JP2014108605A - 印刷システムおよびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

印刷システムおよびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、中綴じを行わずに分割あるいは分冊処理の方法によって、シート束に対するページごとの画像ずれを抑止することができる印刷システムを提供する。
【解決手段】印刷システムであって、画像形成装置は、入力されたジョブに綴じ指定がなく且つ断裁処理の指定があると判定された場合、分割製本か否かを判定する。分割製本と判定された場合は、画像の印刷位置を調整するための画像位置補正の指定に応じて断裁量調整量を算出し、オペレータ指定の断裁量から断裁量調整量を減算して、後処理装置が実行する断裁処理の断裁量を算出する。後処理装置は、算出された断裁量に従って断裁処理を実行する。
【選択図】図13A

Description

本発明は、印刷システムおよびその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、製本処理であって、分冊や中綴じ、断裁処理などの詳細設定が可能な印刷システムおよびその制御方法、並びにプログラムに関する。
簡易製本処理では、シート束の中央をステイプルし、二つ折りにすることにより製本を行う中綴じ製本が一般的である。この方法は雑誌などの製本に用いられる。中綴じ製本可能な枚数は後処理装置の能力により上限がある。後処理装置の能力を超える枚数の製本を行う場合には、後処理装置の許容枚数以内に分冊して製本し、それらをさらにまとめる必要がある。これは分冊製本と呼ばれる。
また、製本処理では、製本処理後にシートの厚みによって生じるページごとの画像ずれを抑止するための画像形成位置調整や、製本処理後の印刷物を断裁する方法が存在する(例えば、特許文献1)。
一方、複数枚のシートを二つ折りしてチラシとして配布される印刷物も多く存在する。中綴じを行わずに複数枚のシートをまとめて折る場合、一度に折れるシート枚数の上限は後処理装置の能力により決まる。そのため、オペレータ指定あるいは後処理装置の折り曲げ可能上限枚数によって自動的に分割処理する方法が知られている(例えば、特許文献2)。また、中綴じせずに製本処理された印刷物を断裁処理する場合、シート束がばらばらになってしまい、断裁処理を精度良く制御することが困難になる。そこで、近年は、後処理装置の性能向上により未綴じの状態でも複数枚のシートをまとめて断裁処理することが可能な後処理装置が登場してきている。
特開2007−1119号公報 特開2010−168134号公報
しかしながら、中綴じを行わずに分割あるいは分冊処理されたシート束に対して、分冊の方法によってページごとの画像ずれを抑止するための画像形成位置調整や製本処理後の印刷物を断裁して印刷物を形成することはできない。すなわち、束ごとに同じ断裁幅でトリミングが行われるため、断裁処理後のシート束をオペレータがはめ込み処理をする分割製本の場合は束ごとの断裁位置がずれてしまうという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、中綴じを行わずに分割あるいは分冊処理の方法によって、シート束に対するページごとの画像ずれを抑止することができる印刷システムおよびその制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の印刷システムは、画像形成装置と、製本処理機能を有する後処理装置とを備える印刷システムであって、前記画像形成装置は、入力されたジョブに対する製本指定を判定する製本指定判定手段と、前記製本指定判定手段により前記ジョブに綴じ指定がなく且つ断裁処理の指定があると判定された場合、分割製本か否かを判定する分割製本判定手段と、前記分割製本判定手段により分割製本と判定された場合は、画像の印刷位置を調整するための画像位置補正の指定に応じて断裁量調整量を算出する断裁量調整量算出手段と、オペレータ指定の断裁量から前記断裁量調整量算出手段により算出された断裁量調整量を減算して、前記後処理装置が実行する断裁処理の断裁量を算出する断裁量算出手段とを備え、前記後処理装置は、前記断裁量算出手段により算出された断裁量に従って断裁処理を実行する断裁手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、中綴じを行わずに分割あるいは分冊処理されたシート束に対して、分冊の方法によってページごとの画像ずれを抑止するための画像形成位置調整および製本処理後の印刷物の断裁位置調整が可能となる。これにより、断裁処理後の複数のシート束をオペレータがはめ込み処理して製本した場合であっても、ページ上の画像位置と各シート束の断裁位置のずれを抑止し、端部のそろった印刷物を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る印刷システムを含むネットワーク環境の一例を示す図である。 図1の印刷システムを構成する画像形成装置の内部構成を説明するための概略断面図である。 図1の印刷システムを構成する後処理装置の内部構成を説明するための概略断面図である。 画像形成装置におけるコントロールユニットのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4のコントロールユニットにおける機能構成の一例を示すブロック図である。 画像形成装置における出力ジョブ管理部の構成例を示すブロック図である。 画像形成装置における描画処理部の構成例を示すブロック図である。 (a)画像形成装置における操作部の外観構成の一例を示す図、(b)キー入力部の外観構成の一例を示す図である。 (a)分割製本かつ断裁処理実施時の成果物の一例を示す図、(b)分冊製本かつ断裁処理実施時の印刷物の一例を示す図である。 印刷システムにて実行される印刷及び製本処理の基本的な流れを示すフローチャートである。 図10のステップS1207における画像レイアウト処理の詳細を示すフローチャートである。 図10のステップS1210におけるフィニッシング処理の詳細を示すフローチャートである。 図12のステップS1408における断裁量調整処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における断裁量調整処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における、後処理装置の能力を超える断裁量が指定された場合の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における、算出された断裁量が画像を印刷しない領域である余白値を超えた場合の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態におけるニアラインフィニッシャを操作する作業指示書の作成処理を示すフローチャートである。 (a)〜(f)第1の実施形態における製本印刷処理を設定するための操作画面の一例を示す図である。 第1の実施形態における分割製本かつ断裁処理実施時の成果物の一例を示す図である。 (a)〜(c)第1の実施形態における製本印刷処理を設定するためのプリンタドライバによる入力画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る印刷システムを含むネットワーク環境の一例を示す図である。
図1において、印刷システム75は、ネットワーク74を介してプリントサーバ71、ホストコンピュータ72,73に接続されている。
プリントサーバ71は、印刷システム75で実行される印刷ジョブの状況を監視すると共に、実行中の印刷ジョブの一時停止や実行再開、印刷ジョブの設定変更や複製、移動、削除などの制御を行うことができる。ホストコンピュータ72,73は、印刷システム75に投入される印刷ジョブを作成することができる。
図2は、図1の印刷システム75を構成する画像形成装置の内部構成を説明するための概略断面図である。
図示の画像形成装置は、4Dカラー系のデジタル複合機であり、スキャナ部201、レーザ露光部501、感光ドラム502、作像部503、定着部504、給紙/搬送部505、および、これらを制御するプリンタ制御部(不図示)から構成される。
スキャナ部201では、原稿台に置かれた原稿に照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、読み取った原稿画像を電気信号に変換して画像データを作成する。レーザ露光部501では、画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を等角速度で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)501aに入射し、ポリゴンミラー501aの反射光を走査光として感光ドラム502に照射する。
作像部503では、感光ドラム502を回転駆動し、帯電器によって帯電させ、レーザ露光部501によって感光ドラム502上に形成された潜像をトナーによって現像し、そのトナー像をシートに転写する。さらに、転写時に転写されずに感光ドラム502上に残った微小トナーを回収する。このように、作像部503は、電子写真プロセスを実行する4つの現像ユニット(現像ステーション)により作像を行う。シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に並んだ4つの現像ユニットは、シアンの作像開始から所定時間経過後に、マゼンタ、イエロー、ブラックの作像動作を順次実行する。このタイミング制御によって、シート上に色ずれがないフルカラートナー像が転写される。
定着部504は、ローラやベルト、ハロゲンヒータなどの熱源を備え、作像部503によってシート上に転写されたトナー像を熱と圧力によって溶融し、シートに定着させる。
給紙/搬送部505は、シートカセットやペーパデッキ等のシート収納庫505aを一つ以上有する。そして、プリンタ制御部の指示に応じてシート収納庫505aに収納された複数のシートから一枚を分離し、作像部503へ搬送する。搬送されるシートには、4つの現像ユニットによって各色のトナー像が転写され、最終的にフルカラートナー像がシート上に形成される。シートの両面に画像を形成する場合は、定着部504を通過したシートを、再度、作像部503へ搬送する両面搬送経路506に導く。
不図示のプリンタ制御部は、画像形成装置全体を制御する本体制御部(不図示)と通信し、その指示に応じて制御を実行する。さらに、スキャナ部201、レーザ露光部501、作像部503、定着部504、給紙/搬送部505の各部の状態を管理しながら、全体が調和を保って円滑に動作するよう制御を行う。
次に、画像形成装置の電源オフ状態から動作が開始可能な状態に至るまでの各部の動作概要を説明する。
画像形成装置の電源が投入されると、プリンタ制御部は、スキャナ部201、レーザ露光部501、作像部503、定着部504、給紙/搬送部505の各部に対して準備動作の開始を指示する。そして、画像形成装置全体を管理する本体制御部との通信が開始されるのを待つ。本体制御部との通信が確立すると、お互いの機器仕様のやり取りを行い、その後、各部の準備動作が終了し画像形成動作が可能になると、動作可能状態であることを本体制御部に通知する。
プリンタ制御部は、本体制御部に対して、各部の機器状態を通知する。例えば、給紙/搬送部505は、シート収納庫505aに格納されたシートのサイズ、シートの残量(積載量)、駆動部の動作状態(動作可能か故障中か)を検知して、これらの情報を通知する。また、作像部503は、トナー収容器のトナー残量を通知する。
次に、画像形成装置が動作開始可能な状態になり、本体制御部から動作指示が通知されて、一連のプリント動作を実行し終了するまでの各部の動作概要を説明する。
本体制御部は、動作開始コマンドをプリンタ制御部へ通知する。動作開始コマンドを受信したプリンタ制御部は、レーザ露光部501、作像部503、給紙/搬送部505、定着部504の各部にプリント動作の開始を指示する。レーザ露光部501は、ポリゴンミラー501aを駆動するモータの回転を開始する。そして、作像部503は、感光ドラム502を回転駆動して感光ドラム502を帯電する。定着部504は、定着ヒータをオンして、定着温度をトナーがシートに定着可能な温度に上昇させる。そして、給紙/搬送部505は、駆動モータを搬送可能な状態にする。
各部の動作準備が整うと、プリンタ制御部は、本体制御部に準備完了を通知する。準備完了通知を受信した本体制御部は、頁単位でプリント動作を指示する。本体制御部は、例えば10頁、20部の印刷ジョブであれば200頁のプリント動作を指示する。プリント動作の指示を受信したプリント制御部は、給紙/搬送部505に給紙を指示する。
給紙/搬送部505は、シートが供給可能であれば、シートを一枚搬送して、シートが所定位置に到達するとプリント制御部にその旨を通知する。もし、シート収納庫505aにシートがない場合などは、給紙不可能である旨をプリント制御部へ通知する。また、給紙/搬送部505は、搬送経路上のシートの重送状態を検知する重送検知センサや、シートの厚みを検知する厚さ検知センサなどを有する場合がある。これらのセンサが重送状態や異常を検知すると、給紙/搬送部505は、給紙動作、搬送動作を中断し、プリント制御部へ異常を通知する。異常の通知を受けたプリント制御部は、本体制御部へ動作中断の理由、装置内に残留しているシートの位置などを通知する。
シートが正常に搬送され、所定位置に到達した旨の通知を受けたプリント制御部は、その通知に応じて作像部503に作像の開始を指示する。このタイミング制御によって、シート上にトナー像が転写される。一方、定着部504は、定着温度を監視し、適切な温度になるよう制御するが、シートに奪われる熱量が大きいときは、定着温度が低下する。この場合、定着部504は、定着温度の低下をプリント制御部へ通知する。この通知を受けたプリント制御部は、シートの搬送間隔を空け、定着温度が所定の温度以下にならないように制御する。それでも定着部の温度が復帰しない場合、プリント制御部は、一旦動作を中断し、定着温度が適切な温度に復帰した後、動作を再開する。
プリント制御部は、すべてのシートの排出が完了すると、動作停止を各部へ指示し、各部からの動作停止通知を受け、本体制御部へ動作終了を通知する。なお、図示例には、2つのシート収納庫が記載されているが、機器構成によってはより多くのシート収納庫を接続して使用することができる。
図3は、図1の印刷システムを構成する後処理装置の内部構成を説明するための概略断面図である。
図3において、製本処理機能を有する後処理装置(インラインフィニッシャ)は、図2に示す画像形成装置の後段に接続されている。画像形成装置内の定着部504から排出されたシートは、後処理装置に搬送される。
図3において、後処理装置は、サンプルトレイ602とスタックトレイ603を有し、印刷ジョブの種類や排出されるシートの枚数に応じて、排出先のトレイを切り替える。なお、ソート方式には、シートを複数のビンに振り分けるビンソート方式と、電子ソート機能およびビン(またはトレイ)を奥手前方向にシフトする動作により、印刷ジョブごとに出力シートを振り分けるシフトソート方式である。電子ソート機能はコレートと呼ばれる。本体制御部が大容量のメモリをもつ場合、該メモリをバッファに利用して、バッファリングした頁順と排出順を変更する、所謂コレート機能を用いて電子ソート機能をサポートする。一方、グループ機能とは、ソーティングが印刷ジョブごとにシートを振り分けるのに対して、頁ごとに仕分ける機能である。
出力すべき印刷ジョブに対してステイプルモードが設定されている場合、シートがスタックトレイ603に排出されるが、シートをスタックトレイ603に排出する前にシートを印刷ジョブごとに処理トレイ621に順次蓄える。処理トレイ621上では、シートがステイプラ605によりバインドされ、その後、シートの束がスタックトレイ603に排出される。その他、上記2つのトレイに至るまでに、シートをZ字状に折り畳むZ折り機630、ファイル用に二(または三)穴を開けるパンチャ611があり、印刷ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を行う。例えば、Z折り処理が設定された印刷ジョブの場合、シートに対してZ折り機630による折り畳み処理が実行される。折り畳み処理が実行されたシートは、スタックトレイ603やサンプルトレイ602などの排紙トレイに排出される。また、パンチ処理が設定された印刷ジョブの場合、シートに対してパンチャ611によるパンチ処理が実行された後に、排紙トレイに排出される。
インサータ631は、インサートトレイ609にセットされたシートを、画像形成装置を通さずに排紙トレイに送る。これにより、後処理装置に送り込まれる複数のシートの間に、インサータ631にセットされたシートをインサート(中差し)することができる。インサートトレイ609には、フェイスアップ状態でシートがセットされ、ピックアップローラにより最上部のシートから順に給送される。インサータ631からのシートは、そのままスタックトレイ603またはサンプルトレイ602へ搬送することによりフェイスダウン状態で排出される。また、サドルステッチャ606へ送るときは、一旦、パンチャ611側へ送り込んだ後、スイッチバックさせて送り込むことにより、フェイスの向きを合わせる。なお、インサータ631によるシートのインサート処理の実行可否も、印刷ジョブに対してオペレータが設定したシート処理設定に基づいて決定される。
サドルステッチャ606は、シートの中央部分を二ヶ所バインドした後、シートの中央部分をローラに噛ませてシートを半折りし、ブックレット(小冊子)を作成する処理(製本処理)を行う。サドルステッチャ606で製本されたシートは、ブックレットトレイ604に排出される。サドルステッチャ606による製本処理など、シート処理の実行可否も、印刷ジョブに対してオペレータが設定したシート処理設定に基づいて決定される。
トリマ(裁断機)640は、サドルステッチャ606にて形成されたブックレットをローラで予め決められた長さ分だけ送り、該ブックレットの端部をカッタ部610にて裁断する。この裁断によりブックレットの端部が切り揃えられ、ブックレットがブックレットホールド部641に格納される。なお、トリマ640による裁断処理の実行可否も、上述したように、印刷ジョブに対してオペレータが設定したシート処理設定に基づいて決定される。
次に、後処理装置における製本処理について説明する。
画像形成装置から搬送されてきた画像形成済のシートは、切換フラッパ601へと到達する。そして、切換フラッパ601により、サンプルトレイ602への搬送路、スタックトレイ603への搬送路、またはブックレットトレイ604への搬送路に切り替わる。サンプルトレイ602へ排出される場合は、特に後処理装置として処理できるものはないため、そのままシートが排出される。スタックトレイ603へは処理トレイ621を経由して排出される。この処理トレイ621へ排出される場合、設定に応じてステイプラ605がステイプル処理を行ったり、機器の奥/手前にシフト動作したりする。
サドルステッチャ606は、1セット分のシート束の中央部分(後に二つ折りされる折り位置)に中綴じを行う。サドル折りの場合には、この中綴じが省略され、シート束がストッパ607へと搬送される。ストッパ607に積載されたシート束は、束搬送ローラ対608により搬送され、中折りされた状態となり、ブックレットトレイ604へと排出される。
サドルステッチャ606により中折りされた3枚のシートの状態を符号650に示す。シート束の中央部がステイプルされるために、束搬送ローラ対608に搬送される場合でも安定してシート束が1つになって搬送され、カッタ部610にて断裁処理される。一方、中綴じを実行していない場合には、3枚のシートがまとまっていないので、中綴じする場合に比べて、枚数やシートの坪量が増大するごとに断裁時の精度を維持することが難しくなる。
図4は、画像形成装置における本体制御部(コントロールユニット)のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4において、コントロールユニット200は、画像入力デバイスであるスキャナ部201や画像出力デバイスであるプリンタエンジン部202との間で、画像データの読み取りやプリント出力のための制御を行う。また、コントロールユニット200は、ネットワーク74や公衆回線204との間で、画像情報やデバイス情報の入出力の制御を行う。
CPU205は、画像形成装置全体を制御するための中央処理装置である。RAM206は、CPU205が動作するためのシステムワークメモリであり、入力された画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM207はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD208はハードディスクドライブであり、各種処理を実行するためのシステムソフトウェアや入力された画像データ等を格納する。
操作部I/F209は、画像データ等を表示可能な表示画面を有する操作部210に接続し、操作部210に対して操作画面データを出力する。また、操作部I/F209は、操作部210から操作者が入力した情報をCPU205に伝える役割をする。
ネットワークI/F211は、例えばNIC(不図示)を介してネットワーク74に接続し、プリントサーバ71やホストコンピュータ72等の外部装置との間で情報の入出力を行う。本実施形態では、1つのネットワークI/Fを介して1つのネットワークに接続する形態について説明をするが、複数のネットワークI/Fを使用して複数のネットワークに接続する形態も本実施形態に含まれる。モデム212は、公衆回線204に接続し、外部装置との間で情報の入出力を行う。
以上のユニットがシステムバス213上に配置されている。
イメージバスI/F214は、システムバス213と画像データを高速で転送する画像バス215とを接続するためのインタフェースであり、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス215には、ラスタイメージプロセッサ(RIP)216、デバイスI/F217、スキャナ画像処理部218、プリンタ画像処理部219、画像編集用画像処理部220、及びカラーマネージメントモジュール(CMM)230が接続される。
RIP216は、ページ記述言語(PDL)コードや後述するベクトルデータをイメージに展開する。デバイスI/F217は、スキャナ部201やプリンタエンジン部202に接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部218は、スキャナ部201から入力した画像データに対して、補正、加工、編集等の各種処理を行う。プリンタ画像処理部219は、プリント出力する画像データに対して、プリンタエンジン部202の能力に応じた補正、解像度変換等の処理を行う。画像編集用画像処理部220は、画像データの回転や圧縮伸長処理等の各種画像処理を行う。
CMM230は、画像データに対して、プロファイルやキャリブレーションデータに基づく色変換処理(「色空間変換処理」ともいう)を施す専用ハードウェアモジュールである。プロファイルとは、機器に依存した色空間で表現したカラー画像データを機器に依存しない色空間(例えばLabなど)に変換するための関数のような情報である。キャリブレーションデータとは、スキャナ部201やプリンタエンジン部202の色再現特性を修正するためのデータである。
図5は、図4のコントロールユニット200における機能構成の一例を示すブロック図である。
プロトコル制御部301は、ネットワークプロトコルを解析・送信することによって外部との通信を行う。なお、プロトコル制御部301は、複数のネットワークI/Fに合わせて複数あってもよいし、複数のネットワークI/Fからの入力を処理する構成であってもよい。
データ入力識別部302は、ネットワークI/F211を介して入力された印刷ジョブを識別する。ジョブ管理部303は、入力された印刷ジョブを管理し、印刷ジョブの分割処理や印刷ジョブに付加されている印刷設定に従ってデバイス制御に関する情報を処理する。
PDL解析部304は、PDLデータを解析し、より処理しやすい形式の中間コード(DisplayList:DL)に変換する。PDL解析部304により変換されたDLは、データ描画部305に渡される。
データ描画部305は、DLをビットマップデータに展開する。展開されたビットマップデータは、ページメモリ306に逐次描画される。ページメモリ306は、展開されたビットマップデータを一時的に保持する揮発性のメモリである。パネル入出力制御部320は、操作部210からの入出力を制御する。
データ記憶部330は、入力された印刷ジョブやスキャナ部201から入力されたスキャンジョブなど、画像形成装置に入力される様々なデータファイルをHDD208等に記憶する制御を行う。
スキャン制御部350は、スキャナ部201から入力した画像データに対して、補正、加工、編集などの各種処理を行う。印刷制御部360は、ページメモリ306の内容をビデオ信号に変換処理し、プリンタエンジン部202へ画像転送を行なう。プリンタエンジン部202は、受け取ったビデオ信号を記録紙に可視画像形成するための印刷機構部である。
図6は、画像形成装置における出力ジョブ管理部の構成例を示すブロック図である。
出力ジョブ管理部181(ジョブ管理部303)は、ネットワークI/F211を介して入力された印刷ジョブを管理し、メモリ195(ページメモリ306)に対する印刷ジョブの読み書きと、その処理順序を制御する。
出力ジョブ制御部182は、ジョブ解析部183、バインダ解析部184、ドキュメント解析部185、およびページ解析部186から構成され、印刷ジョブの設定情報(ジョブチケット)と画像情報を作成する。
ジョブ解析部183は、印刷する文書名や印刷部数、出力先である排紙トレイの指定、複数バインダで構成される印刷ジョブのバインダ順など、印刷ジョブ全体に関わる設定情報の詳細を解析し、印刷ジョブ設定情報を作成する。バインダ解析部184は、製本方式の設定やステイプルの位置、複数ドキュメントで構成されるバインダのドキュメント順など、バインダ全体に関わる設定情報の詳細を解析し、バインダ情報を作成する。
ドキュメント解析部185は、複数頁で構成されるドキュメントの頁順、両面印刷の指定、表紙や台紙の付加など、ドキュメント全体に関わる設定情報の詳細を解析し、ドキュメント設定情報を作成する。ページ解析部186は、画像の解像度、画像の向き(ランドスケープ/ポートレイト)など、ページ全体に関する設定情報の詳細を解析し、ページ設定情報を作成する。
用紙情報管理部191は、出力ジョブ制御部182で解析された印刷処理に関するシート種類に関する情報を管理する。用紙情報制御部192は、印刷処理に関するシート種類に関する属性情報を示した用紙情報管理テーブルを作成する。また、用紙情報制御部192は、オペレータが選択、入力したエイリアス情報を用紙情報管理テーブルに記載する。
なお、本実施形態では、上述した出力ジョブ管理部181及び用紙情報管理部191による処理は、印刷システム75上で実行されるものとするが、ホストコンピュータ上で実行される構成でもよい。また、上記処理がプリントサーバ上で実行される構成であってもよい。
画像情報の作成にあたり、スキャン画像の場合はスキャン画像用の画像処理を施し、PDLデータの場合は画像処理/RIP部193を呼び出してレンダリングし、ページ画像情報194を作成する。ページ画像情報194は、圧縮伸長部187によりデータ圧縮された後、シナリオおよび設定情報と関連付けられ、メモリ195に格納される。
デバイス管理部188は、デバイス割当部189とデバイス制御部190から構成される。メモリ195から関連付けられたシナリオおよび設定情報と一緒に読み出されるページ画像情報194は圧縮伸長部187によって伸長される。シナリオ、設定情報およびページ画像情報194は一組としてデバイス管理部188に入力される。
デバイス割当部189は、シナリオに基づきデバイスを割り当てる際に、複数の印刷ジョブが同時に処理を進めると発生するデバイスの衝突を調停する役割を果たす。デバイス制御部190は、どのデバイスをどのタイミングで利用するかをスケジュールする。
図7は、画像形成装置における描画処理部の構成例を示すブロック図である。
なお、レンダリング処理は、PDLで記述された文字、線画、図形などのベクトル情報、ビットマップ情報などを同時に頁として再現するために、各オブジェクト情報をメモリ上(図示せず)にラスタ画像としてラスタライズする処理である。
描画処理部は、インタプリタ101とレンダリング処理部108の二つの部分から構成される。インタプリタ101は、PDLデータを言語解析するPDL解析部102(PDL解析部304)を備える。また、PDLデータに含まれるページ情報を解析するページ情報解析部103、PDLデータに含まれる描画オブジェクトを解析する描画オブジェクト解析部104を備える。さらに、描画オブジェクトからDLを作成するDL生成部105を備える。さらに、描画オブジェクトやフォントをキャッシュして再利用可能な場合、データ記憶部107(データ記憶部330)にDLデータを記憶したり、読み出しすることができるDL管理部106を備える。
PDL解析部102は、入力される様々な種類のPDLデータが解析可能である。その他、PPMLやPDF/VTなどのVDP向けフォーマットも処理可能である。更に、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やTIFF(Tagged Image File Format)などの画像圧縮フォーマットも処理可能である。
レンダリング処理部108は、DLに対してカラーマッチングを行うCMM(不図示)、DLをビットマップデータ(ラスタ画像)にレンダリングするDLレンダリング部(不図示)から構成される。
プリンタエンジン部109(プリンタエンジン部202)は、レンダリング処理部108で生成されたビットマップデータを読み出し、印刷処理を実施する。
次に、画像形成装置における操作部210の外観構成について図8(a)、図8(b)を用いて説明する。
図8(a)は、画像形成装置における操作部210の外観構成の一例を示す図、図8(b)は、図8(a)に示すキー入力部802の外観構成の一例を示す図である。
図8(a)において、操作部210は、ハードキーによるオペレータ操作を受け付けることが可能なキー入力部802と、ソフトキー(表示キー)によるオペレータ操作を受け付けることが可能な表示ユニットとしてのタッチパネル部801とを有する。
図8(b)において、キー入力部802には、電源スイッチ901が配置されている。電源スイッチ901への操作に対して、CPU205は、スタンバイモードとスリープモードを選択的に切り換える。スタンバイモードは通常動作状態であり、スリープモードはネットワーク印刷やファクシミリなどに備えて割り込み待ち状態でプログラムを停止して、消費電力を抑えている状態である。
CPU205は、システム全体の電源供給を行う主電源スイッチ(不図示)がON状態のときに、電源スイッチ901へのオペレータ操作を受付可能に制御する。
スタートキー903は、処理対象となるジョブのコピー動作や送信動作等、オペレータにより指示された種類のジョブ処理を印刷装置に開始させる指示をオペレータから受付可能にするためのキーである。ストップキー902は、受け付けたジョブの処理を印刷装置に中断させる指示をオペレータから受付可能にするためのキーである。テンキー906は、各種設定の置数の設定をオペレータにより実行可能にするためのキーである。クリアキー907は、テンキー906を介してオペレータにより設定された置数等の各種パラメータを解除するためのキーである。リセットキー904は、オペレータにより処理対象のジョブに対して設定された各種設定をすべて無効にし、また、設定値をデフォルト状態に戻す指示をオペレータから受け付けるためのキーである。オペレータモードキー905は、オペレータごとのシステム設定画面に移行するためのキーである。
次に、中綴じせずに2つ折り処理のみを実施した冊子に対して断裁処理を実施した場合の印刷物について図9(a)及び図9(b)を参照して説明する。
図9(a)は、分割製本かつ断裁処理実施時の成果物の一例を示す図、図9(b)分冊製本かつ断裁処理実施時の印刷物の一例を示す図である。
図9(a)において、1001,1003は、はめ込み処理を行うことで冊子を完成させる場合の印刷物を示す。
1001は、入力されたジョブに対して後処理装置が処理可能な上限枚数もしくはオペレータ指定枚数に従って分割処理方法が決定され、面付け処理と印刷処理が実施された後、複数枚のシートを束にまとめて2つ折りされたものである。なお、本実施形態では、分冊処理するシート枚数を3枚としている。
図9(b)において、1101,1103は、出力された冊子をまとめることで冊子を完成させる分冊製本処理指定時の印刷物を示す。
1101は、入力されたジョブに対する分冊処理指定に従って面付け処理と印刷処理が実施された後、複数枚のシートを束にまとめて2つ折りされたものである。なお、本実施形態では、分冊処理するシート枚数を3枚としている。
さらに、断裁処理が指定されていた場合、指定された断裁量(図示例では1102に断裁位置を示す)に従って断裁処理が行われたた後、排紙される。オペレータは排紙された束をまとめることで冊子が完成する。完成した冊子の一例を1103に示すが、出力されたシート束をまとめて完成する分冊指定時は各束を同じ位置で断裁処理するため断裁面は一律となる。
次に、製本印刷指定時に中綴じ処理せずに断裁処理を実施する場合の印刷ジョブに対する印刷及び製本処理について説明する。
図10は、印刷システム75にて実行される印刷及び製本処理の基本的な流れを示すフローチャートである。
印刷システム75は、ネットワークI/F211を介してホストコンピュータ72等からジョブを受信する(ステップS1201)。
まず、PDL解析部304は、処理開始にあたりジョブの処理状況を管理するためのページ情報Nを初期化する(ステップS1202)。次に、PDL解析部304は、ページ単位で処理を行うため、ページ情報Nに1ページずつ加算する(ステップS1203)。
次に、PDL解析部304がジョブに含まれるPDLデータを解析し、データ描画部305がビットマップデータに展開する(ステップS1204)。そして、展開されたビットマップデータは、ページメモリ306に保存される(ステップS1205)。
次に、PDL解析部304は、処理が完了したページがジョブ中の最終ページか否か判定し(ステップS1206)、最終ページであると判定した場合は、ステップS1207に移行する。一方、最終ページではないと判定した場合は、ジョブ中の全ページの処理が完了するまでステップS1203〜ステップS1206の処理を繰り返す。
ステップS1207では、画像レイアウト処理が実行される。具体的には、ユーザが図17(a)〜図17(f)や図19(a)〜図19(c)に示す操作画面上で指定した印刷設定等に従って、ページの並び順変更、ページの合成処理、印刷位置の微調整などが実施される。画像レイアウト処理の詳細については後述する。
図17(a)〜図17(f)に示す2001,2002,2003,2004,2005,2006は、本実施形態における印刷システムの制御プログラムで表示される操作画面の一例である。
図19(a)〜図19(c)に示す2201,2202,2203は、ジョブを作成するホストコンピュータ72,73上で動作し、プリントジョブを作成するための操作画面の一例である。
図10に戻り、ステップS1207の画像レイアウト処理が完了した後、処理がなされた画像がページメモリ306に展開処理される(ステップS1208)。そして、ステップS1208で展開処理された画像がプリンタエンジン部202に送出され、印刷処理が実行される(ステップS1209)。印刷処理が完了した後、ステップS1210に移行する。
ステップS1210では、フィニッシング処理が実行される。具体的には、ステップS1209で印刷されたシートに対して、ユーザが図17(a)〜図17(f)や図19(a)〜図19(c)に示す操作画面上で指定した製本設定等に従って、折りまげ処理や断裁処理などの後処理が実施される。フィニッシング処理の詳細については後述する。
次に、ステップS1211では、ステップS1210で後処理が施されたシート束が排紙される。つづいて、ステップS1212では、印刷制御部360は、シート束数nを減算して、処理が必要な残りのシート束数を算出する。すべてのシート束の処理が完了したか判定し(ステップS1213)、すべてのシート束の処理が完了したと判定した場合には本処理を終了する。一方、すべてのシート束の処理が完了していないと判定した場合には、処理が完了するまでステップS1208〜ステップS1213の処理を繰り返す。
図11は、図10のステップS1207における画像レイアウト処理の詳細を示すフローチャートである。
印刷制御部360は、製本指定の有無を判定する(ステップS1301)。製本指定がされていないと判定した場合、印刷制御部360は、シート束数nを1とする(ステップS1312)。つづいて、印刷制御部360は、ページメモリ306からビットマップデータをジョブに含まれるページ順に読み出して(ステップS1313)、リターンする。
一方、ステップS1301で製本指定がされていると判定した場合、印刷制御部360は、綴じ指定の有無を判定する(ステップS1302)。綴じ指定がされていると判定した場合、印刷制御部360は、オペレータによる折り枚数の指定の有無と、折り枚数が指定されていたときの折り指定枚数を確認して(ステップS1303)、ステップS1305へ進む。
一方、ステップS1302で綴じ指定がされていないと判定した場合には中折り指定と判断して、ステップS1304へ進む。
ステップS1304では、印刷制御部360は、後処理装置の折り枚数の上限値とオペレータにより指定された折り指定枚数を確認して、ステップS1305へ進む。
ステップS1305では、印刷制御部360は、ジョブに含まれるページ数と製本に関する指定から、ジョブを印刷処理する際に必要とされる印刷枚数Mを算出する。そして、この印刷枚数Mと、ステップS1303又はステップS1304にて確認した折り指定枚数とを比較する。
印刷枚数Mを求める演算式の一例を示す。
M=ceil(N/(2×片両指定))
N:ジョブに含まれるページ数
片面指定の場合:片両指定=2
両面指定の場合:片両指定=4
ceil関数:小数点を切り上げ、整数にする関数
ステップS1305の判定の結果、印刷枚数Mが折り指定枚数以下の場合、ステップS1307へ進み、印刷制御部360は、ジョブのシート束数nを1とする。
一方、ステップS1305で印刷枚数Mが折り指定枚数より多いと判定した場合、ステップS1306へ進み、印刷制御部360は、ジョブのシート束数nを算出する。具体的には、ジョブに含まれるページ数Nと片面/両面印刷指定の有無、ステップS1303又はステップS1304にて確認した折り指定枚数からシート束数nを算出する。ステップS1306は、シート束数算出手段の一例である。
ジョブ処理が完了するまでに作成されるシート束数nを求める演算式の一例を示す。
n=ceil(M/折り指定枚数)
次に、ステップS1308では、印刷制御部360は分冊方法の指定を確認する。
ステップS1309では、印刷制御部360は、ステップS1308の確認結果から、ジョブに含まれるページ数とジョブを分割するシート束数n、設定された分冊方法に基づいて、ページレイアウトを決定する。ステップS1309は、ページレイアウト決定手段の一例である。
次に、印刷制御部360は、ステップS1309で決定したレイアウトに基づいて、ページメモリ306からビットマップデータ(展開済み画像)を順に読み出す(ステップS1310)。つづいて、印刷制御部360は、クリープ補正指定がある場合は当該クリープ補正指定に従ってビットマップデータの画像シフト量を決定し(ステップS1311)、リターンする。このクリープ補正指定については、クリープ補正機能を含めた形で後述する。
図12は、図10のステップS1210におけるフィニッシング処理の詳細を示すフローチャートである。
印刷制御部360は、綴じ指定の有無を判定する(ステップS1401)。綴じ指定がされていると判定した場合、印刷制御部360は、シート束の中央をステイプル処理する中綴じ処理(ステップS1402)と折り処理(ステップS1403)を実施する。一方、綴じ指定がされていない場合には、ステップS1405へ進む。
ステップS1404では、印刷制御部360は、断裁処理が指定されているか判定し、断裁処理が指定されていた場合は、ステップS1409へ進む。そうでない場合は、リターンする。ステップS1401やステップS1404,S1406,S1407は、製本指定判定手段の一例である。
ステップS1409では、図17(f)に示す操作画面2006や図19(a)に示す操作画面2201、図19(b)に示す操作画面2202上でユーザにより指定された断裁量に従って断裁処理が実施され、リターンする。
ステップS1405では、シート束に対して折り処理が実施される。次に、印刷制御部360は、断裁処理が指定されているか判定し(ステップS1406)、断裁処理が指定されていない場合にはリターンする。一方、断裁処理が指定されている場合は、ステップS1407へ進む。
ステップS1407では、印刷制御部360は、分冊処理が指定されているか判定する。指定されている分冊の種類が分冊製本である場合は、ステップS1409へ進む。一方、指定されている分冊の種類が分割製本である場合は、ステップS1408へ進む。ステップS1407は、分割製本判定手段の一例である。
ステップS1408では、断裁量補正処理が実行される。断裁量補正処理の詳細については後述する。ステップS1408は、断裁量調整量算出手段の一例である。断裁量補正処理が実施された後に、当該処理にて再調整された断裁量で断裁処理が実施される(ステップS1409)。
図13Aは、図12のステップS1408における断裁量調整処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、画像の印刷位置を補正するためのクリープ補正(画像位置補正)機能について説明する。
製本印刷処理後に作成される冊子は、複数のシートをまとめて折り込まれているため、冊子の一番外側になるシートに印刷された画像の位置と、一番内側になるシートに印刷された画像の位置がずれてしまう。これは、シートの厚みや後処理装置の折り機能の精度によって誤差が生じるためである。画像形成装置では、完成した冊子の仕上がり精度を向上するため、ページをめくった際に各ページの印字位置が同じになるような調整処理が可能となっている。この機能をクリープ補正機能と呼ぶ。クリープ補正機能には、シートの一枚ごとに画像の印刷位置を微調整する機能と、製本処理後の冊子を構成する一番外側のシートと一番内側のシートに印刷する画像の印字位置の差分を指定し、画像形成装置が自動で調整する機能がある。
図13Aにおいて、印刷制御部360は、クリープ補正指定の有無を判定する(ステップS1501)。クリープ補正指定がされていないと判定した場合は、図13BのステップS1601へ進む。なお、図13Bに示す処理については第2の実施形態にて説明する。一方、ステップS1501でクリープ補正指定がされていると判定した場合は、ステップS1502へ進む。
ステップS1502では、印刷制御部360は、クリープ補正指定の種類を判定する。クリープ補正指定の種類は、例えば、図17(d)に示す操作画面2004および図17(e)に示す操作画面2005上で指定することが可能である。ステップS1502でページごとのクリープ補正量が指定されていると判定した場合、ステップS1503へ進む一方、ジョブ全体のクリープ補正量が指定されていると判定した場合は、ステップS1508へ進む。
ステップS1503では、印刷制御部360は、シート束が1束目の処理か否かを判定する(ステップS1503)。1束目を処理すると判定した場合、印刷制御部360は、ジョブ全体の印刷枚数Mを確認する(ステップS1504)。つづいて、印刷制御部360は、印刷に必要なシート枚数からシートずれ補正値Tを計算したうえで1束目の断裁量Dnを算出する(ステップS1505)。
1束目の断裁量Dnを求める演算式の一例を示す。
Dn=M×クリープ補正量
M:ジョブを印刷処理するのに必要なシート枚数
ステップS1503で1束目以外の処理であると判断した場合、印刷制御部360は、n−1束目の断裁量に、n束目のシート束を処理した際に計算しておいたn束目の断裁量調整量Cnを減算し、断裁量Dnを算出する(ステップS1506)。ステップS1506は、断裁量算出手段の一例である。
1束目以外のn束目の断裁量Dnを求める演算式の一例を示す。
Dn=D(n+1)−Cn
ステップS1507では、印刷制御部360は、次のシート束(n−1束目)の断裁量調整量Cnを算出する。ステップS1507は、断裁量算出手段の一例である。
n−1束目の断裁量調整量を求める演算式の一例を示す。
C(n−1)=n束目のシート束の印刷枚数×クリープ補正量H
ステップS1508では、印刷制御部360は、ジョブ全体の印刷処理に必要なシートの印刷枚数Mを確認する。次に、印刷制御部360は、印刷枚数Mと指定されたクリープ補正量から、シートごとのクリープ補正量Hを算出する(ステップS1509)。
シートごとのクリープ補正量Hを求める演算式の一例を示す。
H=オペレータ指定のクリープ補正量/M
次に、印刷制御部360は、シート束の1束目の処理か否かを判定する(ステップS1510)。1束目を処理すると判定した場合、ステップS1511へ進む。一方、ステップS1510で1束目以外の処理であると判定した場合、ステップS1512へ進む。
ステップS1511では、印刷制御部360は、印刷に必要な印刷枚数Mと指定されたクリープ補正量を元に、ステップS1509にて求めたクリープ補正量Hから1束目の断裁量Dnを算出する。
1束目の断裁量Dnを求める演算式の一例を示す。
Dn=M×クリープ補正量H
M:ジョブを印刷処理するのに必要なシート枚数
ステップS1512では、印刷制御部360は、n−1束目の断裁量に、n束目のシート束を処理した際に計算しておいたn束目の断裁量調整量Cnを減算し、断裁量Dnを算出する。ステップS1512は、断裁量算出手段の一例である。
1束目以外のn束目の断裁量Dnを求める演算式の一例を示す。
Dn=D(n+1)−Cn
ステップS1513では、印刷制御部360は、次のシート束(n−1束目)の断裁量調整量Cnを算出する。ステップS1513は、断裁量算出手段の一例である。
n−1束目の断裁量調整量を求める演算式の一例を示す。
C(n−1)=n束目のシート束の印刷枚数×クリープ補正量H
以上のように断裁量の調整処理が実施された後、図12のフィニッシング処理に戻り、ステップS1409にて断裁処理を実施することで冊子が完成する。分割製本時の成果物の一例を図18に示す。
図18において、2101は、入力されたジョブに対して後処理装置が処理可能な上限枚数もしくはオペレータ指定枚数に従って分割処理方法が決定され、面付け処理と印刷処理が実施された後、複数枚のシートを束にまとめて2つ折りされたものである。
さらに、断裁調整処理が実行された後の断裁量(図示例では2102に断裁位置を示す)に従って断裁処理が行われた後、排紙された束をオペレータがはめ込むことで冊子が完成する。完成した冊子の一例を2103に示す。
本実施形態によれば、分冊方法とクリープ補正量を元にシート束ごとの断裁量を調整することが可能となる。これにより、オペレータは、ジョブの分割位置やページごとのレイアウト処理を意識することなく、シート束ごとの断裁値調整処理を実施することが可能となる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、図13AのステップS1501でクリープ補正が指定されていないと判定された場合の処理について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
図13Bは、本発明の第2の実施形態における断裁量調整処理の流れを示すフローチャートである。
印刷制御部360は、ジョブを印刷処理する際に必要となるシートの種類を判定する(ステップS1601)。ジョブを印刷処理する際に必要となるシートがすべて同じ種類に指定されていると判断した場合、ステップS1602に進む一方、複数の種類が指定されていると判断した場合はステップS1608へ進む。ステップS1601は、シート種類判定手段の一例である。
ステップS1602では、印刷制御部360は、印刷処理に使用されるシートの種類と坪量に基づいて、シートの種類に対応するシートずれ補正値Tを読み出す(ステップS1602)。シートずれ補正値Tは、予めHDD208等に保存されている。ステップS1602は、シートずれ補正値読出手段の一例である。
次に、印刷制御部360は、シート束の1束目の処理か否かを判定する(ステップS1603)。1束目を処理すると判定した場合、印刷制御部360は、ジョブ全体の印刷枚数Mを確認する(ステップS1604)。つづいて、印刷制御部360は、印刷に必要なシート枚数からシートずれ補正値Tを計算したうえで1束目の断裁量Dnを算出する(ステップS1605)。
1束目の断裁量Dnを求める演算式の一例を示す。
Dn=M×シート種類に応じたシートずれ補正値T
M:ジョブを印刷処理するのに必要なシート枚数
ステップS1603で1束目以外の処理であると判定した場合、印刷制御部360は、n−1束目の断裁量に、n束目のシート束を処理した際に計算しておいたn束目の断裁量調整量Cnを減算し、断裁量Dnを算出する(ステップS1605)。
1束目以外のn束目の断裁量Dnを求める演算式の一例を示す。
Dn=D(n+1)−Cn
ステップS1607では、印刷制御部360は、次のシート束(n−1束目)の断裁量調整量Cnを算出する。
n−1束目の断裁量調整量を求める演算式の一例を示す。
C(n−1)=n束目のシート束の印刷枚数×シート種類に応じたシートずれ補正値T
ステップS1608では、印刷制御部360は、ジョブ全体で使用されるシートの種類と印刷枚数Mを確認する。次に、印刷制御部360は、印刷処理に使用されるシート種類と坪量を元に、シートごとのシートずれ補正値Ta〜Tzを確認する(ステップS1609)。シートごとのシートずれ補正値Ta〜Tzは、予めHDD208等に保存されている。ステップS1609は、シートずれ補正値読出手段の一例である。
