JP4170640B2 - 広告用チラシ及びその製造方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
主に新聞折り込み用等に使用される部分的に封緘された広告用チラシであって、封緘部を切り取って開封することにより、1枚又は2枚の切り離された紙片が得られる構成、ないしは横方向に長く連接された1枚の紙片が得られる構成の広告用チラシ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、引換券やクーポン券等が切り取り可能に添付された広告用のチラシとしては、チラシの一部分が引換券やクーポン券等とされて切り取り可能に形成されている構成のものは知られている。しかしながら、上記のチラシは1枚ものが一般的であり、あまりにも見慣れた形態であるため、顧客吸引力に乏しくなってきており、また印刷面積も限られているという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、顧客吸引力が高く且つ印刷面積の大きい付録つきチラシ及びその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
同一寸法の矩形状の、折り曲げて形成された表裏の表紙紙片と2枚の中間紙片が、一方の端縁の接着部にて端縁を揃えて接着され、一方の端縁の前記接着部の内側近傍に前記接着部に平行に表紙紙片と中間紙片を貫通する開封用ミシン目が形成された構成の広告用チラシとすることにより、開封用ミシン目にて切り取り開封すると、表裏の表紙紙片が端縁で折目により横方向に連接された大きい紙片と、中間紙片が切り離された2枚の紙片ができるので、表紙紙片が横方向に連接された大きい紙片は広告用に、分離された紙片はクーポン券や応募券として利用することができる。
【0005】
同一寸法の矩形状の表裏の表紙紙片と前記表紙紙片より幅の狭い2枚の中間紙片が一方の端縁の接着部にて端縁を揃えて接着され、表裏の表紙紙片の他方の端縁が接着部にて接着され、一方の端縁の前記接着部の内側近傍に前記接着部に平行に表紙紙片と中間紙片を貫通する開封用ミシン目が形成された構成の広告用チラシとすることにより、開封用のミシン目にて切り取り開封すると、表裏の表紙紙片が端縁で接着されて横方向に連接された大きい紙片と、中間紙片が切り離された2枚の紙片ができるので、表紙紙片が横方向に連接された大きい紙片は広告用に、分離された紙片はクーポン券や応募券として利用することができる。
【0006】
上記の広告用チラシにおいて、一方の表紙紙片と前記表紙紙片と対向する中間紙片とが一方の端縁の開封用ミシン目の内側近傍にて接着された構成とすることにより、この広告用チラシを開封すると、2枚の表紙紙片と1枚の中間紙片とが横方向に連接された大きい紙片と、切り離された1枚の中間紙片に分離できるので、大きい紙片は広告用に、分離された1枚の紙片はクーポン券や応募券として利用することができる。
【0007】
上記の広告用チラシにおいて、表裏2枚の表紙紙片と前記表紙紙片とそれぞれ対向する中間紙片とが一方の端縁の開封用ミシン目の内側近傍にて接着された構成とすることにより、この広告用チラシを開封すると、2枚の表紙紙片と2枚の中間紙片とが横方向に連接された大きい紙片が得られるので、横方向に大きい広告を印刷するのに利用できる。
【0008】
