JP3610963B2 - 電気炊飯器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、精白米および無洗米の両方を炊飯対象とし得るように構成された電気炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、白米の肌糠を除去した無洗米が、米を仕掛ける前に洗米する必要がないところから脚光をあびてきている。
【0003】
上記した無洗米の場合、洗米を行うことなく炊飯することとなっているため、通常の精白米を炊飯する場合に比べて、米の水分が不足しがちとなる。そこで、無洗米を炊飯する場合、通常の精白米の場合に比べて吸水工程を若干長くする必要があり、通常の精白米の場合とは異なる炊飯特性で炊き上げなければならない。つまり、通常の精白米を炊飯する場合と無洗米を炊飯する場合とで、異なる炊飯コースを選択し且つこれを表示部(例えば、液晶表示装置等)に表示する必要が生じる。
【0004】
例えば、精白米を炊飯するコース(即ち、通常白米コース)を優先して実行するように構成された電気炊飯器において、無洗米スイッチの操作により無洗米を炊飯するコース(即ち、無洗米コース)を選択できるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記したように、通常白米コースを優先させ、無洗米スイッチの操作時のみ無洗米コースを選択できるようにした場合、次のような不具合が生じる。
▲1▼ 無洗米を使用している人はいつも無洗米を使用しており、精白米を使用している人はいつも精白米を使用しているのが通例であり、無洗米を使用している人は、炊飯開始時にいつも無洗米スイッチを操作しなければならず、面倒である。▲2▼ 無洗米スイッチを操作部に設けなければならないので、操作部におけるスイッチの数が増えてしまい、コストアップを招くこととなる。
【0006】
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、無洗米メニューグループの選択履歴によって次回からのメニューグループの選択表示決定できるようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、上記課題を解決するための手段として、内部に飯器を収納し得るように構成された炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に覆蓋する蓋体と、前記飯器を加熱する加熱手段と、前記飯器の温度を検出する温度検出手段と備えた電気炊飯器において、前記温度検出手段により検出された飯器温度の変化に基づいて前記加熱手段による加熱量を制御する際に、精白米を炊飯対象とする通常白米炊飯を含む各種メニューからなる通常メニューグループと無洗米を炊飯対象とする無洗米炊飯を含む各種メニューからなる無洗米メニューグループとを順次選択表示する表示部を付設するとともに、前記無洗米メニューグループが少なくとも1回選択されたことを検知した場合には、次回以降においては無洗米メニューグループを優先的に前記表示部に表示するようにしている。
【0008】
上記のように構成したことにより、無洗米を炊飯対象とする無洗米炊飯を含む各種メニューからなる無洗米メニューグループが1回でも選択表示されると(換言すれば、無洗米を1回でも使用した場合)、次回からは無洗米を使用する可能性が極めて高いところから、無洗米メニューグループを優先して選択表示されることとなり、特別な操作スイッチを設けることなく、ユーザの意向に沿った形でのメニューグループの選択表示が行えることとなるのである。
【0009】
請求項2の発明におけるように、請求項1記載の電気炊飯器において、前記通常メニューグループと前記無洗米メニューグループとを、前記表示部における同一部位に択一的に表示するようにした場合、表示部の構成が簡略化できる。
【0010】
請求項3の発明におけるように、請求項1および2のいずれか一項記載の電気炊飯器において、前記無洗米メニューグループが1回以上選択表示された場合であって、前記通常メニューグループが1回選択表示された場合には、次回においては無洗米メニューグループを優先して表示するようにした場合、1回だけの通常メニューグループの選択表示は、ユーザが1回だけ替わり、次には元のユーザとなったと判断できるところから、本来のユーザにとって極めて便利となる。
【0011】
請求項4の発明におけるように、請求項3記載の電気炊飯器において、前記通常メニューグループが2回連続して選択表示された場合には、次回においては通常メニューグループを優先して表示するようにした場合、2回連続して通常メニューグループが選択表示されたということは、ユーザが替わったか、ユーザの意向が変わったかを意味しており、ユーザの意志を尊重したメニューグループの選択表示を行うことができることとなり、使い勝手が極めて良好となる。
【0012】
請求項5の発明におけるように、請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の電気炊飯器において、前記通常メニューグループおよび無洗米メニューグループの選択表示中において操作部に設けられた取消しスイッチの操作が実行された場合には、当該選択表示中のメニューグループの初期設定を表示するようにした場合、メニューグループにおける各種メニューの選択時に取消しスイッチが操作されると、当該選択表示中のメニューグループの初期設定に戻ることとなっているので、同一のメニューグループにおいてメニュー選択を行えばよいこととなり、メニュー選択が容易となる。
【0013】
請求項6の発明におけるように、請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の電気炊飯器において、前記通常メニューグループおよび無洗米メニューグループのうち優先して選択表示されているメニューグループと異なるメニューグループの選択表示を、操作部に設けられた特定の操作スイッチの操作により行うようにした場合、特定の操作スイッチ(例えば、再加熱スイッチ)の操作により、優先して選択表示されているメニューグループと異なるメニューグループを選択表示することができることとなり、専用のスイッチを設ける必要がなくなり、コストダウンに寄与する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0015】
この電気炊飯器は、内部に炊飯用の飯器3を収納し得るように構成され且つ空間部4を有する二重構造の炊飯器本体1と、該炊飯器本体1の上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体2とを備えている。
