JP4655776B2 - 冊子作成方法、冊子作成システム及びプログラム - Google Patents

冊子作成方法、冊子作成システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像が形成された記録媒体の束に対して中綴じ、中折り及び断裁処理を行って冊子を作成する冊子作成システム、冊子作成方法及びプログラムに関する。
近年、記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、画像が形成された記録媒体の束に対して、記録媒体の中央部にステイプル処理を施す中綴じ処理手段、記録媒体に折り目を形成する中折処理手段、中綴じ及び中折り処理された記録媒体の束を断裁して端部を揃える断裁処理手段等の後処理手段とを備え、冊子を作成する冊子作成システムが実現されている。
このような冊子作成システムにおける断裁処理において、一部あたりの枚数によって断裁寸法の過不足が生じたり、裁断後の小口が不均一になったりするため、中綴じ処理及び中折処理された記録媒体の束の小口又は三方の断裁位置を記録媒体のサイズ毎に指定入力する入力手段を有し、入力手段から入力された入力データに従って断裁位置を制御する後処理装置が開示されている(特許文献1参照)。
また、記録媒体の束に対して中綴じ及び中折り処理を行い端部を断裁処理した場合、画像が形成される領域が全ての記録媒体において同一範囲であると(即ち、綴じ代が全て同じ)、作成された冊子の内側の記録媒体と比べて外側の記録媒体ほど形成される画像が綴じ位置に寄ってしまうことにより画像の一部が不明瞭になる怖れがあるため、各記録媒体に並置されて形成される画像相互間の距離(ページ間隔)を記録媒体毎に調整する冊子システムが開示されている。
例えば、折れ線から印刷範囲までの余白部分を設定可能とするために、並置されたイメージページの離隔間隔を折れ線に沿ってイメージページの一部が不明瞭になるのを阻止するプリセット増分距離だけ付加する工程を含む電子印刷機(特許文献2参照)や、メディア(記録媒体)の厚さ毎に予め設定された中綴じ冊子印刷における余白調整量を記憶しており、余白調整量に基づいて綴じ位置からの余白量を用紙単位で自動的に調整する情報処理装置(特許文献3参照)が開示されている。
特開2000−211806号公報 特公平8−5261号公報 特開2004−5468号公報
しかしながら、このような冊子作成システムにおける断裁処理後の記録媒体のサイズ(断裁サイズ)は、各記録媒体上に並置される画像相互間の距離(ページ間隔)とは無関係に独自に設定されるため、ユーザはページ間隔と断裁サイズとを個別に設定しなくてはならず、ユーザにとって使い勝手のよいものではなかった。
本発明の課題は、画像が形成された記録媒体の束に対して中綴じ、中折り、断裁処理を行い冊子を作成する冊子作成システムにおいて、各記録媒体上に並置される画像相互間の距離(ページ間隔)と断裁処理後の記録媒体のサイズ(断裁サイズ)とを関連付けて、断裁サイズの設定処理の効率化を図ることによりユーザに対する利便性を向上させることである。
請求項1に記載の発明は、複数の画像データの画像形成順序を並べ換え、前記画像データの数に応じて記録媒体上に並置されて形成される前記画像データ相互間の配置間隔を調整して記録媒体上に形成し、前記画像データが形成された記録媒体の束を綴じて2つ折りにした後、端部を断裁し、中綴じされた2つ折りの冊子を作成する冊子作成方法において、前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の画像データの配置位置と前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最大である場合の画像データの配置位置との差分量に基づいて断裁される前記記録媒体の束のサイズを設定する断裁サイズ設定工程を含むこと、を特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の冊子作成方法において、前記記録媒体の長手方向の寸法を設定する寸法設定工程と、前記差分量を受け付ける差分量設定入力工程と、を含み、前記断裁サイズ設定工程は、前記寸法設定工程によって設定された寸法及び前記差分量設定入力工程によって受け付けられた差分量に基づいて前記断裁される記録媒体の束のサイズを算出し設定すること、を特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の冊子作成方法において、前記断裁される記録媒体の束のサイズWは、下記に示す式に基づいて算出されること、を特徴としている。
W=(Y/2)−α
Y:記録媒体の長手方向の寸法
α:差分量
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の冊子作成方法において、前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔を受け付ける配置間隔入力工程と、前記配置間隔入力工程によって受け付けられた前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔及び前記差分量に基づいて、並置される画像データ相互間の配置間隔を前記記録媒体毎に算出する配置間隔算出工程と、を含むこと、を特徴としている。
請求項5に記載の発明は、複数の画像データの画像形成順序を並べ換え、前記画像データの数に応じて記録媒体上に並置されて形成される前記画像データ相互間の配置間隔を調整して記録媒体上に形成し、画像データが形成された記録媒体の束を綴じて2つ折りにした後、端部を断裁し、中綴じされた2つ折りの冊子を作成する冊子作成システムにおいて、前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の画像データの配置位置と前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最大である場合の画像データの配置位置との差分量に基づいて断裁される前記記録媒体の束のサイズを設定する断裁サイズ設定手段を備えること、を特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の冊子作成システムにおいて、前記記録媒体の長手方向の寸法を設定する寸法設定手段と、前記差分量を受け付ける差分量設定入力手段と、を備え、前記断裁サイズ設定手段は、前記寸法設定手段によって設定された寸法及び前記差分量設定入力手段が受け付けた差分量に基づいて前記断裁される記録媒体の束のサイズを算出し設定すること、を特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の冊子作成システムにおいて、前記断裁される記録媒体の束のサイズWは、下記に示す式に基づいて算出されること、を特徴としている。
W=(Y/2)−α
Y:記録媒体の長手方向の寸法
α:差分量
請求項8に記載の発明は、請求項5から7のいずれか一項に記載の冊子作成システムにおいて、前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔を受け付ける配置間隔入力手段と、前記配置間隔入力手段が受け付けた前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔及び前記差分量に基づいて、並置される画像データ相互間の配置間隔を前記記録媒体毎に算出する配置間隔算出手段と、を備えること、を特徴としている。
請求項9に記載の発明は、複数の画像データの画像形成順序を並べ換えさせ、前記画像データの数に応じて記録媒体上に並置されて形成される前記画像データ相互間の配置間隔を調整させて記録媒体上に形成させ、前記画像データが形成された記録媒体の束を綴じて2つ折りにさせた後、端部を断裁させ、中綴じされた2つ折りの冊子を作成させるコンピュータに、前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の画像データの配置位置と前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最大である場合の画像データの配置位置との差分量に基づいて断裁される前記記録媒体の束のサイズを設定する断裁サイズ設定機能を実現させるためのプログラムであること、を特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項9記載のプログラムにおいて、前記記録媒体の長手方向の寸法を設定する寸法設定機能と、前記差分量を受け付ける差分量設定入力機能と、を実現させ、前記断裁サイズ設定機能は、前記寸法設定機能によって設定された寸法及び前記差分量設定入力機能によって受け付けられた前記差分量に基づいて前記断裁される記録媒体の束のサイズを算出し設定すること、を特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項10記載のプログラムにおいて、前記断裁される記録媒体の束のサイズWは、下記に示す式に基づいて算出されること、を特徴としている。
