JP2005262703A - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スプレー塗布器を用いる塗布装置や塗布方法により発生する余計な液滴の飛散を防止し、飛散した液滴による塗膜の点状ムラや塗布装置の汚染防止(乾燥した汚染物質の被膜の落下による塗布欠陥も含む)をするための塗布装置及び塗布方法を提供する。
【解決手段】 基体を搬送し、該基体の搬送方向と交差する方向の塗布巾にわたり、スプレー塗布器により塗布液の液滴を噴霧することによって、前記基体上に塗布液層を形成しインクジェット記録用紙を作る塗布装置において、前記スプレー塗布器の上下の最外面の内、少なくとも一方の最外面に沿って、塗布部に向かって補助気流を吐出させるとき、スプレー塗布器の上流側の吐出圧力をPh1、スプレー塗布器の下流側の吐出圧力をPh2とする場合、吐出圧力の条件を100(Pa)<Ph1、Ph2<50000(Pa)とすることを特徴とする塗布装置。
【選択図】 図10

Description

本発明は、塗布液を液滴として噴霧して基体に塗布してインクジェット記録用紙を製造する塗布装置及びそれを用いた塗布方法に関する。
基体上に塗布液を塗布する方法は種々知られている。例えば、搬送される長尺の帯状の基体上に塗布液を高精度に塗布する方法としては、非特許文献1に述べられている如く、各種の方法が提案されており、例えば、ディップ塗布法、ブレード塗布法、エアーナイフ塗布法、ワイヤーバー塗布法、グラビア塗布法、リバース塗布法、リバースロール塗布法、エクストルージョン塗布法、スライドビード塗布法、カーテン塗布法等が知られている。そして、これらの塗布方法において、基体の幅方向に高精度に均一な乾燥膜厚を得るために、塗布時の(塗布後、乾燥前の)塗布膜厚精度、均一性等に注意を払い、塗布を行っている。
これらの塗布法の中で特に、流量規制型のダイスを有する塗布装置は、高速、薄膜、多層同時塗布が可能であり、その特徴により写真感光材料、インクジェット記録材料、磁気記録材料等の塗布装置として広く用いられている。
その好ましい一例としては、Russell等によりに特許文献1に提案されたスライドビード塗布装置、あるいはエクストルージョン塗布装置等が広く用いられている。またカーテン塗布装置もダイスを有する流量規制型の塗布装置であるが、同様に広く用いられている。
例えば、このスライドビード塗布装置の場合、塗布装置先端と搬送される基体との間に、ビードと称する塗布液溜まりを形成し、このビードを介して塗布が行われる。また、カーテン塗布装置の場合、塗布装置からカーテン状の塗布液膜を自由落下させ、落下先に基体を位置させることにより塗布が行われる。これらは、高精度に均一な乾燥膜厚を得るのに大変有用である。
しかし、これらダイスを有する塗布装置による塗布は、その原理上、ビードやカーテン膜等、塗布装置と基体との間を連続的に塗布液でつなぐことになる。基体上に均一な厚さの塗布膜を形成するためには、塗布装置からの塗布液流量は、常に一定で、途切れがあってはならない。すなわち、塗布膜を連続的に形成するため、また、塗布膜厚を精度高く一定にするために、所定量以上の塗布液を要することになる。よって、これらの方式において、塗布装置から吐出される塗布液量を極端に少なくすることは、均一な膜厚を得る目的からすると、困難を伴う。
そのため、塗布層あたりの溶質量が少ない、つまり、塗布液を塗布し乾燥する前の湿潤膜厚がごく薄い膜(例えば、1〜50μm程度)を形成する場合には、塗布液の溶媒量を増やし、塗布液全体を増量することが必要となる。特に塗布液の粘度が低い場合には、基体上で流れてしまうため、安定な塗布膜を形成することが難しく、塗布液量をますます増やさねばならない。
しかし、溶媒量を増やすと、塗布後、溶媒を飛ばして乾燥させる負荷(乾燥負荷)が大きくなり、生産効率上好ましくない。また、溶媒量が多かったり、乾燥に時間がかかると、当該塗布層の下に別の構成層が存在する場合には、該構成層に当該塗布層の塗布液が過度に浸透、拡散し、悪影響を及ぼす場合がある。
