JP2018510056A - 調節可能な分離縁を備えたコーティング装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ワーク(3)のコーティング面(15)にコーティングを適用する少なくとも1つのコーティング手段(2)が設けられたコーティング室(17)を有し、ワーク(3)が、コーティング室(17)を移送方向(X)に沿って移動し、コーティング室(17)に負圧が行き渡り、コーティング面(15)が、分離縁(18)を有する少なくとも1つの工具(6、7)により区切られ、コーティング室(17)が、入口金型および出口金型(11)により区切られたコーティング装置(1)に関する。さらに本発明は、分離縁(18)を有する少なくとも1つの工具(6、7)により区切られたワーク(3)のコーティング面(15)をコーティング手段(2)によりコーティングする方法に関する。

Description

本発明は、ワークのコーティング面にコーティングを適用する少なくとも1つのコーティング手段が設けられたコーティング室を有し、ワークがコーティング室を移送方向に沿って移動し、コーティング室に負圧が行き渡り、コーティング面が分離縁を有する少なくとも1つの工具により区切られ、コーティング室が入口金型および出口金型により区切られたコーティング装置に関する。
さらに、本発明は、分離縁を有する少なくとも1つの工具により区切られたワークのコーティング面をコーティング手段によりコーティングする方法に関する。
上述した種類のコーティング装置は、従来技術より公知であり、窓用形材などの長い形材をコーティングするために使用される。
ここで、たとえば、プラスチック、金属、および/または木からなる形材に、たとえば、当該形材での押し出し成形を利用して、シール等を材料接合の態様で設けることが可能である。
コーティング装置では、ワークがコーティング室を通って移送され、その過程で、コーティング手段により、たとえば、スプレーノズルにより、コーティング面にコーティングが施される。
コーティングをコーティング面に限定するために、本発明に係るコーティング室は、少なくとも1つの工具を有している。
コーティング装置において、コーティング室は、負圧に晒される。
これは、過剰なコーティング材料を吸引によってコーティング面から抽出し、および/またはコーティングが所望のコーティング面を越えて実行されることを防ぐためである。
しかし、従来技術に係るコーティング装置は、コーティング装置を新たな形材に対して新たに設定もしくは調節するために、またはコーティング装置をコーティング中に設定もしくは調節するために、膨大な手間を要するという問題がある。
よって、本発明の目的は、従来技術の欠点を備えていないコーティング装置を提供することであった。
本発明の目的は、ワークのコーティング面にコーティングを適用する少なくとも1つのコーティング手段が設けられたコーティング室を有し、ワークがコーティング室を移送方向に沿って移動し、コーティング室に負圧が行き渡り、コーティング面が分離縁を有する少なくとも1つの工具により区切られ、コーティング室が入口金型および出口金型により区切られ、工具がコーティング室の外部に取り付けられたコーティング装置を利用して実現される。
本発明は、ワークのコーティング面にコーティングを適用する少なくとも1つのコーティング手段が設けられたコーティング室を有し、ワークがコーティング室を移送方向に沿って移動し、コーティング室に負圧が行き渡るコーティング装置に関する。
ワークは、窓またはフローリングのフレームの一部等の長い形材であり、プラスチック、金属、および/または木から作成される。
この形材に、材料接合の態様で、形材と共に少なくとも部分的にコーティングされることが好ましいシールを設けることができる。
そのようなコーティング装置は、本願の出願人により、たとえば、Vacumat(登録商標)という商標名で販売されている。
コーティング面は、分離縁を有する少なくとも1つの工具により区切られ、コーティング室は、入口金型および出口金型を有している。
コーティングされるワークは、入口金型を通ってコーティング室に入り、コーティング室でコーティング材料が適用され、出口金型を通ってコーティング室から出る。
