JP2016017848A - 構造物検証システム、構造物検証装置、構造物検証プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による構造物検証システム1の構成を示すブロック図である。構造物検証システム1は、監視対象の構造物である建物900の健全性の検証を支援する。構造物検証システム1は、緊急地震速報サーバ100と、監視対象の構造物に設置された複数のセンサ200(センサ200−1、センサ200−2、センサ200−3、センサ200−4、センサ200−5)と、監視対象の構造物に付属する複数の設備300(設備300−1、設備300−2、設備300−3、設備300−4、設備300−5)と、構造物検証装置400とを備えている。複数のセンサ200は同様の構成であるため、特に区別しない場合には「−1」、「−2」等を省略してセンサ200として説明する。同様に、複数の設備300は同様の構成であるため、特に区別しない場合には「−1」、「−2」等を省略して設備300として説明する。
入力部410は、キーボードやマウス等の入力デバイスであり、管理者等であるユーザの操作に応じた入力信号を生成し、制御部440に出力する。
例えば、通信部420は、緊急地震速報サーバ100から送信される緊急地震速報を受信する。また、通信部420は、センサ200から送信されるセンサデータを受信する。また、通信部420は、設備300に対して制御信号を送信する。
例えば、主軸の向きに「NE45」が対応付けられている場合、その構造物の主軸が北東45度の方向を向いていることを示す。
最大加速度は、対応するセンサ200による計測値である。最大速度は、監視対象の構造物における各階毎の速度の最大値を示す。最大変位は、監視対象の構造物における各階毎の変位の最大値を示す。このような速度・変位は、例えば、センサ200−1からセンサ200−5の各々から送信される加速度のセンサデータを1回又は2回積分して、1階から屋上までの加速度方向の速度・変位を求め、隣接する階同士の変位の差分を算出することにより、構造物のそれぞれの階の層間変位δを求めることができる。
層間変形角Δが限界層間変形角を超えており、かつ固有周期閾値に比較して固有周期が長くなり剛性が低下していると判断される場合には、建物の損傷の程度は以下に示すように推定される。建物の状況は、構造躯体の損傷は想定以上であり、建物の損傷の大きさが想定以上であると推定される。これにより、判定結果は、「建物の損傷の早急な調査が必要である」とされている。
層間変形角Δが限界層間変形角を超えており、一方、固有周期閾値に比較して固有周期Tに変化がなく剛性が維持されていると判断される場合には、建物の損傷の程度は以下に示すように推定される。固有周期Tの変化がないため、建物の構造躯体が設計における限界層間変形角より大きい層間変形角として実際に建造されたとして、限界層間変形角を超えても損傷は想定以下と推定することができる。これにより、判定結果は、「継続使用可能であるが、注意して利用する必要がある」とされている。
層間変形角Δが限界層間変形角以下であり、一方、固有周期閾値に比較して固有周期Tが長くなり剛性が低下していると判断される場合には、建物の損傷の程度は以下に示すように推定される。固有周期Tが長くなっているが、層間変形角Δが限界層間変形以下であるため、構造躯体ではなく建物の非構造躯体が損傷を受けており、構造躯体の損傷は想定以下と推定することができる。これにより、判定結果は、「継続使用可能であるが、注意して利用する必要がある」とされている。
層間変形角Δが限界層間変形角以下であり、かつ固有周期閾値に比較して固有周期Tに変化がなく剛性が維持されていると判断される場合には、建物の損傷の程度は以下に示すように推定される。層間変形角Δが限界層間変形以下であり、かつ固有周期Tに変化がなく剛性が維持されているため、建物の構造躯体及び建物の非構造躯体のいずれも損傷を受けおらず、構造躯体の損傷は想定以下と推定することができる。これにより、判定結果は、「継続使用可能」とされている。
図6は、本実施形態による構造物検証装置400の動作例を示すフローチャートである。
緊急地震速報サーバ100から緊急地震速報が送信されると、構造物検証装置400の緊急地震速報制御部441は、通信部420を介して緊急地震速報を受信する(ステップS1)。緊急地震速報制御部441は、受信した緊急地震速報に基づいて要因データを算出し、算出した要因データを要因データ受付部442に入力する。