2台の輪転印刷機を使用し、一方の輪転印刷機にてロール状の広幅用紙に、他方の輪転印刷機にて前記広幅用紙の幅より狭い幅のロール状の狭幅用紙にそれぞれ絵柄ピッチが同一な印刷を行う工程と、他方の輪転印刷機にて印刷された狭幅用紙を一方の輪転印刷機にて印刷された広幅用紙に、広幅用紙の幅方向の中央に狭幅用紙が位置するように且つ狭幅用紙の中央を流れ方向にスリットした状態で重ね合わせて、広幅用紙の両側の端縁から広幅用紙の幅の1/4の長さだけ内側の位置にてそれぞれ広幅用紙と狭幅用紙を接着する工程と、重ね合わせた広幅用紙と狭幅用紙を広幅用紙の幅方向の中央にて狭幅用紙を挟み込むように流れに平行方向に折り曲げ、広幅用紙の一方の端縁と他方の端縁間及び広幅用紙の端縁から広幅用紙の幅の1/4の長さだけ内側の位置にて対向する狭幅用紙間を接着する工程と、折り曲げられた広幅用紙の幅方向の中央の両側近傍に流れに平行に広幅用紙と狭幅用紙を貫通する開封用ミシン目を形成する工程と、折り曲げられて接着された広幅用紙と狭幅用紙を流れに直交方向の所定位置にてカットするとともに折り曲げられた広幅用紙の幅方向の中央部にて流れに平行方向にカットする工程からなることを特徴とする広告用チラシの製造方法とすることにより、ミシン目から開封して横方向に2倍の幅を有する1枚の紙片と2枚の切り離された紙片が得られる広告用チラシを効率的に大量生産することが可能となりコストダウンを図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態の広告用チラシを示す平面図、図2は図1に於けるI−I断面図、図3は第1実施形態の広告用チラシの開封した状態を示す斜視図、図4は本発明の第2実施形態を示す図2に対応する断面図、図5は本発明の第3実施形態を示す図2に対応する断面図、図6は第3実施形態の広告用チラシの開封した状態を示す斜視図、図7は本発明の第4実施形態を示す図2に対応する断面図、図8は本発明の第5実施形態を示す図2に対応する断面図、図9は第5実施形態の広告用チラシの開封した状態を示す斜視図、図10は本発明の第6実施形態を示す図2に対応する断面図、図11は実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図、図12は図11に於けるII−II断面図、図13は第1、第2実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図12に対応する断面図、図14は第1、第2実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図、図15は第3、第4実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図、図16は第5、第6実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図であって、1a, 1bは表紙紙片、2a, 2bは中間紙片、3は開封用ミシン目、4a, 4b, 4c,5,6a, 6bは接着部、7は折目線、8はスリット、9a, 9bはカット線、Aは広幅用紙、Bは狭幅用紙をそれぞれ表す。
【0010】
第1実施形態の広告用チラシは図1、図2に示すとおりであり、折目7にて折り曲げて形成された表裏の表紙紙片1a,1b と2枚の中間紙片2a, 2bを、一方の端縁にて表紙紙片1a,1b の端縁と2枚の中間紙片2a, 2bの端縁を揃えて接着部4a, 4b, 4cにて接着して綴じられ、一方の端縁の接着部4a, 4b, 4cの内側近傍に接着部4a, 4b, 4cに平行に表裏の表紙紙片1a,1b と2枚の中間紙片2a, 2bを貫通する開封用ミシン目3が形成された構成である。
【0011】
第1実施形態の広告用チラシを開封用ミシン目3にて切り取り開封して広げた状態は、図3に示すとおりであり、表裏の表紙紙片1a,1b が折目7にて連接された横方向に2倍の幅を有する1枚の大きい紙片と、2枚の中間紙片2a, 2bが開封用ミシン目3にて切り取られて接着部4a, 4b, 4cから切り離された2枚の紙片とに分離したものとなる。第1実施形態の場合、開封することにより、横方向に広い1枚の紙片と分離した2枚の紙片が得られるので、大きい紙片は広告用の印刷を行うことが可能であり、分離した小さい2枚の紙片はクーポン券や応募券等として使用することかできる。
