JP4787039B2 - 画像判別装置および画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力された画像データを画像処理装置において処理するために、画像データがカラー画像であるか白黒画像であるかを判別する画像判別装置に関する。
複合機等の画像処理装置では、入力された画像データがカラー画像か白黒画像かを判別して、判別結果に応じた画像処理を行って、印刷等の出力を行う。
カラーか白黒かの画像判別装置として、特許文献1では、原稿を読み取った画像データを複数のブロックに分割して、カラーブロックか白黒ブロックかを判断する。カラーブロックをカウントして、カウント数が閾値より多いときにはカラー画像、閾値以下のときには白黒画像と判定する。また、特許文献2では、画像データを複数の領域に分割して、領域毎に色を判断し、複数の領域の判断結果に基づいて原稿画像がカラーか白黒かを判別する。このとき、原稿全体の判別について白黒またはカラーと判別させる度合いを設定できる。
特許文献3では、ネットワークを通じて接続されたパーソナルコンピュータから画像データが入力されたとき、画像データに含まれる情報に基づいてカラー画像か白黒画像かを判別する。
特開2003−116011号公報 特開2006−13669号公報 特開2001−222401号公報
コピーやスキャンのように、原稿を読み取って、カラーと白黒の判別を行う場合、小さなカラー画像が分散して存在し、全体的に見ればカラー画像であるような原稿では、1つのブロックや領域では、白黒と判断されるおそれがあり、全体として白黒画像と判別され、誤判別になってしまう。また、白黒原稿であるにもかかわらず、インクの付着等によって色が付いてしまったとき、1つのブロックや領域では、カラーと判断され、カラー画像と判別されるおそれがある。
パーソナルコンピュータにおいて、アプリケーションソフトにより画像を作成するとき、データを入力するときの設定で色設定を行ったが、データを入力しなかった場合、画像データ中にはカラー画素はないが、画像に関する情報ではカラー画像となることがある。このような画像データを画像処理装置に出力して、プリントを行うとき、白黒画像であるにもかかわらず、カラー画像であると誤判別される。
画像処理装置では、カラー画像を処理するとき、白黒画像を処理するときと異なる処理を行う。白黒画像をカラー画像であると誤判別されると、無駄な処理が行われ、時間や不要なコストが費やされる。また、カラー、白黒に応じて課金する画像処理装置では、誤判別により不当な費用が発生してしまう。
本発明は、上記に鑑み、白黒画像であるのにカラー画像であると誤って判別することを防げる画像判別装置の提供を目的とする。
本発明は、外部から画像データを入力する入力手段と、入力された画像データに基づいてカラー画像であるか白黒画像であるかを判別する判別手段とを備え、判別手段は、画像データ中のカラー画素をカウントして、カラー画素数が閾値より多ければカラー画像と判定する。
これにより、インクの付着等による意図しない小さな色付きの画像が存在しても、白黒画像であることが誤りなく判定される。ただし、意図的に小さな色付きの画像を多数存在させている場合、カウントされたカラー画素数が閾値を超えるので、正しくカラー画像と判定される。
入力手段が、画像に関する情報であるヘッダ情報を含む画像データを入力するとき、判別手段は、ヘッダ情報からカラー画像か白黒画像かを判断する手段と、カラー画像と判定したとき、画像データ内のカラー画素をカウントする手段と、カラー画素数が閾値より多いとき、カラー画像と判定し、閾値以下であるとき、白黒画像と判定する手段とを有する。
ヘッダ情報によってカラー画像と判断されても、実際の画像が白黒の場合がある。このような場合に、画像データ中のカラー画素をカウントすることにより、カラー画素がないことが確認され、白黒画像と判定でき、誤判別を防げる。
判別手段は、画像データをページ単位に展開し、ページ単位でカラー画像の判別を行う。これにより、ページ毎にカラーか白黒かを判別できる。画像の処理時に、ページ毎に適切な処理を行うことができ、白黒画像であるにもかかわらずカラー画像として処理されるといった無駄な処理をなくせる。
判別手段は、1ページを複数のブロックに分割し、カラー画素を含むブロックを抽出して、この所定のブロック内のカラー画素をカウントする。ページ単位で判別するとき、所定のブロックだけカラー画素をカウントし、カラー画素を含まないブロックでは、カウントを行わない。これによって、ページ内の部分的な領域だけをカウントすればよく、判別に要する時間を短縮できる。
