JP5013893B2 - 画像読取装置及び画像読取方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像読取装置及び画像読取方法に関する。例えば、両面画像読み取り部で同時に読み取られた両面原稿の表面と裏面の画像データの転送方法に関する。
従来、自動原稿搬送装置を備えた画像読取装置にあっては、両面原稿の画情報を読み取る際に、読取位置においてスキャナで原稿の表面を読み取った後、原稿を反転して再び読取位置に搬送して原稿の裏面を読み取るようになっている。
しかしながら、近年になって読取生産性の向上やジャム率及び原稿劣化の低減、清音化の実現のために、原稿の両面の画情報を同時に読み取る装置が出てきている(特許文献1乃至3参照)。このような読み取り装置では、原稿の搬送路に、原稿の一方の面の画情報を読み取る第1イメージセンサと、原稿の他方の面の画情報を読み取る第2のイメージセンサを設ける。第2のイメージセンサは、第1イメージセンサに対して原稿の搬送方向下流(または上流)に配置される。
この両面同時読取が可能な画像読取装置からの表裏の画像データの転送方法は、次のようになる。まず、表面の読み取りデータはリアルタイムで転送し、裏面の読み取りデータは一度メモリに蓄積し、表面データの転送終了後に転送クロックの速度を上げて高速に転送する(特に、特許文献1参照)。
特開昭62−171261号公報 特開平11−069044号広報 特開2002−77596号広報
しかしながら、裏面データの転送時間は表面データの転送の完了から次の原稿が読み込まれるまでの短い時間内に送らねばならず、転送するためのクロックはその分だけ高速となる。この時に、受け側のコントローラ・ユニット内の画像処理部において入力画像を解像度変換による拡大処理を行って圧縮を行う。この際に、高速化されたクロックでは、設定された拡大率によって画像処理部の処理速度が間に合わずにオーバーラン・エラーが発生してしまうという問題があった。
この問題解決のために、一旦コントローラ・ユニットのメモリにデータを蓄積してから順次読み出して画像処理を行うと、メモリの分だけコストアップし、更にメモリを介することによるループバック分だけパフォーマンスダウンが生じる。また、画像処理部で拡大処理を行う場合と行わない場合(等倍処理)とで転送クロックを切り替えて上記問題を解決することも考えられる。この場合には、拡大処理用のクロック分だけコストがアップし、裏面転送のクロック速度を画像処理のスループットに見合った速度にすると、通常使用される等倍処理時のパフォーマンスが大幅にダウンするという問題もあった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、両面原稿の両面を同時に読み取る場合に、第2面側の読み取りデータの転送を転送先でのオーバーラン・エラーを防止すると共に効率的な処理を実現させる画像読取装置及び画像読取方法を提供する。
かかる本発明の課題を解決するために、本発明の画像読取装置は、原稿の両面の画像を読み取るための複数の読取手段と、前記複数の読取手段が読み取って得た画像データに基づいて画像処理を行う画像処理手段と、前記複数の読取手段の第1の読取手段が前記原稿の第1面を読み取って得た第1の画像データを同期信号に同期させて前記画像処理手段に転送するとともに、前記複数の読取手段の第2の読取手段が前記原稿の第2面を読み取って得た第2の画像データを一時的に記憶して前記第1の画像データの転送後に前記同期信号に同期させて前記画像処理手段に転送する転送手段と、前記画像処理手段が前記画像処理を実行する際の処理内容を設定する設定手段とを有し、前記転送手段は、前記第2の画像データを転送する場合は、前記同期信号の周期として、前記設定手段により設定された前記処理内容に応じて決定された周期を用いることを特徴とする。
以上述べたように本発明によれば、原稿の両面の画像並行して読み取るための複数の読取手段を有する画像読取装置において、第2面を読み取って得た画像データを、画像処理手段の処理内容に応じた適切な周期の同期信号に同期させて転送することで、オーバーラン・エラーを防止すると共に効率的な処理を実現させる画像読取方法及びその装置を提供することができる。
すなわち、両面原稿の両面を同時に読み取る場合に、ユーザの要求する変倍率とそれに対する画像処理部の変倍及び圧縮処理の処理速度に応じて第2面側のみ水平同期信号の周期を最適値に設定する。これにより、コントローラ・ユニット側のメモリを増やすことなく、オーバーラン・エラーを防止すると共に変倍時における画像読取装置とコントローラ・ユニット間の効率的なデータ転送を実現させることができるという効果がある。
以下、本発明の画像処理装置の実施形態を、添付図面に従って詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、両面の読み取りを表面の読み取り/裏面の読み取りと表現するが、表裏は相対的なものであり、請求項では第1面/第2面と一般的な表現とする。
<本実施形態の画像処理装置の構成例>
図1Aは、本実施形態の画像処理装置のコントローラ・ユニットの構成を示す図である。
コントローラ・ユニット30は、画像入力デバイスであるスキャナ部10や画像出力デバイスであるプリンタ部20と接続している。一方では、LAN3000や公衆回線(WAN)1251と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