特に基体上に高精度に均一な膜厚の薄膜を高速に形成するインクジェット記録用紙を製造するに当たって、すでに塗布形成された構成層の上に更に薄膜を設ける場合には、該構成層に悪影響がなく、トータルの生産効率の高い塗布装置び塗布方法を提供することが必要である。このようにインクジェット用記録用紙のインク吸収層を構成層として、この上に薄膜のオーバーコート層を設ける場合に、スプレー塗布器を用いて、記録用紙の諸特性、塗膜均一性、塗布液安定性に優れたインクジェット記録用紙の製造方法及び製造装置が特許文献2、特許文献3に示すように提供された。このようなスロットノズルを用いる塗布器は特許文献4や特許文献5にも開示されているが、これは接着剤の塗布のような高粘度の塗布液に適用可能であるが、本発明が対象とする薄膜のオーバーコート層の塗布器としては不向きである。また、前記特許文献2、特許文献3に記載の塗布装置では、液滴の飛散やそれによる塗布面の点状ムラが起こり、塗布装置の汚れも生じている。その中で特許文献3においては液滴の飛散防止方法について一部検討されており、液滴の飛散防止設備形状についての記載があるが、その条件範囲は全く記載されてなく、不十分であり、未解決の状態である。
米国特許第2,761,791号明細書 特願2002−49715号 特願2002−253172号 特開平05−309310号公報 特開平06−170308号公報 Edward Cohen,Edgar Gutoff著「MODERN COATING AND DRYING TECHNOLOGY」
本発明は、このような塗布装置や塗布方法により発生する余計な液滴の飛散を防止し、飛散した液滴による塗膜の点状ムラや塗布装置の汚染防止(乾燥した汚染物質の被膜の落下による塗布欠陥も含む)するための塗布装置及び塗布方法を提供することを目的にするものである。
この目的は次の技術手段(1)〜(8)の何れかによって達成される。
(1)基体を搬送し、該基体の搬送方向と交差する方向の塗布巾にわたり、スプレー塗布器により塗布液の液滴を噴霧することによって、前記基体上に塗布液層を形成しインクジェット記録用紙を作る塗布装置において、前記スプレー塗布器の上下の最外面の内、少なくとも一方の最外面に沿って、塗布部に向かって補助気流を吐出させるとき、スプレー塗布器の基体搬送方向上流側の吐出圧力をPh1、スプレー塗布器の基体搬送方向下流側の吐出圧力をPh2とする場合、吐出圧力の条件を100(Pa)<Ph1、Ph2<50000(Pa)とすることを特徴とする塗布装置。
(2)(1)項に記載の塗布装置において、前記スプレー塗布器の最外面に沿って補助気流を流している外側に、気流が拡散しないでスプレー塗布器に沿って塗布部に向かって流れるように、ガイド板を有することを特徴とする塗布装置。
(3)(1)又は(2)項に記載の塗布装置において、前記スプレー塗布器の最外面に沿って塗布部に向かって流す補助気流が、全幅均一に流れるように整流板を有することを特徴とする塗布装置。
(4)(1)〜(3)項の何れかに記載の塗布装置において、前記スプレー塗布器を収容する第1筐体と、該第1筐体内を減圧状態に保持する減圧手段と塗布液の吐出部付近に基体両外縁部をマスキングするマスキング板を有することを特徴とする塗布装置。
(5)(4)項に記載の塗布装置において、前記第1筺体を有する前記スプレー塗布器に対向する基体の反対側に第2筐体に収容され複数に分割された減圧室にそれぞれ設けた搬送手段と、該搬送手段の各減圧室の減圧値が別々に設定可能な減圧設備とが設けられ、前記基体は搬送手段によって減圧吸引されながら搬送されることを特徴とする塗布装置。
(6)前記補助気流の吐出圧力Ph1、Ph2の値は互いに別々に設定可能であることを特徴とする(1)〜(5)項の何れか1項に記載の塗布装置。
(7)前記スプレー塗布器は、全塗布幅にわたって前記塗布液を吐出する複数の塗布液ノズルと、前記塗布液ノズルの塗布液が吐出する開口端に近接して気流を噴出するガスノズルとを有し、前記塗布液ノズルから吐出する塗布液に前記気流を衝突させて液滴を形成することにより基体にスプレー塗布を行うことを特徴とする(1)〜(6)項の何れか1項に記載の塗布装置。
(8)(1)〜(7)項の何れかに記載の塗布装置を用いて、基体上に塗布液層を形成し、インクジェット記録用紙を製造することを特徴とする塗布方法。