コーティング室に負圧が存在することで、第1に、所望のコーティング面のコーティングが軽減され、第2に、過剰に適用されたコーティング材料がワークから再び除去される。
負圧に起因して、空気が外側から、詳細には入口金型および/または出口金型を通って引き込まれ、この空気が、過剰に適用されたコーティング手段および所謂スプレーしぶきをコーティング室から除去するために使用される。
出口金型より入口金型を通って引き込まれる空気のほうが多いことが好ましい。
コーティング室の気流は、ワークと工具の分離縁との間の気流をさらに引き起こし、それによってワークのコーティングが実行される境界線が明確になる。
コーティング手段と空気の混合物は、コーティング手段を空気から分離し、必要に応じてコーティングプロセスに戻す、フィルタシステムを通じて案内されることが好ましい。
本発明によると、分離縁を有する工具がコーティング室の外部に取り付けられることが提案される。
これにより、コーティング室の中にアクセスすることなく、工具の取り付けを調節することによって当該工具を新たな形材に適応させることが可能となり、または、工具すなわち分離縁を再調整することが可能となる。
これにより、設定または調節プロセスが、各段に迅速化かつ簡素化される。
詳細には、コーティング結果が所望の仕様を満たさない場合、詳細には、コーティングが所望のコーティング面を越えて実行される場合、設定をコーティング中に行うことも可能になる。
工具のワーク移送方向に平行な範囲は、ここでは、コーティング室のワーク移送方向に平行な範囲と少なくとも同じ長さであり、好ましくは、それよりも長い。
本発明に係るコーティング装置は、ワークを部分的にコーティングすることを可能にする。
シールを有するワークの場合、シールを完全または部分的にコーティングすることも可能である。
ワークおよび/またはシールは、この場合、オプションでコーティングされるアンダーカットを有している。
本発明のさらなる主題によると、分離縁を有する工具は、コーティング室の外部で、調節手段に接続される。
当該調節手段は、いわゆるXY調節手段であることが好ましく、分離縁を2つの空間方向で、詳細には相互に独立して設定することが可能となる。
2つの空間的方法は、この場合、相互に90°の角度をなして設けられることが好ましい。
ここで、工具の調節は、モータ駆動装置および/または手動により実行することができる。
工具とワークとの間に、少なくとも部分的に、および/または少なくとも一時的に、コーティング作業全体を通じて、気流が形成されることが好ましい。
この気流は、コーティング室に存在する負圧により誘発され、好ましくは工具に少なくとも部分的に沿って流れ、さらに好ましくは分離縁で分離する。
このような気流は、コーティング手段が工具を越えて進み、コーティング面を望ましくない態様で拡大するのを防ぐ。
工具とワークとの間の気流により、コーティングが実行される範囲が明確に線引きされる。
設定可能要素を有する被覆マスクをコーティング室に設け、当該設定可能要素と、分離縁を有する工具との間に間隙を設け、この間隙のサイズが、好ましくは工具の調節により、および/または設定可能要素の調節により、調節可能となるように形成されることが好ましい。
間隙に負圧が行き渡り、それによって間隙で気流が確立されることが特に好ましい。
間隙を設定することにより、コーティングが所望のコーティング面を越えて進むことが防止される。
本発明の好ましい実施形態によると、コーティング装置は2つの工具を有し、各工具が1つの分離縁を有し、当該分離縁が少なくとも1つ、好ましくは2つの空間方向で相互に独立して設定可能であり、この空間方向が好ましくは相互に90°の角度を成して設けられる。
分離縁を有する各工具は、コーティング作業中に設定されることが好ましい。
本発明のさらなる主題は、分離縁を有する少なくとも1つの工具により区切られたワークのコーティング面をコーティング手段によりコーティングする方法であって、工具が、コーティング中および/またはコーティング室の外部で、少なくとも1つ、好ましくは2つの空間方向で設定可能である方法である。
本発明の主題に関してなされた文章は、本発明に係るコーティング室に等価に当てはまり、逆もまた然りである。
ワークと分離縁との間で、気流が形成されることが好ましい。
分離縁を有する各工具の位置の設定は、自動的に行われることが好ましい。