W=(Y/2)−α
Y:記録媒体の長手方向の寸法
α:差分量
請求項12に記載の発明は、請求項9から11のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔を受け付ける配置間隔入力機能と、前記配置間隔入力機能によって受け付けられた前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔及び前記差分量に基づいて、並置される画像データ相互間の配置間隔を前記記録媒体毎に算出する配置間隔算出機能と、を実現させることを特徴としている。
請求項1、5、9に記載の発明によれば、並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合(即ち、ページ間隔が最小である場合)の画像データの配置位置と最大である場合(即ち、ページ間隔が最大である場合)の画像データの配置位置との差分量(最大オフセット量)に基づいて、断裁される記録媒体の束のサイズ(断裁サイズ)を設定することができるため、断裁サイズの設定処理の効率化を図ることができ、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
請求項2、6、10に記載の発明によれば、請求項1、5、9のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、ユーザが任意で記録媒体の長手方向の寸法及び差分量を設定することができるため、断裁サイズの設定の自由度を向上させることができると共にページ間隔の設定の自由度を向上させることができる。
請求項3、7、11に記載の発明によれば、請求項2、6、10のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、容易に断裁サイズを算出することができるため、制御負荷を低減さることができる。
請求項4、8、12に記載の発明によれば、請求項1〜3、5〜7、9〜11のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、ユーザが並置される画像データ相互間の最小配置間隔を任意に設定することができるため、ページ間隔の設定の自由度を向上させることができ、更に、記録媒体毎のページ間隔を差分量と画像データの数と共に容易に算出することができるため、制御負荷を低減させることができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における冊子作成システムSの断面構成図を示す。
冊子作成システムSは、原稿から画像を読み取り、読み取った画像を処理対象紙としての紙等の記録媒体Pに画像形成するコピー機能や、パーソナルコンピュータ等から画像データを受信し、画像データが表す画像を記録媒体上に形成して出力するプリンタ機能と、画像が形成された記録媒体に対して、ステイプル処理、パンチ処理、折り処理、断裁処理等を施す後処理機能等を備えている。図1に示すように、冊子作成システムSは、本体部1と後処理部2とから構成されている。
本体部1は、画像読取部10と、プリント部20とから構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿送り部11と読取部12とを備える。
自動原稿送り部11の原稿トレイT1に載置された原稿dは、読取部12の読取個所であるコンタクトガラスに搬送され、読取部12の光学系により原稿dの片面又は両面の画像が読み取られ、イメージセンサ12aにより原稿dの画像が読み取られる。ここで、画像とは、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む意である。
読取部12により読み取られた画像(アナログ画像信号)は、後述する画像制御部に出力され、画像制御部においてA/D変換され各種画像処理が施された後、プリント部20に出力される。
画像形成処理を行う手段としてのプリント部20は、入力されたプリントデータに基づいて、電子写真方式の画像形成処理を行うものであり、画像形成部21、給紙部22、給紙搬送部23、定着部24、搬出部25を備えて構成される。
画像形成部21は、感光体ドラム、帯電装置、画像データを表すレーザ光を出力するレーザ出力部とレーザ光を主走査方向に走査させるポリゴンミラーとを有する露光装置、現像装置、転写装置21a、クリーニング部を備えている。
具体的には、帯電装置により帯電された感光体ドラムに露光装置でレーザ光を照射して静電潜像を形成する。そして、現像装置は、静電潜像が形成された感光体ドラムの表面に帯電したトナーを付着させて静電潜像を現像する。現像装置により感光体ドラム上に形成されたトナー像は、転写装置において記録媒体Pに転写される。また、記録媒体Pにトナー像が転写された後、感光体ドラムの表面の残留電荷や残留トナー等は、クリーニング部により除去される。
給紙部22は、複数の給紙カセット22a、給紙ローラ22b、手差しトレイT2等を備える。給紙カセット22aは、給紙カセット22a毎にサイズや種類毎に予め識別された記録媒体Pが収容されており、給紙ローラ22bによって収容された記録媒体Pを最上部から一枚ずつ給紙搬送部23に向けて搬送する。手差しトレイT2は、ユーザのニーズに合わせて様々な種類の記録媒体Pをその都度積載可能となっており、給紙ローラによって積載された記録媒体Pを最上部から一枚ずつ給紙搬送部23に向けて搬送する。
給紙搬送部23は、給紙カセット22a、手差しトレイT2から搬送された記録媒体Pを、複数の中間ローラ、レジストローラ23a等を経て転写装置21aへと搬送する。
また、給紙搬送部23は、搬送路切換板23bにより、片面画像形成処理済みの記録媒体Pを自動両面給紙搬送路23cに搬送し、再び中間ローラ、レジストローラ23aを経て転写装置21aへと搬送する。
なお、搬送切換板23bを経る前に画像が形成される記録媒体の面を第1面とし、搬送切換板23bによって自動両面給紙搬送路23cに搬送された後に画像が形成される記録媒体の面を第2面という。
定着部24は、給紙搬送部23によって搬送された記録媒体Pに転写されたトナー像を熱定着する。定着処理された記録媒体Pは、搬出部25の排紙ローラ25aに挟持されて搬出口25bから後処理部2の受入口80aへ出力される。
後処理部2は、本体部1により画像が形成された記録媒体Pを1部毎に集積し、1部毎にステイプル処理、折り処理、断裁処理等の後処理を行うフィニッシャーである。図1に示すように、後処理部2は、記録媒体Pが排出される固定排紙トレイT3、昇降排紙トレイT4、冊子収納トレイT5と、表紙給紙部30と、シフト処理部40と、ステイプルユニット50と、折りユニット60と、断裁ユニット70と、搬送手段等を備えて構成される。
後処理部2は、本体部1から記録媒体Pが搬出される搬出口25bの位置と合致するよに受入口80aが設置されている。受入口80aから記録媒体Pの搬送方向下流の搬送経路は、第1搬送経路R1、第2搬送経路R2、第3搬送経路R3、第7搬送経路R7の4系統に分岐されており、第1、2、3の切換ゲート81、82、84の角度により記録媒体Pがいずれかの搬送経路に搬送される。
第1搬送経路R1は、本体部1から排出された画像形成済みの記録媒体Pに対してステイプル処理及びソート処理が行われない場合の記録媒体Pの搬送経路である。受入口80aに搬送された記録媒体Pは、第1の切換ゲート81の右側の搬送路を通過し、搬送ローラに挟持されて上昇搬送され、排出ローラ83aに挟持されて固定排紙トレイT3上に排出される。
第2搬送経路R2は、本体部1から排出された画像形成済みの記録媒体Pに対してシフト処理が行われる場合又はシフト処理が行われなくても大量に出力したい場合の記録媒体Pの搬送経路である。受入口80aに搬送された記録媒体Pは、第1の切換ゲート81の下方の搬送路を通過し、搬送ローラに挟持されてシフト処理部40を経て排出ローラ83b挟持されて、大量の記録媒体を収納可能な昇降排紙トレイT4上に排出される。
