JP4731650B2 - 半導体製造機器の換気方法及び換気設備 - Google Patents

半導体製造機器の換気方法及び換気設備 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリーンルーム内に設置される半導体製造機器を換気する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体デバイス製造用の装置は、清浄でかつ温度および湿度の管理された空気が循環するクリーンルームに設置されている。
【0003】
その中で、原料ガス等の特殊ガスを扱うプロセス装置や周辺装置は、万が一ガス漏れが生じても漏れたガスがクリーンルーム中に拡散しないように、筐体または囲い等のケーシングを備えている。従来のこの種の半導体製造機器では、ケーシングに外気取り入れ口(開口)を設けるとともに、ケーシング内部を排気するための排気口を設け、該外気取り入れ口よりクリーンルームの空気をケーシング内に導入する一方で、該排気口よりケーシング内の空気を該ガスの特性に合った排気ダクトに排気することで、ケーシング内を常時換気するようにしている。このようなケーシング構造および換気方式によれば、万が一機器内でガス漏れが生じても、漏れたガスはケーシングの外に拡散することはなく、ケーシング内に引き込まれたクリーンルームの空気と一緒に排気ダクトへ排出されるようになっている。
【0004】
また、熱を発生する半導体製造機器においても、上記と同様のケーシング構造を有し、ケーシングの外気取り入れ口よりクリーンルームの空気を取り込む一方で、ケーシングの排気口よりケーシング内の空気を熱排気用のダクトに排気することにより、ケーシング内を常時換気している。この場合、機器で発生した熱をクリーンルームの空気を冷媒とする空冷式によって熱排気ダクトへ排熱していることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来の半導体製造機器においては、清浄でかつ温湿度が管理されたクリーンルームの空気を用いて換気を行っている。この換気に用いられるクリーンルームの空気は多大のコストを費やして生成される高価な清浄空気であり、これが機器の万が一のガス漏れや排熱のために常時排気ダクトへ捨てられている。特に、ガス漏れ対策用の換気では、万が一のガス漏れ時に十分な換気能力を与える換気量で常時クリーンルームの空気が大量に排気または消費されている。このため、クリーンルームの空調設備にあっては、クリーンルーム内の差圧を保つために空気搬送動力を多大に使用して大量の空調(清浄かつ温湿度が管理された)空気を供給ないし補充しなければならず、負担が大きかった。
【0006】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、半導体製造機器の換気に際して、クリーンルームの循環空気の使用を最小限にし、クリーンルームにおける空調および空気搬送動力の負荷ないしエネルギー消費量を低減する半導体製造機器の換気方法および換気設備を提供することを目的とする。
【0007】
さらに、本発明は、半導体製造機器で扱われるガスの特性に合わせたガス漏れ用の特別な排気設備の負担を軽減し、ランニングコストの低減をはかる半導体製造機器の換気方法および換気設備を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の観点における換気方法は、クリーンルーム内に設置される半導体製造機器を換気する半導体製造機器の換気方法であって、前記半導体製造機器のケーシングを前記クリーンルーム内に供給される第1の空気に対して密閉し、前記第1の空気から遮断された空気循環系統により換気用の第2の空気を前記ケーシング内に循環供給し、前記空気循環系統内で前記第2の空気の圧力が第1の設定圧力以上になっている時に前記空気循環系統内の前記第2の空気を削減する。
【0009】
また、本発明の第1の観点における換気装置は、クリーンルーム内に設置される半導体製造機器を換気する半導体製造機器の換気設備であって、前記半導体製造機器のケーシングを前記クリーンルーム内に供給される第1の空気から密閉され、かつ給気口および排気口を有する構造に形成し、前記第1の空気から遮断された第2の空気を循環させるファンを有する空気循環系統を設けて、前記ファンの出側を第1の配管を介して前記ケーシングの給気口に接続するとともに、前記ファンの入側に第2の配管を介して前記ケーシングの排気口を接続してなり、一端が前記第1または第2の配管に接続され他端が第1の排気ダクトに接続された第3の配管と、前記第3の配管に設けられ、前記第1または第2の配管内の圧力が第1の設定圧力以上になっている時に開状態となるリリーフ弁とを有する。
