JP4746894B2 - 塗工装置 - Google Patents

塗工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4746894B2
JP4746894B2 JP2005071218A JP2005071218A JP4746894B2 JP 4746894 B2 JP4746894 B2 JP 4746894B2 JP 2005071218 A JP2005071218 A JP 2005071218A JP 2005071218 A JP2005071218 A JP 2005071218A JP 4746894 B2 JP4746894 B2 JP 4746894B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
curtain
coating
guide
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005071218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006247611A (ja
Inventor
武雄 中沢
博文 森田
順一 伊藤
Original Assignee
ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2005071218A priority Critical patent/JP4746894B2/ja
Application filed by ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ− filed Critical ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ−
Priority to DE502006007326T priority patent/DE502006007326D1/de
Priority to EP06707828A priority patent/EP1861207B1/de
Priority to AT06707828T priority patent/ATE472377T1/de
Priority to PCT/EP2006/050424 priority patent/WO2006097376A1/de
Priority to CN2006800082768A priority patent/CN101142032B/zh
Publication of JP2006247611A publication Critical patent/JP2006247611A/ja
Priority to US11/849,634 priority patent/US20080029024A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4746894B2 publication Critical patent/JP4746894B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
    • B05C5/008Slide-hopper curtain coaters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/005Curtain coaters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C9/00Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
    • B05C9/06Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work

Description

本発明は、塗工装置に係り、より詳細には多層のカ−テン塗工を行う塗工装置に関する。
従来、カタログなどの一般印刷用紙および感圧用紙、感熱用紙、自動改札用のキップ等に用いられる塗工紙は、一般に後計量型コータ(ブレードコータなど)によって原紙であるウェブの面上に塗料を塗布後、計量されて生産されている。 このような塗料の塗布を行う機械を一般に塗工機と称している。
従来、塗工機は、ウェブの面上に塗料を一度塗った後に計量(メタリング)するポストメタリング方式、すなわち、ブレードコータ、ロッドコータ、エアナイフコータ等が主流であった。
ところで、近年においては、後計量型塗工機を用いる塗料の塗布工程に代わって、概念的要部側断面図の図11に示すように、矢印方向に搬送されるウェブwに対して上方のカーテンヘッド101a、101bから塗料ta、tbを噴出して塗料カーテンca、cbを形成してウェブw面上に塗料ta、tbを塗布するカーテン式の塗工装置(前計量型塗工機)が広汎に用いられつつある。
又、スライドダイ方式と呼ばれる多層塗工可能な塗工方式も存在する。
なお、本願に係る文献公知発明としては下記の特許文献1がある。
特公昭63−239号公報
ところで、上述のカーテン式の塗工装置においては、搬送される速度が、低速(120m/分、秒速2〜3m/秒)である写真のフィルム等の場合には、塗料ta、tbの落下速度とフィルムの搬送速度に大差がないため、塗料taは、フィルム面上に第1層として正常に塗布され、塗料tbはフィルム面上に塗布された塗料ta上に第2層として正常に塗布される。
しかしながら、このカーテン式の塗工装置を、紙材であるウェブwに適用した場合には、ウェブwの搬送速度が、300〜1800m/分(秒速5〜60m/秒)と高速であり、塗料ta、tbの落下速度は、3m/秒程度であり、その速度差は20倍にも達することがある。
この場合、ウェブw面上に第1層に塗布される塗料taは、ウェブw面に一様に引き延ばされ、マダラ等の塗りムラが生じることがなく正常に塗布される。 しかしながら、ウェブw面に塗布された塗料ta上に塗布される塗料tbは、上述の如く速度差が大きく、また、塗料taが塗布されるウェブw面と、塗料tbが塗布されるウェブw面上に塗布された塗料taとでは塗料によって摩擦係数等の表面状態が大きく異なる場合がある。
その場合、塗料tbは、ウェブw面に塗布された塗料taとの間でスベリが発生すると、塗料tbが塗料ta上でうまく引き延ばされず、マダラ等の塗りムラを生じてしまう。
この問題を解決するため、カーテンヘッド101a、101bから吹出される2つの塗料カーテンca、cbを近接して配置して1つの膜厚の厚い塗料カーテンとして、w面上での塗料間のスベリの問題を解消してウェブw面上に塗布し、マダラ等の塗りムラを防止することが行われている(特許文献1の第3図参照)。
この1つの塗料カーテンとした場合、多層の塗料で1つの塗料カーテンを形成しているため、ウェブw面から溢れた余分な塗料を回収しても塗料が混じり合ってしまっているため、再利用できない。
従って、塗料の無駄をなくすためには、被塗工物のウェブwの幅に塗料吐出し口の幅が規制され、被塗工物の幅が変化した場合に対応することが困難になっている。
加えて、従来のカーテン塗工方式は、一般に各塗料が独立したカーテンで形成されるため、小流量の塗工では、カーテンが切れやすく不安定であり正常な塗工が出来ない場合がある。
また、複数の塗料を用いてカーテン塗工を連続して実施した場合、塗工した際の膜厚が薄いため後塗りの塗工層が前後塗りの塗工層の影響を受け易く塗工面が荒れることがある。
従って、これを防止するためには、塗料カーテンを形成する際にある程度の流量が必要になっている。
また、特許文献1に記載のスライドダイ方式の多層塗工可能な塗工方式においては、塗工停止した場合に使用しないヘッドへの塗料供給を停止する必要があり、使用しないヘッドへの塗料供給を停止しない場合には、運転中の塗料と混合してしまい、単独で塗料の回収ができない。
