JP2005343092A - 画像形成装置、画像形成装置における制御方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像の出力先を管理することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 本発明にかかる画像形成装置は、印刷出力された出力画像を任意の箇所(トレイ1、トレイ2、トレイ3)に仕分けする仕分け装置と、その任意の箇所(トレイ1、トレイ2、トレイ3)に仕分けした出力画像の枚数を管理する管理手段と、を有し、その任意の箇所(トレイ1、トレイ2、トレイ3)にどれだけの画像が出力されたのかを管理する。
【選択図】 図6
【解決手段】 本発明にかかる画像形成装置は、印刷出力された出力画像を任意の箇所(トレイ1、トレイ2、トレイ3)に仕分けする仕分け装置と、その任意の箇所(トレイ1、トレイ2、トレイ3)に仕分けした出力画像の枚数を管理する管理手段と、を有し、その任意の箇所(トレイ1、トレイ2、トレイ3)にどれだけの画像が出力されたのかを管理する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、出力画像データの管理及び監視を行う画像形成装置、その画像形成装置における制御方法、制御プログラム及び記録媒体に関するものである。
従来から、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナ等の各機能を1つの筐体内に収納した複合機と称する画像形成装置がある。この画像形成装置は、1つの筐体内に、読取部と、表示部と、印刷部と、を設けると共に、プリンタと、コピーと、ファクシミリと、スキャナと、にそれぞれ対応する4種類のソフトウェアを設け、該設けたソフトウェアを切り替えることで、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナとして機能させることが可能となる画像形成装置である。
また、この画像形成装置には、複写作業が作業単位毎に予約できるようないわゆる画像形成ジョブを予約するジョブ予約機能が搭載されており、このジョブ予約機能を用いて画像形成装置内部にジョブを予約しておくことで、先約の予約ジョブが終了した後に、自動的に次のジョブの複写作業を進めることが可能となる。なお、ジョブ予約機能を用いる場合には、画像形成装置を操作するユーザが、読取部に原稿をセットし、出力部数や両面複写の有無等を含む予約設定事項を表示部から入力し、登録作業を行うことになる。これにより、画像形成装置内部に登録された予約ジョブは、先約の予約ジョブが終了した後に自動的に印刷が実行されることになり、ユーザは、ジョブの登録が完了すれば、原稿を読取部にセットして、画像形成装置本体から離れることが可能となるため、印刷時にユーザを拘束することがなくなり、とりわけ、大量の複写を行う作業単位を連続して複数単位で実行する場合などに極めて効果的となる。
また、本発明より先に出願された技術文献として、画像の出力先をジョブ毎に指定しなくとも、最も効率的な出力先に自動的に出力されるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1における画像形成システムは、画像信号を出力する複数の画像信号出力手段と、その各画像信号出力手段から出力される画像信号に応じて画像形成を行う複数の画像形成手段と、を備えた画像形成システムにおいて、前記複数の各画像信号出力手段から複数の各画像形成手段への出力優先順位を各々設定可能な優先順位設定手段と、前記各画像形成手段に設定されている出力優先順位の状況を評価して優先度を判定する優先度判定手段と、前記各画像信号出力手段から出力される画像信号による画像形成動作を前記優先順位設定手段によって設定された出力優先順位の高い画像形成装置によって行なわせると共に、出力優先順位が設定されていない画像信号出力手段から出力される画像信号による画像形成動作を前記優先度判定手段によって優先度が最も低いと判定された画像形成手段によって行なわせる制御手段と、を設けたことを特徴とする画像形成システムである。これにより、画像出力手段毎に優先的に画像を出力する画像形成手段が設定されるため、オペレータが毎回出力先を指定する必要がなくなり、操作性を向上させることが可能となるものである。また、優先的に画像を出力する画像形成手段を各画像信号出力手段毎に設定可能となるため、各々の画像信号出力手段によって異なる要因、例えば、各画像信号出力手段からの距離という要因で最も便利な画像形成手段を設定することが可能となるものである。
特開平5−276290号公報
しかしながら、上記特許文献1の画像形成システムは、画像の出力先を毎回指定する必要をなくし、且つ、最も効率的な出力先に自動的に出力させることが可能となるが、画像の出力先を管理することについては何ら考慮されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画像の出力先を管理することが可能な画像形成装置、その画像形成装置における制御方法、制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる画像形成装置は、画像データを取得する画像取得手段と、画像取得手段により取得した画像データを記憶する記憶手段と、画像取得手段により取得した画像データ、または、記憶手段に記憶された画像データを出力する画像出力手段と、画像出力手段により出力された出力画像を任意の箇所に仕分けする仕分け手段と、任意の箇所に仕分けした出力画像の枚数を管理する管理手段と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置は、任意の箇所に仕分けする限界枚数を設定する設定手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置は、出力画像を仕分けする任意の箇所に応じて、限界枚数を自動的に設定する自動設定手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置は、任意の箇所に仕分けされた出力画像の枚数を任意に初期化する初期化手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置は、画像データを読み取る画像読取手段を有し、画像取得手段は、画像読取手段により画像を読み取ることで、画像データを取得することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置は、ネットワークを介して情報処理装置と接続されており、画像取得手段は、情報処理装置から画像データを取得することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置における制御方法は、画像データを記憶する記憶手段を有する画像形成装置における制御方法であって、画像形成装置は、画像データを取得する画像取得工程と、画像取得工程により取得した画像データを記憶手段に記憶する記憶工程と、画像取得工程により取得した画像データ、または、記憶工程により記憶手段に記憶された画像データを出力する画像出力工程と、画像出力工程により出力された出力画像を任意の箇所に仕分けする仕分け工程と、任意の箇所に仕分けした出力画像の枚数を管理する管理工程と、を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる制御方法において、画像形成装置は、任意の箇所に仕分けする限界枚数を設定する設定工程を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる制御方法において、画像形成装置は、出力画像を仕分けする任意の箇所に応じて、限界枚数を自動的に設定する自動設定工程を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる制御方法において、画像形成装置は、任意の箇所に仕分けされた出力画像の枚数を任意に初期化する初期化工程を行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる制御方法において、画像形成装置は、画像データを読み取る画像読取手段を有し、画像取得工程は、画像読取手段により画像を読み取ることで、画像データを取得することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる制御方法において、画像形成装置は、ネットワークを介して情報処理装置と接続されており、画像取得工程は、情報処理装置から画像データを取得することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる制御プログラムは、画像データを記憶する記憶手段を有する画像形成装置において実行させる制御プログラムであって、画像データを取得する画像取得処理と、画像取得処理により取得した画像データを記憶手段に記憶する記憶処理と、画像取得処理により取得した画像データ、または、記憶処理により記憶手段に記憶された画像データを出力する画像出力処理と、画像出力処理により出力された出力画像を任意の箇所に仕分けする仕分け処理と、任意の箇所に仕分けした出力画像の枚数を管理する管理処理と、を画像形成装置において実行させることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる記録媒体は、上記記載の制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したことを特徴とするものである。
本発明にかかる画像形成装置、その画像形成装置における制御方法、制御プログラム及び記録媒体は、任意の箇所に仕分けした出力画像の枚数を管理することが可能となるため、その任意の箇所に仕分けする出力画像を固定していれば、その任意の箇所にどれだけの画像が出力されたのかを管理することが可能となる。
まず、図6を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置の特徴について説明する。
本発明にかかる画像形成装置は、画像データを取得する画像取得手段と、画像取得手段により取得した画像データを記憶する記憶手段と、画像取得手段により取得した画像データ、または、記憶手段に記憶された画像データを出力する画像出力手段と、画像出力手段により出力された出力画像を任意の箇所(トレイ1、トレイ2、トレイ3)に仕分けする仕分け手段(仕分け装置)と、任意の箇所に仕分けした出力画像の枚数を管理する管理手段と、を有することを特徴とするものである。これにより、任意の箇所(トレイ1、トレイ2、トレイ3)に仕分けした出力画像の枚数を管理することが可能となるため、その任意の箇所(トレイ1、トレイ2、トレイ3)に仕分けする出力画像を固定していれば、その任意の箇所にどれだけの画像が出力されたのかを管理することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置について説明する。
まず、図1を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置の概略構成について説明する。
まず、図1を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置の概略構成について説明する。
本発明にかかる画像形成装置は、図1に示唆するように、自動原稿送り装置(ADF)(1)と、原稿台(2)と、給紙ローラ(3)と、給送ベルト(4)と、配送ローラ(5)と、原稿セット検知部(7)と、第1トレイ(8)と、第2トレイ(9)と、第3トレイ(10)と、第1給紙ユニット(11)と、第2給紙ユニット(12)と、第3給紙ユニット(13)と、縦搬送ユニット(14)と、感光体(15)と、搬送ベルト(16)と、定着ユニット(17)と、排紙ユニット(18)と、現像ユニット(27)と、コンタクトガラス(6)、露光ランプ(51)、第1ミラー(52)、レンズ(53)、CCDイメージセンサ(54)、第2ミラー(55)、第3ミラー(56)から構成される読み取りユニット(50)と、レーザ出力ユニット(58)、結像レンズ(59)、ミラー(60)から構成される書き込みユニット(57)と、切り替え板(101)、通常排紙ローラ(102)、搬送ローラ(103、105)、通常排紙トレイ(104)、ステープラ(106)、排紙ローラ(107)、ステープル台(108)、ジョガー(109)、ステープル完了排紙トレイ(110)から構成されるフィニシャ(100)と、両面給紙ユニット(111)と、反転ユニット(112)と、を有して構成されている。
次に、図2を参照しながら、上記画像形成装置に搭載されている操作部について説明する。