【0010】
本発明の上記第1の観点によれば、クリーンルームの循環空気(第1の空気)から遮断された空気循環系統により換気用の第2の空気が換気されるべき半導体製造機器(被換気機器)の密閉式ケーシング内に循環供給される。該空気循環系統にはファンが設けられており、このファンの出側より送出または送風された第2の空気は、第1の配管を通って半導体製造機器のケーシング内に供給され、ケーシング内に一時滞留した後に排気口から第2の配管を通ってファンの入側に吸引されて、再びファンの出側より送風される。こうして、クリーンルームの空気から遮断された空気循環系統の中で半導体製造機器が換気される。
そして、上記第1の観点の換気方法によれば、空気循環系統内で第2の空気の圧力が第1の設定圧力以上になっている時は空気循環系統から第2の空気を削除することにより、本発明の換気設備によれば、上記第3の配管と上記リリーフ弁とを有する構成により、空気循環系統内で第2の空気の圧力を一定値または一定範囲に維持して、ケーシング内の換気量または圧力を常時一定に維持することができる。
【0011】
本発明の換気方法において、被換気機器で発生した熱を効果的に排熱するために、好ましくは、ケーシングより排出された第2の空気を所定の温度に温調し、温調された第2の空気をケーシング内に供給するようにしてよい。この温調機能を実現するために、本発明の換気設備において、好ましくは、第1または第2の配管に第2の空気を所定の温度に温調するための熱交換器を備える構成としてよい。
【0012】
また、空気循環系統内の各部ないし第2の空気を正常に維持し、さらには被換気機器のケーシング内を常時清浄に維持するように、本発明の換気方法において、好ましくは、ケーシングより排出された第2の空気を正常化し、正常化された第2の空気をケーシング内に供給するようにしてよい。この清浄化機能を実現するために、本発明の換気設備において、好ましくは、第1または第2の配管に空気清浄用のフィルタを備える構成としてよい。
【0013】
本発明の第2の観点における換気装置は、クリーンルーム内に設置される半導体製造機器を換気する半導体製造機器の換気方法であって、前記半導体製造機器のケーシングを前記クリーンルーム内に供給される第1の空気に対して密閉し、前記第1の空気から遮断された空気循環系統により換気用の第2の空気を前記ケーシング内に循環供給し、前記空気循環系統内の前記第2の空気の圧力を検出する工程と、前記第2の空気の圧力検出値が第2の設定圧力以下になっている時に前記空気循環系統に前記第2の空気を補給する工程とを有する。
【0014】
本発明の第2の観点における換気設備は クリーンルーム内に設置される半導体製造機器を換気する半導体製造機器の換気設備であって、前記半導体製造機器のケーシングを前記クリーンルーム内に供給される第1の空気から密閉され、かつ給気口および排気口を有する構造に形成し、前記第1の空気から遮断された第2の空気を循環させるファンを有する空気循環系統を設けて、前記ファンの出側を第1の配管を介して前記ケーシングの給気口に接続するとともに、前記ファンの入側に第2の配管を介して前記ケーシングの排気口を接続してなり、前記第1または第2の配管内の圧力を検出するための圧力検出手段と、前記圧力検出手段により検出された圧力が第2の設定圧力以下になっている時に前記空気循環系統に前記第2の空気を補給する空気補給手段とを有する。
【0015】
本発明の上記第2の観点によれば、クリーンルームの循環空気(第1の空気)から遮断された空気循環系統により換気用の第2の空気が換気されるべき半導体製造機器(被換気機器)の密閉式ケーシング内に循環供給される。該空気循環系統にはファンが設けられており、このファンの出側より送出または送風された第2の空気は、第1の配管を通って半導体製造機器のケーシング内に供給され、ケーシング内に一時滞留した後に排気口から第2の配管を通ってファンの入側に吸引されて、再びファンの出側より送風される。こうして、クリーンルームの空気から遮断された空気循環系統の中で半導体製造機器が換気される。
そして、上記第2の観点の換気方法によれば、空気循環系統内で第2の空気の圧力が第1の設定圧力以下になっている時は空気循環系統に第2の空気を補給することにより、本発明の換気設備によれば、上記圧力検出手段と上記空気補給手段とを有する構成により、空気循環系統内で第2の空気の圧力を一定値または一定範囲に維持して、ケーシング内の換気量または圧力を常時一定に維持することができる。