第3搬送経路R3は、本体部1から排出された画像形成済みの記録媒体Pに対してステイプル処理が行われる場合の記録媒体Pの搬送経路である。受入口80aに搬送された記録媒体Pは、第2の切換ゲート82の下方の搬送路を通過し、搬送ローラに挟持されて傾斜配置された後述するスタック台51に排出される。スタック台51に排出された記憶媒体Pは、ステイプラー52近傍の可動ストッパ部材の突き当て面に記録媒体Pの搬送方向先端部が当接して停止される。この停止位置において、スタック台51上に所定枚数の記録媒体Pが積載及び整合されると、ステイプラー52によりステイプル処理が行われ、記録媒体Pの束が綴じ合わされる。記録媒体Pの束は、スタック台51の載置面上を滑走して斜め上方に押し上げられ排出ローラ83bに挟持されて、昇降排紙トレイT4上に排出される。
第7搬送経路R7は、ステイプルを実施しない折り処理を行う場合に使用される搬送経路であり、本体から排出された記憶媒体Pは、受入口80aから第7搬送経路R7に搬送され、可動ストッパ部材62の突き当て面で停止する。可動ストッパ部材62上に所定枚数の記録媒体Pが積載及び整合されると、折りユニット60によって各種の折り処理が行われ、断裁ユニット70に搬送される。
表紙給紙部30は、合紙や表紙用紙等を収容する表紙載置部31と給紙ローラ32とを備えている。表紙給紙部30に収納されている合紙又は表紙用紙は、給紙ローラ32により分離、給送され、複数の搬送ローラに挟持されて、スタック台51へ搬送される。表紙載置部31から給紙ローラ32を経て第3搬送経路R3に至るまでを第4の搬送経路R4とする。
ステイプルユニット50は、スタック台51とステイプラー52とを備え、本体部1内で画像形成処理されて後処理部2の受入口80aに搬送された記録媒体Pが複数の搬送ローラによってスタック台51に搬送された記録媒体Pの束を幅整合し、ステイプルラー52により綴じ針で綴じるステイプル処理を行う。ステイプル処理された記録媒体Pの束は、昇降排紙トレイT4又は第5搬送経路R5を経て折りユニット60へ搬送される。
ステイプラー52は、記録媒体の搬送方向と直交する方向に移動可能であり、後述する画像制御部からの指示に基づいて、記録媒体のサイズ及び指示に基づく綴じ位置に応じて移動され、記録媒体の端部を綴じる端綴じ処理又は記録媒体の搬送方向の中央部を綴じる中綴じ処理等のステイプル処理を行う。
折りユニット60は、スタック台61、可動ストッパ部材62、押圧ローラ63等を備え、第5搬送経路R5又は第7搬送経路R7を経て搬送された記録媒体P又は記録媒体Pの束に対して、記録媒体Pの搬送方向の中央部(即ち、中綴じ処理による記録媒体の束への綴じ針の打ち込み位置)を折る中折り処理、3つ折り処理、Z折り処理等の折り処理を行う。折り処理された記録媒体は、押圧ローラ63から第6搬送経路R6を経て断裁ユニット70へ搬送される。
断裁ユニット70は、昇降可能に設けられた断裁上刃71aと固定的に設けられた断裁下刃71bと有した切断刃71、記録媒体Pの搬送方向に移動可能であり記録媒体Pの搬送面に突出可能な可動ストッパ72、押圧部材73等を備え、搬送された記録媒体Pの束に対して、記録媒体Pの搬送方向又は搬送方向と直交する方向の長さを指定されたサイズ(断裁サイズ)に切断する断裁処理を行う。断裁サイズは可動ストッパ72の位置に応じて調整可能であり、後述する後処理制御部400が制御部110から入力された断裁サイズに応じて可動ストッパ72が移動される。
搬送された記憶媒体Pの束は、記録媒体Pの搬送面に突出された可動ストッパ72に当接して停止され、押圧部材73によって記録媒体Pの束の折り部付近の上面が押圧されて固定された後、切断上刃71aが下降することにより端部が断裁される。断裁処理後、可動ストッパ72が搬送面の下方に埋没されると共に切断上刃71a及び押圧部材73が上昇された後、断裁処理済みの記録媒体Pの束が冊子として冊子排出トレイT5に排出される。
図2に、冊子作成システムSの制御ブロック図を示す。
図2に示すように、冊子作成システムSは、本体部1を制御する本体制御部1aとプリンタコントローラ1bと、本体部1に接続された後処理部2から構成されている。本体部1は、プリンタコントローラ1bのLANIF(Local Area Network InterFace)14bを介してLAN上のユーザ端末PCと相互に情報の送受信が可能に接続されている。
本体制御部1aは、画像読取部10、プリント部20、操作表示部90、画像制御部100を備えて構成される。なお、図1で説明した各部と同一の構成には、同一の符号を付してその説明を省略する。
画像制御部100は、制御部110、不揮発メモリ121、プログラムメモリ122、RAM(Random Access Memory)130、読取処理部140、圧縮IC150、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC160、画像メモリ170、伸長IC180、書込処理部190等から構成される。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、不揮発メモリ121又はプログラムメモリ122に格納されている各種処理プログラムに従って冊子作成システムSの各部の動作を集中制御する。例えば、操作表示部90から入力される操作信号に従って、コピーモード、プリンタモード、スキャナモード等を切り替え、不揮発メモリ121又はプログラムメモリ122に記憶されている各モードに対する処理プログラムを読み出して、複写、印刷、画像データの読取等の制御を行う。また、操作表示部90から入力される操作信号やユーザ端末PCから入力される出力データに従って、プリント出力された記録媒体Pの後処理を設定し指示する。
制御部110は、画像読取部10の画像読取制御部200から送信される画像読取信号SVVに基づいて、画像読取部10から入力されるアナログ画像信号の保存処理を行う。画像読取信号SVVがON状態である場合を画像読取動作中とし、OFF状態である場合を画像読取動作停止とする。
また、制御部110は、プリント部20のプリント制御部300に対して、画像書込信号PVVを送信する。画像書込信号PVVがON状態である場合を感光体ドラム上に形成されたトナー像が転写装置において記録媒体Pに転写されている状態とし、OFF状態である場合を感光体ドラム上に形成されたトナー像が転写装置において記録媒体Pに転写されていない状態とする。
また、制御部110は、本実施の形態を実現させるために、不揮発メモリ121又はプログラムメモリ122から本実施の形態に係るページ間隔及び断裁サイズ設定プログラムと、RAM130からジョブデータを読み出して、当該プログラム及びデータとの協働により、操作表示部90又はユーザ端末PCから入力されるデータが中綴じ、中折り、断裁処理が設定された冊子作成指示を示す場合、画像データをステイプル位置(中折り位置)を基準とした左右均等の位置に並置させて画像データを記録媒体上に形成させる。このとき、画像データの数に応じて記録媒体上に並置される画像データ相互間の配置間隔を調整すると共に、操作表示部90又はユーザ端末PCから入力された記録媒体の長手方向の寸法(長手寸法Y)と、並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の画像データの配置位置と最大である場合の画像データの配置位置との差分量(最大オフセット量αmax)とに基づいて断裁される記録媒体の束のサイズ(断裁サイズW)を下記に示す(式1)を用いて算出し設定する断裁サイズ設定手段としての機能を実現する。断裁サイズとは、2つ折りの冊子状にされた記録媒体の幅方向の寸法である。
W=(Y/2)−αmax ・・・・(式1)
W:断裁サイズ
Y:長手寸法
αmax:最大オフセット量
(式1)を用いることにより容易に断裁サイズを算出することができるため、制御部110の制御負荷を低減さることができる。
また、制御部110は、不揮発メモリ121又はプログラムメモリ122から本実施の形態に係るページ間隔及び断裁サイズ設定プログラムと、RAM130からジョブデータを読み出して、画像データの数に応じて記録媒体上に並置されて記録される画像データ相互間の配置間隔を調整する際、操作表示部90又はユーザ端末PCから入力された並置される画像データ相互間の最小配置間隔(基準ページ間隔As)及び最大オフセット量αmaxに基づいて、並置される画像データ相互間の配置間隔(ページ間隔A)を記録媒体毎に算出する配置間隔算出手段としての機能を実現する。
このように、記録媒体毎のページ間隔を差分量と画像データの数と共に容易に算出することができるため、制御部110の制御負荷を低減させることができる。
図3に、中綴じ、中折り、断裁処理が設定された冊子作成指示が入力された場合、画像データの数に応じて記録媒体上に並置されて記録される画像データ相互間の配置間隔が調整された際、並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の画像データの配置位置と最大である場合の画像データの配置位置の例を示す。
Pminは、並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の画像データの配置位置を示し、Pmaxは、並置される画像データ相互間の配置間隔が最大である場合の画像データの配置位置を示す。
なお、2つ折りの冊子となるように画像データが並置された記録媒体において、向かって右側に配置される画像データを右側プリント画像Irとし、左側に配置される画像データを左側プリント画像Ilとする。
並置される画像データ相互間の配置間隔(即ち、右側プリント画像Irと左側プリント画像Ilとの配置間隔)が最小である場合とは、作成された冊子の最も内側の記録媒体に形成される画像データ相互間の配置間隔であり、並置される画像データ相互間の配置間隔が最大である場合とは、作成された冊子の最も外側の記録媒体に形成される画像データ相互間の配置間隔である。
図3に示すように、基準ページ間隔Asは、画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の距離を示し、最大オフセット量αmaxは、画像データ相互間の配置間隔が最小である画像の基準貼り位置(例えば、左側画像基準貼り位置Plmin)と画像データ相互間の配置間隔が最大である画像の基準貼り位置(例えば、左側画像基準貼り位置Plmax)との距離を示す。
画像データ相互間の配置間隔が最大である場合のページ間隔(最大ページ間隔)Amaxは、下記に示す(式2)のように、基準ページ間隔Asに最大オフセット量αmaxが2倍された距離が加算された距離となる。
Amax=As+2αmax ・・・・(式2)
Amax:最大ページ間隔
As:基準ページ間隔
αmax:最大オフセット量
したがって、他の画像データ相互間の配置間隔(ページ間隔A)は、基準ページ間隔As、最大オフセット量αmax、画像データの総数n、第2面の画像形成回数をカウントする第2面カウンタn2が示すカウンタ値に基づいて算出することができる。例えば、下記に示す(式3)を用いることができる。
なお、画像データの総数nは4の倍数である。入力された画像データの数が4の倍数でない場合には、画像データの総数が4の倍数となるように不足分だけ白紙画像データが追加される。
A=As+(2×αmax)−(αmax/((n/4)−1))×(n2−1)×2
=Amax−(αmax/((n/4)−1))×(n2−1)×2 ・・・・(式3)
A:ページ間隔
Amax:最大ページ間隔
As:基準ページ間隔
αmax:最大オフセット量
n:画像データの総数
n2:第2面カウンタのカウンタ値
(式3)より、並置される画像データのオフセット量αは、下記の(式4)を用いて算出することができる。
α=αmax−(αmax/((n/4)−1))×(n2−1) ・・・・(式4)
並置される各画像データは、ステイプル位置C(中折り位置)から算出された各オフセット量αだけ順次ずれて配置されるため、最も外側の記録媒体の画像データは、他の画像データに比べて記録媒体の長手方向端部までの距離が短くなる。したがって、最も外側の記録媒体の画像データを断裁せずに断裁後の各記録媒体の長手方向端部から各画像データまでの距離が等しくなるように断裁するには、断裁片Pcの断裁幅Wcを最も外側の記録媒体のオフセット量(最大オフセット量αmax)と等しい幅に設定することにより可能となる。このことから、断裁サイズWは、記録媒体の長手寸法Yと最大オフセット量αmaxとに基づいて(式1)を用いて算出することができる。
不揮発メモリ121は、画像形成に係るデータの他、プリント部20を介して後処理制御部400に対して設定する画像形成処理された記録媒体Pに対する後処理のデータ及び各種プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
プログラムメモリ122は、画像形成に係る各種処理プログラムの他、本実施の形態に係るページ間隔及び断裁サイズ設定プログラム等を記憶する。
なお、不揮発メモリ121とプログラムメモリ122を個別に設けた例を示すが、各種プログラム及びデータを記憶する単一の不揮発性のメモリを用いてもよい。
RAM130は、制御部110により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。また、本実施の形態を実現させるために、ジョブデータやその他の各種ワークデータを記憶する。
図4に、ジョブデータの一例を示す。
図4に示すように、ジョブデータ131は、ページ共通のデータ(ページ共通データ131a)と、出力されるページ毎のデータ(ページ別データ131b)とから構成されている。
ページ共通データ131aは、ユーザ端末PCや後述する操作表示部90から入力される操作信号に基づいた設定条件、画像形成動作及び後処理動作の動作状態を示すデータを含む。
例えば、ページ共通データ131aとしては、記録媒体Pの出力部数を示す設定部数D1、出力済みの部数がカウントされた値を示す出力済み部数D2、画像データを形成する面、即ち片面から両面印刷、両面から片面印刷等を示すコピーモードD3、応用機能としての冊子作成指示の有無を示す冊子データD4、応用機能としてのとじ代の有無を示すとじ代データD5、とじ代が有りの場合に設定される基準ページ間隔データA及び最大オフセット量データαmaxの設定値D5a及びD5b、設定された後処理の種類を示す後処理モードD6、第1面の画像形成回数をカウントする第1面カウンタn1が示すカウンタ値D7a、第2面の画像形成回数をカウントする第2面カウンタn2が示すカウンタ値D7b、読み込まれた画像データの総数nを示す読込済画像枚数D8、画像形成動作が実行されている記録媒体の面を示す印刷面ステータスD9等である。
ページ別データは、画像データ毎に各画像データが格納されている画像メモリ170上のアドレスを示す画像格納アドレス等から構成される。
読込処理部140は、画像読取部10の読取制御部200から入力されるアナログ画像信号に、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施した後、デジタル画像データを生成する。生成された画像データは、圧縮IC150に出力される。
圧縮IC150は、入力されたデジタル画像データに圧縮処理を施してDRAM制御IC160に出力する。
DRAM制御IC160は、制御部110からの指示に従って、圧縮IC150によるデジタル画像データの圧縮処理及び伸長IC180による圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ170への画像データの入出力制御を行う。
例えば、DRAM制御IC160は、画像読取部10により読み取られたアナログ画像信号の保存の指示されると、読込処理部140から入力されたデジタル画像データの圧縮処理を圧縮IC150により実行させて、圧縮画像データを画像メモリ170の圧縮メモリ171に格納させる。また、圧縮メモリ171に格納された圧縮画像データのプリント出力が指示されると、圧縮メモリ171から圧縮画像データを読み出し、伸長IC180により伸長処理を施してページメモリ172に格納させる。さらに、ページメモリ172に格納された非圧縮画像データのプリント出力が指示されると、ページメモリ172から非圧縮画像データを読み出して書込処理部190に出力する。
画像メモリ170は、DRAM(Dynamic RAM)から構成される圧縮メモリ171とページメモリ172とを備える。圧縮メモリ171は、圧縮画像データを格納するためのメモリであり、ページメモリ172は、プリント出力前にプリント出力対象の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリである。
伸長IC180は、入力される圧縮画像データに伸長処理を施す。
書込処理部190は、DRAM制御IC160から入力された非圧縮画像データに基づいて、画像形成のためのプリントデータを生成し、プリント部20に出力する。
画像読取部10は、CCD(Charge Coupled Devices)12a、画像読取制御部200、その他ここでは図示しないが図1に示したADF部11、読取部12から構成される。画像読取制御部200は、自動原稿送り部11、読取部12等を制御して、コンタクトガラスに載置された原稿面の露光走査を実行させ、光の反射光をCCDイメージセンサ12aにより光電変換を行い画像を読み取る。読み取られたアナログ画像信号は、画像制御部100の読込処理部140に出力される。
操作表示部90は、LCD(Liquid Crystal Display)91、操作表示制御部900、その他図示しない操作キー群から構成される。LCD91上には、LCD91を覆うようにタッチパネルが設けられており、操作表示制御部900は、制御部110から入力される表示信号に従って、プリント条件を入力するための基本画面や、各種処理結果等をLCD91の表示画面上に表示させる。また、操作表示制御部900は、操作キー群又はタッチパネルから入力される操作信号を制御部110に出力する。