【0016】
前記炊飯器本体1は、外側壁となる胴部5aと底壁となる底部5bとを有する合成樹脂の一体成形品からなる外ケース5と、内周壁となる合成樹脂製の有底筒状の保護枠6と、該保護枠6の上端と前記外ケース5の上端とを結合する合成樹脂製の肩部材7とによって構成されており、前記外ケース5、保護枠6および肩部材7に囲まれて前記空間部4が形成されている。なお、前記保護枠6内には、前記飯器3が取り出し可能に収納されることとなっている。
【0017】
前記保護枠6の底面中央部には、飯器温度を検出するための温度検出手段として作用するセンタセンサー8を臨ませるためのセンサー穴9が形成されている。
【0018】
前記センサー穴9を包囲するように炊飯時における加熱手段として作用する環状の電磁誘導コイル(以下、ワークコイルという)10が前記保護枠6の底面および該底面から側周面に至る間の湾曲部に対応して配設されている。該ワークコイル10は、交番磁界を発生するものであり、該交番磁界の電磁誘導により前記飯器3に誘導渦電流を発生させ、該誘導渦電流の抵抗熱を利用して加熱するものとされている。なお、飯器3は、ワークコイル10により誘導渦電流を発生させることのできる材質(例えば、磁性体材料)により構成される。
【0019】
前記ワークコイル10は、前記保護枠6の底面に対して固定されたコイルダイ11と前記保護枠6の底面との間に挟持されている。符号12はフェライトコアであり、ワークコイル10による磁気が下方に存在する機器に対して影響を及ぼさないように遮閉する作用をなす。
【0020】
前記センサー穴9内には、前記飯器3の底部に対して接触するようにしてセンタセンサー8が設けられている。また、前記保護枠6の側周面には、保温時における加熱手段として作用する保温ヒータ13が取り付けられている。
【0021】
前記炊飯器本体1の底部(即ち、外ケース5の底部5b)には、前記ワークコイル10の通電制御を行うためのパワートランジスタおよび整流用ダイオードブリッジ(図示省略)等の電子部品へ冷却風を圧送する電子部品冷却ファン14が配設されている。また、前記炊飯器本体1の底壁(具体的には、外ケース5の底部5b)には、前記電子部品冷却ファン14に対向して空気入口15が形成されている。
【0022】
一方、前記蓋体2は、外面を構成する合成樹脂製の上板16と、内面を構成する合成樹脂製の下板17とによって構成されており、前記上下板16,17に囲まれた空間部18には、断熱材19が配設されている。
【0023】
この蓋体2は、前記肩部材7の一側に形成されたヒンジユニット20を介して炊飯器本体1に対して弧回動自在且つ着脱自在に取り付けられている。
【0024】
そして、前記蓋体2の中央部には、前記上板16から垂設された筒部21が形成されており、該筒部21内には、炊飯時に発生する水蒸気を外部へ排出するための蒸気排出通路22を有するスチームキャップ23が着脱自在に取り付けられている。該スチームキャップ23内には、調圧弁として作用するボール弁24が配設されている。前記スチームキャップ23の下端には、前記蓋体2の閉止時に前記飯器3の開口部3aを密閉するための熱良導体(例えば、アルミ合金)からなる放熱板25が取り付けられている。符号26はスチームキャップ23への蒸気入口、27はスチームキャップ24からの蒸気出口、28は放熱板25に形成された蒸気口、29は放熱板25の周縁と飯器3の開口部3aとの間をシールするシールパッキン、30は放熱板25と蓋体下板17との間をシールするシールパッキンである。
【0025】
前記肩部材7には、肩ヒータ31が設けられており、該肩ヒータ31に対しては、前記蓋体2の閉止時に放熱板25の外周縁が圧接され、放熱板25は肩ヒータ31からの熱伝導により加熱されることとなっている。この肩ヒータ31は、断面逆U字状のヒータリング32と、該ヒータリング32内に配設された発熱体33とからなっている。
【0026】
また、前記蓋体2には、前記放熱板25の内方に位置し、該放熱板25との間に空間部を介在させた状態で前記飯器3の開口部3aより内方に臨ませ且つその外周を前記飯器3の内周面に近接させて支持された熱良導体からなる内蓋34が設けられている。該内蓋34は、前記スチームキャップ23の中心部に下向きに突設された支持軸35に対して着脱自在に嵌着されるシールパッキン36に取り付けられている。
【0027】
前記炊飯器本体1内の側方部位(例えば、ヒンジユニット20側)おける空間部4には、送風ファン37が前記肩部材7に取り付けられた状態で配置されている。該送風ファン37は、スクロールタイプのファンケーシングを有する遠心ファンとされている。
【0028】
前記送風ファン37の吐出口37aには、ダクト38が接続されており、該ダクト38の上端は、前記肩部材7に形成された環状通路39の入口39aに臨まされている。また、前記肩部材7には、前記環状通路39と前記飯器3と前記保護枠6との間に形成される環状の隙間Cの上部とを連通する複数の連通口40が形成されている。つまり、前記送風ファン37からの送風は、前記ダクト38、環状通路39および連通口40を介して前記隙間Cの上部へ供給されることとなっているのである。符号41は前記外ケース5の胴部5aの下部に形成された空気取り入れ口である。
【0029】
前記炊飯器本体1の反ヒンジ側(即ち、蓋体2をロックするロック機構42が設けられている側)における空間部4には、ワークコイル10、保温ヒータ13および肩ヒータ31等への通電制御を司る制御ユニットが組み込まれた制御基板43が配設される一方、前記肩部材7における反ヒンジ側(即ち、蓋体2をロックするロック機構42が設けられている側)には、各種操作スイッチ類(例えば、炊飯スイッチ、予約スイッチ等)および表示装置として作用する液晶表示装置を備えた操作パネル部44が設けられている。
【0030】
該操作パネル部44は操作部となるものであり、該操作パネル部44には、図2に示すように、炊飯スイッチ45、予約スイッチ46、取消スイッチ47、保温スイッチ48、再加熱スイッチ49、メニュースイッチ50、時スイッチ51、分スイッチ52および表示部として作用する液晶表示装置53が設けられている。該液晶表示装置53内には、メニュースイッチ50の操作に応じて順次点灯して表示される各種メニュー(「白米」、「早炊き」、「玄米」、「分づき」、「おかゆ」、「炊込み」、「おこわ」、「ピラフ」および「蒸し」)が表示されている。
【0031】
