JP4866963B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、中綴じ中折り機能を有する画像形成装置に関し、さらに詳しくは、中綴じ制限枚数を越えたときの生産性を考慮した画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像出力装置は、多機能化してきており、大量の画像を記憶する記憶装置を備えた画像出力装置が主流となってきているとともに、画像出力装置の多機能化に伴って、記録出力された用紙に対して綴じ等の後処理装置も、その機能が多機能化してきている。
この種の技術として、例えば、スティプルを行う場合に、印刷枚数がスティプル可能枚数を越えると、スティプル機能を解除して印刷を行う印刷装置(特許文献1)や、スティプルの適、不適を判断して、スティプル不適と判断すると、画像形成動作を停止することなく、スティプルを禁止し、スティプル部の用紙を排紙トレイ上に排出する画像形成後処理装置(特許文献2)や、同様の機能を有するシート後処理装置(特許文献3)が知られている。
また、用紙の端部に綴じを行う端綴じに加えて、用紙の搬送方向の中央部を綴じ合わせる中綴じ処理を行う技術も知られている(特許文献4)。この中綴じ処理では、スティプルを行うため用紙を揃える必要から一旦スタックトレイに用紙を搬送し、用紙枚数が中綴じの制限枚数以内の場合には中綴じ処理を行い、用紙枚数が中綴じの制限枚数を越えた場合には、その時点で綴じ処理を行わないで用紙束をスタックトレイから外部トレイへ排出している。
特開平11−151837号公報 特開平11−189365号公報 特開平9−183558号公報 特開2000−118860号公報
このような中綴じを行う従来の画像形成装置にあっては、スタックトレイに一旦スタックされた用紙の枚数が中綴じ可能枚数を越えると、スタックトレイにスタックされた用紙を一旦排出してから次の用紙をスタックするため、スタックする時間とスタックした用紙が中綴じ可能枚数を越えるか否かの判断処理を行う時間とを必要とした。これにより、処理時間が長くなり、生産性も悪くなっていた。また、スタックトレイに一旦スタックさせるため、中綴じ処理を行わない場合には、中綴じを行うときには使用しなくともよいモータが駆動され、無駄な電力が消費されていた。さらに、スティプルトレイから外部トレイへ用紙の排出を行うと、用紙は綴じられていないので、どうしても用紙がずれてしまい、満足した揃えを得ることができなかった。
そこで、本発明の目的は、中綴じ処理を行う際の消費電力の削減と、生産性の向上を図り、さらには、中綴じ処理を行わないときに良好な用紙揃えを行うことができる画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、入力された画像データに基づいてシート状の記録媒体に可視画像を形成する画像形成手段と、前記画像が形成された前記複数の記録媒体を集積して当該記録媒体の束の中央部を中綴じ処理する中綴じ手段と、前記複数の記録媒体が中綴じ処理されるときに画像が頁順となるように前記画像データを当該記録媒体に面付け処理する制御手段と、前記面付け処理される場合に前記入力された画像データに基づいて印刷総枚数を算出して、当該印刷総枚数が中綴じ処理が可能な枚数か否か判断する判断手段と、を備えた画像形成装置において、前記判断手段が中綴じ処理が不可能であると判断したときに、第1のモードまたは第2のモードがユーザーの操作入力により選択可能な選択手段を有し、前記制御手段は、前記第1のモードが選択された場合、中綴じ処理されるときに前記入力された画像データが頁順となるように前記面付け処理を行い、前記中綴じ処理を禁止して、当該画像データに基づいて前記記録媒体に画像形成する制御を行い、前記第2のモードが選択された場合、中綴じ処理が可能な枚数になるように前記入力された画像データを複数部に分けて部毎に前記面付け処理を行い、当該複数部に分けられた画像データに基づいて部毎に前記記録媒体に画像形成及び中綴じ処理する制御を行うことを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記中綴じ処理された前記記録媒体の束を積載する第1の排紙トレイと、前記記録媒体の端部を綴じ処理する端綴じ手段と、前記端綴じ処理された記録媒体を排紙する第2の排紙トレイと、を有し、前記判断手段が中綴じ処理が不可能であると判断した場合、前記画像形成されたシート状記録媒体は前記端綴じ手段または中綴じ処手段を経由せずに第3の排紙トレイへ排紙されることを特徴とする。
本発明によれば、中綴じ処理可能な枚数を越えた場合に、中綴じ処理を禁止するか複数部に分けて中綴じ処理するかユーザーの意向にあった選択ができる。また、中綴じを禁止した場合と複数部に分割して中綴じ処理した場合のいずれの場合も画像が頁順に面付け処理されるので、ユーザーの利便性が向上する。
本発明の実施形態に係る複写装置の概略構成を示す図である。 図1の複写装置の本体制御部の回路構成の概略を示すブロック図である。 図1の複写装置による画像形成・後処理制御の処理手順を示すフローチャートである。 面付け処理の概要を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1ないし図3は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す図であり、図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態に係る複写装置1の概略構成図である。
図1において、複写装置1は、所謂コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を備えたデジタル複合機(MFP−Multi Function Peripheral)であって、本体部2、給紙ユニット3、中継ユニット4、スキャナ5、ARDF(自動両面原稿搬送装置)6及び後処理装置10によって基本的に構成されている。本体部2は給紙ユニット3の上部に載置され、本体部2の排紙側(図1において左上部)に中継ユニット4が載置されている。また、中継ユニット4と本体部2の上部に、スキャナ5が載置されている。スキャナ5の上部には、ARDF(自動両面原稿搬送装置)6が載置されており、これらの積み重ねられた給紙ユニット3、本体部2、中継ユニット4、スキャナ5及びARDF6の側面には、後処理装置10が配置され、給排紙口を介して連結されている。
ARDF6は、その原稿台7上に載置された複数枚の原稿を1枚ずつ分離して順次スキャナ5の原稿読取面上に搬送し、読み取り完了後の原稿を排紙トレイ8上に排出する。
スキャナ5は、その上面にコンタクトガラス等の原稿読取面にセットされた原稿に光源ランプからの光を照射して、その反射光を例えばCCD(Charge Coupled Device)からなる光電変換素子に入射し、当該光電変換素子で光電変換することにより原稿の画像を読み取って、画像データを本体部2に出力する。スキャナ5の原稿読取面への原稿のセットは、ARDF6を開閉することで行われ、ARDF6は、当該原稿読取面にセットされた原稿を当該原稿読取面に押しつける圧板の機能を兼ね備えている。給紙ユニット3は、それぞれ複数枚の用紙を収納する複数の給紙カセット3a,3b,3cを備えており、図示しない操作部で選択された用紙に応じた給紙カセット3a〜3cから用紙を本体部2に搬送する。
本体部2は、電子写真方式の画像形成部(図示略)を備え、画像形成部(画像形成手段)で、スキャナ5の読み取った原稿の画像データまたは図示しないパーソナルコンピュータ等の外部装置から送られてきたデータに基づいて、給紙ユニット3から搬送されてくる用紙に画像を形成し、画像形成済みの用紙を中継ユニット4を介して後処理装置10に搬送する。
後処理装置10は、パンチユニット11、端面綴じ用スティプラ12、中綴じ用スティプラ(スティプル処理部)13、中折りユニット14及びスタックトレイ15等を収納しているとともに、これらの各部に画像形成済の用紙を搬送するローラ、ガイド板等で構成される搬送経路A〜Fが形成されており、この搬送経路A〜Fには、各搬送経路A〜Fでの用紙の搬送状態を検出するセンサが設けられている。また、後処理装置10には、側面に上段からプルーフトレイ16、シフトトレイ17及び中綴じ排紙トレイ(スティプル排紙トレイ)18が設けられている。
後処理装置10は、画像形成された用紙に対する後処理の種類によって、各種処理モードが設定されている。これらのモードは、例えば、中継ユニット4から搬送されてきた用紙を搬送経路Aを通してプルーフトレイ16に排出するプルーフモード、搬送経路Bを通してシフトトレイ17に搬送するシフトモード、搬送経路Cを通してスタックトレイ15に送って揃え動作を行い端面綴じ用スティプラ12でスティプル処理を行って搬送経路Dを通してシフトトレイ17に排出する端面スティプルモード、搬送経路Cを通してスタックトレイ15で揃え動作を行い中綴じ用スティプラ13でスティプルを行った後に搬送経路Eを通して中折り処理を行い中綴じ排紙する中綴じモード等である。後処理装置10は、シフトモードでは、仕分け動作を行うことができる。
また、本体部2には、図2に示すような本体制御部20が設けられている。本体制御部20は、システム制御部21、画像処理制御部22、記憶装置(記憶手段)23、画像書込ユニット制御部24、スキャナ制御部25及び外部インターフェース26等を備えている。
システム制御部21は、後処理装置10を含む複写装置1の全体の動作を制御して、複写処理及び後述する後処理制御処理を実行する。外部インターフェース26には、直接またはLAN(Local Area Network)等のネットワークを介してパーソナルコンピュータ(パソコン)等の外部装置が接続される。外部インターフェース26は、システム制御部21の制御下で動作し、前記外部装置との間でコマンドの授受を行ってスキャナ5の読み取った原稿の画像データを前記外部装置に送信したり、当該外部装置からデータを受信して、受信した画像データを画像処理制御部22に渡す。
スキャナ制御部25は、システム制御部21の制御下で、スキャナ5及びARDF6の動作を制御して、ARDF6に原稿の搬送を行わせるとともに、スキャナ5に原稿の画像を読み取らせて、スキャナ5から送られてくる原稿の画像データを画像処理制御部22に渡す。画像書込ユニット制御部24は、システム制御部21の制御下で、本体部2の画像形成部の動作を制御して、画像処理制御部22から渡される画像データに基づいて画像を用紙に形成させる。画像処理制御部22は、スキャナ制御部25から入力されるスキャナ5の読み取った原稿の画像データや外部インターフェース26から入力される外部装置からのデータに対して必要な画像処理を行って記憶装置23に記憶させ、また、システム制御部21の制御下で、記憶装置23の記憶する画像データを画像書込ユニット制御部24や外部インターフェース26に渡す。システム制御部21は、複写装置1の各部を制御して、複写装置1としての基本処理を実行するとともに、後述する後処理制御処理を実行する。
前記複写装置1は、後処理装置10でスタックトレイ15を利用した中綴じ処理を行う場合に、記憶装置23内に記録出力するデータ量からスティプルの可否を判断して、スティプルを行えないと判断すると、中綴じ排紙トレイ18以外に用紙を排出する。なお、以下の説明では、スキャナ5で原稿を読み取り、当該スキャナ5で読み取った原稿の画像データに基づいて画像形成して後処理する場合について説明するが、外部インターフェース26を介して入力される外部装置からのデータについても同様に処理することができる。また、以下の説明では、一連の処理をシステム制御部21が制御する場合について説明するが、追加の処理部等の他の処理部で行ってもよい。
複写装置1は、図3に示すように、ARDF6に原稿がセットされ、必要な操作モードの設定等が行われてスタートキーが押下されると、システム制御部21が、まず、スタックトレイ15を利用する中綴じモードが選択されているかチェックし(ステップS101)、中綴じモードが選択されているときには、システム制御部21は、印字する画像データの取り込みを開始し、記憶装置23に蓄積する(ステップ102)。画像データは、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)からのデータを印字する場合には、PCから通信手段を介して送られ、スキャナ5で読み込んだデータであれば、スキャナ5から送られてくる。例えばスキャナ5からの画像データであれば、システム制御部21は、スキャナ制御部25を介してARDF6及びスキャナ5を駆動制御し、ARDF6により1枚ずつ原稿をスキャナ5に搬送させて、スキャナ5によって原稿を読み取らせる。次いで、画像処理制御部22はスキャナ5が読み取った原稿の画像データに対して必要な画像処理を施して記憶装置23に蓄積させ、全ての原稿の読み取りが完了したかチェックする。PCからの画像データであれば、PCからの画像データを全て取り込んだかどうかをチェックする(ステップS103)。
ステップS103で、全ての原稿の読み取りが完了すると、システム制御部21は、面付け処理を行ない(ステップS104)、面付け処理が終了すると、記憶装置23に蓄積した画像データのデータ量から印刷総枚数を計算して、計算した印刷総枚数が指定された用紙サイズで中綴じスティプルが可能かどうか判断する(ステップS105)。面付けとは図4に示すように中綴じ、中折りしたときに頁順、ここでは第1頁から第12頁順に並ぶようにメモリの割付を変更する処理である(図では、頁を単に数字で示す)。
ステップS105で、印刷総枚数が中綴じスティプル可能な枚数であると、システム制御部21は、面付けされた画像データにしたがって画像形成を開始し(ステップS106)、指定された中綴じスティプル処理を実行する(ステップS107)。そして、1部ずつ排紙し、最終部まで中綴じと排紙を完了すると(ステップS108−Y)、この処理の動作を終了する。
ステップS105で、印刷総枚数が中綴じスティプル不可能な枚数であると、システム制御部21は、スティプル不可能である旨の警告表示を行い(ステップS109)、さらに、スティプル不可能な頁数をさらに複数部に分けるか(ステップS110)、集約するか(ステップS111)を表示し、ユーザに選択させる。この選択でユーザが複数部の面付け処理と分割する部数を指定した場合(ステップS110−Y)、ステップS105で複数部に分けたそれぞれの部の枚数が中綴じ可能かどうかチェックし、可能であればステップS106以降の処理を実行する。不可能な場合、再度ステップS109、ステップS110で分割する部数を指定し、ステップS105で中綴じ可能な状態になるとステップS106以降の処理を実行する。