コントローラ・ユニット30において、CPU1201は、システム全体を制御する演算処理部である。RAM1202は、CPU1202が動作するためのワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM1203は、ブート用のROMであり、コントローラ・ユニット30のブートプログラムが格納されている。HDD1204は、ハードディスクドライブで、ソフトウェアプログラム、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納する。ソフトウェアカウンタ値は、画像出力枚数やCPU1201が処理したデータ容量に基づき予め設定した任意の基準容量値を基準に算出して、カウントアップが行われる。カウンタ値は、HDD1204に限らず電源が切れても記憶保持することができれば、図示しないEEPROM等にその記憶領域を持ってもよい。タイマ1211は、画像処理装置及びコントローラ・ユニットの時刻設定や一定時間周期に割り込みを発するタイマとして機能する。
操作部I/F1206は、操作部(UI)140とのインタフェース部で、操作部140に表示する画像データを操作部140に対して出力する。また、操作部140から本画像処理装置の使用者が入力した情報を、CPU1201に伝える役割をする。Network1210は、LAN3000に接続し、出力用画像データの入出力や機器制御にかかわる情報の入出力を行う。また、操作部140における入力操作によって、ネットワーク3300上のホストコンピュータ1100や図示しない出力用画像データ管理装置から操作部140による入力操作に応じた出力用画像データを受信して、画像出力を行う。Modem1250は、公衆回線1251に接続し、情報の入出力を行う。音声入出力ユニット500は、音声をスピーカに対して出力したり、ハンドセットに対して、音声出力したり音声入力するための制御を行う。
無線LAN1270は、無線で外部装置と通信するためのものである。QRコード生成部1271は、供給された文字列情報を符号化して印字可能な二次元コードへの展開処理を行い、QRコードを生成するものである。
画像バス2008は、画像データ転送用の高速バスであり,画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。ラスタイメージプロセッサ(RIP)1260は、PDLコードをビットマップイメージに展開する。画像処理部1230は、画像データの合成、回転、編集、フィルタリング、解像度変換、二値化、色空間変換等を行う。
スキャナ画像処理部1280は、スキャナI/Fを介してスキャナ部10から画像データの取り込み制御を行なう。また、入力画像データに対しライン間遅延補正,主副MTF補正、ガンマ補正、ダイレクトマッピング、色空間フィルタ、編集、解像度変換(変倍)、圧縮等の画像処理を行う。プリンタ画像処理部1290は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行い、プリンタI/Fを介してプリンタ部への画像データの出力制御を行う。デバイスI/F部1220(スキャナI/F1220a、プリンタI/F1220b)は、画像入出力デバイスであるスキャナ部10やプリンタ部20とコントローラ・ユニット30を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、CPU1201はシリアル通信にてスキャナ部10とプリンタ部20それぞれと通信を行い、コマンド・ステータス等のやり取りで制御を行う。
(コントローラ・ユニット30の制御部の構成例)
図1Bは、本実施形態のコントローラ・ユニット30の制御部の構成例を示す図である。図1Bでは、特に、本実施形態で使用されるデータ及びコンピュータプログラムの記憶構成を主に示す。
まず、図1AのRAM1202に確保される、CPU1201の制御のための記憶領域の例を説明する。
1202aは、本画像処理装置が、コピーモードか、送信モードか、ボックスモードか、などの選択されたモードを記憶するモードフラグの記憶領域である。1202bは、スキャナ部(画像読取装置)での読み取りが片面読取か両面読取かのフラグを記憶する領域である。1202cは、画像処理における変倍率Xなどのパタメータを記憶する領域である。1202dは、画像処理部の画像処理にかかるクロック数Aを記憶する領域である。1202eは、CPU1201により算出された、スキャナ部から送信される1パケット分の画像データを画像処理部で処理する時間Tpを記憶する領域である。1202fは、1バンド(Nライン)の画像処理が可能な送信ライン数Lを記憶する領域である。1202gは、CPU1201により算出された閾値αを記憶する領域である。1202hは、CPU1201により算出された閾値βを記憶する領域である。1202iは、裏面の画像データを送信するための擬似の水平同期信号の周期を選択するための、上記閾値α、βとの大小関係に基づくフラグを記憶する領域である。1202jは、CPU1201により算出された裏面の画像データを送信するための擬似の水平同期信号の周期Te1(α≧X≧β)を記憶する領域である。1202kは、CPU1201により算出された裏面の画像データを送信するための擬似の水平同期信号の周期Te2(X>α)を記憶する領域である。1202mは、上記フラグ1202iに対応して選択され、スキャナ部に通知される裏面の画像データを送信するための擬似の水平同期信号の周期Teを記憶する領域である。
次に、図1AのHDD1204に記憶される、パラメータ及びプログラムの例を説明する。
1204aは、画像処理単位の1バンドに含まれるライン数Nである。1204bは、1バンドを送信するパケット数Mである。1202cは、画像処理部の動作周波数Bである。1204dは、裏面の画像データを送信するための擬似の水平同期信号の周期のデフォルト値Tdである。1204eは、裏面の画像データを送信するための擬似の水平同期信号の周期を算出する算出式である。本例では、算出式1と算出式2が記憶される。なお、本例で使用する算出式は、個別に記憶されていても、ソフトウエアプログラム内に埋めこまれていてもよく。閾値α、βの算出式を記憶してもよい。