本実施の形態においては、「白米」、「早炊き」、「玄米」、「分づき」、「おかゆ」、「炊込み」、「おこわ」、「ピラフ」および「蒸し」が一斉点灯された後、上記メニュー順で消灯する各種メニューにより精白米を炊飯対象とする通常白米炊飯を含む通常メニューグループAが構成される一方、「無洗米」が点灯された状態で、「白米」、「早炊き」、「玄米」、「分づき」、「おかゆ」、「炊込み」、「おこわ」、「ピラフ」および「蒸し」が一斉点灯された後、上記メニュー順で消灯する各種メニューにより無洗米を炊飯対象とする無洗米白米炊飯を含む無洗米メニューグループBが構成されることとなっている。従って、通常メニューグループAが選択表示されている時には、無洗米メニューグループBはマスキング状態とされていて表面に現れず、無洗米メニューグループBが選択表示されている時には、通常メニューグループAはマスキング状態とされていて表面に現れないこととなっている。つまり、前記通常メニューグループAと前記無洗米メニューグループBとは、前記液晶表示装置53における同一部位に択一的に表示するることとなっているのである。このようにすると、表示部である液晶表示装置53の構成が簡略化できる。
【0032】
なお、ここで、無洗米メニューグループBにおいて、実際に無洗米が使用されるメニューは、「白米」、「早炊き」、「おかゆ」、「炊込み」および「ピラフ」の各メニューである。「玄米」、「分づき」、「おこわ」および「蒸し」の各メニューにおいては、無洗米が使用されておらず、通常メニューグループAと実質的に同一であるが、通常メニューグループAと無洗米メニューグループBとのメニュー数を同じとするために、無洗米メニューグループBに含ませている。
【0033】
ついで、図3に示す電気回路図に基づいて、本実施の形態にかかる電気炊飯器における電気的構成を説明する。なお、図1および図2に示された各部に対応する部分には同一の参照符号を付して示す。
【0034】
商用交流電源54からの電力は、飯器3の異常加熱を検知して溶断する温度ヒューズ55および整流回路56を経てワークコイル10に供給されるとともに、保温ヒータ13および肩ヒータ31にも供給されることとなっている。符号57は平滑コンデンサ、58は共振コンデンサ、59,60はヒータ駆動回路である。
【0035】
前記ワークコイル10には、マイクロコンピュータユニット(以下、マイコンと略称する)61からIGBTドライブ回路62を経た指令によりON/OFF制御されるパワートランジスタ63からの制御信号が与えられることとなっている。
【0036】
前記マイコン61は、所定のプログラムに従ってパワートランジスタ63の制御を行い、これによりワークコイル10への通電を制御する。この通電制御は、前記センターセンサ8(図1参照)内に内蔵されたサーミスタ64からの出力信号に基づいて行なわれる。
【0037】
上記マイコン61は、通常の各種制御機能に加えて、無洗米メニューグループBが少なくとも1回選択されたことを検知した場合には、次回以降においては無洗米メニューグループBを優先的に液晶表示装置53に表示する機能と、前記通常メニューグループAおよび無洗米メニューグループBの選択表示中において操作パネル部44に設けられた取消しスイッチ47の操作が実行された場合には、当該選択表示中のメニューグループの初期設定を表示する機能と、前記無洗米メニューグループBが1回以上選択表示された場合であって、前記通常メニューグループAが1回選択表示された場合には、次回においては無洗米メニューグループBを優先して表示する機能と、前記通常メニューグループAが2回連続して選択表示された場合には、次回においては通常メニューグループAを優先して表示する機能とを有している。
【0038】
(I) メニュー選択表示制御(I)(図4のフローチャート参照)
この場合、メニュースイッチ50の操作によって通常メニューグループAにおける各種メニューから無洗米メニューグループBにおける各種メニューへと順次選択表示されることとなっている。
【0039】
ステップS1においてメニュースイッチ50が操作されたと確認されると、ステップS2において選択メニューが「通常白米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS3において「通常白米」が消灯され、「通常早炊き」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0040】
ステップS2において否定判定された場合には、ステップS4に進んで選択メニューが「通常早炊き」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS5において「通常早炊き」が消灯され、「通常玄米」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0041】
ステップS4において否定判定された場合には、ステップS6に進んで選択メニューが「通常玄米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS7において「通常玄米」が消灯され、「通常分づき」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0042】
ステップS6において否定判定された場合には、ステップS8に進んで選択メニューが「通常分づき」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS9において「通常分づき」が消灯され、「通常おかゆ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0043】
ステップS8において否定判定された場合には、ステップS10に進んで選択メニューが「通常おかゆ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS11において「通常おかゆ」が消灯され、「通常炊込み」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0044】
ステップS10において否定判定された場合には、ステップS12に進んで選択メニューが「通常炊込み」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS13において「通常炊込み」が消灯され、「通常おこわ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0045】
ステップS12において否定判定された場合には、ステップS14に進んで選択メニューが「通常おこわ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS15において「通常おこわ」が消灯され、「通常ピラフ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0046】
