JP2006025246A - アナログ基準電圧発生回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 オーディオアンプまたはヘッドホンアンプにおいて、スタンバイ解除後、アナログ基準電圧が所定の電圧に向かって上昇する際に発生するポップ音(ボツ音)を抑制する。
【解決手段】 参照電圧(VREF)発生回路5と、定電流源13とコンデンサC7とスイッチSW1制御用のコンパレータ16からなるランプ波形発生回路10と、抵抗R1,R2とコンデンサC7,C5からなる立ち上がり波形を滑らかにするためのフィルタ回路LPF1,LPF2と、MOSトランジスタMOSTRとゲート電圧制御用の演算回路17からなる飽和時間短縮回路11でアナログ基準電圧発生回路15を構成する。これにより、スタンバイ解除後、比較的短時間でアナログ基準電圧AGNDの発生を行いながら、ポップ音(ボツ音)の発生も抑制する。
【選択図】 図3
【解決手段】 参照電圧(VREF)発生回路5と、定電流源13とコンデンサC7とスイッチSW1制御用のコンパレータ16からなるランプ波形発生回路10と、抵抗R1,R2とコンデンサC7,C5からなる立ち上がり波形を滑らかにするためのフィルタ回路LPF1,LPF2と、MOSトランジスタMOSTRとゲート電圧制御用の演算回路17からなる飽和時間短縮回路11でアナログ基準電圧発生回路15を構成する。これにより、スタンバイ解除後、比較的短時間でアナログ基準電圧AGNDの発生を行いながら、ポップ音(ボツ音)の発生も抑制する。
【選択図】 図3
Description
本発明はオーディオアンプまたはヘッドホンアンプのポップ音(ボツ音)防止可能なアナログ基準電圧発生回路に係わり、特に、オーディオアンプまたはヘッドホンアンプの、スタンバイ解除後、短期間でアナログ基準電圧を発生すると共に異音の発生も防止可能なアナログ基準電圧発生回路に関する。
近年、携帯電話の多機能化が進み、携帯電話でゲームを行ったりTVを見たり音楽を聞いたりすることが行われるようになってきている。周囲に他人がいる場合、利用者はヘッドホンを装着して音声を聴くことになる。この様な従来のヘッドホンアンプを使用した機器の起動、停止及び入力信号の切換え等の際に発生する過渡的な異音の出力を防止する消音回路を設けた装置が特許文献1に開示されている。図8は特許文献1に開示されている回路構成を示すものである。
図8に於いて、30はオペアンプ、31は出力端子、32は消音信号生成回路、33はNPNトランジスタ、34はコンデンサ、35はダイオ−ド、36はPNPトランジスタ、37、38、39は抵抗、40は音声入力端子である。
以上のように構成された消音装置を図9に示す波形説明図を用いてその動作を説明すると、まず、装置の電源電圧Vccが立ち上がるとNPNトランジスタ33がONしてオペアンプ30の反転入力端子にバイアス電圧Vbが供給される。同時に、抵抗37によって出力端子電圧Voもバイアス電圧Vbまで上がる。このバイアス電圧Vbはコンデンサ34が充電される時間内で徐々に立ち上がる。このときダイオ−ド35を通じてオペアンプ30の電源電圧VCMもほぼバイアス電圧Vbと同電位まで立ち上がる。コンデンサ34がないとVbが急速に立ち上がってオペアンプ30の出力端子電圧Voも急激に変化するため、この電圧変動が出力端子31に異音となって出力される。
その後、消音信号生成回路32から出力される消音信号VmによってPNPトランジスタ36をONさせることでオペアンプ30の電源電圧VCMが装置の電源電圧VCCまで上がって通常の音声増幅器となる。能動状態のオペアンプ30の出力インピ−ダンスは略0なので、抵抗39の値は出力レベルには無関係になる。
また、機器の電源が立下がるときにも、まず消音信号VmによってPNPトランジスタ36をOFFさせることで立上がり時と同様の消音が可能になる。図9にこれら音声増幅器の消音装置の電源、入出力及び消音信号のタイミングを示してある。
さらに、ヘッドホンアンプ等に用いられているアナログ基準電圧発生回路15の従来回路構成を図7Aに示す。図7Aで、6はバンドギャップレギレータ回路(以下BGR回路と記す)でバンドギャップレギレータ電圧VBGRを参照電圧(以下VREFと記す)発生回路5に出力する。VREF発生回路5から参照電圧VREFが出力されて抵抗R1とコンデンサC7からなる1次のローパスフィルタ(LPF1)を介してバッファ段のオペアンプ4の非反転端子に供給される。アナログ基準電圧発生回路15に1次のLP1を設けた場合、スタンバイ解除後、アナログ基準の参照電圧VREFを立ち上げる時に、端子T24でのREF1の波形は飽和レベル付近では図7Bの破線で示す様に波形が鈍っているが、接地(GND)レベルから立ち上がり始める部分7は折れ曲がって立ち上がるためdVout/dtが不連続に変化して、ヘッドホンHPのコーンが急速に動くので大きなポップ音(ボツ音)が発生する。