1204fは、本画像処理装置全体を制御するための画像処理制御プログラムである。1204gは、本実施形態にかかる画像読取を制御する画像読取制御プログラムである。1204hは、上記画像読取制御プログラム1204gで使用される本実施形態の裏面の画像データを送信するための擬似の水平同期信号の周期を制御する裏面水平同期信号制御モジュールである。1204iは、上記画像読取制御プログラム1204gで使用される本実施形態の裏面の画像データを送信するための擬似の水平同期信号の周期を制御するためのパタメータ(閾値α、β)を算出するパラメータ(α、β)算出モジュールである。
図1Bには、本実施形態の関連深いデータ及びプログラムのみを示し、他のデータ及びプログラムは省略している。
(スキャナ部10及びプリンタ部20の構成例)
図2は、本実施形態のスキャナ部10及びプリンタ部20の断面図である。
本実施形態のスキャナ部10の両面読み取りが可能な原稿給送装置の詳細な構成例は、以下の図6を参照して詳細に後述される。表面用のCCDイメージセンサ109と裏面用のCISイメージセンサ110によって読み取られて出力された画像データは、所定の処理が施された後、コントローラ・ユニット30へ本実施形態の転送方法で転送される。ここで、CCDとはCharge Coupled Devicesの略であり、CISとはContact Image Sensorの略である。
プリンタ部20のレーザドライバ221は、レーザ発光部201を駆動するものであり、スキャナ部10から出力された画像データに応したレーザ光をレーザ発光201に発光させる。このレーザ光は感光ドラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部分には現像器203によって現像剤が付着される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204及びカセット205のいずれかから記録紙を給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着された現像剤を記録紙に転写する。
現像剤の乗った記録紙は定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤は記像紙に定者される。定着部207を通過した記録紙は排出ローラ208によって排出され、ソータ220は排出された記録紙をそれぞれのピンに収納して記録紙の仕分けを行う。なお、ソータ220は仕分けが設定されていない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ208のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙される。
(スキャナ部10の制御機能構成例)
図3Aは、スキャナ部10の制御機能構成例を示すブロック図である。
CCDイメージセンサ109とCISイメージセンサ110から出力された画像データは、画像処理ASIC111にてアナログ/デジタル変換が行われる。画像処理ASIC111は、同時に、シェーディング補正を行うと共に画像処理を行って表面の画像データはリアルタイムにインタフェース部113を介してコントローラ・ユニット30へ転送される。裏面の画像データは、一度SDRAM115へ蓄積され表面データの転送完了後に、画像クロックを高い周波数に切り替えてインタフェース部113を介してコントローラ・ユニット30へ転送される。CPU114は、コントローラ・ユニットで設定された設定内容に応じて画像処理ASIC111及びスキャナインタフェース113を制御する。CPU114は、ROM116に格納されたコンピュータプログラムに従って、RAM117を使用しながら制御を行なう。
(スキャナ部10の制御部の構成例)
図3Bは、スキャナ部10の制御部の構成例を示す図である。図3Bには、特に、本実施形態で使用されるROM116のプログラム及びRAM117の記憶データを示す。
ROM116には、以下のプログラムが記憶されている。116aは、コントローラ・ユニット30とのやり取りを制御するコマンド/ステータス制御プログラムである。116bは、スキャナ部(画像読取装置)10を制御するための画像読取制御プログラムである。116cは、画像読取制御プログラム116bに使用される本実施形態の表面/裏面で画像読取を切り換える表面/裏面切換モジュールである。116dは、スキャナ部(画像読取装置)10のハードウエアの動作シーケンスを制御するスキャナ・シーケンス制御プログラムである。
RAM117には、以下の領域が確保される。117aは、コントローラ・ユニット30からの受信コマンドの記憶領域である。117bは、コントローラ・ユニット30への送信ステータスの記憶領域である。117cは、片面読取か両面読取かのフラグを記憶する領域である。117dは、コントローラ・ユニット30から受信した裏面の画像データを送信するための擬似の水平同期信号の周期Teを記憶する領域である。本実施形態では、かかる周期Teを擬似の水平同期信号として裏面の画像データの送信が制御される。
(操作部140の模式図及び動作例)
図4は、本実施形態の操作部140の模式図である。
操作部はタッチパネルのLCD(液晶表示)部2200とボタン操作部2230とからなっている。なお、ボタン操作部2230は、スタートボタン2231を除いて本実施形態の動作に直接関連しないので詳説は省略する。