ガイド板や整流板を用いて、塗布部の基体面に向かって補助気流を吐出させるスプレー塗布器を有する本発明の塗布装置及び塗布方法により、粗大液滴の飛散による点状ムラ、装置の汚染が発生がない安定したインクジェット記録用紙というメディアの生産の行える塗布装置及び塗布方法が提供できるようになった。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
[スプレー塗布器]
図1は、本発明のインクジェット記録用紙の製造装置におけるスプレー塗布器1の斜視図である。
図中、符号1はスプレー塗布器、Sは長尺の帯状をなす基体である。基体Sは、基体Sの長手方向である図中の矢印の搬送方向に、図示しない搬送手段により一定の速度で搬送される。スプレー塗布器1の塗布液ノズル2及びガスノズル3は、搬送方向と直交する方向である基体Sの幅手方向に長さを有し、基体Sの塗布面に対向するように配置されている。塗布液ノズル2の塗布液吐出部2aから吐出された塗布液は、ガスノズル3のガス吐出部3aから吐出された加圧ガスにより液滴状に噴霧され、搬送される基体S上に液滴が着地することにより塗布が行われる。
図2は、図1で説明したスプレー塗布器1の概略断面図である。
図2において、スプレー塗布器1は、ガスポケット3bを有する1対のガスノズル3と、塗布液ポケット2bを有する塗布液ノズル2とを有している。塗布液は、連鎖状にならず液滴を形成できる粘度(0.1〜250mPa・sが好ましい)を有する例えば機能賦与化合物含有溶液などにより形成される。この塗布液を調製釜4に入れ、ポンプ5、流量計6を経て、塗布液ポケット2bに供給して塗布液ノズル2に導入する。一方、ガスノズル3へは、加圧空気源7より制御弁8を介して、ガスポケット3bに圧送された加圧空気が供給される。
塗布処理に際しては、塗布液ノズル2より規定の塗布量となるように調製釜4より塗布液を供給すると同時に、一対のガスノズル3より加圧空気を吹き付け、塗布液を微細な液滴状にして、基体S上に噴霧、吐着させる。塗布液を微細な液滴として、基体S表面に供給することにより、極めて均一性の高い薄膜を、乾燥負荷なく、高速で形成することができる。
図3は、スプレー塗布器1と、基体S上に形成される液滴の形成及び飛翔状態を説明する拡大断面図である。
図3において、塗布液ノズル2より吐出された塗布液は、塗布液ノズル2の両サイドに近接して設けられたガスノズル3より供給される圧縮空気により、細分化、液滴化され球形に近い液滴粒子9となり、飛翔し、基体S表面に均一に着弾する。図3では、基体Sは、支持体Sa上にインク吸収層Sbを構成層として塗布したモデルで示してある。基体S上に着地する塗布液の液滴の面積範囲は、常に均一であることが好ましいが、特に、搬送方向における長さ(図中、飛散長さと記載)が塗布幅にわたって均一であることが好ましい。また、塗布液ノズル2の開口端を基点として基体Sに対し、噴霧される液滴群の広がり角度θは、塗布幅にわたって均一であることが好ましい。
図4は、図3のスプレー塗布器1を塗布液吐出部2a側から見た底面図であり、塗布幅方向に配置された複数の塗布液吐出部2aと、ガス吐出部3aの配置を示す。
図4に示す塗布液吐出部2aは、円形の開口端を有する塗布液吐出部2aが、塗布幅方向に例えば23個並んでいる。そして、各塗布液吐出部2aの両サイドに近接して、ガス吐出部3aが設けられている。各塗布液吐出部2aは、それぞれ等間隔に配列されている。同様に各ガス吐出部3aも等間隔に配列されている。
ここでは、一つの塗布液吐出部2aと対応する2つのガス吐出部3aとが塗布幅方向と直交する方向に一直線上に配置されているが、塗布液吐出部2aとガス吐出部3aとが、互い違いに千鳥状に配置されていてもよい。塗布液吐出部2aまたはガス吐出部3aの間隔(ピッチ)は一定であることが好ましい。
図5は、スプレー塗布器1の分解斜視図である。図中、符号の1bおよび1dは、所定の距離を有する塗布液用スリットを形成し、このスリットに塗布液を流下させるためのダイブロックである。片方のダイブロック1bは、図示しない塗布液供給源から供給される塗布液を受け入れ、塗布液ポケット2bまで連通する塗布液供給管1fを有している。塗布液ポケット2bに滞留した塗布液は、ダイブロック1bおよび1dの間に形成された塗布液用スリットを流下する。1cは、ブロック1b,1dに挟まれたシム(詰め金)であり、2つのダイブロック1bおよび1dの間隙に形成された塗布液用スリットを垂直方向に分断して塗布幅方向に複数の塗布液ノズルを形成する。
