JP4944630B2 - 印刷装置および印刷制御装置および制御方法および制御プログラム、印刷システム - Google Patents

印刷装置および印刷制御装置および制御方法および制御プログラム、印刷システム Download PDF

Info

Publication number
JP4944630B2
JP4944630B2 JP2007019471A JP2007019471A JP4944630B2 JP 4944630 B2 JP4944630 B2 JP 4944630B2 JP 2007019471 A JP2007019471 A JP 2007019471A JP 2007019471 A JP2007019471 A JP 2007019471A JP 4944630 B2 JP4944630 B2 JP 4944630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
information
identification information
unit
specified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007019471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008186255A (ja
Inventor
正行 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007019471A priority Critical patent/JP4944630B2/ja
Priority to US12/017,261 priority patent/US7912388B2/en
Publication of JP2008186255A publication Critical patent/JP2008186255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4944630B2 publication Critical patent/JP4944630B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5075Remote control machines, e.g. by a host
    • G03G15/5087Remote control machines, e.g. by a host for receiving image data
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00025Machine control, e.g. regulating different parts of the machine
    • G03G2215/00109Remote control of apparatus, e.g. by a host
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00025Machine control, e.g. regulating different parts of the machine
    • G03G2215/00126Multi-job machines
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • G03G2215/0138Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to a recording medium carried by a transport belt
    • G03G2215/0141Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to a recording medium carried by a transport belt the linear arrangement being horizontal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、印刷システム及びその印刷実行方法、並びに印刷実行のプログラムに関し、用紙の種類に応じて印刷制御を行う処理方法に関する。
従来、第三者(顧客、クライアント)から印刷物(雑誌、新聞、カタログ、広告、グラビア等)の作成依頼を受注し、該クライアントの所望の印刷物を作成する。そして、作成された印刷物を該クライアントに納品することでクライアントから報酬を得る、所謂、商業的印刷業界では、現在でも、オフセット製版印刷機などの大規模な印刷装置等を用いているのが主流である。該印刷業界では、入稿、デザインやレイアウト、カンプ(プリンタ出力によるプレゼンテーション)、校正(レイアウト修正や色修正)、校正刷り(プルーフプリント)、版下作成、印刷、後処理加工、発送といった具合に様々な工程を踏んで作業を進めてきた。これは、上述のような印刷機の利用には版下作成を欠かすことができず、一度版下を作成すると、その修正は容易でなく、且つコスト的にかなり不利であるため、入念な校正、即ちレイアウトのチェックや色の確認作業が必須であったためである事等に起因する。このように、商業的印刷業界では、大掛かりな装置を必要とし、尚且つ、クライアントが所望する印刷物を作成するのにある程度の時間も必要であった。しかもこれらそれぞれの作業には専門知識が必要であり、いわば職人と呼ばれる熟練者のノウハウが必要であった。
一方最近では、電子写真方式やインクジェット方式の印刷装置の高速化、高画質化に伴い、上記のような印刷業界に対抗して、プリント・オン・デマンド(Print On Demand:以下、PODと表記する)と呼ばれる市場が出現しつつある。PODでは、印刷装置で扱うジョブより比較的小ロットのジョブを、大掛かりな装置やシステムを用いずに、短納期で取り扱えることを目指している。そのため、上記のような大規模な印刷機、印刷手法に変わって、例えば、デジタル複写機やデジタル複合機等のデジタル画像形成装置を最大限に活用して、電子データを用いたデジタルプリントを実現している。このようなPOD市場では、従来の印刷業界に比べてデジタル化が融合し、コンピュータを利用した管理、制御が浸透してきており、コンピュータを利用してある程度、印刷業界のレベルに近づこうとしている。このような背景の中で、POD市場には、コピー・プリントショップ印刷会社の印刷サービスと言われるPFPや、企業内社内向け印刷サービスと言われるCRDなどが存在する。なお、PFPは、Print For Payの略語であり、CRDは、Centralized Reproduction Departmentの略語である。
POD市場では、顧客の要望に応じた様々な種類の用紙が印刷媒体として使用されている。そのため、現在のPOD市場向けデジタル複合機は、一般的に使用される標準用紙タイプ、ユーザが用紙の形状/坪量/表面性などの詳細な設定を行うことが可能なユーザ定義用紙タイプ、メーカーや販売会社が予め用意したプリセット用紙タイプを利用できる。
また、これらの用紙タイプを一括して管理する用紙情報データベースはデジタル複合機の操作部やリモートのクライアントPCからアクセス可能である。また、ユーザが新規登録や削除/修正といった操作や登録されている用紙情報を取得する操作を行うことも可能となっている。
POD市場向けのデジタル複合機では、様々な用紙を使用した印刷が行われるが、印刷データにて指定された用紙の種類によって利用可能な印刷装置の機能が制限される場合もある。
例えば、特許文献1に記載の技術では、両面指定の印刷ジョブにて指定された用紙が両面印刷可能な用紙であるかを判別し、両面印刷ができない用紙が指定されている場合は印刷を中止するか片面印刷に変更するかをユーザに選択させることが記載されている。
特開2005−169684号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術では、印刷エラーを未然に防ぐために印刷ジョブで指定されている用紙の種類を特定する必要がある。
上述した標準用紙タイプは、印刷ジョブにて指定された用紙IDから用紙タイプを判断可能である。しかし、ユーザ定義用紙タイプやプリセット用紙タイプには、任意の用紙IDが設定されるため、ユーザ定義用紙やプリセット用紙に関する情報を備えていない場合、印刷ジョブにて指定された用紙IDから用紙タイプを判別することが困難となる。
その結果、指定された用紙タイプを判別できない場合、印刷ジョブにおいて指定された用紙タイプに適した印刷制御情報を生成することができず、ユーザの意図した印刷結果を得ることができなくなるおそれがあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、印刷ジョブに指定されている用紙IDから用紙タイプを判別できない場合であっても、ユーザの意図した印刷結果を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、制御部と接続された印刷装置であって、用紙の識別情報と用紙属性情報とから構成される用紙情報を保持する記憶手段と、前記制御部から送信された識別情報に対応する用紙情報に含まれる用紙属性情報に基づいて当該用紙情報に対する代替用紙情報を前記記憶手段に保持された用紙情報から特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された代替用紙情報に含まれる識別情報を代替識別情報として前記制御部へ送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
更に、印刷装置が実行可能な印刷ジョブを生成する印刷制御装置であって、印刷データに指定された用紙を識別するための識別情報から前記印刷データが指定する用紙の種類を特定できるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって特定できないと判定された場合、前記識別情報を印刷装置へ送信する送信手段と、前記送信手段による当該識別情報の送信に対して返送された代替識別情報に従って前記印刷データにおいて指定された用紙の種類を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された用紙の種類に基づく印刷制御情報を生成する生成手段を有することを特徴とする。
本願を用いることにより印刷データに適した印刷制御情報を生成することが可能となり、印刷データに適した印刷処理を実行することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述する。
図1は、外部コントローラ及び印刷装置の電気的な構成を概略的に示すブロック図である。この印刷システムはホストコンピュータ300と、外部コントローラ400と、印刷装置100とを有し、各々がケーブル411、ケーブル412を介して接続されている。