図4において、コピータブ2201は、コピー動作の操作画面に遷移するためのタブボタンである。送信タブ2202は、ファックスやE−mail送信など送信(Send)動作を指示する操作画面に遷移するためのタブボタンである。ボックスタブ2203は、ボックス(ユーザごとにジョブを格納する記憶手段)にジョブを入出力操作するための操作画面に遷移するためのタブボタンである。オプションタブ2204は、スキャナ設定など拡張機能を設定するための操作画面に遷移するためのタブボタンである。システム状況モニタボタン2205は、MFPの状態や状況を表示するためのボタンである。上記ボタン2201〜2205のいずれかを選択することで、それぞれの操作モードの画面に遷移することができる。
図4では、コピータブ2201が選択された場合の操作画面例を示している。この操作画面において、倍率設定ボタン2212は、等倍、拡大、縮小などの倍率設定を行う画面に遷移するためのボタンである。後処理設定ボタン2215はステイプルやパンチなどの有無、個数、位置などを設定する画面に遷移するためのボタンである。両面設定ボタン2216は、片面印刷か両面印刷かを選択する画面に遷移するボタンである。紙サイズ設定ボタン2213は、給紙段や紙サイズ、メディアタイプを選択する画面に遷移するボタンである。画像モード設定ボタン2217は、文字モードや写真モードなど原稿画像に適した画像モードを選択するためのボタンである。濃度設定ボタン2214は、出力画像を濃くしたり薄くしたり調整するためのボタンである。
ステータス表示部2211は、スタンバイ状態、ウォームアップ中、ジャム、エラー等の簡易的な状態表示を行う表示部である。枚数表示部2210は、ボタン操作部2230のテンボタンで指定された部数を表示したり、動作中に何枚目を印刷中かを表示したりする。更に、割り込みボタン2218は、コピー動作中に別のジョブを割り込ませる場合に利用される。応用モードボタン2219は、ページ連写、表紙・合紙設定、縮小レイアウト、画像移動など様々な画像処理やレイアウトなどの設定を行う画面に遷移するためのボタンである。このように処理対象となるジョブの印刷処理条件を、表示部を介して、ユーザから受付可能にコントローラ・ユニット30により制御する。
前記各ボタンは、指示入力が可能なボタンとして機能する。
図5は、本実施形態における操作部140の処理手順例を示すフローチャートである。
まず、ステップS2100では、モードが判定される。図4のLCD部2200のモード選択ボタン2201〜2205を押下することでこれらのモードが切り替わる仕組みになっている。モードが、オプション及びシステムモニタの場合は、ステップS2120でそれぞれに処理を行なう。なお、かかるオプション及びシステムモニタの処理は本実施形態に関連が薄いので、詳細は省略する。
モード選択が、コピー、送信、ボックスのいずれかの場合は、ステップS2110に進んで、スキャナ部での読取を両面読取とするか片面読取とするかを判定する。両面読取の場合はステップS2111に進んで、両面スキャンフラグをONにする(図1Bの1202b参照)。片面読取の場合はステップS2112に進んで、片面スキャンフラグをONにする(図1Bの1202b参照)。
次に、ステップS2113で、スタートボタン2231の押下を待って、スタートボタン2231が押下されると、ステップS2114でコピー/送信/ボックスの処理を開始させる。かかる指示は、コントローラ・ユニット30で受信されて、移行の処理が制御される。
このように、コントローラ・ユニット30を中心に、原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を複合させた処理を行うことが可能である。
(スキャナ部10の原稿給送装置101の構成例)
図6は、本実施形態の両面読取りのスキャナ部(画像読取装置)10の構成例を示す図である。
、スキャナ部10の原稿給送装置101は、読取前の原稿Aを最上頁から順にl枚ずつ搬送路B上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、スタッカ上に読取後の原稿Bを排出するものである。原稿がプラテンガラス102上を通過する時に、ランプ103を点灯し、そしてスキャナユニット104を固定させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー105、106、107、及びレンズ(不図示)によって、表面用センサであるCCDイメージセンサ109へ導かれる。このように、走査された原稿の表面画像は表面用センサ109によって読み取られる。表面用センサ109から出力される画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部20及びコントローラ・ユニット30へ転送される。
原稿は、続いて、裏面用センサであるCISイメージセンサ110へ導かれる。裏面用センサ110から出力される画像データは、一旦メモリに蓄積されて、表面の画像データが転送された後に、プリンタ部20及びコントローラ・ユニット30へ転送される。
以上で、本実施形態の好適な画像処理装置の構成例の説明を終了する。
<本実施形態の画像処理装置の動作例>
本画像処理装置は、原稿載置トレイ上に積載された原稿を一枚ずつ繰り出すための自動原稿給紙手段によって搬送される前記原稿の表裏両面の画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置で読み取った画像の処理を行う画像処理部を備える。前記画像読取装置は、前記画像処理部に対して水平同期信号を使って読み取った画像データを転送する。ここで、前記画像読取装置で両面原稿の表裏を同時に読み取る。そして、読み取った表裏の画像データを順次に前記画像処理部に転送する際は、ユーザの要求する変倍率とそれに対する前記画像処理部の変倍及び圧縮処理の処理速度に応じて裏面側のみ水平同期信号の周期を最適値に設定する。