この目的のために、達成されたコーティング結果等を記録し、コーティングが不十分である場合に分離縁を有する工具の設定を実行する、カメラ等のセンサ手段が設けられることが特に好ましい。
次に、本発明について、図面に基づいて説明する。
この説明は、単なる例示であり、本発明の一般的概念を限定しない。
説明は、本発明のすべての主題に等価に当てはまる。
本発明に係るコーティング装置を示す図である。 本発明に係るコーティング装置を示す図である。 被覆マスクを示す図である。 分離縁を有する工具を示す図である。 入口金型または出口金型を示す図である。 図1および図2に示すコーティング装置のさらなる詳細を示す図である。 コーティング室の概略図である。
図1および図2は、本発明に係るコーティング装置1を示す。コーティング装置1は、コーティング室17を備え、その中でワーク3のコーティング面が、コーティング室17を通るワーク3の主要な延長方向に沿ってコーティングされる。
ワーク3の移送方向は、符号Xで示されている。
この目的のために、コーティング装置1は、スプレーノズル等の1つまたは複数のコーティング手段2を備えている。
コーティング手段2は、コーティング材料、詳細には塗料、特に好ましくは水溶性塗料を、コーティング面15に適用する。
通常はワーク3の限られた部分のみがコーティングされるため、本発明に係るコーティング装置1は、コーティング面15を区切る1つの分離縁18をそれぞれ有する2つの工具6、7を備えている。
ワーク3は、当該ワーク3の横断面の外輪郭に実質的に適応していることが好ましい入口金型を通ってコーティング室17に入り、コーティング室17でコーティングされ、入口金型と同じかまたは入口金型よりも大きい開口部を有することが好ましい出口金型11を通ってコーティング室17から出る。
コーティング室17は特定の負圧に晒され、空気が外側から入口金型および出口金型11を通って入り込む。
この空気は、過剰に適用されたコーティング材料をワーク3から再び除去するために使用され、必要に応じてスプレーしぶきをコーティング室17から運び出すために使用される。
その後、空気とコーティング手段2の混合物が、好ましくはフィルタシステムを通って移動し、このフィルタシステムでコーティング手段2が空気から除去され、分離したコーティング手段2が、必要に応じて、コーティングプロセスに戻る。
本発明によると、工具6、7、すなわち、分離縁18は、コーティング室17の長手方向の大きさを越えて延長する。
つまり、工具6、7および分離縁18は、入口金型または出口金型11の一方から突出し、好ましくは入口金型または出口金型11の両方から突出し、好ましくは接続手段10により、調節手段8、9に取り付けられる。
この調節手段8、9により、分離縁18を少なくとも1つの、好ましくは2つの空間方向で、線形態様および/または回転態様で調節することが可能となる。
分離縁18を有する工具6、7がコーティング室17の外部で吊設されていることで、コーティング室17の中にアクセスすることなく、開始前および/またはコーティング中に当該工具6、7を容易に設定することが可能となる。
よって、分離縁18を新たにコーティングされる形材に設定すること、および/またはコーティングされる形材の公差に適用させること、および/またはコーティングパラメータが変化する場合やコーティング結果が変動する場合に分離縁18を再調節することが、簡素な態様で可能となる。
ここで、分離縁18の調節は、手動およびモータ駆動の両方で行うことができる。
図2に示されているように、本発明に係るコーティング装置1は、ガイド5を有する。
ここでは、ガイド5は、2つのガイドロールであり、コーティング室17に入る前、および/またはコーティング室17から出た後のワーク3を案内する。
そして、ガイド5は、ワーク3を2つの空間方向で安定化させるように設けられていることが好ましい。
ただし、ワーク3を水平方向で案内する2つのガイドロールと、ワーク3を垂直方向で案内する抑制装置12.3とを設けることも可能である。
ワーク3はプラスチック、金属、および/または木から作成された窓用形材であり、このワーク3に窓用形材での押し出し成形を利用して、シール3.2が材料接合の態様で配置される。
分離縁18を有する工具6は、シール3.2と相互作用し、このようなシール3.2がコーティング材料で完全にコーティングされるのを防ぐ。