ここで、応答特性データ算出部444は、センサデータ履歴記憶部432に記憶されたセンサデータの履歴のうち、現時点(即ち、今回の地震についての計測によって取得されたセンサデータ)から過去の所定の期間内(例えば、5年以内)に計測された複数のセンサデータに基づいて算出する。
図7は、本実施形態による応答特性データ算出部444の動作例を説明する図である。
応答特性データ算出部444は、センサデータの履歴のうち最新のセンサデータ(ステップS5(図6)で計測されたセンサデータ)を含む過去5年以内に計測された複数のセンサデータを参照して、基準震度に対する各階の応答倍率の相関関係を算出する。ここで、図7に示すグラフは、例として、基準震度に対する2階における加速度応答倍率(1階で計測された最大加速度に対する2階で計測された最大加速度の比)の相関関係を示している。図7に示すグラフの各プロットデータPは、過去5年以内に取得された一つのセンサデータの各々に対応している。即ち、応答特性データ算出部444は、一つのセンサデータに含まれる1階の最大加速度と2階の最大加速度とを参照して、基準震度に対する2階における加速度応答倍率を算出して一つのプロットデータPを取得する。
なお、応答特性データ算出部444は、2階における加速度応答倍率についてのプロットデータPの他、基準震度に対する他の各階(3階、4階、・・・)についてのプロットデータを個別に取得する。また、応答特性データ算出部444は、加速度応答倍率の他に、速度応答倍率、変位応答倍率等の各種応答倍率データについてのプロットデータも個別に算出する。以下の説明では、2階の場合を例にして説明しているが他の階についても同様である。
図8に示すグラフは、応答特性データ算出部444が、過去に計測された全てのセンサデータに基づく、基準震度に対する2階における加速度応答倍率の相関関係を示している。この場合、図8に示すように、応答特性データ算出部444は、構造物の完成時(竣工時)から現時点までに計測された全てのセンサデータごとにプロットデータPを算出し、当該プロットデータPに基づいて線形近似曲線L’を算出する。
図8に示す通り、線形近似曲線Lの方が、線形近似曲線L’に比べてΔdだけ高い値の加速度応答倍率を示している。これは、構造物の特性が、当該構造物の完成時点から現時点までに経時的に変化したことに起因するものである。具体的に説明すると、構造物は、完成時点から経時的に、構造躯体を構成する部材の剛性が徐々に低下する特性を有する場合がある(ただし、この変化は、構造物の耐震性には影響しない程度のものである)。この場合、当該経時的に低下する部材の剛性に起因して、例えば、完成時から20年が経過した現時点における構造物の加速度応答倍率は、構造物の完成時当初における構造物の加速度応答倍率よりも高い値を示す。
そうすると、構造物の完成時当初(即ち、部材の剛性の低下が進行する前)に計測されたセンサデータを含んで算出された線形近似曲線L’は、過去5年(即ち、部材の剛性の低下が進行した後)のセンサデータのみに基づいて算出された線形近似曲線Lに比べて、加速度応答倍率がΔdだけ低く算出される。
本実施形態に係る構造物検証システム1は、以下のようにも変形可能である。
図9は、本実施形態の変形例による構造物検証システム1の構成例を示すブロック図である。
図9に示すように、本実施形態の変形例に係る構造物検証システム1の記憶部430は、固有周期記憶部435を備えている。固有周期記憶部435は、構造物の固有周期の履歴を記憶する。
また、本変形例による停止解除判定部447は、センサデータに基づいて構造物の固有周期を算出する固有周期算出部として機能する。具体的には、停止解除判定部447は、上述の実施形態と同様に、ステップS6(図6)において微振動センサであるセンサ200−5から出力される微少振動データの周波数解析を行うとともに、パワースペクトルにおけるピークとなる周波数を固有周波数として選択する。停止解除判定部447は、この固有周波数の逆数を、構造物の現時点における固有周期として固有周期記憶部435に記憶する。
図10に示すグラフは、固有周期記憶部435に記憶された固有周期の履歴を示している。固有周期記憶部435には、過去に計測された固有周期の履歴が構造物の完成時(時刻t0)から現在(時刻tn)にかけて記憶されている。
図10に示すように、本変形例に係る構造物検証システム1が検証の対象とする構造物は、完成時(時刻t0)から現在(時刻tn)にかけて徐々に固有周期Tが低下する傾向を示している。また、同構造物の固有周期Tは、ある時刻(時刻tp付近)までは、特に固有周期Tの低下の傾向が顕著となっている。
