JPH08156460A - 秘匿情報記録媒体 - Google Patents

秘匿情報記録媒体

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JPH08156460A
JPH08156460A JP30206494A JP30206494A JPH08156460A JP H08156460 A JPH08156460 A JP H08156460A JP 30206494 A JP30206494 A JP 30206494A JP 30206494 A JP30206494 A JP 30206494A JP H08156460 A JPH08156460 A JP H08156460A
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JP
Japan
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section
recording medium
connecting piece
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Application number
JP30206494A
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English (en)
Inventor
Junichi Hamano
純一 浜野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散処理等が効率よくでき、ドットプリンタ
により良好に印字する。 【構成】 秘匿情報記録媒体10は、秘匿情報の記録領
域21aを有する葉書部20と、粘着剤31によって葉
書部20と剥離可能に粘着して秘匿情報の記録領域21
aを一時的に隠蔽するラベル30と、ラベル30の粘着
剤31上に設けられた剥離紙40とを備える。葉書部2
0は、その1辺にミシン目23aにより連接されるとと
もにミシン目と略平行なミシン目23bが形成された連
接片23を有する。ラベル30は、連接片23と重なら
ないように連接片23に近接して配置されており、連接
片23と近接する1辺の近傍に形成されたミシン目32
を有する。剥離紙40は、連接片23の所定領域と接着
剤50により接着されており、ラベル30のミシン目2
3bと厚み方向で略一致する位置に形成された切り込み
42を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、秘匿情報を記録した
媒体の、その秘匿情報上に剥離可能なラベルを貼付し
て、秘匿情報を隠蔽する秘匿情報記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、葉書等の基材に秘匿情報を記
録し、この記録面に剥離可能なラベルを貼付して、秘匿
情報を隠蔽したメールフォームが知られている。この種
のメールフォームは、秘匿情報を記録した媒体を発送す
る際に、封筒のような封入,封緘作業を削減することが
でき、発送時にかかるコストを低減できることから、銀
行や保険会社等、種々の業界で広く使用されている。
【0003】図3は、従来のメールフォームの第1の例
の構成を示す図である。図中(a)において、連続帳票
1は、ミシン目2により左側部分1aと右側部分1bに
裁断可能に形成されている。左側部分1aは共通情報の
記録領域を有している。また、右側部分1bは葉書とな
る部分であり、秘匿情報の記録領域を有している。連続
帳票1上にNIP(ノンインパクトプリンタ)を用いて
個別情報等が印字され、この連続帳票1の中央部分から
山折りに折り返される。そして、図中(b)に示すよう
に、右側部分1bに、ラベル3の粘着面側に設けられた
セパレータ(剥離紙)4の一部(図中左側外縁部)が剥
がされ、右側部分1b上に貼付される。この状態で受取
人に発送される。受取人は、右側部分1bに秘匿情報を
記入後、セパレータ4を剥がしながらラベル3を右側部
分1bに丁合貼付する。そして、これを葉書として返送
する。
【0004】図4は、従来のメールフォームの第2の例
の構成を示す図である。図中(a)は斜視図を示し、図
中(b)は側面図を示す。このメールフォームは、葉書
5と、葉書5の図中左側外縁部に貼付されたラベル6
と、ラベル6に設けられた粘着面を覆うセパレータ7等
とから構成されている。葉書5に、受取人に通知すべき