ステップS14において否定判定された場合には、ステップS16に進んで選択メニューが「通常ピラフ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS17において「通常ピラフ」が消灯され、「通常蒸し」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0047】
ステップS16において否定判定された場合には、ステップS18に進んで選択メニューが「通常蒸し」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS19において「通常蒸し」が消灯され、「無洗米白米」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0048】
ステップS18において否定判定された場合には、ステップS20に進んで選択メニューが「無洗米白米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS21において「無洗米白米」が消灯され、「無洗米早炊き」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0049】
ステップS20において否定判定された場合には、ステップS22に進んで選択メニューが「無洗米早炊き」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS23において「無洗米早炊き」が消灯され、「無洗米玄米」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0050】
ステップS22において否定判定された場合には、ステップS24に進んで選択メニューが「無洗米玄米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS25において「無洗米玄米」が消灯され、「無洗米分づき」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0051】
ステップS24において否定判定された場合には、ステップS26に進んで選択メニューが「無洗米分づき」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS27において「無洗米分づき」が消灯され、「無洗米おかゆ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0052】
ステップS26において否定判定された場合には、ステップS28に進んで選択メニューが「無洗米おかゆ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS29において「無洗米おかゆ」が消灯され、「無洗米炊込み」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0053】
ステップS28において否定判定された場合には、ステップS30に進んで選択メニューが「無洗米炊込み」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS31において「無洗米炊込み」が消灯され、「無洗米おこわ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0054】
ステップS30において否定判定された場合には、ステップS32に進んで選択メニューが「無洗米おこわ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS33において「無洗米おこわ」が消灯され、「無洗米ピラフ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0055】
ステップS32において否定判定された場合には、ステップS34に進んで選択メニューが「無洗米ピラフ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS35において「無洗米ピラフ」が消灯され、「無洗米蒸し」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0056】
ステップS34において否定判定された場合には、ステップS36に進んで選択メニューが「無洗米蒸し」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS37において「無洗米蒸し」が消灯され、「通常白米」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0057】
上記したように、メニュースイッチ50の操作に応じて、指定されたメニューが優先して選択表示されることとなるのである。
【0058】
(II) メニュー選択表示制御(II)(図5のフローチャート参照)
この場合、通常メニューグループAおよび無洗米メニューグループBの選択表示中において取消しスイッチ47の操作が実行された場合には、当該選択表示中のメニューグループの初期設定を表示するようにしている。
【0059】
ステップS1において取消しスイッチ47が操作されたと確認されると、スイッチ2において選択メニューが「通常白米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップS11に進んで各メニューが取り消され、ステップS12において通常メニューグループAにおける初期設定メニューである「通常白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0060】
ステップS2において否定判定された場合には、ステップS3に進んで選択メニューが「通常早炊き」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS11に進んで各メニューが取り消され、ステップS12において通常メニューグループAにおける初期設定メニューである「通常白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0061】
ステップS3において否定判定された場合には、ステップS4に進んで選択メニューが「通常玄米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS11に進んで各メニューが取り消され、ステップS12において通常メニューグループAにおける初期設定メニューである「通常白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0062】