一方、使用しないヘッドへの塗料供給を停止した場合、運転中の塗料との混合は無いが塗料の循環ができないため、使用しないダイヘッド部の塗料が乾きヘッドに塗料が付着する。
こうして、次回の運転時にヘッドに塗料が付着していると、その汚れによりスジ模様が発生したり、ダイスリット部に目詰まりを起こし、幅方向に均一な塗料の供給ができない。
そのため、何れかのヘッドの塗料を停止した場合、一度、塗工を停止し清掃する必要があるが、清掃中、清掃水が稼動中のヘッドにも混入するので、何れかのヘッドの塗料を停止した場合には他のヘッドも同時に停止し、他のヘッドを清掃する必要がある。
従って、塗工対象製品の品種切り替え時、必ず、塗工を停止するとともに全てのヘッドを清掃する必要があるため、相当の時間を要する。
このように、スライドダイ方式の多層塗工可能な塗工方式においては、塗料が混合してしまう、各層の塗料調節が困難である、塗工切り替え時、全てのヘッドの清掃が必要である、塗工開始、停止が容易でない等の問題がある。

本発明は上記実状に鑑み、多層の塗工層をウェブ面上に形成した場合にも塗りムラ等の塗工不良を生じることがなく、また、塗料の液性に応じた塗工が可能であるとともに、余分な塗料の回収が確実に行える塗工装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するべく、本発明の請求項1に関わる塗工装置は、搬送されるウェブ面上に塗料を多層に塗布する塗工装置であって、任意の間隔をもって配設され、塗料をそれぞれ下方に向け噴出させる複数のカーテンヘッドと、前記複数のカーテンヘッドからそれぞれ順次、斜面に向って噴出される塗料を、該斜面上を移動させるに伴ない順番に積層して多層の塗料層を形成し、該斜面の終端部の下向きのカーテンガイド部から塗料カーテンを形成してウェブ面上に該塗料層を移行させるガイドシートとを具備している。
さらに、複数のカーテンヘッドのうち、少なくとも何れかのカーテンヘッドは、塗料の吹出し口に近接して配設され、噴出される塗料を前記ガイドシートの斜面へ案内して流す噴出案内部を有し、この噴出案内部は、カーテンヘッドより噴出される塗料をガイドシート斜面へ案内する塗料案内部と、該塗料案内部に隣接するとともに方向を変え別れて配設され、余分な塗料を分流させる回収案内部とを具備している。
本発明の請求項2に関わる発明は、搬送されるウェブ面上に塗料を多層に塗布する塗工装置であって、任意の間隔をもって配設され、塗料をそれぞれ下方に向け噴出させる複数のカーテンヘッドと、前記複数のカーテンヘッドからそれぞれ順次、斜面に向って噴出される塗料を、該斜面上を移動させるに伴ない順番に積層して多層の塗料層を形成し、該斜面の終端部の下向きのカーテンガイド部から塗料カーテンを形成してウェブ面上に該塗料層を移行させるガイドシートとを具備している。
さらに、複数のカーテンヘッドのうち、少なくとも何れかのカーテンヘッドは、塗料の吹出し口に近接して配設され、噴出される塗料を前記ガイドシートの斜面へ案内して流す噴出案内部を有し、この噴出案内部は、互いの間隔が塗布に用いられる塗料の幅と同一寸法であり、下流側に行くに従い広がるくさび形状の一対の分流ガイド部材を具え、この一対の分流ガイド部材間を流れる塗料はウェブ面の塗工に用いられ、この一対の分流ガイド部材の外側を流れる塗料は回収されることを特徴としている。
本発明の請求項3に関わる塗工装置は、請求項1または請求項2に記載の塗工装置において、前記斜面に沿って移動する塗料層において、下流側の前記カーテンヘッドから噴出される塗料層は、隣接する上流側の前記カーテンヘッドから噴出される塗料層より幅広であり、かつ、該塗料層の両側縁を覆っている。
本発明の請求項4に関わる塗工装置は、請求項1または請求項2に記載の塗工装置において、前記噴出案内部は、最上流側のカーテンヘッドに配設している。
本発明の請求項5に関わる塗工装置は、請求項1または請求項2に記載の塗工装置において、前記複数のカーテンヘッドのうち塗工に使用されないカーテンヘッドから噴出される塗料を受ける受け容器と、前記受け容器で受けた塗料を再び当該カーテンヘッドに循環させる循環手段とをさらに具備している。
本発明の請求項6に関わる塗工装置は、請求項1または請求項2に記載の塗工装置において、前記複数のカーテンヘッドのうち塗工に使用されないカーテンヘッドに水を供給する供給手段と、該カーテンヘッドから噴出される前記水を受ける受け容器と、前記受け容器で受けた前記水を再び当該カーテンヘッドに循環させる循環手段とをさらに具備している。
以上、詳述した如く、本発明の請求項1に関わる塗工装置によれば、複数のカーテンヘッドからそれぞれ順次、噴出される塗料がガイドシートの斜面で順番に積層して多層の塗料層を形成するので、塗料の流量の多少に拘らず、塗料液性に合わせた最適塗工が可能である。
また、ガイドシートの斜面で順番に積層して多層の塗料層を形成するため、小流量の塗工が可能となり、塗料の節約になる。
本発明の請求項2に関わる塗工装置によれば、下流側の前記カーテンヘッドから噴出される塗料層は、隣接する上流側の前記カーテンヘッドから噴出される塗料層より幅広であり、かつ、該塗料層の両側縁を覆うので、各塗料層の両側縁が盛り上がることなく一様に流れ、正常な塗工が行える。
本発明の請求項3に関わる塗工装置によれば、複数のカーテンヘッドのうち少なくとも何れかのカーテンヘッドは、塗料の吹出し口に近接して配設され、噴出される塗料をガイドシートの斜面へ案内して流す噴出案内部を有するので、塗料の液性に拘らず、正常な塗工が行える。
本発明の請求項4に関わる塗工装置によれば、噴出案内部は、最上流側のカーテンヘッドに配設されるので、ガイドシートの斜面に接して流れる塗料が噴出案内部に案内され、ガイドシートの斜面上を滑らかに流れることができ、塗工不良を防止できる。
本発明の請求項5に関わる塗工装置によれば、塗工に用いられる塗料は塗料案内部に案内されガイドシート斜面に案内され、余分な塗料は回収案内部により分流され回収できるので、塗料の節約、有効利用を図れる。
本発明の請求項6に関わる塗工装置によれば、塗工に用いられる塗料は、一対の分流ガイド部材間を流れガイドシート斜面に案内され、余分な塗料は、一対の分流ガイド部材の外側を流れ回収できるので、塗料の節約、有効利用を図れる。
本発明の請求項7に関わる塗工装置によれば、塗工運転中にカーテンヘッドを選択して切り替えることができる。
本発明の請求項8に関わる塗工装置によれば、水等を循環させることによりカーテンヘッド、配管等の清掃が行える。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
本発明を適用した塗工装置1は、その概念的側断面図の図1に示すように、塗工されるウェブwを矢印α(または矢印β)方向に搬送しつつ、ウェブwの片面に異なる塗料t1、t2、t3、t4を積層して4層の塗布層を形成して塗布する装置である。
図1では、4層の場合を例示しているが、2層、3層、または、5層以上でもよい。
塗工装置1は、第1の塗料t1を噴出し塗料カーテンtc1を形成する第1カーテンヘッド21と、第2の塗料t2を噴出し塗料カーテンtc2を形成する第2カーテンヘッド22と、第3の塗料t3を噴出し塗料カーテンtc3を形成する第3カーテンヘッド23と、第4の塗料t4を噴出し塗料カーテンtc4を形成する第4カーテンヘッド24と、塗料カーテンtc1、tc2、tc3、tc4が落下して塗料t1、t2、t3、t4が順番に積み重なって多層となって案内される斜面3sをもつガイドシート3とを具備している。
上記カーテンヘッド21、22、23、24それぞれのガイドシート3からの高さ、これらカーテンヘッド間の互いの間隔、および各カーテンヘッドの角度は調整可能である。