個別情報等をドットプリンタを用いて印字し、これを受
取人に発送する。受取人は、葉書5に秘匿情報を記録し
た後、セパレータ7を剥がして、葉書5上にラベル6を
貼付する。そして、この葉書5を返送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
メールフォームでは、以下の課題があった。第1の例で
は、連続帳票1に印字した後に、秘匿情報の記録領域上
にセパレータ4付きのラベル3を設けなければならず、
この作業には専用のラベル貼付装置が必要であった。従
って、分散処理や小ロット対応をする、例えば銀行の窓
口業務には不向きであった。また、第2の例では、メー
ルフォームの中央部(図4(b)中、矢印により挟まれ
た部分)の厚みが厚くなるので、この中央部で印字汚れ
が発生したり、印字領域で印字かすれが発生する等、印
字圧が均一に設定されず、適切な印字が困難であった。
【0006】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、分散処理や小ロット対応が
効率よくでき、かつ、ドットプリンタにより良好に印字
することができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、一方の面に秘匿情報の記録領
域(21a)を有する秘匿情報記録部(20)と、少な
くとも前記秘匿情報記録部の前記秘匿情報の記録領域を
覆う大きさに形成され、前記秘匿情報記録部の前記秘匿
情報の記録領域上に重なることにより、その重なる面に
設けられた粘着剤(31)によって前記秘匿情報記録部
と剥離可能に粘着して前記秘匿情報の記録領域を一時的
に隠蔽する隠蔽部(30)と、前記隠蔽部の前記粘着剤
が設けられた領域を覆い、前記隠蔽部と前記秘匿情報記
録部とが粘着されるときに剥離される剥離紙(40)と
を備える秘匿情報記録媒体(10)であって、前記秘匿
情報記録部は、その1辺に分離可能な第1の裁断線(2
3a)により連接されるとともに前記第1の裁断線と略
平行な折り曲がり可能な折り曲げ線(23b)が形成さ
れた連接片(23)を有し、前記隠蔽部は、前記連接片
と重ならないように前記連接片に近接して配置されてお
り、前記連接片と近接する1辺の近傍に形成された分離
可能な第2の裁断線(32)を有し、前記剥離紙は、前
記秘匿情報記録部の前記一方の面と反対面側であって、
前記連接片の所定領域と接着されており、前記隠蔽部の
前記第2の裁断線と厚み方向で略一致する位置に形成さ
れた切り込み(42)を有することを特徴とする。請求
項2の発明は、請求項1に記載の秘匿情報記録媒体にお
いて、前記隠蔽部の基材と前記粘着剤との層間には、密
着された第1の樹脂層と第2の樹脂層とが設けられてお
り、前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層との密着力
は、前記粘着剤と前記秘匿情報記録部との粘着力より弱
い力を有することを特徴とする。請求項3の発明は、請
求項1又は2に記載の秘匿情報記録媒体において、前記
秘匿情報記録部は、前記一方の面と反対側の面に発信情
報の記録領域を有する葉書であることを特徴とする。請
求項4の発明は、請求項1〜3に記載の秘匿情報記録媒
体において、前記秘匿情報記録部及び前記剥離紙は、前
記連接片と対向する外縁部に、印字装置と係合するため
の等間隔で開口されたスプロケット孔(22a,41
a)を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の発明においては、最も厚みの厚い部
分は、秘匿情報記録部と剥離紙とが重なる部分である。
従って、秘匿情報記録媒体の全体の厚みが均一化されて
いるので、ドットプリンタによる印字を良好に行うこと
ができる。さらに、特別な装置を用いることなく、秘匿
情報記録部を隠蔽可能な隠蔽部を設けることができる。
また、第1の裁断線が折り返され、秘匿情報記録部の秘
匿情報の記録領域上に剥離紙が重なるように配置され
る。剥離紙が切り込みの部分から剥離され、隠蔽部は、
その端部から秘匿情報記録部に順次貼付される。さら
に、剥離紙の連接片と接着されている部分が引っ張られ
ると、折り曲げ線から折り曲がり、隠蔽部は、引っ張り
力によって第2の裁断線から分離される。そして、第1
の裁断線から連接片を切り放せば、秘匿情報記録部に隠
蔽部が貼付された状態となる。従って、秘匿情報の記録
領域上に隠蔽部を簡易に貼付することができ、取扱性が
