JP4668507B2 - 広告用チラシ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
主に新聞折り込み用等に使用される部分的に封緘された広告用チラシであって、封緘部を切り取って開封することにより、内部に綴じられている中間紙片を分離した状態で取り出せるか、ないしは表裏2枚の本紙紙片と中間紙片が横方向に連接された横方向に長い1枚の紙片が得られる広告用チラシ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クーポン券等が添付された広告用に使用されるチラシとしては、チラシの一部分がクーポン等券とされて切り取り可能に形成されている構成のものは知られているが、この構成のチラシは1枚ものが一般的であってあまりにも見慣れた形態であるため顧客に対する訴求力が乏しくまた印刷面積も限られているという欠点がある。また、開封することにより横方向に長い1枚の紙片が得られるチラシとしては、長い紙片を巻き折りして開封可能に封緘した構成のものが知られているが、この構成の場合は製造方法が煩雑となりコスト高になるという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、部分的に封緘された部分を切り取って開封することにより、内部に綴じられている、クーポン券、ハガキ等として使用できる中間紙片を分離した状態で取り出すことのできる構成、ないしは表裏2枚の本紙紙片と中間紙片が横方向に連接された横方向に長い1枚の紙片が得られる広告用チラシ及びその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上下寸法が同寸である第一の広告用チラシと第二の広告用チラシからなる一対の広告用チラシであって、前記第一の広告用チラシは、1枚の紙片を2つ折りすることにより一方の端縁が形成される矩形状の本紙紙片間に、上下寸法が前記本紙紙片と同寸で且つ左右寸法が前記本紙紙片より短い矩形状の中間紙片を、前記本紙紙片の他方の端縁と前記中間紙片の端縁を揃えた状態で他方の端縁近傍の接着部にて接着し、該接着部の内側近傍に該接着部と平行に開封用ミシン目を設け、前記開封用ミシン目の内側近傍にて、一方の本紙紙片と中間紙片間を前記開封用ミシン目と平行方向の接着部にて接着した構成からなり、前記第二の広告用チラシは、2枚の矩形状紙片からなる本紙紙片を一方の端縁で接着するとともに該本紙紙片間に、上下寸法が前記本紙紙片と同寸で且つ左右寸法が前記本紙紙片より短い矩形状の中間紙片を、前記本紙紙片の他方の端縁と前記中間紙片の端縁を揃えた状態で他方の端縁近傍の接着部にて接着し、該接着部の内側近傍に該接着部と平行に開封用ミシン目を設け、前記開封用ミシン目の内側近傍にて、一方の本紙紙片と中間紙片間を前記開封用ミシン目と平行方向の接着部にて接着した構成とすることにより、前記第一の広告用チラシおよび第二の広告用チラシを開封用ミシン目にて切り取って開封することにより、表裏2枚の本紙紙片と中間紙片が横方向に連接された横方向に長い1枚の紙片が得られるので、印刷面積が大きく且つ横方向に大きい印刷をすることが可能な広告用チラシとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態の広告用チラシを示す平面図、図2は図1に於けるI−I断面図、図3は第1実施形態の開封した状態を示す斜視図、図4は本発明の第2実施形態の広告用チラシを示す平面図、図5は図4に於けるII−II断面図、図6は第1、第2実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図、図7は図6に於ける III−III 断面図、図8は第1、第2実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図、図9は図8に於けるIIII−IIII断面図、図10は第1、第2実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図、図11は連続用紙を印刷するために使用する輪転印刷機の概略を示す図、図12は印刷した連続用紙を接着して折り曲げる接着折曲部の概略を示す図、図13は本発明の第3実施形態の広告用チラシを示す図2に対応する断面図、図14は第3実施形態の開封した状態を示す斜視図、図15は本発明の第4実施形態の広告用チラシを示す図2に対応する断面図、図16は第3、第4実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図、図17は第3、第4実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図であって、10,11,10', 