判別手段は、連続した画素を1つのブロックとし、このブロック内のカラー画素をカウントする。通常、連続した画素では、色が付けられていることが多い。そこで、連続した画素を抽出して、1つのブロックとすることにより、ページ内の部分的な領域だけをカウントできる。このブロックには、カラー画素が含まれている確率が高く、早くカラー画像であると判別できる。
判別手段は、画像データを3原色の色データに分解して、色毎にカラー画像の判別を行う。画像データが色毎に分解されるので、1色の色データにおいてカラー画素をカウントした結果、カラー画像と判別できると、他の色データについてはカウントする必要がなくなる。これによって、判別に要する時間を短縮することが可能となる。
そして、3原色の色毎に閾値が設定可能とされる。閾値を変更することにより、目に見えない色付きの画像をカラー画像であると判別できる。逆に、目に見える色付きの画像であっても、カラー画像ではなく、白黒画像と判別することができる。これによって、判別後の画像処理によって得られる画像を所望の形態にすることができる。例えば、カラー画像を白黒画像として出力できる。
本発明によると、白黒画像であるにもかかわらず、画像データにカラー画像としての情報が含まれている場合、正しく白黒画像であると判別することができ、画像データを処理するとき、画像に応じた適切な処理を行え、不要な処理を行わずにすむので、処理効率が向上する。また、カラー、白黒に応じて画像処理時に課金される場合、間違ってカラー画像と判別されて、不当な費用が発生するといった弊害をなくすことができる。
本実施形態の画像処理装置を図1に示す。本画像処理装置は、コピーモード、プリントモード、スキャナモードおよびファクシミリモードを有するデジタル複合機であり、原稿を読み取って画像データを入力する画像読み取り部1と、ユーザの入力を受け付ける操作部2と、入力された画像データの印刷を行う画像形成部3と、画像データを保存するハードディスク装置4と、外部機器とのデータ通信を行う通信部5と、ファクシミリ装置6と通信するためのFAXモデム7と、装置全体の制御情報や設定情報等を記憶している管理部8と、装置全体の制御を司るCPUからなる機器制御部9とを備えている。
画像読み取り部1は、画像データを入力する入力手段として機能し、CCD10といった撮像素子と、原稿台や自動原稿送り装置(ADF)にセットされた原稿を検知する原稿検知センサ11とを有する。CCD10によって読み取られた画像の画像データは画像形成部3に出力される。
操作部2は、操作パネルを備え、各種入力キーからなる入力部12と、液晶ディスプレイ等の表示部13とを有する。装置全体の操作や各種設定の入力が行われ、入力内容や装置全体の動作状況が表示される。なお、表示部13は、タッチパネルとされ、入力部としても機能する。
画像形成部3は、入力された画像データを記憶するローカルメモリ20と、レーザ走査ユニットを有する印字部21と、手差しトレイ、カセットトレイを備えた給紙部22と、排紙トレイを備えた排紙部23とを有する。
ローカルメモリ20は、SDRAM、フラッシュメモリ等の読み書き可能な半導体メモリを用いる。ローカルメモリ20は、入力された画像データを記憶する領域と、出力するための画像データを記憶する領域とに分割されている。なお、1つのローカルメモリ20を分割して使用する代わりに、2つのローカルメモリ20を入力用と出力用として、それぞれ使用してもよい。
入力された画像データはローカルメモリ20に記憶される。ローカルメモリ20は、古い画像データに新しい画像データを上書きすることにより、画像データを記憶する。画像データは、画像処理部によって圧縮、伸張、加工等の画像処理が行われ、ローカルメモリ20に記憶される。画像処理された画像データが印字部21、ハードディスク装置4あるいは機器制御部9に出力される。印字部21は、ローカルメモリ20に記憶された画像データに基づいて、給紙部22から供給される記録シートに画像を印刷する。
通信部5は、ネットワークインターフェースカード(NIC)を用い、LANケーブルを介してルータ、スイッチングハブ等に接続され、パソコン、サーバ等の情報処理装置30によって形成されたネットワークと接続される。ネットワークは、電話回線網や光ファイバ等の通信回線を介してインターネットに接続される。通信部5は、ネットワーク内の情報処理装置30とデータの送受信を行うとともに、インターネットを通じて外部の情報処理装置30やファクシミリ装置31とデータや電子メールの送受信を行う。