画像形成装置に搭載される操作部(30)上には、液晶タッチパネル(31)と、テンキー(32)と、クリア/ストップキー(33)と、プリントキー(34)と、予熱キー(35)と、リセットキー(36)と、初期設定キー(37)と、を有して構成されており、液晶タッチパネル(31)上には、各種機能キーや画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示されることになる。
液晶タッチパネル(31)は、ユーザが液晶タッチパネル(31)上に表示されたキーを押下することで、選択された機能を示すキーが黒く反転することになる。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば、ページ印字の種類等)には、ユーザが液晶タッチパネル(31)上に表示されたキーを押下することで、詳細機能の設定画面が表示されることになる。なお、液晶タッチパネル(31)にドット表示機能を使用することで、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能となる。
初期設定キー(37)は、ユーザが初期設定キー(37)を押下することで、画像形成装置の初期状態を任意にカスタマイズすることが可能となる。この初期設定キー(37)により、画像形成装置に収納されている用紙サイズを任意に設定したり、コピー機能のリセットキー(36)を押下したときの状態を任意に設定したりすることが可能となる。また、初期設定キー(37)は、液晶タッチパネル(31)上に表示されている各種機能に対する詳細設定を行うことも可能である。例えば、一定時間操作が無いときに優先して選択されるアプリケーション等を選択することや、国際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間の設定や、オートオフ/スリープモードへ移行する時間を設定することが可能となる。
予熱キー(35)は、ユーザが予熱キー(35)を押下することで、画像形成装置を待機状態から、電力低減状態に移行し、定着温度を低下させたり、操作部の表示を消灯させたりする。なお、予熱状態は、国際エネルギースター計画で言う、低電力状態を意味している。また、予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解除し、待機状態に移行させるには、この予熱キー(35)を再度押下することになる。
次に、図3を参照しながら、図1に示唆する画像形成装置における制御について説明する。
画像形成装置における制御系は、画像形成装置全体を制御するメインコントローラ(20)を中心に各分散制御装置が配置されており、図3に示すメインコントローラ(20)には、システムバスを介して、画像処理ユニット(IPU)(49)と、自動原稿送り装置(ADF)(1)と、操作部(30)と、が接続されている。なお、操作部(30)は、オペレータに対する表示やオペレータからの機能設定を行うものであり、画像処理ユニット(IPU)(49)は、スキャナの制御、原稿画像をIPU内部の具備する画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像処理を行うものである。
また、メインコントローラ(20)には、直接、メインモータ(25)と、中間クラッチ(21)と、第1給紙クラッチ(22)と、第2給紙クラッチ(23)と、第3給紙クラッチ(24)と、が接続されている。また、自動原稿送り装置(ADF)(1)には、搬送モータ(26)や、原稿セット検知部(7)が接続されており、操作部(30)には、液晶ディスプレイ(31)や、各種入力キー(32〜37)が接続されている。
次に、図1を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置における処理動作について説明する。
まず、自動原稿送り装置(以後ADF)(1)にある、原稿台(2)に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、図2に示す操作部(30)上のプリントキー(34)が押下されると、原稿束の一番下の原稿から給送ローラ(3)と、給送ベルト(4)と、によりコンタクトガラス(6)上の所定の位置に給送されることになる。なお、本発明にかかる画像形成装置は、一枚の原稿の給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
次に、コンタクトガラス(6)上の所定の位置に給送された原稿は、読み取りユニット(50)によりコンタクトガラス(6)上の原稿の画像データを読み取り、その読み取りが終了した原稿が、給送ベルト(4)、及び、排送ローラ(5)を介して排出されることになる。さらに、原稿台(2)に次の原稿があることを、原稿セット検知部(7)が検知した場合は、上述した上記原稿と同様の処理によりコンタクトガラス(6)上に原稿が給送されることになる。なお、給送ローラ(3)、給送ベルト(4)、排送ローラ(5)は、図3に示唆する搬送モータ(26)により駆動されることになる。
第1トレイ(8)、第2トレイ(9)、第3トレイ(10)に積載された転写紙は、各々第1給紙装置(11)、第2給紙装置(12)、第3給紙装置(13)により給紙され、縦搬送ユニット(14)により感光体(15)に当接する位置まで搬送される。
読み取りユニット(50)にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット(57)からのレーザにより感光体(15)に書き込まれ、現像ユニット(27)を通過することでトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体(15)の回転と等速で搬送ベルト(16)により搬送されながら、感光体(15)上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット(17)にて画像を定着させ、排紙ユニット(18)により後処理装置となるフィニシャ(100)に排出されることになる。
後処理装置となるフィニシャ(100)は、通常排紙トレイ(102)側と、ステープル台(108)側と、に導くことができる。切り替え板(101)を上に切り替えることで、転写紙を搬送ローラ(103)を経由して通常排紙トレイ(104)側に排紙することができる。また、切り替え板(101)を下方向に切り替えることで、転写紙を搬送ローラ(105、107)を経由して、ステープル台(108)に搬送することができる。
