JP4878231B2 - シート処理装置 - Google Patents

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    • B65H29/50Piling apparatus of which the discharge point moves in accordance with the height to the pile
    • B65H29/51Piling apparatus of which the discharge point moves in accordance with the height to the pile piling by collecting on the periphery of cylinders

Description

本発明は、断裁機能を有するシート処理装置に関する。
従来、複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に、後処理装置(シート処理装置)を接続することで、製本処理を施す製本モードを備えた画像形成システムが知られている。この製本モードでは、用紙の中央部を綴じる中綴じ処理や用紙の中央部を折る中折り処理が行われる。
図46は従来の中綴じおよび中折り処理された用紙束を示す図である。製本処理された用紙束では、一束の用紙枚数が多い場合や束内の各用紙の厚みが厚い場合、中折りした一方の端部と対向する他方の端部の位置が、内側の用紙と外側の用紙とで揃わず、仕上がった際の見栄えが低下する。このため、カッタなどで不揃いの端部を数mm断裁することで、端部を揃え、見栄えを良くする断裁機能付きの後処理装置が知られている(特許文献1参照)。
また、断裁を行う際、不揃い部分L(図46参照)を切り落とすので、その操作性としては、端部からの断裁長さを指定する方法がユーザにとって分かり易く、そのような断裁量の設定方法が用いられる(特許文献2参照)。
特開2003−3419192号公報 特開2004−210509号公報
しかしながら、上記従来のシート処理装置では、以下に掲げる点において、改善の余地があった。
最近では、所定の定形サイズより縦横ともに若干長いノビサイズ用紙が複写機などのプリンタで用いられている。ノビサイズ用紙を利用する場合、用紙の周りに余白を確保し、用紙中央に所定サイズの画像を形成し、画像形成後に余白部分である用紙の周囲を切り落とす処理が行われる。
このように、ノビサイズ用紙を用いて製本処理を行った用紙束に対し、断裁処理を行う場合、ユーザは、単に用紙端部の不揃い部を切り落とすためだけではなく、用紙の周囲にある余白部分を切り落とすためにも断裁処理を行う。
従って、用紙に形成された画像サイズに応じて、用紙の余白など不要な部分を断裁したいユーザにとっては、以下に掲げる問題があった。即ち、従来のように、用紙端部から断裁長さ(断裁幅)を指定する場合、ユーザは、記録紙の用紙サイズと画像サイズとを把握しておき、計算して断裁量を設定しなくてはならず、断裁量を間違って設定しまう誤りが起り易く、使い勝手が低下していた。
そこで、本発明は、ユーザが使用目的に合わせて簡単に断裁量を設定することができるシート処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のシート処理装置は、シートを処理するシート処理装置であって、複数のシートからなる製本物を作成する製本手段と、前記製本手段により作成された製本物の端部を断裁する断裁手段と、前記端部の断裁幅を用いて断裁量を設定する第1の断裁量設定モードと、断裁後の製本物のサイズを用いて断裁量を設定する第2の断裁量設定モードとの何れかを手動選択する選択手段と、前記断裁手段により前記製本物の端部に対向する端部のみを断裁する一端部断裁モード、および前記製本物の端部を除く複数の端部を断裁する多端部断裁モードを選択する断裁モード選択手段とを有し、前記断裁モード選択手段により前記一端部断裁モードが選択された場合、前記選択手段は前記第1の断裁量設定モードを自動的に選択し、前記多端部断裁モードが選択された場合、前記選択手段により前記第1または第2の断裁量設定モードのいずれかを手動で選択可能とすることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが使用目的に合わせて簡単に断裁量を設定することができ、製本物の周囲にある余白部分を切り落とす場合でも、ユーザによる断裁量の設定誤りを防止し、操作性を向上できる。さらに、それぞれの断裁モードに適した断裁量設定モードで断裁量を設定することができ、使い勝手を向上することができる。
本発明のシート処理装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態のシート処理装置は画像形成システムに適用される。
[第1の実施形態]
(全体構成)
図1は第1の実施形態における画像形成システムの構成を示す図である。画像形成システムは、画像形成装置10、フィニッシャ500およびトリマ900から構成される。画像形成装置10は、原稿画像を読み取るイメージリーダ200およびプリンタ300を有する。
イメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ図中左方向へ給紙する。さらに、湾曲したパスを経由してプラテンガラス102上を左側から流し読取り位置を経て右側へ搬送し、その後、外部の排紙トレイ112に向けて排出する。
原稿がプラテンガラス102上の流し読取り位置を左側から右側へ向けて通過する際、原稿の画像は流し読取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104によって読み取られる。この読取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的に、原稿が流し読取り位置を通過する際、原稿の読取り面がスキャナユニット104内のランプ103の光で照射され、原稿からの反射光はミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように、流し読取り位置を左側から右側へ通過するように原稿を搬送することで、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読取り走査が行われる。即ち、原稿が流し読取り位置を通過する際、1ライン毎に原稿画像をイメージセンサ109で主走査方向に読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りが行われる。そして、光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部202において所定の処理が施された後、プリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