また、カーテンヘッド21、22、23、24の幅(図1中の紙面の垂直方向)は全て同一に形成されるのが一般的であるが、予め、幅を異ならせることもある。
塗工幅の設定は、カーテンヘッド21、22、23、24出口からガイドシート3の下流最終端までの間で塗工液を分ける装置(図示せず)を設け、余分な塗料t1、t2、t3、t4は、そこで回収され、必要な塗料t1、t2、t3、t4は、ウェブwの各層に塗工されている。
上記ウェブwは、矢印α方向に、例えば1200m/分(20m/秒)の速さで搬送されており、ガイドシート3の斜面3s上を層状に積層して流れる塗料t1、t2、t3、t4は、ガイドシート3の斜面3sの終端部に続くカーテンガイド部3gから流れ落ち、例えば3〜5m/秒の速度の塗料カーテンtcが形成され、ウェブw面に落下して塗布されている。
上記カーテンヘッド21、22、23、24は、ヘッダー21h、22h、23h、24hを有しており、塗料t1、t2、t3、t4がそれぞれのポンプ(図示せず)又は他の、例えば空気式加圧方式によって所定の圧力を加えられ、それぞれのヘッダー21h、22h、23h、24hに供給される。 そして、ヘッダー21h、22h、23h、24hに供給された塗料t1、t2、t3、t4は、それぞれのノズル21n、22n、23n、24nを通じて下方に、1〜5m/秒の速度で膜厚50〜300μmで噴出されている。
上記ガイドシート3は、例えば、表面粗さRa0.4以下のステンレス鋼板、樹脂板等を用いて形成されている。
このガイドシート3は、各ヘッドの下部に拡大図の2(a)に示すように設置されるが、第1カーテンヘッド21については、図2(b)に示すように、直接、第1カーテンヘッド21とガイドシート3とが接する場合もある。 なお、各カーテンヘッドとガイドシート3との距離s(図2(a)参照)は、塗工液の特性に左右され、0.1〜100mmの範囲となる。
そして、図1に示すように、第4カーテンヘッド24のノズル24nの直下より下流の斜面3sの終端部で下向きのカーテンガイド部3gがウェブwに向けて形成されている。
なお、ガイドシート3の斜面3sの終端部を基点とする傾斜角3θは、おおよそ15°〜60°の範囲内で設定され、本装置では30°に設定している。 なお、ガイドシート3の斜面3sの傾斜角3θは、任意に設定できるものである。
また、本実施例では、ガイドシート3が側面視で曲線状の場合を例示しているが、直線状の場合もあり得る。
塗料特性にもよるが、カーテンヘッド21、22、23、24とガイドシート3との距離sが不適切であると、概念的幅方向図である図3(a)に示すように、塗料t1、t2、t3、t4の連続性が損なわれ塗料カーテンtc1、tc2、tc3、tc4の連続性が失われ、一様な膜圧をもって流れることが阻害されてしまう。
また、概念的側面図である図3(b)に示すように、カーテンヘッドのノズルから噴出された塗料t1が、ガイドシート3の斜面に当り塗料凸部t1aが形成され、ガイドシート3の斜面3s上を一様な膜厚をもって流れることが阻害されてしまう。
これらの問題を防ぐため、前述の如く、カーテンヘッド21、22、23、24とガイドシート3との距離sは塗料特性に合わせ、0.1mm〜100mmの範囲で調整する。
或いは、図2(b)に示すように、噴出された塗料t1をガイドシート3の斜面3sへ滑らかに案内する噴出案内部3fを、ノズル21nの吹出し口に近接して配設することにより、一様な膜厚を形成してガイドシート3の斜面3s上を流すことができ、正常な塗工を行える。
なお、図1に示すように、第2カーテンヘッド22、第3カーテンヘッド23、第4カーテンヘッド24にそれぞれ、噴出案内部3f1、3f2、3f3を配設することも可能であり、この場合、ガイドシート3とは別体のものとなる。
本実施例においては、噴出案内部3f(図2(b)参照)がガイドシート3と一体のものを例示しているが、ガイドシート3と一体に設けてもよいし、別体に設けてもよい。
このように、噴出案内部を設けるか否かは、塗料の液性、噴出条件等によって、適宜、選択することができる。
図4(a)は、図1に示す第3カーテンヘッド23、第4カーテンヘッド24廻りを拡大して示す概念的拡大図であり、図4(b)は、(a)図の概念的A方向矢視図である。
図4(a)に示すように、第3カーテンヘッド23から噴出される塗料t3、第4カーテンヘッド24から噴出される塗料t4は、それぞれガイドシート3の斜面3s上で他の塗料t1、t2に積層して塗料層を形成し、ガイドシート3の斜面3sの終端部に続くカーテンガイド部3gからt1、t2、t3、t4による塗料カーテンtcを形成し、ウェブw面に塗布が行われている。
ここで、図4(b)に示すように、カーテンガイド部3gから流れ落ちる塗料カーテンtcのうち塗料t4の塗料カーテンtc42のみが、ウェブw幅bwより大きな幅bt4を有しており、塗工に用いられなかった余分な塗料t4は、カラーパンcpにより受けられ回収されている。
図5は、塗工工程におけるカーテンガイド部3g廻りを示す概念的拡大斜視図である。
図5に示すように、ガイドシート3のカーテンガイド部3gから流れ落ちる塗料カーテンtcのうち、一番上の塗料t4のみ両側端部が1層となり薄いため、両側端部の塗料t4が表面張力により中央部側に引っ張られ縮流が生じ、縮流後の塗料t4によりウェブw面が塗布されることになる。
そのため、第4カーテンヘッド24から噴出する塗料カーテンtc41(図1参照)の幅は、縮流後の塗料t4のカーテン幅bt4を考慮して広い幅をもたせる必要がある。
一方、図4(b)、図5に示すように、第3カーテンヘッド23から噴出される塗料t3は、カーテンガイド部3gから流れ落ちた際に、その両側端部が塗料t4と2層状になるため下降する流れの力が表面張力より強く、塗料t4のような縮流は発生しない。
同様に、カーテンガイド部3gから流れ落ちる塗料t2、t1も、その両側部が3層状、4層状になるため下降する流れの力が強く、表面張力により縮流が発生することはない。
図4(b)に示すように、第3カーテンヘッド23から噴出される塗料t3は、ノズル23nの幅を調整して塗料t4の塗料カーテンtc42の幅bt4より狭く、かつウェブwの幅bwより狭い幅bt3をもって、噴出させている。
また、第2カーテンヘッド22から噴出される塗料t2は、ノズル22nの幅を調整して塗料t3の塗料カーテンtc32の幅bt3より狭い幅bt2をもって噴出させており、また、第1カーテンヘッド21から噴出される塗料t1は、塗料t2の塗料カーテンtc22の幅bt2より狭い幅bt1をもって噴出させている。
なお、塗料t2の幅bt2は、塗料t3の幅bt3より片側10mm狭く設定されており、塗料t1の幅bt1は、塗料t2の幅bt2より片側10mm狭く設定されている。
このようにして、ガイドシート3の斜面3sに沿って流れる塗料層において、下流側のカーテンヘッドから噴出された塗料層は、隣接する上流側のカーテンヘッドから噴出される塗料層より幅広であり、かつ、該塗料層の両側縁を覆うようにしている。
こうすることで、各塗料層の側端縁部は、互いに重なることはなく、また、下流側のカーテンヘッドから噴出され、隣接する上層の塗料に抑えられるため、各塗料層が安定して、ウェブwに対して正常な塗工が行える。
次に、塗工に用いられる余分な塗料の回収方法の変形例について、図1のD方向矢視概念図の図6(a)を用いて説明する。
本例においては、第3カーテンヘッド23、第4カーテンヘッド24のみを用いて、それぞれ塗料t3、t4を噴出した場合を例示している。
塗工エリアにおいては、図6(a)のE−E線断面図の図6(b)に示すように、第3カーテンヘッド23から噴出された塗料t3が塗料カーテンtc3を形成してガイドシート3上に落ちて流れ、第4カーテンヘッド24から噴出された塗料t4が塗料カーテンtc4を形成してガイドシート3上を流れる塗料t3上に落ちて流れ、ガイドシート3の斜面3s上を層状に積層して流れる。 そして、層状の塗料t3、t4は、ガイドシート3の斜面3sの終端部に続くカーテンガイド部3gから流れ落ち、ウェブw面に落下して塗布されている。