(スキャナ部10とコントローラ・ユニット30の動作概念)
図7に、本実施形態のスキャナ部10とコントローラ・ユニット30の動作概念に基づくシステム構成図を示す。
図7で、スキャナ部(画像読取装置)10の構成は、図3Aを簡略表示したものであるので、説明を省く。
また、図7で、コントローラ・ユニット30は、スキャナ部(画像読取装置)10からの画像データの受信に関連する部分のみを示したものである。スキャナI/F301は、スキャナ部(画像読取装置)10のスキャナI/F113から画像データを受信する。スキャナ画像処理部1280には、変倍モジュール1281と圧縮モジュール1282が含まれる。
スキャナ部10からコントローラ・ユニット30のスキャナ画像処理部1280への画像データの転送は、垂直同期信号703と水平同期信号704とに同期して、ビデオクロック705によりビデオデータ702を介して転送される。この場合に、表面読み取り画像は、表面用センサ109からリアルタイムに通常のビデオクロック705で、スキャナ部で生成される垂直同期信号703と水平同期信号704とに同期して、転送される。一方、裏面読み取り画像は、裏面用センサ110から一旦ページメモリ115に記憶される。そして、表面読み取り画像の転送後に、より高速のビデオクロック705で、スキャナ部で生成される垂直同期信号703と、コントローラ・ユニット30で演算されてスキャナ部に通知された水平同期信号704とに同期して、転送される。
(画像読み取り及び転送の概念)
図8に、本実施形態の画像読み取り及び転送の概念図を示す。
図7のページメモリ115に一時蓄積された裏面の読み取り画像データは、Nラインからなるバンド単位で画像処理される。かかるNラインからなる1バンドのビデオデータ702は、スキャナ部10からコントローラ・ユニット30にM個のパケット720−1〜720−Mに分割して送信される。
(裏面用の水平同期信号の周期の第1の設定例)
以下に、裏面用の水平同期信号の周期の第1の設定例を説明する。
ここで、変倍率における予め設定された第一閾値をαとし、裏面用の水平同期信号の周期のデフォルト値をTdとし、変倍処理用に拡張した周期をTeとする。また、画像処理部にはラインメモリを持ち、入力画像の画像処理単位としてはNラインを1バンドとする。更に1バンドを更に複数のパケットに分けてパケット単位で処理を行う。ここで、1バンドのパケット数をMとする(図8参照)。画像処理部により1パケットの変倍&圧縮に必要なクロック数をA,画像処理部の動作周波数をBとすると、1パケットの処理時間Tpは、
Tp= 1/B × A となる。
従って、1バンド(Nライン)の変倍&圧縮が可能な時間を確保するために必要な、前記水平同期信号のデフォルト値Tdにより送信するライン数Lは、
L=(Tp×1.1×M)/ Td
上記より閾値αを、以下の計算式によって算出する。
α=(2N/L)×100:単位%
次に、第2の閾値βを、下記の計算式で定義する。
β=(L/N)×100:単位%
ここで、閾値αから閾値βまで範囲では指定された変倍率Xに従って水平同期信号の周期teを、下記の計算式によって算出する。ユーザの設定した変倍率をXとすると、
Te=Td+(Td×X/100)/L ...計算式1
次に、X>αの時は、水平同期信号の周期te下記の計算式によって算出する。
Te=Tp×1.1×M ...計算式2
本実施例では、画像読取装置と画像処理部の処理能力によって前記計算手法等を用いて閾値α,β及び拡張した水平同期周期Te等のパラメータをコントローラ・ユニット30にて自動的に算出して設定を行うものである。
なお、算出した水平同期周期Teは、画像処理部での画像処理の処理時間と画像データを転送する量とを考慮しているので、スキャナ部の読取時の水平同期信号より周期が短く、且つ前記画像処理部が処理する画像データの量に適合した周期となる。
(本実施形態の画像データの転送タイミングの第1例)
図9は、本第1例における、両面読み取り画像の画像データの転送タイミングチャートである。図9で、前半が表面の画像データの転送、後半が裏面の画像データの転送である。ビデオクロック705は、表面用と裏面用とで切換られる。
表面の画像データは、通常のビデオクロック705と、スキャナ部で生成された通常の水平同期信号によりビデオデータとしてリアルタイムに転送される。
一方、一旦記憶された裏面の画像データは、高速に切り替えられたビデオクロックで転送される。且つ、本第1例でコントローラ・ユニット30にて算出して、スキャナ部10に通知された擬似の水平同期信号により、スキャナ部10からコントローラ・ユニット30に転送される。
図9で、上段が、変倍率Xが閾値β未満の場合の、デフォルト周期Tdによる転送である。中断が、変倍率Xが閾値β以上で閾値α以下の場合の、計算式1による変倍率Xにより変化する周期te(図1BではTe1)による転送である。下段が、変倍率Xが閾値αを越える場合の、計算式2による変倍率Xにより変化しない周期te(図1BではTe2)による転送である。
(コントローラ・ユニット側の処理手順の第1例)
図10に、本実施例のコントローラ・ユニット30側の処理手順のフローチャートを示す。
S01(スキャン又はコピーなどのモード選択):図4のユーザインタフェース(以下:UI)上で、「スキャンモード」又は「コピーモード」が選択される。
S02(両面同時スキャン選択):UI上で両面同時スキャンモードが選択された場合はS03へ、そうでなければS21へ進む。
S03(開始コマンド送信):コントローラ・ユニットのスキャン設定後に画像読取装置へ読み取り開始命令を送信する。
S04(表面データの受信):画像読取装置からの表面のスキャン画像データをビデオクロックと垂直同期信号および水平同期信号に同期させて受信を行う。