ここでは、分離縁18を有する工具7は、プラスチック部品である支持部品3.1と相互作用し、同様にこの支持部品3.1が完全にコーティングされるのを防ぐ。
コーティング室17には、以下で図3に基づいて詳細に説明する被覆マスク12が設けられる。
同様に図2でわかるように、被覆マスク12と各工具6、7との間に、第1の間隙13または第2の間隙14が設けられている。
このような間隙13、14は、負圧源16に接続され、引き込まれた空気がこれらの間隙13、14を流れるようになされている。
分離縁18は、間隙13、14に応じて調節または設定することができる。
同様に、図2には調節手段8、9が示されている。
これらの調節手段8、9は、入口金型または出口金型11の前方に位置し、コーティング室17に配置されない。
図3は、被覆マスク12を示している。
被覆マスク12は、コーティング室17内に完全に設けられ、少なくとも1つ、ここでは2つの設定可能要素12.2が設けられた基本要素12.1からなる。
各設定可能要素12.2は、少なくとも部分的に、関連する工具6,7に対して平行に設けられていることが好ましい。
被覆マスク12と各工具6、7との間の間隙13、14のサイズ、すなわち、当該間隙13、14の気流のサイズは、設定可能要素12.2を利用して設定される。
間隙13、14のサイズは、工具6、7の調節により変更することもできる。
被覆マスク12は、抑制装置12.3をさらに有している。
この抑制装置12.3は、コーティングされるワーク3が、垂直方向に、詳細には重力に反して移動するのを防ぐ。
結果として、水平ガイドが、垂直な回転軸を有する2つのロールとして設計される。
被覆マスク12は、コーティングされる形材から少なくとも実質的に独立しており、すなわち、普遍的に使用される。
被覆マスク12は、入口側で、コーティング室17に挿入され、好ましくは押し込まれる。
図4は、分離縁18を有する工具6を例示している。
工具6はU字型で設けられ、U字型の基部、詳細にはU字型の先端が、分離縁18を形成し、ワーク3、ここでは、シール3.2と相互作用し、結果としてコーティング面15を区切る。
工具6、7を調節手段8、9に接続する各接続手段10が、それぞれコーティング室17の外部に位置する。
図5は、コーティング室17を前方側または後方側でそれぞれ区切る入口金型または出口金型11を例示している。
金型11は、切り欠き11.1を有し、この切り欠き11.1を通ってワーク3がコーティング室17に入り、またはワーク3がコーティング室から出る。
この場合、切り欠き11.1の輪郭は、コーティングされるワーク3の移送方向Xに垂直な断面に従っていることが好ましい。
図6は、本発明に係るコーティング装置1のさらなる詳細を示す。
ワーク3は、コーティング室17を右から左に向かって案内される。
分離縁(図示せず)が吊設されている接続手段10が、それぞれコーティング室17の右と左に位置していること、すなわち、コーティング室17内に提供されていないことが、明確に示されている。
さらに、接続手段10が調節手段、ここではXY調節手段8に設けられている。
この調節手段により、工具6、7は2つの空間方向で調節可能に設けられる。
図7は、ワーク3のコーティング面15をコーティングするスプレーコーン4を生成するコーティング手段(図示せず)が設けられたコーティング室17を示す。
コーティング面15は、工具6、7の分離縁18により区切られ、当該分離縁18は、ワーク3の移送方向に対して右と左(ここでは、紙面の右と左)に位置している。
本発明によると、工具6、7、すなわち、分離縁18の位置は、コーティング面15を所望の寸法に制限するためだけではなく、必要に応じて、分離縁18とワーク3との間に特定の間隙を作り出すために、調節することが可能である。
被覆マスク12の設定可能要素12.2および真空源16も、図示されている。
設定可能要素12.2と各工具6、7との間には、真空源16により生成された負圧に起因する気流が通る間隙が設けられる。
さらに、真空源16は、分離縁18とワーク3との間の気流を確保し、結果としてコーティング面15の望ましくない延長が防止される。
分離縁18をコーティングされるワーク3の公差に設定できるようにするために、各工具6、7は、相応に大きな移動範囲を備えている必要がある。