【0012】
第2実施形態の広告用チラシは平面形状は図1と同じで断面構成は図4に示すとおりであって、表裏の表紙紙片1a,1b と2枚の中間紙片2a, 2bを、一方の端縁にて表紙紙片1a,1b の端縁と2枚の中間紙片2a, 2bの端縁を揃えて接着部4a, 4b, 4cにて接着して綴じられ、表紙紙片1a,1b の他方の端縁が接着部5にて接着され、一方の端縁の接着部4a, 4b, 4cの内側近傍に接着部4a, 4b, 4cに平行に表裏の表紙紙片1a,1b と2枚の中間紙片2a, 2bを貫通する開封用ミシン目3が形成された構成である。第2実施形態の広告用チラシを開封すると、表紙紙片1a,1b が端縁にて接着部5にて接着された横方向に広い1枚の紙片と分離した2枚の紙片が得られるので、大きい紙片は広告用の印刷を行うことが可能であり、分離した小さい2枚の紙片はクーポン券や応募券等として使用することかできる。
【0013】
第3実施形態の広告用チラシは平面形状は図1と同じで断面構成は図5に示すとおりであって、第1実施形態の広告用チラシと比較して、表紙紙片1bと中間紙片2b間が開封用ミシン目3の内側近傍にて接着部6bにて接着された構成となっている以外は同じ構成である。
【0014】
第3実施形態の広告用チラシを開封用ミシン目3にて切り開封して広げた状態は、図6に示すとおりであって、表紙紙片1aと表紙紙片1bが折目7にて連接されるととに表紙紙片1bと中間紙片2bが接着部6aにて接着された横方向に3倍の幅を有する1枚の大きい紙片と、中間紙片2aが開封用ミシン目3にて切り取られて分離した1枚の切り離された紙片とになる。第3実施形態の場合、開封することにより、横方向に3倍の幅を有する1枚の紙片と切り離された1枚の紙片が得られるので、大きい紙片には広告用の印刷を行うことが可能となり、切り離された紙片はクーポン券や応募券等として使用することができる。
【0015】
第4実施形態の広告用チラシの平面形状は図1と同じで断面構成は図7に示すとおりであって、第4実施形態の広告用チラシは、第2実施形態と比較して、表紙紙片1bと中間紙片2b間が開封用ミシン目3の内側近傍にて接着部6bにて接着された構成となっている以外は同じ構成である。第4実施形態の開封して広げた状態は、実質的には第3実施形態と同じであり、表紙紙片1aと表紙紙片1bが接着部5にて接着され表紙紙片1bと中間紙片2bが接着部6aにて接着された横方向に3倍の幅を有する1枚の大きい紙片と、中間紙片2aが開封用ミシン目3にて切り取られた分離した1枚の切り離された紙片が得られる。
【0016】
第5実施形態の広告用チラシは平面形状は図1と同じで断面構成は図8に示すとおりであって、第1実施形態の広告用チラシと比較して、表紙紙片1aと中間紙片2a間及び表紙紙片1bと中間紙片2b間が開封用ミシン目3の内側近傍にて接着部6a及び接着部6bにて接着された構成となっている以外は同じ構成である。
【0017】
第5実施形態の広告用チラシを開封用ミシン目3にて切り開封して広げた状態は、図9に示すとおりであって、表紙紙片1aと表紙紙片1bが折目7にて連接され、表紙紙片1aと中間紙片2aが接着部6aにて接着され、表紙紙片1bと中間紙片2bが接着部6bにて接着された形状の横方向に4倍の幅を有する1枚の紙片となる。第5実施形態の場合、開封することにより、横方向にきわめて広い1枚の紙片が得られるので横方向に大きい絵柄を印刷した広告用に有効に利用できる。
【0018】
第6実施形態の広告用チラシの平面形状は図1と同じで断面構成は図10に示すとおりであって、第6実施形態の広告用チラシは、第2実施形態と比較して、表紙紙片1aと中間紙片2a間及び表紙紙片1bと中間紙片2b間が開封用ミシン目3の内側近傍にて接着部6a及び接着部6bにて接着された構成となっている以外は同じ構成である。第6実施形態の開封して広げた状態は、実質的には第5実施形態と同じであり、表紙紙片1aと表紙紙片1bが接着部5にて接着され、表紙紙片1aと中間紙片2aが接着部6aにて接着され、表紙紙片1bと中間紙片2bが接着部6bにて接着された横方向に4倍の幅を有する1枚の大きい紙片となる。