また、1aおよび1eは、ガスブロックで、ダイブロック1bおよび1dのそれぞれとの間隙に圧縮ガスが流通するガスノズルを形成する。この場合のガスノズルは塗布幅方向に延びるスリットである。図示しないエア供給源から圧縮エアがそれぞれのガスブロックのエア供給管1gに供給され、一旦、塗布液ポケット2bに滞留した後、ダイブロック1b,1dとガスブロック1a,1eとの間隙に形成されたガスノズルを圧力をもって流下する。
上記シム1cの間を流下してきた塗布液および2つのガスノズル3を流下してきた圧縮エアは、スプレー塗布器1の底部である塗布液吐出部2aにおいて衝突し、液滴を形成して、被塗布対象物である基体S上に飛翔する。
本発明に用いられるスプレー塗布器1において、具体的に、塗布液ノズル2の塗布液吐出部2aの形状としては、円形でも矩形でも良い。
一方、ガスノズル3のガス吐出部3aの形状としては、円形でも塗布幅方向に延びるスリット状でも良い。塗布液ノズル2に対するガスノズル3の角度としては、5〜50度の範囲が好ましい。また、スプレー塗布器1の塗布液吐出部2aと基体S間の距離は、概ね2〜50mmの範囲で、適宜選択することができる。
塗布液ノズルからの塗布液の供給量は、所望の塗布膜厚、塗布液の濃度、塗布速度等により一概には規定できないが、概ね基体S上の塗設量として、1〜50g/m2の範囲が好ましい。1g/m2未満では、安定で均一な塗布膜を形成するのが難しく、逆に50g/m2を越えると乾燥負荷等に影響が表れ、本発明の効果を有効に発揮させることが難しくなる。塗布液の湿潤膜厚としては、1〜50μmであることが好ましく、より好ましくは5〜30μmである。
一方、ガスノズル3から噴出されるガスは、塗布に適した気体であればよく、一般にはエア(空気)を用いるが、ガスの供給条件としては、塗布幅あたりの流量が概ね1〜50cm3/minの範囲が好ましく、その時のガスノズル3での内圧としては、塗布の均一性の観点から、10kPa以上であることが好ましい。
塗布液の粘度としては、好ましくは0.1〜250mPa・s、より好ましくは0.1〜50mPa・s、さらに好ましくは0.1〜20mPa・sであり、このような低粘度の塗布液をスロットノズルを持つスプレー塗布器1に適用することで、塗布幅にわたって均一な液滴の噴霧が可能である。
また、塗布幅にわたって均一な液滴の噴霧を行うには、塗布液の表面張力を20〜70mN/mに調整すること、好ましくは20〜50mN/m、さらに好ましくは20〜30mN/mとすることである。
また、スプレー塗布器1等を用いて、ガスを塗布液に衝突させて液滴を形成するときのガス内圧は、10kPa以上、好ましくは20kPa以上、さらに好ましくは50kPa以上とすると均一な噴霧が行い易い。ガスの流量としては、3.5cm3/min以上、好ましくは7cm3/min以上、さらに好ましくは10cm3/min以上である。
上記手段を用いて、塗布幅にわたり、連続状ではなく、不連続な液滴状に飛散させることにより、塗布液が少量であっても、均一に、塗布液を基体S上に供給できる。結果として、塗布膜厚を均一にすることができる。また、不連続な液滴の基体S上への供給であっても、塗布液量が少なくなるので、乾燥負荷もかからない。
[塗布製造ライン]
図6は、上記説明したような通常の流量規制型のスライドビード型塗布器30に続き、スプレー塗布器1を配置した塗布製造ラインの一例を示す模式図である。ここでは、基体Sとしては支持体上に構成層の一部を塗布したものを用いている。該構成層を塗布した後の塗布乾燥工程内に、複数のスプレー塗布器1を配置した。このように同一ライン上で、構成層の形成と本発明によるオーバーコート層(最表層)の塗布とを行うことをオンライン塗布と称す。