なお、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左側から右側へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取る場合、ユーザは、原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置する。そして、スキャナユニット104を左側から右側へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。つまり、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取る場合、原稿固定読みが行われる。
プリンタ300内の露光制御部110は、入力したビデオ信号に従って、レーザ光を変調して出力する。このレーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。なお、露光制御部110は、原稿固定読みの場合、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット114,115、手差給紙部125または両面搬送パス124から用紙が給紙され、この用紙は感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。感光ドラム111に形成された現像剤像は、転写部116により給紙された用紙上に転写される。現像剤像が転写された用紙は、定着部117に搬送され、定着部117は用紙を加熱・加圧することで現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通過した用紙は、フラッパ121および排出ローラ118を経てプリンタ300から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出する場合、定着部117を通過した用紙をフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導き、その用紙の後端がフラッパ121を通過した後に、用紙をスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成する場合、コンピュータから出力された画像を形成する場合など、先頭頁から順に画像形成する場合に行われ、排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
また、手差給紙部125からOHPシートなどの硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成する場合、用紙を反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
さらに、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合、フラッパ121の切換動作により用紙を反転パス122に導いた後に両面搬送パス124に搬送する。そして、両面搬送パス124に導かれた用紙を前述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御が行われる。
また、プリンタ300から排出された用紙はフィニッシャ500に送られ、フィニッシャ500は綴じ処理などの各処理を行う。さらに、トリマ900は、フィニッシャ500で中綴じや中折りなどが行われた用紙の端部に断裁処理を行う。
(システム構成)
図2は画像形成システム全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。コントローラは、CPU回路部150を中心に構成されており、CPU回路部150には、原稿給送装置制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制御部301、操作表示装置制御部401およびフィニッシャ制御部501が接続されている。画像信号制御部202には、コンピュータ210に接続される外部インタフェース(I/F)209が接続されている。また、フィニッシャ制御部501には、トリマ制御部901が接続されている。
CPU回路部150は、CPU153、ROM151およびRAM152を内蔵する。CPU153は、ROM151に格納されている制御プログラムを実行することにより各部101、201、202、209、301、401、501を総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持する等、制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部101は、CPU回路部150からの指示に従って、原稿給送装置100の駆動制御を行う。イメージリーダ制御部201は、スキャナユニット104、イメージセンサ109などの駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
画像信号制御部202は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各種処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。また、コンピュータ210から外部I/F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。この画像信号制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。
プリンタ制御部301は、入力されたビデオ信号に基づき、露光制御部110を駆動する。フィニッシャ制御部501は、フィニッシャ500に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行い、フィニッシャ全体の駆動制御を行う。
トリマ制御部901は、トリマ900に搭載され、フィニッシャ制御部501と情報のやり取りを行い、トリマ全体の駆動制御を行う。
操作表示装置制御部401は、操作表示装置400とCPU回路部150との間で情報のやり取りを行う。操作表示装置400は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有する。操作表示装置制御部401は、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に従って、対応する情報を表示部に表示させる。
(操作表示装置)
図3は操作表示装置400の外観を示す図である。操作表示装置400には、画像形成動作を開始させるスタートキー402、画像形成動作を中断させるストップキー403、置数設定等を行うテンキー404〜412および414、IDキー413、クリアキー415、リセットキー416などが配置されている。また、上部にタッチパネルが形成された液晶表示部420が配置されており、その画面上にソフトキーが生成される。
本実施形態の画像形成装置では、後処理モードとしてノンソート、ソート、ステイプルソート(綴じモード)、製本モードなどを有する。このような後処理モードの設定は、操作表示装置400からの入力操作により行われる。例えば、後処理モードを設定する場合、初期画面(図3参照)でソフトキーである「ソータ」を選択すると、メニュー選択画面が表示部420に表示され、このメニュー選択画面を用いて後処理モードの設定が行われる。
(フィニッシャ)
図4はフィニッシャ500の構成を示す図である。フィニッシャ500は、画像形成装置10から排出された用紙を順に取り込み、取り込んだ複数の用紙を整合して1つの束に束ねる処理、束ねた用紙束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、および取り込んだ用紙の後端付近に穴あけを行うパンチ処理を行う。また、ソート処理、ノンソート処理、製本処理などの各シート後処理を行う。
フィニッシャ500では、画像形成装置10から排出された用紙は、入口ローラ対502により内部に取り込まれる。この内部に取り込まれた用紙は、搬送ローラ対503を介してバッファローラ505に向けて送られる。入口ローラ対502および搬送ローラ対503間の搬送経路途中には、入口センサ531が設けられている。また、搬送ローラ対503およびバッファローラ505間の搬送経路途中には、パンチユニット550が設けられている。パンチユニット550は、必要に応じて動作し、搬送されてきた用紙の後端付近に穴あけを行う。
バッファローラ505は、搬送ローラ対503を介して送られた用紙を、その外周に所定枚数積層して巻き付け可能なローラである。このバッファローラ505の外周には、押下コロ512、513、514が設けられており、ローラの回転中に各押下コロ512、513、514により用紙が巻き付けられる。巻き付けられた用紙は、バッファローラ505の回転方向に搬送される。
押下コロ513、514間には、切換フラッパ511が配置されており、押下コロ514下流側には、切換フラッパ510が配置されている。切換フラッパ511は、バッファローラ505に巻き付けられた用紙をバッファローラ505から剥離してノンソートパス521またはソートパス522に導くためのフラッパである。切換フラッパ510は、バッファローラ505に巻き付けられた用紙をバッファローラ505から剥離してソートパス522に、またはバッファローラ505に巻き付けられた用紙を巻き付けられた状態でバッファパス523に導くためのフラッパである。
バッファローラ505に巻き付けられた用紙をノンソートパス521に導く場合、切換フラッパ511が動作し、巻き付けられた用紙はバッファローラ505から剥離され、ノンソートパス521に導かれる。そして、ノンソートパス521に導かれた用紙は、排出ローラ対509を介してサンプルトレイ701上に排紙される。ノンソートパス521の途中には、排紙センサ533が設けられており、排紙を検知する。
また、バッファローラ505に巻き付けられた用紙をバッファパス523に導く場合、切換フラッパ510および切換フラッパ511はともに動作せず、用紙はバッファローラ505に巻き付けられた状態でバッファパス523に送られる。バッファパス523途中には、バッファパスセンサ532が設けられており、バッファパス523上の用紙を検知する。
また、バッファローラ505に巻き付けられた用紙をソートパス522に導く場合、切換フラッパ511は動作せずに切換フラッパ510が動作し、巻き付けられた用紙はバッファローラ505から剥離され、ソートパス522に導かれる。
ソートパス522の下流には、ソート排出パス524または製本パス525に導くための切換フラッパ542が配置されている。ソート排出パス524に導かれた用紙は、搬送ローラ対507を介して中間トレイ(以下、処理トレイという)630上に積載される。
処理トレイ630上に束状に積載された用紙は、必要に応じて手前側と奥側に設けられた整合部材641による整合処理や、ステイプル処理などが施された後、排出ローラ680a、680bによりスタックトレイ700上に排出される。
排出ローラ680bは、揺動ガイド650に支持され、揺動ガイド650は揺動モータ(図示せず)により排出ローラ680bを処理トレイ630上の最上部の用紙に当接させるように揺動する。排出ローラ680bが処理トレイ630上の最上部の用紙に当接された状態にある場合、排出ローラ680bは排出ローラ680aと協働して処理トレイ630上の用紙束をスタックトレイ700に向けて排出することが可能である。
ステイプル処理は、ステイプラ601により行われる。ステイプラ601は、処理トレイ630の外周に沿って移動自在に構成されており、処理トレイ630に積載された用紙束を、用紙搬送方向(図中左方向)に対して用紙の最後尾位置(後端)で綴じることが可能である。
また、製本パス525に導かれた用紙は、搬送ローラ対802を介して製本中間トレイ(以下、製本処理トレイという)830に搬送される。製本パス525の途中には、製本入口センサ831が設けられている。製本処理トレイ830には、中間ローラ803および可動式の用紙位置決め部材816が設けられている。また、一対のステイプラ810と対向する位置には、アンビル811が設けられており、ステイプラ810とアンビル811が協働し、製本処理トレイ830の収納された用紙束に対してステイプル処理を行う。
ステイプラ810の下流側には、折りローラ対804、および折りローラ対804の対向位置に突き出し部材815が設けられている。この突き出し部材815を製本処理トレイ830に収納された用紙束に向けて突出させることにより、製本処理トレイ830で束状に収納された用紙束を折りローラ対804間に押し出す。これにより、用紙の中央に中折りが行われ、本実施形態では、最大3枚の用紙を中折りすることが可能である。また、折りローラ対804は、用紙束を折るとともに、折り込まれた用紙束を下流に搬送する。そして、折り込まれた用紙束は、搬送ローラ対805によって排紙トレイ900に受け渡される。搬送ローラ対804の下流には、排紙センサ832が設けられている。
(フィニッシャ制御部)
図5はフィニッシャ制御部501の構成を示す図である。フィニッシャ制御部501は、CPU550、ROM551、RAM552等から構成される。CPU550には、各種モータM1〜M9、入口センサ531、パスセンサ532、533等が接続されている。
フィニッシャ制御部501は、通信IC(図示せず)を介して画像形成装置10内に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行う。そして、フィニッシャ制御部501は、CPU回路部150からの指示に従って、ROM552に格納されている各種プログラムを実行し、フィニッシャ500の駆動制御を行う。また、画像形成装置とは別に、通信IC(図示せず)を介してトリマ制御部901と通信を行う。
(トリマ)
図6はトリマ900の構成を示す縦断面図である。図7はトリマの構成を示す上視図である。トリマ900は、フィニッシャ500の製本処理部で中折りされた用紙をセンタ基準で受け取る。このとき、フィニッシャ500内の排紙ローラ805から落下した用紙を受け取り部に設けられた手前整合部材910aおよび奥整合部材910bで挟み込み、搬送パス中央に寄せた後、搬送ベルト902で下流へと搬送する。これにより、フィニッシャ500と受け渡し時に発生する用紙の位置ずれが補正される。