【0019】
実施形態1、2の広告用チラシの製造方法は下記の通りである。2台の輪転印刷機を使用し、一方の輪転印刷機にてロール状の広幅用紙Aに、他方の輪転印刷機にて広幅用紙の幅のよりやや狭い幅のロール状の狭幅用紙Bにそれぞれ絵柄ピッチが同一な印刷を行い、他方の輪転印刷機にて印刷された狭幅用紙Bを、狭幅用紙Bの幅方向の中央を流れ方向にスリットした状態で、一方の輪転印刷機にて印刷された広幅用紙Aの幅方向の中央に位置するように広幅用紙Aに重ね合わせて、重ね合わせた広幅用紙Aと狭幅用紙Bを広幅用紙Aの端縁から広幅用紙Aの幅の1/4の長さだけ内側の位置における接着部4aと接着部4bにて接着することにより図11、図12に示す状態とする。
【0020】
印刷された広幅用紙Aと狭幅用紙Bを重ね合わせて接着した状態では、図11、図12に示すように、狭幅用紙Bの幅方向の中央に形成されたスリット8が広幅用紙Aの幅方向の中央に位置するように重ねられ、狭幅用紙Bの両側端から広幅用紙Aの端縁部が所定幅だけ延出した状態で、広幅用紙Aの両側端から広幅用紙Aの幅の1/4の長さだけ内側の位置に形成された接着部4a及び接着部4bにて広幅用紙Aと狭幅用紙Bが接着された状態となっている。広幅用紙Aと狭幅用紙Bが接着された状態で、広幅用紙Aの幅方向には表紙紙片1bと表紙紙片1aと表紙紙片1bと表紙紙片1aが面付けされるとともに狭幅用紙Bの幅方向には中間紙片2bと中間紙片2aと中間紙片2bと中間紙片2aが面付けされている。
【0021】
図11、図12に示す状態から、狭幅用紙Bの接着部4a(又は接着部4b)に対応する反対面に接着部4cを形成するために接着剤を塗布するとともに、広幅用紙Aの端縁部の狭幅用紙Bから所定幅だけ延出した部分に接着部5を形成するため接着剤を塗布して図13に示す状態とし、重ね合わせられた広幅用紙Aと狭幅用紙Bを狭幅用紙Bを内側に挟み込むように折目線7にて折り曲げて接着部4c及び接着部5にて接着することにより、図14に示す折り畳まれて接着された状態とする。この状態で、接着部4a,4b,4cの外側近傍の位置に表紙紙片1a,1b と中間紙片2a,2b を貫通する開封用ミシン目3を形成した後に、図11に示すロール状用紙の流れに直交方向のカット線9aにてカットするとともに幅方向の中央部のカット線9bにてカットすることにより、カット線9bより左側の部分が第1実施形態の広告用チラシとなりカット線9bより右側の部分が第2実施形態の広告用チラシとなり、第1、第2実施形態の広告用チラシを同時に作製することができる。
【0022】
実施形態3、4の広告用チラシを製造するには、広幅用紙Aと狭幅用紙Bを重ね合わせて接着した図11、図12に示す状態において、接着部4aの外側に所定間隔をおいて接着部6aを設けるとともに接着部4bの内側に所定間隔をおいて接着部6bを設けて広幅用紙Aと狭幅用紙Bを重ね合わせて接着する以外は実施形態1、2の広告用チラシの製造と同様である。広幅用紙Aと狭幅用紙Bを重ね合わせて接着して広幅用紙Aの幅方向の中央の折目線7にて折り曲げて接着部4c及び接着部5にて接着することにより図15に示す状態となる。この状態でカット線9bにてカットすることにより、カット線9bより左側の部分が第3実施形態の広告用チラシとなりカット線9bより右側の部分が第4実施形態の広告用チラシとなり、第3、第4実施形態の広告用チラシを同時に作製することができる。
【0023】