図示しない搬送手段によって支持体の元巻きから、支持体が搬送ローラ31を通過し、さらにバックアップロール32の位置にて反転搬送される過程で流量規制型のスライドビード塗布器30より供給される多孔質のインク吸収層(構成層)を形成する塗布液が塗布されて基体Sが形成される。この多孔質インク吸収層用の塗布液は、親水性バインダを含有しているので、冷却ゾーン40で一旦、冷却して固定する。
このインク吸収層を有する基体Sは、乾燥工程に搬送される。乾燥工程では、エアを吹き出して塗布膜表面と非接触で反転搬送させるリバーサ33と基体Sの裏面に接触して反転搬送させる通常の搬送ローラ34とを交互に設けて、基体Sを搬送させる。この乾燥工程においては、温風を吹き付けられて乾燥される(温風吹きつけ手段は不図示)。この乾燥工程の途中、好ましくは減率乾燥以降の位置に、2つのスプレー塗布器1によって上述の液滴噴霧による塗布が行われる。2つのスプレー塗布器1のうち、少なくとも1つは、乾燥終点以降の位置に載置されることが好ましい。ここでは2つのスプレー塗布器1を使用したが、1つでももちろんよく、3つ以上でもよい。多段に分けて液滴噴霧による塗布を行うことにより、乾燥負荷がより少なくなると同時に、膜厚均一性も向上する。また、同時に混合する事のできない複数の成分を付与することが可能である。
本発明の塗布装置及びそれを用いる塗布方法によって、基体S上に薄膜を形成する際の塗布速度としては、用いる塗布液の種類、濃度、溶媒含有量、乾燥能力等により変化し、一概に規定することはできないが、塗布速度として、50〜300m/minであることが好ましく、より好ましくは100〜300m/minである。
本発明の塗布装置及びそれを用いる塗布方法によって、少なくとも1層の構成層を支持体上に有する基体S上に、塗布を行う場合の塗布時期としては、基体上に形成した構成層の減率乾燥以降、好ましくは乾燥終点以降である。また、前記構成層をスライドビード塗布等を用いて行う塗布工程と本発明のスプレー塗布器1を用いる等により行う塗布工程は、同じ製造ライン上で、連続して行うことが好ましい(オンライン塗布と言う)。
本発明の塗布装置及び塗布方法は、乾燥負荷が少ないので、該構成層の乾燥工程内において実施することができる。塗布乾燥工程は、通常は、湿潤状態の塗布膜を連続的に搬送しながら、その表面あるいは裏面より、塗膜のひび割れの発生などを良くする目的で、特定の温度及び湿度条件に制御された乾燥風を吹き付けて乾燥させる。
基体Sの搬送方向と交差する方向の塗布幅にわたって、塗布液の液滴を形成し、基体S上に塗布液を供給することによって、乾燥負荷が少なく、高速で、膜厚が均一な薄膜を塗布できることが可能である。
ここで、本発明において基体Sとは、本発明の塗布方法を用いて塗布液を液滴状にし、噴霧することで、塗布を行う被塗布対象物のことであり、その形態は問わない。上述の長尺の帯状の基体Sや、該基体S上にすでに構成層の一部を有するものであることが本発明の効果を十分に奏することができ好ましいが、これに限られるものではない。
また、本発明において、基体Sは、スプレー塗布器1の塗布液吐出部2aに対して相対的に移動させ、連続的に塗布製造を行う。塗布液吐出部2aは、少なくとも基体Sの塗布幅(基体Sの搬送方向と交差する方向における基体Sの被塗布部の長さのことを指す)に対応する長さを有し、基体Sの搬送方向と交差するように配置させることにより、塗布装置に対して基体Sを搬送させるだけで基体S上に塗布液を塗布する。基体Sが長尺である場合、基体Sの長手方向に基体S自身を搬送させ、塗布液吐出部2aを、前記基体Sの幅手方向に(長手方向と直行する方向に)位置させることが好ましい。スプレー塗布器1に対し、基体Sを一方向に搬送し、塗布液を塗布幅にわたって液滴として噴霧することにより、ごく薄い塗布膜を、乾燥負荷なく、膜厚均一性高く塗布できる。
スプレー塗布器1の塗布液吐出部2aから噴霧される液滴は、塗布幅方向において、
(1) 液滴径分布が均一であること、
(2) 液滴が基体S上に落ちる面積範囲の搬送方向の長さが均一であること、
(3) 基体S上に落ちる角度が均一であること、
(4) 基体S上に落ちる衝突速度が均一であること、
によって、より塗布膜厚の均一性を確保することが可能となる。