向上する。請求項2の発明においては、秘匿情報記録部
上に貼付された隠蔽部が剥離されるときは、第1の樹脂
層と第2の樹脂層とが分離される。従って、隠蔽部の剥
離後の秘匿情報記録部は、粘着性を有さないので、保存
しやすくなる。請求項3の発明においては、秘匿情報記
録部は、発信情報が記録された葉書であるので、秘匿情
報記録媒体をメールフォームとして使用することができ
る。請求項4の発明においては、秘匿情報記録媒体の両
端部には、スプロケット孔が設けられるので、連続帳票
として使用することが可能となる。これにより、ドット
プリンタ等によって大量な印字処理を高速に行うことが
できる。
【0009】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明の一実施例
について説明する。図1は、本発明による秘匿情報記録
媒体の一実施例であって銀行で使用されるメールフォー
ムに適用したものを示す図である。図中(a)は表面
図,(b)は側面図,(c)は裏面図を示す。このメー
ルフォーム10は、顧客が銀行に対して、預金口座の振
替依頼を行うときに使用されるものである。メールフォ
ーム10は、図(a)中、上下方向に多数枚が裁断可能
なミシン目等によって連接された連続帳票の一葉であ
る。メールフォーム10は、葉書部20と、葉書部20
に記録される秘匿情報を隠蔽するためのラベル30と、
ラベル30の粘着面を覆いラベル30が葉書部20に貼
付されるときに剥離されるセパレータ40等とから構成
されている。
【0010】葉書部20は、郵便葉書の大きさ及び連量
に形成された葉書21と、マージナル部22と、連接片
23等とから構成されている。葉書21は、銀行の預金
口座振替依頼書となるものであり、取引口座番号等が記
入される秘匿情報の記録領域21aを有している。ま
た、葉書21の裏面には、この葉書の発送先の宛名等の
発信情報21bが予め印刷されている。マージナル部2
2は、葉書21の図中右側の1辺に連接されている。マ
ージナル部22にはプリンタの帳票搬送部のピントラク
タと係合するためのスプロケット孔22aが形成されて
いる。また、連接片23は、葉書21の図中左側の1辺
に、裁断可能なミシン目23aによって連接されてい
る。この連接片23は、ミシン目23aと略平行に形成
された裁断可能なミシン目23bを有する。
【0011】ラベル30は、葉書21の少なくとも秘匿
情報の記録領域21aを覆う大きさに形成され、連接片
23と重ならないように連接片23の図中左側の1辺近
傍に配置されている。また、ラベル30の表面側には、
粘着層31が設けられている。この粘着層31は、葉書
21と剥離可能に粘着するように形成されたものであ
る。さらに、ラベル30の連接片23側の1辺の近傍に
は、裁断可能なミシン目32が形成されている。
【0012】セパレータ40は、ラベル30上の粘着層
31を覆うようにラベル30上に貼付されている。セパ
レータ40の図中左側の1辺であってラベル30の外側
には、マージナル部41が連接されている。このマージ
ナル部41には、マージナル部22のスプロケット孔2
2aと対応するようにスプロケット孔41aが形成され
ている。また、セパレータ40の図中右端部は、連接片
23の裏面側と重なるように配置されている。そして、
セパレータ40は、連接片23の図中左側の1辺とミシ
ン目23bとの間の領域で、接着層50によって連接片
23と接着されている。ここでは、上述のように、マー
ジナル部41,22の各スプロケット孔41a,22a
が対応するように接着される。さらに、セパレータ40
には、ラベル30のミシン目32と厚み方向で略一致す
る位置に、切り込み42が形成され、これによってセパ
レータ40は、セパレータ40aと40bとに分けられ
ている。
【0013】次に、このメールフォーム10の使用方法
の一実施例について説明する。先ず、メールフォーム1
0の発送元は、葉書21の所定領域に受取人の宛名等の
情報を印字する。ここで、従来のメールフォーム(図
4)では、中央部分の厚みが厚くなっていたが、このメ
ールフォーム10は、葉書部20とラベル30とが重な
っている領域がなく、最も厚みのある中央部分で、連接
片23とセパレータ40の2つのみが重なった状態であ
る。ここで、セパレータ40は葉書部20と比較して厚
みが極めて薄いものである。従って、メールフォーム1
0の全領域で、厚みの変化が少ないので、ドットプリン
タにより略均一な印字圧で、印字汚れや印字かすれ等が
発生することなく、良好に印字を行うことができる。
