JP5104458B2 - 幅広用紙の製造装置 - Google Patents
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しかし、このような枚葉状の用紙の印刷は、ロール状の連続用紙に比べ印刷効率が低く、大量印刷に向かない場合があった。
また、前記補助棒(125a,125b,125c)は、少なくとも3本設けられ、第1の連続フォーム(200)の搬送方向において最も供給側に設けられる前記補助棒(125a)は、前記第1の連続フォーム(200)の表面の法線方向(+Z)に対してなす角度が略0°であること、を特徴とする。
(2)幅広用紙の製造装置は、第1の連続フォームの搬送方向に沿って複数備えられた補助棒を有し、その補助棒のうち少なくとも2本が、第1の連続フォームの他端側に傾斜又は湾曲しており、第1の連続フォームの表面の法線方向に対してなす角度が、第1の連続フォームの搬送方向に沿って大きくなるので、折り込み線に沿って、第1の連続フォームの端部を容易に折り込むことができる。
(3)幅広用紙の製造装置は、補助棒が、少なくとも3本設けられ、第1の連続フォームの搬送方向において最も供給側に設けられる補助棒は、第1の連続フォームの表面の法線方向に対してなす角度が略0°であるので、折り込み線に沿って、第1の連続フォームの端部を容易に引き起こすことができる。
また、図5は、図1に示す幅広用紙の他の例を示す模式図であり、図5に示す幅広用紙1000は、図1に示す第2のシート状基材30が複写構造になっている例である。図5(b’)に示すように、第2のシート状基材(図5に示す例では、複写構造の複写されるシート基材になっている。)3000は、マージナルパンチ部3000aを伴って複写構造を有する基材3001と綴じ合わされ、折り畳まれた第1のシート基材20と接着層40で貼り合わされている(図示しないが、複写構造を有する基材3001もマージナルパンチ部を伴って貼り合わされている)。
第2のシート状基材3000を複写構造として使用する場合は、図5(c’)に示すように、第2のシート状基材3000(及び3001)を矢印Aの方向に展開し、複写構造を有する基材3001側に必要事項を記載する。第2のシート状基材3000側には、複写構造によって記載された内容が複写される。複写構造は、複写構造を有する基材3001の裏側にプリントカーボンを形成しても、ノーカーボン形式にし、複写構造を有する基材3001をトップ紙とし、第2のシート状基材3000をミドル紙または、ボトム紙としても良い。また、複写構造を有する基材3001、第2のシート状基材3000に普通紙を使用し、必要な部分にノーカーボン複写用の発色剤や顕色剤を形成してもよい。
また、第2のシート状基材3000の片側には、必要に応じて複写構造を有する基材3001を複数枚綴じ合わせることもできる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、折り込み作業部125は、3本の補助棒を用いた例で説明したが、3本以外の本数の補助棒を用いてもよい。例えば、第1の連続用紙200が薄紙であれば、1本の補助棒で折り込み作業を行うことも可能である。
また、本実施形態では、補助棒として円柱状の棒材を用いた例を示したが、これに限らず、例えば、三角柱状、四角柱状、多角柱状、楕円柱状等の棒材を適宜選択して用いてもよい。補助棒として用いる棒材の断面形状は特に限定しない。
(2)本実施形態では、折り込み線形成部123によって形成される折り込み線fは、切り込み量の少ないミシン目である例で説明したが、これに限らず、折り込み線fは、折りスジ等としてもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は、以上説明した実施形態及び変形形態によって限定されることはない。
20 第1のシート状基材
21 折り込み部
30,3000 第2のシート状基材
3001 複写構造を有する基材
40,400 接着層
100 製造装置
120 第1の加工部
123 折り込み線形成部
124 マージナルカッタ
125 折り込み作業部
130 第2の加工部
133 接着剤塗布部
140 貼り合わせ作業部
141 貼り合わせローラ部
Claims (2)
- 第1の連続フォームを連続して搬送する第1搬送部と、前記第1の連続フォームの搬送方向に平行な一端の端部近傍に折り込み線を形成する折り込み線形成部と、前記第1の連続フォームの搬送方向と平行した両端に設けられて前記第1の連続フォームの搬送に用いられる搬送補助部のうち、前記一端側の前記搬送補助部を切り離す切断部と、前記第1の連続フォームの前記一端を、前記折り込み線を介して折り込んで折り込み部を形成する折り込み作業部と、第2の連続フォームを連続して搬送する第2搬送部と、前記第2の連続フォームの、前記第1の連続フォームの前記一端に対応する位置に接着剤を塗布する接着剤塗布部と、前記第2の連続フォームと前記第1の連続フォームの前記折り込み部とを、前記接着剤によって貼り合わせる貼り合わせ作業部と、前記折り込み作業部に前記第1の連続フォームの前記一端と接する補助棒と、を備えた幅広用紙の製造装置であって、
前記補助棒は、前記第1の連続フォームの搬送方向に沿って複数備えられ、前記補助棒のうち少なくとも2本は、前記第1の連続フォームの他端側に傾斜又は湾曲しており、前記第1の連続フォームの表面の法線方向に対してなす角度が、搬送方向に沿って大きくなること、を特徴とする幅広用紙の製造装置。 - 請求項1に記載の幅広用紙の製造装置において、前記補助棒は、少なくとも3本設けられ、第1の連続フォームの搬送方向において最も供給側に設けられる前記補助棒は、前記第1の連続フォームの表面の法線方向に対してなす角度が略0°であること、を特徴とする幅広用紙の製造装置。
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