塗布幅方向において液滴径分布が均一であるとは、具体的には、塗布幅方向で、平均液滴径の変動が、±20%以下であることを言う。より好ましくは±10%以下である。
平均液滴径の変動は、レーザー回折式粒度分布測定装置(MALVERN社製RTS5114(登録商標)など)を用いて測定し、計算することが可能である。具体的には以下の測定法により行う。
まず、塗布液を液滴として噴霧するスプレー塗布器1から、塗布液を噴霧させ、その噴霧状態を安定させる。噴霧開始直後では、塗布液の吐出量やガス圧が一定せず噴霧状態が安定しないので、所定の時間噴霧を続けることで安定させることができる。
[塗布装置]
図7は、インクジェット記録用紙製造用の基体に塗布するための塗布装置100を示す断面図である。
塗布装置100は、スプレー塗布器1を有する塗布手段10と、基体Sを搬送する搬送手段20とから成る。
塗布手段10
塗布手段10は、スプレー塗布器1と、その外側筐体11、内側筐体12からなる第1筐体10Aと、廃液回収手段13と、減圧手段14等から構成される。外側筐体11の図示右側の開口部11aは、基体Sの搬送経路に対向して間隙g1を形成している。外側筐体11の図示左側に配置された開口部11b,11cは、吸気管15を介して減圧手段14に連通している。
減圧手段14の駆動により、外側筐体11と内側筐体12の内部は減圧状態に保持される。
外側筐体11の内方に支持された内側筐体12の内部には、スプレー塗布器1が配置されている。内側筐体12はスプレー塗布器1の塗布液ノズル2から噴射される霧状の塗布液が周囲に飛散する遮蔽壁を有する。この遮蔽壁に付着した塗布液は、傾斜面12aに沿って落下し、廃液管13a内を通過して廃液回収手段13に回収される。
搬送手段20
塗布手段10の開口部11aに対向する基体Sの背面側には、搬送手段20が配置されている。搬送手段20は、仕切られた複数の各減圧室201,202,203を形成する第2筐体200と、基体入口部の減圧室(第1減圧室)201内に回転可能に配置された第1フィードローラ21,22、基体出口部の減圧室(第3減圧室)203内に回転可能に配置された第2フィードローラ24,25、スプレー塗布器1の塗布液ノズル2に対向する減圧室(第2減圧室)202位置に回転可能に配置されたバックアップローラ23から成る複数のローラと、から構成されている。
減圧室201,203は減圧手段26に接続し、減圧室202は減圧手段27に接続し、基体Sの搬送時には減圧状態に保持される。
第1フィードローラ22の外周面と、外側筐体11の開口部11aにおける先端部との間隙g1、第1フィードローラ21,22の各外周面の間隙g2、第2フィードローラ24,25の各外周面の間隙g3は、一定間隔に保持されている。
減圧室201,202を仕切る仕切壁204と第1フィードローラ22の外周面との間隙g4と、減圧室202,203を仕切る仕切壁205と第2フィードローラ25の外周面との間隙g5は、一定間隔に保持されている。
用紙搬送入口部の減圧室201においては、搬入される基体Sを吸引しながら、回転する第1フィードローラ21,22によって基体Sを搬送するから、基体Sを平坦な安定した状態に保持して、スプレー塗布部に搬送する事が出来る。
外側筐体11の開口部11aと、減圧室202とが対向するスプレー塗布部においては、基体Sは、外側筐体11内の減圧と、減圧室202内の減圧とにより、平坦な安定した状態に保持され、且つ、回転するバックアップローラ23によって搬送される。
用紙搬送出口部の減圧室203においては、搬出される基体Sを吸引しながら、回転する第2フィードローラ24,25によって基体Sを搬送するから、基体Sを平坦な安定した状態に保持して、スプレー塗布後の基体Sを搬出する事が出来る。
[マスキング板]
図8は、搬送手段20の正面図である。
基体Sの幅方向の両側にマスキング板50(図でハッチを入れてある部分)を配置する。マスキング板50は、スプレー塗布器1の塗布液吐出部2a近傍に配置され、基体Sの幅方向の外縁部を遮蔽して、塗布液層非形成部を形成する(図1、図8参照)。図8に示す破線は、搬送手段20のバックアップローラ23に対向するスプレー塗布器1の配置位置である。
図9(a)は、スプレー塗布器1、基体S、マスキング板50の各幅寸法を説明する平面模式図、図9(b)は図1におけるA−A矢視図である。