さらに、図6Aにアナログ基準電圧発生回路15の他の従来例を示す。BGR回路6で発生させたVBGR電圧をVREF発生回路5に出力し、VREF発生回路5の出力電圧VREFを抵抗R1とコンデンサC7からなる1次のLPF1と、抵抗R2とコンデンサC5からなる2次のLPF2を介してバッファ段のオペアンプ4に供給する。アナログ基準電圧発生回路15にこの様に2次のLPF1、LPF2を設けた場合、図6Bの1点鎖線で示す様にREF1の電圧はGNDレベルから立ち上がり始める部分7Aも鈍った波形となるため、ポップ音(ボツ音)の発生も抑制さる。しかしながら、2次のLPF2を設けて、かつ、ポップ音(ボツ音)の発生を充分抑制した場合には、1次のLPF1部分の遅延時間も2次のLPF2部分の遅延時間も大きくなってしまうため、アナログ基準電圧が所定の参照電圧VREFのレベルに到達するまでに波形8の様に時間がかかってしまい、パワーON後、数10msecから100msec程度でミュート解除し音声を発生するということが困難となる課題を有していた。
特開平10−22739号公報(図1、図2)
一般に携帯電話等の携帯機器のヘッドホンアンプ等においては、待機時の消費電力を極力抑えなければならないので、待機時に、アナログ基準電圧AGNDのレベルを保持するための電流を流し続けることは難しい。このため、パワーON/OFF毎に音声信号用の入出力端子に設けられたDCカットのコンデンサを充電したり放電したりすることになる。
ヘッドホンアンプを構成するオペアンプの非反転側の入力には後述するもアナログ基準電圧発生回路からのアナログ基準電圧AGNDが入力されているので、スタンバイ解除後、アナログ基準電圧AGNDの上昇に伴ってヘッドホンアンプの出力Voutは上昇し、ヘッドホンには、Ir= Vout/Rloudの電流が流れて、ヘッドホンのコイルに流れた電流の微分値−L(di/dt)∝(dVout/dt)によりヘッドホンのコーンが変位して音が発生する。このため、オーディオアンプやヘッドホンアンプにおいて、パワーON/OFF時には、耳障りなポップ音が発生することになる。
上述の特許文献1に記載の構成ではNPNトランジスタ33のエミッタと接地間の抵抗Rはソースフォロワを構成し、コンデンサ34はVccの電圧を抵抗分割した電圧より低いバッファ出力であって、図9に示すVCM波形の立ち上がり、立下り部分CP1およびCP2ではポップ音が発生してしまう課題を有し、図7の様なLPF1としての機能があまり得られない。
また、上記の図7A,Bで説明した従来の少なくとも抵抗R1とコンデンサC7で構成された1次のLPF1では図7Bの立ち上がり点7でポップ音が発生し、図6A,Bで説明した従来の少なくとも抵抗R1とコンデンサC7および抵抗R2とコンデンサC5で構成された1段目のLPF1と2段目のLPF2からなる2次のフィルタ回路では、1段目のLPF1のR1×C7の値で定まる時定数で立ち上がり波形電圧REF1を発生した時にはコンデンサC7の充電圧が参照電圧VREFに近づいた状態では充電速度が次第に小さくなってしまうので電圧が参照電圧REFの値に安定するまでに多くの時間が掛かる課題を有していた。
本発明は、上述の課題を解決するために成されたもので、発明が解決しようとする課題はスタンバイ解除後、比較的短時間でアナログ基準電圧AGNDの発生を行ないながら、アナログ基準電圧AGNDが所定の電圧に向かって上昇する際に発生する耳障りなポップ音(ボツ音)の発生を抑制しつつ、比較的短時間にアナログ基準電圧AGNDを立ち上げミュート解除することが可能なアナログ基準電圧発生回路15を得ることを目的とするものである。
第1の本発明は、参照電圧を発生する参照電圧発生回路と、接地電圧レベルから参照電圧レベルまで一定の速度で上昇するランプ波形発生回路と、ランプ波形発生回路の出力を滑らかにするためのフィルタ回路とで構成されたことを特徴とするアナログ基準電圧発生回路としたものである。