ステップS110で複数部に分けた面付けを選択せず(ステップS110−N)、ステップS111で集約処理、すなわち、1頁に複数頁の画像を形成する処理を行うことと集約数を選択した場合には、(ステップS111−Y)、ステップS105に戻って、選択した集約数で中綴じスティプルが可能かどうかをチェックし、可能であれば、ステップS106以降の処理を選択し、不可能であれば再度ステップS111で集約数を変更させ、中綴じスティプルが可能な枚数になった場合には、ステップS106以降の処理を実行する。
ステップS110,S111で複数部に分けた面付けも集約も選択されなかった場合には(所定時間に選択入力がなかった場合を含む)、スタックトレイ15以外に用紙を排出可能なトレイ、すなわち、プルーフトレイ16またはシフトトレイ17が空いているかをチェックし(ステップS112)、いずれのトレイ16,17にも用紙が積載され、排出可能なトレイが空いていない場合には、例えば「排出するトレイがありません。トレイ上の用紙を取り出して下さい。」というような警告表示を表示部に行って(ステップS113)処理を終える。
一方、ステップS112で、スタックトレイ15以外に排出可能なトレイが空いているときには、システム制御部21は、当該スタックトレイ15以外に排出可能なトレイ16,17が仕分け可能なトレイ、すなわち、シフトトレイ17であるかチェックし(ステップS114)、仕分け可能なトレイであると、用紙の仕分け処理を行う排紙動作を開始し(ステップS115)、仕分けが不可能なトレイ、すなわち、プルーフトレイ16であると、用紙の仕分け処理を行うことなく排紙動作を開始する(ステップS116)。すなわち、システム制御部21は、記憶装置23から画像データを読み出して画像書込ユニット制御部24に渡して、画像書込ユニット制御部24を介して画像形成部を制御し、用紙への画像形成を行うとともに、後処理装置10の動作を制御して、仕分け処理を伴う用紙の排紙動作または仕分け処理を伴わない用紙の排紙動作を開始する。
システム制御部21は、排紙動作を開始すると、当該排紙トレイ16,17が満杯になったかどうかチェックし(ステップS117)、満杯でないときには、当該画像データの最終部の出力を完了したかチェックして(ステップS118)、最終部の出力を完了していないときには、ステップS117に戻って、再度、当該使用している排出トレイ16,17が満杯になったか否かをチェックする。
ステップS117で、使用している排出トレイ16,17が満杯になると、システム制御部21は、他に排出可能なトレイ16,17が空いているかチェックし(ステップS119)、他に排出可能なトレイ16,17がないときには、その旨の警告表示を行って(ステップS120)排出動作を終了する。
ステップS119で、他に排出可能なトレイ16,17が空いているときには、システム制御部21は、排出トレイが満杯である警告表示を行って(ステップS121)空いているトレイ16,17を排紙に使用するトレイ16,17として切り換え、排紙動作を開始する(ステップS122)。そして、ステップS117に戻って、当該切り換えた排紙トレイ16,17が満杯になったかのチェックから前述の手順で順次処理して(ステップS117〜S122)、ステップS118で、最終部の出力を終了すると、処理を終える。
また、ステップS101で中綴じモードが選択されていなければ、端綴じモードが選択されているか否かをチェックする(ステップS131)。端綴じモードが選択されていなければ、ステップS132で指定されたモードの処理を実行し、そのモードの処理が完了した時点(ステップS133−Y)で処理を終える。
ステップS131で端綴じモードが選択されていれば、ステップS134で画像データを取り込む。そして、所定ラインまで取り込みが行われると(ステップS135−Y)、画像形成動作を開始する(ステップS136)。そして、端綴じモード処理を実行し(ステップS137)、1部ずつ端綴じして排紙し、最終部まで端綴じと排紙を完了すると(ステップS138)、この処理を終える。
このように、本実施形態に係る複写装置1は、入力される画像データを一旦記憶装置23に記憶した後、画像形成する頁数に応じて面付け処理を行い、本体部2の画像形成部で、前記面付け処理された画像データに基づいて指定された部数の画像形成を用紙に対して行う。そして、画像形成された複数部の用紙をスタックトレイ15で整合して複数枚の部毎の用紙束に順次スタックして、当該スタックされた用紙束に中綴じ用スティプラ13でスティプル処理を施した後、折り処理を施して中綴じ排紙トレイ18に排出する。その際、中綴じ排紙トレイ18以外に用紙を排出可能なトレイ16,17を設け、記憶装置23に記憶した画像データの総排紙枚数が中綴じ用スティプラ13でスティプル可能な枚数であるかを判断して、スティプル不可能であると、画像形成部で画像形成した用紙を1部目から中綴じ排紙トレイ18以外の1つのトレイ16,17を選択して当該トレイ16,17に排出している。また、スティプル不可能であると判断した場合、スティプル可能な枚数に減らす処理、ここでは、1部をさらに複数部に分けて面付け処理を行うか、集約処理、すなわち、用紙1頁に複数頁の画像データを縮小して印字するという処理を行ってスティプル可能な枚数に減らして中綴じするようにしている。したがって、スティプル処理を行なうスタッククトレイ15から中綴じ排紙トレイ18へ排紙動作を行い、次の用紙を受けるための時間を空けて制限枚数を超えた分を受け入れ、再度スタッククトレイ15から中綴じ排紙トレイ18へ排出する動作を1部目が終了するまで行って2部目に移行するという動作を設定部数まで繰り返すときに発生する次の用紙を受け取るために必要な時間を省くことができ、生産性を向上させることができるとともに、トレイ16,17上に綺麗に用紙を積載することができる。
また、本実施形態では、中綴じ排紙トレイ18以外に用紙を排出可能なトレイの1つとして、仕分け可能なシフトトレイ17を設け、スティプル不可能なときに選択したトレイが当該仕分け可能なシフトトレイ17であると、画像形成済の用紙を部毎に仕分けする仕分け処理を行って排出している。したがって、画像形成済の用紙を部毎に分かりやすく排出することができ、利用性を向上させつつ生産性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、中綴じ排紙トレイ18以外に用紙を排出可能なトレイとして、2つ以上のトレイ16,17を設け、スティプル不可能なときに選択したトレイ16,17が満杯になると、当該2つ以上のトレイ16,17のうち満杯でない他のトレイ16,17を排出先のトレイ16,17として選択するトレイ選択処理を画像形成した全ての用紙を排出するまで順次実施している。したがって、画像形成動作中にトレイ16,17の不足で、画像形成動作が停止することを防止することができ、利用性を向上させることができる。
また、この実施形態では、特に図示していないが、前記操作部はスキャナ5の上面であって、ARDF6の前側に設けられる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 複写装置
10 後処理装置
12 端面綴じ用スティプラ
13 中綴じ用スティプラ
14 中折りユニット
15 スタックトレイ
16 プルーフトレイ
17 シフトトレイ
18 中綴じ排紙トレイ
20 本体制御部
21 システム制御部
22 画像処理制御部
23 記憶装置
24 画像書込ユニット制御部
25 スキャナ制御部
26 外部インターフェース

Claims (2)

  1. 入力された画像データに基づいてシート状の記録媒体に可視画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像が形成された前記複数の記録媒体を集積して当該記録媒体の束の中央部を中綴じ処理する中綴じ手段と、
    前記複数の記録媒体が中綴じ処理されるときに画像が頁順となるように前記画像データを当該記録媒体に面付け処理する制御手段と、
    前記面付け処理される場合に前記入力された画像データに基づいて印刷総枚数を算出して、当該印刷総枚数が中綴じ処理が可能な枚数か否か判断する判断手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記判断手段が中綴じ処理が不可能であると判断したときに、第1のモードまたは第2のモードがユーザーの操作入力により選択可能な選択手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記第1のモードが選択された場合、中綴じ処理されるときに前記入力された画像データが頁順となるように前記面付け処理を行い、前記中綴じ処理を禁止して、当該画像データに基づいて前記記録媒体に画像形成する制御を行い、
    前記第2のモードが選択された場合、中綴じ処理が可能な枚数になるように前記入力された画像データを複数部に分けて部毎に前記面付け処理を行い、当該複数部に分けられた画像データに基づいて部毎に前記記録媒体に画像形成及び中綴じ処理する制御を行うこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中綴じ処理された前記記録媒体の束を積載する第1の排紙トレイと、
    前記記録媒体の端部を綴じ処理する端綴じ手段と、
    前記端綴じ処理された記録媒体を排紙する第2の排紙トレイと、を有し、
    前記判断手段が中綴じ処理が不可能であると判断した場合、前記画像形成されたシート状記録媒体は前記端綴じ手段または中綴じ処手段を経由せずに第3の排紙トレイへ排紙されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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