スプレー塗布器1の幅方向全長W1、塗布液ノズル2の塗布液吐出部2aの幅方向長さW2、ガスノズル3の吐出口3aの幅方向長さW3を有する。(図4参照)。
基体Sは、基体Sの全幅Ws1、インク吸収層Sbの全幅Ws2を有する。
マスキング板50の内法間隔W5は、インク吸収層Sbの全幅Ws2より若干狭く、且つ、塗布液吐出部2aの幅方向長さW2より若干広く設定されている(Ws2>W5>W2)。
塗布液吐出部2aから吐出され、ガスノズル3により霧状に噴霧された液滴粒子9は、広がり角度θで拡散されて、基体Sの両端部近傍では、マスキング板50により遮断されて、基体S上に着地して均一な塗布液層を形成する。基体S上には、有効塗布幅Ws3が形成される。
具体的には、スプレー塗布装置の上下に補助気流を流し、その補助気流を塗布点近傍に導きスプレー塗布の液滴をあまり拡散せず均一に塗布位置に導かれるように補助気流ガイド板81を設置し、その補助気流ガイド板81と基体の間隙Lを適正化することにより補助気流使用による均一化の目的が達成される。
また、具体的な条件範囲としては、補助気流の圧力が低い場合、気流による液滴の飛散防止効果が得られず、100Pa以下の条件では液滴による点状故障の発生が見られた。逆に補助気流の圧力が高い場合、補助気流がスプレーの液滴を乱してしまい、スプレーの乱れが発生し、この乱れに起因する塗布ムラが発生する。
更に、補助気流ガイド板81については、この有無により補助気流の流れが異なり、補助気流ガイド板81が無い場合は補助気流の拡散が発生し、液滴の飛散防止が不十分となる。
そして、補助気流ガイド板81の内部には整流板85が設けてあることが好ましい。整流板85はスポンジ材等目が細かく通気することが可能な素材が用いられている。そして圧搾空気は供給口82までは細い管で送られるが補助気流ガイド板81の中で拡散されるので、その後整流板85は搬送方向に直角な幅手方向の気流の流れを均一にするのに効果が大きい。整流板85については、これが無い場合は巾手方向で圧力分布が発生し、特定の巾手位置に液滴の発生が見られた。しかし整流板85の設定により液滴の発生のない良好なスプレー塗布が得られた。
本発明の塗布装置及び塗布方法では、このような液滴の飛散防止対策を追求し塗布条件が良好となるための手段を探し求めた。
これらの調査結果について次の実施例の欄で述べる。
実施例1
上述のスプレー塗布器を用いた塗布装置により、補助気流の有無、吐出圧力値(Ph)を種々変更して塗布を実施した。そのとき使用した塗布液、基体、塗布速度は下記のようにした。
塗布液:水に化1に示す染料を1質量%溶解した液
Figure 2005262703
基体:支持体にインク吸収層を塗布・乾燥したポリエチレンラミネート紙
塗布速度:200m/min、
湿潤膜厚:15μm
そして図10に示すような補助気流ガイド板81や整流板85を使用し、表1に示すような結果を得た。表中圧力の単位はPaである。
Figure 2005262703
実施例2
上述のスプレー塗布器1を用いた塗布装置100により、補助気流ガイド板81、整流板85の有無を変化させ、また有の場合はその気流の圧力を5000Paと60000Paに変化させて塗布を実施した。そのとき使用した塗布液、基体、塗布速度は下記のようにした。
塗布液:上記実施例1と同じ
基体:支持体にインク吸収層を塗布・乾燥したポリエチレンラミネート紙
塗布速度:250m/min
湿潤膜厚:20μm
補助気流圧力:5000Pa
そして図10に示すような補助気流ガイド板81や整流板85を使用し、表2に示すような結果を得た。表中圧力の単位はPaである。
Figure 2005262703
インクジェット記録用紙製造に用いる本発明の塗布装置のスプレー塗布器の斜視図である。 スプレー塗布器を装着した本発明の塗布装置の概略断面図である。 スプレー塗布器と、基体上に形成される液滴の形及び飛翔状態を説明する拡大断面図である。 スプレー塗布器を塗布液吐出部側から見た底面図である。 スプレー塗布器の分解斜視図である。 スプレー塗布器及びその上流側に下層の塗布器を配置した塗布装置のラインの一例を示す模式図である。 インクジェット記録用紙製造用のスプレー塗布器及び基体搬送装置を配置した本発明の塗布装置の断面図である。 搬送手段の正面図である。 (a)はスプレー塗布器、基体、マスキング板の各幅寸法配置を示す平面図であり、(b)は前記寸法配置を図1におけるA矢視図で示したものである。 (a)はスプレー塗布器に補助気流カバー及び整流板を装着した状態の側断面図であり、(b)は図1のA−A視図である。