ホストコンピュータ300は、印刷データ(本願では印刷処理装置が解釈可能なPDLデータとして記載される場合もある)の供給源として機能する。外部コントローラ400は、ホストコンピュータ300からケーブル211、外部インターフェース405を介して供給された印刷データ(PDLデータ)を、HDDコントローラ403を介して内蔵HD404に一旦保持する。内蔵HDに保持されたPDLデータは、CPUバス403を介してPDLバッファ406に一時的に保持される。外部コントローラ400はPDLバッファ406に保持されているPDLデータを解析し、ページ単位で順次処理を行い、フレームメモリ407に展開した画像データを生成する。フレームメモリ407に展開された画像データはケーブル412を介して印刷装置100に転送され、記録媒体に印刷される。
ここで、ケーブル411、412は、パラレルケーブル、SCSIケーブル、シリアルケーブル、ネットワークケーブル等の汎用ケーブルでも、専用のケーブルでも構わない。また、外部コントローラ400は、画像データを印刷装置100へ送信するとともに、当該画像データの印刷制御情報もケーブル212を介して印刷装置100へ送信する。印刷装置100は、印刷制御情報に基づいて受信した画像データを印刷する。なお、印刷制御情報とは、印刷装置100の動きを制御するための情報であり、例えば印刷物の排紙トレイの指定情報等を含む。
CPU401は、ROM402に格納された制御プログラムに基づいて動作し、外部コントローラ400の機能を制御する。内蔵ハードディスク(HD)404は、印刷済みのPDLデータ、PDLデータを展開して生成した画像データを一時的に保持する領域、フォントデータを格納する領域等を有し、HDDコントローラ403を介してCPUバス703に接続されている。RAM406は、ホストコンピュータ300より受信したPDLデータを一時的に保持するバッファであるPDLバッファ406と、PDLデータを展開し、その展開した画像データを一時的に保持するためフレームメモリ407とを含む。
印刷装置100はホストコンピュータ300で生成したPDLデータを出力するプリンタとして機能する他、原稿を複写する複写機やスキャナとして機能する。また、外部コントローラ400は、ケーブル412を介して印刷装置100のステータス情報等を取得し、ホストコンピュータ300に送信する他、このステータス情報に基づいて印刷装置100を制御する。
ところで、ROM402は例えばプログラマブルメモリ(例えば、EEPROM)により構成してホストコンピュータ710等から制御プログラムをインストール可能にすることも有効である。例えばフロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等のメモリ媒体及びそのコントローラ(ドライバ)等により構成することも有効である。
図2を用いて印刷装置の構成を説明する。なお、本願では印刷装置をMFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)として記載する場合もある。
MFPは、自装置内部に複数のジョブのデータを記憶可能なハードディスク等のメモリを具備し、スキャナから取得されたスキャンデータをプリンタ部で印刷するコピー機能を備える。
MFPは、コンピュータ等の外部装置から出力されたPDLデータを印刷する印刷機能を備える。このようにMFPは、複数の機能を具備した画像形成装置である。
MFPには、フルカラー機器とモノクロ機器があり、色処理や内部データなどを除いて、基本的な部分において、フルカラー機器がモノクロ機器の構成を包含することが多い。そのため、本願ではフルカラー機器を主に説明し、必要に応じて随時モノクロ機器の説明を加える。
本システムの構成に関し、上記の如く、複数の機能を具備した複合機能型の画像形成装置を有すると共に、プリント機能のみを具備した単一機能型の画像形成装置等でも良い。なお、単一機能型の画像形成装置は、SFP(Single Function Peripheral:単一機能周辺機器)として記載する。又、何れのタイプの画像形成装置であっても、複数台具備する構成でも良い。いずれにしても、本形態の制御が実現可能な構成であればよい。
図2に示す入力画像処理部101は、紙原稿などの画像を読み取り、読み取られた画像データを画像処理する。また、FAX部102は、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受信を行う。NIC(Network Interface Card)部103は、ネットワークを利用して画像データや装置情報を通信する。専用インタフェース部104は、外部装置と画像データなどを情報交換する。USBインタフェース(USB I/F)部105は、USB(Universal Serial Bus)メモリ(リムーバブルメディアの一種)に代表されるUSB機器と画像データなどを送受する。
そして、MFP制御部106では、MFPの用途に応じて画像データを一時保存したり、経路を決定したりといった交通整理の役割を担っている。
次に、文書管理部111は、複数の画像データを格納可能なハードディスク等のメモリを備える。例えば、画像形成装置が具備する制御部(MFP制御部106のCPUなど)が主体となって、入力画像処理部101、FAX部102、NIC部103、専用I/F部104、USB I/F部105を介して入力された画像データをハードディスクに格納する。さらに、制御部106は、ハードディスクから、必要な画像データを読み出して、プリンタ部113等の出力部に転送して、該プリンタ部113による印刷処理を制御する。又、オペレータからの指示により、制御部106は、ハードディスクから読み出した画像データを、コンピュータや他の画像形成装置等の外部装置に転送する。
圧縮伸長部110は、画像データを文書管理部111に記憶する際、必要に応じて、画像データを圧縮して格納し、一方、圧縮して格納された画像データを読み出す際に元の画像データに伸張する。また、データがネットワークを経由する際には、JPEG、JBIG、ZIPなど圧縮データを使用することも知られており、圧縮伸長部110は、データがMFPに入った後、当該データを伸張する。
また、リソース管理部112は、フォント、カラープロファイル、ガンマテーブルなど共通に扱われる各種パラメータテーブルなどを格納し、必要に応じて呼び出すことができると共に、新しいパラメータテーブルを格納、修正して更新することもできる。
次に、MFP制御部106では、PDLデータが入力された場合、RIP部108がRIP(Raster Image Processor)処理を施したり、印刷する画像に対して、出力画像処理部109で印刷のための画像処理を行ったりする。
更に、その際に作られる画像データの中間データやプリントレディデータ(プリントのためのビットマップデータやそれを圧縮したデータ)を必要に応じて、文書管理部111で再度格納することもできる。
そして、印刷用に画像処理されたデータは、画像形成を行うプリンタ部113に送られる。プリンタ部113によって印刷されたシートは後処理部114へ送られ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が行われる。
ここで、MFP制御部106は円滑にジョブを流す役割を担っており、MFPの使い方に応じて、以下のようにパス切り替える。但し、中間データとして画像データを必要に応じて格納することは一般に知られているが、ここでは文書管理部111が始点、終点になる以外のアクセスは表記しない。また、必要に応じて利用される圧縮伸張部110と後処理部114、あるいは、全体のコアとなるMFP制御部106などの処理は省略して、おおよそのフローがわかるように記載する。
複写機能 :入力画像処理部→出力画像処理部→プリンタ部
FAX送信機能 :入力画像処理部→FAX部
FAX受信機能 :FAX部→出力画像処理部→プリンタ部
ネットワークスキャン :入力画像処理部→NIC部
ネットワークプリント :NIC部→RIP部→出力画像処理部→プリンタ部
外部装置へのスキャン :入力画像処理部→専用I/F部
外部装置からのプリント :専用I/F部→出力画像処理部→プリンタ部
外部メモリへのスキャン :入力画像処理部→USB I/F部
外部メモリからのプリント:USB I/F部→RIP部→出力画像処理部→プリンタ部
ボックススキャン機能 :入力画像処理部→出力画像処理部→文書管理部
ボックスプリント機能 :文書管理部→プリンタ部
ボックス受信機能 :NIC部→RIP部→出力画像処理部→文書管理部
ボックス送信機能 :文書管理部→NIC部
プレビュー機能 :文書管理部→操作部
上記以外にも、E−mailサービスやWebサーバ機能等、様々な機能との組み合わせが考えられるが、ここでは割愛する。
また、ボックススキャン、ボックスプリント、ボックス受信、あるいは、ボックス送信は、文書管理部111を利用したデータの書き込みや読み出しを伴うMFPの処理機能である。MFP制御部106は、ジョブ毎やユーザ毎に文書管理部111内のメモリを分割して一次的にデータを保存して、ユーザIDやパスワードを組み合わせてデータの入出力を行う。更に、操作部107は、上記の様々なフローや機能を選択、操作指示するためのものであるが、操作部107の表示装置の高解像度化に伴い、文書管理部111にある画像データをプレビューし、確認後OKならば印刷することもできる。
次に、図3を用いてMFP制御部106について説明する。
同図は、大きく分けて4つの部分から構成されている。すなわち、入力デバイスを管理する入力デバイス管理部201、入力されたジョブを解釈する入力ジョブ制御部202、ジョブの設定情報を整理する出力ジョブ制御部203、出力デバイスを割り当てる出力デバイス管理部204である。
入力デバイス管理部201は、MFPの各入力部からの入力信号を整理したり、切り替えの順序を決定する。入力デバイス管理部201は、入力デバイス制御部を備え、各インターフェースを介して送られてくる入力信号は、スキャンされたスキャン画像信号、ネットワークからのPDLデータといったMFPの外部から入力されたデータである。さらに、入力信号には、文書管理部111に保管してあった画像データの再プリントやRIP部108、出力画像処理部109との連携といったMFP内部で処理された信号なども含まれる。
次に、入力ジョブ制御部202は、プロトコル解釈部とジョブ生成部から構成されている。入力デバイス制御部201から送られてくる一連の操作要求は、コマンド(プロトコル)と呼ばれる命令信号であり、プロトコル解釈部が、操作要求の概要を解釈して、MFP内部で理解できる操作手順に変換する。一方、ジョブ生成部はプリントジョブ、スキャンジョブ、PDL展開ジョブ、ファックス受信ジョブ等様々なジョブを生成する。生成されたジョブは、MFP内部でどのような処理を施して、どこに送られるかといったそれぞれのシナリオが定義付けされて、そのシナリオに従ってMFP内部を流れる。
出力ジョブ制御部203は、ジョブ解析部、バインダ解析部、ドキュメント解析部及び、ページ解析部を備えており、ジョブの設定情報(俗に、ジョブチケットと呼ばれる)と画像情報を作成する。
ジョブ解析部は、印刷する文書名や印刷部数、出力先の排紙トレイ指定、複数バインダで構成されるジョブのバインダ順などジョブ全体に関わる設定情報の詳細を解析する。
バインダ解析部は、製本方式の設定やステープルの位置、複数ドキュメントで構成されるバインダのドキュメント順などバインダ全体に関わる設定情報の詳細を解析する。