S05(変倍処理の有無を判別):ユーザによって変倍処理の設定が選択された場合はS06へ、そうでなければS07へ進む。
S06(変倍処理):ユーザによって設定された変倍率にて受信した画像データを順次に変倍処理と圧縮処理モジュールへ出力する。
S07(圧縮処理):入力された画像データの圧縮処理を行い、順次後段のモジュールへ出力する。
S08(表面データの受信終了確認):表面スキャンデータの受信が完了した場合はS09へ、そうでなければS04へ戻る。
S09(クロックの切り替え設定):画像読取装置のビデオクロックを予め用意された裏面読取用周波数に切り替える。
S10(変倍処理の有無を判別):ユーザによって変倍処理の設定が選択された場合はS11へ、そうでなければS19へ進む。
S11(パラメータ算出):機器のスペックよりパラメータTp,L,α,βを算出する。
S12(変倍率Xがα≧X≧βの確認):ユーザによって設定された変倍率Xが閾値β以上でα以下の場合はS13へ、そうでない場合はS15へ進む。
S13(計算式1でTeを算出):Td+(Td×X/100)/LでTeを算出する。
S14(裏面水平同期信号周期をTeに設定):画像読取装置に裏面側の水平同期信号の周期を前ステップにて算出した変倍処理用に拡張した周期Teに設定する。
S15(変倍率XがX>αの確認):ユーザによって設定された変倍率Xが閾値αより大きい場合はS16へ、そうでない場合はS17へ進む。
S16(計算式2でTeを算出):Tp×1.1×MでTeを算出する。
S17(裏面データ受信):裏面側のスキャン画像データをビデオクロックと垂直同期信号および水平同期信号に同期させて受信を行う。
S18(変倍処理):ユーザによって設定された変倍率にて受信した画像データを順次に変倍処理と圧縮処理モジュールへ出力する。
S19(圧縮処理):入力された画像データの圧縮処理を行い、順次後段のモジュールへ出力する。
S20(裏面データの受信終了確認):裏面スキャンデータの受信が完了した場合は終了へ、そうでなければS17へ戻る。
S21(開始コマンド送信):コントローラ・ユニットのスキャン設定後に画像読取装置へ読み取り開始命令を送信する。
S22(スキャンデータの受信):画像読取装置からのスキャン画像データをビデオクロックと垂直同期信号および水平同期信号に同期させて受信を行う。
S23(変倍処理の有無を判別):ユーザによって変倍処理の設定が選択された場合はS24へ、そうでなければS25へ進む。
S24(変倍処理):ユーザによって設定された変倍率にて受信した画像データを順次に変倍処理と圧縮処理モジュールへ出力する。
S25(圧縮処理):入力された画像データの圧縮処理を行い、順次後段のモジュールへ出力する。
S26(スキャンデータの受信終了確認):スキャンデータの受信が完了した場合は終了へ、そうでなければS22へ戻る。
(画像読取部(スキャナ部)側の処理手順例)
図11は、本実施例における画像読取装置側の処理手順例のフローチャートを示す。
S31(開始コマンド受信):コントローラ・ユニットよりスキャン開始コマンドを受信する。
S32(両面同時スキャン設定確認):両面同時スキャン設定がされた場合はS33へ、そうでない場合はS41へ進む。
S33(両面同時スキャンを開始):表面用読み取りセンサと裏面用読み取りセンサを同時使用した両面原稿を読み取り開始する。
S34(表面スキャンデータ送信&裏面スキャンデータのメモリ蓄積):表面スキャンデータをリアルタイムでビデオクロックと水平同期信号及び垂直同期信号に合わせて順次にコントローラ・ユニットへ送信する。同時に、裏面スキャンデータは内部メモリに順次蓄積する。
S35(表面スキャンデータの送信終了確認):表面のスキャンデータの送信が完了した場合はS36へ、そうでない場合はS34へ戻る。
S36(クロック切り替え設定):コントローラ・ユニットからコマンドにより裏面読み取り用ビデオクロックに切り替える。
S37(水平同期信号周期切り替えあり?):コントローラ・ユニットから水平同期信号の周期切り替えコマンドがあった場合はS38へ、そうでない場合はS39へ進む。
S38(水平同期信号周期をTeに設定):水平同期信号周期をコントローラ・ユニットから通知されたTeに設定する。
S39(裏面データ送信):裏面スキャンデータをメモリから順次読み出し、ビデオクロックと水平同期信号及び垂直同期信号に合わせてコントローラ・ユニットへ送信する。
S40(片面原稿スキャンを開始):片面原稿スキャンを開始する。
S41(片面スキャンデータ送信):片面スキャンデータをリアルタイムでビデオクロックと水平同期信号及び垂直同期信号に合わせて順次にコントローラ・ユニットへ送信する。
S42(片面スキャンデータの送信終了確認):スキャンデータの送信が完了した場合は終了へ、そうでない場合はS42へ戻る。
(本実施形態の画像データの転送タイミングの第2例)
第2例の画像処理装置において、前記画像読取装置で両面原稿の表裏を同時に読み取る。そして、読み取った表裏の画像データを順次に前記画像処理部に転送する際は、ユーザの要求する変倍率が予め設定された閾値を超えた場合には、裏面側のみ水平同期信号の周期を拡張する。
(裏面用の水平同期信号の周期の第2の設定例)
ここで、変倍率における予め設定された閾値をαとし、裏面用の水平同期信号の周期のデフォルト値をTdとし、変倍処理用に拡張した周期をTeとする。また、画像処理部にはラインメモリを持ち、入力画像の画像処理単位としてはNラインを1バンドとする。更に1バンドを更に複数のパケットに分けてパケット単位で処理を行う。ここで、1バンドのパケット数をMとする(図8参照)。
画像処理部の変倍&圧縮に必要なクロック数をA,画像処理部の動作周波数をBとすると、1パケットの処理時間Tpは、
Tp= 1/B × A である。