ステープル台(108)に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー(109)により、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ(106)により綴じられることになる。ステープラ(106)で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ(110)に収納される。
一方、通常の排紙トレイ(104)は前後に移動可能な排紙トレイであり、原稿毎、あるいは、画像メモリによりソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けることになる。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ(8〜10)から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ(104)側に導かず、経路切り替えの為の反転ユニット(112)を上側にセットし、一旦、両面給紙ユニット(111)に転写紙をストックする。そして、両面給紙ユニット(111)にストックした転写紙に対して、再び感光体(15)に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット(111)にストックした転写紙を再給紙し、経路切り替えの為の反転ユニット(112)を下側にセットし、両面に画像が転写された転写紙を排紙トレイ(104)に導くことになる。
このように、転写紙の両面に画像を作成する場合には両面給紙ユニット(111)が使用されることになる。
なお、感光体(15)と、搬送ベルト(16)と、定着ユニット(17)と、排紙ユニット(18)と、現像ユニット(27)とは、図3に示すメインモータ(25)により駆動されることになる。また、各給紙装置(11〜13)は、図3に示すメインモータ(25)の駆動が各々給紙クラッチ(22〜24)により伝達駆動されることになる。また、縦搬送ユニット(14)は、図3に示すメインモータ(25)の駆動が中間クラッチ(21)により伝達駆動されることになる。
次に、図1を参照しながら、原稿読み取り時から画像の書き込み時までの処理動作について説明する。
読み取りユニット(50)は、原稿を載置するコンタクトガラス(6)と、光学走査系と、で構成されており、光学走査系には、露光ランプ(51)、第1ミラー(52)、レンズ(53)、CCDイメージセンサ(54)等々で構成されている。露光ランプ(51)及び第1ミラー(52)は、図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー(55)及び第3ミラー(56)は図示しない第1キャリッジ上に固定されている。
なお、原稿像を読み取る際には、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に操作されることになる。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにより駆動される。また、原稿画像はCCDイメージセンサ(54)により読み取られ、電気信号に変換されることになる。
書き込みユニット(57)は、レーザ出力ユニット(58)、結像レンズ(59)、ミラー(60)で構成され、レーザ出力ユニット(58)の内部には、図示しないレーザ光源であるレーザダイオード、及び、モータにより高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が搭載されている。
なお、画像を感光体(15)に書き込む際には、書き込みユニット(57)から出力されるレーザ光を、画像作像系の感光体(15)に照射することになる。なお、図示しないが感光体(15)の一端近傍のレーザビームが照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
次に、図4を参照しながら、図3に示す画像処理ユニット(IPU)(49)の処理動作について説明する。
画像処理ユニット(IPU)(49)は、図1に示す露光ランプ(51)から照射された光の反射を、CCDイメージセンサ(54)により光電変換し、A/Dコンバータ(61)にてデジタル画像データに変換する。そして、シェーディング補正部(62)で、A/Dコンバータ(61)で変換されたデジタル画像データに対してシェーディング補正が行われ、更に、画像処理部(63)で、画像データに対してMTF補正、γ補正等が施されることになる。そして、MTF補正、γ補正等が施された画像データは、セレクタ(64)で切り替えられて印字合成部(71)、または、画像メモリコントローラ(65)に入力される。また、印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)から出力された画像データも同様に、セレクタ(64)で切り替えられて印字合成部(71)、または、画像メモリコントローラ(65)に入力される。
印字合成部(71)は、セレクタ(64)を介して画像処理部(63)から入力された画像データと、印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)から入力された画像データと、を基に印字合成を行い、その印字合成を行った画像データを変倍回路(77)に供給する。そして、変倍回路(77)に供給された画像データは変倍率に合わせて拡大縮小され、書き込みユニット(57)に送られることになる。
なお、画像処理ユニット(IPU)(49)を構成する画像メモリコントローラ(65)とセレクタ(64)との間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっており、図4には特に明示していないが、画像処理ユニット(IPU)(49)には、読み取りユニット(50)から入力される画像データ以外にも、I/Oポート(67)、電話回線通信制御ユニット(72)、を介して外部から供給される画像データ、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置から入力した画像データも処理できるように、複数の画像データの入出力を選択できる機能を有している。
なお、本発明にかかる画像形成装置は、I/Oポート(67)を介してネットワークに接続されている。なお、ネットワークを介して接続されている外部の情報処理装置との通信手段としては、インターネットの標準プロトコルとして普及されているTCP/IP通信プロトコルが適用可能となる。