ドキュメント解析部は、複数ページで構成されるドキュメントのページ順、両面印刷の指定、表紙や合紙の付加などドキュメント全体に関わる設定情報の詳細を解析する。
ページ解析部は、画像の解像度、画像の向き(ランドスケープ/ポートレイト)等の各種設定ページ全体に関する設定情報の詳細を解析すると共に、PDLデータが入力された場合にはRIP部を呼び出してラスタライズ処理を施す。なお、画像情報を生成するに当たっては、RIP部によるラスタライズ処理によってページ画像情報が生成される。ページ画像情報は、圧縮伸張部110において圧縮された後、文書管理部111に設定情報と関連付けされて格納される。
出力デバイス管理部204は、デバイス割り当て部と出力デバイス制御部で構成されている。文書管理部111に保存された画像情報は圧縮伸張部110にて伸張され、関連付けられていた設定情報と一緒に読み出され、設定情報と画像情報は一対になって出力デバイス部に送られる。デバイス割り当て部は、定義付けされた各ジョブのシナリオに基づいて、出力デバイスを割り当てる際に、複数のジョブを同時に処理するとデバイスの競合が発生するので、その競合を調停する。
出力デバイス制御部は、利用すべきデバイス(プリンタ部113、後処理部114など)をスケジューリングする。
次に4Dカラー系MFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)4001の構成について、図4を用いて説明する。
4Dカラー系MFP4001は、スキャナ部、レーザ露光部、感光ドラム、作像部、定着部、給紙/搬送部及び、これらを制御する不図示のプリンタ制御部から構成される。
スキャナ部は、原稿台に置かれた原稿に対して、照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、その像を電気信号に変換して画像データを作成する。
レーザ露光部は、前記画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を等角速度で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)に入射させ、反射走査光として感光ドラムに照射する。
作像部は、感光ドラムを回転駆動し、帯電器によって帯電させ、前記レーザ露光部によって感光ドラム上に形成された潜像をトナーによって現像する。そして、作像部は、そのトナー像をシートに転写し、その際に転写されずに感光ドラム上に残った微小トナーを回収する一連の電子写真プロセスを、4連の現像ユニット(現像ステーション)にて実現している。シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に並べられた4連の現像ユニットは、シアンステーションの作像開始から所定時間経過後に、マゼンタ、イエロー、ブラックの作像動作を順次実行する。このタイミング制御によって、シート上に色ずれのない、フルカラートナー像が転写される。
定着部は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、前記作像部によってトナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解、定着する。
給紙/搬送部は、シートカセットやペーパーデッキに代表されるシート収納庫を一つ以上持っており、前記プリンタ制御部の指示に応じてシート収納庫に収納された複数のシートの中から一枚分離し、作像部・定着部へ搬送する。
給紙/搬送部は、シートを搬送し、前述の現像ステーションによって、各色のトナー像が転写され、最終的にフルカラートナー像がシート上に形成される。また、シートの両面に画像形成する場合、給紙/搬送部は、定着部を通過したシートを再度作像部へ搬送する搬送経路を通るように制御する。
プリンタ制御部は、MFP全体を制御するMFP制御部と通信して、印刷を制御すると共に、前述のスキャナ、レーザ露光、作像、定着、給紙/搬送の各部の状態を管理しながら、全体が調和を保って円滑に動作できるよう指示する。
定着部を通過したシートは、搬送経路上の画像読み取りセンサ部を通り、この画像読み取りセンサ部で印字された画像データが読み取られる。読み取られた画像データは、出力画像の濃度測定や出力画像に異常がないかどうかを確認する検品等に使用される。
次に図5を用いて出力画像処理部109について説明する。
出力画像処理部109(カラー系)に入力される画像データは、大きく分けて複写動作など入力画像処理部101からの出力データを扱うRGB系データと、ネットワークプリント動作などRIP部108からの出力データを扱うCMYK系データとに分かれる。
RGB系データは、下地除去部に入力され、CMYKデータは、出力ガンマ補正部に入力される。
まず、下地除去部は、スキャナで読み取られたRGB画像データに対して下地部を除去するための非線形変換を行う。
次に出力ダイレクトマッピング部は、RGB画像データをCMYK画像データに変換する。変換においては、RGBそれぞれの値がルックアップテーブルに入力され、その出力値の総和からC(Cyan)成分を作る。同様に、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(blacK)それぞれの成分もルックアップテーブルとその加算演算で形成される。このとき、入力画像処理部101にて検出された像域データに基づいて、3次元のルックアップテーブルが利用されており、文字領域と写真領域ではそれぞれ異なる種類のルックアップテーブルが適用されている。
出力ガンマ補正部は、プリンタに対応した出力画像の濃度補正を行っている。CMYKそれぞれ一次元のルックアップテーブルを利用して、画像形成ごとに異なる出力画像データのリニアリティを保つ役割を果たす。なお、一般的にカラーキャリブレーションの結果は、このルックアップテーブルに反映される。
ハーフトーン処理部は、MFP機能に応じて、異なる種類のスクリーニングを択一的に適用することができる。一般に、複写動作などでは、モアレの起きにくい誤差拡散系のスクリーニングを利用し、プリント動作では、文字や細線の再現性を考えてディザマトリクスなどを利用した多値スクリーン系のスクリーニングを用いることが多い。前者は、注目画素とその周辺画素に対して誤差フィルタで重み付けし、階調数を保ちながら多値化の誤差を配分して補正していく方法である。一方、後者は、ディザマトリックスの閾値を多値に設定し、擬似的に中間調を表現する方法で、CMYK独立に変換し、入力画像データによって低線数と高線数とを切り替えて再現する。
更に、スムージング処理部では、CMYKそれぞれに対し、エッジ部分をパターンマッチングにより検出し、より滑らかに再現されるパターンに変換することでジャギーを軽減する方法である。
次に図6を用いて操作部について説明する。
図6はMFPの操作部を表しており、キー入力部とタッチパネル部から構成される。それぞれの詳細を示したものが、図7および図8であり、以下にそれぞれの詳細を説明する。
まず、図7は、定常的な操作設定を行うキー入力部分である。
操作部電源スイッチ7001は、スタンバイモード(通常動作状態)とスリープモード(メインコントローラは、ネットワークプリントやファクシミリなどに備えて割り込み待ち状態でプログラムを停止して、消費電力を抑えている状態)を切り替える。
節電キー7002は、スタンバイモード時の定着器の制御温度を下げて、プリント可能な状態まで時間は要するが、消費電力を抑える処理を実行するためのキーである。節電率の設定により制御温度を下げることもできる。
スタートキー7003は、コピーや送信を指示するキーであり、ストップキー7005は、コピーや送信を中断するキーである。
テンキー7004は、各種設定を行うためのキーであり、クリアキー7005は、各種設定を解除するためのキーである。IDキー7006は、MFPの操作者を認証するために、予め設定された暗証番号を入力させるためのキーである。
リセットキー7007は、各種設定を無効にし、デフォルト状態に戻すためのキーである。ヘルプキー7008は、ガイダンスやヘルプを表示させるためのキーであり、ユーザモードキー7009は、ユーザごとのシステム設定画面に移行するためのキーである。
カウンタ確認キー7010は、MFP内に設けてあるプリント枚数などをカウントするソフトカウンタに記憶されている出力済み枚数を表示させるためのキーである。コピー/プリント/スキャン/ファックスなどの動作モード、カラー/白黒といった色モード、ラージ/スモールといった紙サイズなどに応じて、それぞれの出力済み枚数を表示させることができる。
画像コントラストダイヤル7011は、タッチパネル部の液晶表示のバックライトを調光するなどして、画面の見易さを調整するためのダイヤルである。
実行/メモリランプ7012は、ジョブの実行中やメモリへのアクセス中に点滅して知らせるランプである。エラーランプ7013は、ジョブの実行ができない場合、サービスマンコールなどのエラー、ジャムや消耗品切れなどを知らせるオペレータコールなどの際に点滅して知らせるランプである。
次に、図8は、LCD(液晶表示部)とその上に貼られた透明電極からなるタッチパネルディスプレイを表した模式図であり、LCDに表示されるキー相当の部分の透明電極を指で触れると、それを検知して別の操作画面を表示するなど予めプログラムされている。なお、LCDは、Liquid Crystal Displayの略語である。
図8は、スタンバイモード時の初期画面であり、設定操作に応じて様々な操作画面を表示する。
コピータブ8001は、コピー動作の操作画面に遷移するためのタブキーであり、送信タブ8002は、ファックスやE−mail送信など送信(Send)動作を指示する操作画面に遷移するためのタブキーである。
ボックスタブ8003は、ボックス(ジョブを格納する記憶領域)にジョブを入出力するための画面に遷移するタブキーであり、オプションタブ8004は、用紙設定情報やスキャナ設定など拡張機能を設定するためのタブキーである。
システムモニタキー8005は、MFPの状態や状況を表示するためのキーである。
色選択設定キー8006は、カラーコピー、白黒コピー、自動選択を予め選択するためのキーであり、倍率設定キー8007は、等倍、拡大、縮小などの倍率設定を行う画面に遷移するキーである。
後処理設定キー8008は、ステープルやパンチなどの有無、個数、位置などを設定する画面に遷移するキーであり、両面設定キー8009は、片面印刷か両面印刷かを選択する画面に遷移するキーである。
紙サイズ設定キー8010は、給紙段や紙サイズ、メディアタイプを選択する画面に遷移するキーであり、画像モード設定キー8011は、文字モードや写真モードなど原稿画像に適した画像モードを選択するためのキーである。
また、濃度設定キー8012は、出力画像を濃くしたり薄くしたり調整するためのキーである。
次に、ステータス表示部8013は、スタンバイ状態、ウォームアップ中、ジャム、エラー等の簡易的な状態表示を行う表示部であり、倍率表示部8014は、倍率設定キーで設定された倍率を表示する。
紙サイズ表示部8015は、紙サイズ設定キーで設定された紙サイズやモードを表示し、枚数表示部8016は、テンキーで指定された枚数を表示したり、動作中に何枚目を印刷中かを表示する。割り込みキー8017は、コピー動作中に別のジョブを割り込ませる場合に利用し、応用モードキー8018は、ページ連写、表紙・合紙設定、縮小レイアウト、画像移動など様々な画像処理やレイアウトなどの設定を行う画面に遷移するためのキーである。