【0016】
本発明では、定常時は、被換気機器のガス漏れを想定または仮定しないで第2の空気を循環させることにより、ガス漏れ用の特別な排気設備に負担をかけないようにしている。そして、万が一被換気機器でガス漏れが発生したときは、その時点で必要な安全処置をとるようにしている。
【0017】
このガス漏れ用の安全処置のため、本発明の換気方法において、好ましくは、ケーシングより排出された第2の空気に基づいて被換気機器で扱われる所定のガスの漏洩を検出する工程と、ガスの漏洩が検出されたときにケーシングより排出された第2の空気を空気循環系統から所定の外部排気系統へ放出する工程とを有してよい。ここで、上記空気放出工程は、ケーシングより排出された第2の空気を不活性ガスで希釈する工程を含んでよい。
【0018】
上記ガス漏れ用の安全処置機能を実現するため、本発明の換気設備において、好ましくは、被換気機器における所定のガスの漏れを検知するために第2の配管に設けられたガス検知手段と、一端が方向切替弁を介して第2の配管に接続され他端が第2の排気ダクトに接続された第5の配管と、ガス検知手段からのガス漏れ検知信号に応答してケーシングからの第2の空気を第5の配管に送るように方向切替弁を切替制御する第2の弁制御手段とを有する構成としてよい。さらに好ましくは、第5の配管に設けられた緊急排気用のファンと、ガス検知手段からのガス漏れ検知信号に応答して緊急排気用ファンを作動させるファン制御手段とを有する構成としてよい。さらに好ましくは、不活性ガスを供給する不活性ガス供給源と、一端がこの不活性ガス供給源に接続され他端が第5の配管に接続された第6の配管と、この第6の配管に設けられた第3の開閉弁と、ガス検知手段からのガス漏れ検出信号に応答して第3の開閉弁を開状態とする第3の弁制御手段を有する構成としてよい。
【0019】
なお、本発明における半導体製造機器とは、半導体デバイスの製造のためにクリーンルーム内に設置される任意の機器または装置を意味し、被処理基板上に半導体デバイス製造のための所定のプロセスを施すプロセス装置はもちろん、プロセスに関連する各種周辺装置をも含む。
【0020】
【発明の好適な実施形態】
以下、添付図を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施形態による半導体製造機器の換気設備の基本構成を示す。一例として、この実施形態において換気されるべき半導体製造機器はプロセス装置10、ガスボックス12、ポンプ14、除害装置16、チラー装置18およびRF電源20であり、これらの被換気機器は同一または隣接するクリーンルーム内に設置され、プロセス装置10を中心に1つの半導体製造システムを構成している。
【0022】
プロセス装置10は、特殊材料ガスを用いる処理装置たとえば枚葉式のプラズマエッチング装置であり、1枚の被処理基板たとえば半導体ウエハ(図示せず)を収容してプラズマエッチング処理を行うための真空チャンバ22と、プラズマエッチング処理に関連する各種機械的要素ないし駆動部を収容する機械室24とを有している。
【0023】
この実施形態では、実質的に密閉な構造つまり外気(クリーンルームの空気)が殆ど入らないか、あるいは僅かしか入らない構造のケーシング26の中に真空チャンバ22が収容されるとともに、機械室24の筐体パネルも同様の実質的に密閉な構造のケーシング28として構成されている。両ケーシング26,28には、給気口26a,28aおよび排気口26b,28bがそれぞれ1個ずつ設けられている。
【0024】
ガスボックス12は、プラズマエッチングのプロセスに使用される原料ガス、およびプロセスの結果として得られる排気ガスの流れを管理するための圧力調整器や流量調節器等を内蔵するボックスである。原料ガス供給源(図示せず)からの原料ガスは、配管32を通ってガスボックス12に入り、ガスボックスから配管34を通ってプラズマエッチング装置10の真空チャンバ22内へ供給される。また、真空チャンバ22からの排気ガスは、機械室24経由で配管36を通ってガスボックス12へ送られ、ガスボックス12から配管38を通って真空ポンプ14に吸入される。
【0025】
ガスボックス12は、このボックス自体が実質的に密閉な構造のケーシング30として構成されている。このケーシング30には、給気口30aおよび排気口30bが1個ずつ設けられている。