11'は広告用チラシ、10a, 10b, 11a, 11bは本紙紙片、12は中間紙片、13a, 13a', 13b,13c, 13c' は接着部、14a, 14bは開封用ミシン目、15a, 15b, 15c は折目線、16はカット線、17a, 17bは仕上げ断裁線、1aは広幅連続用紙、1bは狭幅連続用紙、2a, 2bは給紙部、3a, 3bは印刷部、4a, 4bは乾燥部、5はピッチ調整部、6は接着折曲部、61,62は糊付部、63は折曲部、64は折曲カット部、7, 8は反転ロール、A, Bは輪転印刷機をそれぞれ表す。
【0010】
第1実施形態の広告用チラシ10は、図1、図2に示すとおりであり、2つ折りして形成された2枚の矩形状の本紙紙片10a と本紙紙片10b 間に、上下寸法が本紙紙片10a,10b と同寸で且つ左右寸法が本紙紙片10a,10b より短い矩形状の中間紙片12を挿入して、本紙紙片10a,10b の端縁と中間紙片12の端縁を揃えて接着部13a,13a'にて接着し、接着部13a,13a'の内側近傍に接着部13a,13a'と平行に開封用ミシン目14a を形成した構成である。広告用チラシ10を開封用ミシン目14a にて接着部13a,13a'を切り取って開封することにより、図3に示すように、2つ折りされた本紙紙片10a,10b からなる広告用の印刷物と、切り離された中間紙片12とに分離された状態となるので、切り離された中間紙片12をそのままクーポン券、ハガキ等として使用することができる。
【0011】
第2実施形態の広告用チラシ11は、図4、図5に示すとおり、一方の端縁を接着部13b にて接着して形成された2枚の矩形状の本紙紙片11a と本紙紙片11b 間に、上下寸法が本紙紙片11a,11b と同寸で且つ左右寸法が本紙紙片11a,11b より短い矩形状の中間紙片12を挿入して、本紙紙片11a,11b の他方の端縁と中間紙片12の端縁を揃えて接着部13a,13a'にて接着して、接着部13a,13a'の内側近傍に接着部13a,13a'と平行に開封用ミシン目14b を形成した構成である。広告用チラシ11を開封用ミシン目14b にて接着部13a,13a'を切り取って開封することにより、図示はしないが、図3において左端縁にて接着部13b により接着された本紙紙片11a,11b からなる広告用の印刷物と、切り離された中間紙片12とに分離された状態となるので、切り離された中間紙片12をそのままクーポン券、ハガキ等として使用することができる。
【0012】
第3実施形態の広告用チラシ10’の図2に対応する断面形状は図13に示すとおりである。第3実施形態の広告用チラシ10’は、第1実施形態と比較して、本紙紙片10a と中間紙片12間が開封用ミシン目14a の内側近傍にて開封用ミシン目14a に平行な接着部13c により接着されている点で異なる以外は基本的には同じ構成である。第3実施形態の広告用チラシ10’を開封用ミシン目14a にて切り取って開封することにより、図14に示すように、2つ折りされた本紙紙片10a と本紙紙片10b の本紙紙片10b の端縁の接着部13c にて中間紙片12が接着されて連接された1枚の横方向に長い紙片となるので、1枚の横方向に長い紙片は全面に商品の広告を印刷するのに使用することができる。
【0013】
第4実施形態の広告用チラシ11’の図2に対応する断面形状は図15に示すとおりである。第4実施形態の広告用チラシ11’は、第2実施形態と比較して、本紙紙片11a と中間紙片12間が開封用ミシン目14b の内側近傍にて開封用ミシン目14b に平行な接着部13c'により接着されている点で異なる以外は基本的には同じ構成である。第4実施形態の広告用チラシ11’を開封用ミシン目14b にて切り取って開封することにより、図示しないが、接着部13c'により接着された本紙紙片11a と本紙紙片11b の本紙紙片11b の端縁の接着部13c'にて中間紙片12が接着されて連接された1枚の横方向に長い紙片となるので、1枚の横方向に長い紙片は全面に商品の広告を印刷するのに使用することができる。