従って、1バンド(Nライン)の変倍&圧縮が可能な時間を確保するために必要な、前記水平同期信号のデフォルト値Tdにより送信するライン数Lは、
L=(Tp×1.1×M)/ Td
上記より閾値αを、以下の計算式によって算出する。
α=(2N/L)×100%
更に、変倍率XがX>αの時は、水平同期信号の周期te下記の計算式によって算出する。
Te=Tp×1.1×M
(本実施形態の画像データの転送タイミングの第2例)
図12は、本第2例における、両面読み取り画像の画像データの転送タイミングチャートである。図12で、前半が表面の画像データの転送、後半が裏面の画像データの転送である。ビデオクロック705は、表面用と裏面用とで切換られる。
表面の画像データは、通常のビデオクロック705と、スキャナ部で生成された通常の水平同期信号によりビデオデータとしてリアルタイムに転送される。
一方、一旦記憶された裏面の画像データは、高速に切り替えられたビデオクロックで転送される。且つ、本第2例でコントローラ・ユニット30にて算出して、スキャナ部10に通知された擬似の水平同期信号により、スキャナ部10からコントローラ・ユニット30に転送される。
図12で、上段が、変倍率Xが閾値α以下の場合の、デフォルト周期Tdによる転送である。下段が、変倍率Xが閾値αを越える場合の、上記算出された変倍率Xにより変化しない周期te(図1BではTe2)による転送である。
(コントローラ・ユニット側の処理手順の第2例)
図13は、本実施例のコントローラ・ユニット30側の処理手順のフローチャートを示す。
S51(スキャン又はコピーモード選択):図4のユーザインタフェース(以下:UI)上で、「スキャンモード」又は「コピーモード」が選択される。
S52(両面同時スキャン選択):UI上で両面同時スキャンモードが選択された場合はS53へ、そうでなければS67へ進む。
S53(開始コマンド送信):コントローラ・ユニットのスキャン設定後に画像読取装置へ読み取り開始命令を送信する。
S54(表面データの受信):画像読取装置からの表面のスキャン画像データをビデオクロックと垂直同期信号および水平同期信号に同期させて受信を行う。
S55(変倍処理の有無を判別):ユーザによって変倍処理の設定が選択された場合はS56へ、そうでなければS57へ進む。
S56(変倍処理):ユーザによって設定された変倍率にて受信した画像データを順次に変倍処理と圧縮処理モジュールへ出力する。
S57(圧縮処理):入力された画像データの圧縮処理を行い、順次後段のモジュールへ出力する。
S58(表面データの受信終了確認):表面スキャンデータの受信が完了した場合はS59へ、そうでなければS54へ戻る。
S59(クロックの切り替え設定):画像読取装置のビデオクロックを予め用意された裏面読取用周波数に切り替える。
S60(変倍処理の有無を判別):ユーザによって変倍処理の設定が選択された場合はS61へ、そうでなければS65へ進む。
S61(パラメータ算出):機器のスペックよりパラメータTp,L,αを算出する。
S62(変倍率Xの確認):ユーザによって設定された変倍率Xが閾値αより大きい場合はS63へ、そうでない場合はS64へ進む。
S63(裏面水平同期信号周期をTeに設定):画像読取装置に裏面側の水平同期信号の周期を予め設定された変倍処理用に拡張した周期Teに設定する。
S64(裏面データ受信)裏面側のスキャン画像データをビデオクロックと垂直同期信号および水平同期信号に同期させて受信を行う。
S65(変倍処理):ユーザによって設定された変倍率にて受信した画像データを順次に変倍処理と圧縮処理モジュールへ出力する。
S66(圧縮処理):入力された画像データの圧縮処理を行い、順次後段のモジュールへ出力する。
S67(裏面データの受信終了確認)裏面スキャンデータの受信が完了した場合は終了へ、そうでなければS64へ戻る。
S68(開始コマンド送信):コントローラ・ユニットのスキャン設定後に画像読取装置へ読み取り開始命令を送信する。
S69(スキャンデータの受信):画像読取装置からのスキャン画像データをビデオクロックと垂直同期信号および水平同期信号に同期させて受信を行う。
S70(変倍処理の有無を判別):ユーザによって変倍処理の設定が選択された場合はS71へ、そうでなければS72へ進む。
S71(変倍処理):ユーザによって設定された変倍率にて受信した画像データを順次に変倍処理と圧縮処理モジュールへ出力する。
S72(圧縮処理):入力された画像データの圧縮処理を行い、順次後段のモジュールへ出力する。
S73(スキャンデータの受信終了確認):スキャンデータの受信が完了した場合は終了へ、そうでなければS69に戻る。
なお、スキャナ部(画像読取装置)側の処理手順は、第1例と同様のため省略する。
<他の実施形態例>
本実施形態の画像処理処理において、前記画像読取装置で両面原稿の表裏を同時に読み取る。そして、読み取った表裏の画像データを順次に前記画像処理部に転送する際は、画像処理部にて行う全ての画像処理の処理速度に応じて裏面側のみ水平同期信号の周期を最適値に設定する。
図14は、本実施形態のスキャナ部10とコントローラ・ユニット30の動作概念に基づくシステム構成図である。
各パラメータの算出方法は、上記第1例及び第2例とほぼ同様で、異なる点は画像処理部の単位あたりの処理速度の計算方法のみである。その違いもパスする画像処理に伴う処理時間を、Tpに加味するのみである。
従って、処理フローチャートやタイミングチャートは、省略する。
又、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、プリンタなど)から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