ここで、構造物の固有周期Tは、主として構造躯体の部材の剛性に依存して変化することが知られている。即ち、図10に示すような固有周期Tの経時的な減少が確認される構造物は、経時的に、構造躯体の部材の剛性が低下していることを示している。
このようにすることで、応答予測部445は、計測されたセンサデータの数が少ない場合であっても、構造物の建物モデルに基づいた精度の高い応答予測が可能となる。
図11を参照して、前述の実施形態と異なる実施形態について説明する。図11は、本実施形態による構造物検証システム1Aの構成を示すブロック図である。構造物検証システム1Aは、監視対象の構造物である建物900の健全性の検証を支援する。第1実施形態に示す構成と異なる構成について説明する。
また、停止解除判定部447Aは、傾斜角センサを含むセンサ200Aから送信されたセンサデータから傾斜角θを算出する。なお、センサ200Aが出力する加速度データから傾斜角θを求めてもよい。傾斜角θを算出する方法は、本実施形態に記載されているもの以外の他の方法を用いても良い。
この図13において、3次元の判定空間がパターンP1からパターンP8の8個の領域に分割されている。
・パターンP2 層間変形角Δが設計層間変形角を超えており、固有周期Tが固有周期閾値以下であり、傾斜角θが傾斜角の初期値以下であるパターン
・パターンP3 層間変形角Δが設計層間変形角以下であり、固有周期Tが固有周期閾値を超えており、傾斜角θが傾斜角の初期値以下であるパターン
・パターンP4 層間変形角Δが設計層間変形角を超えており、固有周期Tが固有周期閾値を超えており、傾斜角θが傾斜角の初期値以下であるパターン
・パターンP5 層間変形角Δが設計層間変形角以下であり、固有周期Tが固有周期閾値以下であり、傾斜角θが傾斜角の初期値を超えているパターン
・パターンP6 層間変形角Δが設計層間変形角を超えており、固有周期Tが固有周期閾値以下であり、傾斜角θが傾斜角の初期値を超えているパターン
・パターンP7 層間変形角Δが設計層間変形角以下であり、固有周期Tが固有周期閾値を超えており、傾斜角θが傾斜角の初期値を超えているパターン
・パターンP8 層間変形角Δが設計層間変形角を超えており、固有周期Tが固有周期閾値を超えており、傾斜角θが傾斜角の初期値を超えているパターン
判定結果:継続使用可能。
判定理由:パターンP1については、層間変形角Δが設計層間変形角以下であり、固有周期Tが固有周期閾値以下であり、傾斜角θが傾斜角の初期値以下であるため、建物900に対する損傷がないと判定される。また、パターンP2については、層間変形角Δが設計層間変形角を超えているが、固有周期Tが固有周期閾値以下であり、傾斜角θが傾斜角の初期値以下であるため、建物900に対する損傷がないと判定される。ここで、層間変形角Δが設計層間変形角を超えているのに、固有周期Tが固有周期閾値以下であり、傾斜角θが傾斜角の初期値以下であることから、建物900の実際の耐震性能が設計時より高く建設されているためと推定される。
判定結果:応急復旧時には使用可能と判断できるが、通常時に使用できるかどうかは調査が必要。
判定理由:固有周期Tが固有周期閾値以下であり、建物900の傾斜角θが傾斜角の閾値を超えている場合、建物900の立っている地盤が損傷していると推定される。
判定結果:非構造部材が損傷している可能性があり、応急復旧時に使用するとしても調査が必要。
判定理由:固有周期Tが固有周期閾値を超えており、建物900の傾斜角θが傾斜角の閾値を超えており、層間変形角Δが設計層間変形角以下である場合、建物900の非構造部材及び建物900の立っている地盤が損傷していると推定される。
判定結果:非構造部材が損傷している可能性があり、応急復旧時に使用するとしても調査が必要であるが、通常時の使用に関しては非構造部材を補修すれば継続使用可能。
判定理由:建物900の傾斜角θが傾斜角の閾値以下であるが、固有周期Tが固有周期閾値を超えているため、建物900の構造躯体に損傷が無く、非構造躯体に損傷の可能性があると推定される。
判定結果:継続使用不可。
判定理由:建物900の傾斜角θが傾斜角の閾値を超え、かつ固有周期Tが固有周期閾値を超え、かつ層間変形角Δが設計層間変形角を超えているため、建物900の構造躯体、非構造躯体及び地盤に損傷の可能性があると推定される。
前述の図6のステップS1からステップS5と同じ処理をする。
ステップS21:
停止解除判定部447Aは、供給されるセンサ200A−1が計測した加速度データから加速度を抽出する。そして、停止解除判定部447Aは、この抽出した加速度を2回積分し、積分の結果から1階部分の最大変位を算出する。
停止解除判定部447Aは、建物900のk階(1≦k≦n)に配置されたセンサ200A−kから供給される、それぞれのセンサ200A−kにおいて計測した加速度データから、センサ200A−1の加速度を抽出する。そして、停止解除判定部447Aは、この抽出した加速度を2回積分し、各階の変位を算出し、それぞれ隣接する階の変位と当該階の差分から、当該階に隣接する階の最大変位を算出して、各階の層間変位δを算出する。ここで、建物900の1階の層間変位δは、2階の変位から1階部分の変位を減算して求められる。
なお、全体曲げ変形やロッキングが支配的な建物などに対しては、層間変位を算出する際に、傾斜角θの計測データを用いることでせん断変形成分をより精緻に算出する。
停止解除判定部447Aは、算出したk階の層間変位δの各々を、k階の高さでそれぞれ除算し、k階の層間変形角Δを算出する。なお、加速度データから変位を求める方法は、本実施形態に記載されているもの以外の他の方法を用いても良い。
停止解除判定部447A(固有周期計測部)は、屋上に配置された微振動センサSBから、地震発生後に供給される微振動データに対し、信号処理を行う。すなわち、建物安全性評価部23は、微振動データのフーリエ解析を行い、最も高いパワースペクトルを有する周波数を抽出し、この周波数を固有周波数とする。そして、建物安全性評価部23は、抽出した固有周波数の周期を求め、この周期を固有周期Tとする。
停止解除判定部447A(傾斜角計測部)は、建物900の屋上に配置されているセンサ200A−5(傾斜角センサ)から供給される傾斜角データにより、建物900の傾斜角θを求める。
停止解除判定部447A(建物安全性評価部)は、建物900における1階からn階までの全ての階における損傷程度の判定が行われたか否かの判定を行う。
このとき、停止解除判定部447Aは、建物900における全ての階に対する判定が終了した場合、処理をステップS36に進め、建物900における全ての階に対する判定が終了していない場合、処理をステップS27へ進める。
停止解除判定部447Aは、算出した傾斜角θと建物900の傾斜角の初期値との比較を行い、傾斜角θが傾斜角の初期値を超えているか否かを判定する(第3の判定結果を求める)。このとき、停止解除判定部447Aは、傾斜角θが傾斜角の初期値を超えていない場合、処理をステップS28へ進め、一方、傾斜角θが傾斜角の初期値を超えている場合、処理をステップS29へ進める。
停止解除判定部447Aは、算出した固有周期Tと固有周期閾値とを比較し、固有周期Tが固有周期閾値以下であるか否かの判定を行う(第2の判定結果を求める)。このとき、停止解除判定部447Aは、固有周期Tが固有周期閾値を超える場合、処理をステップS32へ進め、一方、固有周期Tが固有周期閾値以下である場合、処理をステップS31へ進める。ここで、説明においては、建物900の固有周期の初期値ではなく、この固有周期の初期値に対してマージンを持たせた固有周期閾値を用いている。
停止解除判定部447Aは、算出した固有周期Tと固有周期閾値とを比較し、固有周期Tが固有周期閾値以下であるか否かの判定を行う。このとき、停止解除判定部447Aは、固有周期Tが固有周期閾値を超える場合、処理をステップS30へ進め、一方、固有周期Tが固有周期閾値以下である場合、処理をステップS33へ進める。
停止解除判定部447Aは、建物900の判定の終了していない階の層間変形角Δを停止解除判定部447Aから読み込み、この読み込んだ判定対象のk階の層間変形角Δと設計層間変形角との比較を行い、層間変形角Δが設計層間変形角を超えているかを判定する(第1の判定結果を求める)。このとき、停止解除判定部447Aは、層間変形角Δが設計層間変形角を超えている場合、処理をステップS35へ進め、一方層間変形角Δが設計層間変形角を超えていない場合、処理をステップS34へ進める。
停止解除判定部447Aは、健全性判定ルール記憶部434Aの判定テーブルを参照し、傾斜角θが傾斜角の初期値以下であり、固有周期Tが固有周期閾値以下である場合、パラメータパターンが状態Dであることを検出する。
次に、停止解除判定部447Aは、パラメータパターンが状態Dの判定である「継続使用可能(D)」を、健全性判定ルール記憶部434Aの判定結果テーブルにおける対応するk階の判定結果の欄に書き込んで記憶させ、処理をステップS26へ進める。