【0014】
第1実施形態の広告用チラシ10、第2実施形態の広告用チラシ11の製造方法は以下の通りである。本紙紙片及び中間紙片は、図11に示すように、2台のオフセツトの輪転印刷機A及び輪転印刷機Bを使用して印刷される。本紙紙片は、輪転印刷機Aにより広幅連続用紙1aを使用して給紙部2aから給紙し印刷部3aにて所定の絵柄が印刷され乾燥部4aにて印刷インキを乾燥させて接着折曲部6に送られる。一方、中間紙片は、輪転印刷機Bにより広幅連続用紙1aの幅の1/2より小さい幅とされた狭幅連続用紙1bを使用して、給紙部2bから給紙し印刷部3bにて所定の絵柄ガ印刷され乾燥部4bにて印刷インキを乾燥させた後に、狭幅連続用紙1bを反転ロール7にて直角に反転させ、ピッチ調整部5を通り、反転ロール8にて再度直角に反転させて接着折曲部6に送られる。なお、2台の輪転印刷機A及び輪転印刷機Bの配置は、図11に示すように並列に配置するのではなく、直交させて配置してもよいし、一直線上に配置してもよい。その場合には、一方の輪転印刷機にて印刷した連続用紙の反転の仕方が変わる。
【0015】
輪転印刷機A及び輪転印刷機Bでは、同一ピッチの印刷版を使用して印刷されるのであるが、印刷された広幅連続用紙1a及び狭幅連続用紙1bの印刷絵柄ピッチにバラツキが発生することが避けられないので、ピッチ調整部5にて狭幅連続用紙1bの印刷絵柄ピッチを広幅連続用紙1aの印刷絵柄ピッチに合わせるように調整することにより、接着折曲部6において重ね合わされた広幅連続用紙1aの印刷絵柄と狭幅連続用紙1bの印刷絵柄がずれないように調整される。ピッチ調整部5では、光電管にて狭幅連続用紙1bの印刷絵柄ピッチを測定し、広幅連続用紙1aの印刷絵柄ピッチのデータが入力される制御装置により、狭幅連続用紙1bの印刷絵柄ピッチを広幅連続用紙1aの印刷絵柄ピッチに合わせるための補正量を算出し、モーターで駆動する補正ロールにより狭幅連続用紙1bのテンションを調整して、狭幅連続用紙1bの印刷絵柄ピッチを広幅連続用紙1aの印刷絵柄ピッチに合わせるように調整される。
【0016】
印刷が完了した広幅連続用紙1aと狭幅連続用紙1bは、図12に示す接着折曲部6において、糊付部61により狭幅連続用紙1bの幅方向の中央部に接着剤が塗布され、狭幅連続用紙1bが広幅連続用紙1aの端縁と幅方向の中央との間の真ん中に位置するように狭幅連続用紙1bが広幅連続用紙1aの下側に重ねられて接着される。次いで、狭幅連続用紙1bが広幅連続用紙1aに接着された状態の狭幅連続用紙1bの中央部及び広幅連続用紙1aの端縁部の内面に糊付部62により接着剤を塗布して、折曲部63により広幅連続用紙1aを幅方向の中央にて狭幅連続用紙1bを挟むように流れに平行方向に折り曲げて、狭幅連続用紙1bの幅方向の中央部及び広幅連続用紙1aの端縁部にて接着した後、広幅連続用紙1aを狭幅連続用紙1bを挟むように折り曲げて接着された広幅連続用紙1aと狭幅連続用紙1bを、折曲カット部64にて所定位置で流れに直交する方向に折り曲げて所定位置にてカットし、最後に、流れに直交する方向に折り曲げた折曲げ辺及び幅方向の中央を仕上げ断裁することにより広告用チラシ10,11が作製される。
【0017】
接着折曲部6にて広幅連続用紙1aと狭幅連続用紙1bが重ね合わされて接着された状態は図6、図7に示すとおりとなる。広幅連続用紙1aの2本のカット線16間には、本紙紙片10a,本紙紙片10b,本紙紙片11a,本紙紙片11b の4紙片が、左右方向に4紙片、上下方向に2紙片が交互に配置されており、広幅連続用紙1aの上面に重ね合わされている狭幅連続用紙1bの2本のカット線16間に左右方向及び上下方向に中間紙片12が4紙片配置されている。狭幅連続用紙1bは広幅連続用紙1aの端縁と折目線15a が設けられている広幅連続用紙1aの左右方向の中央との真ん中に位置するように重ねられており、広幅連続用紙1aと狭幅連続用紙1bの端縁間及び広幅連続用紙1aの右方向の中央と狭幅連続用紙1bの端縁間にそれぞれ所定幅の余白が設けられた状態で、狭幅連続用紙1bの左右方向の中央の折目線15b の近傍の接着部13a にて狭幅連続用紙1bが広幅連続用紙1aに接着されている。