ここで、図6(a)のF−F線断面図の図6(c)に示すように、第4カーテンヘッド24から噴出された塗料t4のうちの余分な塗料t4は、カラーパンcp4、cp4で受けられ、第3カーテンヘッド23から噴出された塗料t3のうちの余分な塗料t3は、カラーパンcp3、cp3で受けられている。
なお、図6(a)に示すように、塗料t4、t3が混合した余分な若干の塗料は、カラーパンcp5、cp5で受けられている。
上記変形例では、カーテンヘッド21、22を用いない場合を例示したが、カーテンヘッド21、22を用いた場合には、カラーパンcp3、cp3に余分な塗料t1、t2が混合して回収されることがある。
このように、カーテンヘッド21、22を用いない場合には、カラーパンcp3、cp3には、第3カーテンヘッド23からの余分な塗料t3のみを単独で回収できる。
一方、第4カーテンヘッド24からの余分な塗料t4は、カラーパンcp4、cp4で混合することなく単独で回収できる。
従って、第4カーテンヘッド24、第3カーテンヘッド23のみを用いて塗工を行う場合には、それぞれの余分な塗料t4、t3を単独で回収できる。
次に、第1カーテンヘッド21から噴出される塗料t1の幅bt1を設定するための第1分流装置B1について説明する。
第1分流装置B1は、図7に示すように、第1カーテンヘッド21のノズル21nに近接して配設される噴出案内部3fを、塗布に用いられる塗料t1の幅を有し、該塗料t1を案内する中央部の塗料案内部3fbと、回収すべき塗料t1を案内する側端部の回収案内部3k、3kとに方向を変え別れる形状に、短冊状に形成している。
そして、ノズル21nから塗料t1を塗料案内部3fb、回収案内部3k、3kに対して吹出すことにより、塗布に用いられる塗料t1は、図7のB−B線断面図の図8(a)に示すように、塗布すべき所定の幅、すなわち塗料案内部3fbの幅で塗料案内部3fb上を案内され流され、また、塗布に用いられず余分な塗料t1は、図7のC−C線断面図の図8(b)に示すように、回収案内部3k、3k上を案内され流れカラーパンcpで受けて回収されている。
このように、ノズル21nに近接して配設した塗料案内部3fbの幅を調節することにより、塗布すべき塗料t1の幅の調整、位置決めが確実に且つ簡単に行え、余分な塗料t1を回収して、塗料t1を有効利用することができる。
図9には、第1分流装置B1の変形例である第2分流装置B2を示している。
この構成では、第1カーテンヘッド21のノズル21nに近接して配設された噴出案内部23fに、下流側に向い除々に広がるくさび状の一対の分流ガイド部材g1、g2を設けている。 この分流ガイド部材g1、g2間の幅寸法gsは、塗布に用いられる塗料t1の幅寸法に設定している。
第2分流装置B2を用いた場合には、ノズル21nから塗料t1を噴出すると、塗料t1は、噴出案内部23f上を流れ、分流ガイド部材g1、g2により、分流ガイド部材g1、g2間を流れ、分流ガイド部材g1、g2間の幅寸法gsと同じ幅をもつ塗布に用いられる塗料t10と、分流ガイド部材g1、g2の外側を流れる余分な塗料t11、t11とに分流できる。
この構成によると、一旦、分流ガイド部材g1、g2により分けられた塗布すべき塗料t10と余分な塗料t11、t11とは、それぞれの表面張力により引き合い、再び合流することが避けられる。 なお、塗料t1の流れ方向に直角な分流ガイド部材g1、g2の幅寸法を、それぞれ10mm程度以上に設定することで、分流が有効に行われることが確認されている。
この構成により、余分な塗料t11、t11を回収して無駄省き、塗料t1を有効利用できる。
次に、上述した構成の塗工装置1を用いて、ウェブwの片面に異なる塗料t1、t2、t3、t4の多層の塗布層を形成して塗工する過程について説明する。
まず、1層目に塗布される塗料t1を、図1、2(a)に示すように、第1カーテンヘッド21のノズル21nから噴出案内部3f上に噴出する。
この際、塗布に用いられる塗料t1の幅は、図7に示した第1分流装置B1または図9に示した第2分流装置B2により所定幅に調整され、余分な塗料t1は、分流されカラーパンcpで受けて回収される。
2層目に塗布される塗料t2は、図1、図2(b)に示すように、第2カーテンヘッド22のノズル22nから、1層目の塗料t1の幅bt1より広い幅bt2(図4(b)参照)、例えば、塗料t1の幅bt1より片側10mm広く吹出され、図1、図3(b)に示すように、ガイドシート3の斜面3s上を流れる1層目の塗料t1の上に塗布する。
3層目に塗布される塗料t3は、図1、図2(b)、図4(b)に示すように、第3カーテンヘッド23のノズル23nから、2層目の塗料t2の幅bt2より広い幅bt3(図4(b)参照)、例えば、塗料t2の幅bt2より片側10mm広く吹出され、ガイドシート3の斜面3s上を流れる2層目の塗料t2の上に塗布する。
4層目に塗布される塗料t4は、図1、図2(b)、図5に示すように、第4カーテンヘッド24のノズル24nから、縮流を考慮して3層目の塗料t3の幅bt3より広い幅で吹出し、図4(b)に示すように、縮流後に幅bt4になるように、ガイドシート3の斜面3s上を流れる3層目の塗料t3の上に塗布する。
なお、カーテンヘッド22先端部とガイドシート3上を流れる1層目の塗料t1との位置関係は、塗料t1、t2の液性により、第2カーテンヘッド22の移動、ガイドシート3の移動等により最適条件となるように調整できる。
第3カーテンヘッド23、第4カーテンヘッド24の場合についても、上記カーテンヘッド22の場合と同様に、カーテンヘッド、ガイドシート3の移動により最適条件となるように調整できる。
こうして、ガイドシート3上に、4層に形成された塗料t1、t2、t3、t4は、図1、図4に示すように、ガイドシート3の斜面3s上を流れ、カーテンガイド部3gに沿って案内されガイドシート3から離れる際に、重力により塗料カーテンtcを形成してウェブw面上に塗布され、ウェブw面上に塗料t1、t2、t3、t4の4層の塗布層を形成する塗工が行われる。
こうして、ウェブw面上に任意の数の塗料による多層塗工を行うことができる。
なお、本実施例においては、1層目の塗料t1についてのみ、噴出案内部3fを配設した場合を例示したが、流量の少ない等の塗料の液性により、任意に何れのカーテンヘッドについても噴出案内部を配設することができる。
この場合、図7、7に示す第1分流装置B1、或いは、図9に示す第2分流装置B2を配設して、塗布すべき塗料と回収すべき塗料とを分流すれば、必要な塗料のみ塗布に用いて、余分な塗料は回収することができる。
このようにして、多層を形成する塗料t1、t2、t3、t4により塗布されたウェブwは、乾燥工程後、その両側部のまだら等の正常な塗布がおこなわれない箇所が切断分離され、紙製品となる。
なお、上述の実施例では、図1に示すように、ウェブwを矢印α方向に搬送したので、ウェブw面上から、1層目に塗料t1の塗膜層、2層目に塗料t2の塗膜層、3層目に塗料t3の塗膜層、4層目の最上層に塗料t4の塗膜層を形成する塗工が行われるが、ウェブwを矢印β方向に搬送した場合には、1層目に塗料t4の塗膜層、2層目に塗料t3の塗膜層、3層目に塗料t2の塗膜層、4層目の最上層に塗料t1の塗膜層を形成する塗工を行うことができる。
また、上述した構成によれば、塗工する製品の品種により、任意のカーテンヘッドの塗料を送ったり止めたりすることが可能であり、止めたカーテンヘッドの塗料はカラーパンに落として循環手段である配管、ポンプ等(図示せず)を用いて循環できる。
また、塗工運転中にカーテンヘッド21、22、23、24の切り替えが可能であり、塗工に用いないカーテンヘッドは塗料をカラーパンで受けて循環手段で循環させ待機したり、または塗料に代えて水を供給手段である水専用のポンプ、配管等(図示せず)から流し、水を循環させて清掃を行うこともできる。
