載のロボッ
    トハンドの指関節機構を複数並列に配置するとともに、
    各指関節機構の前記第1関節回りの前記第1指部材の回
    動運動を同時に行う一つの駆動部を備えていることを特
    徴とするロボットハンドの指関節機構ユニット。
JP2002020611A 2002-01-29 2002-01-29 ロボットハンドの指関節機構及びそれを用いたロボットハンドの指関節機構ユニット Withdrawn JP2003220589A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002020611A JP2003220589A (ja) 2002-01-29 2002-01-29 ロボットハンドの指関節機構及びそれを用いたロボットハンドの指関節機構ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002020611A JP2003220589A (ja) 2002-01-29 2002-01-29 ロボットハンドの指関節機構及びそれを用いたロボットハンドの指関節機構ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003220589A true JP2003220589A (ja) 2003-08-05

Family

ID=27744067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002020611A Withdrawn JP2003220589A (ja) 2002-01-29 2002-01-29 ロボットハンドの指関節機構及びそれを用いたロボットハンドの指関節機構ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003220589A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007237364A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Toyota Motor Corp 把持装置
JP2009125888A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Toyota Motor Corp ロボットハンド
JPWO2008026574A1 (ja) * 2006-08-28 2010-01-21 Thk株式会社 ロボットの関節構造、ロボットフィンガ及びロボットハンド
CN101829992A (zh) * 2010-04-23 2010-09-15 清华大学 三齿条滑块耦合自适应欠驱动机器人手指装置
JP2011067931A (ja) * 2009-09-22 2011-04-07 Gm Global Technology Operations Inc ロボット指アセンブリ
KR101770747B1 (ko) 2016-04-29 2017-08-24 주식회사 이지원인터넷서비스 로봇 핑거 시스템
JP2019005877A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 日本精工株式会社 多関節一指ハンド、及びピッキング装置
JP2019093512A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 ダブル技研株式会社 指先機構およびこの指先機構を組み込んだロボットハンド
CN111496824A (zh) * 2020-04-26 2020-08-07 南方科技大学 一种仿生机械手与仿生机械手控制方法
US11685057B2 (en) 2021-08-03 2023-06-27 Hyundai Motor Company Robot hand module
US11826903B2 (en) 2021-08-03 2023-11-28 Hyundai Motor Company Robot hand module

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007237364A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Toyota Motor Corp 把持装置
JPWO2008026574A1 (ja) * 2006-08-28 2010-01-21 Thk株式会社 ロボットの関節構造、ロボットフィンガ及びロボットハンド
JP2009125888A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Toyota Motor Corp ロボットハンド
JP2011067931A (ja) * 2009-09-22 2011-04-07 Gm Global Technology Operations Inc ロボット指アセンブリ
US8562049B2 (en) 2009-09-22 2013-10-22 GM Global Technology Operations LLC Robotic finger assembly
CN101829992A (zh) * 2010-04-23 2010-09-15 清华大学 三齿条滑块耦合自适应欠驱动机器人手指装置
KR101770747B1 (ko) 2016-04-29 2017-08-24 주식회사 이지원인터넷서비스 로봇 핑거 시스템
JP2019005877A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 日本精工株式会社 多関節一指ハンド、及びピッキング装置
JP2019093512A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 ダブル技研株式会社 指先機構およびこの指先機構を組み込んだロボットハンド
CN111496824A (zh) * 2020-04-26 2020-08-07 南方科技大学 一种仿生机械手与仿生机械手控制方法
US11685057B2 (en) 2021-08-03 2023-06-27 Hyundai Motor Company Robot hand module
US11826903B2 (en) 2021-08-03 2023-11-28 Hyundai Motor Company Robot hand module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5122134B2 (ja) ロボットハンド
JP3848123B2 (ja) 人型ロボットハンド
EP2433760B1 (en) Hand and robot
JP2003220589A (ja) ロボットハンドの指関節機構及びそれを用いたロボットハンドの指関節機構ユニット
Kim Design of low inertia manipulator with high stiffness and strength using tension amplifying mechanisms
JP2000325648A (ja) 景品取得ゲーム機の景品把持装置
US20050066705A1 (en) Arm assembly for a crash test dummy
JP2018167374A (ja) 指機構およびこの指機構を組み込んだ人間型ハンド
JP5300623B2 (ja) ロボットハンド装置
JP4365341B2 (ja) ロボットハンド
JP2003305681A (ja) ロボットハンド
JP4501768B2 (ja) 変速機のシフト機構
JP2004130405A (ja) ロボットハンド駆動機構
JP6946964B2 (ja) ロボットの関節構造
JP2005180566A (ja) 回転伸縮リンク機構
JP2009078341A (ja) ロボットハンド
JPS6377677A (ja) 関節型ロボツト
US20220143841A1 (en) Robotic hand
JP4266143B2 (ja) リンク式無段変速機
JP2003074666A (ja) 回動伝達装置
JP2009072895A (ja) スカラロボット
JP2003211383A (ja) ロボットハンド
JP3996093B2 (ja) ロボットハンド
CN209533423U (zh) 延时多路直线平夹自适应机器人手指装置
JP2019047649A (ja) 駆動装置及びロボット

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405