【0018】
図6、図7に示す、狭幅連続用紙1bと広幅連続用紙1aが重ね合わされ接着された状態から、狭幅連続用紙1bの左右方向の中央の折目線15b の近傍の接着部13a に対応する狭幅連続用紙1bの上面の接着部13a'となる箇所、及び広幅連続用紙1aの端縁と狭幅連続用紙1bの端縁間の接着部13b となる箇所に接着剤を塗布して、広幅連続用紙1aを折目線15a にて狭幅連続用紙1bを挟むように折り曲げて、広幅連続用紙1aの両端縁間及び狭幅連続用紙1bの左右方向の中央部と対向する広幅連続用紙1a間を接着部13a'にて接着した後、接着部13a,13a'の両外側の近傍に接着部13a,13a'に平行に開封用ミシン目14a 及び開封用ミシン目14b をそれぞれ形成して、図8、図9に示す状態とする。図8、図9に示す状態で、上下に重なった本紙紙片10a と本紙紙片10b 間及び本紙紙片11a と本紙紙片11b 間に中間紙片12がそれぞれ挿入された状態となっている。
【0019】
図8、図9に示す状態から、折目線15c にて折り曲げて図10に示す状態とした後に、仕上げ断裁線17a にて断裁して折目線15c の部分をカットして除去し、左右方向の中央部の仕上げ断裁線17b にてカットすることにより、2つ折りして形成された2枚の矩形状の本紙紙片11a と本紙紙片11b 間に中間紙片12が挿入された構成の図1〜図3に示す広告用チラシ10と、一方の端縁を接着部13b にて接着して形成された2枚の矩形状の本紙紙片11a と本紙紙片11b 間に中間紙片12が挿入された構成の図4、図5に示す広告用チラシ11がそれぞれ2個づつ作製できる。本発明の製造方法により広告用チラシ10と広告用チラシ11がそれぞれ同数づつ効率的に製造できるものである。
【0020】
第3実施形態の広告用チラシ10' 、第4実施形態の広告用チラシ11' の製造方法についても、基本的には第1、第2実施形態と同じであるが、印刷が完了した広幅連続用紙1aと狭幅連続用紙1bを重ね合わせて接着する接着部の位置、及び重ね合わせて接着された広幅連続用紙1aと狭幅連続用紙1bを折目線15a にて2つ折りして接着する接着部の位置が異なるものである。第3実施形態の広告用チラシ10' 及び第4実施形態の広告用チラシ11' の製造においては、印刷が完了した広幅連続用紙1aと狭幅連続用紙1bを重ね合わせて接着した状態の図7に対応する断面図は、図16に示すとおりであって、狭幅連続用紙1bは広幅連続用紙1aの端縁と折目線15a とされている広幅連続用紙1aの左右方向の中央との真ん中に位置するように重ねられて、狭幅連続用紙1bの左右方向の中央の折目線15b の近傍の接着部13a 及び接着部13a より広幅連続用紙1aの左右方向の中央側の位置にて接着部13c により狭幅連続用紙1bが広幅連続用紙1aに接着された状態とされる。
【0021】
図16に示す狭幅連続用紙1bと広幅連続用紙1aが重ね合わされて接着された状態から、狭幅連続用紙1bの左右方向の中央の折目線15b の近傍の接着部13a に対応する狭幅連続用紙1bの上面の接着部13a'となる箇所と、狭幅連続用紙1bの上面の接着部13a'より一定寸法だけ外側の接着部13c'となる箇所と、広幅連続用紙1aの端縁と狭幅連続用紙1bの端縁間の接着部13b となる箇所にそれぞれ接着剤を塗布して、広幅連続用紙1aを折目線15a にて狭幅連続用紙1bを挟むように折り曲げて、広幅連続用紙1aの両端縁間と狭幅連続用紙1bの左右方向の中央部と対向する広幅連続用紙1a間を接着部13a'と接着部13c'にて接着した後に、接着部13a と接着部13c 間に開封用ミシン目14a を形成するとともに接着部13a'と接着部13' 間に開封用ミシン目14b をそれぞれ形成して、図17に示す状態とする。以後は、第1、第2実施形態の場合と同じ工程により、第3実施形態の広告用チラシ10' 及び第4実施形態の広告用チラシ11' を作製することができる。本発明の製造方法により広告用チラシ10' と広告用チラシ11' をそれぞれ同数づつ効率的に製造できるものである。
【0022】
【発明の効果】