FAXモデム7は、電話線を介して電話回線網に接続され、外部のファクシミリ装置6とファクシミリ通信を行う。また、USB等の通信インターフェース32を備え、外部メモリ33が接続される。通信インターフェース32は、外部メモリ33と機器制御部9との間でデータの送受信を行う。これらの通信部5、FAXモデム7、通信インターフェース32は、画像データを入力する入力手段として機能する。
機器制御部9は、入力された画像データを1つのジョブとし、ジョブを実行する。すなわち、操作部2からの入力や外部機器からのデータ入力に応じて、管理部8に記憶されている情報に基づいて各部を制御して、入力された画像データを処理する。ジョブの実行により、入力された画像データに応じて、コピーモード、プリントモード、スキャナモード、ファクシミリモードのいずれかが実行され、画像が所望の形態で出力される。また、機器制御部9は、電子メールを送受信する機能も有しており、電子メールを通じて画像データの送受信を行える。
ハードディスク装置4は、画像データを一時的に保存する。画像データを保存するとき、暗号化処理を行ってもよい。ハードディスク装置4から暗号化された画像データを読み出すとき、画像データは復号化される。
また、ハードディスク装置4は、画像データ以外のデータとして、データの処理に関する管理情報を記憶する。管理情報としては、ファイリング管理情報、送信先管理情報、履歴管理情報である。ファイリング管理情報は、入力された画像データを保存したファイルのリストである。送信先管理情報は、ファクシミリ通信における送信先のリストである。履歴管理情報は、実行した処理内容のリストである。
次に、各モードを実行するときの動作を説明する。まず、コピーモード時には、画像読み取り部1により読み取られた原稿の画像データが、画像形成部3から複写物として出力される。具体的には、読み取り位置にセットされた原稿の画像をCCD10によって読み取る。CCD10から出力された画像データは、画像処理部により、ローカルメモリ20上で画像処理され、出力画像として完成される。一旦ローカルメモリ20からハードディスク装置4に転送されて保存される。原稿が複数ある場合は、この読み取り、記憶の動作が繰り返される。
その後、操作部2から指示された処理内容に基づいて、ハードディスク装置4に保存された画像データが適切なタイミングで順次読み出され、ローカルメモリ20に送られる。そして、印字部21への書き込みタイミングに合わせて、画像データがローカルメモリ20から印字部21へと転送され、給紙部22から供給されたシート材に画像が印刷され、シート材は排紙部23により排出される。
また、読み取った画像データを複数枚印刷する場合も同様に、画像データが出力画像としてページ単位でハードディスク装置4へ記憶され、出力するモードに合わせてハードディスク装置4からローカルメモリ20に送られる。ローカルメモリ20の画像データは、印字部21への書き込みタイミングに合わせて出力枚数の分だけ繰り返し印字部21へ転送される。
プリントモード時には、情報処理装置30から出力された画像データが、出力処理される。すなわち、情報処理装置30からの画像データが、通信部5により受信される。機器制御部9は、入力された画像データをローカルメモリ20に送り、出力する画像データとしてページ単位に展開し、一旦ハードディスク装置4に保存する。そして、画像データは、ハードディスク装置4からローカルメモリ20に送られ、コピーモードの場合と同様にして印字部21へと転送され、画像がシート材に印刷される。
スキャナモード時には、画像読み取り部1において読み取られた原稿の画像データが、ネットワークを通じて任意の情報処理装置30にデータ通信される。すなわち、CCD10から出力された画像データは、ローカルメモリ20上で画像処理されて出力画像として完成され、一旦ハードディスク装置4へ保存される。
保存されている画像データを送信するとき、機器制御部9は、画像データをハードディスク装置4から読み出して、ローカルメモリ20に送る。そして、操作部2を介して指示されたネットワーク内の送信先との通信を確立させ、通信部5から目的の送信先に画像データを送信する。同様に画像データは、通信部5によりネットワークからインターネットを通じて、外部の情報処理装置30やファクシミリ装置31にも送信される。なお、データ通信では、画像データを直接送信するだけでなく、電子メールに添付して、送信することもできる。
また、機器制御部9は、ファクシミリモード時にも同様の動作によって、FAXモデム7から電話回線を通じてファクシミリ装置6に画像データを送信する。なお、入力手段から入力された画像データの処理が完了したとき、ハードディスク装置4に保存された画像データは消去される。
そして、画像処理装置は、入力された画像データがカラー画像であるか白黒画像であるかを判定する画像判別装置である判別部35を備えている。判別部35は、画像データ内のカラー画素をカウントする手段と、カラー画素数が閾値より多いとき、カラー画像であると判定し、閾値以下であるとき、白黒画像であると判定する手段とを有する。機器制御部9は、判別部35の判定結果に応じて、画像データを指定されたモードによって処理して出力する。
判別部35は、ページ単位でカラー画素をカウントする。図2に示すように、1ページ中には、文字、写真、絵等の画像が描かれる。図3に示すように、文字や図形の画像は多数の色のついたドットで表される。例えば10ポイントの大きさの文字「A」は952ドットである。すなわち、952個の黒色の画素から形成される。
カラー画像か白黒画像かの判別は、目に見える程度の大きさのカラー画像の有無によって行われる。図2に示すように、目には見えないカラー画像があっても、多数のドットで表されている。画像読み取り部1では、カラー画像を読み取ることができる。読み取られた画像データには、多数のカラー画素が存在するため、誤ってカラー画像と判別される。このようなカラー画像があっても、カラー画像であると判別されないように、カラー画素数の閾値が設定される。
この閾値は、変更可能とされる。図4に示す操作パネルの表示部13の設定キー40を操作すると、図5に示すような設定画面が表示される。ユーザ認証のためにサービスコードを入力すると、図6に示すような入力画面が表示される。閾値は、シアン、マゼンダ、イエローの3原色毎に設定できる。最大値に設定すれば、標準的なポイントの文字を描くための領域の大きさとなる。このように設定された閾値は、メモリに記憶され、管理部8によって管理される。
次に、画像データが入力されたときのカラー画像の判別の手順を図7にしたがって説明する。ここでは、コピーモードあるいはプリントモードによって画像を印刷する場合である。画像データが入力されたとき、機器制御部9は、いずれの入力手段から入力されたかを判別する。
プリントモードでは、画像データは情報処理装置等の外部機器から入力される。この場合、画像データは、通信部5を通じて機器制御部9に入力される。画像データは、PDL(ページ記述言語)により表現されている。機器制御部9は、図8に示すように、PDLデータ(スプールデータ)を解析して、ビットマップデータに展開して、印刷ジョブを生成する機能を有する。
画像データを受信した通信部5は、機器制御部9に出力する。機器制御部9のスプールデータ受信部41は、画像データをスプールデータとして一旦ハードディスク装置4に保存する。PDL解析部42は、スプールデータを印刷対象データとしたPDLファイルを生成するとともに、画像データに含まれるヘッダ情報を解析して、ページ情報管理ファイルを作成する。スプールデータは、先頭のヘッダ情報とこれに続く画像データとから構成される。さらに画像データは、ページ毎に分かれており、各ページの画像データの先頭にもヘッダ情報が付加されている。
ページ情報管理ファイルは、PDLファイルに貯えられた印刷データをページ単位で印刷できるようにするために、制御コマンド等の制御情報を保存したファイルである。詳しくは、図9に示すように、ページ情報管理ファイルは、ページ毎に生成された制御情報が保存されたページ情報ポインタテーブルと、実際の印刷ジョブに含まれる制御情報が保存されたページ情報データテーブルとから構成される。ページ情報ポインタテーブルには、ページ番号、共通ヘッダ開始位置、共通ヘッダサイズ、固有ヘッダ開始位置、固有ヘッダサイズ、固有フッタ開始位置、固有フッタサイズ、PDFファイル開始位置、PDFファイルサイズ等の各情報が保存される。ページ情報データテーブルにおける先頭の共通ヘッダ情報としては、例えばジョブ開始コマンド、印刷部数、片面/両面印刷指定コマンド、複数ページ印刷指定コマンド、フォントデータ登録コマンド等がある。途中のヘッダ情報としては、例えば用紙サイズ、用紙の向き、余白、座標単位等がある。ページ毎のヘッダ情報としては、例えば塗りつぶし等パターン登録、カラーマップ定義、フォント指定、フォントのサイズ/色等の文字属性、線種/色等の図形属性がある。ページ毎のフッタ情報としては、例えばジョブ終了コマンド、領域開放コマンド、描画モード終了コマンド等がある。
印刷ジョブ生成部43は、ページ情報管理ファイルを用いて印刷ジョブを生成する。印刷ジョブとして、減色法による3原色であるシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)および黒(K)の色毎にビットマップデータが作成され、ローカルメモリ20に各色のデータがページ毎に記憶される。プリンタ制御部44は、印刷ジョブを印字部21に出力する。そして、プリント制御のため、印字部21との間で各種の情報を送受信し、印字部21からエラー情報等を受信する。
外部機器からの画像データの入力が検知されたとき、機器制御部9は、上記のようにスプールデータを解析する。このとき、判別部35は、機器制御部9による解析結果に基いてヘッダ情報に色に関する情報が含まれているか判断する。色に関する情報がある場合、カラー画像と判断し、色に関する情報がない場合、白黒画像と判断する。
上記のように画像データから各色の印刷ジョブが生成される。判別部35は、カラー画像と判断したとき、印刷ジョブのビットマップデータにおいて、ページ毎にカラー画素をカウントする。すなわち、図10に示すように、ローカルメモリ20には、ページ単位で4色のビットマップデータが展開されているので、Y、M、Cの色毎にページ全体のカラー画素をカウントする。
また、コピーモードでは、画像データは画像読み取り部1から入力される。入力された画像データは、R、G、Bの3色に分解された画像データとなる。機器制御部9は、画像処理により、これらの3色の画像データをY、M、C、Kの4色のビットマップデータに変換する。判別部35は、同様に色毎にページ全体のカラー画素をカウントする。
判別部35は、カウントされたカラー画素数を閾値と比較し、カラー画素数が閾値より多いとき、カラー画像と判定する。カラー画素数が閾値以下のとき、カラー画像として入力されていても、白黒画像と判定する。このとき、3色のうち1色でもカラー画素数が閾値より多いとき、カラー画像と判定する。
判別部35によってカラー画像と判定されると、機器制御部9は、カラー印刷するための指示を印字部21に出力してから、印刷ジョブを出力する。印字部21は、カラー印刷を行う。
ヘッダ情報に基づき白黒画像と判定されたとき、あるいはカラー画素のカウントの結果、白黒画像と判定されたとき、機器制御部9は、白黒印刷するための指示を印字部21に出力してから、印刷ジョブを出力する。印字部21は、白黒印刷を行う。
画像の判別において、画像データが複数ページのとき、判別はページ毎に行われる。複数のページ中、1ページがカラー画像と判定されたとき、この画像データはカラー画像であると判定し、全体をカラー印刷する。しかし、ページ毎に判別できるので、ページ毎の判別結果に基づいて、ページ単位でカラー印刷と白黒印刷とを切り替えてもよい。
カラー画素のカウントに際して、ページ全体をカウントする代わりに、部分的な領域でカウントしてもよい。部分的な領域としては、図11(a)に示すような連続した画素を1つのブロック45とする。判別部35は、このブロック45内でカラー画素をカウントする。他の部分的な領域として、図11(b)に示すように1ページを複数のブロック46に分割する。判別部35は、所定のブロック46aを抽出して、ブロック単位でカラー画素をカウントする。
判別部35は、図12に示すように、展開されたビットマップデータから連続した画素を抽出する。連続した画素があるとき、この連続画素を1つのブロック45として、ブロック45中のカラー画素をカウントする。連続した画素がないとき、1ページを複数のブロック46に分割し、カラー画素が含まれているブロック46を検出する。複数のブロック46のうち、カラー画素が含まれている所定のブロック46aでカラー画素をカウントする。カラー画素を含まないブロック46では、カウントしない。このように、ページ全体をカウントする場合に比べて、部分的な領域をカウントすれば、カウント時間を短縮でき、判別に要する時間の短縮を図れる。
スキャナモードやファクシミリモードにおいても、同様に入力された画像データの判別を行う。そして、判別結果に応じて画像データの画像処理を行い、データ送信あるいはファクシミリ送信する。なお、ファクシミリモードでは、カラーファクシミリ装置が対象となる。カラーファクシミリ装置から画像データを受信した場合にも、カラーか白黒かの判別が行われ、判別結果に応じて印刷が行われる。