また、図4に示すように、画像処理ユニット(IPU)(49)は、画像メモリコントローラ(65)の設定や、図1に示す読み取りユニット(50)、書き込みユニット(57)の制御を行うCPU(68)と、CPU(68)により制御されるプログラムやデータを格納するROM(69)、RAM(70)、NV−RAM(74)を有して構成されている。なお、CPU(68)は、画像メモリコントローラ(65)を介して、画像メモリ(66)のデータの書き込み処理や、読み出し処理を行う制御部である。また、登録ユーザ情報、管理者情報、その他の初期設定情報は、全てNV−RAM(74)に格納されており、画像形成装置の電源が切られてもNV−RAM(74)に格納された情報は維持され続けることになる。
なお、画像メモリコントローラ(65)に送られた画像データは、画像メモリコントローラ(65)内にある画像圧縮装置で圧縮され、画像メモリ(66)に送られることになる。画像メモリコントローラ(65)内にある画像圧縮装置で画像データを圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調の画像データをそのまま画像メモリ(66)に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像データで画像メモリ(66)の容量を多く使用することになるため、画像データの圧縮処理を行うことで、限られた画像メモリ(66)の容量を有効に利用できることが可能となるからである。また、一度に多くの画像データを画像メモリ(66)に記憶することが可能となるため、ソート機能として、画像メモリ(66)に貯えられた画像データをページ順に出力することが可能となるからである。この場合は、画像メモリ(66)に貯えられた画像データを出力した際に画像メモリコントローラ(65)内の伸長装置で画像データを順次伸長しながら出力することになる。このような機能は一般に「電子ソート」と称される。
また、本発明にかかる画像形成装置は、画像メモリ(66)の機能を利用し、複数枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能である。例えば、4枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー出力をすることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
また、本発明にかかる画像形成装置において、画像メモリ(66)に記憶された画像データは、CPU(68)からアクセス可能な構成となっている。このため画像メモリ(66)に記憶された画像データを加工することが可能となり、例えば、画像データの間引き処理、画像データの切り出し処理等を行うことが可能となる。なお、画像メモリ(66)に記憶された画像データは、画像メモリコントローラ(65)内のレジスタにデータを書き込むことで加工され、その加工された画像データは、再度、画像メモリ(66)に記憶される。
なお、画像メモリ(66)は、各処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割し、画像データの入出力を同時に実行可能な構成となっている。また、各分割したエリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能とするために、画像メモリコントローラ(65)とのインターフェースには、リード用とライト用との二組のアドレス・データ線が用いられている。これにより、エリア1に画像データを入力(ライト)する間に、エリア2により画像を出力(リード)するという動作が可能となる。
なお、画像メモリ(66)には、多くの画像データを収納するため、図4に示すように、ハードディスク(HD)(75)を設けることも可能である。ハードディスク(HD)(75)を設けることで、外部電源が不用で永久的に画像を保持できることになる。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するには、このハードディスク(HD)(75)を用いるのが一般的である。
なお、画像データの書き込み処理、読み出し処理は、画像形成装置本体の作像処理や、スキャナからの画像の書き込み処理に対する処理速度の差を吸収する為に、画像メモリ(66)に画像データを一旦記憶してから、画像データの書き込み処理、読み出し処理をすることになる。また、ハードディスク(HD)(75)からの画像データを書き込みユニット(57)に送信する際は、画像メモリ(66)に画像データを一旦記憶してから書き込みユニット(57)に送信することになる。
なお、CPU(68)が、画像データの入力、出力を決めることでCPU(68)と接続された画像メモリコントローラ(65)における画像データの流れを切り替えることになる。また、画像データを記憶する装置となる画像メモリ(66)、ハードディスク(HD)(75)、書き込みユニット(57)に送る画像データの入出力は全て画像メモリコントローラ(65)により画像パスが決定されることになる。
次に、図5を参照しながら、図4に示すセレクタ(64)における1ページ分の画像信号の信号処理について説明する。
なお、図5に示すフレームゲート信号(/FGATE)は、1ページ分の画像データの副走査方向に対する有効期間を示唆している。また、主走査同期信号(/LSYNC)は、1ライン毎の主走査同期信号を示唆しており、この主走査同期信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、ラインゲート信号(/LGATE)である。これらの信号は、画素同期信号(VCLK)に同期しており、画素同期信号(VCLK)の1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくることになる。本実施例では、転写紙への書込密度は400dpi、最大画素数は主走査4800画素、副走査6800画素である。また、本実施例では、画像データは255に近いほど白画像となる。
次に、図6〜図12を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置について説明する。
なお、図6は、図1に示唆する画像形成装置(図6に示唆する複合機)に、紙を仕分けする装置(仕分け装置)と、仕分けされる空間を提供する装置(トレイ)と、を接続したものである。