次に、図9から図12を用いて、登録されている用紙情報を表示する機能について説明する。図8のオプションタブ8004が選択されると、図9に図示される拡張機能画面9000が表示される。
用紙情報タブ9001が選択されると、登録されている用紙情報の一覧が表示される。
図9には、用紙名称や用紙管理ID、用紙基準IDが表示される。なお、IDとは他の情報と識別するための識別情報である。ユーザが一覧の中から任意の用紙を選択して詳細情報ボタンを選択すると、その用紙情報が表示される。なお、用紙情報とは、用紙の識別情報(用紙管理ID、用紙基準ID)と用紙属性情報とから構成される。また、用紙の追加ボタンを選択することによって新規に用紙を登録することができ、登録されている用紙情報を削除する場合には用紙の削除ボタンを選択する。
図10は、図9の画面における詳細情報ボタンが選択された場合に表示される画面の例である。
詳細設定画面1000には、図9で表示される情報に加え、用紙の坪量、表面性、形状、色などの用紙属性情報を含む用紙情報が表示される。これらの設定内容は、項目を選択することによってユーザが任意に変更できる。なお、坪量とは、用紙の単位面積当たりの質量を指す。
図11は、標準用紙タイプ一覧である。図11の一覧には、標準用紙タイプの名称と、各用紙名称に割り当てられている用紙IDとが関連付けられている。
ここで、ユーザ定義用紙タイプの作成方法に関して説明する。ユーザ定義用紙タイプは、図11に示されている標準用紙タイプを基準に作成される。
まず、ユーザは、図9の「用紙の追加」ボタンを選択する。そして、ユーザは、表示された図11の標準用紙タイプ一覧から基準となる標準用紙タイプを選択し、用紙の追加ボタンを選択することによって新規にユーザ定義用紙の用紙情報を登録することが可能となる。この際、用紙の名称や、坪量、表面性、形状など、用紙の詳細なパラメータを任意に設定できる。所望の設定を行い、不図示の登録ボタンを選択することによって新規にユーザ定義用紙が登録される。この際、登録されたユーザ定義用紙には、用紙管理IDと用紙基準IDが割り当てられる。
ここで、図9のユーザ定義用紙1の具体的な設定方法について説明する。ユーザは、ユーザ定義用紙1を普通紙として設定する場合、図11の標準用紙タイプ一覧から普通紙を示す用紙基準ID「0x0003」を選択すると、用紙基準ID「0x0003」と当該普通紙に設定されている初期設定情報とが表示される。ユーザは、操作部を用いて初期設定情報の内容を変更して、用紙情報を登録することもできる。その結果、図10のようなユーザ定義用紙1の用紙情報が登録される。
また、用紙管理IDは、同じ用紙基準IDを用いて作成されたユーザ定義用紙タイプに対して連続的な番号が割り振られる。例えば、普通紙である用紙基準ID「0x0003」、用紙管理ID「0x0001」がユーザ定義用紙1に対して設定された後、ユーザ定義用紙2に対して同様に用紙基準ID「0x0003」を設定する。この場合、ユーザ定義用紙2の用紙管理IDは「0x0002」となる。一方、ユーザ定義用紙1およびユーザ定義用紙2の用紙情報を設定後、ユーザ定義用紙3に対して用紙基準ID「0x0001」を設定した場合、ユーザ定義用紙3の用紙管理IDは「0x0001」となる。
このように、印刷装置100は、用紙情報に設定された用紙基準IDから、どの標準用紙タイプをもとに作成されたかを特定することができる。
一方、プリセット用紙タイプは、標準用紙タイプのIDが用紙基準IDに割り当てられておらず、各販売会社や各製造会社によって任意の識別番号が割り振られた状態で、印刷装置の記憶部に保持されている。
例えば、図9のプリセット用紙2の用紙基準IDには、図11の標準用紙タイプには登録されていない「0x300A」が設定されている。そのため、外部コントローラ400は、用紙IDから基準となる標準用紙タイプを特定することができない。
図12は、各給紙段に登録されている用紙の種類を表示したものである。この例では、各給紙段に登録されている用紙のIDが表示されるようになっているが、表示する項目は、用紙の名称等であっても構わない。また、用紙IDが表示される場合には、用紙管理IDと用紙基準IDをまとめた形式の用紙IDとして表示される。例えば、ユーザ定義用紙1の用紙管理IDは、「0x0001」であり、用紙基準IDは「0x0003」であるため、ユーザ定義用紙1の用紙IDは、「0x00010003」となる。
この図10から図12の情報は、印刷装置の操作部に表示される一方、印刷装置の記憶部に記憶される情報である。
次に、図13、図14は受信した印刷データにて指定されている用紙IDをもとに印刷を制御する方法を示した構成図と処理の流れを表したフローチャートである。
まず、外部コントローラ400の印刷データ受信部1301は、ネットワーク上に接続されたクライアントPC等から印刷データを受信する(S1201)。
そして、印刷データ解析部1302は、受信した印刷データを解析し(S1202)、当該印刷データに含まれる用紙IDを判別する(S1203)。印刷データには、上述した用紙基準IDと用紙管理IDとが含まれる。印刷データ解析部1302は、受信した印刷データの用紙基準IDと用紙管理IDとに基づいて決定される用紙IDを判別する。
印刷データ解析部1302は、S1203において判別した用紙IDに基づいて、受信した印刷データが指定する用紙タイプがプリセット用紙タイプであるかどうかを判定する(S1204)。なお、S1204の処理は、印刷データに指定された用紙を識別するための識別情報から前記印刷データが指定する用紙の種類を特定できないかを判定する処理に該当する。ここで、S1204の判定処理について説明する。印刷データ解析部1302は、予めプリセット用紙タイプとは異なる用紙タイプには、例えば用紙基準IDが0x0001から0x0255までの値が設定されていることを認識している。よって、印刷データ解析部1302は、受信した印刷データに設定されている用紙基準IDの値が所定の値(本実施例では0x0255)よりも大きいか否かを判定することで、プリセット用紙タイプか否かを判定できる。つまり、本実施例では、用紙基準IDの値が0x0255よりも大きい場合、印刷データ解析部1302は、プリセット用紙タイプ(用紙の属性として第1属性)であると特定する。
上述したように外部コントローラ400は、プリセット用紙タイプの用紙基準IDから用紙タイプを特定することはできず、当該印刷データに適した印刷制御情報を生成することができない。そこで、S1204においてプリセット用紙タイプであると判定された場合(用紙の種類を特定できないと判定された場合)、用紙ID送信部1303は、用紙IDを印刷装置100へ送信する(S1205)。
印刷装置100の用紙ID受信部1308は、S1205によって送信された用紙IDを用紙種類判別部1309へ渡し、用紙種類判別部1309は、受け取った用紙IDの用紙情報を用紙情報データベースから取得する。ここで用紙種類判別部1309は、指定された用紙IDの用紙情報に含まれる用紙属性情報(坪量、表面性、形状など)から、当該用紙IDに対応する用紙基準ID(標準用紙タイプのID)を特定する。なお、詳細な用紙IDから用紙標準IDを特定する方法は、図20を用いて後述する。なお、用紙属性情報とは、用紙情報に含まれる坪量、表面性、形状など用紙の属性を示す情報である。
そして、用紙種類判別部1309は、特定した用紙基準IDを用紙基準ID送信部1311へ渡し、用紙基準ID送信部1311から外部コントローラ400の用紙基準ID受信部1305へ送信される。
用紙基準ID受信部1305は、印刷装置100から用紙基準IDを受信した場合(S1206)、受信した用紙基準IDをもとにS1201において受信した印刷データの用紙タイプを特定し、当該用紙タイプに適合する印刷制御情報を生成する(S1207)。つまり、用紙基準ID受信部は、S1205において送信した用紙IDに対して返送された用紙基準IDを使って、用紙の種類を特定する。
一方、S1204においてプリセット用紙タイプではないと判定された場合、印刷データ解析部1302は、S1201にて受信した印刷データから用紙基準IDを判別する(S1208)。つまり、判別された用紙タイプが標準用紙タイプまたはユーザ定義用紙タイプであり、用紙の種類を特定できる(用紙の属性が第2属性である)場合、外部コントローラは、自ら用紙基準IDを特定する。
そして、印刷制御部1306は、判別した用紙基準IDを基に印刷制御情報を生成する(S1209)。外部コントローラ400は、接続されている印刷装置100の機能情報を保持しており、印刷装置100が用紙タイプ毎に実行可能な処理情報を把握している。よって、印刷制御部1306は、自ら保持している当該処理情報と印刷装置から送信された用紙基準IDによって特定された用紙タイプとに基づいて印刷制御情報を生成する。
そして、外部コントローラのRIP部1304は、受信した印刷データを1ページ目から順次展開して画像データを生成し、当該画像データとS1207またはS1209によって生成された印刷制御情報とを印刷装置100に対して送信する。その結果、印刷装置100は、印刷制御情報に従って印刷処理を実行することが可能となる。
次に、印刷装置の用紙種類判別部における処理フローを図15から図20を用いて説明する。まず、上述したように印刷装置100は、用紙の識別情報と用紙属性情報とから構成される用紙情報を格納する用紙情報データベースを備えている。
用紙種類判別部1309は、用紙IDを受信したか判定し(S2001)、受信したと判定された場合、用紙情報データベース1310を参照する(S2002)。なお、用紙情報データベース1310は、例えば図15から図19に示すような各用紙の用紙情報を格納している。しかし、用紙情報データベース1310に格納される用紙情報は当然ながら図15から図19に限られる必要はない。
用紙種類判別部1309は、S2001にて受信した用紙IDに対応する用紙情報を特定する(S2003)。例えば、用紙ID「0x00026001」を受信した場合、用紙種類判別部1309は、当該用紙IDが示す用紙管理IDが0x0002であり、用紙基準IDが0x6001であると特定できる。よって、用紙種類判別部1309は、用紙IDから特定された用紙管理IDと用紙基準IDに対応する用紙情報を特定する。なお、用紙種類判別部1309は、用紙ID「0x00026001」に対応する用紙情報として図16を特定し、当該用紙情報から「形状」、「表面性」等を特定する。
用紙種類判別部1309は、S2003において特定した用紙情報に含まれる「形状」を示す情報と一致する標準用紙タイプがあるか否かを判定する(S2004)。つまり、S2003において特定した用紙情報に含まれる用紙形状情報と同一形状の用紙形状情報が設定された標準用紙タイプを特定する。
S2004の判定の結果、形状の一致する標準用紙タイプが1つであると判定された場合(S2004−1つ)、用紙種類判別部1309は、形状の一致した標準用紙タイプに設定されている用紙基準IDを特定する(S2007)。
一方、形状の一致する標準用紙タイプが複数であると判定された場合(S2004−複数)、用紙種類判別部1309は、更に表面性の一致する標準用紙タイプがあるか判定する(S2005)。