トリマ900内の搬送パスでは、搬送パスの中心から均等な距離に、それぞれ一対の搬送ベルト902、903、904、905が設けられており、用紙は上下一対の搬送ベルトに挟持された状態で下流へと搬送される。
搬送ベルト902、903の間には、用紙搬送下流側である、中折り端部とは反対側の端部を断裁(以下、小口断裁という)する機構が設けられている。図8は小口断裁を示す図である。搬送されてくる用紙は、その先端が小口ストッパ911に突き当てられ、断裁位置で停止する(図6、図7参照)。停止した用紙を挟んで、固定された小口断裁下刃912bに対し、対向する昇降可能な小口断裁上刃912aが下降することで、小口断裁が行われる(図8の破線位置参照)。
小口ストッパ911は、小口断裁を行わずに用紙を搬送したり、あるいは断裁後に用紙を下流へと搬送するために、搬送ベルト903に向かって出没自在である(図6の符号aは没した状態を示す)。また、用紙サイズに応じた用紙停止位置の切り替えや、断裁位置を調整するべく用紙停止位置を切り替えるために搬送方向に移動自在である(図6の符号bは移動した状態を示す)。
断裁された切り屑は、小口屑箱915内に収納される。小口断裁上刃912aは、通常、用紙の搬送の妨げにならないように、上昇した位置で待機している(図6の符号cは待機した状態を示す)。
また、小口断裁部より下流に設けられた搬送ベルト905には、中折り端部と直交する端部を断裁(以下、天地断裁)する機構が設けられている。図9は天地断裁を示す図である。搬送ベルト905の手前側と奥側には、固定された天地断裁下刃921b、922bが設けられている。天地断裁下刃921b、922bに対し、天地断裁上刃921a、922aがそれぞれ下降することで、小口断裁と同様、搬送ベルト905で停止した用紙の天地断裁が行われる(図9の破線位置参照)。
天地断裁刃921a、921b、922a、922bは手前奥方向に移動自在であり、用紙サイズや断裁位置の調整に応じて移動される。天地断裁部で断裁された切り屑は、天地屑箱925内に収納される。天地断裁を行わない場合、搬送ベルト905で用紙を停止させずに下流へと搬送する。
搬送ベルト905を通過した用紙は、積載トレイ930上に排出される。このとき、積載トレイ930の上方に設けられた搬送大ローラ931は駆動し、排出された用紙を積載トレイ930上で移動させる。また、積載トレイ930上の既積載の用紙もトレイ上下流側に移動させ、搬送ベルト905の排紙口で用紙が滞留することを防止する。
(トリマ制御部の構成)
図10はトリマ制御部901の構成を示す図である。トリマ制御部901は、CPU951、ROM952、RAM953等から構成される。CPU950には、各種モータM10〜M17、ストッパソレノイド(SL)SL1、パスセンサ941、942、943等が接続されている。
トリマ制御部901は、通信IC(図示せず)を介してフィニッシャ500に設けられたフィニッシャ制御部501と通信してデータ交換を行う。そして、フィニッシャ制御部501からの指示に従って、ROM951に格納されている各種プログラムを実行し、トリマ900を制御する。
受取搬送モータM10には、搬送ベルト902a、902bが接続されており、搬送ベルト902a、902bは受取搬送モータM10によって駆動される。小口搬送モータM11には、搬送ベルト903a、903bが接続されており、搬送ベルト903a、903bは小口搬送モータM11によって駆動される。縦パス搬送モータM12には、搬送ベルト904a、904bが接続されており、搬送ベルト904a、904bは縦パス搬送モータM12によって駆動される。天地搬送モータM13には、搬送ベルト905a、905bが接続されており、搬送ベルト905a、905bは天地搬送モータM13によって駆動される。モータM10〜M13はいずれもステッピングモータからなる。
また、受取整合モータM14には、手前整合部材910aおよび奥整合部材910bが接続されており、手前整合部材910aおよび奥整合部材910bは、受取整合モータM14によって駆動され、正転で中心方向に、逆転で外側方向に対称に移動する。
小口断裁モータM15には、小口断裁上刃912aが接続されており、小口断裁上刃912aは、小口断裁モータM15の正逆転により昇降駆動される。この小口断裁モータM15は、断裁する用紙の枚数や厚さによってモータ負荷が変動するので、DCモータからなる。
ストッパ移動モータM16には、小口ストッパ911が接続されており、小口ストッパ911は、ストッパ移動モータM16によって位置制御され、搬送方向に移動する。ストッパ移動モータM16はステッピングモータからなる。また、小口ストッパ911の昇降は、ストッパソレノイドSL1によって駆動される。
天地断裁モータM17には、天地断裁上刃921aが接続されており、天地断裁上刃921aは、小口断裁上刃912aと同様、天地断裁モータM17の正逆転で昇降駆動される。この天地断裁モータM17はDCモータからなる。
(ノンソート動作)
フィニッシャ500における用紙の流れを、ノンソートモード、ソードモード、製本モードの各モードに沿って説明する。図11はノンソートモードにおける用紙の流れを示す図である。ユーザが画像形成装置10に対し、排紙モードの設定をノンソートモードに指定した場合、入口ローラ対502、搬送ローラ対503およびバッファローラ505が回転駆動される。画像形成装置10から排出された用紙Pは、フィニッシャ500内に取り込まれて搬送される。
切換フラッパ511は、ソレノイド(図示せず)により駆動され、用紙Pはノンソートパス521に導かれる。排紙センサ533でシートPの後端が検知されると、排出ローラ対509は、積載に適した速度で回転し、サンプルトレイ701に用紙Pを排出する。
(ソートモード動作)
図12および図13はソートモードにおける用紙の流れを示す図である。ユーザによりソートモードが指定されると、入口ローラ対502、搬送ローラ対503、バッファローラ505が回転駆動され、画像形成装置10から排出された用紙Pはフィニッシャ500内に取り込まれて搬送される。切換フラッパ510、511は、図中の位置で停止しており、用紙Pはソートパス522側に導かれる。
ソートパス522に導かれた用紙Pは、切換フラッパ542により、ソート排紙パス524に導かれ、搬送ローラ対507により処理トレイ630に排出される。この排出時、上方に突出した出没トレイ670により、搬送ローラ対507で排出された用紙Pの垂れ下がり、戻り不良などが防止されるとともに、処理トレイ630上の用紙の整列性が向上される。
処理トレイ630上に排出された用紙Pは、自重で処理トレイ630上をストッパ631へ向けて移動し始める。この用紙Pの移動は、パドル660や戻しベルト661などの助勢部材で助勢される。用紙Pの後端がストッパ631に当接して用紙Pが停止すると、整合部材641により排出された用紙の整合が行われる。この後、排紙ローラ680a、680bで用紙束Pを挟持して束排出動作を行うと、用紙束Pはスタックトレイ700に排出される。