本発明の第1、第2実施形態の広告用チラシでは、開封することにより、中間紙片からなる切り離された紙片と、2枚の本紙紙片が横方向に連接された大きい紙片が得られるので、切り離された紙片は商品を購入する際に使用できる割引クーポン券、申込み用ハガキ等として使用でき、横方向に大きい紙片は商品の広告用として効果的に使用できるものである。また、第3、第4実施形態の広告用チラシでは、開封することにより、2枚の本紙紙片と1枚の中間紙片が横方向に連接された横方向にきわめて広い印刷面積を有する大きい1枚の紙片が得られるので、横方向に大きい商品の広告用にきわめて有効に利用することができる。
【0023】
本発明の方法にて製造することにより、2台の輪転印刷機を使用して広幅連続用紙と狭幅連続用紙に印刷する工程とインラインでの加工により広告用チラシを製造することができる。したがって、第1〜第4実施形態の広告用チラシを効率的に大量生産することが可能となりコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の広告用チラシを示す平面図。
【図2】図1に於けるI−I断面図。
【図3】第1実施形態の開封した状態を示す斜視図。
【図4】本発明の第2実施形態の広告用チラシを示す平面図。
【図5】図3に於けるII−II断面図。
【図6】第1、第2実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図。
【図7】図6に於ける III−III 断面図。
【図8】第1、第2実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図。
【図9】図8に於けるIIII−IIII断面図。
【図10】第1、第2実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図。
【図11】連続用紙を印刷するために使用する輪転印刷機の概略を示す図。
【図12】印刷した連続用紙を接着して折り曲げる接着折曲部の概略を示す図。
【図13】本発明の第3実施形態の広告用チラシを示す図2に対応する断面図。
【図14】第3実施形態の開封した状態を示す斜視図。
【図15】本発明の第4実施形態の広告用チラシを示す図2に対応する断面図。
【図16】第3、第4実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図。
【図17】第3、第4実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図。
【符号の説明】
10,11, 10', 11' 広告用チラシ 5 ピッチ調整部
10a, 10b, 11a, 11b 本紙紙片 6 接着折曲部
12 中間紙片 61, 62 糊付部
13a, 13a', 13b,13c, 13c' 接着部 63 折曲部
14a, 14b 開封用ミシン目 64 折曲カット部
15a, 15b, 15c 折目線 7,8 反転ロール
16 カット線 A,B 輪転印刷機
17a, 17b 仕上げ断裁線
1a 広幅連続用紙
1b 狭幅連続用紙
2a, 2b 給紙部
3a, 3b 印刷部
4a, 4b 乾燥部
Claims (1)
- 上下寸法が同寸である第一の広告用チラシと第二の広告用チラシからなる一対の広告用チラシであって、前記第一の広告用チラシは、1枚の紙片を2つ折りすることにより一方の端縁が形成される矩形状の本紙紙片間に、上下寸法が前記本紙紙片と同寸で且つ左右寸法が前記本紙紙片より短い矩形状の中間紙片を、前記本紙紙片の他方の端縁と前記中間紙片の端縁を揃えた状態で他方の端縁近傍の接着部にて接着し、該接着部の内側近傍に該接着部と平行に開封用ミシン目を設け、前記開封用ミシン目の内側近傍にて、一方の本紙紙片と中間紙片間を前記開封用ミシン目と平行方向の接着部にて接着した構成からなり、前記第二の広告用チラシは、2枚の矩形状紙片からなる本紙紙片を一方の端縁で接着するとともに該本紙紙片間に、上下寸法が前記本紙紙片と同寸で且つ左右寸法が前記本紙紙片より短い矩形状の中間紙片を、前記本紙紙片の他方の端縁と前記中間紙片の端縁を揃えた状態で他方の端縁近傍の接着部にて接着し、該接着部の内側近傍に該接着部と平行に開封用ミシン目を設け、前記開封用ミシン目の内側近傍にて、一方の本紙紙片と中間紙片間を前記開封用ミシン目と平行方向の接着部にて接着した構成からなる、ことを特徴とする一対の広告用チラシ。
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