ステップS4において否定判定された場合には、ステップS5に進んで選択メニューが「通常分づき」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS11に進んで各メニューが取り消され、ステップS12において通常メニューグループAにおける初期設定メニューである「通常白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0063】
ステップS5において否定判定された場合には、ステップS6に進んで選択メニューが「通常おかゆ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS11に進んで各メニューが取り消され、ステップS12において通常メニューグループAにおける初期設定メニューである「通常白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0064】
ステップS6において否定判定された場合には、ステップS7に進んで選択メニューが「通常炊込み」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS11に進んで各メニューが取り消され、ステップS12において通常メニューグループAにおける初期設定メニューである「通常白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0065】
ステップS7において否定判定された場合には、ステップS8に進んで選択メニューが「通常おこわ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS11に進んで各メニューが取り消され、ステップS12において通常メニューグループAにおける初期設定メニューである「通常白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0066】
ステップS8において否定判定された場合には、ステップS9に進んで選択メニューが「通常ピラフ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS11に進んで各メニューが取り消され、ステップS12において通常メニューグループAにおける初期設定メニューである「通常白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0067】
ステップS9において否定判定された場合には、ステップS10に進んで選択メニューが「通常蒸し」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS11に進んで各メニューが取り消され、ステップS12において通常メニューグループAにおける初期設定メニューである「通常白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0068】
ステップS10において否定判定された場合には、ステップS13に進んで選択メニューが「無洗米白米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS22に進んで各メニューが取り消され、ステップS23において無洗米メニューグループBにおける初期設定メニューである「無洗米白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0069】
ステップS13において否定判定された場合には、ステップS14に進んで選択メニューが「無洗米早炊き」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS22に進んで各メニューが取り消され、ステップS23において無洗米メニューグループBにおける初期設定メニューである「無洗米白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0070】
ステップS14において否定判定された場合には、ステップS15に進んで選択メニューが「無洗米玄米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS22に進んで各メニューが取り消され、ステップS23において無洗米メニューグループBにおける初期設定メニューである「無洗米白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0071】
ステップS15において否定判定された場合には、ステップS16に進んで選択メニューが「無洗米分づき」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS22に進んで各メニューが取り消され、ステップS23において無洗米メニューグループBにおける初期設定メニューである「無洗米白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0072】
ステップS16において否定判定された場合には、ステップS17に進んで選択メニューが「無洗米おかゆ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS22に進んで各メニューが取り消され、ステップS23において無洗米メニューグループBにおける初期設定メニューである「無洗米白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0073】
ステップS17において否定判定された場合には、ステップS18に進んで選択メニューが「無洗米炊込み」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS22に進んで各メニューが取り消され、ステップS23において無洗米メニューグループBにおける初期設定メニューである「無洗米白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0074】
ステップS18において否定判定された場合には、ステップS19に進んで選択メニューが「無洗米おこわ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS22に進んで各メニューが取り消され、ステップS23において無洗米メニューグループBにおける初期設定メニューである「無洗米白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0075】