S2005の判定の結果、形状および表面性の一致する標準用紙タイプが1つであると判定された場合、用紙種類判別部1309は形状および表面性(用紙表面情報)の一致した標準用紙タイプに設定されている用紙基準IDを特定する(S2007)。
一方、形状および表面性の一致する標準用紙タイプが複数あると判定された場合(S2005−複数)、用紙種類判別部1309は、更に坪量が一致する標準用紙タイプの用紙基準IDを特定する(S2006)。なお、S2004からS2007の処理で特定された標準用紙タイプの用紙情報は、S2003において特定された用紙情報の代替的な情報であるため、代替用紙情報と記載される場合もある。さらに、S2006またはS2007の処理により特定された用紙基準IDは、S2001において受信した用紙IDに対する代替的な識別情報であるため、代替識別情報と記載される場合もある。つまり、本実施例における代替識別情報は、外部コントローラからの問い合わせに対して特定された識別情報である。
また、同一の用紙形状であり、かつ、同一の表面性が設定された各用紙情報は、異なる坪量の範囲が設定されているので、S2004からS2007の処理で用紙基準IDを特定することが可能となる。
以上の処理によって、用紙種類判別部1309は、外部コントローラから送信された用紙IDに対応する用紙情報に含まれる用紙属性情報に基づいて、S2003において特定された用紙情報の代替用紙情報を特定することが可能となる。
そして、用紙基準ID送信部1311は、特定された用紙基準IDを外部コントローラへ送信する(S2008)。
ここで、図20の処理について具体例を用いて説明する。
まず、用紙種類判別部1309は、用紙ID「0x00026001」を受信したとする(S2001−Yes)。ここで用紙種類判別部1309は、用紙情報データベース1310に格納される図15から図19の用紙情報を参照し(S2002)、受信した用紙IDに対応する用紙情報が図16に示すデータであることを特定する。そして、用紙種類判別部1309は、特定された図16の用紙情報に含まれる用紙属性情報の各項目の内容(形状「ノーマル」、表面性「標準」、坪量「120gsm」など)を特定する。
用紙種類判別部1309は、S2003にて特定した形状「ノーマル」と一致する標準用紙タイプとして図17、図18の用紙情報を特定する。
ここで、形状の一致する複数の標準用紙タイプが特定されたため、用紙種類判別部1309は、用紙ID「0x00026001」の表面性「標準」と一致する標準用紙タイプを検索した結果、図17、図18の用紙情報を特定する(S2005−複数)。
さらに、形状および表面性の一致する複数の標準用紙タイプが特定されたため、用紙種類判別部1309は、用紙ID「0x00026001」の坪量「120gsm」を含む標準用紙タイプとして図18の用紙情報を特定する。そして、図18の用紙情報に設定されている用紙基準IDが特定される。
その結果、用紙種類判別部1309は、用紙基準ID「0x0004」を用紙基準ID送信部1311へ渡す。
ここで、本実施例を用いることにより生じる効果の一例を説明する。
例えば、外部コントローラは、1、2ページは標準用紙タイプの普通紙のIDが指定され、3ページ目がプリセット用紙のタブ紙を示す用紙基準IDが指定され、排紙トレイとして「自動」が指定された印刷データを受信したとする。なお、上述したように、外部コントローラは、プリセット用紙の用紙基準IDを特定することができないが、印刷装置は、用紙情報データベース1310を備えているため、プリセット用紙の用紙IDから用紙情報を特定できる。
そして、外部コントローラは、受信した印刷データに設定されている情報に従って、印刷データを全ページ出力できるように印刷制御情報を生成し、1ページ目から順次展開して得られた画像データと印刷制御情報を印刷装置へ送信する。
また、印刷装置は、普通紙のみを出力可能な排紙トレイ1と普通紙とタブ紙とを出力可能な排紙トレイ2とを備えているとする。
ここで、外部コントローラは受信した印刷データを解析し、接続されている印刷装置において印刷が可能か否かを判定する。しかし、受信した印刷データには、外部コントローラが解釈できない用紙基準IDが設定されているため、印刷制御情報を生成することができない。
もし、ここで3ページ目の用紙基準IDを無視して印刷制御情報を生成すると、外部コントローラは、図23に示すような排紙トレイとして「自動」を設定した印刷制御情報2301を含む印刷ジョブを印刷装置へ送信する。
その結果、印刷装置は、普通紙の1ページ目および2ページ目の印刷用紙を排紙トレイ1へと出力する。そして、印刷装置は、用紙情報データベースに基づき3ページ目のデータを解析した結果、3ページ目はタブ紙であると特定する。ここで、印刷装置は、タブ紙を排紙トレイ1へは出力できないため、3ページ目の印刷用紙を排紙トレイ2へと出力する。その結果、1つの印刷データから複数の出力先に分かれてしまい、ユーザが印刷物を回収する際に混乱するおそれがあった。
しかし、本発明を用いることにより、外部コントローラは、受信した印刷データを解析し、特定することができない用紙基準IDを認識した場合、印刷装置に用紙基準IDを問い合わせる。そして、問い合わせを受けた印刷装置は、図20にて上述した処理により外部コントローラが特定可能な用紙基準IDに変換して、外部コントローラへ通知する。
そのため、外部コントローラは、図24に示すように適切な排紙先として排紙トレイ2を含む印刷制御情報2402と画像データとから構成される印刷ジョブ2400を印刷装置へ送信する。
その結果、印刷装置は、1ページ目から3ページ目をタブ紙も出力可能な排紙トレイ2へ出力するため、ユーザは容易に出力結果をまとめることが可能となる。
以上のように、印刷データに指定された用紙IDの用紙から用紙タイプを特定することができない場合、印刷装置に問い合わせることにより、外部コントローラが当該印刷データに適合する印刷制御情報を生成することが可能となる。
また、印刷装置は、外部コントローラから送信された用紙IDに対応する用紙情報を特定し、当該用紙情報の用紙属性情報の内容を用いて標準用紙タイプを特定する。そのため、印刷装置は、管理している用紙情報データベースの中で、問い合わせを受けた用紙IDに一番近い標準用紙タイプを特定することが可能となる。
さらに、検索の方法として用紙の形状から検索することにより検索性の向上を図ることが可能となる。具体的には、「普通紙 表面性:標準 坪量:100〜110」と「普通紙 表面性:標準 坪量:111〜120」、「タブ紙 表面性:標準 坪量:100〜110」と「タブ紙 表面性:標準 坪量:111〜120」が保持されているとする。さらに、「厚紙 表面性:標準 坪量:100〜110」と「厚紙 表面性:標準 坪量:111〜120」、「赤色紙 表面性:標準 坪量:100〜110」と「赤色紙 表面性:標準 坪量:111〜120」が保持されているとする。このような8種類の用紙情報が保持されており、「タブ紙 表面性:標準 坪量:105」を検索する場合、坪量から検索すると1次検索を行っても4種類の候補が残ることになる。一方、形状から検索すると1次検索の段階で2種類の候補に絞ることが可能となり、検索性が向上することが明らかである。上記例では、4種類の用紙形状を想定しているが、保持される用紙情報の種類が増加するほど、形状から検索することの効果は更に明らかとなる。
また、印刷装置によって用紙に応じた制御や禁則処理が異なる場合でも、外部コントローラ側で接続されている印刷装置毎の用紙制御情報を保持する必要がなくなる。
(実施例2)
実施例1では、外部コントローラ400が用紙情報データベースを備えていない場合の処理について説明した。本実施例2では、外部コントローラ400および印刷装置100の両者が、用紙情報データベースを備えている場合について説明する。
図21では、外部コントローラ400と印刷装置100とが接続されている。そして、外部コントローラ400と印刷装置100とがそれぞれ用紙情報データベース(2104、2110)を備えており、用紙情報管理部2105は、各用紙情報データベースが同じ情報を保持できるように調整している。
ここで、用紙情報管理部2105は、外部コントローラに対して用紙情報が登録されることに従い登録された用紙情報を印刷装置へ送信する。そのため、外部コントローラに登録された情報は、すぐに印刷装置へ登録される。一方、用紙情報管理部2105は、一定時間の間隔で印刷装置の用紙情報データベース2110に用紙情報を問い合わせるため、用紙情報データベース2104と用紙情報データベース2110との登録情報に差異が生じる可能性がある。
そのため、ユーザが、用紙情報データベース2110にのみ登録されている用紙を指定して印刷を指示した結果、外部コントローラは、適切な印刷制御情報を生成することができなくなるおそれがある。
図21は、本実施例における外部コントローラと印刷装置とのブロック図であり、図22は、外部コントローラにて行われる処理を説明したフローチャートである。なお、S1401からS1402の処理はS1201からS1202の処理と同様であるため詳細な説明は省略する。
印刷データ解析部2102は、受信した印刷データにおいて指定された用紙IDを用紙種類判別部2103へ送信する(S1403)。
用紙IDを受信した用紙種類判別部2103は、当該印刷データにおいて指定された用紙IDが用紙情報データベース2104に登録されているかどうかを確認する(S1404)。例えば、外部コントローラの用紙情報データベース2104には、図15から図18の用紙情報が格納されており、印刷装置の用紙情報データベース2110には、図15から図19の用紙情報が格納されているとする。この状態で、ユーザはクライアントPCを用いて図19の用紙を使うことを指定した場合、外部コントローラは、用紙情報データベース2104にて登録されていない用紙IDが指定された印刷データを受信することになる。
S1404において、用紙IDが用紙情報データベース2104に登録されていると判定された場合、用紙種類判別部2103は、受信した用紙IDから用紙基準IDを判別し(S1405)、印刷データ解析部2102に用紙基準IDを渡す(S1406)。例えば、印刷データには「0x00016000」という形で用紙IDが指定されている。 そして、印刷種類判別部2103は、受信したIDの下位を参照することで用紙基準IDを特定できると認識している。よって、用紙種類判別部2103は、受信した印刷データにて指定される用紙IDの用紙基準ID(例えば下4桁6000)の部分を印刷データ解析部2103へ渡す。
印刷データ解析部2102は、受信した用紙基準IDを基に印刷制御情報を生成する。なお、印刷制御情報の生成方法は、図12のS1209において説明しているので省略する。
そして、印刷ジョブ制御部2107は、印刷データ解析部2102によって生成された印刷制御情報とRIP部2106によって生成された画像データとからなる印刷ジョブを印刷ジョブ送信部2108を介して印刷装置へ送信する。
一方、印刷データにおいて指定された用紙IDが用紙情報データベース2104に登録されていなかった場合、用紙種類判別部2103は、用紙情報管理部2105に対してS1403にて受信した用紙IDの詳細情報取得を要求する(S1409)。
取得要求を受けた用紙情報管理部2105は、印刷装置の用紙情報送受信部2109へ用紙情報の取得を要求する(S1410)。