符号の説明
1 スプレー塗布器
2 塗布液ノズル
2a 塗布液吐出部
3 ガスノズル
3a ガス吐出部
10 塗布手段
10A 第1筐体
11 外側筐体
12 内側筐体
13 廃液回収手段
14 減圧手段
20 搬送手段
100 塗布装置
200 第2筐体
201,202,203 減圧室
204,205 仕切壁
21,22 第1フィードローラ
23 バックアップローラ
24,25 第2フィードローラ
26,27 減圧手段
50 マスキング板
70 補助吸引ノズル
81 補助気流カバー
85 整流板
S 基体

Claims (8)

  1. 基体を搬送し、該基体の搬送方向と交差する方向の塗布巾にわたり、スプレー塗布器により塗布液の液滴を噴霧することによって、前記基体上に塗布液層を形成しインクジェット記録用紙を作る塗布装置において、前記スプレー塗布器の上下の最外面の内、少なくとも一方の最外面に沿って、塗布部に向かって補助気流を吐出させるとき、スプレー塗布器の基体搬送方向上流側の吐出圧力をPh1、スプレー塗布器の基体搬送方向下流側の吐出圧力をPh2とする場合、吐出圧力の条件を100(Pa)<Ph1、Ph2<50000(Pa)とすることを特徴とする塗布装置。
  2. 請求項1に記載の塗布装置において、前記スプレー塗布器の最外面に沿って補助気流を流している外側に、気流が拡散しないでスプレー塗布器に沿って塗布部に向かって流れるように、ガイド板を有することを特徴とする塗布装置。
  3. 請求項1又は2に記載の塗布装置において、前記スプレー塗布器の最外面に沿って塗布部に向かって流す補助気流が、全幅均一に流れるように整流板を有することを特徴とする塗布装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の塗布装置において、前記スプレー塗布器を収容する第1筐体と、該第1筐体内を減圧状態に保持する減圧手段と塗布液の吐出部付近に基体両外縁部をマスキングするマスキング板を有することを特徴とする塗布装置。
  5. 請求項4に記載の塗布装置において、前記第1筺体を有する前記スプレー塗布器に対向する基体の反対側に第2筐体に収容され複数に分割された減圧室にそれぞれ設けた搬送手段と、該搬送手段の各減圧室の減圧値が別々に設定可能な減圧設備とが設けられ、前記基体は搬送手段によって減圧吸引されながら搬送されることを特徴とする塗布装置。
  6. 前記補助気流の吐出圧力Ph1、Ph2の値は互いに別々に設定可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の塗布装置。
  7. 前記スプレー塗布器は、全塗布幅にわたって前記塗布液を吐出する複数の塗布液ノズルと、前記塗布液ノズルの塗布液が吐出する開口端に近接して気流を噴出するガスノズルとを有し、前記塗布液ノズルから吐出する塗布液に前記気流を衝突させて液滴を形成することにより基体にスプレー塗布を行うことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の塗布装置。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の塗布装置を用いて、基体上に塗布液層を形成し、インクジェット記録用紙を製造することを特徴とする塗布方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023058613A1 (ja) * 2021-10-07 2023-04-13 富士フイルム株式会社 膜の形成方法、電子デバイスの製造方法、及び膜形成装置

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