JP4914162B2 - 地震被害判定装置、地震被害判定方法及び地震被害判定プログラム - Google Patents
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Description
12 ネットワーク
20 サーバ装置
20A CPU(導出手段、算出手段、判定手段、報知手段)
20D ハードディスク(記憶手段)
20E キーボード
20F ディスプレイ
40 クライアント装置
42A,42B 地震計
DB1 一次診断情報データベース
DB2 二次診断情報データベース
DB3 建物情報データベース
Claims (9)
- 地震被害の判定対象とする建物に設けられ、地震が発生した際の当該建物の揺れの波形を計測する地震計と、
前記地震計により計測される波形に基づいて得られる予め定められた複数種類の物理量の、前記建物に地震動に応じて損傷が発生する閾値を導出する導出手段と、
前記導出手段によって導出された前記閾値を記憶する記憶手段と、
地震が発生した場合に、前記地震計によって計測された前記波形に基づいて前記建物における前記複数種類の物理量を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された前記複数種類の物理量と前記記憶手段により記憶されている対応する前記閾値との比較を行い、当該比較の結果に基づいて前記建物に損傷が発生したか否かを判定する際に、前記複数種類の物理量のうち、予め定められた一部の物理量のみを用いた前記比較を行うことによって前記建物に生じた損傷の度合いを予測し、当該損傷の度合いが所定度合いより低い場合のみ、残りの物理量を用いた前記比較を行って前記建物に損傷が発生したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を報知する報知手段と、
を備えた地震被害判定装置。 - 前記建物は、複数階を有する建物であり、
前記地震計は、少なくとも異なる2つの階に設けられたものであり、
前記複数種類の物理量は、前記建物の最大層間変形角、加速度、及び固有振動数の低下率のうちの複数である
請求項1記載の地震被害判定装置。 - 前記報知手段は、前記損傷の度合いが前記所定度合い以上である場合に警報を報知する
請求項1又は請求項2記載の地震被害判定装置。 - 前記導出手段は、前記閾値を、地震動に応じて前記建物に発生する予め定められた複数段階の損傷レベル毎に導出し、
前記判定手段は、前記損傷の度合いが前記所定度合いより低い場合に、前記残りの物理量と前記記憶手段により記憶されている対応する前記損傷レベル毎の閾値との比較を行い、当該比較の結果に基づいて前記建物の損傷レベルが何れであるかを判定し、
前記報知手段は、前記損傷の度合いが前記所定度合いより低い場合に、前記判定手段により得られた前記損傷レベルを更に報知する
請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の地震被害判定装置。 - 前記地震計は、前記建物に設けられている昇降機の保守用に当該建物に予め設けられている地震計である
請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の地震被害判定装置。 - 地震被害の判定対象とする建物に設けられ、地震が発生した際の当該建物の揺れの波形を計測する地震計により計測される前記波形に基づいて得られる予め定められた複数種類の物理量の、前記建物に地震動に応じて損傷が発生する閾値を導出する導出工程と、
前記導出工程によって導出された前記閾値を記憶手段により記憶する記憶工程と、
地震が発生した場合に、前記地震計によって計測された前記波形に基づいて前記建物における前記複数種類の物理量を算出する算出工程と、
前記算出工程によって算出された前記複数種類の物理量と前記記憶手段により記憶されている対応する前記閾値との比較を行い、当該比較の結果に基づいて前記建物に損傷が発生したか否かを判定する際に、前記複数種類の物理量のうち、予め定められた一部の物理量のみを用いた前記比較を行うことによって前記建物に生じた損傷の度合いを予測し、当該損傷の度合いが所定度合いより低い場合のみ、残りの物理量を用いた前記比較を行って前記建物に損傷が発生したか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程による判定結果を報知する報知工程と、
を有する地震被害判定方法。 - 前記建物は、複数階を有する建物であり、
前記地震計は、少なくとも異なる2つの階に設けられたものであり、
前記複数種類の物理量は、前記建物の最大層間変形角、加速度、及び固有振動数の低下率のうちの複数である
請求項6記載の地震被害判定方法。 - 地震被害の判定対象とする建物に設けられ、地震が発生した際の当該建物の揺れの波形を計測する地震計により計測される前記波形に基づいて得られる予め定められた複数種類の物理量の、前記建物に地震動に応じて損傷が発生する閾値を導出する導出ステップと、
前記導出ステップによって導出された前記閾値を記憶手段により記憶する記憶ステップと、
地震が発生した場合に、前記地震計によって計測された前記波形に基づいて前記建物における前記複数種類の物理量を算出する算出ステップと、
前記算出ステップによって算出された前記複数種類の物理量と前記記憶手段により記憶されている対応する前記閾値との比較を行い、当該比較の結果に基づいて前記建物に損傷が発生したか否かを判定する際に、前記複数種類の物理量のうち、予め定められた一部の物理量のみを用いた前記比較を行うことによって前記建物に生じた損傷の度合いを予測し、当該損傷の度合いが所定度合いより低い場合のみ、残りの物理量を用いた前記比較を行って前記建物に損傷が発生したか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによる判定結果を報知する報知ステップと、
をコンピュータに実行させる地震被害判定プログラム。 - 前記建物は、複数階を有する建物であり、
前記地震計は、少なくとも異なる2つの階に設けられたものであり、
前記複数種類の物理量は、前記建物の最大層間変形角、加速度、及び固有振動数の低下率のうちの複数である
請求項8記載の地震被害判定プログラム。
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