実施形態5、6の広告用チラシを製造するには、広幅用紙Aと狭幅用紙Bを重ね合わせて接着した図11、図12に示す状態において、接着部4aの外側及び内側に所定間隔をおいて接着部6aを設けるとともに接着部4bの外側及び内側に所定間隔をおいて接着部6bを設けて広幅用紙Aと狭幅用紙Bを重ね合わせて接着する以外は実施形態1、2の広告用チラシの製造と同様である。広幅用紙Aと狭幅用紙Bを重ね合わせて接着して広幅用紙Aの幅方向の中央の折目線7にて折り曲げて接着部4c及び接着部5にて接着することにより図16に示す状態となる。この状態でカット線9bにてカットすることにより、カット線9bより左側の部分が第5実施形態の広告用チラシとなりカット線9bより右側の部分が第6実施形態の広告用チラシとなり、第5、第6実施形態の広告用チラシを同時に作製することができる。
【0024】
【発明の効果】
同一寸法の矩形状の、折り曲げて形成された表裏の表紙紙片と2枚の中間紙片が、一方の端縁の接着部にて端縁を揃えて接着され、一方の端縁の前記接着部の内側近傍に前記接着部に平行に表紙紙片と中間紙片を貫通する開封用ミシン目が形成された構成の広告用チラシ、ないしは同一寸法の矩形状の表裏の表紙紙片と前記表紙紙片より幅の狭い2枚の中間紙片が一方の端縁の接着部にて端縁を揃えて接着され、表裏の表紙紙片の他方の端縁が接着部にて接着され、一方の端縁の前記接着部の内側近傍に前記接着部に平行に表紙紙片と中間紙片を貫通する開封用ミシン目が形成された構成の広告用チラシとすることにより、開封すると、表裏の表紙紙片が横方向に連接された横方向に2倍の幅を有する大きい紙片と、切り離された2枚の紙片ができるので、大きい紙片は広告用に、分離された紙片はクーポン券や応募券として利用できる。
【0025】
上記の広告用チラシにおいて、一方の表紙紙片と表紙紙片と対向する中間紙片とが一方の端縁の開封用ミシン目の内側近傍にて接着された構成とすることにより、開封すると横方向に3倍の幅を有する1枚の大きい紙片と1枚の切り離された紙片が得られ、大きい紙片は広告用に、切り離された紙片はクーポン券、応募券、ハガキ等として使用することができる。
【0026】
上記の広告用チラシにおいて、表裏の表紙紙片と前記表紙紙片とそれぞれ対向する中間紙片とが一方の端縁の開封用ミシン目の内側近傍にて接着された構成とすることにより、開封すると横方向に4倍の幅を有する横方向にきわめて長い1枚の紙片が得られるので、この大きい紙片に横方向に大きい広告を印刷することができる。
【0027】
2台の輪転印刷機にてロール状の広幅用紙及び狭幅用紙を使用して印刷インラインで加工して広告用チラシを製造する本発明の方法とすることにより、上記の広告用チラシを効率的に大量生産することが可能となるので、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の広告用チラシを示す平面図。
【図2】図1に於けるI−I断面図。
【図3】第1実施形態の広告用チラシの開封した状態を示す斜視図。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図2に対応する断面図。
【図5】本発明の第3実施形態を示す図2に対応する断面図。
【図6】第3実施形態の広告用チラシの開封した状態を示す斜視図。
【図7】本発明の第4実施形態を示す図2に対応する断面図。
【図8】本発明の第5実施形態を示す図2に対応する断面図。
【図9】第5実施形態の広告用チラシの開封した状態を示す斜視図。
【図10】本発明の第6実施形態を示す図2に対応する断面図。
【図11】実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図。
【図12】図11に於けるII−II断面図。
【図13】第1、第2実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図12に対応する断面図。