また、操作表示部90は、応用機能として、冊子作成指示、ステイプル処理、折り処理、断裁処理等が設定可能な各種応用機能操作画面が表示される。操作表示部90は、この応用機能操作画面において、冊子作成指示がされた場合、記録媒体の長手方向の寸法(長手寸法Y)を設定する寸法設定手段としての機能と、最大オフセット量αmaxを受け付ける差分量設定入力手段としての機能と、基準ページ間隔Aを受け付ける配置間隔入力手段としての機能を実現する各種設定画面を表示する。
図5及び図6に、各種設定画面の例を示す。
図5(a)に、基本画面G0の一例、図5(b)に、用紙設定釦を押下した場合の用紙設定画面G10の一例、図5(c)に、応用設定釦を押下した場合の応用機能設定画面G20の一例、図6(a)に、とじ代釦を押下し、ページ間隔釦が押下された場合のページ間隔設定画面G30を示し、図6(b)に、とじ代釦を押下し、オフセット釦が押下された場合のオフセット設定画面G40の一例を示す。
図5(a)に示す基本画面G0は、基本設定エリアG1と、集約/原稿設定画面に切り替える集約/原稿釦G2、画質設定画面に切り替える画質設定釦G3、応用機能設定画面G20に切り替える応用設定釦G4を有する。
基本設定エリアG1には、濃度/下地を設定する濃度設定画面に切り替える濃度下地設定釦G1a、用紙の種類を選択する用紙設定画面G10に切り替える用紙設定釦G1b、画像データの倍率を設定する倍率設定画面に切り替える倍率設定釦G1c、画像データを形成する面、即ち片面から両面印刷、両面から片面印刷等を示すコピーモードを設定するコピーモード設定画面に切り替えるコピーモード設定釦G1d等を有する。
図5(b)に示す用紙設定画面G10は、設定可能な記録媒体の種類を選択する釦が選択可能に表示されており、ユーザによって押下された釦の操作信号に基づいて、制御部110は、設定された記録媒体の長手方向の寸法を設定する。
なお、本実施の形態においては、記録媒体の種類を選択する釦の操作信号に基づいて記録媒体の長手方向の寸法が設定される例を示すが、記録媒体の長手方向及び幅方向の寸法をユーザが直接入力してもよく、また、読み取られた画像の大きさに応じて記録媒体の種類を選択する機能を有し、選択された記録媒体の長手方向の寸法を設定する方策でもよく、記録媒体の長手方向の寸法を設定する寸法設定手段としては、これに限らない。
図5(c)に示す応用機能設定画面G20は、各種応用機能を選択する釦が選択可能に表示されており、例えば、複数の画像データを中綴じされた2つ折りの冊子となるように画像データの画像形成順序を並べ換えて両面印刷させる機能を設定する冊子釦G21や、記録媒体に形成される画像データの配置位置を調整して四方の端部に余白領域を設定するとじ代釦G22や、原稿の白い部分を黒く、黒い部分を白く反転させて画像データを形成させる機能を設定する釦等を有する。
図6(a)に示すページ間隔設定画面G30は、応用機能設定画面G20において、冊子釦G21が押下されて選択された後、とじ代釦G22が押下されたとじ代設定画面において、ページ間隔釦G31が押下された場合に表示される設定画面である。
ページ間隔設定画面G30は、基準ページ間隔Asを設定させるためのページ間隔設定画面G30に切り替えるページ間隔釦G31と、最大オフセット量αmaxを設定させるためのオフセット設定画面に切り替えるオフセット釦G32と、設定される基準ページ間隔Asのイメージ画像G33a及び設定値G33bをユーザに目視により確認させるためのプレビューエリアG33、テンキー等を有する。
図6(b)に示すオフセット設定画面G40は、応用機能設定画面G20において、冊子釦G21が押下されて選択された後、とじ代釦G22が押下されたとじ代設定画面において、オフセット釦G32が押下された場合に表示される設定画面である。
オフセット設定画面G40は、ページ間隔釦G31と、オフセット釦G32と、設定される最大オフセット量αmaxのイメージ画像G43a及び設定値G43bをユーザに目視により確認させるためのプレビューエリアG43、テンキー等を有する。
ユーザの任意の操作に基づいて記録媒体の種類が選択されることにより長手寸法と最大オフセット量αmaxと基準ページ間隔Asを設定することができるため、断裁サイズの設定の自由度を向上させることができると共に記録媒体毎のページ間隔の設定の自由度を向上させることができ、更に、記録媒体毎のページ間隔を容易に算出することができるため、制御負荷を低減させることができる。
次に、プリンタコントローラ1bの各部について説明する。
プリンタコントローラ1bは、コントローラ制御部11b、DRAM制御IC12b、画像メモリ13b、LANIF14bから構成される。
コントローラ制御部11bは、各部の動作を統括的に制御し、LANIF14bを介して、ユーザ端末PCから入力される出力データをジョブとして本体制御部1aへ配信する機能を実現する。
DRAM制御IC12bは、LANIF14bにより受信された出力データの画像メモリ13bへの格納や、画像メモリ13bからの出力データの読み出しを制御する。また、DRAM制御IC12bは、画像制御部100のDRAM制御IC160とPCI(Peripheral Components Interconnect)バスで接続されており、コントローラ制御部11bからの指示に従って、プリント対象の出力データを画像メモリ13bから読み出してDRAM制御IC160に出力する。
画像メモリ13bは、DRAMから構成され、入力された出力データを一時的に格納する。
LANIF14bは、NIC(Network Interface Card)やモデム等のLANに接続するための通信インターフェイスであり、ユーザ端末PCからLANを介して、印刷対象の出力データを受信する。受信された出力データは、DRAM制御IC12bに出力される。
後処理部2は、ステイプルユニット50、折りユニット60、断裁ユニット70、各種後処理ユニットへ記録媒体を搬送する搬送ローラ等の搬送手段80等が設けられており、各部は後処理制御部400により統括的に制御されている。
後処理制御部400は、制御部110からプリント制御部300を介して入力される後処理の指示信号に応じて、記録媒体Pを搬送経路に沿って所定の後処理ユニットに搬送し、各部を駆動制御して記録媒体Pに所定の後処理を行わせ、所定の排出トレイに排出する制御を行う。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図7〜10に、本実施の形態におけるページ間隔及び断裁サイズ設定処理のフローチャートを示す。図7〜10に示すフローチャートは、制御部110において実行される処理である。
図7に示すフローチャートは、コピー開始後、画像読取信号SVVに基づいて、画像読み取り動作が終了した際に実行される処理である。
制御部110は、まず、コピー開始後、画像読み取り動作が終了したか否かを判別し(ステップS1)、画像読み取り動作が終了していないと判別した場合(ステップS1;No)、切り替わるまで待機する。
制御部110は、画像読み取り動作が終了したと判別した場合(ステップS1;Yes)、画像読み取り終了時に設定されるジョブデータ131のコピーモードD3を参照して、中綴じ処理、断裁処理、冊子作成処理全てが設定されているか否かを判別する(ステップS2)。
制御部110は、中綴じ処理、断裁処理、冊子作成処理全てが設定されていないと判別した場合(ステップS2;No)、中綴じ処理、断裁処理、冊子作成処理全てが設定されていない他の処理、即ち、ページ間隔及び断裁サイズ設定処理が不要となるステイプル処理等に対応した各種処理が実行される。
制御部110は、中綴じ処理、断裁処理、冊子作成処理全てが設定されていると判別した場合(ステップS2;Yes)、ジョブデータ131の第1面カウンタn1及び第2面カウンタn2のカウンタ値D7a、D7bを初期化(「1」に設定)する(ステップS4)。
制御部110は、第1及び第2面カウンタn1、n2の初期化後、印刷面ステータスD9を初期化(「第1面」に設定)する(ステップS5)。
制御部110は、第1及び第2面カウンタn1、n2及び印刷面ステータスD9の初期化後、後述するプリントページ設定処理を実行し(ステップS6)、プリントページ設定処理後、後述するページ間隔設定処理を実行する(ステップS7)。
制御部110は、ページ間隔設定処理後(ステップS7後)、ジョブデータ131に設定されている最大オフセット量αmaxと画像データが形成される記録媒体の長手寸法Yと上述した(式1)とに基づいて断裁サイズWを算出しRAM130に一時的に記憶する(ステップS8)。
制御部110は、算出した断裁サイズWとジョブデータ131に設定されている後処理モードD6とをプリント制御部300及び後処理制御部400に送信し(ステップS9)、画像読み取り動作が終了した際に実行される処理を終了する。
図8に、図7のステップS6に実行されるプリントページ設定処理のフローチャートを示す。プリントページ設定処理とは、複数の画像データを中綴じされた2つ折りの冊子となるように画像データの画像形成順序を並べ換えて記録媒体上に形成される画像データを設定する処理である。
制御部110は、ジョブデータ131を参照して、印刷面ステータスD9は、「第1面」を示しているか否かを判別する(ステップS11)。
制御部110は、印刷ステータスD9が「第1面」を示していると判別した場合(ステップS11;Yes)、ジョブデータを参照して、第1面カウンタn1のカウンタ値D7aを読み出し、右側プリント画像となる画像データの設定を行う(ステップS12)。右側プリント画像の設定としては、下記に示す(式5)を用いて設定することができる。
Nr=(n1−1)×2+1 ・・・・(式5)
Nr:右側プリント画像となる画像データの画像読取時に各画像データに付加されるページ別番号
n1:第1面カウンタ値
更に、制御部110は、ジョブデータを参照して、読込済画像枚数(即ち、画像データ総数)nが示す値D8及び第1面カウンタn1のカウンタ値D7aを読み出して、左側プリント画像となる画像データの設定を行う(ステップS13)。左側プリント画像の設定としては、下記に示す(式6)を用いて設定することができる。
Nl=n−(n1−1)×2 ・・・・(式6)
Nl:左側プリント画像となる画像データの画像読取時に各画像データに付加されるページ別番号
n1:第1面カウンタ値
n:画像データ総数
制御部110は、印刷ステータスD9が「第1面」を示していない、即ち「第2面」を示していると判別した場合(ステップS11;No)、ジョブデータを参照して、読込済画像枚数(即ち、画像データ総数)nが示す値D8及び第2面カウンタn2のカウンタ値D7bを読み出し、右側プリント画像となる画像データの設定を行う(ステップS14)。右側プリント画像の設定としては、下記に示す(式7)を用いて設定することができる。
Nr=(n−1)−(n2−1)×2 ・・・・(式7)
Nr:右側プリント画像となる画像データの画像読取時に各画像データに付加されるページ別番号
n2:第2面カウンタ値
n:画像データ総数
更に、制御部110は、ジョブデータを参照して、第2面カウンタn2のカウンタ値D7bを読み出して、左側プリント画像となる画像データの設定を行う(ステップS15)。左側プリント画像の設定としては、下記に示す(式8)を用いて設定することができる。
Nl=(n2−1)×2+2 ・・・・(式8)
Nl:左側プリント画像となる画像データの画像読取時に各画像データに付加されるページ別番号
n2:第2面カウンタ値
右側プリント画像及び左側プリント画像が設定された後(ステップS13又はステップS15後)、プリントページ設定処理は終了され、ステップS7に進む。
図9に、図7のステップS7に実行されるページ間隔設定処理のフローチャートを示す。ページ間隔設定処理とは、ステップS6において設定された右側プリント画像と左側プリント画像を記録媒体上に並置させる際の相互間の距離(ページ間隔A)を設定する処理である。
制御部110は、ステップS6後、ジョブデータ131を参照して、基準ページ間隔As、最大オフセット量αmax、読込済画像枚数(画像データ総数)n、第2面カウンタn2が示す値(D5a、D5b、D8、D7b)を読出し(ステップS21)、上述した(式3)を用いてページ間隔Aを算出する(ステップS22)。
ページ間隔Aが算出され設定された後(ステップS22後)、ページ間隔設定処理は終了され、ステップS8に進む。
図10に、コピー開始後、画像読取処理が終了されプリント処理に移行した場合、画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わった際に実行される処理のフローチャートを示す。
制御部110は、まず、画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わったか否かを判別し(ステップS31)、画像書込信号PVVがOFF状態に切り替わっていないと判別した場合(ステップS31;No)、切り替わるまで待機する。
制御部110は、画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わったと判別した場合(ステップS31;Yes)、ジョブデータ131のコピーモードD3を参照して、中綴じ処理、断裁処理、冊子作成処理全てが設定されているか否かを判別する(ステップS32)。
制御部110は、中綴じ処理、断裁処理、冊子作成処理全てが設定されていないと判別した場合(ステップS32;No)、中綴じ処理、断裁処理、冊子作成処理全てが設定されていない他の処理、即ち、ページ間隔及び断裁サイズ設定処理が不要となるステイプル処理等に対応した各種処理が実行される。
制御部110は、中綴じ処理、断裁処理、冊子作成処理全てが設定されていると判別した場合(ステップS32;Yes)、ジョブデータ131の印刷面ステータスD9を参照して、印刷面ステータスD9が「第1面」を示しているか否かを判別する(ステップS34)。
印刷面ステータスD9が「第1面」を示していると判別した場合(ステップS34;Yes)、印刷面ステータスD9を「第2面」に設定し(ステップS35)、第1面カウンタn1のカウンタ値D7aに1を加算する(ステップS36)。
印刷面ステータスD9が「第1面」を示していない、即ち「第2面」を示していると判別した場合(ステップS37;No)、印刷面ステータスD9を「第1面」に設定し(ステップS35)、第2面カウンタn2のカウンタ値D7bに1を加算する(ステップS38)。
制御部110は、印刷面ステータスの設定及び第1又は2面カウンタn1、n2の設定後、前述したプリントページ設定処理を実行し(ステップS39)、プリントページ設定処理後、前述したページ間隔設定処理を実行する(ステップS40)。
制御部110は、ページ間隔設定処理後(ステップS40後)、画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わった際に実行される処理を終了する。
図11に、中綴じ、中折り、断裁処理及び冊子作成処理が設定された場合における冊子作成システムSの動作のタイムチャート例を示す。
第1給紙信号は、制御部110からプリント制御部300に出力され、記録媒体Pを給紙カセット22aからレジストローラ23aまで搬送させる動作信号であり、ON状態であるとき、搬送動作中を示す。第2給紙信号は、制御部110からプリント制御部300に出力され、記録媒体をレジストローラ23aから転写装置21aまで搬送させる動作信号であり、ON状態であるとき、搬送動作中を示す。
排紙信号は、プリント制御部300から後処理制御部400に出力され、画像が形成された記録媒体を排紙ローラ25aから受入口80aに排出させる動作信号であり、ON状態であるとき、排出動作中を示す。最終排紙信号は、プリント制御部300から後処理制御部400に出力され、最終番目の記録媒体が搬送されている旨を示す信号であり、排紙信号と同期して出力される。束排紙信号は、後処理制御部400からプリント制御部300を介して制御部110に出力され、記録媒体の束が冊子収納トレイに排出された旨を示す信号である。
まず、時刻t0のとき、操作表示部90のコピースタートキーが押下されることにより、コピー動作が開始され、画像読取信号SVVがON状態となり原稿の読込動作が開始される。時刻t0〜t1のとき、読み込まれた画像データの数がカウントされて、16枚の画像データが読み込まれる例を示している。
なお、基準ページ間隔Aが2[mm]、最大オフセット量αmaxが6[mm]、297[mm]×420[mm]のA3サイズの記録媒体が設定された場合について説明する。
時刻t1のとき、原稿の読込動作が終了され画像読取信号SVVがON状態からOFF状態に切り替わると、第1給紙信号がON状態となると共に、図7〜9に示した動作が実行されることにより、第1面カウンタn1及び第2面カウンタn2が初期化(「1」に設定)され印刷面ステータスが「第1面」に設定され、右側プリント画像が1番目に読み込まれた画像データとして設定され、左側プリント画像が16番目に読み込まれた画像データとして設定されると共に、ページ間隔Aが14[mm]、断裁サイズWが204[mm]と算出され設定される。算出された断裁サイズW(W=204[mm])は、後処理制御部400に送信される。
時刻t1〜t2のとき、給紙された記録媒体の第1面上に設定されたページ間隔A(A=14[mm])で設定された画像データが形成される。
時刻t2のとき、記録媒体の第1面上に対する画像データの書込処理が終了されて画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わると、図8〜10に示した動作が実行されることにより、印刷面ステータスが「第1面」から「第2面」に設定されると共に、第1面カウンタn1に1が加算され(n1=2となる。)、右側プリント画像が15番目に読み込まれた画像データとして設定され、左側プリント画像が2番目に読み込まれた画像データとして設定されると共に、ページ間隔Aが14[mm]に設定される。
時刻t2〜t3のとき、給紙された記録媒体の第2面上に設定されたページ間隔A(A=14[mm])で設定された画像データが形成される。
時刻t3のとき、記録媒体の第2面上に対する画像データの書込処理が終了されて画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わると、図8〜10に示した動作が実行されることにより、印刷面ステータスが「第2面」から「第1面」に設定されると共に、第2面カウンタn2に1が加算され(n2=2となる。)、右側プリント画像が3番目に読み込まれた画像データとして設定され、左側プリント画像が14番目に読み込まれた画像データとして設定されると共に、ページ間隔Aが10[mm]に設定される。
時刻t3〜t4のとき、給紙された記録媒体の第1面上に設定されたページ間隔A(A=10[mm])で設定された画像データが形成され、また時刻t1〜t3において画像データが形成された記録媒体が後処理部2に排出される。
時刻t4のとき、記録媒体の第1面上に対する画像データの書込処理が終了されて画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わると、図8〜10に示した動作が実行されることにより、印刷面ステータスが「第1面」から「第2面」に設定されると共に、第1面カウンタn1に1が加算され(n1=3となる。)、右側プリント画像が13番目に読み込まれた画像データとして設定され、左側プリント画像が4番目に読み込まれた画像データとして設定されると共に、ページ間隔Aが10[mm]に設定される。
時刻t4〜t5のとき、給紙された記録媒体の第2面上に設定されたページ間隔A(A=10[mm])で設定された画像データが形成される。
時刻t5のとき、記録媒体の第2面上に対する画像データの書込処理が終了されて画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わると、図8〜10に示した動作が実行されることにより、印刷面ステータスが「第2面」から「第1面」に設定されると共に、第2面カウンタn2に1が加算され(n2=3となる。)、右側プリント画像が5番目に読み込まれた画像データとして設定され、左側プリント画像が12番目に読み込まれた画像データとして設定されると共に、ページ間隔Aが6[mm]に設定される。
時刻t5〜t6のとき、給紙された記録媒体の第1面上に設定されたページ間隔A(A=6[mm])で設定された画像データが形成され、また時刻t3〜t5において画像データが形成された記録媒体が後処理部2に排出される。
時刻t6のとき、記録媒体の第1面上に対する画像データの書込処理が終了されて画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わると、図8〜10に示した動作が実行されることにより、印刷面ステータスが「第1面」から「第2面」に設定されると共に、第1面カウンタn1に1が加算され(n1=4となる。)、右側プリント画像が11番目に読み込まれた画像データとして設定され、左側プリント画像が6番目に読み込まれた画像データとして設定されると共に、ページ間隔Aが6[mm]に設定される。
時刻t6〜t7のとき、給紙された記録媒体の第2面上に設定されたページ間隔A(A=6[mm])で設定された画像データが形成される。
時刻t7のとき、記録媒体の第1面上に対する画像データの書込処理が終了されて画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わると、図8〜10に示した動作が実行されることにより、印刷面ステータスが「第2面」から「第1面」に設定されると共に、第2面カウンタn2に1が加算され(n2=4となる。)、右側プリント画像が7番目に読み込まれた画像データとして設定され、左側プリント画像が10番目に読み込まれた画像データとして設定されると共に、ページ間隔Aが2[mm]に設定される。
また、時刻t7のとき、読込済画像枚数nを4で除算した値が第2面カウンタn2の値と一致するため、これから画像を形成する記録媒体は、最終番目の記録媒体である旨を示す最終紙情報が生成される。
時刻t7〜t8のとき、給紙された記録媒体の第1面上に設定されたページ間隔A(A=2[mm])で設定された画像データが形成され、また時刻t5〜t7において画像データが形成された記録媒体が後処理部2に排出される。
時刻8のとき、記録媒体の第1面上に対する画像データの書込処理が終了されて画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わると、図8〜10に示した動作が実行されることにより、印刷面ステータスが「第1面」から「第2面」に設定されると共に、最終紙情報が生成されていることから第1面カウンタn1に1が加算されず、右側プリント画像が9番目に読み込まれた画像データとして設定され、左側プリント画像が8番目に読み込まれた画像データとして設定されると共に、ページ間隔Aが2mmに設定される。
時刻t8〜t9のとき、給紙された記録媒体の第2面上に設定されたページ間隔A(A=2[mm])で設定された画像データが形成される。
時刻t9〜時刻t10のとき、時刻t7〜t9において画像データが形成された記録媒体が後処理部2に排出される。
時刻t10のとき、冊子となる記録媒体が全て後処理部2に搬送され、時刻t10〜時刻t11において後処理部2に搬送された記録媒体の束に対して中綴じ処理、中折り処理が施された後、設定された断裁サイズW(W=204[mm])に断裁処理され冊子収納トレイT5に排出される。
このように、並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合(即ち、ページ間隔が最小である場合)の画像データの配置位置と最大である場合(即ち、ページ間隔が最大である場合)の画像データの配置位置との差分量(最大オフセット量αmax)に基づいて、断裁サイズWを設定することができるため、断裁サイズWの設定処理の効率化を図ることができ、ユーザにとって使い勝手を向上させることができる。
また、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施の形態における冊子作成システムSの断面構成図である。 冊子作成システムSの制御ブロック図である。 並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の画像データの配置位置と最大である場合の画像データの配置位置例である。 ジョブデータの一例である。 各種設定画面の例であり、図5(a)は、基本画面G0の一例、図5(b)は、用紙設定釦を押下した場合の用紙設定画面G10の一例、図5(c)は、応用設定釦を押下した場合の応用機能設定画面G20の一例である。 各種設定画面の例であり、図6(a)は、ページ間隔設定画面G30であり、図6(b)は、オフセット設定画面G40の一例である。 コピー開始後、画像読取信号SVVがON状態からOFF状態に切り替わった際に実行される処理のフローチャートである。 プリントページ設定処理のフローチャートである。 ページ間隔設定処理のフローチャートである。 コピー開始後、画像読取処理が終了されプリント処理に移行した場合、画像書込信号PVVがON状態からOFF状態に切り替わった際に実行される処理のフローチャートである。 冊子作成システムSの動作のタイムチャート例である。
符号の説明
1 本体部
1a 本体制御部
1b プリンタコントローラ
11b コントローラ制御部
12b DRAM制御IC
13b 画像メモリ
14b LANIF
2 後処理部
10 画像読取部
11 自動原稿送り部
12 読取部
12a イメージセンサ
20 プリント部
21 画像形成部
21a 転写装置
22 給紙部
22a 給紙カセット
22b 給紙ローラ
23 給紙搬送部
23a レジストローラ
23b 搬送路切換板
23c 自動両面給紙搬送路
24 定着部
25 搬出部
25a 排紙ローラ
