JP5055878B2 - 電気炊飯器 - Google Patents
電気炊飯器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5055878B2 JP5055878B2 JP2006209607A JP2006209607A JP5055878B2 JP 5055878 B2 JP5055878 B2 JP 5055878B2 JP 2006209607 A JP2006209607 A JP 2006209607A JP 2006209607 A JP2006209607 A JP 2006209607A JP 5055878 B2 JP5055878 B2 JP 5055878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microcomputer control
- control means
- inner pot
- cooking
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
先ず、本願請求項1の発明の電気炊飯器は、内鍋と、内鍋を主として炊飯時において加熱する炊飯用内鍋加熱手段と、内鍋を主として保温時において加熱する保温用内鍋加熱手段と、炊飯用内鍋加熱手段を駆動する炊飯用内鍋加熱手段駆動回路と、保温用内鍋加熱手段を駆動する保温用内鍋加熱手段駆動回路と、炊飯時において炊飯用内鍋加熱手段駆動回路の駆動状態を制御する一方、保温時において保温用内鍋加熱手段駆動回路の駆動状態を制御するマイコン制御手段と、操作手段および表示手段とからなり、上記マイコン制御手段を、制御機能のレベルを異にする複数の機種の電気炊飯器の各機種に共通な基本的な炊飯又は保温機能の制御を行う主マイコン制御手段と同複数の機種の電気炊飯器の各機種によって相違する上記各機種に共通な基本的な炊飯又は保温機能を超えた拡張的な機能の制御を行う複数の副マイコン制御手段とに分け、上記主マイコン制御手段に対して上記複数の副マイコン制御手段の内の任意の副マイコン制御手段を所望に組み合わせることにより、当該機種に応じた拡張的な制御機能を実現できるようにするとともに、上記主マイコン制御手段を上記炊飯用又は保温用の各加熱手段駆動回路を備えた制御基板に設ける一方、上記副マイコン制御手段を上記操作手段および表示手段を備えた操作基板に設け、かつ上記副マイコン制御手段に専用のバックアップ電源を設けてなる電気炊飯器であって、各機種毎の定格電力の設定について、上記主マイコン制御手段に各機種の内の最大定格出力を基準値として記憶させることによって全ての機種に適用可能とする一方、各機種毎の個別の定格電力を副マイコン制御手段に記憶させることによって各機種に応じた最終的な個別の定格電力が設定されるようにしたことを特徴としている。
次に本願請求項2の発明の電気炊飯器は、上記請求項1の発明において、主マイコン制御手段は、単独で被制御部のフェイルセーフ制御を行うようになっているとともに、それに対応する異常状態の解除は副マイコン制御手段で行うようになっていることを特徴としている。
次に本願請求項3の発明の電気炊飯器は、上記請求項1又は2の発明において、副マイコン制御手段は、主マイコン制御手段からの被制御部の動作情報を入力監視し、被制御部に異常が生じた場合にはフェイルセーフ制御を行うようになっていることを特徴としている。
先ず本願発明の最良の実施の形態における電気炊飯器は、例えば内鍋(飯器)3として電磁誘導の可能な磁性金属板よりなるものが採用されている一方、当該内鍋3に対する炊飯時の加熱手段として、合成樹脂製の内ケース4を介して当該内鍋3の底壁部3aから側壁部3bの略全体を包み込むように当該内鍋3の底壁部3aの中央部側と側方部側に対応する2組のワークコイルC1,C2が設けられ、また当該内鍋3に対する保温時等の加熱手段として、当該内鍋3の側壁部3bの全周に対応する保温ヒータH1、開口縁部3cの全周に対応する肩ヒータH2が設けられている。
該電気炊飯器の炊飯器本体は、例えば図1に示すように、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な例えばステンレス鋼板等の磁性金属板よりなる内鍋(飯器ないし保温容器)3と、該内鍋3を任意にセットし得るように形成された合成樹脂製の有底筒状の内ケース(保護枠)4と、該内ケース4を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース1と、該外ケース1と上記内ケース4とを一体化して形成された炊飯器器体の上部に開閉可能に設けられた蓋ユニット2とから構成されている。
ところで、本実施の形態の場合、上述の制御基板5Aは、普及タイプの通常機種から高機能タイプの機種までの全ての機種に共通に仕様できるマスター基板として構成されており、例えば図4および図5に詳細に示されるように、制御基板用主マイコン制御ユニット32A、EEPROM27Aを中心として、温度検知回路43、内鍋検知回路44、パルス幅変調回路41、IGBT駆動回路42、保温ヒータ駆動回路33、肩ヒータ駆動回路45、冷却ファン駆動回路10等を備え、主として各種の炊飯又は保温制御に必要な基本的な負荷回路(基本機能)の制御を行うようになっている。
上述のように、本実施の形態の場合、制御基板5Aは、普及タイプの通常機種から高機能タイプの機種までの全ての機種に共通に使用できるマスター基板として構成されており、複数の機種の各機種に共通な炊飯又は保温制御を行うようになっている。
次に図4は、上述のように構成された炊飯器本体側の炊飯/調理および保温制御(通常/省エネ)、液晶パネル21a,21bの表示制御、その他の制御を行う上述の制御基板側主マイコン制御ユニット32Aおよび操作基板側マイコン制御ユニット32B(32Ba,32Bb)を中心とする制御回路部分の全体的な構成を示している。
さらに上述の各操作基板5B(5Ba,5Bb)は、例えば図7のように所望の位置に第1の赤外線素子RS1を有しており、それに対応する第2の赤外線素子RS2を有して例えば工場の製品検査ライン側方部に設置されている製品検査機器51との間の双方向赤外線通信システム50を使用して、ワイヤレスで製品検査を行うことができる。
さらに図8の構成は、例えば上述の操作基板5B(5Ba,5Bb)に変えて、ネットワークボード52〜54の接続をも可能としたものであり、符号C0は、同図8に示すような各種製品機能拡張用のネットワークボード52,53,54接続用のピンコネクタであり、同各種ネットワークボード52,53,54との間で各種のデジタルデータ信号がシリアルに入出力され、様々なオプション機能を煩雑な設定作業なしに接続できるデジタル送受信システムを構成している。
例えば(1)ネットワークボード52の場合:第1,第2の赤外線素子RS1,RS2を介して接続した携帯電話55によりメーカー側のサイトとリンクしている所定のネットワークサーバーとの通信を可能とし、製品機能拡張データ、またメンテナンス、修理情報等を入手する。
Claims (3)
- 内鍋と、内鍋を主として炊飯時において加熱する炊飯用内鍋加熱手段と、内鍋を主として保温時において加熱する保温用内鍋加熱手段と、炊飯用内鍋加熱手段を駆動する炊飯用内鍋加熱手段駆動回路と、保温用内鍋加熱手段を駆動する保温用内鍋加熱手段駆動回路と、炊飯時において炊飯用内鍋加熱手段駆動回路の駆動状態を制御する一方、保温時において保温用内鍋加熱手段駆動回路の駆動状態を制御するマイコン制御手段と、操作手段および表示手段とからなり、上記マイコン制御手段を、制御機能のレベルを異にする複数の機種の電気炊飯器の各機種に共通な基本的な炊飯又は保温機能の制御を行う主マイコン制御手段と同複数の機種の電気炊飯器の各機種によって相違する上記各機種に共通な基本的な炊飯又は保温機能を超えた拡張的な機能の制御を行う複数の副マイコン制御手段とに分け、上記主マイコン制御手段に対して上記複数の副マイコン制御手段の内の任意の副マイコン制御手段を所望に組み合わせることにより、当該機種に応じた拡張的な制御機能を実現できるようにするとともに、上記主マイコン制御手段を上記炊飯用又は保温用の各加熱手段駆動回路を備えた制御基板に設ける一方、上記副マイコン制御手段を上記操作手段および表示手段を備えた操作基板に設け、かつ上記副マイコン制御手段に専用のバックアップ電源を設けてなる電気炊飯器であって、各機種毎の定格電力の設定について、上記主マイコン制御手段に各機種の内の最大定格出力を基準値として記憶させることによって全ての機種に適用可能とする一方、各機種毎の個別の定格電力を副マイコン制御手段に記憶させることによって各機種に応じた最終的な個別の定格電力が設定されるようにしたことを特徴とする電気炊飯器。
- 主マイコン制御手段は、単独で被制御部のフェイルセーフ制御を行うようになっているとともに、それに対応する異常状態の解除は副マイコン制御手段で行うようになっていることを特徴とする請求項1記載の電気炊飯器。
- 副マイコン制御手段は、主マイコン制御手段からの被制御部の動作情報を入力監視し、被制御部に異常が生じた場合にはフェイルセーフ制御を行うようになっていることを特徴とする請求項1又は2記載の電気炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006209607A JP5055878B2 (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | 電気炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006209607A JP5055878B2 (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | 電気炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008035879A JP2008035879A (ja) | 2008-02-21 |
JP5055878B2 true JP5055878B2 (ja) | 2012-10-24 |
Family
ID=39171630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006209607A Expired - Fee Related JP5055878B2 (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | 電気炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5055878B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5194971B2 (ja) * | 2008-04-09 | 2013-05-08 | パナソニック株式会社 | 電子レンジ |
JP5493482B2 (ja) * | 2009-06-09 | 2014-05-14 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気炊飯器 |
JP5573023B2 (ja) * | 2009-06-26 | 2014-08-20 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気炊飯器 |
JP5538164B2 (ja) * | 2010-09-27 | 2014-07-02 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
JP6015925B2 (ja) * | 2012-10-31 | 2016-10-26 | 株式会社ノーリツ | 給湯器の制御装置 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6148319A (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-10 | 三菱電機株式会社 | 炊飯器 |
JPH0445319A (ja) * | 1990-06-13 | 1992-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理機器の制御装置 |
JPH0451916A (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-20 | Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd | ジャー炊飯器 |
JPH06209849A (ja) * | 1993-01-20 | 1994-08-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理器 |
JPH09780A (ja) * | 1995-06-21 | 1997-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機 |
JPH11137421A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-05-25 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP3596663B2 (ja) * | 1999-07-12 | 2004-12-02 | 象印マホービン株式会社 | 調理器の制御方法 |
JP2002257339A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-11 | Inkusu Kk | 燃焼安全制御装置 |
JP3758519B2 (ja) * | 2001-04-20 | 2006-03-22 | 株式会社ノーリツ | 給湯装置 |
JP2002360419A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-17 | Zojirushi Corp | 調理機器用制御装置 |
JP3584932B2 (ja) * | 2002-05-20 | 2004-11-04 | オムロン株式会社 | 電子機器 |
JP3973579B2 (ja) * | 2003-03-12 | 2007-09-12 | 三洋電機株式会社 | データ再生装置及びデータ再生装置の情報表示方法 |
JP2004362234A (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | 待機モード付き情報処理システムおよびその待機モード移行・解除方法 |
JP2005025309A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Canon Inc | 情報処理装置 |
JP3911496B2 (ja) * | 2003-07-14 | 2007-05-09 | 株式会社ノーリツ | 燃焼装置の制御装置 |
JP3953045B2 (ja) * | 2004-04-26 | 2007-08-01 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気炊飯器 |
-
2006
- 2006-08-01 JP JP2006209607A patent/JP5055878B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008035879A (ja) | 2008-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5055878B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
CN103108576A (zh) | 多功能烹调器 | |
JP6786712B2 (ja) | 加熱調理システム | |
JP5948917B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP5463626B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
CN109695898A (zh) | 一种燃气灶炊具的控制方法及智能燃气灶炊具 | |
JP2006305048A (ja) | 電気炊飯器 | |
JP4182964B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP2006325664A (ja) | 電気炊飯器 | |
JP5493482B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP5407532B2 (ja) | 調理家電 | |
JP4670443B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP4923286B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP2010082467A (ja) | 電気炊飯器 | |
KR20190031453A (ko) | 전기압력 조리기구 및 그를 포함하는 전기압력 조리 시스템 | |
JP2003214629A (ja) | 加熱調理器及び加熱調理器の情報報知システム | |
JP2021018047A (ja) | 複合型加熱調理器及び厨房家具 | |
JP2008110220A (ja) | 電気炊飯器 | |
JP3627713B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
KR101468041B1 (ko) | 보온 취소 기능을 구비한 전기 보온 밥솥 및 전기 보온 밥솥의 보온 취소 기능 제어 방법 | |
JP5573023B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP4214912B2 (ja) | 電気機器 | |
JP3610963B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
KR101468044B1 (ko) | 보온 예약 기능을 구비한 전기 보온 밥솥 및 전기 보온 밥솥의 보온 기능 예약 방법 | |
JP4466761B2 (ja) | 電気炊飯器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110823 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111018 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120106 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120306 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120703 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120716 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5055878 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |