JP4859709B2 - 電圧制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に電圧制御回路に関し、詳しくはコンデンサの充放電により電圧を制御する電圧制御回路に関する。
オーディオアンプの起動又は停止時に発生してしまう不愉快な音(ポップ音又はボツ音等と呼ばれる音)を抑制する等の目的のために、アンプ入力部分等において、急激な電圧変化を避けて成る可く緩やかな電圧変化を実現することが必要になる場合がある。そのためには、コンデンサに対して充放電を行い、その際のコンデンサの端子電圧を直接に電圧源として利用したり、或いはその際のコンデンサの端子電圧を増幅器により増幅して電圧源として利用したりすることが多い。
図1は、コンデンサの充放電を利用した従来のポップ音抑制回路の構成の一例を示す図である。図1のポップ音抑制回路10は、アンプ11、スピーカ12、容量C1の容量素子13、容量C2の容量素子14、抵抗値R1の抵抗素子15、抵抗値R2の抵抗素子16、抵抗値R3の抵抗素子17、スイッチ18、スイッチ19、シグナルグランドSGを供給する定電圧源20、オーディオ信号源21、制御回路22、及び発振回路23を含む。
図2は、図1のポップ音抑制回路10の動作を示す信号波形図である。図2に波形が示される信号については、図1の回路中の何れの部分の信号であるかが図1中に信号名で示されている。以下に、図2を参照しながら図1のポップ音抑制回路10の動作について説明する。
制御回路22に発振回路23から供給されるクロック信号CKは、図2に示される期間において常時アクティブ、即ち、HIGHとLOWとを交互に繰り返している。図示の簡便さのために、図2では、クロック信号CKの欄の2本の直線によってこのアクティブ状態を表してある。
制御回路22が、タイミングt0において、アンプ11の起動信号PDAを有効にする。図2の例において起動信号PDAはHIGHで有効となり、起動信号PDAがHIGHである期間、アンプ11が動作する。この時制御回路22が生成するスイッチ制御信号S1はLOWであり、スイッチ18は定電圧源20の側に接続されている(図1に示されるスイッチの状態となっている)。またこの時制御回路22が生成するスイッチ制御信号S2はLOWであり、スイッチ19はグランド側に接続されている(図1に示されるスイッチの状態となっている)。
従ってタイミングt0において、電圧信号V1及びV2はゼロであり、容量素子14には電荷が蓄積されておらず、アンプ11の非反転入力(+)はグランド電位となる。またアンプ11の反転入力(−)は、オーディオ信号に対する基準電位であるシグナルグランド電位SGになっている。また更に、アンプ11の出力である電圧信号V3とスピーカ12の入力である電圧信号V4とは、両方ともにグランド電位となっている。ここで、シグナルグランド電位SGは通常電源電圧の2分の1程度である。
次にタイミングt1の時点で、制御回路22によりスイッチ19の制御信号S2をHIGHにして、スイッチ19を定電圧源20の電位SG側に接続する。これにより電圧信号V1がSGとなり、容量素子14への充電が開始され、電圧信号V2が徐々に上昇する。電圧信号V2は、タイミングt3の時点で最終的な電圧値SGに到達する。
ここで抵抗素子15の抵抗値R1と抵抗素子16の抵抗値R2とが等しいとすると、アンプ11の非反転入力に対する増幅率は2となる。従ってアンプ11の出力V3は、非反転入力V2がSGの2分の1になるタイミングt2まではグランド電位に等しいが、t2以降は緩やかに上昇し、V2と同様にタイミングt3の時点で最終的な電圧値SGに到達する。
ここで、
V2=SG[1−e−t/(R3・C2)
である。タイミングt2は、非反転入力V2がSGの2分の1になるタイミングであるから、t2−t1≒R3×C2×0.69となる。またタイミングt3は、非反転入力V2の電位がSGの99.9%となる時間であるとすれば、t3−t1≒R3×C2×6.9である。
スピーカ12の入力端子には、アンプ出力電圧V3が上昇している間、容量素子13に対する充電電流が流れる。これによりスピーカ12の入力端子部分の電圧V4は上昇するが、電位変化は図2に示されるように緩やかであり、スピーカ12の発生音は可聴帯域外となって不快な雑音として聴取されない。
このようにしてアンプ11の出力V3がSGに到達した後に、タイミングt4で制御回路22によりスイッチ制御信号S1をHIGHにする。これによりスイッチ18がオーディオ信号源21側に接続され、アンプ11の反転入力にオーディオ信号が供給されて、スピーカ12からオーディオ信号に応じた音が出力される。
回路の停止時は、タイミングt5の時点で制御回路22によりスイッチ制御信号S1をLOWにして、スイッチ18をオーディオ信号源21側から定電圧源20のシグナルグランドSG側に切り換える。次にタイミングt6の時点で制御回路22によりスイッチ制御信号S2をLOWにして、スイッチ19をシグナルグランドSG側からグランド側に切り換える。これにより電圧信号V1はグランドに設定され、電位V2は
V2=SG・e−t/(R3・C2)
となって、容量素子14に蓄積されている電荷がR3とC2とにより定まる時定数に従って放電される。タイミングt8の時点で電位V2はグランド電位に到達する。図2に示されるタイミングt7は、アンプ11の非反転入力である電位V2がSGの2分の1になるタイミングである。上記と同様にt7−t6≒R3×C2×0.69、t8−t6≒R3×C2×6.9となる。
スピーカ12の入力端子には、起動時とは逆に容量素子13に対する放電電流が流れる。これによりスピーカ12の入力端子部分の電圧V4は下降するが、電位変化は図2に示されるように緩やかであり、スピーカ12の発生音は可聴帯域外となって不快な雑音として聴取されない。その後、タイミングt9の時点で制御回路22により駆動信号PDAを無効にして、アンプ11の動作を停止する。
上記動作においては、抵抗素子17の抵抗値R3と容量素子14の容量値C2の偏差により、時定数がばらつくことが考えられる。このようにバラツキにより時定数が最大になった場合でも正しく回路が動作するように、タイミングt4がt3より必ず遅くなり、且つタイミングt9がt7よりも必ず遅くなるように、制御回路22による制御動作を設計しなければならない。
図2より明らかなように、起動・停止ともR3及びC2により定まる時定数により動作する場合、アンプ11の起動時間(t3−t2)に比べて停止時間(t7−t6)は短くなっている。停止時間を100msとし、t4−t3=t3−t1、t9−t8=t8−t6として、アンプ起動時間、アンプ停止時間、起動制御時間、停止制御時間を計算すると以下のようになる。
アンプ起動時間(t3−t2)=897ms
アンプ停止時間(t7−t6)=100ms
起動制御時間(t4−t1)=1993ms
停止制御時間(t9−t6)=1993ms
このように抵抗とコンデンサとによる充放電制御を用いた場合、コンデンサの充放電が完了するまでに長い時間がかかるため、実際に必要なアンプ起動時間・停止時間に対して全体の起動・停止制御時間が極めて長くなってしまう。その結果、装置の起動・停止が遅くなるとともに、消費電力が大きくなるという問題がある。
特開昭53−87156号公報 特開2004−15154号公報
以上を鑑みて、本発明は、アンプ等の制御対象回路を迅速に起動・停止させることが可能な容量素子の電圧制御回路を提供することを目的とする。
電圧制御回路は、制御対象回路の入力端子に第1端が接続され所定の固定電位に第2端が接続される容量素子と、前記容量素子の前記第1端に接続される定電流源と、前記定電流源を介して前記容量素子を充電又は放電させ、前記充電又は放電の開始タイミングから前記容量素子の前記第1端の電圧が第1の定電圧に到達するタイミングまでの第1の時間間隔を測定し、前記第1の時間間隔に基づいて前記第1端の電圧が前記第1の所定電圧よりも高い第2の所定電圧に到達すると判断される前記開始タイミングからの第2の時間間隔を決定し、前記開始タイミングから前記第2の時間間隔後に前記制御対象回路の入力状態又は動作状態を変化させる制御回路を含むことを特徴とする。
本発明の少なくとも一つの実施例によれば、定電流源を介して容量素子を充電又は放電させ、充電又は放電の開始タイミングから容量素子の電圧が所定の電圧に到達するタイミングまでの時間間隔を測定し、その時間間隔に基づいて充電又は放電が完了すると見込まれる完了タイミングを決定し、その完了タイミングで制御対象回路の入力状態又は動作状態を変化させる。抵抗素子を介しての容量素子の充放電の場合と異なり、定電流源を介しての充放電により容量素子の電圧変化が直線的な変化となるので、短時間で充放電を確実に終了させて制御動作を完了することが可能になる。また実際の電圧変化を測定して完了タイミングを決定しているので、正確に完了タイミングを決定して確実な制御動作を実現することができる。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図3は、本発明による電圧制御回路を適用したポップ音抑制回路の構成の一例を示す図である。図3のポップ音抑制回路30は、アンプ31、スピーカ32、容量C1の容量素子33、容量C2の容量素子34、抵抗値R1の抵抗素子35、抵抗値R2の抵抗素子36、コンパレータ37、スイッチ38、スイッチ39、シグナルグランドSGを供給する定電圧源40、オーディオ信号源41、制御回路42、発振回路43、定電流源44、定電流源45、抵抗値R4の抵抗素子46、及び抵抗値R5の抵抗素子47を含む。
図4は、図3のポップ音抑制回路30の動作を示す信号波形図である。図4に波形が示される信号については、図3の回路中の何れの部分の信号であるかが図3中に信号名で示されている。以下に、図4を参照しながら図3のポップ音抑制回路30の動作について説明する。
制御回路42に発振回路43から供給されるクロック信号CKは、図4に斜線で示される期間においてアクティブ、即ち、HIGHとLOWとを交互に繰り返している。図4のスケールではクロック信号CKの変化が図示するには細かくなりすぎるので、クロック信号CKの欄の斜線部によってこのアクティブ状態を表してある。
制御回路42が、タイミングt0において、アンプ31の起動信号PDAを有効にする。図4の例において起動信号PDAはHIGHで有効となり、起動信号PDAがHIGHである期間、アンプ31が動作する。制御回路42は更に、タイミングt0において、コンパレータ37の起動信号PDCを有効にする。図4の例において起動信号PDCはHIGHで有効となり、起動信号PDCがHIGHである期間、コンパレータ37が動作する。制御回路42は更に、タイミングt0において、発振回路43の起動信号STC(図3)を有効にする。起動信号STCが有効である期間、図4に示されるように、クロック信号CKが生成される(アクティブ状態となる)。
この時制御回路42が生成するスイッチ制御信号S1はLOWであり、スイッチ38は定電圧源40の側に接続されている(図3に示されるスイッチの状態となっている)。またこの時制御回路42が生成するスイッチ制御信号S2はLOWであり、スイッチ39はグランド側(定電流源45側)に接続されている(図3に示されるスイッチの状態となっている)。
従ってタイミングt0において、電圧信号V2はゼロであり、容量素子34には電荷が蓄積されておらず、アンプ31の非反転入力(+)はグランド電位となる。またアンプ31の反転入力(−)は、オーディオ信号に対する基準電位であるシグナルグランド電位SGになっている。また更に、アンプ31の出力である電圧信号V3とスピーカ32の入力である電圧信号V4とは、両方ともにグランド電位となっている。ここで、シグナルグランド電位SGは通常電源電圧の2分の1程度である。
次にタイミングt1の時点で、制御回路42によりスイッチ39の制御信号S2をHIGHにして、スイッチ39を定電圧源40の電位SG側(定電流源44側)に接続する。これにより電圧信号V2がSGとなり、容量素子34への充電が開始され、電圧信号V2が徐々に上昇する。電圧信号V2は、タイミングt3の時点で最終的な電圧値SGに到達する。
ここで抵抗素子35の抵抗値R1と抵抗素子36の抵抗値R2とが等しいとすると、アンプ31の非反転入力に対する増幅率は2となる。従ってアンプ31の出力V3は、非反転入力V2がSGの2分の1になるタイミングt2まではグランド電位に等しいが、t2以降は緩やかに上昇し、V2と同様にタイミングt3の時点で最終的な電圧値SGに到達する。
スピーカ32の入力端子には、アンプ出力電圧V3が上昇している間、容量素子33に対する充電電流が流れる。これによりスピーカ32の入力端子部分の電圧V4は上昇するが、電位変化は図4に示されるように緩やかであり、スピーカ32の発生音は可聴帯域外となって不快な雑音として聴取されない。
ここでアンプ31の非反転入力V2は、定電流源44の電流量をIcとすれば、
V2=Ic×t/C2
であり、t3まで時間とともに直線的に上昇する。
抵抗素子46の抵抗値R4と抵抗素子47の抵抗値R5とが等しいとすると、コンパレータ37の負入力である基準電圧はSGの2分の1となる。従って、コンパレータ37の正入力の電圧V2がSGの2分の1になるタイミングt2で、コンパレータ37の出力MがLOWレベルからHIGHレベルに反転する。この出力Mの変化に応答して、制御回路42が内蔵カウンタのカウント値に応じた値を内蔵レジスタに記憶する。これにより出力Mが変化した時点でのカウント値に応じた値がレジスタに記憶されることになる。ここでカウンタは、タイミングt1から計数動作を開始し、発振回路43のクロック信号CKのパルス数を計数している。制御回路42の構成については後ほど説明する。
定電流源44が理想的であり電位V2がSGになるまで一定電流で動作すれば、カウント値が出力M変化時のカウント値の2倍になるタイミングt3で容量素子34の充電が終了してV2=SGとなる。しかしカレントミラー回路等のトランジスタを定電流源として用いた場合には、ドレイン・ソース間の電圧が小さくなるとドレイン電流が少なくなるので、タイミングt3ではV2がSGに到達しないことになる。そこで余裕を見て、カウント値が出力M変化時のカウント値の例えば3倍になるタイミングt4で充電が終了していると判断し、タイミングt4で制御回路42によりスイッチ制御信号S1をHIGHにする。これによりスイッチ38がオーディオ信号源41側に接続され、アンプ31の反転入力にオーディオ信号が供給されて、スピーカ32からオーディオ信号に応じた音が出力される。また同一のタイミングt4で、制御回路22によりコンパレータ37と発振回路43とを動作停止させる。これにより消費電流の低減を図ることができる。
このようにしてアンプ(制御対象回路)の入力端子に接続された容量素子を定電流源により充電させ、充電の開始タイミングから容量素子の端子電圧が所定の電圧に到達するタイミングまでの第1の時間間隔を測定し、その開始タイミングから第1の時間間隔に応じた第2の時間間隔後にアンプ(制御対象回路)の入力状態を変化させる。即ち、開始タイミングt1からt2までの第1の時間間隔を測定し、開始タイミングt1から第1の時間間隔に応じた第2の時間間隔(t4−t1=3×(t2−t1))後に、アンプ31の反転入力をスイッチ38により切替える。
回路の停止時は、タイミングt5の時点で制御回路42によりスイッチ制御信号S1をLOWにして、スイッチ38をオーディオ信号源41側から定電圧源40のシグナルグランドSG側に切り換える。また制御回路42は更に、タイミングt5において、コンパレータ37の起動信号PDCを有効にする。図4の例において起動信号PDCはHIGHで有効となり、起動信号PDCがHIGHである期間、コンパレータ37が動作する。制御回路42は更に、タイミングt5において、発振回路43の起動信号STC(図3)を有効にする。起動信号STCが有効である期間、図4に示されるように、クロック信号CKが生成される(アクティブ状態となる)。
次にタイミングt6の時点で制御回路42によりスイッチ制御信号S2をLOWにして、スイッチ39をシグナルグランドSG側(定電流源44側)からグランド側(定電流源45側)に切り換える。ここでアンプ31の非反転入力V2は、定電流源45の電流量をIcとすれば、
V2=SG−Ic×t/C2
であり、t8まで時間とともに直線的に下降する。タイミングt8の時点で電位V2はグランド電位に到達する。
スピーカ32の入力端子には、起動時とは逆に容量素子33に対する放電電流が流れる。これによりスピーカ32の入力端子部分の電圧V4は下降するが、電位変化は図4に示されるように緩やかであり、スピーカ32の発生音は可聴帯域外となって不快な雑音として聴取されない。
この例では抵抗素子46の抵抗値R4と抵抗素子47の抵抗値R5とが等しいので、コンパレータ37の負入力である基準電圧はSGの2分の1となる。従って、コンパレータ37の正入力の電圧V2がSGの2分の1になるタイミングt7で、コンパレータ37の出力MがHIGHレベルからLOWレベルに反転する。この出力Mの変化に応答して、制御回路42が内蔵カウンタのカウント値に応じた値を内蔵レジスタに記憶する。これにより出力Mが変化した時点でのカウント値に応じた値がレジスタに記憶されることになる。ここでカウンタは、タイミングt6から計数動作を開始し、発振回路43のクロック信号CKのパルス数を計数している。
定電流源45が理想的であり電位V2がグランド電位になるまで一定電流で動作すれば、カウント値が出力M変化時のカウント値の2倍になるタイミングt8で容量素子34の放電が終了してV2=0となる。しかしカレントミラー回路等のトランジスタを定電流源として用いた場合には、ドレイン・ソース間の電圧が小さくなるとドレイン電流が少なくなるので、タイミングt8ではV2がグランド電位に到達しないことになる。そこで余裕を見て、カウント値が出力M変化時のカウント値の例えば3倍になるタイミングt9で放電が終了していると判断し、タイミングt9で制御回路42により駆動信号PDAを無効にして、アンプ31の動作を停止する。また同一のタイミングt9で、制御回路22によりコンパレータ37と発振回路43とを動作停止させる。
このようにしてアンプ(制御対象回路)の入力端子に接続された容量素子を定電流源により放電させ、放電の開始タイミングから容量素子の端子電圧が所定の電圧に到達するタイミングまでの第1の時間間隔を測定し、その開始タイミングから第1の時間間隔に応じた第2の時間間隔後にアンプ(制御対象回路)の動作状態を変化させる。即ち、開始タイミングt6からt7までの第1の時間間隔を測定し、開始タイミングt6から第1の時間間隔に応じた第2の時間間隔(t9−t6=3×(t7−t6))後に、アンプ31の動作を駆動信号PDAの無効化により停止させる。
従来の例では充電又は放電時の容量素子の電圧は指数曲線となるので、図2に示すように、
t2−t1<t3−t2,t7−t6<t8−t7
となる。それに対して、本発明では充電又は放電時の容量素子の電圧は直線となるので、図4に示すように、
t2−t1=t3−t2,t7−t6=t8−t7
となる。一例として、t2−t1=t3−t2=t4−t3、t7−t6=t8−t7=t9−t8となるように設定し、アンプ起動時間とアンプ停止時間とを図2の従来例の場合と同じ100msとした場合の動作時間を、以下に示す。
アンプ起動時間(t3−t2)=100ms
アンプ停止時間(t7−t6)=100ms
起動制御時間(t4−t1)=300ms
停止制御時間(t9−t6)=300ms
上記の数値から明らかなように、従来例と比較して、実際に必要なアンプ起動時間・停止時間と全体の起動・停止制御時間との比率が小さくなっている。その結果、装置の起動・停止を早めることができるとともに、消費電力を削減できるという効果がある。
図5は、本発明による充電制御の処理の流れを示すフローチャートである。充電制御の開始からタイミングt0(図4参照)までの動作はステートS0(ステートマシンである制御回路42のステート)として示されている。このステートS0において、起動開始指示信号CHがオンであるか否かを判定する。判定結果がN(No)である場合には、ステートS0に留まる。判定結果がY(Yes)になると、次のステートS1に移る。
タイミングt0からタイミングt1(図4参照)までの動作は纏めてステートS1として示されている。このステートS1において、発振回路(OSC)43を駆動開始し、アンプ31の起動信号PDAを有効にし、コンパレータ37の起動信号PDCを有効にする。
タイミングt1からタイミングt2(図4参照)までの動作は纏めてステートS2として示されている。このステートS2において、スイッチ制御信号S2をHIGHにして充電開始し、制御回路22のカウンタの計数動作を開始し、コンパレータ37の出力Mが1(HIGH)となったか否かを判定する。判定結果がN(No)である場合には、判定動作を繰り返す。判定結果がY(Yes)になると、次のステートS3に移る。
タイミングt2からタイミングt4(図4参照)までの動作は纏めてステートS3として示されている。このステートS3において、カウンタのカウント値CNTの3倍の値をレジスタに格納する。更に、カウント値CNTがレジスタ格納値Rより大きくなったか否かを判定する。判定結果がN(No)である場合には、判定動作を繰り返す。判定結果がY(Yes)になると、次のステートS4に移る。
タイミングt4から終了(ステートS5)までの動作は纏めてステートS4として示されている。このステートS4において、コンパレータ37の起動信号PDCを無効にし、スイッチ制御信号S1をHIGHにしてアンプを起動処理後の本来の動作状態とし、発振回路(OSC)43を駆動停止する。以上で、充電制御を終了する。
図6は、本発明による放電制御の処理の流れを示すフローチャートである。放電制御の開始からタイミングt5(図4参照)までの動作はステートS5として示されている。このステートS5において、動作停止指示信号DISがオンであるか否かを判定する。判定結果がN(No)である場合には、ステートS5に留まる。判定結果がY(Yes)になると、次のステートS6に移る。
タイミングt5からタイミングt6(図4参照)までの動作は纏めてステートS6として示されている。このステートS6において、発振回路(OSC)43を駆動開始し、スイッチ制御信号S1をLOWにしてアンプを本来の動作対象の信号源から切り離し、コンパレータ37の起動信号PDCを有効にし、スイッチ制御信号S2をLOWにして放電開始する。
タイミングt6からタイミングt7(図4参照)までの動作は纏めてステートS7として示されている。このステートS7において、制御回路22のカウンタの計数動作を開始し、コンパレータ37の出力Mが0(LOW)となったか否かを判定する。判定結果がN(No)である場合には、判定動作を繰り返す。判定結果がY(Yes)になると、次のステートS8に移る。
タイミングt7からタイミングt9(図4参照)までの動作は纏めてステートS8として示されている。このステートS8において、カウンタのカウント値CNTの3倍の値をレジスタに格納する。更に、カウント値CNTがレジスタ格納値Rより大きくなったか否かを判定する。判定結果がN(No)である場合には、判定動作を繰り返す。判定結果がY(Yes)になると、次のステートS9に移る。
タイミングt9から終了(ステートS0)までの動作は纏めてステートS9として示されている。このステートS9において、アンプ31の起動信号PDAを無効にし、コンパレータ37の起動信号PDCを無効にし、発振回路(OSC)43を駆動停止する。以上で、放電制御を終了する。
図7は、制御回路42の構成の一例を示す図である。図7の制御回路42は、ステートマシン50、CPU51、カウンタ52、乗算器53、レジスタ54、及び比較器55を含む。ステートマシン50は、CPU51から起動開始指示信号CH及び動作停止指示信号DISを受け取る。ステートマシン50は、スイッチ制御信号S1及びS2、アンプ起動信号PDA、コンパレータ起動信号PDC、発振回路起動信号STC等の種々の制御信号を生成する。
ステートマシン50は、図4に示すt1又はt6のタイミングで、リセット信号RSTによりカウンタ52をリセットして計数動作を開始させる。カウンタ52は、クロック信号CKのパルスを計数する。カウンタ52のカウント値Qは、乗算器53にデータDとして入力される。乗算器53は、入力のカウント値を3倍して得られた値を出力Oとしてレジスタ54に供給する。ステートマシン50は、入力Mとして受け取るコンパレータ37の出力Mの変化に応答して、図4に示すt2又はt7のタイミングで、ストア信号STBによりレジスタ54に乗算器53の出力を格納させる。
比較器55は、カウンタ52の出力カウント値Qを入力Aとして受け取るとともに、レジスタ54の格納値Rを入力Bとして受け取る。比較器55は、カウント値Qとレジスタ格納値Rとを比較して、カウント値Qがレジスタ格納値Rよりも大きくなると、出力Oをアサートする。比較器55の出力は、ステートマシン50にJV入力として入力される。ステートマシン50は、JV入力のアサートに応答して、アンプ31の入力状態又は動作状態を変化させる。
上記のような構成により、制御回路42は、図5及び図6に示すように充放電動作を制御する。これにより、図3に示すポップ音抑制回路30は図4に示すような動作を行うことができる。
図8は、発振回路43の構成の一例を示す図である。図8に示す発振回路43は、シュミットインバータ61、抵抗素子62、及び容量素子63を含む。抵抗素子62によりシュミットインバータ61の出力を入力にフィードバックし、容量素子63により電圧変化を遅らせることで、発振回路を構成することができる。この構成では、シュミットインバータ61への電源電圧供給をオン・オフすることにより、発振回路43の駆動・停止を制御することができる。
図9は、発振回路43の構成の別の一例を示す図である。図9に示す発振回路43は、複数個(奇数個)のインバータ71、抵抗素子72、抵抗素子73、及び容量素子74を含む。複数個(奇数個)のインバータ71からなる反転遅延素子列の出力を、抵抗素子72及び73により入力側にフィードバックし、容量素子74により電圧変化を遅らせることで、発振回路を構成することができる。この構成では、インバータ71への電源電圧供給をオン・オフすることにより、発振回路43の駆動・停止を制御することができる。
図10は、発振回路43の構成の更に別の一例を示す図である。図10に示す発振回路43は、制御端子付きのシュミットインバータを利用した回路であり、PMOSトランジスタ81乃至83、NMOSトランジスタ84乃至87、容量素子88、抵抗素子89を含む。
PMOSトランジスタ81乃至83及びNMOSトランジスタ84乃至86が、シュミットインバータを構成する。図8の構成と同様に、抵抗素子89によりシュミットインバータの出力OUTを入力にフィードバックし、容量素子88により電圧変化を遅らせることで、発振回路を構成することができる。この構成では、制御信号CTLをHIGHとすることでNMOSトランジスタ87を導通させ、電源電圧VDをシュミットインバータに供給して発振動作を行わせる。逆に制御信号CTLをLOWとすると、NMOSトランジスタ87が非導通となり、電源電圧VDがシュミットインバータに供給されずに発振しない。
図11は、定電流源44及び定電流源45の回路構成の一例を示す図である。図11に示す定電流源は、PMOSトランジスタ91乃至93、NMOSトランジスタ94及び95、及び抵抗素子96を含む。定電圧源40はシグナルグランド電圧SGを供給するものであり、図3に示される回路要素である。
定電圧源40が生成する電圧SGとグランドとの間に、PMOSトランジスタ91と抵抗素子96とを直列に接続し、PMOSトランジスタ91と抵抗素子96との間の接続点をPMOSトランジスタ91のゲート電圧とする。抵抗素子96の抵抗値を適宜設定することで、所望の電流量をPMOSトランジスタ91に流すことができる。
PMOSトランジスタ91のゲートはPMOSトランジスタ92及び93のゲートと接続されている。これによりカレントミラー回路を構成し、PMOSトランジスタ91、PMOSトランジスタ92、及びPMOSトランジスタ93を流れるドレイン電流は全て等しくなる。PMOSトランジスタ93を流れるドレイン電流が、定電流源44(図3参照)の電流となる。
定電圧源40が生成する電圧SGとグランドとの間に、PMOSトランジスタ92とNMOSトランジスタ94とを直列に接続し、PMOSトランジスタ91とNMOSトランジスタ94との間の接続点をNMOSトランジスタ94のゲート電圧とする。これにより、NMOSトランジスタ94にはPMOSトランジスタ91に流れるドレイン電流と同量のドレイン電流が流れる。
NMOSトランジスタ94のゲートは、NMOSトランジスタ95のゲートに接続されている。これによりカレントミラー回路を構成し、NMOSトランジスタ94を流れるドレイン電流とNMOSトランジスタ95を流れるドレイン電流とは等しくなる。NMOSトランジスタ95を流れるドレイン電流が、定電流源45(図3参照)の電流となる。
図12は、定電流源44及び定電流源45の回路構成の別の一例を示す図である。図12に示す定電流源は、PMOSトランジスタ101乃至104、NMOSトランジスタ105乃至107、アンプ108、及び抵抗素子109を含む。定電圧源40はシグナルグランド電圧SGを供給するものであり、図3に示される回路要素である。
定電圧源40が生成する電圧SGをアンプ108の非反転入力とし、アンプの出力とグランドとの間に、PMOSトランジスタ101と抵抗素子109とを直列に接続する。PMOSトランジスタ101と抵抗素子109との間の接続点をPMOSトランジスタ101のゲート電圧とするとともに、アンプ108の反転入力とする。これにより、アンプ108の反転入力と非反転入力との差が無くなるようにフィードバック制御され、抵抗素子109の抵抗値を適宜設定することで、所望の電流量をPMOSトランジスタ101に流すことができる。
PMOSトランジスタ101のゲートはPMOSトランジスタ102のゲートと接続されている。これによりカレントミラー回路を構成し、PMOSトランジスタ101を流れるドレイン電流とPMOSトランジスタ102を流れるドレイン電流とは等しくなる。
アンプ108の出力とグランドとの間に、PMOSトランジスタ102とNMOSトランジスタ105とを直列に接続し、PMOSトランジスタ102とNMOSトランジスタ105との間の接続点をNMOSトランジスタ105のゲート電圧とする。これにより、NMOSトランジスタ105にはPMOSトランジスタ101に流れるドレイン電流と同量のドレイン電流が流れる。
NMOSトランジスタ105のゲートは、NMOSトランジスタ106及び107のゲートに接続されている。これによりカレントミラー回路を構成し、NMOSトランジスタ105、106、及び107を流れるドレイン電流は全て等しくなる。NMOSトランジスタ107を流れるドレイン電流が、定電流源45(図3参照)の電流となる。
定電圧源40が生成する電圧SGとグランドとの間に、PMOSトランジスタ103とNMOSトランジスタ106とを直列に接続し、PMOSトランジスタ103とNMOSトランジスタ106との間の接続点をPMOSトランジスタ103のゲート電圧とする。これにより、PMOSトランジスタ103にはPMOSトランジスタ101に流れるドレイン電流と同量のドレイン電流が流れる。
PMOSトランジスタ103のゲートはPMOSトランジスタ104のゲートと接続されている。これによりカレントミラー回路を構成し、PMOSトランジスタ103を流れるドレイン電流とPMOSトランジスタ104を流れるドレイン電流とは等しくなる。PMOSトランジスタ104を流れるドレイン電流が、定電流源44(図3参照)の電流となる。
図11に示す構成では、抵抗素子96に印加される電圧は、シグナルグランド電位SGからPMOSトランジスタ91の閾値電圧であるソース・ゲート間電圧を減じた値であり、製造プロセスの変動や温度変動の影響を受ける。それに対して図12に示す構成では、アンプ108のフィードバック制御により、シグナルグランド電位SGが抵抗109に印加されることになる。従って、製造プロセスの変動や温度変動の影響を受けることはない。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
上記実施例では、本発明による電圧制御回路をポップ音抑制回路に適用した例を示したが、本発明はこの例に限定されるものではない。例えば、ランプへの急激な電流流入を防ぎ、入力電流を徐々に定格電流にすることで、ランプ寿命を延ばす等の目的のためにも本発明を適用できる。
コンデンサの充放電を利用した従来のポップ音抑制回路の構成の一例を示す図である。 図1のポップ音抑制回路の動作を示す信号波形図である。 本発明による電圧制御回路を適用したポップ音抑制回路の構成の一例を示す図である。 図3のポップ音抑制回路の動作を示す信号波形図である。 本発明による充電制御の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明による放電制御の処理の流れを示すフローチャートである。 制御回路の構成の一例を示す図である。 発振回路の構成の一例を示す図である。 発振回路の構成の別の一例を示す図である。 発振回路の構成の更に別の一例を示す図である。 定電流源の回路構成の一例を示す図である。 定電流源の回路構成の別の一例を示す図である。
符号の説明
30 ポップ音抑制回路
31 アンプ
32 スピーカ
33 容量素子
34 容量素子
35 抵抗素子
36 抵抗素子
37 コンパレータ
38 スイッチ
39 スイッチ
40 定電圧源
41 オーディオ信号源
42 制御回路
43 発振回路
44 定電流源
45 定電流源
46 抵抗素子
47 抵抗素子

Claims (9)

  1. 制御対象回路の入力端子に第1端が接続され所定の固定電位に第2端が接続される容量素子と、
    前記容量素子の前記第1端に接続される定電流源と、
    前記定電流源を介して前記容量素子を充電又は放電させ、前記充電又は放電の開始タイミングから前記容量素子の前記第1端の電圧が第1の定電圧に到達するタイミングまでの第1の時間間隔を測定し、前記第1の時間間隔に基づいて前記第1端の電圧が前記第1の所定電圧よりも高い第2の所定電圧に到達すると判断される前記開始タイミングからの第2の時間間隔を決定し、前記開始タイミングから前記第2の時間間隔後に前記制御対象回路の入力状態又は動作状態を変化させる制御回路
    を含むことを特徴とする電圧制御回路。
  2. 前記制御対象回路はアンプであり、前記アンプの前記入力端子とは別の入力端子に接続されるスイッチを更に含み、前記制御回路は、前記定電流源を介して前記容量素子を充電させ、前記開始タイミングから前記第2の時間間隔後に前記スイッチを操作して前記アンプの前記別の入力端子の接続先を切替えるよう構成されたことを特徴とする請求項1記載の電圧制御回路。
  3. 前記制御対象回路はアンプであり、前記制御回路は、前記定電流源を介して前記容量素子を放電させ、前記開始タイミングから前記第2の時間間隔後に前記アンプの駆動を停止させるよう構成されたことを特徴とする請求項1記載の電圧制御回路。
  4. 前記第1の定電圧と前記第1端の電圧とを比較して比較結果を出力するコンパレータを更に含み、前記制御回路は前記コンパレータの出力の変化のタイミングをクロック信号に基づいて計測することにより、前記第1の時間間隔を測定することを特徴とする請求項1記載の電圧制御回路。
  5. 前記制御回路は、
    前記開始タイミングから動作を開始して前記クロック信号のパルス数を計数するカウンタと、
    前記コンパレータの出力の変化に応答して前記カウンタのカウント値に応じた値を格納するレジスタとを備え
    前記レジスタの格納値に基づいて前記第1の時間間隔を測定すること
    を含むことを特徴とする請求項4記載の電圧制御回路。
  6. 前記クロック信号を生成するクロック信号発振回路を更に含み、前記制御回路は、前記開始タイミングから前記第2の時間間隔後に前記クロック信号発振回路の動作を停止するよう構成されることを特徴とする請求項4記載の電圧制御回路。
  7. 前記定電流源は、カレントミラー回路を含むことを特徴とする請求項1記載の電圧制御回路。
  8. 前記カレントミラー回路は、前記容量素子の放電用のトランジスタと前記容量素子の充電用のトランジスタとを含むことを特徴とする請求項7記載の電圧制御回路。
  9. 前記定電流源は、
    所定の電源電圧に第1の入力端が結合されたアンプと、
    チャネルの第1端が前記アンプの出力に結合され、前記チャネルの第2端が前記アンプの第2の入力端に結合され、制御端が前記チャネルの前記第2端に結合される第1のトランジスタと、
    前記トランジスタの前記チャネルの前記第2端とグランド電圧との間に接続される抵抗素子と、
    前記第1のトランジスタとゲート電圧及びソース電圧を共有する第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタに流れる電流と同量の電流を流す複数のトランジスタ
    を含むことを特徴とする請求項7記載の電圧制御回路。
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