【0026】
真空ポンプ14は、たとえばドライポンプからなり、真空チャンバ22の室内を減圧し、チャンバ22から未反応の原料ガスや反応副生成物のガス等の気体を排気するように機能する。真空ポンプ14の出側より排出された排気ガスは配管40を通って除害装置16に送られる。除害装置16は、真空ポンプ14から送られてきた排気ガスより有害な物質を抽出して除去する。除害装置16より排出されたガスは、そのガスの特性に応じた排気ダクトへ送られる。たとえば、その排気ガスが可燃性であれば、図示のように配管42を介して可燃性排気ガス収集用の排気ダクト44へ送られる。
【0027】
この実施形態では、真空ポンプ14および除害装置16の各本体が実質的に密閉な構造のケーシング46の中に一緒に収容されている。このケーシング46にも、給気口46aおよび排気口46bが1個ずつ設けられている。
【0028】
チラー装置18は、プラズマエッチング装置10の真空チャンバ22内に配設されているサセプタ(図示せず)回りに被処理基板冷却用の冷媒を配管48,50を介して供給する。RF電源20は、電気ケーブル52を介してプラズマ生成用の高周波電力をたとえば真空チャンバ22内の該サセプタに給電する。
【0029】
この実施形態では、チラー装置18およびRF電源20の各本体が実質的に密閉された構造のケーシング54の中に一緒に収容されている。このケーシング54にも、給気口54aおよび排気口54bが1個ずつ設けられている。
【0030】
なお、各被換気機器10〜20のケーシング26,28,30,46,54は、常に密閉状態を保持することは必ずしも必要ではなく、扉、蓋、引出し、ガラス窓、メータ等を取り付けていてもよい。
【0031】
この実施形態の換気設備において、各機器10〜20のケーシング26,28,30,46,54内には、クリーンルームの空気から遮断された空気循環系統またはシステムより換気用の空気が循環供給される。この空気循環システムは、給気および排気兼用型の電動式給排気ファン56を備え、このファン56を陽圧に耐え得る配管類を介して各被換気機器10〜20のケーシング26,28,30,46,54に接続している。
【0032】
より詳細には、給排気ファン56の出(送風)側および入(吸気)側にはそれぞれ主給気配管58および主排気配管60が接続されている。主給気配管58には、各被換気機器10〜20のケーシング26,28,30,46,54の給気口26a,28a,30a,46a,54aがそれぞれ分岐給気配管62,64,66,68,70を介して並列に接続されている。これらの分岐給気配管62,64,66,68,70には給気ダンパー72,74,76,78,80がそれぞれ取り付けられている。
【0033】
一方、主排気配管60には、各被換気機器10〜20のケーシング26,28,30,46,54の排気口26b,28b,30b,46b,54bがそれぞれ分岐排気配管82,84,86,88,90を介して並列に接続されている。これらの分岐排気配管82,84,86,88,90には排気ダンパー92,94,96,98,100がそれぞれ取り付けられている。
【0034】
この空気循環システムでは、給排気ファン56を一定の回転速度で常時運転させる。給排気ファン56の出側より送出された空気は、主給気配管58より各分岐給気配管62,64,66,68,70に分配されて各被換気機器10〜20のケーシング26,28,30,46,54内に各給気口より供給される。各ケーシング26,28,30,46,54に対する給気圧力は各給気ダンパー72,74,76,78,80により調整可能である。
【0035】
各ケーシング26,28,30,46,54内に供給された空気は、そこで一時的に滞留したのち各排気口から各分岐排気配管82,84,86,88,90に排出され、主排気配管60に集められて給排気ファン56の入(吸気)側に吸入される。ケーシング26,28,30,46,54からの排気圧力は各排気ダンパー92,94,96,98,100で調整できる。
【0036】
当該クリーンルームにおいては、ルーム天井より除塵フィルタを通して温度および湿度の管理された清浄な空気がダウンフローで送り込まれ、送り込まれた空気は各被換気機器10〜20のケーシング26,28,30,46,54内に実質的に取り込まれることなく下方に流れ、ルーム床面のグレーチングから抜け出て循環される。
【0037】