停止解除判定部447Aは、健全性判定ルール記憶部434Aの判定テーブルを参照し、傾斜角θが傾斜角の初期値以下であり、固有周期Tが固有周期閾値を超えている場合、パラメータパターンが状態Gであることを検出する。
次に、停止解除判定部447Aは、パラメータパターンが状態Gの判定である「非構造部材が損傷している可能性があり、応急復旧時に使用するとしても調査が必要であるが、通常時の使用に関しては非構造部材を補修すれば継続使用可能(G)」を、健全性判定ルール記憶部434Aの判定結果テーブルにおける対応するk階の判定結果の欄に書き込んで記憶させ、処理をステップS26へ進める。
停止解除判定部447Aは、健全性判定ルール記憶部434Aの判定テーブルを参照し、傾斜角θが傾斜角の初期値を超えており、固有周期Tが固有周期閾値以下である場合、パラメータパターンが状態Eであることを検出する。
次に、停止解除判定部447Aは、パラメータパターンが状態Eの判定である「応急復旧時には使用可能と判断できるが、通常時に使用できるかどうかは調査が必要(E)」を、健全性判定ルール記憶部434Aの判定結果テーブルにおける対応するk階の判定結果の欄に書き込んで記憶させ、処理をステップS26へ進める。
停止解除判定部447Aは、健全性判定ルール記憶部434Aの判定テーブルを参照し、傾斜角θが傾斜角の初期値を超えており、固有周期Tが固有周期閾値を超えており、層間変形角Δが設計層間変形角以下である場合、パラメータパターンが状態Fであることを検出する。
次に、停止解除判定部447Aは、パラメータパターンが状態Fの判定である「非構造部材が損傷している可能性があり、応急復旧時に使用するとしても調査が必要(F)」を、健全性判定ルール記憶部434Aの判定結果テーブルにおける対応するk階の判定結果の欄に書き込んで記憶させ、処理をステップS26へ進める。
停止解除判定部447Aは、健全性判定ルール記憶部434Aの判定テーブルを参照し、傾斜角θが傾斜角の初期値を超えており、固有周期Tが固有周期閾値を超えており、層間変形角Δが設計層間変形角を超えている場合、パラメータパターンが状態Hであることを検出する。
次に、停止解除判定部447Aは、パラメータパターンが状態Hの判定である「継続使用不可(H)」を、健全性判定ルール記憶部434Aの判定結果テーブルにおける対応するk階の判定結果の欄に書き込んで記憶させ、処理をステップS26へ進める。
停止解除判定部447Aは、建物900における全ての階に対する判定が終了した場合、何れかの階の判定結果に状態Hが含まれるか否かを判定する。このとき、停止解除判定部447Aは、何れかの階の判定結果に状態Hが含まれる場合、処理をステップS8へ進め、一方、何れかの階の判定結果に状態Hが含まれない場合、処理をステップS9へ進める。
応答特性データ算出部444は、前述の図6のステップS8と同じ処理をして、処理をステップS10に進める。
ステップS9:
応答特性データ算出部444は、前述の図6のステップS9と同じ処理をして、処理をステップS10に進める。
応答特性データ算出部444は、前述の図6のステップS10からステップS12と同じ処理をする。
また、階層構造の構造物に対して、各層の応答特性を算出して、各層の震度等を予測することができるため、例えば特定の階のみに警報を出したり、機器、設備を限定して制御信号を送信したりすることができる。これによって、構造物内の設備や構造物内の人物への影響を、最小限にとどめることが可能となる。
また、構造物検証装置400が備える各機能部は、クラウド環境やネットワーク環境、監視対象の構造物や構造物の収容人員の規模、構造物検証装置400を構成するために用意されたハードウェアの数やスペック等に応じて、任意の台数のコンピュータ装置に分散または集約して配置することができる。
100 緊急地震速報サーバ
200 センサ
300 設備
400 構造物検証装置
410 入力部
420 通信部
430 記憶部
431 構造物データ記憶部
432 センサデータ履歴記憶部
433 応答特性データ記憶部
434 健全性判定ルール記憶部
435 固有周期記憶部
440 制御部
441 緊急地震速報制御部
442 要因データ受付部
443 センサデータ制御部
444 応答特性データ算出部
445 応答予測部
446 設備制御部
447、447A 停止解除判定部(固有周期算出部)
900 建物(構造物)
Claims (10)