印刷装置の用紙情報送受信部2109は、取得要求で指定された用紙IDをもとに印刷装置内の用紙情報データベース2110から用紙情報を検索し、その用紙情報を用紙情報送受信部を介して外部コントローラへ送信する。
用紙情報を印刷装置から受信した用紙種類判別部2103は(S1411)、当該用紙情報に基づいて用紙基準IDを判別し(S1412)、印刷データ解析部に判別した用紙基準IDを渡す(S1406)。なお、S1412の処理は、図20に上述した処理と同じであり、印刷装置の用紙種類判別部1309から外部コントローラの用紙種類判別部2103へと処理の主体が変化したのみであるため、詳細な説明は省略する。また、S1407以降の処理は上述してあるので省略する。
このように本実施例の処理を実行することで、外部コントローラ2100および印刷装置2112において用紙情報データベースを保持する際に生じる課題を解決することが可能となる。また、外部コントローラ2100は、例えばプリセット用紙の使用が指定されても、外部コントローラの用紙情報データベースが当該プリセット用紙に関する情報を保持していれば、問い合わせることなく用紙タイプを特定できる。よって、処理速度の向上を図ることも可能となる。
(実施例3)
実施例1および実施例2では、外部コントローラが印刷装置に対する印刷制御情報を生成していた。しかし、外部コントローラが印刷装置に対する印刷制御情報を生成するためには、印刷装置の機能情報を記憶しておかなければならず、印刷装置の機能情報を記憶していない外部コントローラを印刷装置に接続することができないという課題があった。
そこで、本実施例では、印刷装置が、用紙タイプを特定した段階で印刷制御情報を生成することで、いずれの外部コントローラが接続されてもユーザが所望とする出力結果を得ることを目的とする。
図25に本実施例における外部コントローラ400と印刷装置100とから構成される印刷システムを示す。
基本的に上述した図13と同じ構成であり、図13との差異のみについて説明すると、印刷装置100が印刷制御情報を生成するための印刷ジョブ制御部2507を備えている。また、外部コントローラ400の用紙ID送信部2503は、用紙IDを送信するのみでなく、印刷制御情報生成要求を送信することも可能である。なお、用紙ID送信部2503は、外部コントローラが印刷装置100の機能情報を記憶していない場合、印刷制御情報の生成要求を送信する。また、印刷装置の記の情報を記憶していない場合に限らず、早急に印刷処理するために、用紙ID送信部2503が印刷制御情報生成要求を送信しても構わない。
続いて、図26を用いて本実施例3の処理を説明する。
用紙ID受信部2504は、外部コントローラ2503から用紙IDと印刷制御情報生成要求とを受信したか否かを判定する(S2601)。
S2601において、用紙IDと印刷制御情報生成要求とを受信しなかった場合(S2601−No)、図20へと処理を進める。
一方、S2601において、用紙IDと印刷制御情報生成要求とを受信した場合(S2601−Yes)、用紙種類判別部2505は、用紙情報データベースを参照し(S2602)、用紙IDに対応する用紙情報を特定する(S2603)。なお、S2602およびS2603は、図20にて上述したS2002およびS2003と同様の処理であるため詳細な説明は省略する。
用紙種類判別部2505は、図20に記載した処理を用いて受信した用紙IDに対応する標準用紙タイプを特定する(S2603)。
そして、用紙種類判別部2505は特定された標準用紙タイプを印刷ジョブ制御部2507へ通知する。
ここで、印刷ジョブ制御部2507は、通知された標準用紙タイプの用紙情報と、印刷装置100の機能情報とに基づいて印刷制御情報を生成する(S2604)。S2604について具体例を挙げて説明する。印刷装置は、自らの機能情報を印刷装置の記憶部に備えている。機能情報の一例としては、例えば用紙種類がOHP用紙なら両面印刷禁止や、用紙種類がタブ紙なら排紙トレイ2を使用するなどが挙げられる。
つまり、印刷ジョブ制御部2507は、出力対象となる印刷用紙の種類を標準用紙タイプから特定することができ、特定された用紙の種類において実行可能な機能に基づいて印刷制御情報を生成することが可能となる。
本実施例の処理を用いることにより、外部コントローラが印刷装置の機能情報を把握していなくても、印刷装置は、ユーザにより指定された印刷用紙に適合する印刷処理を実行することが可能となる。
(実施例4)
実施例4では、複数の排紙トレイを備えた印刷装置と外部コントローラとが通信可能な状態であって、印刷装置の排紙トレイが特定されず、かつ、出力用紙として複数種類の用紙が指定された場面を想定する。
ここで、外部コントローラ400は、受信した印刷データにて指定された用紙種類を特定し、全ての印刷結果を排出可能な排紙トレイを指定した印刷制御情報を生成して印刷装置へ送信する。
その際の処理について図27を用いて説明する。なお、本実施例では、実施例1の印刷システムを想定して説明するが、それに限られる必要はない。
印刷データ解析部1302は、受信した印刷データにおいて排紙トレイが指定されているか否かを判定する(S2700)。指定されていない場合、S2701へと処理を移す。
印刷データ解析部1302は、受信した印刷データに含まれる全ページの用紙種類を特定できるか否かを判定する(S2701)。なお、S2701の処理は、上述した図14のS1204、図22のS1404の処理に相当する。
S2701により、特定できないと判定された場合、用紙ID送信部2503は印刷装置へ問い合わせ(S2702)、S2702の問い合わせに対する回答を受けて用紙種類を特定する(S2703)。なお、S2703の処理は、S1208、S1412の処理に相当する。
印刷データ解析部1302は、S2701からS2703までの処理によって解析された各ページの印刷用紙に基づいて複数種類の用紙を含むか否かを判定する(S2704)。
S2704において、複数種類服務と判定された場合、印刷ジョブ制御部1306は、接続されている印刷装置の排紙トレイ情報に基づいて、全種類の用紙を排紙可能な排紙と例を確定する(S2705)。
印刷ジョブ制御部1306は、S2705において確定された排紙トレイに基づいて印刷制御情報を生成する。
以上の処理により、複数種類の用紙が混載した印刷用紙を受けた場合であっても、全ての用紙を出力可能な排紙トレイを指定した印刷制御情報が生成される。そのため、1つの印刷ジョブから複数の排紙トレイに出力されることにより、ユーザが印刷物の回収作業の負荷を軽減することが可能となる。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスクがある。また、更に、記録媒体としては、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、その接続先のホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
印刷システムの電気的な構成の一例を概略的に示すブロック図 MFPの一例を示す詳細ブロック図 MFP制御部の一例を示すブロック図 MFP(4Dカラー系)の一例を示す断面図 出力画像処理部(カラー系)の一例を示すブロック図 操作部の一例を示す模式図 キー入力部の一例を示す模式図 タッチパネル部の一例を示す模式図 登録されている用紙情報の一例を示す表示画面 用紙情報の一例を示す図 標準用紙タイプ一連の一例を示す図 給紙段登録情報の一例を示す図 本実施形態1の外部コントローラと印刷装置の一例を概略的に示す図。 本実施形態1の処理を説明するフローチャート 用紙情報の一例を示す図 用紙情報の一例を示す図 用紙情報の一例を示す図 用紙情報の一例を示す図 用紙情報の一例を示す図 本実施形態1の処理を説明するフローチャート 本実施形態2の外部コントローラと印刷装置の一例を概略的に示す図 本実施形態2の処理を説明するフローチャート 本願の処理を適用する前の印刷ジョブの一例を示す図 本願の処理を適用した後の印刷ジョブの一例を示す図 本実施形態3の外部コントローラと印刷装置の一例を概略的に示す図 本実施形態3の処理を説明するフローチャート 本実施形態4の処理を説明するフローチャート
符号の説明
101 入力画像処理部
102 FAX部
103 NIC部
104 専用I/F部
105 USB I/F部
106 MFP制

Claims (19)

  1. 制御部と接続された印刷装置であって、
    用紙の識別情報と用紙属性情報とから構成される用紙情報を保持する記憶手段と、
    前記制御部から送信された識別情報に対応する用紙情報に含まれる用紙属性情報に基づいて当該用紙情報に対する代替用紙情報を前記記憶手段に保持された用紙情報から特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された代替用紙情報に含まれる識別情報を代替識別情報として前記制御部へ送信する送信手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記特定手段は、代替用紙情報として、前記制御部から送信された識別情報に対応する用紙情報に含まれる用紙形状情報と同一形状の用紙形状情報が設定された用紙情報を特定することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記用紙形状情報と同一形状の用紙形状情報が設定された複数の代替用紙情報が特定された場合、前記用紙情報の用紙表面情報と当該用紙情報の単位面積当たりの重さとに基づいて、当該複数の代替用紙情報から1つの代替用紙情報を特定することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記特定手段によって特定された用紙情報と当該印刷装置の機能情報とに基づいて印刷制御情報を生成する生成手段を更に有し、
    前記送信手段は、前記生成手段によって生成された印刷制御情報が生成された場合、前記代替用紙情報の識別情報を送信することなく、当該印刷制御情報を前記制御部に対して送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 印刷装置が実行可能な印刷制御情報を生成する印刷制御装置であって、
    印刷データに指定された用紙を識別するための識別情報から前記印刷データが指定する用紙の種類を特定できないかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって特定できないと判定された場合、前記識別情報を印刷装置へ送信する送信手段と、
    前記送信手段による当該識別情報の送信に対して返送された代替識別情報に従って前記印刷データにおいて指定された用紙の種類を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された用紙の種類に基づく印刷制御情報を生成する生成手段を有することを特徴とする印刷制御装置。
  6. 前記判定手段は、前記印刷データに含まれる識別情報が示す値に従って用紙の属性を判定し、当該用紙の属性が第1属性であると判定された場合、前記印刷データの識別情報から用紙を特定できると判定し、一方、当該用紙の属性が第2属性であると判定された場合、前記印刷データの識別情報から用紙を特定できないと判定することを特徴とする請求項5に記載の印刷制御装置。