第2の本発明は、参照電圧を発生する参照電圧発生回路と、この参照電圧発生回路の出力を滑らかにするための2次のフィルタ回路と、このフィルタ回路の入出力間の遅延時間を制御する飽和時間短縮回路とで構成されたことを特徴とするアナログ基準電圧発生回路としたものである。
第3の本発明は、参照電圧を発生する参照電圧発生回路と、接地電位レベルから参照電圧レベルまで一定の速度で上昇するランプ波形発生回路と、このランプ波形発生回路の出力を滑らかにするためフィルタ回路と、このフィルタ回路の入出力間の遅延時間を制御する飽和時間短縮回路で構成されたことを特徴とするアナログ基準電圧発生回路としたものである。
本発明によれば、スタンバイ解除後、比較的短時間でアナログ基準電圧の発生を行いながら、アナログ基準電圧が所定の電圧に向かって上昇する際に発生する耳障りなポップ音(ボツ音)の発生を抑制しつつ、比較的短時間にアナログ基準電圧を立ち上げミュート解除することが可能なアナログ基準電圧発生回路を得ることが出来る効果を有する。
以下、本発明のポップ音防止用のアナログ基準電圧発生回路の構成を図1から図5によって説明する。図1は本発明のポップ音防止回路用のアナログ基準電圧発生回路、図2は本発明のポップ音防止回路用のアナログ基準電圧発生回路の他の形態例を示す回路図。図3は本発明のポップ音防止回路用のアナログ基準電圧発生回路の更に他の形態例を示す回路図、図4は本発明のポップ音防止回路用のアナログ基準電圧発生回路を設けたヘッドホンアンプの回路図、図5はIC化されたヘッドホンアンプの端子配列を説明するための端子配列図である。尚、以下、従来の図6A,Bおよび図7A,Bとの対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
先ず、図5に基づいて、ヘッドホンアンプの端子図を説明する。図5に於いて、電源端子T4,T5には電圧源から電源電圧が供給され、例えば,電源端子T4にはレギュレータ出力電圧VREG=2.8Vが供給され、電源端子T6にはバッテリー電圧VBAT=3.1V〜4.5Vが供給される。接地端子T20は接地電位(GND)に落とされている。T1L、T1Rは左右音声信号の入力端子で、各々別のICのデジタルーアナログ変換回路(DAC)の出力に接続されている。T2は着信を知らせる割り込み信号の入力端子であり、端子T1L,T1R,T2に供給される左右音声信号および割り込み信号は、例えば1μFのDCカット用のコンデンサC1L,C1R,C2はIC内のスイッチなどに供給される。T9L,T9Rは左右の音声信号の出力端子で左右音声出力HPOUTL,HPOUTRを出力し、例えば220μFのDCカット用のコンデンサC3L,C3Rを介して、例えば内部インピーダンス16Ωあるいは32Ωの左右ヘッドホンHP(L),HP(R)に接続されている。T10L,T10RはDCカットのコンデンサC3L,C3Rにより低域側で減衰した特性を補正するための低域特性補正用のコンデンサC4L,C4Rの接続端子である。
端子T21はスタンバイ/スタンバイ解除信号PWONを制御する入力端子あり、端子T22は左右音声信号を左右出力端子T9L,T9Rに左右音声出力HPOUTL,HPOUTRとして出力する/出力しないを制御する制御入力端子である。端子T23は割り込み信号を左右出力端子T9L,T9Rに出力する/出力しないを制御する制御入力端子である。T26は、基準電流用の外付け抵抗R3の接続端子で、例えば、BGR回路6が発生したバンドギャップ電圧VBGRを参照電圧発生回路5のバッファ出力に供給することで基準電流REXTが得られ、この基準電流REXTはカレントミラー回路を介して複数本に増やされて各アナログ回路に供給される。T24,T25は参照電圧発生回路5の出力である参照電圧VREFの立ち上がりを鈍らせるためのコンデンサC7,C5を接続するための接続端子で、コンデンサC7,C5は立ち上がり後に参照電圧VREFを安定化するために機能している。
