JPS63239A - 養液栽培における促進栽培方法 - Google Patents
養液栽培における促進栽培方法Info
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- JPS63239A JPS63239A JP61145074A JP14507486A JPS63239A JP S63239 A JPS63239 A JP S63239A JP 61145074 A JP61145074 A JP 61145074A JP 14507486 A JP14507486 A JP 14507486A JP S63239 A JPS63239 A JP S63239A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、養液栽培、特に水耕栽培に利用される新規促
進栽培方法に関するものである。
進栽培方法に関するものである。
（従来技術とその問題点）
近年、土耕栽培に代え、養液栽培（砂耕、砂耕、水耕）
が盛んとなりつつある。これは、養液栽培がどのような
場所にも利用でき、連作障害の心配もなく、肥料や培地
の管理が自動化でき、高度の栽培技術を必要とせず、品
質および収量に優れるためである。したがって、栽培装
置に投資を必要とする欠点があるものの、採算ベースに
乗る場合はこれぼど優れた栽培方法はなく、今後益々の
発展が期待される栽培方法であるとされている。
が盛んとなりつつある。これは、養液栽培がどのような
場所にも利用でき、連作障害の心配もなく、肥料や培地
の管理が自動化でき、高度の栽培技術を必要とせず、品
質および収量に優れるためである。したがって、栽培装
置に投資を必要とする欠点があるものの、採算ベースに
乗る場合はこれぼど優れた栽培方法はなく、今後益々の
発展が期待される栽培方法であるとされている。
そのため、各種の養液栽培方法が提案され、実施される
に至っているが、いずれも栽培環境、培地構成、培養液
組成の改良工夫に重点が置かれている。しかしながら、
どんなに優れた栽培条件を整えても、植物自身が活性化
されなければ、その成長促進にも限度があるといわざる
を得ない。
に至っているが、いずれも栽培環境、培地構成、培養液
組成の改良工夫に重点が置かれている。しかしながら、
どんなに優れた栽培条件を整えても、植物自身が活性化
されなければ、その成長促進にも限度があるといわざる
を得ない。
（発明の課８）
本発明は上述の養液栽培において、栽培環境、培地構成
、培養液組成等の栽培条件の改良工夫とは這う観点から
、即ち、植物根自体を直接活性化して促進栽培すること
ができる方法を提供することを課題とする。
、培養液組成等の栽培条件の改良工夫とは這う観点から
、即ち、植物根自体を直接活性化して促進栽培すること
ができる方法を提供することを課題とする。
（課題解決のための手段）
そこで、本発明者は鋭急研究の結果、養Ｔｔｊ、栽培に
おいては植物根は液肥に対し接触または浸漬された状態
にあり、土耕のように培養土という根の成長を阻害する
物理的因子が少ないことに着目し、養液栽培中の植物根
に対して直接または間接的にＷｌ振動を伝播投射して見
ると、驚くべきことに同一条件化のｉ／ｅｉ、栽培法に
比して２０％以上の成長促進現象が見られることを見出
し、本発明を完成するにいたったものである。
おいては植物根は液肥に対し接触または浸漬された状態
にあり、土耕のように培養土という根の成長を阻害する
物理的因子が少ないことに着目し、養液栽培中の植物根
に対して直接または間接的にＷｌ振動を伝播投射して見
ると、驚くべきことに同一条件化のｉ／ｅｉ、栽培法に
比して２０％以上の成長促進現象が見られることを見出
し、本発明を完成するにいたったものである。
本発明の要旨とするところは、
「液肥に植物根を接触または浸漬させる養液栽培方法に
おいて、断続的に根成長を阻害しない領域の微振動また
は微電流を植物根に伝播投射し、活性化する」促進栽培
方法にある。
おいて、断続的に根成長を阻害しない領域の微振動また
は微電流を植物根に伝播投射し、活性化する」促進栽培
方法にある。
本発明の通用可能な養液栽培方法としては、液肥を使用
する砂耕、砂耕、水耕栽培のいずれでもよい。
する砂耕、砂耕、水耕栽培のいずれでもよい。
植物根に微振動または微電流を伝播投射する手段として
、超音波発振器、エアバブリング装置、低周波電流装置
を用いることができる。
、超音波発振器、エアバブリング装置、低周波電流装置
を用いることができる。
伝播投射する微振動波数は植物根のサイズによって根の
活性化に効果のある＠域が選択されるべきである。
活性化に効果のある＠域が選択されるべきである。
したがって、微振動を伝播投射する手段として超音波を
使用する場合は、常時超音波を投射する必要はない、植
物根に対する活性化刺激を与える効果が大きいからであ
る。根の成長を阻害しない一定周期間隔で、断続的にま
たは非断続的に超音波を投射するようにするのがよい。
使用する場合は、常時超音波を投射する必要はない、植
物根に対する活性化刺激を与える効果が大きいからであ
る。根の成長を阻害しない一定周期間隔で、断続的にま
たは非断続的に超音波を投射するようにするのがよい。
投射された超音波は水耕栽培の場合は、液肥を介して植
物根表面に到達し、砂耕および砂耕の場合は砂および礫
を介してまた、その間隙の液肥を介して植物根表面に到
達し、表面細胞を震盪させて細胞機能を活性化させるも
のと思われる。
物根表面に到達し、砂耕および砂耕の場合は砂および礫
を介してまた、その間隙の液肥を介して植物根表面に到
達し、表面細胞を震盪させて細胞機能を活性化させるも
のと思われる。