【0014】必要に応じてマージナル部22,41を裁
断し、所定事項が印字されたメールフォーム10を受取
人に発送する。受取人は、秘匿情報の記録領域21a
に、希望する取引口座等を記入する。そして、ラベル3
0を葉書21上に貼付する。図2は、ラベル30の葉書
21への貼付方法を説明する側面図である。先ず、図中
(a)のように、葉書部20のミシン目23aから折り
返して、葉書21の秘匿情報の記録領域21a上にセパ
レータ40が重なるようにする。次に、セパレータ40
aを切り込み42から剥がして、図中右側からラベル3
0を葉書21上に順次貼付する(図中(b))。
【0015】貼付が完了する直前、又は貼付後に、セパ
レータ40bをラベル30から離反する方向に引っ張る
と、連接片23のミシン目23bが折れ曲がり、セパレ
ータ40bがラベル30から離反可能な状態となる。こ
れにより、ラベル30のミシン目32が引っ張り力によ
って裁断され、葉書21に貼付されたラベル30の部分
とセパレータ40bとが分離する(図中(c))。ここ
では、セパレータ40bと連接片23とは接着層50に
よって接着されているので、両者は分離されない。最後
に、ミシン目23aを裁断して、セパレータ40bが接
着された連接片23を葉書部20から切り放す。以上に
より、連接片23等の余分な部分が分離された葉書21
と、この秘匿情報の記録領域21aに貼付されたラベル
30のみとなり、通常のメールフォームとして銀行等の
返送先に返送される。
【0016】返送されたメールフォーム10を受け取っ
た銀行は、ラベル30を葉書21から剥離して、葉書2
1の秘匿情報の記録領域21aに記入された取引口座等
を見ることができる。なお、実施例では理解を容易にす
るために、ラベル30上には粘着層31のみが設けられ
ている例を示している。しかし、実際には、例えば樹脂
を溶融して押し出し、ラベル30と厚みの薄い透明又は
半透明のフィルムとで、この押し出された樹脂をはさ
み、冷却して形成されたラベル30,コーティング層,
フィルムとからなる積層体上に粘着層31を設けてい
る。ここで、コーティング層とフィルムとの密着力は、
粘着層31と葉書21との粘着力より弱く設定される。
このようにすれば、ラベル30を葉書21から剥離した
ときは、葉書21と粘着層31とは分離されず、コーテ
ィング層とフィルムとが分離されるようになる(葉書2
1上にフィルムが残る)。これにより、ラベル30が剥
離された葉書21の面は粘着性を有さないので、保存等
に便利となる。さらに、このフィルムの上面にマット処
理等を施しておけば、その後に銀行が必要な情報を記録
することもできる。
【0017】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上述した実施例に限定されることなく、
その要旨を逸脱しない範囲内で以下のような種々の変形
が可能である。 (1)実施例では、受取人がラベル30を葉書21に貼
付して葉書21を返送するメールフォームに適用した
が、発送元が秘匿情報を記録し、この秘匿情報を隠蔽す
るためにラベル30を貼付し、これを受取人に発送する
メールフォームにも同様に適用することができる。 (2)実施例では、メールフォームに適用したが、例え
ば社内の給料明細書等にも適用することができる。 (3)スプロケット孔22a,41aは、メールフォー
ム10が連続帳票として使用されるときに設けられるも
のであり、単票紙としてメールフォーム10を用いるの
であれば、マージナル部22,41は必ずしも設ける必
要はない。 (4)ミシン目23bは、折り曲がることが可能に形成
されていれば良く、実施例のように必ずしもミシン目に
よって形成する必要はない。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、秘匿情報記録
媒体の全体の厚みが均一化され、印字汚れや印字かすれ
等を発生させずにドットプリンタによる印字を良好に行
うことができる。また、特別な装置を用いずに秘匿情報
記録部に隠蔽部を設けることができるので、製造コスト
を低減することができるとともに、分散処理や小ロット
においても業務の効率化を図ることができる。さらに、
秘匿情報の記録領域上に隠蔽部を簡易に貼付することが
でき、隠蔽部の貼付時の取扱性の向上を図ることができ
る。請求項2の発明によれば、隠蔽部の剥離後の秘匿情
報記録部の保存性を高めることができる。請求項3の発
明によれば、この秘匿情報記録媒体をメールフォームと