例えば、図10は、カーテンヘッド22、23、24を用いて、塗料t2、t3、t4のうちの何れかを選択して塗工を行う場合を示した概念図である。
図10(a)は、第2カーテンヘッド22からの塗料t2、第3カーテンヘッド23からの塗料t3、第4カーテンヘッド24からの塗料t4を順番に積層してウェブw面を塗工した場合である。 この場合、塗料t2、t3、t4がそれぞれ循環用カラーパン(受け容器)cp21、cp31、cp41によって受けられ循環されることはない。
図10(b)は、第2カーテンヘッド22からの塗料t2、第4カーテンヘッド24からの塗料t4を順番に積層してウェブw面を塗工した場合である。 この場合、第3カーテンヘッド23を待機位置に移動させ、第3カーテンヘッド23からの塗料t3は、循環用カラーパンcp31によって受けられ循環されたり、塗料t3に代えて水を循環させ清掃が行われる。
図10(c)は、第3カーテンヘッド23からの塗料t3、第4カーテンヘッド24からの塗料t4を順番に積層してウェブw面を塗工した場合である。 この場合、第2カーテンヘッド22を待機位置に移動させ、第2カーテンヘッド22からの塗料t2は、循環用カラーパンcp21によって受けられ循環されたり、塗料t2に代えて水を循環させ清掃が行われる。
図10(d)は、第2カーテンヘッド22からの塗料t2、第3カーテンヘッド23からの塗料t3を順番に積層してウェブw面を塗工した場合である。 この場合、第4カーテンヘッド24を待機位置に移動させ、第4カーテンヘッド24からの塗料t4は、循環用カラーパンcp41によって受けられ循環されたり、塗料t4に代えて水を循環させ清掃が行われる。
上記構成によれば、1層目の塗料t1は、カーテンを形成することなく噴出案内部3fに案内され斜面3s上を流れるため、安定する。
また、液状の塗料の1層目に2層目以降の他の塗料のカーテンを落下させ多層になった塗料層をウェブw面上に落下させるので、ウェブw面上に落下する塗料カーテンの総膜厚が厚くなり、それぞれの塗料が小流量でもウェブw面の塗布に直接用いられる塗料カーテンtcの安定化を図れる。
従って、小流量塗工が可能であり、塗料の節約が行える。
そのため、ウェブwが高速運転されていても安定した塗工が行え、塗りムラ、マダラ等の無い一様な塗布が行われ、高品質の塗工を行える。
また、従来の多層塗工装置では困難であった大流量の塗料でも、安定した塗料の各層が維持できるので、膜厚の厚い厚塗り塗工も可能である。
また、ガイドシート3から離れる際に、重力による多層の塗料カーテンが形成されるので、従来のカーテン塗工と同様に、被塗工物との距離を任意に設定でき、塗工速度に合わせた最適距離を設定できる。
また、各塗料層は、ガイドシート3の斜面3s上で多層を形成する以前に塗工幅を設定可能であり、ウェブw上に塗布される各塗料層の幅設定が容易である。 よって、塗工の操業が簡易である。
また、余分な塗料は、それぞれの塗料が混ざることなく各塗料別に回収することができる。
また、ガイドシート3上を流れる塗料層は、隣接する下層の塗料層の両側縁を覆う広い幅で流すため、各塗料層が安定して流れ、塗工直前の塗料カーテンtcが安定する。
また、各カーテンヘッドの吹出し口に近接して噴出案内部を配設すれば、使用する塗料の流量が少ない場合にも、安定したガイドシート3の斜面3f上を流れる塗料層が得られ、正常なウェブw面への塗工が可能となる。 従って、塗料の液性に合わせた最適塗工が可能である。
また、カーテンヘッドの噴出口に近接して配設される噴出案内部に、塗工幅を設定する第1分流装置B1、第2分流装置B2を配設すれば、塗布すべき塗料と余分な塗料との分流が円滑に行われる。
そのため、適正かつ最適な量の塗料を用いて塗工工程が遂行され、余分な塗料は回収して再利用することができ、塗料の有効利用が図れる。
また、塗料の各層は、それぞれの塗工層が安定された後、多層を形成できるので、各塗料層の塗工品質の向上が図られる。
また、塗工する製品の品種により、任意のカーテンヘッドの塗料を送ったり止めたりすることが可能であり、また、塗工運転中にカーテンヘッド21、22、23、24の切り替えが可能であり、塗工に用いないカーテンヘッドは塗料をカラーパンで受けて循環させ待機したり、または水を循環させ清掃することもできる。
従って、塗工する製品の品種が変わった場合にも、連続した塗工運転が可能であり、使用されていないカーテンヘッドは水等を循環させて清掃を行うこともできる。
なお、本実施例においては、上流側の塗工層に対して下流側の塗工層が広幅の場合を例示して説明したが、上流側の塗工層に対して下流側の塗工層が狭い幅であってもよく、或いは、全ての塗工層の幅が同じでもよい。
この構成によっても、上述の作用効果は同様に得られるものである。
従って、各塗工層の自由度を高めた複数の塗料による多層塗工を行えるカーテン塗工方式の塗工装置が実現できる。
本発明の活用例として、カレンダー、カタログ、感熱用紙、感圧用紙、写真のフィルム等へ塗料を塗布するための塗工装置、それ以外に、自動改札用のキップの片面に磁性材料を塗布するための塗工装置等に適用することが可能である。
本発明の実施例に関わる塗工装置を示す概念的側断面図。 (a)および(b)は、図1の塗工装置の第1カーテンヘッド廻りを示す拡大図、および図1の塗工装置の第2、第3、第4カーテンヘッドヘッド廻りを示す拡大図。 (a)および(b)は、実施例の塗工装置において噴出案内部を形成しない場合を示す概念的側断面図、および、第2カーテンヘッドから第2の塗料を噴出して塗料カーテンを形成してガイドシート上を流れる塗料の上に落下させた場合を示す概念的側断面図。 (a)および(b)は、図1に示す第3、第4カーテンヘッド廻りを拡大した拡大図、および(a)図のA方向矢視の概念的拡大図。 実施例のガイドシートのカーテンガイド部廻りの概念的拡大斜視図。 (a)、(b)、および(c)は、塗料の回収方法の他の変形例である図1のD方向矢視概念図、(a)図のE−E線断面図、および(a)図のF−F線断面図。 実施例の第1分流装置を示す概念的斜視図。 (a)および(b)は、図7のB−B線断面図、および図7のC−C線断面図。 実施例の第2分流装置を示す概念的斜視図。 (a)、(b)、(c)、および(d)は、カーテンヘッドのうちの何れかを選択して塗工を行う場合を示した概念図。 従来のカーテン式塗工装置を示す概念的要部側断面図。
符号の説明
1…塗工装置、
21…第1カーテンヘッド(最上流側のカーテンヘッド)、
22…第2カーテンヘッド、
23…第3カーテンヘッド、
24…第4カーテンヘッド、
3…ガイドシート、
3f、3f1、3f2、3f3…噴出案内部、
3fb…塗料案内部、
3g…カーテンガイド部、
3k…回収案内部、
3s…斜面、
cp21、cp31、cp41…循環用カラーパン(受け容器)、
g1、g2…分流ガイド部材、
t1、t2、t3、t4…塗料、
tc…塗料カーテン、
w…ウェブ。

Claims (6)

  1. 搬送されるウェブ面上に塗料を多層に塗布する塗工装置であって、
    任意の間隔をもって配設され、塗料をそれぞれ下方に向け噴出させる複数のカーテンヘッドと、
    前記複数のカーテンヘッドからそれぞれ順次、斜面に向って噴出される塗料を、該斜面上を移動させるに伴ない順番に積層して多層の塗料層を形成し、該斜面の終端部の下向きのカーテンガイド部から塗料カーテンを形成してウェブ面上に該塗料層を移行させるガイドシートとを備え、
    前記複数のカーテンヘッドのうち少なくとも何れかのカーテンヘッドは、塗料の吹出し口に近接して配設され、噴出される塗料を前記ガイドシートの斜面へ案内して流す噴出案内部を有し、