又、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはu CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
又、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行う。このような処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本実施形態の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態のコントローラ・ユニットの制御部分の構成例を示す図である。 本実施形態のスキャナ部及びプリンタ部の断面図である。 本実施形態のスキャナ部のブロック図である。 本実施形態のスキャナ部の制御部分の構成例を示す図である。 本実施形態の操作部の模式図である。 本実施形態の操作部の処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の両面同時の画像読取装置(スキャナ部)の断面図である。 本実施形態の画像読取装置とコントローラ・ユニットとの画像データ転送にかかる構成を示す図である。 本実施形態の画像処理及び画像転送の処理単位を示す図である。 本実施形態の第1例の画像データ転送の概念を示すタイミングチャートである。 本実施形態の第1例のコントローラ・ユニット側の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態の画像読取装置(スキャナ部)側の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態の第2例の画像データ転送の概念を示すタイミングチャートである。 本実施形態の第2例のコントローラ・ユニット側の処理手順を示すフローチャートである。 他の実施形態の画像読取装置とコントローラ・ユニットとの画像データ転送にかかる構成を示す図である。
符号の説明
10 スキャナ部、
20 プリンタ部、
30 コントローラ・ユニット、

Claims (7)

  1. 原稿の両面の画像を読み取るための複数の読取手段と、
    前記複数の読取手段が読み取って得た画像データに基づいて画像処理を行う画像処理手段と、
    前記複数の読取手段の第1の読取手段が前記原稿の第1面を読み取って得た第1の画像データを同期信号に同期させて前記画像処理手段に転送するとともに、前記複数の読取手段の第2の読取手段が前記原稿の第2面を読み取って得た第2の画像データを一時的に記憶して前記第1の画像データの転送後に前記同期信号に同期させて前記画像処理手段に転送する転送手段と、
    前記画像処理手段が前記画像処理を実行する際の処理内容を設定する設定手段とを有し、
    前記転送手段は、前記第2の画像データを転送する場合は、前記同期信号の周期として、前記設定手段により設定された前記処理内容に応じて決定された周期を用いることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像処理手段は、画像データの変倍処理を実行することが可能であり、
    前記設定手段は、前記画像処理手段が前記画像処理を実行する際の処理内容として変倍率を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記転送手段は、前記第2の画像データを転送する場合は、前記同期信号の周期として、前記画像処理手段での画像処理の処理時間と画像データを転送する量とに応じて決定された周期を用いることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記画像処理手段での画像処理の処理時間は、画像データの変倍処理に要する処理時間と圧縮処理に要する処理時間を含むことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記画像データを転送する量は、画像データを転送する単位のライン数と該転送する単位のライン数を転送するパケット数とに対応することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像読取装置。
  6. 原稿の両面の画像を読み取るための複数の読取手段と、前記複数の読取手段が読み取って得た画像データに基づいて画像処理を行う画像処理手段とを有する画像処理装置における画像読取方法であって、
    設定手段が、前記画像処理手段が前記画像処理を実行する際の処理内容を設定する設定工程と、
    第1の転送手段が、前記複数の読取手段の第1の読取手段が前記原稿の第1面を読み取って得た第1の画像データを同期信号に同期させて前記画像処理手段に転送する第1の転送工程と、
    記憶手段が、前記複数の読取手段の第2の読取手段が前記原稿の第2面を読み取って得た第2の画像データを一時的に記憶部に記憶させる記憶工程と、
    第2の転送手段が、前記第1の画像データの転送後に、前記記憶工程にて記憶された前記第2の画像データを前記同期信号に同期させて前記画像処理手段に転送する第2の転送工程と、を有し、
    記第2の転送工程は、前記同期信号の周期として、前記設定手段により設定された前記処理内容に応じて決定された周期で前記第2の画像データを前記画像処理手段に転送することを特徴とする画像読取方法。
  7. 前記画像処理手段は、画像データの変倍処理を実行することが可能であり、
    前記設定工程は、前記画像処理手段が前記画像処理を実行する際の処理内容として変倍率を設定することを特徴とする請求項6に記載の画像読取方法。
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