して使用することができる。請求項4の発明によれば、
連続帳票として使用することができるので、ドットプリ
ンタ等により大量に高速印字することができ、印字処理
を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による秘匿情報記録媒体の一実施例であ
って銀行で使用されるメールフォームに適用したものを
示す図である。
【図2】ラベル30の葉書21への貼付方法を説明する
側面図である。
【図3】従来のメールフォームの第1の例の構成を示す
図である。
【図4】従来のメールフォームの第2の例の構成を示す
図である。
【符号の説明】
10 メールフォーム 20 葉書部 21 葉書 21a 秘匿情報の記録領域 22 マージナル部 22a スプロケット孔 23 連接片 23a,23b ミシン目 30 ラベル 31 粘着層 32 ミシン目 40 剥離紙 41 マージナル部 41a スプロケット孔 42 切り込み 50 接着層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に秘匿情報の記録領域を有する
    秘匿情報記録部と、 少なくとも前記秘匿情報記録部の前記秘匿情報の記録領
    域を覆う大きさに形成され、前記秘匿情報記録部の前記
    秘匿情報の記録領域上に重なることにより、その重なる
    面に設けられた粘着剤によって前記秘匿情報記録部と剥
    離可能に粘着して前記秘匿情報の記録領域を一時的に隠
    蔽する隠蔽部と、 前記隠蔽部の前記粘着剤が設けられた領域を覆い、前記
    隠蔽部と前記秘匿情報記録部とが粘着されるときに剥離
    される剥離紙とを備える秘匿情報記録媒体であって、 前記秘匿情報記録部は、 その1辺に分離可能な第1の裁断線により連接されると
    ともに前記第1の裁断線と略平行な折り曲がり可能な折
    り曲げ線が形成された連接片を有し、 前記隠蔽部は、 前記連接片と重ならないように前記連接片に近接して配
    置されており、 前記連接片と近接する1辺の近傍に形成された分離可能
    な第2の裁断線を有し、 前記剥離紙は、 前記秘匿情報記録部の前記一方の面と反対面側であっ
    て、前記連接片の所定領域と接着されており、 前記隠蔽部の前記第2の裁断線と厚み方向で略一致する
    位置に形成された切り込みを有することを特徴とする秘
    匿情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の秘匿情報記録媒体にお
    いて、 前記隠蔽部の基材と前記粘着剤との層間には、密着され
    た第1の樹脂層と第2の樹脂層とが設けられており、 前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層との密着力は、前
    記粘着剤と前記秘匿情報記録部との粘着力より弱い力を
    有することを特徴とする秘匿情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の秘匿情報記録媒
    体において、 前記秘匿情報記録部は、前記一方の面と反対側の面に発
    信情報の記録領域を有する葉書であることを特徴とする
    秘匿情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載の秘匿情報記録媒体
    において、 前記秘匿情報記録部及び前記剥離紙は、前記連接片と対
    向する外縁部に、印字装置と係合するための等間隔で開
    口されたスプロケット孔を有することを特徴とする秘匿
    情報記録媒体。
JP30206494A 1994-12-06 1994-12-06 秘匿情報記録媒体 Pending JPH08156460A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184126A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Dainippon Printing Co Ltd 隠蔽用ラベル付き葉書セット
JP2009202562A (ja) * 2008-01-28 2009-09-10 Dainippon Printing Co Ltd 幅広用紙の製造方法、幅広用紙の製造装置、幅広用紙

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