超音波の投射は市販の超音波発振器を使用すればよく、
培地内、特に液肥中植物根直下にに浸漬配置しておけば
よい。
培地内、特に液肥中植物根直下にに浸漬配置しておけば
よい。
微振動を伝播投射する手段として、エアバブリング装置
または低周波電流装置を使用する場合は、植物根に与え
る活性化刺激効果が超音波より小さいので、超音波を使
用する場合より投射周期間隔を短く、また投射時間を長
く取るようにするのが好ましい。
または低周波電流装置を使用する場合は、植物根に与え
る活性化刺激効果が超音波より小さいので、超音波を使
用する場合より投射周期間隔を短く、また投射時間を長
く取るようにするのが好ましい。
エアバブリング装置としては、例えば、空気または酸累
冨化空気を植物根近傍において微小気泡を発生させる装
置であればよい、かかる手段では植物根は超音波を使用
する場合より根表面における細胞活性化効果は小さいけ
れども、植物根近傍の溶存酸素量の増加との相乗効果に
より、促進栽培としての効果を充分期待できる。
冨化空気を植物根近傍において微小気泡を発生させる装
置であればよい、かかる手段では植物根は超音波を使用
する場合より根表面における細胞活性化効果は小さいけ
れども、植物根近傍の溶存酸素量の増加との相乗効果に
より、促進栽培としての効果を充分期待できる。
低周電流装置を使用する場合は、植物根に直接微振動を
投射するものでないが、根細胞間に作用して微振動を投
射すると同等の活性化刺激を根細胞に与えることができ
る。かかる装置は、液肥という導電性の良い培質が利用
できるので、設備コストも安価で、実施化の容易な方法
として推奨される。
投射するものでないが、根細胞間に作用して微振動を投
射すると同等の活性化刺激を根細胞に与えることができ
る。かかる装置は、液肥という導電性の良い培質が利用
できるので、設備コストも安価で、実施化の容易な方法
として推奨される。
（実施例）
次の地上部管理と地下部管理の条件下に、本発明方法を
適用した場合と適用しない場合の双方について、トマト
の促進栽培の比較試験を行った。
適用した場合と適用しない場合の双方について、トマト
の促進栽培の比較試験を行った。
（装置）
第１図に示すように、下部液肥槽（１１上に栽培槽（２
）を重ね、ポンプ装置（３）により液肥りを汲み上げ、
水位調節管（４）により一定水位以上の液肥りを下方液
肥槽＋ｌ＋に流下させるように循環使用する一方、栽培
［（２１には蒸発防止蓋（５）を被せ、それに穿設した
設置穴５１を介してメツシュ状の栽培鉢（６）を設置し
、礫（７）をもってトマト苗を植えるようにする。
）を重ね、ポンプ装置（３）により液肥りを汲み上げ、
水位調節管（４）により一定水位以上の液肥りを下方液
肥槽＋ｌ＋に流下させるように循環使用する一方、栽培
［（２１には蒸発防止蓋（５）を被せ、それに穿設した
設置穴５１を介してメツシュ状の栽培鉢（６）を設置し
、礫（７）をもってトマト苗を植えるようにする。
そして、栽培鉢（６）の直下に超音波発振器（７）を配
置する （地上部管理） ■光環境 ５．５〜７万ルクス ■温度環境 ２５〜３０℃ ■空中湿度 ６５〜７５％ ■二酸化炭素施肥濃度 １１０００ｐｐ■空気流動
５０〜６０ｃＩＩ／秒 ■ホルモン処理 ２．４−Ｄの５０万倍液散布（地下部
管理） ■培養液組成（水１０００ｊ当たり） 硝酸石灰 ４９６ｇ 硝酸カリ ５６６ｇ 第一リン酸アンモニウム１０６ｇ 硫酸苦± ３４４ｇ 大垣ハウス５号 ５０ｇ ■ＰＨの調整 ５．５〜６．５ ■ＥＣの調整 ２，０ ミリモー ■養液温度 １８〜２０℃ （超音波処理） １０〜６０分間隔の周期で、５〜１０秒間にわたり、ｌ
Ｏ〜２０万Ｈｚの超音波を伝播投射する。
置する （地上部管理） ■光環境 ５．５〜７万ルクス ■温度環境 ２５〜３０℃ ■空中湿度 ６５〜７５％ ■二酸化炭素施肥濃度 １１０００ｐｐ■空気流動
５０〜６０ｃＩＩ／秒 ■ホルモン処理 ２．４−Ｄの５０万倍液散布（地下部
管理） ■培養液組成（水１０００ｊ当たり） 硝酸石灰 ４９６ｇ 硝酸カリ ５６６ｇ 第一リン酸アンモニウム１０６ｇ 硫酸苦± ３４４ｇ 大垣ハウス５号 ５０ｇ ■ＰＨの調整 ５．５〜６．５ ■ＥＣの調整 ２，０ ミリモー ■養液温度 １８〜２０℃ （超音波処理） １０〜６０分間隔の周期で、５〜１０秒間にわたり、ｌ
Ｏ〜２０万Ｈｚの超音波を伝播投射する。
但し、成長初期は超音波の周波数を低く、且つ投射間隔
周期を長（、投射時間を短くするように配慮する一方、
成長するにつれて超音波の周波数を高く、且つ投射間隔
周期を短く、投射時間を長くするように配慮した。
周期を長（、投射時間を短くするように配慮する一方、
成長するにつれて超音波の周波数を高く、且つ投射間隔
周期を短く、投射時間を長くするように配慮した。
以上のようにして、超音波を投射した場合と投射しない
場合の成長を観察すると、投射しない場合はおよそ土耕
栽培の平均的採り入れ期間９０日であるのに対し、超音
波を投射した場合は７２〜８０日で同一状態まで成長す
ることを確認した。
場合の成長を観察すると、投射しない場合はおよそ土耕
栽培の平均的採り入れ期間９０日であるのに対し、超音
波を投射した場合は７２〜８０日で同一状態まで成長す
ることを確認した。
（発明の作用効果）
以上の説明で明らかなように、本発明シこよれば、土耕
栽培では不可能であった、養液栽培における液肥を含む
培地の物性を利用して超音波およびエアバブリング時の
微振動ならびに低周波電流装置の微電流を植物根に伝播
投射して活性化を図ることができるので、ｔＳ栽培の利
点を有効利用して更に促進栽培を行うことができる。し
たがって、かかる成長の促進現象により設備コストが高
（採算が取りにくかった養液栽培の植物大量生産を採算
ベースにのせ、実現可能とするので、農業界にとって画
期的である。
栽培では不可能であった、養液栽培における液肥を含む
培地の物性を利用して超音波およびエアバブリング時の
微振動ならびに低周波電流装置の微電流を植物根に伝播
投射して活性化を図ることができるので、ｔＳ栽培の利
点を有効利用して更に促進栽培を行うことができる。し
たがって、かかる成長の促進現象により設備コストが高
（採算が取りにくかった養液栽培の植物大量生産を採算
ベースにのせ、実現可能とするので、農業界にとって画
期的である。
第１図は本発明方法を実施するための養液栽培装置の概
略を示す断面図である。 （１）・・下部液肥槽、（２）・・・栽培槽、（３）・
・ポンプ装置 、（４）・・水位ｒＭ節管 、（５）・
・蒸発防止蓋、（６）・・栽培鉢、（７）・・・礫、＋
８１・・超音波発振器
略を示す断面図である。 （１）・・下部液肥槽、（２）・・・栽培槽、（３）・
・ポンプ装置 、（４）・・水位ｒＭ節管 、（５）・
・蒸発防止蓋、（６）・・栽培鉢、（７）・・・礫、＋
８１・・超音波発振器
Claims (2)
- （１）液肥に植物根を接触または浸漬させる養液栽培方
法において、断続的に根成長を阻害しない領域の微振動
または微電流を植物根に伝播投射し、活性化することを
特徴とする促進栽培方法。 - （２）植物根に微振動または微電流を伝播投射する手段
として、超音波発振器、エアバブリング装置、低周波電
流装置を用いる前記第（１）項記載の促進栽培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61145074A JPS63239A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 養液栽培における促進栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61145074A JPS63239A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 養液栽培における促進栽培方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63239A true JPS63239A (ja) | 1988-01-05 |
Family
ID=15376778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61145074A Pending JPS63239A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 養液栽培における促進栽培方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63239A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04129750U (ja) * | 1991-05-17 | 1992-11-27 | 誠助 田邊 | 植物や魚介類の成長促進システム |
| US5275660A (en) * | 1988-09-08 | 1994-01-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Low mass, thermally stable coating apparatus |
| WO2006097376A1 (de) | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Voith Patent Gmbh | Auftragsvorrichtung |
| JP2007097432A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 挿し穂の培養方法 |
| JP2010154838A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | Jun Hatta | 水耕栽培成長促進機 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP61145074A patent/JPS63239A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5275660A (en) * | 1988-09-08 | 1994-01-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Low mass, thermally stable coating apparatus |
| JPH04129750U (ja) * | 1991-05-17 | 1992-11-27 | 誠助 田邊 | 植物や魚介類の成長促進システム |
| WO2006097376A1 (de) | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Voith Patent Gmbh | Auftragsvorrichtung |
| JP2007097432A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 挿し穂の培養方法 |
| JP2010154838A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | Jun Hatta | 水耕栽培成長促進機 |
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