- 外的要因に応じた監視対象の構造物の揺れを計測するセンサによって計測されたセンサデータの履歴を記憶するセンサデータ履歴記憶部と、
外的要因に応じた前記構造物の応答特性を示す応答特性データを記憶する応答特性データ記憶部と、
前記センサデータ履歴記憶部に記憶されたセンサデータの履歴のうち、現時点から過去の所定の期間内に計測された一部のセンサデータに基づいて、前記応答特性データを算出し、算出した当該応答特性データを前記応答特性データ記憶部に記憶させる応答特性データ算出部と、
を備えることを特徴とする構造物検証システム。 - 前記構造物に対する外的要因の規模を示す要因データの入力を受け付ける要因データ受付部と、
前記要因データ受付部に入力された前記要因データに対応する前記応答特性データを前記応答特性データ記憶部から読み出し、読み出した応答特性データに基づいて、当該外的要因による当該構造物の応答を予測する応答予測部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の構造物検証システム。 - 前記応答予測部による予測結果に基づいて、前記構造物に付属する設備に対する制御信号を送信する設備制御部と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の構造物検証システム。 - 前記外的要因である地震の規模を含む緊急地震速報を受信し、受信した緊急地震速報を前記要因データとして前記要因データ受付部に入力する緊急地震速報制御部と、
を備えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の構造物検証システム。 - 前記緊急地震速報制御部が前記緊急地震速報を受信してから所定時間内に前記センサによって計測されたセンサデータを、前記センサデータ履歴記憶部に記憶させるセンサデータ制御部と、
を備えることを特徴とする請求項4に記載の構造物検証システム。 - 前記外的要因である地震により前記構造物が応答した後に、当該地震に応じて前記センサによって計測されたセンサデータに基づいて、当該地震によって停止された当該構造物に付属する設備の停止を解除するか否かを判定する停止解除判定部と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の構造物検証システム。 - 前記応答特性データ算出部は、
前記センサデータの履歴のうち、少なくとも前記構造物の完成時から予め規定された特定の期間の経過後から現時点までに計測されたセンサデータに基づいて、前記応答特性データを算出する
ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の構造物検証システム。 - 前記構造物の固有周期の履歴を記憶する固有周期記憶部と、
前記センサデータに基づいて、前記構造物の固有周期を算出し、算出した当該固有周期を前記固有周期記憶部に記憶させる固有周期算出部と、
を備え、
前記応答特性データ算出部は、前記固有周期の履歴のうち、現時点における固有周期との差が所定の判定閾値以下の固有周期が記憶された期間内に計測されたセンサデータに基づいて、前記応答特性データを算出する
ことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の構造物検証システム。 - 外的要因に応じた監視対象の構造物の揺れを計測するセンサによって計測されたセンサデータの履歴を記憶するセンサデータ履歴記憶部に記憶されたセンサデータの履歴のうち、現時点から過去の所定の期間内に計測された一部のセンサデータに基づいて、外的要因に応じた前記構造物の応答特性を示す応答特性データを算出し、算出した当該応答特性データを応答特性データ記憶部に記憶させる応答特性データ算出部と、
を備えることを特徴とする構造物検証装置。 - 構造物検証装置のコンピュータに、
外的要因に応じた監視対象の構造物の揺れを計測するセンサによって計測されたセンサデータの履歴を記憶するセンサデータ履歴記憶部に記憶されたセンサデータの履歴のうち、現時点から過去の所定の期間内に計測された一部のセンサデータに基づいて、外的要因に応じた前記構造物の応答特性を示す応答特性データを算出するステップと、
算出した当該応答特性データを応答特性データ記憶部に記憶させるステップと、
を実行させる構造物検証プログラム。
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