処理トレイ630上の各用紙束は、整合部材641により交互にオフセットされた状態で積載されかつ排出される。これにより、各用紙束は、画像形成面を下向きとし、最下部を先頭ページとしてページ順に積まれた束となり、順次スタックトレイ700に積載される。
(ソートモード巻き付け動作)
1部目の用紙Pの取り込みから用紙束として排出するまでの間、2部目の用紙束を搬送する際の用紙の流れを示す。図14、図15、図16、図17は2部目のソート動作における用紙の流れを示す図である。
画像形成装置10から排出された、2部目の束における最初のページの用紙P1は、切換フラッパ510の切換動作によりバッファローラ505に巻き付けられる(図14参照)。バッファローラ505は、バッファパスセンサ532から所定距離分用紙P1を搬送した位置で停止する。
次ページの用紙P2の先端が入口センサ531から所定距離進むと、バッファローラ505は回転を開始し、次の用紙P2は用紙P1と重ね合わされる(図15参照)。用紙P1、P2は、再度、バッファパス532に搬送され、後続する用紙P3と重ね合わされる(図16参照)。
バッファローラ505に巻き付けられた各用紙P1、P2、P3は、切換フラッパ510の切換動作により、3枚の用紙束Pとしてソートパス522に搬送される(図17参照)。この時点で、処理トレイ630に積載された用紙束Pの束排出動作が終了しており、処理トレイ630は排出可能な状態にある。3枚の用紙束Pは、処理トレイ630に排出される。
4枚目以降の用紙は、1部目の束排出動作と同様、ソートパス522を通って処理トレイ630に排出される。
これ以降の用紙束に関し、2部目の用紙束がスタックトレイ700に排出された後、同じ動作が繰り返し行われる。そして、設定部数の用紙束がスタックトレイ700に積載される。なお、本実施形態では、3枚の用紙を重ね合わせる場合を示したが、2枚または4枚以上の用紙を重ね合わせるようにしてもよい。
(製本モードおよび断裁モードの設定)
図18は表示部420に表示される応用モードの選択画面を示す図である。この応用モードの選択画面は、各種モードを選択する画面であり、初期画面(図3参照)でソフトキーである「応用モード」が選択されると、初期画面から切り替わって表示される。この応用モードの選択画面では、「混載」、「表紙/合紙」、「縮小レイアウト」、「製本」、「とじしろ」、「枠消し」、「シャープネス」、「鏡像」、「ネガポジ反転」および「移動」キーが選択可能である。
この画面で「製本」キー251が選択されると、製本モードとなり、出力する記録紙が収納されたカセット(給紙段)を選択可能なキーが表示される。図19は給紙段の設定画面を示す図である。この給紙段の設定画面では、「手差しA3」キー371、「A4」キー372、「B5」キー373、「A3」キー374、「B4」キー375が選択可能である。この画面で、使用するサイズの用紙が収納されたカセットを選択し、ソフトキーである「次へ」キー376が選択されると、製本束に対する処理(中綴じの有無)を設定する画面となる。図20は中綴じおよび断裁の設定画面を示す図である。ここで、製本モードが選択された場合、少なくとも中折りが行われるが、中綴じを行うか否かはユーザが選択可能である。中綴じの設定画面では、「中綴じする」キー351あるいは「中綴じしない」キー352が選択される。本実施形態では、「中綴じしない」を選択する場合を示す。
さらに、中綴じとは独立に、断裁するか否かも選択可能である。ここで、中綴じの設定がいずれであっても、「断裁しない」キー354が選択され、「OK」キー355が押されると、設定が終了する。そして、初期画面(図3参照)に戻り、スタートキー402が押下されて動作が開始するのを待つ。
一方、中綴じの設定がいずれであっても「断裁する」キー353が選択され、「OK」キー355が押されると、断裁処理を設定する画面となる。図21は断裁の設定画面を示す図である。この設定画面では、小口断裁のみを行うか、それとも小口断裁と天地断裁の両方(三方断裁)を行うかが選択される。
「小口断裁」キー361が選択され、「OK」キー363が押されると、断裁量の設定画面となる。図22は断裁量の設定画面を示す図である。この設定画面は用紙端部から断裁する長さxを設定する画面であり、操作表示装置400のテンキーから任意の断裁量が設定可能である。断裁量を設定した後、「OK」キー365が押されると、設定が終了し、初期画面(図3参照)に戻る。
一方、「三方断裁」キー362が選択され、「OK」キー363が押されると、断裁量の設定画面となる。図23は断裁量の設定画面を示す図である。この設定画面では、「断裁幅指定」キー371あるいは「仕上がりサイズ指定」キー372をユーザが選択可能である。「断裁幅指定」では、小口断裁と同様、用紙端部からの断裁長さ(断裁幅)が指定される。一方、「仕上がりサイズ指定」では、断裁長さ(断裁幅)をユーザが気にせず、小口および天地の断裁を行った後の用紙サイズが指定される。
図24は「断裁幅指定」キー371が選択された場合の断裁幅の指定画面を示す図である。小口断裁の断裁量指定と同様、小口側の断裁量xおよび天地側の断裁量yを操作表示装置400のテンキーから入力する。図25は「仕上がりサイズ指定」キー372が選択された場合の仕上がりサイズ選択画面を示す図である。この画面では、定形サイズ(A4、B5など)を選択可能なキー380、381、定形サイズ以外の任意のサイズを選択可能な「詳細設定」キー382が選択可能である。定形サイズについては、AB系やインチ系のサイズが切替可能である。定形サイズが選択され、「OK」キー383が押されると、設定が終了し、初期画面(図3参照)に戻る。
図26は「詳細設定」キー382が選択された場合の仕上がりサイズの指定画面を示す図である。この指定画面では、小口断裁方向の仕上がり長さx、および天地断裁方向の仕上がり長さyを操作表示装置400のテンキーから入力する。入力後、「OK」キー385が押されると、設定が終了し、初期画面(図3参照)に戻る。
なお、上記実施形態では、小口断裁の場合、自動的(優先的)に断裁幅指定になっているが、小口断裁および三方断裁のいずれの場合であっても、断裁幅指定にするか、それとも仕上がりサイズ指定にするかをユーザが選択可能であってもよい。この場合、断裁の設定画面(図21参照)で小口断裁が選択された後、断裁量の設定画面(図23参照)で「断裁幅指定」キー371および「仕上がりサイズ指定」キー372を選択する画面に切り替える。そして、「断裁幅指定」キー371が選択されると、断裁量の設定画面(図22参照)で用紙端部からの断裁長さを設定する画面となる。一方、「仕上がりサイズ指定」キー372が選択されると、断裁後の用紙長さを設定する画面となる。図27は「仕上がりサイズ指定」キー372が選択される際の仕上がりサイズの指定画面を示す図である。
(製本モード動作)
図28、図29、図30および図31は製本モードにおける用紙の流れを示す図である。製本モードが指定されると、入口ローラ対502、搬送ローラ対503、バッファローラ505が回転駆動され、画像形成装置10から排出された用紙Pは、フィニッシャ500内に取り込まれて搬送される。
切換フラッパ510、511、542は、図中の位置で停止しており、用紙Pはソートパス522から製本パス525に導かれ、搬送ローラ対802により製本処理トレイ830に収納される。中間ローラ803が回転駆動されており、製本処理トレイ830に収納された用紙の先端は、用紙位置決め部材816に接するまで搬送される。ここで、用紙位置決め部材816の位置は、ステイプラ810により製本処理トレイ830に収納された用紙束の中央にステイプル処理が行われるように、設定されている。
用紙先端が用紙位置決め部材816に達して搬送が停止すると、整合部材(図示せず)が用紙搬送方向に対して垂直方向に動作し、用紙の整合が行われる。
製本モードの設定で「中綴じする」が選択されている場合、所定枚数の用紙が整合されて収納されると、前述したように、ステイプラ810により、用紙束の中央にステイプル処理(以下、中綴じ)が行われる。製本モードの設定で「中綴じしない」が選択されている場合、ステイプル処理は行われない。なお、本実施形態では、「中綴じしない」が選択されている場合、サドル処理トレイに積載する。この場合、一度に中折りできる枚数は3枚である。本実施形態では、サドル処理トレイとは、製本処理トレイ830に収納された用紙束の中央が折りローラ対804と対向する位置になるように、用紙位置決め部材816の位置が設定された状態にある製本処理トレイ830のことを指す。
そして、ステイプル位置(用紙の中央)が折りローラ対804の中央位置になるまで用紙位置決め部材816を下降させる(図29参照)。折りローラ対804、搬送ローラ対805を回転駆動させると同時に、突き出し部材815を突出させ、用紙束を折りローラ対804間に押し出す(図30参照)。用紙束は、折りローラ対804に折り込まれつつ下流へと搬送され、搬送ローラ対805によりトリマ900に排出される(図31参照)。
(製本モード巻き付け動作)
1部目の用紙Pの取り込みから用紙束として排出するまでの間、2部目の用紙束を搬送する際の用紙の流れを示す。図32および図33は2部目の製本モードにおける用紙の流れを示す図である。
画像形成装置10から排出された、2部目の束における最初のページの用紙P1は、ソートモードの2部目の場合と同様、切換フラッパ510の切換動作によりバッファローラ505に巻き付けられる。バッファローラ505は、バッファパスセンサ532から所定距離分用紙P1を搬送した位置で停止する。
次ページの用紙P2の先端が入口センサ531から所定距離進むと、バッファローラ505は、回転を開始し、用紙P1が次の用紙P2より所定距離先行するように用紙P2を重ね合わせる。用紙P2は、用紙P1と重ね合わされて再度バッファパス532に搬送され(図32参照)、更に後続する用紙P3と重ね合わされる。
バッファローラ505に巻き付けられた用紙P1、P2、P3は、切換フラッパ510の切換動作により3枚の用紙束Pとしてソートパス522に搬送される(図33参照)。この時点で、製本処理トレイ830に収納された用紙束の中折り動作が終了している。また、用紙位置決め部材816は、前の用紙束に対する中折り処理の位置から次の用紙束に対するステイプル処理の位置に移動している。そして、3枚の用紙束は、搬送ローラ対802および中間ローラ803によって製本処理トレイ830に排出される。
4枚目以降の用紙は、1部目の束の用紙排出動作と同様、ソートパス522および製本パス525を通って製本処理トレイ830に排出される。なお、本実施形態では、3枚の用紙を重ね合わせる場合を示したが、2枚または4枚以上の用紙を重ね合わせてもよい。
(断裁モード動作)
図34、図35、図36および図37は断裁モードにおける用紙の流れを示す図である。製本モードで中綴じおよび中折りされた用紙束P’がフィニッシャ500の排紙ローラ805から排出され始めると、搬送ベルト902a、902bが回転駆動される。
搬送ベルト902bに設けられた受け取りセンサ941で用紙束P’の先端が検知されてから、用紙束P’を所定距離搬送し、用紙束P’の後端が搬送ベルト902bに落下して時点で、搬送ベルト902a、902bの駆動を停止する。このとき、用紙先端は搬送ベルト902aに達しない構成となっているので、用紙束P’はこれらの搬送部材に狭持されておらずフリーな状態にある。そして、整合部材910a、910bは、搬送方向に対して垂直方向に移動し、搬送パスの中心と用紙束の中心とを合わせる整合動作を行う。この整合動作が終了すると、再度、搬送ベルト902a、902b、903が駆動され、用紙束P’は下流へと搬送される。
小口断裁を行う場合、小口ストッパ911を待機位置(図34の実線a)から搬送パスに吐出した位置(図34の破線e)に上昇させ、さらに、断裁量に応じた位置へと搬送方向に移動する。搬送ベルト902、903により下流へ搬送された用紙束Pを、パスセンサ942で用紙先端が検知されてから所定距離搬送した後、搬送ベルト902、903を停止する。用紙先端が小口ストッパ911に当接し、用紙束Pは搬送ベルト903a、903bに狭持された状態になっている。また、このとき、用紙束Pの後端は、搬送ベルト902から抜けた状態になっている(図34参照)。
そして、小口断裁上刃912aが下降し、用紙束Pの後端側が断裁されると、断裁された屑Ptは、断裁刃の下部に設けられた小口屑箱915に自重で落下し収納される。断裁動作が終了すると、小口ストッパ911は下降して搬送パスが開放される。そして、搬送ベルト903、904、905が回転駆動され、用紙束Pは、さらに下流へと搬送される(図35参照)。
一方、小口断裁を行わない場合、整合部材910で整合動作を行った後、小口ストッパ911を下降した待機位置のまま、搬送ベルト902、903、904、905を回転駆動し、小口断裁部で用紙束Pを一旦停止させることなく下流へと搬送していく。
搬送ベルト904で下流へと搬送された用紙束Pに天地断裁を行う場合、パスセンサ943で用紙先端を検知してから、用紙束Pを所定距離搬送した後、搬送ベルト905の駆動を停止する(図36参照)。用紙束Pが搬送ベルト904によって搬送されている間、天地断裁刃921、922は断裁量に応じた位置に移動している。そして、天地断裁上刃921a、922aが下降し、用紙束Pの天地端部を断裁する。
断裁された断裁屑Psは、天地屑箱925に落下し、収納される。その後、断裁上刃921a、922aが上昇すると、搬送ベルト905が駆動され、用紙束Pが積載トレイ930へと排出される(図37参照)。排紙トレイに設けられている搬送大ローラ931は、用紙束Pの先端が到達する前に回転駆動されており、用紙束Pを排紙トレイ930側に移動させる。
図38は断裁設定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、トリマ制御部901内のROM951に格納されており、CPU950によって実行される。まず、フィニッシャ制御部501を介して表示部420のソフトキーによって設定された内容を読み込み、製本モードにおいて、「断裁する」が設定されているか否かを判別する(ステップS1)。「断裁する」が設定されていない場合、そのまま本処理を終了する。
一方、「断裁する」が設定されている場合、断裁モードの設定を読み込み(ステップS2)、読み込んだ断裁モードが小口断裁であるか三方断裁であるかを判別する(ステップS3)。小口断裁である場合、小口断裁による設定を行う(ステップS4)。即ち、用紙端部から断裁する長さxを設定する。一方、三方断裁である場合、三方断裁による設定を行う(ステップS5)。この三方断裁による設定処理については後述する。ステップS4、S5の処理後、本処理を終了する。
図39はステップS5の三方断裁における設定処理手順を示すフローチャートである。断裁量の設定画面(図23参照)で断裁幅が指定されたか、あるいは仕上がりサイズが指定されたかを判別する(ステップS11)。断裁幅が指定された場合、小口側の断裁量xおよび天地側の断裁量yを受け付ける(ステップS12)。一方、ステップS11で仕上がりサイズが指定された場合、定形サイズあるいは任意のサイズを受け付ける(ステップS13)。ステップS12、S13の処理後、元の処理に戻る。
このように、第1の実施形態のシート処理装置によれば、ユーザが使用目的に応じて簡単に断裁量を設定することができる。従って、ユーザによる断裁量の設定誤りが減少し、操作性を向上できる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態における画像形成システムの構成は前記第1の実施形態と同様であるので、同一の構成要素については同一の符号を付すことによりその説明を省略し、ここでは、異なる動作について説明する。
図40、図41、図42、図43、図44および図45は第2の実施形態における製本モードおよび断裁モードの設定画面を示す図である。前記第1の実施形態と同様、「応用モード」の設定画面(図18参照)で「製本」キー251を選択すると、出力する記録紙を収納したカセットを選択可能なキー441〜445が表示される(図40参照)。本実施形態では、A4サイズ(210mm×297mm)、B5サイズ(257mm×182mm)、A3サイズ(297mm×420mm)、SRA3サイズ(320mm×450mm)の記録紙がカセットに収納され、選択可能である。SRA3サイズは、A3サイズより縦横共に若干長いノビサイズ用紙である。
図40の設定画面で、使用するサイズの用紙が収納されたカセットを選択し、「次へ」キー446を押下すると、前記第1の実施形態と同様、製本束に対して中綴じするか否か、および小口断裁や三方断裁するか否かが独立に選択可能となる(図20、図21参照)。ここで、中綴じの設定がいずれであっても、「断裁しない」キー354が選択され、「OK」キー355が押されると、設定が終了し、初期画面(図3参照)に戻る。そして、スタートキー402が押下され、動作が開始するのを待つ。一方、「断裁する」キー353が選択された後、設定画面(図21参照)で「小口断裁」キー361または「三方断裁」キー362が選択され、「OK」キー363が押されると、設定画面(図40参照)で設定された、使用するサイズに応じて画面が切り替わる。
ノビサイズ用紙である「SRA3」キー444が選択され、小口断裁の場合、断裁後の仕上がりサイズを操作表示装置400のテンキーから入力する画面(図41参照)となる。この画面で、「断裁幅指定」キー451が押されると、用紙端部からの断裁長さを指定する画面(図42参照)に切り替わる。断裁長さを指定する画面(図42参照)の中には、「仕上がりサイズ指定」キー453が設けられており、このキーが押されると、仕上がりサイズの指定画面(図41参照)に切り替わる。従って、仕上がりサイズを指定するか、それとも断裁長さを指定するかは、ユーザが任意に切替可能である。
一方、給紙段の設定画面(図40参照)で定形サイズ用紙である「A3」キー445が選択され、小口断裁の場合、断裁長さを操作表示装置400のテンキーから入力する裁断量の設定画面(図42参照)となる。この場合も、「仕上がりサイズ指定」キー453で断裁後の仕上がりサイズを指定する画面(図41参照)に切替可能である。
また、「SRA3」キー444が選択され、三方断裁の場合、断裁の設定画面(図21参照)で「OK」キー363が押されると、仕上がりサイズ選択画面(図43参照)に切り替わる。この仕上がりサイズ選択画面では、定形サイズ(A4、B5など)を選択可能なキー461、462、および定形サイズ以外の任意のサイズを選択可能な「詳細設定」キー463が選択可能である。定形サイズについては、AB系やインチ系のサイズを切替可能である。定形サイズが選択され、「OK」キー464が押されると、設定が終了し、初期画面(図3参照)に戻る。
一方、「詳細設定」キー463が選択された場合、小口断裁方向の仕上がり長さxと天地断裁方向の仕上がり長さyを操作表示装置400のテンキーから入力する仕上がりサイズ指定画面(図44参照)に切り替わる。そして、入力後、「OK」キー466が押されると、設定が終了し、初期画面(図3参照)に戻る。
仕上がりサイズ指定画面(図44参照)で「断裁幅指定」キー456が選択されると、断裁幅の指定画面に切り替わる(図45参照)。この画面で、小口側の断裁量xおよび天地側の断裁量yを、操作表示装置400のテンキーから入力した後、「OK」キー467が押されると、設定が終了し、初期画面(図3参照)に戻る。断裁幅の指定画面(図45参照)で、「仕上がりサイズ指定」キー458が選択されると、仕上がりサイズ指定画面(図43参照)に画面が切り替わる。
断裁の設定画面(図21参照)で定形サイズであるA3が選択され、三方断裁の場合、断裁長さを指定する断裁幅の指定画面(図45参照)に切り替わる。ここで、「仕上がりサイズ指定」キー458を選択することで、仕上がりサイズ設定画面(図43参照)に切替可能である。
このように、第2の実施形態のシート処理装置によれば、断裁モードで使用する用紙サイズがノビサイズ用紙である場合、優先的に仕上がりサイズを指定する画面に切り替わる。一方、定形サイズ用紙である場合、優先的に断裁長さを指定する画面に切り替わる。従って、操作性を向上できる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、画像形成装置としては、本来の印刷装置の他、印刷機能を有するファクシミリ装置、印刷機能、コピー機能、スキャナ機能等を有する複合機(MFP)であってもよいことは勿論である。
上記実施の形態では、画像形成装置の印刷方式を電子写真方式とした場合を例に挙げたが、本発明は、電子写真方式に限定されるものではなく、インクジェット方式、熱転写方式、感熱方式、静電方式、放電破壊方式など各種印刷方式に適用することができる。
また、画像形成装置には、その機能を拡張する多種多様なオプション装置(アクセサリあるいは付属装置ともいう)が利用者の要求に応じて任意に接続可能である。例えば、オプション装置として、大量の用紙を給紙・搬送可能な大容量ペーパデッキが挙げられる。また、用紙に綴じ穴をあける穴あけ装置や、用紙の両面に画像を形成するための自動両面搬送装置が挙げられる。また、用紙間に別の用紙を挿入する中挿し装置が挙げられる。また、原稿を自動的にスキャナに送り込む自動原稿送り装置や、出力画像を高品位に処理する定着後処理装置が挙げられる。