次に、印刷制御部360は、シート束の1束目の処理か否かを判定する(ステップS1610)。1束目を処理すると判定した場合、ステップS1611へ進む。一方、ステップS1610で1束目以外の処理であると判定した場合、ステップS1612へ進む。
ステップS1611では、印刷制御部360は、印刷処理に使用されるすべてのシートの種類と印刷枚数Mから1束目の断裁量Dnを算出する。
1束目の断裁量Dnを求める演算式の一例を示す。
Dn=ジョブを構成するシートAの枚数×シートずれ補正値Ta+ジョブを構成するシートBの枚数×シートずれ補正値Tb+…+ジョブを構成するシートZの枚数×シートずれ補正値Tz
Ta,Tb,・・・,Tz:シートの種類と坪量を元に算出したシートごとのシートずれ補正値
ステップS1612では、印刷制御部360は、n−1束目の断裁量に、n束目のシート束を処理した際に計算しておいたn束目の断裁量調整量Cnを減算し、断裁量Dnを算出する。
1束目以外のn束目の断裁量Dnを求める演算式の一例を示す。
Dn=D(n+1)−Cn
ステップS1613では、印刷制御部360は、次のシート束(n−1束目)の断裁量調整量Cnを算出する。
n−1束目の断裁量調整量を求める演算式の一例を示す。
C(n−1)=n束目を構成するシートAの枚数×シートずれ補正値Ta+束を構成するシートBの枚数×シートずれ補正値Tb+…+束を構成するシートZの枚数×シートずれ補正値Tz
以上のように断裁量の調整処理が実施された後、図12のフィニッシング処理に戻り、ステップS1409にて断裁処理を実施することで冊子が完成する。
本実施形態によれば、分冊方法と印刷に用いるシート種類とシートの坪量を元に断裁量調整量を算出し、シート束ごとの断裁量を調整することが可能となる。これにより、オペレータは、ジョブの分割位置やページごとのレイアウト処理を意識することなく、シート束ごとの断裁値調整処理を実施することが可能となる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、上記第1及び第2の実施形態で説明した印刷システムにおいて、後処理装置の能力を超える断裁量が指定された場合の処理について図14を用いて説明する。さらに、断裁量が画像を印刷しない領域である余白値を超えた場合の処理について図15を用いて説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
図14は、本発明の第3の実施形態における、後処理装置の能力を超える断裁量が指定された場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図14において、ステップS1701は、図13AのステップS1505,S1511、図13BのステップS1605,S1611に示す1束目の断裁量Dnを算出する処理である。いずれかのステップの後に以下の処理が行われる。
ステップS1702では、印刷制御部360は、ステップS1701で算出された断裁量Dnが、後処理装置(トリマ)の断裁能力の上限値より大きいか否かを判定する。ステップS1702は、断裁上限判定手段の一例である。断裁量Dnが上限値を超えていないと判定した場合は、図13AのステップS1507,S1513または図13BのステップS1607,S1613に戻る。一方、断裁量Dnが上限値を超えていると判定した場合は、タッチパネル部801に断裁量が上限値を超える旨のメッセージと必要な断裁量を表示する警告画面(不図示)が表示される(ステップS1703)。ステップS1703は、警告表示手段の一例である。
さらに、タッチパネル部801には、ジョブの処理を継続するか否かを選択するように促す画面(不図示)が表示され(ステップS1704)、オペレータが選択するのを待つ(ステップS1705)。オペレータがジョブキャンセルを選択した場合、印刷制御部360は、印刷処理を中断してジョブキャンセル処理を実行する(ステップS1706)。一方、オペレータが警告を無視して処理の継続を選択した場合、印刷制御部360は、断裁処理を実施しないように断裁量Dnに0をセットする(ステップS1707)。その後、元の処理すなわち図13AのステップS1507,S1513、図13BのステップS1607,S1613のいずれかに戻る。
図15は、本発明の第3の実施形態における、算出された断裁量が画像を印刷しない領域である余白値を超えた場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図15において、ステップS1801は、図13AのステップS1505,S1511、図13BのステップS1605,S1611に示す1束目の断裁量Dnを算出する処理である。いずれかのステップの後に以下の処理が行われる。
ステップS1802では、印刷制御部360は、ステップS1801で算出された断裁量Dnが、画像を印刷処理する際に算出される余白値より大きいか否かを判定する。ステップS1802は、余白判定手段の一例である。断裁量Dnが上限値を超えていないと判定した場合は、図13AのステップS1507,S1513または図13BのステップS1607,S1613に戻る。一方、断裁量Dnが余白値を超え、画像が印刷された領域を断裁してしまう可能性があると判断された場合、ステップS1803へ進む。
ステップS1803では、タッチパネル部801に余白値以上の断裁量が指定されているため印刷指定された画像がカットされてしまう可能性がある旨のメッセージと必要な断裁量を表示する警告画面(不図示)が表示される。ステップS1803は、警告表示手段の一例である。
さらに、タッチパネル部801には、ジョブの処理を継続するか否かを選択するように促す画面(不図示)が表示され(ステップS1804)、オペレータが選択するのを待つ(ステップS1805)。オペレータがジョブキャンセルを選択した場合、印刷制御部360は、印刷処理を中断してジョブキャンセル処理を実行する(ステップS1706)。
一方、オペレータが警告を無視して処理の継続を選択した場合、印刷制御部360は、断裁処理を実施しないように断裁量Dnに0をセットする(ステップS1807)。さらに一方、余白値を超えて画像領域を断裁しないように再調整する処理が選択された場合、印刷制御部360は、断裁量が余白値を超えないよう断裁量調整量を再調整する。その後、元の処理すなわち図13AのステップS1507,S1513、図13BのステップS1617,S1613のいずれかに戻る。
本実施形態によれば、後処理装置の能力を超える断裁量が指定されたり、余白値を超えて断裁量が指定された場合には断裁処理を実施しないように制御することで冊子作成に関する失敗コストを低減することが可能となる。また、オペレータは断裁処理を実施せずにクリープ補正のみを実施した印刷物を得ることも可能となるため、必要に応じてより高機能な断裁処理機を用いて冊子の断裁処理のみを実施することも可能となる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、画像形成装置と後処理処理装置をネットワークあるいは専用線を介して接続するニアラインフィニッシャで形成された印刷システムの構成を用いた場合の処理について図16を用いて説明する。
図16は、ニアラインフィニッシャを操作する作業指示書の作成処理を示すフローチャートである。
図10のステップS1210に示すフィニッシング処理では、ニアラインフィニッシャを操作する作業指示書の作成処理を実施することも可能である。
図16において、印刷制御部360は、印刷システム75自体で作成可能な作業指示書のフォーマットの種類と、オペレータに対して作成すべき作業指示書のフォーマットの選択を促す画面をタッチパネル部801に表示する(ステップS1901)。
次に、印刷制御部360は、分割製本が指定されたか、分冊製本が指定されたか判定する(ステップS1902)。分割製本が指定されていると判定した場合は、ステップS1903へ進む一方、分冊製本が指定されていると判定した場合は、バインダ番号を付与することなく、ステップS1904へ進む。
ステップS1903では、印刷制御部360は、シート束ごとにバインダ番号を付与する。ステップS1903は、バインダ番号付与手段の一例である。
ステップS1904では、印刷制御部360は、ステップS1901で指示書のプリントが指定されているか否かを判定する。プリント指定されていると判定した場合は、ステップS1905へ進む一方、作業指示書を電子ファイルとして作成することが選択された場合は、ステップS1907へ進む。
ステップS1905では、印刷制御部360は、処理中のジョブのジョブ名称、ジョブID、シート束ごとの断裁量を記載した一覧を作成した後、ステップS1906へ進み、印刷処理を行う。
ステップS1907では、印刷制御部360は、ステップS1901で選択されたフォーマット(例えば、JDFやPrintTicketなど)に従い、ジョブ名称、ジョブID、シート束ごとに、算出した断裁量をファイル化する。次に、ステップS1907で作成された作業指示書は、予め指定された送付先(例えば、ニアラインフィニッシャ本体またはニアラインフィニッシャの操作を行うことができるよう設定されたホストコンピュータなど)に送付される(ステップS1908)。
本実施形態によれば、画像形成装置と直接接続されていないニアラインフィニッシャに対する指示書を作成することが可能となる。
上記第1〜第4の実施形態では、制御プログラムは、画像形成装置(または後処理装置)上で動作することとしたが、プリントサーバ71またはホストコンピュータ72,73上で動作するように構成することも可能である。
さらに、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
75 画像形成システム
181 出力ジョブ管理部
200 コントロールユニット
205 CPU
303 ジョブ管理部
304 PDL解析部
305 データ描画部
306 ページメモリ
360 印刷制御部

Claims (9)

  1. 画像形成装置と、製本処理機能を有する後処理装置とを備える印刷システムであって、
    前記画像形成装置は、
    入力されたジョブに対する製本指定を判定する製本指定判定手段と、
    前記製本指定判定手段により前記ジョブに綴じ指定がなく且つ断裁処理の指定があると判定された場合、分割製本か否かを判定する分割製本判定手段と、
    前記分割製本判定手段により分割製本と判定された場合は、画像の印刷位置を調整するための画像位置補正の指定に応じて断裁量調整量を算出する断裁量調整量算出手段と、
    オペレータ指定の断裁量から前記断裁量調整量算出手段により算出された断裁量調整量を減算して、前記後処理装置が実行する断裁処理の断裁量を算出する断裁量算出手段とを備え、
    前記後処理装置は、
    前記断裁量算出手段により算出された断裁量に従って断裁処理を実行する断裁手段を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記画像形成装置は、
    前記画像位置補正の指定がされていない場合に、印刷処理に用いられるシートの種類を判定するシート種類判定手段と、
    前記シート種類判定手段によって判定されたシートの種類に対応するシートずれ補正値を読み出すシートずれ補正値読出手段とをさらに備え、
    前記算出手段は、前記読み出されたシートずれ補正値に基づいて前記断裁量調整量を算出することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記ジョブに含まれるページ数、片面/両面印刷指定の有無、及び折り指定枚数からシート束数を算出するシート束数算出手段と、
    前記ジョブに含まれるページ数、前記算出されたシート束数、及び設定された分冊方法に基づいてページレイアウトを決定するページレイアウト決定手段とをさらに備えることを特徴とすることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
  4. 前記画像形成装置は、
    前記断裁量算出手段により算出された断裁量が前記後処理装置の断裁能力の上限値を超えるか否かを判定する断裁上限判定手段と、
    前記断裁上限判定手段により上限値を超えると判定された場合に警告画面を表示する警告表示手段と、
    前記表示された警告に応じてオペレータに処理を継続するか否かを選択させる選択手段と、
    前記選択手段によりオペレータがキャンセルを選択した場合には、処理中のジョブをキャンセルするキャンセル手段とをさらに備え、
    前記断裁量算出手段は、前記選択手段によりオペレータが前記警告を無視して処理の継続を選択した場合には、すべてのシート束に対する断裁量を0とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷システム。
  5. 前記画像形成装置は、
    前記断裁量算出手段により算出された断裁量が、印刷処理後の画像の余白値を超えるか否かを判定する余白判定手段と、
    前記余白判定手段により前記余白値を超えると判定された場合に警告画面を表示する警告表示手段と、
    前記表示された警告に応じてオペレータに処理を継続するか否かを選択させる選択手段と、
    前記選択手段によりオペレータがキャンセルを選択した場合には、処理中のジョブをキャンセルするキャンセル手段と、
    前記選択手段によりオペレータが前記余白値を超えて画像領域を断裁しないように再調整する処理を選択した場合には、前記断裁量が前記余白値を超えないように前記断裁量調整量を再調整する再調整手段とをさらに有し、
    前記断裁量算出手段は、前記選択手段によりオペレータが前記警告を無視して処理の継続を選択した場合には、すべてのシート束に対する断裁量を0とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷システム。
  6. 前記画像形成装置は、
    前記印刷システムに対する作業指示書のフォーマットの選択を受け付ける操作手段と、
    分割製本が指定された場合にシート束ごとにバインダ番号を付与するバインダ番号付与手段と、
    前記受け付けた作業指示書でプリントが指定されていた場合、前記シート束ごとの断裁量を含む情報を記載した一覧を作成した後に印刷処理を行う印刷手段と、
    前記受け付けた作業指示書でプリントが指定されていなかった場合、当該作業指示書のフォーマットに従い、前記シート束ごとの断裁量を含む情報をファイル化するファイル化手段と、
    前記作成された電子ファイルをネットワークを介して接続された後処理装置に送信する送信手段とを備え、
    前記後処理装置は、
    前記画像形成装置から受信した電子ファイルに記載されている断裁量に基づき、前記断裁手段が前記シート束を断裁処理することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷システム。
  7. 前記入力されたジョブには、
    前記画像形成装置が有する操作手段を介して入力されたジョブ、
    前記画像形成装置にネットワークを介して接続されたホストコンピュータ上で作成されたジョブ、
    前記画像形成装置にネットワークを介して接続され、前記画像形成装置に投入されるジョブを作成するプリントサーバ上で作成されたジョブが含まれることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷システム。
  8. 画像形成装置と、製本処理機能を有する後処理装置とを備える印刷システムの制御方法であって、
    前記画像形成装置に入力されたジョブに対する製本指定を判定する製本指定判定工程と、
    前記製本指定判定工程にて前記ジョブに綴じ指定がなく且つ断裁処理の指定があると判定された場合、分割製本か否かを判定する分割製本判定工程と、
    前記分割製本判定工程にて分割製本と判定された場合は、画像の印刷位置を調整するための画像位置補正の指定に応じて断裁量調整量を算出する断裁量調整量算出工程と、
    オペレータ指定の断裁量から前記断裁量調整量算出工程にて算出された断裁量調整量を減算して、前記後処理装置が実行する断裁処理の断裁量を算出する断裁量算出工程と、
    前記断裁量算出工程にて算出された断裁量に従って前記後処理装置により断裁処理を実行する断裁工程とを有することを特徴とする制御方法。
  9. 請求項8に記載の制御方法を画像形成装置または後処理装置に実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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