このように、本発明の換気方式によれば、基本的にクリーンルームの空気を使用しない空気循環システムによって半導体製造機器10〜20が換気される。したがって、クリーンルームの循環空気の使用を最小限にし、クリーンルームにおける空調ないし空気搬送動力の負荷やエネルギー消費量を大幅に低減することができる。
【0038】
次に、図2〜図4につき上記基本構成に種々の機能を付加した本発明の実施形態における応用システムを説明する。
【0039】
図2にこの応用システムの機能的な構成をブロック図で示し、図3にこの応用システムの外観構成を模式的な斜視図で示す。図4に実施形態における制御系の外観構成を示す。なお、これらの図2〜図4において、図1の中の要素と実質的に同じ構成または機能を有する部分には同一の参照符号を付してある。
【0040】
図2において、主給気配管58には冷却ラジエター102が設けられている。この冷却ラジエター102は水冷式の熱交換器であり、冷却水供給部104から配管106,108を介して供給される一定温度たとえば20゜Cの冷却水によって、主給気配管58を通る空気を所定温度に温調する。こうして、給気配管58,62〜70より所定温度の空気が各機器10〜20の各ケーシング26,28,30,46,54内に供給される。そして、各ケーシング26,28,30,46,54内で各機器10〜20より発生した熱を吸収して温度の上昇した空気は、排気配管82〜90,60を介して給排気ファン56に回収され、冷却ラジエター102で再び所定温度に戻される。
【0041】
このように、この空気循環システムでは、クリーンルームの空気を用いることなく、システム内の循環空気を介して、各機器10〜20で発生した熱を各ケーシング26,28,30,46,54内で吸熱し、冷却ラジエター102で排熱するようにしている。
【0042】
さらに、給排気ファン56と冷却ラジエター102との間で主給気配管60が配管110を介して一般排気ダクト112に接続されており、配管110にリリーフバルブ114が設けられている。主給気配管60内の圧力が所定(第1)の設定圧力以上になっている時は、リリーフバルブ114が開いて主給気配管60内の空気を一般排気ダクト112側に放出するようにしている。かかる空気放出または削減機能により、たとえばケーシング26,28,30,46,54のいずれかでクリーンルームの空気がこの空気循環システムに混入してきても、各機器10〜20に供給する換気用循環空気の圧力を設定値に維持できるようになっている。
【0043】
なお、この空気循環システムにおける循環空気の圧力は、原理的には任意の値に選択できる。もっとも、いずれかのケーシングにおいて気密性が失わているときに、クリーンルームの空気が該ケーシング内に入ってくることがあっても、システム側の循環空気がケーシングの外へ出ることがないように、通常は陰圧に設定されるのが好ましい。
【0044】
また、給排気ファン56と冷却ラジエター102との間で主給気配管60内の圧力が所定(第2)の設定圧力以上になっていると、圧力スイッチ116が所定の信号を出力するようになっている。一方、主排気配管60に配管118の一端が接続され、この配管118の他端は当該クリーンルーム内で開放または開口して空気取り入れ口120を形成している。この配管118にはたとえばエアオペレートバルブからなる空気取り入れバルブ122が設けられており、上記圧力スイッチ116からの信号に応動してこのバルブ122が開き、クリーンルームの空気が配管118を通ってこの空気循環システム内に取り入れられる。主給気配管60内の圧力が上記設定圧力よりも高くなると、圧力スイッチ116の出力信号は止まり、バルブ122は閉じるようになっている。
【0045】
このようにして、この空気循環システムでは、経時変化やダンパー調整等に起因して循環空気、特に給気空気が足りなくなると、速やかにクリーンルーム内の空気を必要な量だけ取り入れて補充するようにしている。
【0046】
給排気ファン56の入側の手前で主排気配管60に空気清浄用フィルタたとえば除塵フィルタ124が設けられている。この空気循環システム内の配管類や各ケーシング26,28,30,46,54内で発生した塵埃は排気ガスと一緒に除塵フィルタ124まで送られてきて、ここで除去される。こうして、この空気循環システム内の各部ないし循環空気を常時清浄に保ち、さらには各ケーシング26,28,30,46,54の内部をも常時清浄に保つようにしている。
【0047】
なお、この空気清浄用フィルタ124としては、給排気ファン56の送出側と吸入側との圧力差をできるだけ小さくするような低圧損型のフィルタが好ましい。また、排気回収された循環空気から化学物質を除去するフィルタを使用または併用することも可能である。