ステップS19において否定判定された場合には、ステップS20に進んで選択メニューが「無洗米ピラフ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS22に進んで各メニューが取り消され、ステップS23において無洗米メニューグループBにおける初期設定メニューである「無洗米白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0076】
ステップS20において否定判定された場合には、ステップS21に進んで選択メニューが「無洗米蒸し」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS22に進んで各メニューが取り消され、ステップS23において無洗米メニューグループBにおける初期設定メニューである「無洗米白米」がセットされた後にステップS1へリターンする。
【0077】
(III) メニュー選択表示制御(III)(図6のフローチャート参照)この場合、無洗米メニューグループBが少なくとも1回選択されたことを検知した場合には、次回以降においては無洗米メニューグループBを優先的に液晶表示装置53に表示するとともに、通常メニューグループAおよび無洗米メニューグループBのうち優先して選択表示されているメニューグループと異なるメニューグループの選択表示を、特定の操作スイッチ(例えば、再加熱スイッチ49)の操作により行うようにしている。
【0078】
ステップS1においてメニュースイッチ50が操作されたと確認されると、ステップS2において再加熱スイッチ49が操作されたか否かの判定がなされ、ここで否定判定された場合には、そのままステップS4に進むが、肯定判定された場合には、ステップS3において通常メニューグループAが選択されている時には、無洗米メニューグループBへと変更され、無洗米メニューグループBが選択されている時には、通常メニューグループAへと変更され、その後ステップS4に進む。
【0079】
ステップS4においては選択されているメニューグループが通常メニューグループAであるか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップS5において選択メニューが「通常白米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS6において「通常白米」が消灯され、「通常早炊き」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0080】
ステップS5において否定判定された場合には、ステップS7に進んで選択メニューが「通常早炊き」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS8において「通常早炊き」が消灯され、「通常玄米」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0081】
ステップS7において否定判定された場合には、ステップS9に進んで選択メニューが「通常玄米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS10において「通常玄米」が消灯され、「通常分づき」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0082】
ステップS9において否定判定された場合には、ステップS11に進んで選択メニューが「通常分づき」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS12において「通常分づき」が消灯され、「通常おかゆ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0083】
ステップS11において否定判定された場合には、ステップS13に進んで選択メニューが「通常おかゆ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS14において「通常おかゆ」が消灯され、「通常炊込み」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0084】
ステップS13において否定判定された場合には、ステップS15に進んで選択メニューが「通常炊込み」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS16において「通常炊込み」が消灯され、「通常おこわ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0085】
ステップS15において否定判定された場合には、ステップS17に進んで選択メニューが「通常おこわ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS18において「通常おこわ」が消灯され、「通常ピラフ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0086】
ステップS17において否定判定された場合には、ステップS19に進んで選択メニューが「通常ピラフ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS20において「通常ピラフ」が消灯され、「通常蒸し」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0087】
ステップS19において否定判定された場合には、ステップS21に進んで選択メニューが「通常蒸し」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS22において「通常蒸し」が消灯され、「通常白米」が指定されて、ステップS1へリターンする。ステップS21において否定判定された場合にもステップS1へリターンする。
【0088】
一方、ステップS4において否定判定された場合には、ステップS23に進んで選択メニューが「無洗米白米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS24において「無洗米白米」が消灯され、「無洗米早炊き」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0089】