  7. 前記送信手段は、前記印刷装置の機能に関する機能情報を保持していない場合、前記印刷装置に対して印刷制御情報の生成要求を送信することを特徴とする請求項5または6に記載の印刷制御装置。
  8. 印刷装置が解釈可能な印刷制御情報を生成する制御装置と、用紙の識別情報と用紙属性情報とから構成される用紙情報を保持する記憶手段を備えた印刷装置とが接続された印刷システムであって、
    前記制御装置は、
    印刷データに指定された用紙を識別するための識別情報から前記印刷データが指定する用紙の種類を特定できるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって特定できないと判定された場合、前記識別情報を印刷装置へ送信する第1送信手段と、
    前記第1送信手段による当該識別情報の送信に対して返送された代替識別情報に従って前記印刷データにおいて指定された用紙の種類を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された用紙の種類に基づく印刷制御情報を生成する生成手を有し、
    前記印刷装置は、
    前記制御装置から送信された識別情報に対応する用紙情報に含まれる用紙属性情報に基づいて当該用紙情報に対する代替用紙情報を前記記憶手段に保持された用紙情報から特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された代替用紙情報に含まれる識別情報を代替識別情報として前記制御装置へ送信する第2送信手段とを備えたことを特徴とする印刷システム。
  9. 制御部と接続された印刷装置における印刷制御方法であって、
    用紙の識別情報と用紙属性情報とから構成される用紙情報を保持する記憶工程と、
    前記制御部から送信された識別情報に対応する用紙情報に含まれる用紙属性情報に基づいて当該用紙情報に対する代替用紙情報を前記記憶工程に保持された用紙情報から特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された代替用紙情報に含まれる識別情報を代替識別情報として前記制御部へ送信する送信工程とを備えたことを特徴とする印刷制御方法。
  10. 前記特定工程は、代替用紙情報として、前記制御部から送信された識別情報に対応する用紙情報に含まれる用紙形状情報と同一形状の用紙形状情報が設定された用紙情報を特定することを特徴とする請求項に記載の印刷制御方法。
  11. 前記用紙形状情報と同一形状の用紙形状情報が設定された複数の代替用紙情報が特定された場合、前記用紙情報の用紙表面情報と当該用紙情報の単位面積当たりの重さとに基づいて、当該複数の代替用紙情報から1つの代替用紙情報を特定することを特徴とする請求項10に記載の印刷制御方法。
  12. 前記特定工程によって特定された用紙情報と当該印刷装置の機能情報とに基づいて印刷制御情報を生成する生成工程を更に有し、
    前記送信工程は、前記生成工程によって生成された印刷制御情報が生成された場合、前記代替用紙情報の識別情報を送信することなく、当該印刷制御情報を前記制御部に対して送信することを特徴とする請求項乃至11のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
  13. 印刷装置が実行可能な印刷制御情報を生成する印刷制御装置における印刷制御方法であって、
    印刷データに指定された用紙を識別するための識別情報から前記印刷データが指定する用紙の種類を特定できないかを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって特定できないと判定された場合、前記識別情報を印刷装置へ送信する送信工程と、
    前記送信工程による当該識別情報の送信に対して返送された代替識別情報に従って前記印刷データにおいて指定された用紙の種類を特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された用紙の種類に基づく印刷制御情報を生成する生成工程を有することを特徴とする印刷制御方法。
  14. 前記判定工程は、前記印刷データに含まれる識別情報が示す値に従って用紙の属性を判定し、当該用紙の属性が第1属性であると判定された場合、前記印刷データの識別情報から用紙を特定できると判定し、一方、当該用紙の属性が第2属性であると判定された場合、前記印刷データの識別情報から用紙を特定できないと判定することを特徴とする請求項13に記載の印刷制御方法。
  15. 前記送信工程は、前記印刷装置の機能に関する機能情報を保持していない場合、前記印刷装置に対して印刷制御情報の生成要求を送信することを特徴とする請求項13または14に記載の印刷制御方法。
  16. 印刷装置が解釈可能な印刷制御情報を生成する制御装置と、用紙の識別情報と用紙属性情報とから構成される用紙情報を保持する記憶工程を備えた印刷装置とが接続された印刷システムにおける印刷制御方法であって、
    前記制御装置は、
    印刷データに指定された用紙を識別するための識別情報から前記印刷データが指定する用紙の種類を特定できるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって特定できないと判定された場合、前記識別情報を印刷装置へ送信する第1送信工程と、
    前記第1送信工程による当該識別情報の送信に対して返送された代替識別情報に従って前記印刷データにおいて指定された用紙の種類を決定する決定工程と、
    前記決定工程によって決定された用紙の種類に基づく印刷制御情報を生成する生成工を実行し、
    前記印刷装置は、
    前記制御装置から送信された識別情報に対応する用紙情報に含まれる用紙属性情報に基づいて当該用紙情報に対する代替用紙情報を前記記憶工程に保持された用紙情報から特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された代替用紙情報に含まれる識別情報を代替識別情報として前記制御装置へ送信する第2送信工程とを実行することを特徴とする印刷制御方法。
  17. 制御部と接続された印刷装置において読み取り可能な印刷制御プログラムであって、
    印刷装置に、
    用紙の識別情報と用紙属性情報とから構成される用紙情報を保持する記憶工程と、
    前記制御部から送信された識別情報に対応する用紙情報に含まれる用紙属性情報に基づいて当該用紙情報に対する代替用紙情報を前記記憶工程に保持された用紙情報から特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された代替用紙情報に含まれる識別情報を代替識別情報として前記制御部へ送信する送信工程とを実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な印刷制御プログラム。
  18. 印刷装置が実行可能な印刷ジョブを生成する印刷制御装置において読み取り可能な印刷制御プログラムであって、
    印刷制御装置に、
    印刷データに指定された用紙を識別するための識別情報から前記印刷データが指定する用紙の種類を特定できないかを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって特定できないと判定された場合、前記識別情報を印刷装置へ送信する送信工程と、
    前記送信工程による当該識別情報の送信に対して返送された代替識別情報に従って前記印刷データにおいて指定された用紙の種類を特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された用紙の種類に基づく印刷制御情報を生成する生成工程を実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
  19. 印刷装置が解釈可能な印刷制御情報を生成する制御装置と、用紙の識別情報と用紙属性情報とから構成される用紙情報を保持する記憶工程を備えた印刷装置とが接続された印刷システムにおいて読み取り可能な印刷制御プログラムであって、
    前記制御装置
    印刷データに指定された用紙を識別するための識別情報から前記印刷データが指定する用紙の種類を特定できるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって特定できないと判定された場合、前記識別情報を印刷装置へ送信する第1送信工程と、
    前記第1送信工程による当該識別情報の送信に対して返送された代替識別情報に従って前記印刷データにおいて指定された用紙の種類を決定する決定工程と、
    前記決定工程によって決定された用紙の種類に基づく印刷制御情報を生成する生成工程を実行させ
    前記印刷装置
    前記制御装置から送信された識別情報に対応する用紙情報に含まれる用紙属性情報に基づいて当該用紙情報に対する代替用紙情報を前記記憶工程に保持された用紙情報から特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された代替用紙情報に含まれる識別情報を代替識別情報として前記制御装置へ送信する第2送信工程とを実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な印刷制御プログラム。
JP2007019471A 2007-01-30 2007-01-30 印刷装置および印刷制御装置および制御方法および制御プログラム、印刷システム Active JP4944630B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007019471A JP4944630B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 印刷装置および印刷制御装置および制御方法および制御プログラム、印刷システム
US12/017,261 US7912388B2 (en) 2007-01-30 2008-01-21 Printing apparatus, print control apparatus, and print control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007019471A JP4944630B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 印刷装置および印刷制御装置および制御方法および制御プログラム、印刷システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008186255A JP2008186255A (ja) 2008-08-14
JP4944630B2 true JP4944630B2 (ja) 2012-06-06

Family