【図14】第1、第2実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図。
【図15】第3、第4実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図。
【図16】第5、第6実施形態の広告用チラシを作製する工程を示す図。
【符号の説明】
1a, 1b 表紙紙片 8 スリット
2a, 2b 中間紙片 9a, 9b カット線
3 開封用ミシン目 A 広幅用紙
4a, 4b, 4c,5,6a, 6b 接着部 B 狭幅用紙
7 折目線、

Claims (5)

  1. 同一寸法の矩形状の、折り曲げて形成された表裏の表紙紙片と2枚の中間紙片が、一方の端縁の接着部にて端縁を揃えて接着され、一方の端縁の前記接着部の内側近傍に前記接着部に平行に表紙紙片と中間紙片を貫通する開封用ミシン目が形成され、一方の表紙紙片と前記表紙紙片と対向する中間紙片とが一方の端縁の前記開封用のミシンの内側近傍にて接着された構成からなることを特徴とする広告用チラシ。
  2. 同一寸法の矩形状の表裏の表紙紙片と前記表紙紙片より幅の狭い2枚の中間紙片が一方の端縁の接着部にて端縁を揃えて接着され、表裏の表紙紙片の他方の端縁が接着部にて接着され、一方の端縁の前記接着部の内側近傍に前記接着部に平行に表紙紙片と中間紙片を貫通する開封用ミシン目が形成され、一方の表紙紙片と前記表紙紙片と対向する中間紙片とが一方の端縁の前記開封用のミシンの内側近傍にて接着された構成からなることを特徴とする広告用チラシ。
  3. 同一寸法の矩形状の、折り曲げて形成された表裏の表紙紙片と2枚の中間紙片が、一方の端縁の接着部にて端縁を揃えて接着され、一方の端縁の前記接着部の内側近傍に前記接着部に平行に表紙紙片と中間紙片を貫通する開封用ミシン目が形成され、表裏の表紙紙片と前記表紙紙片とそれぞれ対向する中間紙片とが一方の端縁の前記開封用のミシンの内側近傍にて接着された構成からなることを特徴とする広告用チラシ。
  4. 同一寸法の矩形状の表裏の表紙紙片と前記表紙紙片より幅の狭い2枚の中間紙片が一方の端縁の接着部にて端縁を揃えて接着され、表裏の表紙紙片の他方の端縁が接着部にて接着され、一方の端縁の前記接着部の内側近傍に前記接着部に平行に表紙紙片と中間紙片を貫通する開封用ミシン目が形成され、表裏の表紙紙片と前記表紙紙片とそれぞれ対向する中間紙片とが一方の端縁の前記開封用のミシンの内側近傍にて接着された構成からなることを特徴とする広告用チラシ。
  5. 2台の輪転印刷機を使用し、一方の輪転印刷機にてロール状の広幅用紙に、他方の輪転印刷機にて前記広幅用紙の幅より狭い幅のロール状の狭幅用紙にそれぞれ絵柄ピッチが同一な印刷を行う工程と、他方の輪転印刷機にて印刷された狭幅用紙を一方の輪転印刷機にて印刷された広幅用紙に、広幅用紙の幅方向の中央に狭幅用紙が位置するように且つ狭幅用紙の中央を流れ方向にスリットした状態で重ね合わせて、広幅用紙の両側の端縁から広幅用紙の幅の1/4の長さだけ内側の位置にてそれぞれ広幅用紙と狭幅用紙を接着する工程と、重ね合わせた広幅用紙と狭幅用紙を広幅用紙の幅方向の中央にて狭幅用紙を挟み込むように流れに平行方向に折り曲げ、広幅用紙の一方の端縁と他方の端縁間及び広幅用紙の端縁から広幅用紙の幅の1/4の長さだけ内側の位置にて対向する狭幅用紙間を接着する工程と、折り曲げられた広幅用紙の幅方向の中央の両側近傍に流れに平行に広幅用紙と狭幅用紙を貫通する開封用ミシン目を形成する工程と、折り曲げられて接着された広幅用紙と狭幅用紙を流れに直交方向の所定位置にてカットするとともに折り曲げられた広幅用紙の幅方向の中央部にて流れに平行方向にカットする工程からなることを特徴とする広告用チラシの製造方法。
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