仕分け装置は、画像形成装置(複合機)において出力された画像を、指定された各トレイに格納する装置であり、図7に示唆するように、仕分けする紙の入力口と、仕分け先を切り替える切替ローラと、を有して構成される。なお、切替ローラは、設定に応じて回転して切り替えることになる。
仕分け装置は、画像形成装置(複合機)からの制御信号により、仕分けする紙の出力口(仕分け先出力口)の切り替え処理を行い、画像形成装置(複合機)から出力された画像を、画像形成装置(複合機)からの制御信号により指定された各トレイに格納することになる。
まず、仕分け装置は、画像形成装置(複合機)からの制御信号により、紙を仕分けする出力口(仕分け先出力口)の切り替え処理を行い、その切り替え処理により指定された仕分け先出力口に紙が運ばれることになる。なお、仕分け装置の各仕分け先出口には、図7に示唆するように、カウント装置を有しており、仕分け先出力口を介して紙の通紙が行われると、カウント装置が、カウント処理を行い、そのカウント結果を画像形成装置の制御部に通知することになる。
カウント装置におけるカウント方法としては、例えば、図8に示唆するように、紙の進行方向にあわせてAが持ち上がり、BがAとの接地がなくなったことを検知することで通紙が開始したことを検知し、その後、紙の通紙が終ると、Aは、再び、Bに接地することになるので、B、はそのときに下がったことを電気的に認識し、カウント発生の通知を制御部に通知することになる。これにより、仕分け出力先口での紙の通紙をカウントすることが可能となる。なお、カウントは出力要求を行った際に、カウントすることでも、通紙を数えることが可能である。なお、図9は、格納装置の概略図であり、図9に示唆するように、紙入力口があり、紙を入れる空間を提供することになる。
画像形成装置は、図10に示唆するように紙の排出口を有しており、この排出口から紙の出力を行うことになる。そして、図11に示唆するように、紙の排出口と、仕分け装置の紙の入力口と、を合わせて、画像形成装置から仕分け装置側に紙を送り出せるように接続することになる。なお、仕分け装置は、画像形成装置の制御部との通信を可能とするように接続し、図12の(a)〜(c)に示唆するように、各仕分け部へ紙を出力することになる。
次に、図13を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置における処理動作について説明する。
本発明にかかる画像形成装置は、図13に示唆するように、3つの工程を行うことになり、起動動作(ステップS1)と、初期設定(ステップS2)と、画像出力(ステップS3)と、を行うことになる。
(起動動作)
まず、図14を参照しながら、ステップS1における起動動作について説明する。
まず、図14を参照しながら、ステップS1における起動動作について説明する。
本発明にかかる画像形成装置が起動した際に、画像形成装置の具備するメモリコントローラ(20)は、図6に示唆する各トレイに対して仕分け可能な格納限界数を自動設定するか否かを、画像形成装置の構成を保持する記憶領域の情報を基に判定する(ステップS1−1)。この判定により、メモリコントローラ(20)が、格納限界数を自動設定すると判定した場合は(ステップS1−1/Yes)、メモリコントローラ(20)は、図6に示唆する仕分け装置から、各トレイに仕分け可能な格納限界枚数を取得し、その取得した格納限界枚数を、画像形成装置の構成を保持する記憶領域に設定することになる。そして、メモリコントローラ(20)は、その設定した格納限界枚数を、図2に示唆する液晶タッチパネル(31)上に表示することになる。これにより、液晶タッチパネル(31)上には、図15に示唆する画面が表示されることになる。そして、メモリコントローラ(20)は、起動動作を終了することになる。
また、上記ステップS1−1の判定において、メモリコントローラ(20)が、格納限界数を自動設定しないと判定した場合は(ステップS1−1/No)、メモリコントローラ(20)は、そのまま、起動動作を終了することになる。
このように、出力画像を仕分けする任意の箇所に応じて、限界枚数を自動的に設定することで、格納する区分は多いがその区分毎に格納する格納スペースが小さいとか、格納する区分は少ないが、その区分毎に格納する格納スペースが大きい等の格納装置に応じて自動的に制限値を設定することが可能となるため、設定する手間を省くことが可能となる。
(初期設定)
次に、図16を参照しながら、ステップS2における初期設定について説明する。
次に、図16を参照しながら、ステップS2における初期設定について説明する。
まず、画像形成装置の具備するメモリコントローラ(20)は、図2に示唆する「初期設定キー」(37)が押下されたか否かを判定し、格納限界数を手動設定するか否かを判定する(ステップS2−1)。メモリコントローラ(20)は、「初期設定キー」(37)が押下され、格納限界数を手動設定すると判定した場合は(ステップS2−1/Yes)、メモリコントローラ(20)は、図2に示唆する液晶タッチパネル(31)上に、図17に示唆する画面を表示させ、各仕分けトレイの格納限界数の設定要求を行う。これにより、図17に示唆する画面が、液晶タッチパネル(31)上に表示されることになり、ユーザは、格納限界数の設定要求が行なわれた際に、図2に示唆するテンキー(32)を押下し、各仕分けトレイの限界数を設定することになる。そして、メモリコントローラ(20)は、図2に示唆する操作部(30)上から各仕分けトレイの限界数が設定されたと判定した場合に、その設定された各仕分けトレイの限界数を画像形成装置の構成を保持する記憶領域に設定することになる(ステップS2−2)。
このように、任意の箇所に仕分けする限界枚数を設定可能とすることで、任意の箇所に仕分けする画像出力の制限をユーザが任意に設定することが可能となる。
次に、メモリコントローラ(20)は、仕分けトレイ毎にカウントされている数値をリセットするか否かを判定し(ステップS2−3)、メモリコントローラ(20)は、図2に示唆する操作部(30)上から、仕分けトレイ毎にカウントされている数値のリセット要求が設定されたと判定した場合は、メモリコントローラ(20)は、仕分けトレイ毎にカウントされている数値をリセットすると判定することになり(ステップS2−3/Yes)、メモリコントローラ(20)は、図2に示唆する操作部(30)上から指定された仕分けトレイのカウント数を初期化し、カウント数を0に設定することになる(ステップS2−4)。
このように、任意の箇所に仕分けされた出力画像の枚数を任意に初期化可能とすることで、任意の箇所に仕分けされた紙を取り出した際に、再び、0からカウントすることが可能となる。任意の箇所毎に再び管理することが可能となる。
次に、メモリコントローラ(20)は、上記ステップS2−4において、指定された仕分けトレイのカウント数を0に設定した場合、または、ステップS2−3において、仕分けトレイ毎にカウントされている数値をリセットしないと判定した場合(ステップS2−3/No)に、起動設定時に確認する格納限界数の設定を自動的に行うように自動設定するか否かを判定し(ステップS2−5)、メモリコントローラ(20)は、図2に示唆する操作部(30)上から、起動設定時に確認する格納限界数の設定を自動的に行う設定要求が行なわれたと判定した場合に、メモリコントローラ(20)は、起動設定時に確認する格納限界数の設定を自動的に行うように自動設定すると判定し(ステップS2−5/Yes)、メモリコントローラ(20)は、起動設定時に確認する格納限界数の自動設定を行うように、画像形成装置の構成を保持する記憶領域に設定することになる(ステップS2−6)。これにより、メモリコントローラ(20)は、画像形成装置の起動動作時に、格納限界数を自動設定すると判定することになり(ステップS1−1/Yes)、メモリコントローラ(20)は、図6に示唆する仕分け装置から、各トレイに仕分け可能な格納限界枚数を取得し、その取得した格納限界枚数を、画像形成装置の構成を保持する記憶領域に設定することになる。
なお、画像形成装置の起動時に自動設定するか否かをユーザに決定させるためには、
メモリコントローラ(20)が、図18に示唆する画面を、図2に示唆する液晶タッチパネル(31)上に表示し、各トレイの格納限界数の自動設定をユーザに選択させるための自動設定要求を行うことになる。そして、ユーザが、図18に示唆する画面上の「Yes」キーを押下し、メモリコントローラ(20)が、図18に示唆する画面上の「Yes」キーが押下されたと判定した場合に、メモリコントローラ(20)は、起動設定時に確認する格納限界数の設定を自動的に行う設定要求が行なわれたと判定することになる。逆に、ユーザが、図18に示唆する画面上の「No」キーを押下し、メモリコントローラ(20)が、図18に示唆する画面上の「No」キーが押下されたと判定した場合に、メモリコントローラ(20)は、起動設定時に確認する格納限界数の設定を自動的に行わない設定要求が行なわれたと判定することになる。
メモリコントローラ(20)が、図18に示唆する画面を、図2に示唆する液晶タッチパネル(31)上に表示し、各トレイの格納限界数の自動設定をユーザに選択させるための自動設定要求を行うことになる。そして、ユーザが、図18に示唆する画面上の「Yes」キーを押下し、メモリコントローラ(20)が、図18に示唆する画面上の「Yes」キーが押下されたと判定した場合に、メモリコントローラ(20)は、起動設定時に確認する格納限界数の設定を自動的に行う設定要求が行なわれたと判定することになる。逆に、ユーザが、図18に示唆する画面上の「No」キーを押下し、メモリコントローラ(20)が、図18に示唆する画面上の「No」キーが押下されたと判定した場合に、メモリコントローラ(20)は、起動設定時に確認する格納限界数の設定を自動的に行わない設定要求が行なわれたと判定することになる。
なお、ステップS2−5において、メモリコントローラ(20)が、起動設定時に確認する格納限界数の設定を自動的に行うように自動設定しないと判定した場合は(ステップS2−5/No)、そのまま、初期設定を終了することになる。
(画像出力)
次に、図19を参照しながら、ステップS3における画像出力について説明する。
次に、図19を参照しながら、ステップS3における画像出力について説明する。
まず、メモリコントローラ(20)は、画像データを出力するための、画像出力要求が発生したか否かを判定し(ステップS3−1)、メモリコントローラ(20)は、画像出力要求が発生したと判定した場合は(ステップS3−1/Yes)、画像を出力することになり、指定された仕分けトレイのカウントを行い(ステップS3−2)、画像出力を終了することになる。また、メモリコントローラ(20)は、画像出力要求が発生していないと判定した場合は(ステップS3−1/No)、そのまま、画像出力を終了することになる。
このように、任意の箇所に仕分けした出力画像の枚数をカウントして管理することで、任意の箇所に仕分けした出力画像の枚数を管理することが可能となるため、その任意の箇所に仕分けする出力画像を固定していれば、その任意の箇所にどれだけの画像が出力されたのかを管理することが可能となる。
なお、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態で実施することは可能である。例えば、上述した実施例は、画像形成単体での処理動作について説明したが、複数の画像形成装置を連結させた連結画像形成システムにも本実施例は適用可能である。これにより、画像形成装置は、ネットワークを介して情報処理装置と接続し、情報処理装置から画像データを取得して、画像を出力することが可能となる。
また、上述した実施例の画像形成装置における処理動作は、画像形成装置に組み込まれたコンピュータプログラムにより実行することも可能であり、例えば、このプログラムを、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または、半導体等の記録媒体に記録し、該記録した記録媒体から画像形成装置に読み込むことで、本実施例の画像形成装置における処理動作を実施することは可能となる。また、所定のネットワークを介して接続されている外部の接続機器から画像形成装置にダウンロードすることでも本実施例の画像形成装置における処理動作を実施することは可能である。
本発明は、デジタル複写機、ファクシミリ、スキャナ、ネットワークファイルサーバ等の画像入出力機器、または、上記機能を複数備えたデジタル複合機に適用可能である。
1 自動原稿送り装置(ADF)
7 原稿セット検知部
20 メインコントローラ
21 中間クラッチ
22、23、24 給紙クラッチ
25 メインモータ
26 搬送モータ
30 操作部
31 液晶タッチパネル
32 テンキー
33 クリア/ストップキー
34 プリントキー
35 予熱キー
36 リセットキー
37 初期設定キー
49 IPU(画像処理ユニット)
7 原稿セット検知部
20 メインコントローラ
21 中間クラッチ
22、23、24 給紙クラッチ
25 メインモータ
26 搬送モータ
30 操作部
31 液晶タッチパネル
32 テンキー
33 クリア/ストップキー
34 プリントキー
35 予熱キー
36 リセットキー
37 初期設定キー
49 IPU(画像処理ユニット)
Claims (14)
- 画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得した画像データを記憶する記憶手段と、
前記画像取得手段により取得した画像データ、または、前記記憶手段に記憶された画像データを出力する画像出力手段と、
前記画像出力手段により出力された出力画像を任意の箇所に仕分けする仕分け手段と、
前記任意の箇所に仕分けした出力画像の枚数を管理する管理手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記任意の箇所に仕分けする限界枚数を設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記出力画像を仕分けする任意の箇所に応じて、限界枚数を自動的に設定する自動設定手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記任意の箇所に仕分けされた出力画像の枚数を任意に初期化する初期化手段を有することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 画像データを読み取る画像読取手段を有し、
前記画像取得手段は、
前記画像読取手段により画像を読み取ることで、前記画像データを取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、ネットワークを介して情報処理装置と接続されており、
前記画像取得手段は、前記情報処理装置から前記画像データを取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 画像データを記憶する記憶手段を有する画像形成装置における制御方法であって、
前記画像形成装置は、
画像データを取得する画像取得工程と、
前記画像取得工程により取得した画像データを前記記憶手段に記憶する記憶工程と、
前記画像取得工程により取得した画像データ、または、前記記憶工程により前記記憶手段に記憶された画像データを出力する画像出力工程と、
前記画像出力工程により出力された出力画像を任意の箇所に仕分けする仕分け工程と、
前記任意の箇所に仕分けした出力画像の枚数を管理する管理工程と、
を行うことを特徴とする制御方法。 - 前記画像形成装置は、
前記任意の箇所に仕分けする限界枚数を設定する設定工程を行うことを特徴とする請求項7記載の制御方法。 - 前記画像形成装置は、
前記出力画像を仕分けする任意の箇所に応じて、限界枚数を自動的に設定する自動設定工程を行うことを特徴とする請求項7または8記載の制御方法。 - 前記画像形成装置は、
前記任意の箇所に仕分けされた出力画像の枚数を任意に初期化する初期化工程を行うことを特徴とする請求項7から9の何れか1項に記載の制御方法。 - 前記画像形成装置は、画像データを読み取る画像読取手段を有し、
前記画像取得工程は、
前記画像読取手段により画像を読み取ることで、前記画像データを取得することを特徴とする請求項7記載の制御方法。 - 前記画像形成装置は、ネットワークを介して情報処理装置と接続されており、
前記画像取得工程は、
前記情報処理装置から前記画像データを取得することを特徴とする請求項7記載の制御方法。 - 画像データを記憶する記憶手段を有する画像形成装置において実行させる制御プログラムであって、
画像データを取得する画像取得処理と、
前記画像取得処理により取得した画像データを前記記憶手段に記憶する記憶処理と、
前記画像取得処理により取得した画像データ、または、前記記憶処理により前記記憶手段に記憶された画像データを出力する画像出力処理と、
前記画像出力処理により出力された出力画像を任意の箇所に仕分けする仕分け処理と、
前記任意の箇所に仕分けした出力画像の枚数を管理する管理処理と、
を前記画像形成装置において実行させることを特徴とする制御プログラム。 - 請求項13記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004167736A JP2005343092A (ja) | 2004-06-04 | 2004-06-04 | 画像形成装置、画像形成装置における制御方法、制御プログラム及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004167736A JP2005343092A (ja) | 2004-06-04 | 2004-06-04 | 画像形成装置、画像形成装置における制御方法、制御プログラム及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005343092A true JP2005343092A (ja) | 2005-12-15 |
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ID=35495894
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004167736A Withdrawn JP2005343092A (ja) | 2004-06-04 | 2004-06-04 | 画像形成装置、画像形成装置における制御方法、制御プログラム及び記録媒体 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005343092A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014052808A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Glory Ltd | 投票用紙分類機および投票用紙の分類方法 |
-
2004
- 2004-06-04 JP JP2004167736A patent/JP2005343092A/ja not_active Withdrawn
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