ID=39668128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007019471A Active JP4944630B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 印刷装置および印刷制御装置および制御方法および制御プログラム、印刷システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7912388B2 (ja)
JP (1) JP4944630B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4773779B2 (ja) * 2005-09-06 2011-09-14 キヤノン株式会社 画像形成システム、画像形成システムの制御方法、及び画像形成装置
JP5078510B2 (ja) * 2007-09-05 2012-11-21 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法
US8271988B2 (en) * 2007-11-09 2012-09-18 Xerox Corporation System-generated resource management profiles
US8218177B2 (en) * 2007-11-09 2012-07-10 Xerox Corporation Resource management profiles
JP5241224B2 (ja) 2007-12-20 2013-07-17 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム
JP5121595B2 (ja) * 2008-06-10 2013-01-16 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム
JP5357529B2 (ja) * 2008-12-16 2013-12-04 シャープ株式会社 画像形成装置
JP5675269B2 (ja) 2010-10-22 2015-02-25 キヤノン株式会社 印刷処理装置、印刷システム、印刷処理装置の制御方法、印刷システムの制御方法、及びプログラム
US20130314740A1 (en) * 2012-05-25 2013-11-28 Jordi Arnabat Benedicto Printer
JP5988780B2 (ja) * 2012-08-31 2016-09-07 キヤノン株式会社 画像形成システム、及び情報処理装置
JP5768804B2 (ja) * 2012-11-21 2015-08-26 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成方法
US9244642B2 (en) * 2013-11-04 2016-01-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus for printing special sheet or special design and method using the same
JP2015114746A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置のデータ処理方法、及びプログラム
US10606242B2 (en) * 2015-03-12 2020-03-31 Canon Kabushiki Kaisha Print data division apparatus and program
JP2017156832A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 富士ゼロックス株式会社 印刷制御プログラム及び情報処理装置
JP2019177583A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、および印刷システム
JP7009285B2 (ja) * 2018-03-30 2022-01-25 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、および印刷システム
JP2021016062A (ja) * 2019-07-11 2021-02-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、及び調整用プログラム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2765874B2 (ja) * 1988-10-13 1998-06-18 キヤノン株式会社 通信処理装置
JPH08102815A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JP3689617B2 (ja) * 2000-06-13 2005-08-31 キヤノン株式会社 画像形成システム及びその制御方法及び記憶媒体
US6611353B2 (en) * 2001-06-07 2003-08-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method for incorporating media type sensing with software applications
JP2002364447A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Toyota Motor Corp 内燃機関用ノッキング検出装置
JP2003300362A (ja) * 2002-04-09 2003-10-21 Seiko Instruments Inc プリンタ装置
JP2004227075A (ja) * 2003-01-20 2004-08-12 Canon Inc 印刷システム
JP4464057B2 (ja) * 2003-03-07 2010-05-19 キヤノン株式会社 情報処理装置及び制御方法及びプログラム
JP2005070877A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Canon Inc データ処理装置および印刷装置および印刷システムおよびデータ処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2005169684A (ja) 2003-12-08 2005-06-30 Canon Inc プリンタ装置およびプリント処理方法およびプログラム
JP3875238B2 (ja) * 2004-01-30 2007-01-31 株式会社沖データ 画像形成装置
US7558492B2 (en) * 2005-07-29 2009-07-07 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image forming method
JP4784346B2 (ja) * 2006-03-07 2011-10-05 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008186255A (ja) 2008-08-14
US7912388B2 (en) 2011-03-22
US20080181637A1 (en) 2008-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4944630B2 (ja) 印刷装置および印刷制御装置および制御方法および制御プログラム、印刷システム
US7969593B2 (en) Printing apparatus, control method therefor, job processing method, printing system, and program
US8115949B2 (en) Image forming system, printing apparatus, image processing apparatus, control method therefor, and program
JP4514213B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法
EP2444889B1 (en) Print processing apparatus, print processing apparatus control method, and storage medium
US8059286B2 (en) System and program product
US7860411B2 (en) Printing apparatus and printing processing method
JP2008110576A (ja) 印刷装置及びその印刷実行方法、並びに印刷実行のプログラム
JP4455034B2 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP2011114574A (ja) 検品システム
US20080100862A1 (en) Image processing apparatus and control method for image processing apparatus
US20110317202A1 (en) Image forming apparatus, control method thereof, and storage medium
JP5889373B2 (ja) 印刷処理装置、印刷処理装置の制御方法、及び、プログラム
JP2008052115A (ja) 印刷装置及びその印刷実行方法、並びに印刷実行のプログラム
JP2006229556A (ja) 画像形成装置
JP4757355B2 (ja) 印刷装置及びその制御方法、プログラム
JP4787039B2 (ja) 画像判別装置および画像処理装置
JP2003050689A (ja) 画像形成システム、画像形成方法、及びサーバ装置
US7952737B2 (en) Print process system and computer readable medium
JP4906488B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム
JP4109766B2 (ja) 画像形成システム
JP2007057944A (ja) 画像形成装置
JP2010213209A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラム
JP2003330667A (ja) ネットワークデバイス制御装置
JP2008154269A (ja) 印刷システム及び制御方法、記憶媒体、情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100129

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120302

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4944630

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3