また、本発明の目的は、以下によっても達成される。即ち、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給する。そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行する。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになる。また、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体として、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RWを用いることができる。また、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、ネットワークを介してプログラムコードをダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、以下の場合も含まれる。即ち、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。このような処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。この後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う。このような処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
第1の実施形態における画像形成システムの構成を示す図である。 画像形成システム全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。 操作表示装置400の外観を示す図である。 フィニッシャ500の構成を示す図である。 フィニッシャ制御部501の構成を示す図である。 トリマ900の構成を示す縦断面図である。 トリマの構成を示す上視図である。 小口断裁を示す図である。 天地断裁を示す図である。 トリマ制御部901の構成を示す図である。 ノンソートモードにおける用紙の流れを示す図である。 ソートモードにおける用紙の流れを示す図である。 ソートモードにおける用紙の流れを示す図である。 2部目のソート動作における用紙の流れを示す図である。 2部目のソート動作における用紙の流れを示す図である。 2部目のソート動作における用紙の流れを示す図である。 2部目のソート動作における用紙の流れを示す図である。 表示部420に表示される応用モードの選択画面を示す図である。 給紙段の設定画面を示す図である。 中綴じおよび断裁の設定画面を示す図である。 断裁の設定画面を示す図である。 断裁量の設定画面を示す図である。 断裁量の設定画面を示す図である。 「断裁幅指定」キー371が選択された場合の断裁幅の指定画面を示す図である。 「仕上がりサイズ指定」キー372が選択された場合の仕上がりサイズ選択画面を示す図である。 「詳細設定」キー382が選択された場合の仕上がりサイズの指定画面を示す図である。 「仕上がりサイズ指定」キー372が選択される際の仕上がりサイズの指定画面を示す図である。 製本モードにおける用紙の流れを示す図である。 製本モードにおける用紙の流れを示す図である。 製本モードにおける用紙の流れを示す図である。 製本モードにおける用紙の流れを示す図である。 2部目の製本モードにおける用紙の流れを示す図である。 2部目の製本モードにおける用紙の流れを示す図である。 断裁モードにおける用紙の流れを示す図である。 断裁モードにおける用紙の流れを示す図である。 断裁モードにおける用紙の流れを示す図である。 断裁モードにおける用紙の流れを示す図である。 断裁設定処理手順を示すフローチャートである。 ステップS5の三方断裁における設定処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態における製本モードおよび断裁モードの設定画面を示す図である。 製本モードおよび断裁モードの設定画面を示す図である。 製本モードおよび断裁モードの設定画面を示す図である。 製本モードおよび断裁モードの設定画面を示す図である。 製本モードおよび断裁モードの設定画面を示す図である。 製本モードおよび断裁モードの設定画面を示す図である。 従来の中綴じおよび中折り処理された用紙束を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
400 操作表示装置
420 表示部
500 フィニッシャ
900 トリマ
901 トリマ制御部
950 CPU
951 ROM

Claims (4)

  1. シートを処理するシート処理装置であって、
    複数のシートからなる製本物を作成する製本手段と、
    前記製本手段により作成された製本物の端部を断裁する断裁手段と、
    前記端部の断裁幅を用いて断裁量を設定する第1の断裁量設定モードと、断裁後の製本物のサイズを用いて断裁量を設定する第2の断裁量設定モードとの何れかを手動選択する選択手段と、
    前記断裁手段により前記製本物の端部に対向する端部のみを断裁する一端部断裁モード、および前記製本物の端部を除く複数の端部を断裁する多端部断裁モードを選択する断裁モード選択手段とを有し、
    前記断裁モード選択手段により前記一端部断裁モードが選択された場合、前記選択手段は前記第1の断裁量設定モードを自動的に選択し、前記多端部断裁モードが選択された場合、前記選択手段により前記第1または第2の断裁量設定モードのいずれかを手動で選択可能とすることを特徴とするシート処理装置。
  2. シートを処理するシート処理装置であって、
    複数のシートからなる製本物を作成する製本手段と、
    前記製本手段により作成された製本物の端部を断裁する断裁手段と、
    前記端部の断裁幅を用いて断裁量を設定する第1の断裁量設定モードと、断裁後の製本物のサイズを用いて断裁量を設定する第2の断裁量設定モードとの何れかで断裁量を設定する設定手段とを有し、
    断裁される製本物のシートのサイズが定形サイズよりも大きいノビサイズである場合、前記設定手段は前記第2の断裁量設定モードで断裁量を設定し、断裁される製本物のシートのサイズが定形サイズである場合、前記設定手段は前記第1の断裁量設定モードで断裁量を設定することを特徴とするシート処理装置。
  3. 断裁される製本物のシートのサイズがノビサイズであることに応じて前記第2の断裁量設定モードが選択された後に、前記第1の断裁量設定モードに手動で変更する変更手段を有することを特徴とする請求項記載のシート処理装置。
  4. 断裁される製本物のシートのサイズが定型サイズであることに応じて前記第1の断裁量設定モードが選択された後に、前記第2の断裁量設定モードに手動で変更する変更手段を有することを特徴とする請求項記載のシート処理装置。
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