【0048】
空気清浄用フィルタ124の上流側にて主排気配管60は、たとえばエアオペレートバルブからなる排気切替バルブ(3方口弁)126と配管128とを介して緊急排気ダクト130に接続されている。配管128には緊急排気用の電動式ファン132が設けられている。この緊急排気ファン132は、後述する信号ユニット(シーケンサ)134の制御の下で、システム正常時は停止していて、被換気機器10〜20のいずれかでガス漏れが発生した時に作動するようになっている。
【0049】
また、希釈用の不活性ガスとしてたとえば窒素(N2)ガスのガス供給源136が配管138を介して電動式ファン132の下流側にて配管128に接続されており、この配管138には上流側から下流側に向って順に圧力調整器140、希釈用ガス供給バルブ142および流量計144が設けられている。希釈用ガス供給バルブ142は、たとえばエアオペレートバルブからなり、信号ユニット134の制御の下で、システム正常時は閉じていて、被換気機器10〜20のいずれかでガス漏れが発生した時に開くようになっている。
【0050】
排気切替バルブ126の上流側にて主排気配管60にはガスサンプリングポート146を介してガス検知器148が接続されている。このガス検知器148は、被換気機器10〜20で扱われる1種類または複数種類のガスをそれぞれ感知するための1つまたは複数のガスセンサを有している。被換気機器10〜20より分岐排気配管82〜90を介して排気または回収された循環空気の中に漏れガスが含まれているときは、該当するガスセンサがこれを感知し、ガス検知器148よりガス漏れ検知信号が出力されるようになっている。
【0051】
信号ユニット134は、ガス検知器148からのガス漏れ検知信号を受け取ると、排気切替バルブ126の出口を配管128に切り替えるとともに、上記したように緊急排気ファン132を起動させ、希釈用ガス供給バルブ142を開状態に切り替える。これにより、被換気機器10〜20のケーシング26,28,30,46,54より回収された空気は全て配管128を通って緊急排気ダクト130へ送られ、配管128の途中で所定流量の不活性ガス(N2ガス)で希釈されたうえで緊急排気ダクト130へ送られるようになっている。なお、この排気ダクト130に所要の除害装置(図示せず)が設けられてよい。
【0052】
上記のようにしてガス漏れ用の緊急排気系統が作動すると、メインの給排気ファン56回りでは、主排気配管60からの空気が排気切替バルブ126で遮断されるため、圧力スイッチ116および空気取り入れバルブ122の働きにより、クリーンルームの空気が配管118を介して取り込まれ、取り込まれた空気が給排気ファン56より給気配管58,62〜70を介して各被換気機器10〜20のケーシング26,28,30,46,54内に供給される。なお、信号ユニット134に警報手段を設け、ガス漏れ時には所定の異常警報を出して作業員に通報するようにしてよい。
【0053】
このように、この空気循環システムでは、定常時は、被換気機器10〜20のガス漏れを想定または仮定しないで換気用空気を循環させる。そして、被換気機器10〜20のいずれかでガス漏れが発生したときは、その時点で上記のような緊急排気系統を作動させて漏れガスを含む換気用空気を緊急排気ダクト130へ速やかにかつ安全に排出するとともに、緊急処置としてクリーンルームの空気を取り入れて被換気機器10〜20に対する換気を継続するようにしている。したがって、正常時はガス漏れ用の排気ないし除害設備を稼動させる必要もなければクリーンルームの空調設備に空気搬送動力を多大に使用させる必要もなく、それら外部関連設備の負担や消費エネルギーを必要最小限にすることが可能である。
【0054】
図2に示すバックアップ電源152は、この実施態様における半導体製造システムおよび空気循環システムにおいて電力を使用する各部に電気的に接続されており、商用電源の停電等により用力が停止したときに、各部に所要の電力を供給し、システムの運転を継続させる。
【0055】
図示の実施態様では、空気循環システムにおける制御系の要素を一括して1つのケーシング150内に収容し、プロセス装置10の上に配設している。このケーシング150も実質的に密閉な構造とすることが好ましい。また、このケーシング150内のユニットを被換気機器の1つに加えることも可能である。その場合、ケーシング150に給気口と排気口を設け、それらの給気口および排気口をそれぞれ配管を介して主給気配管58および主排気配管60に接続すればよい。