以上のように、画像データ中にカラー画素をカウントして、カラーか白黒かの判別を行うことにより、白黒画像の原稿において、インクや染みによって色が付いてしまったときでも、白黒画像と確実に判別でき、誤判別をなくせる。逆に、小さなカラー画像が点在して、一見したところ白黒画像である場合には、散らばったカラー画素のトータル量で判別できるので、正確にカラー画像と判別でき、判別の精度が高まる。
また、プリントモードでの入力される画像データにおいて、データ入力時の設定でカラー設定が行われている場合や、プリンタドライバによる印刷設定においてカラーモードが設定されている場合、白黒画像であっても、ヘッダ情報からはカラー画像と判別される。このような場合に、画像データ中のカラー画素のカウントにより白黒画像と判別でき、誤判別を防止できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。画像処理装置として、コピーモードおよびファクシミリモードを有する複合機であってもよく、さらにはプリンタ、コピー機、ファクシミリ装置といったように単一のモードだけの専用機であってもよい。
コピーモードやスキャナモードにおいて、カラー画像を判別するとき、加色法による3原色であるR、G、Bの色毎にカラー画素をカウントしてもよい。このとき、画像読み取り部から出力された画像データ中のカラー画素をカウントする。
本発明の画像処理装置の概略構成を示す図 目に見えないカラー画像を説明するための図 多数の画素から形成された画像を説明するための図 閾値を設定するときの操作パネルの画面を示す図 閾値設定時の画面を示す図 閾値を入力するときの画面を示す図 カラー画像判別のフローチャート PDLデータ印刷ジョブを生成するための制御ブロック図 ページ情報管理ファイルの構成を示す図 ビットマップデータがメモリ上に色毎に展開されることを説明するための図 カラー画素をカウントするために形成されたブロックを示す図であって、(a)は連続画素の場合、(b)は1ページを複数のブロックに分割した場合 カラー画素をカウントするブロックを抽出するときのフローチャート
符号の説明
1 画像読み取り部
2 操作部
3 画像形成部
4 ハードディスク装置
5 通信部
9 機器制御部
12 入力部
13 表示部
20 ローカルメモリ
21 印字部
35 判別部

Claims (5)

  1. 外部から画像データを入力する入力手段と、入力された画像データをページ単位に展開し、ページ内の部分的な領域においてカラー画素をカウントして、カラー画素数に基づいてカラー画像であるか白黒画像であるかを判別する判別手段とを備え、判別手段は、画像データから連続した画素を抽出して、連続した画素があるかないかを判断し、連続した画素があるとき、抽出された連続した画素を部分的な領域として1つのブロックとし、このブロック内のカラー画素をカウントし、連続した画素がないとき、1ページを複数のブロックに分割し、カラー画素を含むブロックを検出して、部分的な領域としてカラー画素が含まれているブロックにおいてカラー画素をカウントし、カラー画素数が閾値より多ければカラー画像と判定することを特徴とする画像判別装置。
  2. 入力手段は、画像に関する情報であるヘッダ情報を含む画像データを入力し、判別手段は、ヘッダ情報からカラー画像か白黒画像かを判断する手段と、カラー画像と判定したとき、画像データ内のカラー画素をカウントする手段と、カラー画素数が閾値より多いとき、カラー画像と判定し、閾値以下であるとき、白黒画像と判定する手段とを有することを特徴とする請求項1記載の画像判別装置。
  3. 画像データからページ単位でY、M、Cの色毎のビットマップデータが作成され、メモリに、ページ単位で色毎にビットマップデータが展開され、判別手段は、展開された色毎のビットマップデータからカラー画素をカウントし、3色のうち1色でカラー画素数が閾値より多いとき、カラー画像と判定することを特徴とする請求項1または2記載の画像判別装置。
  4. Y、M、Cの色毎に閾値が設定可能とされたことを特徴とする請求項3記載の画像判別装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の画像判定装置と、画像データを出力する出力手段とを備え、出力手段は、画像判別装置による判別結果に応じて、画像データをカラー画像あるいは白黒画像として出力することを特徴とする画像処理装置。
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