これは、工具6、7と平行な設定可能要素12.2との間の空隙に起因して実現される。
真空が行き渡っていることで、外部の空気が間隙13、14を通って引き込まれ、設定可能工具6、7の下方の塗材がワーク3のコーティングしない領域に渡されることが防止される。
1 コーティング装置
2 コーティング手段(スプレーノズル)
3 ワーク
3.1 支持部品(プラスチック部品)
3.2 シール
4 スプレーコーン
5 ガイド
6 第1の設定可能工具
7 第2の設定可能工具
8 第1の調節手段(XY調節手段)
9 第2の調節手段(XY調節手段)
10 調節手段8、9と工具6、7との間の接続手段
11 入口金型、出口金型
11.1 ワーク用の切り欠き
12 被覆マスク
12.1 基本要素
12.2 設定可能要素
12.3 抑制装置
13 第1の間隙
14 第2の間隙
15 コーティング面(コーティング縁)
16 真空源
17 コーティング室
18 分離縁
X 移送方向


Claims (11)

  1. ワーク(3)のコーティング面(15)にコーティングを適用する少なくとも1つのコーティング手段(2)が設けられたコーティング室(17)を有し、
    前記ワーク(3)が前記コーティング室(17)を移送方向(X)に沿って移動し、
    前記コーティング室(17)に負圧が行き渡り、
    前記コーティング面(15)が、分離縁(18)を有する少なくとも1つの工具(6、7)により区切られ、
    前記コーティング室(17)が、入口金型および出口金型(11)により区切られたコーティング装置(1)であって、
    前記工具(6、7)が、前記コーティング室(17)の外部に取り付けられていることを特徴とするコーティング装置(1)。
  2. 前記工具(6、7)が、前記コーティング室(17)の外部で調節手段(8、9)に接続されていることを特徴とする、請求項1または請求項1の前提部に記載のコーティング装置(1)。
  3. 前記工具(6、7)とワーク(3)との間の前記負圧が、気流を少なくとも一時的に形成することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のコーティング装置(1)。
  4. 前記コーティング室(17)内に少なくとも1つの要素(12.2)が設けられた被覆マスク(12)を有し、
    前記要素(12.2)と前記工具(6、7)との間に間隙(13、14)を形成することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコーティング装置(1)。
  5. 前記間隙(13、14)に前記負圧が行き渡っていることを特徴とする、請求項4に記載のコーティング装置(1)。
  6. 少なくとも1つ、好ましくは2つの空間方向で相互に独立して設定可能な1つの工具(6、7)のみが存在することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコーティング装置(1)。
  7. 少なくとも1つ、好ましくは2つの空間方向で相互に独立して設定可能な2つの工具(6、7)を有することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコーティング装置(1)。
  8. 前記工具(6、7)をコーティングプロセス中に設定可能であることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のコーティング装置(1)。
  9. 分離縁(18)を有する少なくとも1つの工具(6、7)により区切られたワーク(3)のコーティング面(15)をコーティング手段(2)によりコーティングする方法であって、
    前記工具(6、7)が、コーティング中および/またはコーティング室(17)の外部で、少なくとも1つ、好ましくは2つの空間方向で設定可能であることを特徴とする方法。
  10. 前記ワーク(3)と前記工具(6、7)との間に気流が作成されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 前記工具(6、7)の設定が、自動的に実行されることを特徴とする、請求項9または10に記載の方法。

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