    前記噴出案内部は、前記カーテンヘッドより噴出される塗料を前記ガイドシート斜面へ案内する塗料案内部と、該塗料案内部に隣接するとともに方向を変え別れて配設され、余分な塗料を分流させる回収案内部とを具備することを特徴とする塗工装置。
  2. 搬送されるウェブ面上に塗料を多層に塗布する塗工装置であって、
    任意の間隔をもって配設され、塗料をそれぞれ下方に向け噴出させる複数のカーテンヘッドと、
    前記複数のカーテンヘッドからそれぞれ順次、斜面に向って噴出される塗料を、該斜面上を移動させるに伴ない順番に積層して多層の塗料層を形成し、該斜面の終端部の下向きのカーテンガイド部から塗料カーテンを形成してウェブ面上に該塗料層を移行させるガイドシートとを備え、
    前記複数のカーテンヘッドのうち少なくとも何れかのカーテンヘッドは、塗料の吹出し口に近接して配設され、噴出される塗料を前記ガイドシートの斜面へ案内して流す噴出案内部を有し、
    前記噴出案内部は、互いの間隔が塗布に用いられる塗料の幅と同一寸法であり、下流側に行くに従い広がるくさび形状の一対の分流ガイド部材を具え、前記一対の分流ガイド部材間を流れる塗料はウェブ面の塗工に用いられ、該一対の分流ガイド部材の外側を流れる塗料は回収されることを特徴とする塗工装置。
  3. 前記斜面に沿って移動する塗料層において、下流側の前記カーテンヘッドから噴出される塗料層は、隣接する上流側の前記カーテンヘッドから噴出される塗料層より幅広であり、かつ、該塗料層の両側縁を覆うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の塗工装置。
  4. 前記噴出案内部は、最上流側のカーテンヘッドに配設されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の塗工装置。
  5. 前記複数のカーテンヘッドのうち塗工に使用されないカーテンヘッドから噴出される塗料を受ける受け容器と、
    前記受け容器で受けた塗料を再び当該カーテンヘッドに循環させる循環手段とを、
    さらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の塗工装置。
  6. 前記複数のカーテンヘッドのうち塗工に使用されないカーテンヘッドに水を供給する供給手段と、
    該カーテンヘッドから噴出される前記水を受ける受け容器と、
    前記受け容器で受けた前記水を再び当該カーテンヘッドに循環させる循環手段とを、
    さらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の塗工装置。
JP2005071218A 2005-03-14 2005-03-14 塗工装置 Expired - Fee Related JP4746894B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005071218A JP4746894B2 (ja) 2005-03-14 2005-03-14 塗工装置
EP06707828A EP1861207B1 (de) 2005-03-14 2006-01-25 Auftragsvorrichtung
AT06707828T ATE472377T1 (de) 2005-03-14 2006-01-25 Auftragsvorrichtung
PCT/EP2006/050424 WO2006097376A1 (de) 2005-03-14 2006-01-25 Auftragsvorrichtung
DE502006007326T DE502006007326D1 (de) 2005-03-14 2006-01-25 Auftragsvorrichtung
CN2006800082768A CN101142032B (zh) 2005-03-14 2006-01-25 涂布设备
US11/849,634 US20080029024A1 (en) 2005-03-14 2007-09-04 Applicator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005071218A JP4746894B2 (ja) 2005-03-14 2005-03-14 塗工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006247611A JP2006247611A (ja) 2006-09-21
JP4746894B2 true JP4746894B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=35985457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005071218A Expired - Fee Related JP4746894B2 (ja) 2005-03-14 2005-03-14 塗工装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20080029024A1 (ja)
EP (1) EP1861207B1 (ja)
JP (1) JP4746894B2 (ja)
CN (1) CN101142032B (ja)
AT (1) ATE472377T1 (ja)
DE (1) DE502006007326D1 (ja)
WO (1) WO2006097376A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083170A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Voith Paper Patent Gmbh 塗工装置

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4746894B2 (ja) * 2005-03-14 2011-08-10 ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ− 塗工装置
JP4902984B2 (ja) * 2005-11-01 2012-03-21 ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ− 塗工装置および塗工方法
JP4902983B2 (ja) * 2005-11-01 2012-03-21 ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ− 塗工装置および塗工方法
JP5103669B2 (ja) * 2006-12-14 2012-12-19 ボイス パテント ゲーエムベーハー 塗工装置および塗工方法
US20080178799A1 (en) * 2007-01-30 2008-07-31 Hiroyuki Kohno Two-layer curtain coater system
DE102007009702A1 (de) * 2007-02-28 2008-09-04 Voith Patent Gmbh Verfahren zur Herstellung einer beschichteten Faserstoffbahn, insbesondere aus Papier oder Karton
JP5239008B2 (ja) * 2007-07-13 2013-07-17 ボイス パテント ゲーエムベーハー 塗工機の塗工幅調整装置
JP5228226B2 (ja) * 2007-07-20 2013-07-03 ボイス パテント ゲーエムベーハー 感熱紙の製造装置
DE102007000781A1 (de) 2007-09-27 2009-04-02 Voith Patent Gmbh Auftragsvorrichtung