【0056】
なお、図3では、システム全体の図解を容易にするため、給気ダンパー72〜80,92〜100や配管106,108,138等を省略している。
【0057】
上記した実施態様は一例であり、本発明の技術思想の範囲内で種々の変形、変更が可能である。たとえば、被換気機器の種類や個々またはシステム構成は上記実施態様に限るものでなく、種々のバリエーションが可能である。被換気機器のケーシング構造は図示のような筐体構造に限るものではなく、任意の形状、材質、形態が可能である。
【0058】
本発明の空気循環システムにおいて、ファン、特に給排気用ファンの形式、取付位置、個数等は任意に選択可能であり、種々の条件に適応してファンの回転数を可変制御することも可能である。
【0059】
上記の実施形態では、給排気ファン56または主給気配管58に対して複数の被換気機器10〜20を分岐給気配管62〜70を介して並列接続している。このような並列換気方式によれば、各被換気機器10〜20に対する換気を個別的に行うことが可能であり、各被換気機器10〜20毎に給気および/または排気の特性(流量や圧力等)を個別に制御することも可能である。しかし、配管構造の簡易化等を目的として、給排気ファン56に対して複数の被換気機器10〜20を直列に接続して、直列換気方式を選択することも可能である。あるいは、並列換気方式と直列換気方式を組み合わせることも可能である。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の半導体製造機器の換気方法または換気設備によれば、クリーンルームの循環空気の使用を最小限にし、クリーンルームにおける空調および空気搬送動力の負荷ないしエネルギー消費量を低減することができる。また、半導体製造機器のガス漏れ用の排気設備の負担を軽減し、ランニングコストの低減をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による半導体製造機器の換気設備の基本構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態における応用システムの構成例を示すブロック図である。
【図3】実施形態における応用システムの外観構成を模式的に示す斜視図である。
【図4】実施形態における制御系の外観構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10〜20 半導体製造機器(被換気機器)
26,28,30,46,54 ケーシング
56 給排気ファン
58 主給気配管
60 主排気配管
62〜70 分岐給気配管
82〜90 分岐排気配管
102 冷却ラジエター
110,118,128,138 配管
112 一般排気ダクト
114 リリーフバルブ
116 圧力スイッチ
122 空気取り入れバルブ
124 空気清浄用フィルタ
126 排気切替バルブ
130 緊急排気ダクト
132 緊急排気ダクト
134 信号ユニット
136 希釈用不活性ガス供給源
142 希釈用ガス供給バルブ
148 ガス検知器

Claims (15)

  1. クリーンルーム内に設置される半導体製造機器を換気する半導体製造機器の換気方法であって、
    前記半導体製造機器のケーシングを前記クリーンルーム内に供給される第1の空気に対して密閉し、
    前記第1の空気から遮断された空気循環系統により換気用の第2の空気を前記ケーシング内に循環供給し、
    前記空気循環系統内で前記第2の空気の圧力が第1の設定圧力以上になっている時に前記空気循環系統内の前記第2の空気を削減する、
    換気方法。
  2. クリーンルーム内に設置される半導体製造機器を換気する半導体製造機器の換気方法であって、
    前記半導体製造機器のケーシングを前記クリーンルーム内に供給される第1の空気に対して密閉し、
    前記第1の空気から遮断された空気循環系統により換気用の第2の空気を前記ケーシング内に循環供給し、
    前記空気循環系統内の前記第2の空気の圧力を検出する工程と、前記第2の空気の圧力検出値が第2の設定圧力以下になっている時に前記空気循環系統に前記第2の空気を補給する工程とを有する、
    換気方法。
  3. 前記空気補給工程が、前記第2の空気の圧力検出値が前記第2の設定圧力よりも高くなるまで前記第1の空気を前記空気循環系統に取り入れる工程を含む、請求項2に記載の換気方法。
  4. 前記ケーシングより排出された前記第2の空気を所定の温度に温調し、温調された前記第2の空気を前記ケーシング内に供給する、請求項1〜3のいずれかに記載の換気方法。
  5. 前記ケーシングより排出された前記第2の空気を清浄化し、清浄化された前記第2の空気を前記ケーシング内に供給する、請求項1〜4のいずれかに記載の換気方法。
  6. 前記ケーシングより排出された前記第2の空気に基づいて前記半導体製造機器で扱われる所定のガスの漏洩を検出する工程と、
    前記ガスの漏洩が検出されたときに前記ケーシングより排出された前記第2の空気を前記空気循環系統から所定の外部排気系統へ放出する工程と
    を有する請求項1〜のいずれかに記載の換気方法。
  7. 前記空気放出工程は、前記ケーシングより排出された前記第2の空気を不活性ガスで希釈する工程を含む請求項に記載の換気方法。
  8. クリーンルーム内に設置される半導体製造機器を換気する半導体製造機器の換気設備であって、
    前記半導体製造機器のケーシングを前記クリーンルーム内に供給される第1の空気から密閉され、かつ給気口および排気口を有する構造に形成し、
    前記第1の空気から遮断された第2の空気を循環させるファンを有する空気循環系統を設けて、前記ファンの出側を第1の配管を介して前記ケーシングの給気口に接続するとともに、前記ファンの入側に第2の配管を介して前記ケーシングの排気口を接続してなり、
    一端が前記第1または第2の配管に接続され他端が第1の排気ダクトに接続された第3の配管と、前記第3の配管に設けられ、前記第1または第2の配管内の圧力が第1の設定圧力以上になっている時に開状態となるリリーフ弁とを有する、
    換気設備。
  9. クリーンルーム内に設置される半導体製造機器を換気する半導体製造機器の換気設備であって、
    前記半導体製造機器のケーシングを前記クリーンルーム内に供給される第1の空気から密閉され、かつ給気口および排気口を有する構造に形成し、
    前記第1の空気から遮断された第2の空気を循環させるファンを有する空気循環系統を設けて、前記ファンの出側を第1の配管を介して前記ケーシングの給気口に接続するとともに、前記ファンの入側に第2の配管を介して前記ケーシングの排気口を接続してなり、
    前記第1または第2の配管内の圧力を検出するための圧力検出手段と、前記圧力検出手段により検出された圧力が第2の設定圧力以下になっている時に前記空気循環系統に前記第2の空気を補給する空気補給手段とを有する、
    換気設備。
  10. 前記空気補給手段は、
    一端が前記第1または第2の配管に接続され他端が前記クリーンルーム内の前記第1の空気に開放された第4の配管と、
    前記第4の配管に設けられた第1の開閉弁と、
    前記圧力検出手段により検出される圧力が前記第2の設定圧力よりも高くなるまで前記第1の開閉弁を開状態とする第1の弁制御手段と
    を有する請求項に記載の換気設備。
  11. 前記第1または第2の配管に前記第2の空気を所定の温度に温調するための熱交換器を備える請求項8〜10のいずれか一項に記載の換気設備。
  12. 前記第1または第2の配管に空気清浄用フィルタを備える、請求項8〜11のいずれか一項に記載の換気設備。
  13. 前記半導体製造機器における所定のガスの漏れを検知するために前記第2の配管に設けられたガス検知手段と、
    一端が方向切替弁を介して前記第2の配管に接続され他端が第2の排気ダクトに接続された第5の配管と、
    前記ガス検知手段からのガス漏れ検知信号に応答して前記ケーシングからの第2の空気を前記第5の配管に送るように前記方向切替弁を切替制御する第2の弁制御手段と
    を有する請求項8〜12のいずれかに記載の換気設備。
  14. 前記第5の配管に設けられた緊急排気用のファンと、
    前記ガス検知手段からのガス漏れ検知信号に応答して前記緊急排気用ファンを作動させるファン制御手段と
    を有する請求項13に記載の換気設備。
  15. 不活性ガスを供給する不活性ガス供給源と、
    一端が前記不活性ガス供給源に接続され他端が前記第5の配管に接続された第6の配管と、
    前記第6の配管に設けられた第3の開閉弁と、
    前記ガス検知手段からのガス漏れ検出信号に応答して前記第3の開閉弁を開状態とする第3の弁制御手段
    を有する請求項13または請求項14に記載の換気設備。
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