ステップS23において否定判定された場合には、ステップS25に進んで選択メニューが「無洗米早炊き」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS26において「無洗米早炊き」が消灯され、「無洗米玄米」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0090】
ステップS25において否定判定された場合には、ステップS27に進んで選択メニューが「無洗米玄米」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS28において「無洗米玄米」が消灯され、「無洗米分づき」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0091】
ステップS27において否定判定された場合には、ステップS29に進んで選択メニューが「無洗米分づき」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS30において「無洗米分づき」が消灯され、「無洗米おかゆ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0092】
ステップS29において否定判定された場合には、ステップS31に進んで選択メニューが「無洗米おかゆ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS32において「無洗米おかゆ」が消灯され、「無洗米炊込み」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0093】
ステップS31において否定判定された場合には、ステップS33に進んで選択メニューが「無洗米炊込み」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS34において「無洗米炊込み」が消灯され、「無洗米おこわ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0094】
ステップS33において否定判定された場合には、ステップS35に進んで選択メニューが「無洗米おこわ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS36において「無洗米おこわ」が消灯され、「無洗米ピラフ」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0095】
ステップS35において否定判定された場合には、ステップS37に進んで選択メニューが「無洗米ピラフ」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS38において「無洗米ピラフ」が消灯され、「無洗米蒸し」が指定されて、ステップS1へリターンする。
【0096】
ステップS37において否定判定された場合には、ステップS39に進んで選択メニューが「無洗米蒸し」か否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS40において「無洗米蒸し」が消灯され、「無洗米白米」が指定されて、ステップS1へリターンする。ステップS39において否定判定された場合にもステップS1へリターンする。
【0097】
(IV) メニュー選択表示制御(IV)(図7のフローチャート参照)
この場合、無洗米メニューグループBが1回以上選択表示された場合であって、通常メニューグループAが1回選択表示された場合には、次回においては無洗米メニューグループBが優先して表示され、且つ通常メニューグループAが2回連続して選択表示された場合には、次回においては通常メニューグループAが優先して表示されることとなっている。
【0098】
ステップS1において無洗米メニューグループBが選択表示されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップS2に進んで無洗米メニューグループBが指定されるが、否定判定された場合には、ステップS5に進んで通常メニューグループAが指定され、その後ステップS1へリターンする。
【0099】
ステップS3においては通常メニューグループAが選択表示されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定され且つステップS4において2回連続して通常メニューグループAが選択表示されたと判定された場合には、ステップS5において通常メニューグループAが指定されるが、ステップS3およびステップS4において否定判定された場合には、ステップS2に戻り無洗米メニューグループBが指定される。
【0100】
上記実施の形態においては、通常メニューグループAと無洗米メニューグループBとのメニュー数を同一としているが、かならずしも同一数とする必要はない。
【0101】
また、実施の形態においては、通常メニューグループAと無洗米メニューグループBとの間でどちらを優先して選択表示するかについて説明したが、低アミロース米、軟質米あるいは硬質米のような特徴をもった米がこだわりを持った人に食されることが考えられところから、上記説明における「無洗米」を「低アミロース米」、「軟質米」あるいは「硬質米」と言い換えることもできる。
【0102】
さらに、上記実施の形態においては、炊飯用加熱手段としてワークコイルを用いているが、本願発明は、炊飯用加熱手段として電気ヒータを用いたものにも適用可能なことは勿論である。
【0103】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、内部に飯器を収納し得るように構成された炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に覆蓋する蓋体と、前記飯器を加熱する加熱手段と、前記飯器の温度を検出する温度検出手段と備えた電気炊飯器において、前記温度検出手段により検出された飯器温度の変化に基づいて前記加熱手段による加熱量を制御する際に、精白米を炊飯対象とする通常白米炊飯を含む各種メニューからなる通常メニューグループと無洗米を炊飯対象とする無洗米炊飯を含む各種メニューからなる無洗米メニューグループとを順次選択表示する表示部を付設するとともに、前記無洗米メニューグループが少なくとも1回選択されたことを検知した場合には、次回以降においては無洗米メニューグループを優先的に前記表示部に表示するようにしているので、特別な操作スイッチを設けることなく、ユーザの意向に沿った形でのメニューグループの選択表示を行うことができるという効果がある。
【0104】
請求項2の発明におけるように、請求項1記載の電気炊飯器において、前記通常メニューグループと前記無洗米メニューグループとを、前記表示部における同一部位に択一的に表示するようにした場合、表示部の構成が簡略化できる。
【0105】
請求項3の発明におけるように、請求項1および2のいずれか一項記載の電気炊飯器において、前記無洗米メニューグループが1回以上選択表示された場合であって、前記通常メニューグループが1回選択表示された場合には、次回においては無洗米メニューグループを優先して表示するようにした場合、1回だけの通常メニューグループの選択表示は、ユーザが1回だけ替わり、次には元のユーザとなったと判断できるところから、本来のユーザにとって極めて便利となる。
【0106】
請求項4の発明におけるように、請求項3記載の電気炊飯器において、前記通常メニューグループが2回連続して選択表示された場合には、次回においては通常メニューグループを優先して表示するようにした場合、2回連続して通常メニューグループが選択表示されたということは、ユーザが替わったか、ユーザの意向が変わったかを意味しており、ユーザの意志を尊重したメニューグループの選択表示を行うことができることとなり、使い勝手が極めて良好となる。
【0107】
請求項5の発明におけるように、請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の電気炊飯器において、前記通常メニューグループおよび無洗米メニューグループの選択表示中において操作部に設けられた取消しスイッチの操作が実行された場合には、当該選択表示中のメニューグループの初期設定を表示するようにした場合、メニューグループにおける各種メニューの選択時に取消しスイッチが操作されると、当該選択表示中のメニューグループの初期設定に戻ることとなっているので、同一のメニューグループにおいてメニュー選択を行えばよいこととなり、メニュー選択が容易となる。
【0108】
請求項6の発明におけるように、請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の電気炊飯器において、前記通常メニューグループおよび無洗米メニューグループのうち優先して選択表示されているメニューグループと異なるメニューグループの選択表示を、操作部に設けられた特定の操作スイッチの操作により行うようにした場合、特定の操作スイッチ(例えば、再加熱スイッチ)の操作により、優先して選択表示されているメニューグループと異なるメニューグループを選択表示することができることとなり、専用のスイッチを設ける必要がなくなり、コストダウンに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器の縦断面図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における操作パネル部の正面図である。
【図3】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における制御回路部の結線図である。
【図4】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器におけるメニュー選択表示制御(I)のフローチャートである。
【図5】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器におけるメニュー選択表示制御(II)のフローチャートである。
【図6】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器におけるメニュー選択表示制御(III)のフローチャートである。
【図7】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器におけるメニュー選択表示制御(IV)のフローチャートである。
【符号の説明】
1は炊飯器本体、2は蓋体、3は飯器、8は温度検出手段(センタセンサー)、10は加熱手段(ワークコイル)、44は操作部(操作パネル部)、47は取消しスイッチ、49は再加熱スイッチ、50はメニュースイッチ、53は表示部(液晶表示装置)、61はマイコン、Aは通常メニューグループ、Bは無洗米メニューグループ。
Claims (6)
- 内部に飯器を収納し得るように構成された炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に覆蓋する蓋体と、前記飯器を加熱する加熱手段と、前記飯器の温度を検出する温度検出手段と備えた電気炊飯器であって、前記温度検出手段により検出された飯器温度の変化に基づいて前記加熱手段による加熱量を制御する際に、精白米を炊飯対象とする通常白米炊飯を含む各種メニューからなる通常メニューグループと無洗米を炊飯対象とする無洗米炊飯を含む各種メニューからなる無洗米メニューグループとを順次選択表示する表示部を付設するとともに、前記無洗米メニューグループが少なくとも1回選択されたことを検知した場合には、次回以降においては無洗米メニューグループを優先的に前記表示部に表示するようにしたことを特徴とする電気炊飯器。
- 前記通常メニューグループと前記無洗米メニューグループとは、前記表示部における同一部位に択一的に表示されるようになっていることを特徴とする前記請求項1記載の電気炊飯器。
- 前記無洗米メニューグループが1回以上選択表示された場合であって、前記通常メニューグループが1回選択表示された場合には、次回においては無洗米メニューグループが優先して表示されるようになっていることを特徴とする前記請求項1および2のいずれか一項記載の電気炊飯器。
- 前記通常メニューグループが2回連続して選択表示された場合には、次回においては通常メニューグループが優先して表示されるようになっていることを特徴とする前記請求項3記載の電気炊飯器。
- 前記通常メニューグループおよび無洗米メニューグループの選択表示中において操作部に設けられた取消しスイッチの操作が実行された場合には、当該選択表示中のメニューグループの初期設定が表示されるようになっていることを特徴とする前記請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の電気炊飯器。
- 前記通常メニューグループおよび無洗米メニューグループのうち優先して選択表示されているメニューグループと異なるメニューグループの選択表示を、操作部に設けられた特定の操作スイッチの操作により行うようにしたことを特徴とする前記請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の電気炊飯器。
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