25b 搬出口
30 表紙給紙部
31 表紙載置部
32 給紙ローラ
40 シフト処理部
50 ステイプルユニット
51 スタック台
52 ステイプラー
60 折りユニット
61 スタック台
62 可動ストッパ部材
63 押圧ローラ
70 断裁ユニット
71 切断刀
71a 切断上刃
71b 切断下刃
72 可動ストッパ
73 押圧部材
80 搬送手段
80a 受入口
81、82、84 第1、2、3切換ゲート
83a、83b 排出ローラ
90 操作表示部
91 LCD
100 画像制御部
110 制御部
121 不揮発メモリ
122 プログラムメモリ
130 RAM
131 ジョブデータ
131a ページ共通データ
131b ページ別データ
140 読取処理部
150 圧縮IC
160 DRAM制御IC
170 画像メモリ
171 圧縮メモリ
172 ページメモリ
180 伸長IC
190 書込処理部
200 画像読取制御部
300 プリント制御部
400 後処理制御部
900 操作表示制御部
A ページ間隔
As 基準ページ間隔
Amax 最大ページ間隔
C 中折り位置
d 原稿
G0 基本画面
G1 基本設定エリア
G1a 濃度下地設定釦
G1b 用紙設定釦
G1c 倍率設定釦
G1d コピーモード設定釦
G2 集約/原稿釦
G3 画質設定釦
G4 応用設定釦
G10 用紙設定画面
G20 応用機能設定画面
G21 冊子釦
G22 とじ代釦
G30 ページ間隔設定画面
G31 ページ間隔釦
G32 オフセット釦
G33、G43 プレビューエリア
G33a、G43a イメージ画像
G33b、G43b 設定値
G40 オフセット設定画面
Il 左側プリント画像
Ir 右側プリント画像
P 記録媒体
Pc 断裁片
Plmin、Plmax 左側画像基準貼り位置
Prmin、Prmax 右側画像基準貼り位置
PVV 画像書込信号
R1、2、3、4、5、6、7 第1、2、3、4、5、6、7搬送経路
S 冊子作成システム
SVV 画像読取信号
T1 原稿トレイ
T2 手差しトレイ
T3 固定排紙トレイ
T4 昇降排紙トレイ
T5 冊子収納トレイ
W 断裁サイズ
Wc 断裁幅
αmax 最大オフセット量

Claims (12)

  1. 複数の画像データの画像形成順序を並べ換え、前記画像データの数に応じて記録媒体上に並置されて形成される前記画像データ相互間の配置間隔を調整して記録媒体上に形成し、前記画像データが形成された記録媒体の束を綴じて2つ折りにした後、端部を断裁し、中綴じされた2つ折りの冊子を作成する冊子作成方法において、
    前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の画像データの配置位置と前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最大である場合の画像データの配置位置との差分量に基づいて断裁される前記記録媒体の束のサイズを設定する断裁サイズ設定工程を含むこと、
    を特徴とする冊子作成方法。
  2. 前記記録媒体の長手方向の寸法を設定する寸法設定工程と、
    前記差分量を受け付ける差分量設定入力工程と、
    を含み、
    前記断裁サイズ設定工程は、前記寸法設定工程によって設定された寸法及び前記差分量設定入力工程によって受け付けられた差分量に基づいて前記断裁される記録媒体の束のサイズを算出し設定すること、
    を特徴とする請求項1記載の冊子作成方法。
  3. 前記断裁される記録媒体の束のサイズWは、下記に示す式に基づいて算出されること、を特徴とする請求項2記載の冊子作成方法。
    W=(Y/2)−α
    Y:記録媒体の長手方向の寸法
    α:差分量
  4. 前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔を受け付ける配置間隔入力工程と、
    前記配置間隔入力工程によって受け付けられた前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔及び前記差分量に基づいて、並置される画像データ相互間の配置間隔を前記記録媒体毎に算出する配置間隔算出工程と、
    を含むこと、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冊子作成方法。
  5. 複数の画像データの画像形成順序を並べ換え、前記画像データの数に応じて記録媒体上に並置されて形成される前記画像データ相互間の配置間隔を調整して記録媒体上に形成し、画像データが形成された記録媒体の束を綴じて2つ折りにした後、端部を断裁し、中綴じされた2つ折りの冊子を作成する冊子作成システムにおいて、
    前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の画像データの配置位置と前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最大である場合の画像データの配置位置との差分量に基づいて断裁される前記記録媒体の束のサイズを設定する断裁サイズ設定手段を備えること、
    を特徴とする冊子作成システム。
  6. 前記記録媒体の長手方向の寸法を設定する寸法設定手段と、
    前記差分量を受け付ける差分量設定入力手段と、
    を備え、
    前記断裁サイズ設定手段は、前記寸法設定手段によって設定された寸法及び前記差分量設定入力手段が受け付けた差分量に基づいて前記断裁される記録媒体の束のサイズを算出し設定すること、
    を特徴とする請求項5記載の冊子作成システム。
  7. 前記断裁される記録媒体の束のサイズWは、下記に示す式に基づいて算出されること、を特徴とする請求項6記載の冊子作成システム。
    W=(Y/2)−α
    Y:記録媒体の長手方向の寸法
    α:差分量
  8. 前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔を受け付ける配置間隔入力手段と、
    前記配置間隔入力手段が受け付けた前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔及び前記差分量に基づいて、並置される画像データ相互間の配置間隔を前記記録媒体毎に算出する配置間隔算出手段と、
    を備えること、
    を特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の冊子作成システム。
  9. 複数の画像データの画像形成順序を並べ換えさせ、前記画像データの数に応じて記録媒体上に並置されて形成される前記画像データ相互間の配置間隔を調整させて記録媒体上に形成させ、前記画像データが形成された記録媒体の束を綴じて2つ折りにさせた後、端部を断裁させ、中綴じされた2つ折りの冊子を作成させるコンピュータに、
    前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最小である場合の画像データの配置位置と前記並置される画像データ相互間の配置間隔が最大である場合の画像データの配置位置との差分量に基づいて断裁される前記記録媒体の束のサイズを設定する断裁サイズ設定機能、
    を実現させるためのプログラム。
  10. 前記記録媒体の長手方向の寸法を設定する寸法設定機能と、
    前記差分量を受け付ける差分量設定入力機能と、
    を実現させ、
    前記断裁サイズ設定機能は、前記寸法設定機能によって設定された寸法及び前記差分量設定入力機能によって受け付けられた前記差分量に基づいて前記断裁される記録媒体の束のサイズを算出し設定すること、
    を特徴とする請求項9記載のプログラム。
  11. 前記断裁される記録媒体の束のサイズWは、下記に示す式に基づいて算出されること、を特徴とする請求項10記載のプログラム。
    W=(Y/2)−α
    Y:記録媒体の長手方向の寸法
    α:差分量
  12. 前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔を受け付ける配置間隔入力機能と、
    前記配置間隔入力機能によって受け付けられた前記並置される画像データ相互間の最小配置間隔及び前記差分量に基づいて、並置される画像データ相互間の配置間隔を前記記録媒体毎に算出する配置間隔算出機能と、
    を実現させること、
    を特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載のプログラム。
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