次に、図4によって、本発明のアナログ基準電圧発生回路15をヘッドホンアンプと1体化させた回路図で説明する。図4は、ポップ音防止回路を設けたアナログ基準電圧発生回路15の1CH分のヘッドホンアンプの回路図を示すもので、図4に於いて、T1Rは音声信号の入力端子で、他のIC構成のデジタルーアナログ変換回路(DAC)の出力端等に接続されている。入力端子T2には着信を知らせる割り込み信号が入力される。入力端子T1R,T2は、例えば1μFのDCカット用のコンデンサC1R,C2の1方の電極に接続され、音声信号や割り込み信号が入力される。コンデンサC1R,C2の他方の電極は夫々3連のスイッチSW11,SW12,SW13およびSW21,SW22,SW23の固定接点に接続され、スイッチSW11とSW21の可動接点は抵抗R11とR21に接続され、抵抗R11とR21の他端はオペアンプ1及びオペアンプ2のマイナス(反転)端子に接続されている。抵抗R11と抵抗R21の他端は夫々抵抗R12と抵抗R22に接続され、抵抗R12と抵抗R22の他端は夫々オペアンプ1およびオペアンプ2の出力端に接続されている。
スイッチSW12とスイッチSW22の可動接点は夫々抵抗R13と抵抗R23に接続され、これら抵抗R13と抵抗R23の他端およびスイッチSW13とスイッチSW23の可動接点は夫々オペアンプ1およびオペアンプ2の出力端に接続されている。
オペアンプ1およびオペアンプ2のプラス(非反転)端子には基準入力端子T3とT7を介してアナログ基準電圧発生回路15の出力端子T11からアナログ信号用の基準電圧(AGND)が供給される。例えば、アナログ基準電圧発生回路15を構成する、LAMP波形発生回路10の前段に接続されたバンドギャップレギレータ回路(BGR回路)5の出力に基づいて発生した参照電圧VREF={(Rref+Rbgr)/Rbgr}×VBGR等の電圧である。オペアンプ1の電源端子T4には例えば,電源レギュレータから2.8Vの出力電圧VREGが供給され、オペアンプ2の電源端子T8には電源電圧VDD1(例えば3.0V)が供給される。
オペアンプ1及びオペアンプ2の出力は夫々抵抗R31Aと抵抗R31Bを介して、パワーアンプ用のオペアンプ3のマイナス端子に接続されている。オペアンプ3のマイナス端子と出力間には抵抗R32と抵抗R33の直列回路が接続されている。オペアンプ3のプラス端子には、アナログ基準電圧発生回路15からアナログ信号用の基準電圧(AGND)が基準端子T5を介して供給され、電源端子T6には電源バッテリーを介してバッテリー電圧3.1V〜4.5V(VBAT)が供給される。オペアンプ3の出力は出力端子T9Rに接続され、抵抗R32と抵抗R33の接続点および接続端子T10R間はリードで接続されている。
音声信号の出力端子T9Rは、例えば、220μFのDCカット用のコンデンサC3Rを介して、内部インピーダンス16Ωあるいは32ΩなどのヘッドホンHP(R)に接続されている。出力端子T9Rと接続端子T10R間にはコンデンサC4Rが接続されている。このコンデンサC4Rは低域側で減衰した特性を補正するための低域特性補正用のコンデンサで、抵抗R33×コンデンサC4Rの値で定まるカットオフ周波数により低い領域でオペアンプ3のゲインが補正される。
オペアンプ1と抵抗R11と抵抗R12は入力端子T1側の入力(反転)バッファを構成し、オペアンプ2と抵抗R21と抵抗R22は割り込み信号側の入力(反転)バッファを構成し、オペアンプ3と抵抗R31Aと抵抗R31Bと抵抗R32と抵抗R33は出力(反転)バッファを構成している。
上述の構成で、入力端子T1Rに音声信号を入力する場合には、スイッチSW11=ON、スイッチSW12=OFF、スイッチSW13=OFFで、オペアンプ1はゲインR12/R11の反転アンプとして動作する。音声信号をミュートする場合には、スイッチSW11=OFF、スイッチSW12=ON、スイッチSW13=OFFで、オペアンプ1はボルテージフォロワとして動作してアナログ基準電圧AGNDを出力して、大きな抵抗値を持つ抵抗R13を介してDCカット用のコンデンサC1のDCレベルを保持する。スタンバイ解除時には、スイッチSW11=OFF、スイッチSW12=ON、スイッチSW13=ONで、小さなON抵抗を持つスイッチSW13を介してDCカット用のコンデンサC1を速やかに充電してアナログ基準電圧のレベルまで立ち上げる。
今、抵抗R31A=R31B=R31とした時のオペアンプ1の出力をVop1、オペアンプ2の出力をVop2とした場合、パワー用のオペアンプ3は(Vop1+Vop2)/2を仮想入力源とし、ゲインR32/(R31/2)の反転アンプとして動作する。入力音声信号の周波数がR33×EQRで定まるカットオフ周波数よりも低い場合には、ゲインは(R32+R33)/(R31/2)に補正される。
音声信号のみを出力する通常の場合は、スイッチSW11=ON、スイッチSW12=OFF、スイッチSW13=OFF、スイッチSW21=OFF、スイッチSW22=ON、スイッチSW23=OFFの状態で、オペアンプ1の出力からは音声信号が出力されて、オペアンプ2の出力からはAGNDが出力されて、オペアンプ3の出力からは音声信号のみが出力される。
割り込み信号の着信時には、スイッチSW21=OFFからON、スイッチSW22=ONからOFFに切り替わり、オペアンプ2の出力からは割り込み音が出力されて、オペアンプ3の出力からは音声信号と割り込み音を重ね合わせた信号が出力されて、利用者に着信があったことが知らされる。
出力用のDCカットコンデンサC3の値は数100μFと大きいため、スタンバイになったときに直ちには電荷が抜けきらない。この状態で再度スタンバイ解除するとポップ音が発生してしまう。抵抗R34は、スタンバイ状態になったときに、出力用のDCカットのコンデンサC3に蓄えられていた電荷を放電するためのもので、耳障りなポップ音として聞こえないようなスピードで放電するように設定する。
以下、アナログ基準電圧発生回路15の構成を図1から図4で説明する。図4に於いて、6は図6,7で説明したと同様のBGR回路であり、BGR回路6からのバンドギャップ電圧VBGRはVREF発生回路5に供給され参照電圧VREFをランプ(LAMP)波形発生回路10に出力する。LAMP波形発生回路10の出力端は抵抗R2を介してオペアンプ4の非反転入力端子および端子T24を介してコンデンサC7とスィツチSW3を経て第2の定電流源12に接続されると共にLAMP波形発生回路10の出力は飽和時間短縮回路11に供給される。オペアンプ4の出力は反転入力端子に接続される。更に、オペアンプ4の出力端は出力端子T11とコンデンサC6に接続され、出力端子T11からアナログの基準電圧AGNDを出力する。コンデンサC5,C6,C7の他端は夫々接地されている。
LAMP波形発生回路10は、例えば、BGR回路6およびVREF回路5の出力に基づいて参照電圧VREFを発生し、抵抗R2とコンデンサC5はフィルタ回路(LPF2)を構成して参照電圧VREFの立ち上がり波形を滑らかにして安定化してオペアンプ4の非反転入力にFILOUTとして出力する。オペアンプ4はアナログ基準電圧出力用のアナログバッファで、フィルタ回路(LPF2)の出力FILOUTと同じ電圧を各機器のアナログ回路に供給する。尚、コンデンサC6はアナログ基準電圧AGNDを安定化するためのコンデンサである。
図1Aに本発明の第1のポップ音防止機能付きアナログ基準電圧発生回路15を示す。この第1のポップ音防止機能付きアナログ基準電圧発生回路15は、少なくとも、参照電圧(VREF)発生回路5と、接地電位(GND)レベルから参照電圧レベルまで図1Bの実線で示す様に一定の速度で上昇するLAMP波形発生回路10と、LAMP波形発生回路10の出力を鈍らせるためのフィルタ回路LPF1およびLPF2で構成される。尚、以下の説明では、図4で説明したアナログ基準電圧発生回路15と同一部分の構成は同一符号を付して重複説明を省略する。
上記参照電圧を発生する参照電圧発生回路5は、スタンバイ解除時に、少なくともアナログ基準電圧AGNDと同レベルの電圧を供給する第1の参照電圧VREFを出力し、好ましくはLAMP波形発生回路10を制御するためにアナログ基準電圧AGNDよりわずかにずらした電圧である第2の参照電圧VSTOPをコンパレータを構成するオペアンプ5の非反転端子に出力する。
また、LAMP波形発生回路10はスイッチSW1を介してコンデンサC7に接続した第1の定電流源13と、参照電圧発生回路5の第1の参照電圧出力VREF側とコンデンサC7間に設けられたスイッチSW2と直列に接続された抵抗R1と、第2の参照電圧VSTOPあるいは第1の参照電圧VREFを基準としてコンデンサC7あるいはコンデンサC5の電圧を制御するコンパレータを構成するオペアンプ16より成り、このオペアンプ16の反転端子はスイッチSW1の可動接点に接続されている。このコンパレータを構成するオペアンプ16の出力により、第1の定電流源13とコンデンサC7間に介在させたスイッチSW1および参照電圧発生回路5の第1の参照電圧出力VREF側と抵抗R1間のスイッチSW2は制御され、スタンバイ解除後、コンデンサC7(又は/及びC5)の電圧が第1の参照電圧VREFより低い期間はスイッチSW1がONして定電流源13によってコンデンサC7(又は/及びC5)が充電され、コンデンサC7(又は/及びC5)の電圧が参照電圧VREFに到達後はスイッチSW1がOFFして、高い抵抗値をもつ抵抗R1とスイッチSW2を介して第1の参照電圧VREFがコンデンサC7(又は/及びC5)に供給される。
上述のアナログ基準電圧発生回路15によれば、コンデンサC7の電圧が第2の参照電圧VSTOPに到達するまでの時間Tch≒(C7+C5)×VREF/I1(ここで、I1は第1の定電流源に流れる定電流)の時間だけ、第1の定電流源13により、コンデンサC7の電圧が第1の参照電圧VREFに近づいたときに図1Bの1点鎖線で示す曲線の点SMのように充電速度が小さくなることなく一定の速度で自動的に充電することで、安定するまでの時間を短縮することが可能となる。
また、過渡的には、コンデンサC7の電圧Vc7とコンデンサC5の電圧Vc5は異なっているので、第1の参照電圧VREFよりわずかにずらした電圧である第2の参照電圧VSTOPを設け、Vc7>≒VREF>≒Vc5で、C7×Vc7+C5×Vc5≒(C7+C5)×VREFが成り立つVc7=VSTOPまたはVc5=VSTOPを参照電圧として自動的に制御することで、制御用の第1の参照電圧VREFを用いた場合よりも、充電終了後安定するまでの時間を大幅に短縮することが可能となる。
LAMP波形発生回路10の後段に1次以上のローパスフィルタLPF2を設けることにより、コンデンサC5の電圧は、立ち上がりから飽和まで滑らかに変化する波形となり、ポップ音の発生を抑制することが可能となる。また、定電流源13出力から参照電圧出力VREFへ切り替えた時にコンデンサC5の電圧はVSTOPからVREFに変化するが、抵抗R1の値を大きく設定することでポップ音が発生することはない。
また、ローパスフィルタLPF1の抵抗R1はスィツチSW2がOFFされているため、充電とは関係ないので、参照電圧VREFが所定の電圧に到達してからは、高い抵抗値に設定できる抵抗R1とコンデンサC7、抵抗R2とコンデンサC5で構成された2次のローパスフィルタLPF1,LPF2を介して参照電圧VREFをオペアンプ4に供給出来るので、非常に安定したアナログ基準電圧AGNDを機器の各種アナログ回路に供給することが可能である。
次に、図2により、本発明の他のポップ音防止機能付きアナログ基準電圧発生回路15を示す。このポップ音防止機能付きアナログ基準電圧発生回路15は、少なくとも、参照電圧(VREF)発生回路5と、参照電圧発生回路5の出力を滑らかにするためのローパスフィルタLPF1,LPF2と、このローパスフィルタPF1,LPF2の入出力間の遅延時間を制御する飽和時間短縮回路11で構成されている。
参照電圧発生回路5は、スタンバイ解除時に、少なくともアナログ基準電圧AGNDと同レベルの電圧を供給する第1の参照電圧VREFを出力する。フィルタ回路は、少なくとも抵抗R1とコンデンサC7、抵抗R2とコンデンサC5で構成された2次以上のローパスフィルタLPF1,LPF2で構成される。
また、飽和時間短縮回路11は、少なくともローパスフィルタLPF1,LPF2の抵抗R1あるいは抵抗R2と並列あるいは直列に設けられたNMOSトランジスタMOSTRと、そのゲート電圧を制御するオペアンプ17と抵抗R5、抵抗R6からなる演算増幅回路から構成さている。即ち、NMOSトランジスタMOSTRのゲートはオペアンプ17の出力端に接続され、ソースは端子25と抵抗R2の1端に接続され、コンデンサC5を介して接地され、ドレインは抵抗R2および抵抗R1の接続中点に接続され、端子T24とコンデンサC7を介して接地されている。オペアンプ17の非反転端子は端子24(又は端子T25)に接続されている、また、オペアンプ17の反転端子は出力端と接地間に接続された抵抗R6と抵抗R5の接続中点に接続されて飽和時間短縮回路11を構成している。
上述の飽和時間短縮回路11のNMOSトランジスタMOSTRは、コンデンサC7の充電電圧が接地電位付近のときはゲート電圧が低く大きなON抵抗を持っているが、コンデンサC7の充電電圧が上昇してゲート電圧が上昇するとともにON抵抗が下がり始め、さらに、コンデンサC7とC5の充電電圧が上昇すると、ゲート・ソース間の電圧が小さくなり再びON抵抗が大きくなる。図7の従来例の様に抵抗R2だけの場合と比較すると、コンデンサC5が充電されるときの傾きが図2Bの1点区鎖線の曲線の様に途中で急になり飽和時間を短縮することが出来る。
図3Aに本発明の更に他のポップ音防止機能付きアナログ基準電圧発生回路15を示す。図3Aは図1AのLAMP波形発生回路10と図2Aの飽和時間短縮回路11を図4と同様に1体化した構成を示すものである。即ち、このポップ音防止機能付きアナログ基準電圧発生回路15は、少なくとも、参照電圧(VREF)発生回路と、GNDの接地電位レベルから参照電圧レベルまで一定の速度で上昇するランプ波形発生回路10と、LAMP波形発生回路10の出力を滑らかにするためのローパスフィルタLPF2と、ローパスフィルタLPF2の入出力間の遅延時間を制御する飽和時間短縮回路11で構成されている。
また、参照電圧発生回路5は、スタンバイ解除時に、少なくともアナログ基準電圧AGNDと同レベルの電圧を供給する第1の参照電圧VREFをスイッチSW2を介してローパスフィルタLPF1,LPF2に出力し、好ましくはLAMP波形発生回路10を制御するためのアナログ基準電圧AGNDよりわずかにずらした電圧である第2の参照電圧VSTOPをオペアンプ16に出力する。
また、LAMP波形発生回路10は、少なくともコンデンサC7と、スイッチSW1を介してコンデンサC7に接続した第1の定電流源13と、参照電圧発生回路5の第1の参照電圧出力VREFとコンデンサC7間に設けられた抵抗R1と、第2の参照電圧VSTOPあるいは第1の参照電圧VREFを基準としてコンデンサC7あるいはコンデンサC5の電圧によって動作するコンパレータ16から構成されている。このコンパレータ16の出力によりスイッチSW1はON,OFF制御され、スタンバイ解除後、コンデンサC7の電圧が参照電圧VSTOP(またはVREF)より低い期間はスイッチSW1がONして第1の定電流源13の定電流l1によってコンデンサC7が充電され、コンデンサC7の電圧が参照電圧VSTOP(またはVREF)に到達後はスイッチSW1がOFFして、高い抵抗値を持つ抵抗R1を介して参照電圧VREFがローパスフィルタLPF1,LPF2に供給される。このローパスフィルタLPF1,LPF2は、少なくとも抵抗R1とコンデンサC7および抵抗R2とコンデンサC5で構成された1次以上のフィルタ回路である。
また、飽和時間短縮回路11は、少なくともローパスフィルタの抵抗R2と並列あるいは直列に設けられたNMOSトランジスタMOSTRとそのゲート電圧を制御するオペアンプ17と抵抗R5,R6からなる演算増幅回17から構成されている。尚、第2の定電流源12とスイッチSW3は動作状態からスタンバイ状態に切り替わるときにアナログ基準電圧AGNDを緩やかにたち下げるためのものである。
図6で説明した従来例の抵抗R1×コンデンサC7の値で定まる時定数で立ち上がり波形を発生する場合には、コンデンサC7の電圧がVREFに近づいたときに充電速度が次第に小さくなってしまうので電圧が安定するまでに時間がかかることになるが、図3Aおよび図4Aの構成のアナログ基準電圧発生回路15によれば、コンデンサC7の電圧がVSTOPに到達するまでの時間Tch≒(C7+C5)×VREF/I1の時間だけ第1の定電流源13により、コンデンサC7の電圧が参照電圧VREF1に近づいたときに図3Bの破線で示す曲線の様に充電速度が小さくなることなく一定の速度で自動的に充電することで、安定するまでの時間を短縮することが可能となる。
また、過渡的には、コンデンサC7の電圧Vc7とコンデンサC5の電圧Vc5は異なっているので、アナログ基準電圧AGNDよりわずかにずらした電圧である第2の参照電圧VSTOPを設け、Vc7>≒VREF>≒Vc5で、C7×Vc7+C5×Vc5≒(C7+C5)×VREFが成り立つVc7=VSTOPまたはVc5=VSTOPを参照電圧として自動的に制御することで、制御用の参照電圧としてVREFを用いた場合よりも、充電終了後安定するまでの時間を大幅に短縮することが可能となる。
LAMP波形発生回路の後段に1次以上のローパスフィルタLPF2を設けることにより、コンデンサC5の電圧は、立ち上がりから飽和まで滑らかに変化する波形となり、ポップ音の発生を抑制することが可能となる。また、第1の定電流源13出力から参照電圧出力VREFへ切替えた時にコンデンサC5の電圧はVSTOPからVREFに変化するが、抵抗R1の値を大きく設定することでポップ音が発生することはない。また、ローパスフィルタLPF1の抵抗R1は充電とは関係ないため、参照電圧VREFが所定の電圧に到達してからは、高い抵抗値に設定できる抵抗R1とコンデンサC7、抵抗R2とコンデンサC5で構成された2次のローパスフィルタLPF1、LPF2を介して参照電圧VREFを供給出来るので、非常に安定したアナログ基準電圧AGNDを供給することが可能となる。
また、NMOSトランジスタMOSTRは、コンデンサC7の電圧がGNDの接地電位付近のときはゲート電圧が低く大きなON抵抗を持っているが、コンデンサC7の電圧が上昇してゲート電圧が上昇するとともにON抵抗が下がり始め、さらに、コンデンサC7TOC5の電圧が上昇すると、ゲート・ソース間の電圧が小さくなり再びON抵抗が大きくなって抵抗R2だけの場合と比較すると、コンデンサC5が充電されるときの傾きが途中で急になることで、飽和時間をさらに短縮することが可能となる。
1,2,3,4,16,17・・・オペアンプ、 5・・・VREF(参照電圧)発生回路、6・・・BGR(バンドギャップレギレータ)回路、10・・・LAMP(ランプ)波形発生回路、11・・・飽和時間短縮回路、12・・・第2の定電流源、13・・・第1の定電流源、15・・・アナログ基準電圧発生装置、C1,C2・・・入力コンデンサ、C3・・・出力コンデンサ、LPF1,LPF2・・・フィルタ回路
Claims (8)
- 参照電圧発生回路と、
接地電位レベルから参照電圧レベルまで一定の速度で上昇するランプ波形発生回路と、
上記ランプ波形発生回路の出力を滑らかにするためのフィルタ回路で構成されたことを特徴とするアナログ基準電圧発生回路。 - 参照電圧発生回路と、
参照電圧発生回路の出力を滑らかにするための2次フィルタ回路と、
上記2次フィルタ回路の入出力間の遅延時間を制御する飽和時間短縮回路で構成されたことを特徴とするアナログ基準電圧発生回路。 - 参照電圧発生回路と、
接地電位レベルから参照電圧レベルまで一定の速度で上昇するランプ波形発生回路と、
上記ランプ波形発生回路の出力を滑らかにするためのフィルタ回路と、
上記フィルタ回路の入出力間の遅延時間を制御する飽和時間短縮回路で構成されたことを特徴とするアナログ基準電圧発生回路。 - 前記参照電圧発生回路は、スタンバイ解除時に、少なくともアナログ基準電圧と同レベルの電圧を供給する第1の参照電圧を出力し、好ましくは前記ランプ波形発生回路を制御するためのアナログ基準電圧よりわずかにずらした電圧である第2の参照電圧を出力することを特徴とする請求項1又は請求項3記載のアナログ基準電圧発生回路。
- 前記参照電圧発生回路は、スタンバイ解除時に、少なくともアナログ基準電圧と同レベルの電圧を供給する第1の参照電圧を出力することを特徴とする請求項2記載のアナログ基準電圧発生回路。
- 前記ランプ波形発生回路は、少なくともコンデンサと、
スイッチ手段を介して上記コンデンサに接続した第1の定電流源と、
前記参照電圧発生回路の第1の参照電圧出力と上記コンデンサ間に設けられた第1の抵抗と、
前記第2の参照電圧あるいは上記第1の参照電圧を基準として上記コンデンサの電圧によって動作するコンパレータと、
を具備し、
上記コンパレータ出力により上記スイッチ手段は制御され、スタンバイ解除後、上記コンデンサの電圧が上記第1の参照電圧より低い期間は上記スイッチ手段がオンして上記第1の定電流源によって該コンデンサが充電され、該コンデンサの電圧が該第1の参照電圧に到達した後は該スイッチ手段をオフして、上記第1の抵抗を介して該第1の参照電圧を供給するように成し、第1の抵抗と該コンデンサで構成されたフィルタ回路と上記のフィルタ回路を介して供給する様に成したことを特徴とする請求項4記載のアナログ基準電圧発生回路。 - 上記フィルタ回路は、少なくとも抵抗素子とコンデンサで構成された1次以上のローパスフィルタであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のアナログ基準電圧発生回路。
- 前記飽和時間短縮回路は、少なくとも前記フィルタ回路を構成する抵抗と並列あるいは直列に設けられたMOSトランジスタと、
上記MOSトランジスタのゲート電圧を制御する演算増幅回路を具備し、
上記飽和時間短縮回路により上記参照電圧発生回路の出力電圧の傾きが途中の部分で大きくなる様に成したことを特徴とする請求項2または請求項3記載のアナログ基準電圧発生回路。
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- 2004-07-08 JP JP2004202225A patent/JP2006025246A/ja active Pending
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