DE102007000779A1 (de) 2007-09-27 2009-04-02 Voith Patent Gmbh Auftragsvorrichtung
DE102007000776A1 (de) 2007-09-27 2009-04-02 Voith Patent Gmbh Auftragsvorrichtung
DE102007000780A1 (de) 2007-09-27 2009-04-02 Voith Patent Gmbh Verfahren zum Beschichten einer laufenden Papier-, Karton- oder anderen Faserstoffbahn
DE102007000782A1 (de) 2007-09-27 2009-04-02 Voith Patent Gmbh Auftragsvorrichtung zum Auftragen wenigstens zweier Schichten auf eine Papier-, Karton- oder andere Faserstoffbahn
DE102007000778A1 (de) * 2007-09-27 2009-04-02 Voith Patent Gmbh Auftragsvorrichtung und Verfahren zum Betreiben einer Auftragsvorrichtung
JP2009136751A (ja) 2007-12-05 2009-06-25 Voith Patent Gmbh カーテンコータ
JP5228227B2 (ja) 2007-12-05 2013-07-03 ボイス パテント ゲーエムベーハー カーテンコータのエッジガイド
JP5076215B2 (ja) * 2007-12-05 2012-11-21 ボイス パテント ゲーエムベーハー カーテンコータの運転方法
JP5282284B2 (ja) * 2008-04-25 2013-09-04 ボイス パテント ゲーエムベーハー カーテンコータ
EP2489521B1 (en) 2009-10-14 2013-12-11 Oji Holdings Corporation Heat-sensitive recording material
CN102221784B (zh) * 2010-04-19 2013-07-24 北京京东方光电科技有限公司 胶涂覆设备及胶涂覆方法
JP5346972B2 (ja) * 2011-03-30 2013-11-20 富士フイルム株式会社 被膜付きフィルムの製造方法
DE102011079568A1 (de) 2011-07-21 2013-01-24 Voith Patent Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Vorhangbeschichtung
US9789721B2 (en) 2013-05-22 2017-10-17 Oji Holdings Corporation Thermosensitive recording medium
WO2015050098A1 (ja) 2013-10-04 2015-04-09 王子ホールディングス株式会社 感熱記録体
CN104107785B (zh) * 2014-07-21 2016-05-18 浙江盛发纺织印染有限公司 一种提高阻燃涂层阻燃效果的中胶涂布装置
DE102021113804A1 (de) 2021-05-28 2022-05-05 Voith Patent Gmbh Beschichterdüse

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3973062A (en) * 1973-10-12 1976-08-03 Ciba-Geigy Ag Coating device
US4233346A (en) * 1978-03-01 1980-11-11 Agfa-Gevaert N.V. Method and apparatus for applying a plurality of superposed layers to a web by curtain coating
US4510882A (en) * 1982-10-06 1985-04-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Coating apparatus and method for the curtain coating of liquid compositions using it
JPH02501459A (ja) * 1987-10-07 1990-05-24 エヌ・シー・アール・インターナショナル・インコーポレイテッド 粘着物供給装置用洗浄システム
JPH03105969U (ja) * 1990-02-17 1991-11-01
JP2002192047A (ja) * 2000-11-22 2002-07-10 Voith Paper Patent Gmbh カーテンアプリケータ
US6428845B1 (en) * 1998-06-22 2002-08-06 Akzo Nobel N.V. Device and method for application of a gluing system
US6468592B1 (en) * 1997-08-15 2002-10-22 Jagenberg Papiertechnik Gmbh Applying a pigment coating to a paper or cardboard strip
JP2008525649A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 ボイス パテント ゲーエムベーハー 紙、厚紙又は繊維材料の他の移動ウェブに多層を直接塗被するための方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227777A (ja) * 1985-07-30 1987-02-05 Ricoh Co Ltd 現像装置
JPS63239A (ja) 1986-06-20 1988-01-05 開成工業株式会社 養液栽培における促進栽培方法
JPH03105969A (ja) * 1989-09-19 1991-05-02 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH03186377A (ja) * 1989-12-15 1991-08-14 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布装置
US5136970A (en) * 1989-10-06 1992-08-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Coating apparatus with vertically movable solution receiver
DE69115470T2 (de) * 1991-06-18 1996-08-01 Agfa Gevaert Nv Vorhangbeschichter
CN1240567A (zh) * 1996-12-16 2000-01-05 希巴特殊化学控股公司 用于向板涂料的方法和装置
KR20000057616A (ko) * 1996-12-16 2000-09-25 에프. 아. 프라저, 에른스트 알테르 (에. 알테르), 한스 페터 비틀린 (하. 페. 비틀린), 피. 랍 보프, 브이. 스펜글러, 페. 아에글러 인쇄 회로 기판의 코팅 방법 및 그 장치
US5861195A (en) * 1997-01-21 1999-01-19 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method for coating a plurality of fluid layers onto a substrate
US6117236A (en) * 1998-03-18 2000-09-12 Eastman Kodak Company Curtain coating apparatus and method with continuous width adjustment
US6103313A (en) * 1998-10-20 2000-08-15 Eastman Kodak Company Method for electrostatically assisted curtain coating at high speeds
DE10057734A1 (de) * 2000-11-22 2002-05-23 Voith Paper Patent Gmbh Vorhang-Auftragsvorrichtung
ATE456695T1 (de) * 2000-11-22 2010-02-15 Voith Patent Gmbh Vorhang-auftragsvorrichtung
DE10320146A1 (de) * 2003-05-06 2004-11-25 Voith Paper Patent Gmbh Mehrschicht-Auftragsvorrichtung zum Auftragen von Auftragsmedium im Wege wenigstens eines mehrschichtigen Vorhangs oder Schleiers
JP4746894B2 (ja) * 2005-03-14 2011-08-10 ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ− 塗工装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3973062A (en) * 1973-10-12 1976-08-03 Ciba-Geigy Ag Coating device
US4233346A (en) * 1978-03-01 1980-11-11 Agfa-Gevaert N.V. Method and apparatus for applying a plurality of superposed layers to a web by curtain coating
US4510882A (en) * 1982-10-06 1985-04-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Coating apparatus and method for the curtain coating of liquid compositions using it
JPH02501459A (ja) * 1987-10-07 1990-05-24 エヌ・シー・アール・インターナショナル・インコーポレイテッド 粘着物供給装置用洗浄システム
JPH03105969U (ja) * 1990-02-17 1991-11-01
US6468592B1 (en) * 1997-08-15 2002-10-22 Jagenberg Papiertechnik Gmbh Applying a pigment coating to a paper or cardboard strip
US6428845B1 (en) * 1998-06-22 2002-08-06 Akzo Nobel N.V. Device and method for application of a gluing system
JP2002192047A (ja) * 2000-11-22 2002-07-10 Voith Paper Patent Gmbh カーテンアプリケータ
JP2008525649A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 ボイス パテント ゲーエムベーハー 紙、厚紙又は繊維材料の他の移動ウェブに多層を直接塗被するための方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083170A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Voith Paper Patent Gmbh 塗工装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1861207A1 (de) 2007-12-05
CN101142032A (zh) 2008-03-12
JP2006247611A (ja) 2006-09-21
CN101142032B (zh) 2010-09-08
EP1861207B1 (de) 2010-06-30
US20080029024A1 (en) 2008-02-07
ATE472377T1 (de) 2010-07-15
DE502006007326D1 (de) 2010-08-12
WO2006097376A1 (de) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4746894B2 (ja) 塗工装置
WO2011101151A2 (de) Vorrichtung und verfahren zum bedrucken von oberflächen von werkstoffplatten, insbesondere holzplatten, mit einer mehrfarbigen abbildung
WO2011024636A1 (ja) カーテンコータのエッジガイド
JP2010531223A (ja) 塗布方法及び流し掛け式塗布装置
EP1861206B1 (de) Vorhang-auftragswerk
JP4902160B2 (ja) 塗工装置
JP2005161153A (ja) ダブル塗工装置
EP1900441B1 (en) Slide curtain coating apparatus and slide curtain coating method
CN101537402A (zh) 帘式涂布设备和帘式涂布方法
EP2146003A2 (de) Vorhang-Auftragswerk
JP4902983B2 (ja) 塗工装置および塗工方法
JP5228227B2 (ja) カーテンコータのエッジガイド
JP5239008B2 (ja) 塗工機の塗工幅調整装置
JP5228226B2 (ja) 感熱紙の製造装置
JP4766660B2 (ja) 2層式カーテンコータ
JP5282284B2 (ja) カーテンコータ
JP7287662B2 (ja) ラミネート装置、ラミネート製品製造装置及びラミネート製品の製造方法
JP5338427B2 (ja) カーテン塗工装置
JP2008173577A (ja) カーテンコータ
JP2005262703A (ja) 塗布装置及び塗布方法
JP2008149217A (ja) 塗工装置および塗工方法
JP5292623B2 (ja) カーテンコータのエッジ処理装置
EP2409781B1 (de) Vorhangauftragswerk
JP2007196151A (ja) カーテンスプレー塗布装置
JP2009136751A (ja) カーテンコータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110516

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees